ギターケースの処分方法6選!無料の捨て方や注意点を詳しく解説

目次

ギターケース

大切なギターを保管したり持ち歩いたりするために、必要不可欠なギターケース。

しかし、古くなったり買替で不要になったりした際には「どうやって捨てたらいい?」「ケースだけでも売れるの?」など、処分方法に迷う方も多いのではないでしょうか?

ギターケースは自治体でごみとして捨てられるほか、売却や譲渡、寄付などさまざまな方法で処分できますが、素材によって処分方法が異なることもあるため注意しなければなりません。

そこで今回のコラムでは、ギターケースの処分方法と注意点についてわかりやすく解説します。
ギターケースの処分にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

▼この記事でわかること

  • ギターケースの処分方法
  • ギターケースを処分する際の注意点
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ギターケースの処分方法6選!

ギターケース

ギターケースを処分する方法は以下の6つ。

  1. 粗大ごみとして捨てる
  2. 可燃ごみとして捨てる
  3. リサイクルショップや専門店で売却する
  4. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  5. 譲渡・寄付する
  6. 不用品回収業者へ依頼する

手順や費用、利用時の注意点など幅広く紹介しますので、処分前にはぜひ参考にしてみてくださいね。

①粗大ごみとして捨てる

多くの自治体では一辺30cm以上の大きさのものを「粗大ごみ」としているため、ギターケースは粗大ごみになることがほとんどです。

しかし、中には折り畳めるものは「可燃ごみ」とする場合もあり、分別や捨て方は地域によって異なりますので、まずはお住まいの自治体の分別一覧を確認しましょう。

以下は粗大ごみを出す手順です。

  1. 予約締切日までに粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申込
  2. 収集日、収集場所、料金を確認する
  3. スーパーやコンビニなど指定の販売店で手数料納付券(シール)を購入
  4. ギターケースに受付番号や氏名を記入した手数料納付券を貼る
  5. 月に1回の収集日に指定場所に出す(立ち合いは不要)

粗大ごみ回収を予約制としている自治体では、予約締切日までに回収の申込が必要です。
申込が間に合わなかったり収集日までに手数料納付券を購入できなかったりして捨てるチャンスを逃すと、ギターケースの処分完了までに大幅に時間がかかってしまうこともあるため注意してください。

なお、粗大ごみ手数料は自治体によって以下のように異なるためご注意ください。

自治体名ギターケースの粗大ごみ手数料
愛知県名古屋市250円
東京都板橋区400円
※ケースのみでもギター込みでも同価格
福岡県福岡市300円
※ギター込み

このように処分費用はどの自治体も数百円程度となっているので、安くギターケースを処分できるのがメリットです。

ただし、粗大ごみの規定サイズは「50cm」「90cm」「袋に入らないサイズ」など自治体ごとに異なり、自治体によってはギターケースが別の分別にされている場合もあるため注意しなければなりません。
ごみ出し前にはギターケースのサイズを測り、自治体の粗大ごみ規定サイズも忘れずチェックしておきましょう。

②可燃ごみとして捨てる

布素材で作られているギグバッグやソフトケースは、折りたためば「可燃ごみ」として排出できる場合もあります。

以下はソフトケースに関して記載のあった自治体です。

自治体名分別区分
静岡県静岡市ハードケースは不燃ごみ・粗大ごみ
ソフトケースは可燃ごみ
神奈川県横浜市ギターケースは粗大ごみ
ソフトケース(たためるもの)はたたんで燃やすごみ

この場合は、ギターケースを小さく折りたたみ、ごみ袋に入れて指定日時にごみに出せば処分が完了します。費用もかからず、手軽な手段です。

しかし折りたためないタイプのソフトケースや、折りたたんでも自治体の規定サイズを超える大きさになるケースは「粗大ごみ」とされることもあるため、ごみ出しの際は注意してください。
ソフトケースの素材によっては「不燃ごみ」「金属ごみ」など別の分別になる可能性もあるので、事前にお住まいの自治体のルールを確認しておきましょう。

③リサイクルショップや専門店で売却する

耐久性が高く状態のいいハードケースや、

  • Martin(マーティン)
  • FENDER(フェンダー)
  • Gibson(ギブソン)

といった有名ギターメーカーのギターケースであればリサイクルショップや楽器専門店での高価買取も期待できます。
使用済みだからと捨ててしまうのはもったいないので、一度査定に出してみてもいいかもしれません。

ただし、リサイクルショップには「楽器を専門で取り扱っていないぶん買取額が専門店より安くなりがち」というデメリットもあります。
その点、楽器専門店であれば、楽器全般の知識を持つスタッフが多く在籍しており、再販ルートを持っていることが多いため、ギターケースのみでも高値で買い取ってもらえる可能性が大幅に上がります。

