「チリンドロン」は、肉と玉ねぎ、トマト、ピーマンなどを煮込んだ、
スペイン北東部・アラゴン地方の郷土料理。
肉は鶏や羊を使うのが一般的で、ウサギや豚を使うこともあります。
チリンドロンの名は、アラゴン地方の食堂や居酒屋で親しまれていた
同名のトランプゲームにちなんでいるそう。
由来については諸説あり、
チリンドロンゲームの勝者が食事代を払う決まりがあり、
この時に提供されていた煮込み料理にゲームの名をつけた
とか、
玉ねぎ、トマト、ピーマンの3つの材料が欠かせない煮込み料理を、
ジャック、ナイト、キングの3種のカードの組み合わせで勝利が決まる
チリンドロンゲームになぞらえた
などと言われています。
錦糸町の「バル ポルテーニョ」で、鶏肉を使ったチリンドロンをいただきました。

手羽元と玉ねぎ、トマト、パプリカ、マッシュルーム、オリーブを煮込んでいます。
ソースたっぷりで、シチューのよう。
汁好き的には大歓迎です♪
ソースは、最初トマトの甘味が広がり
その後唐辛子の辛味が追いかけてくる感じ。
濃厚で身体が温まります。
手羽元は骨からの身離れがよく、ホロホロ食感。
野菜にも鶏の旨味が浸み込んでいます。
パンと一緒にいただきましたが、パスタにも合いそうだと思いました。
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