なお、ソフトケースは買取不可としている業者も多いので、もしも買取が難しい場合にはほかの手段を検討しましょう。

④フリマアプリ・ネットオークションに出品する

ギターケースはフリマアプリ・ネットオークションでも多数、取引されています。リサイクルショップでは売却が難しいソフトケースや、キズや使用感があるハードケースなど、どんなものでも需要があれば自分の希望する金額で売却可能なので、一度出品してみるのがおすすめです。

以下は実際にメルカリで取引されているギターケースの一例です。

  • FENDERソフトケース:2,500円
  • YAMAHAエレキアコースティックギター用ソフトケース:2,000円
  • Gibsonハードケース:6,000円
  • YAMAHAハードケース:6,999円

折りたためずそのままの形で発送するハードケースは、そのぶん送料が高額になりがちです。送料を出品者負担にするのであれば、発送方法や送料についてはあらかじめ確認しておいたほうがいいでしょう。

また、フリマアプリ・ネットオークションには「出品したからといってすぐ売れるわけではない」というデメリットもあります。売れない場合はずっと手元にかさばるギターケースを持ち続けなければいけないので注意が必要です。
時間をかけずに処分したいなら、別の方法を検討しましょう。

⑤譲渡・寄付する

まだまだ使えるギターケースを有効活用したいのであれば、譲渡や寄付という選択肢もあります。

  • 友人や音楽仲間にギターケースを譲る
  • 地元情報掲示板「ジモティー」で譲り先を探す
  • NPO団体や支援団体にギターケースを寄付する

ギターケースを身近な人や団体に手渡しできるのであれば、梱包や発送など、面倒な作業なしでギターケースを手放せます。送料もかからないため非常に気軽な手段です。

ただし、譲渡・寄付できるのは「問題なく使用できる」「汚損がない」ギターケースのみです。
再利用や再販売ができないようなものを譲渡・寄付すると、受取拒否や受取後のクレームなど、思いがけないトラブルに発展してしまう可能性もあるので注意してください。
譲渡や寄付前にはギターケースを直接見て確認してもらい、了承を得た上でお譲りするのをおすすめします。

弊社「出張回収センター」でも、使わなくなった不用品を発展途上国の子どもたちに寄付する「ユースマイル」という取り組みをしています。
ギターやギターケースはもちろん、そのほかの不用品も寄付していただけますので、ぜひ一度ご検討ください。

⑥不用品回収業者へ依頼する

「ギターやギターケース以外にも捨てたいものがある」「時間をかけずに処分がしたい」といったご希望があるなら、おすすめなのは不用品回収業者の利用です。

不用品回収業者を利用した場合のメリットは以下のとおりです。

  • どんな素材・状態のギターケースでも回収してもらえる
  • 周辺機器もまとめて回収可能
  • 分別や運搬、トラックへの積込はすべてスタッフにお任せできる
  • 買取できるものは買い取ってもらえる
  • 自分の都合のいい日時に回収に来てもらえる

不用品回収業者を利用すれば、ギターケースはもちろん、ギター本体やアンプ、ギタースタンドなどもまとめて回収してもらえます。
回収時の分別や運び出しはすべてスタッフにおまかせできるので、大量の趣味の品をまとめて処分したい場合や、実家のお片付けで私物を一気に処分したい場合など、処分するものが多いときに利用すると非常に便利です。

また、業者によっては買取サービスも利用できるため、ギターケースをはじめ、そのほか買取可能な家具・家電などの不用品があれば作業費から買取額を差し引き、場合によっては無料で利用することも可能なのです。

さらに不用品回収業者には、自分の都合のいい日程で処分を依頼できるという大きなメリットもあります。土日・祝日はもちろん夜間や即日作業も可能なので、「忙しくてごみ出しできない」「引っ越しを控えているのでできるだけ早く不用品を片づけたい」といった事情でお困りの方は一度、相談してみるのをおすすめします。

なお、不用品回収業者では、以下のようなさまざまな楽器の処分を承っております。詳しくは以下の記事をご参照ください。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

別ページでは悪徳業者の特徴や見分け方についてや、安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者についても紹介しております。業者選びの際の参考になるかと思いますので、ぜひご活用ください。

ギターケースを処分する際の注意点

注意マーク

ギターケースの処分方法について確認したところで、ここで処分の際の注意点についても見ていきましょう。

売却するならギター本体と同時がおすすめ

ハードケースなら高価買取できるとお伝えしましたが、できれば単体で売るよりもギターとセットで売るのがおすすめです。

ギター本体を売却する場合に付属品としてハードケースがあるほうが高額査定になりやすい、というのはご存知ですか?
もちろん業者によってはそれぞれ単体で売却することも可能なのですが、そもそも売却時に”ギターとセットで”と条件を設けている業者もあり、バラバラで売る場合にはその分買取価格が安くなってしまいます。

少しでも高く買い取ってもらいたい!ということであれば、ギター本体と同時に買い取ってもらいましょう。

ハードケースの分解は難しい

ハードケースを粗大ごみとして処分する場合は、少なからず費用がかかります。
そのため分解して小さくすれば、「可燃ごみ」や「不燃ごみ」として費用をかけずに処分できるようになるのでは?とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ハードケースはギターを保護するため非常に頑丈な素材で作られており、解体するのは困難です。手間や時間がかかるのはもちろん、作業中にケガをする可能性もあるため解体はおすすめできません。
ハードケースはそのまま粗大ごみに出すか、運搬が困難なら不用品回収業者を利用するなど、別の方法で処分しましょう。

ギターケースの処分時に出やすい不用品

ギター関連グッズ

ギターケースを処分する際、ギター本体はもちろん、アンプやギタースタンドなどそのほかの周辺機器もまとめて処分したい!という方も多いかもしれません。

周辺機器の分別と捨て方を大まかにまとめましたので、参考にしてみてください。

周辺機器分別区分
ギター本体粗大ごみ
ギタースタンド不燃・金属ごみ
大きさによっては粗大ごみ
アンプ不燃ごみ・小型家電
大きさによって粗大ごみ
ナイロン弦:可燃・プラスチックごみ
スチール弦:不燃・金属ごみ
ケーブル不燃・可燃ごみ
エフェクター不燃・粗大ごみ
オイル可燃ごみ
(新聞紙や布にしみ込ませ、ビニールに密閉して捨てる)

もちろん状態がいいギター本体や周辺機器は、リサイクルショップや中古楽器買取専門店、フリマアプリ・ネットオークションでの売却も可能です。

ギター本体の処分をはじめ、そのほかギター関連の処分方法は以下の記事で解説しています。処分を検討される際には参考にしてみてくださいね。

ギターケースの処分時によくある質問

はてなマーク

Q.今日中にギターケースを回収してもらえますか?

A.ご自宅の近くを巡回している車両を手配いたしますので、名古屋市内にお住まいの方であれば最短30分で伺うことが可能です。周辺地域の方でも、できる限り当日中に引き取れるよう迅速な対応に努めておりますので、ぜひご相談ください。

Q.土日や祝日にギターケースを回収してもらえますか?

A. 弊社は土日祝日も休まず、年中無休で営業しております。平日は忙しくて時間が取れないという方でも、土日や祝日に回収に伺えますので安心してご依頼ください。
なお、土日祝日は予約が集中しやすいため、お早めにご連絡いただけますと幸いです。

Q.ギターケース1点だけでも回収してもらうことは可能ですか?

A.はい。ギターケース1点のみのご依頼でも、喜んでお伺いいたします。地域を巡回しているトラックがほかのお客様の不用品と一緒に回収いたしますので、1点でも比較的リーズナブルな価格での回収が可能です。

Q.見積もりを頼んだあとにギターケースの処分を断ることはできますか?

A.弊社では、お客様に安心してご利用いただくため、ギターケースの回収・買取のお見積もりを無料で承っております。
ご納得いただけなかった場合のキャンセルももちろん無料です。長年の経験から相場に応じた適正価格をご提案いたしますので、弊社で処分いただくことを前向きにご検討いただけますと幸いです。

Q.ギターケースのほかに予定になかった品物が増えても大丈夫ですか?

A.ご依頼いただいたギターケース以外に、当日急遽不用品が増えた場合も問題ございません。スタッフが改めてお見積もりいたします。まとめて回収をご依頼いただいたほうが回収料金もお得になりますので、お気軽にお申し付けください。

Q.ギターも一緒に回収することは可能ですか?

A.はい、もちろん可能です。弊社ではギターケースと一緒にほかの楽器はもちろん、家具家電も回収しております。無料見積もり時にご相談ください。

まとめ

ギターケース

今回は「ギターケースの処分方法」について解説してきました。

ギターケースは、種類や素材、状態によって処分方法が異なります。
売却しづらいソフトケースや傷みのあるギターケースは自治体のごみ回収を利用して費用を抑えて処分する、造りのしっかりしたハードケースは売却や譲渡でお得に処分する、などお手持ちのギターケースの状態やご自身の希望に合わせた処分方法を選んでみてくださいね。

もし「趣味の品を一度に処分したい」「なるべく早く処分したい」ということでしたら不用品回収業者の利用が便利です。

弊社「出張回収センター」でも、ギターケースはもちろん、ギター本体や周辺機器、そのほかの不用品を回収・買取しています。
年中無休で受付しておりますので、お急ぎの方はぜひ一度ご相談ください!

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