冬来たりなば春遠からじ2.0 Daily 

A Day in the Life. そこにある日常風景の旅 2代目。 

Sort by 10 2019

Category: 日記・情景  

◇ 「駅」、、、、県境の駅「大白川」駅の「雪」。

JR只見線「大白川」駅

JR只見線「大白川駅」、この先只見へは雪多い山を走る。「この先は雪、注意せよ。」のホーム電柱の雪マークなのだろうか?
この時はまだ雪には程遠い秋、放置されっぱなしのような「雪」の予告標識に無人駅を感じた。

JR只見線「大白川」駅の島式ホーム

前回訪れた時は上り列車が停まっていたので、何もないホームもローカルの山岳線の駅として絵になっていた。
列車がいないとその風景は物足りなくなる。

破間川と大白川駅ホーム



ステージのようなホーム

階段を上がると平らな広いスペースは長いステージ、お立ち台のようで、ただこのままだともったいないような舞台(ホーム)でもあった。

改札口前とホーム

改札口から出て構内踏切を渡りホームへと行くのは時々見かけるけれど、改札口から出てホーム見下ろすような感じはあまりない、
何もない物足りないようなホームもここからだと「なんか良いんじゃね。」と思えてくる。

改札口前

駅名標の隣駅の「只見」の部分はシール修正、反対側の「入広瀬」の部分もシール修正とここ大白川駅を挟んで2駅が閉鎖された。

「大白川」駅ホーム風景

そんな前後の駅がなくなった新潟県境の駅のホーム風景、ちなみに新潟県の県境の駅は9つある。

破間川とホーム

当たり前に利用者がいないからなのだろう、ここは小出から只見、会津へ抜ける国道252線脇にもあり、トイレ、食事、休憩がてら
車、バイクが停まっていた。

只見線「大白川」駅

そして、ここでも建物の屋上にフェンス、新潟県下越地方で見られないけどたぶん屋根に積もった雪が風などで飛ばない、落ちないよう危険防止の
フェンスなんだろう

旧柿ノ木駅跡

前回駅撮りで只見線を訪れた時には臨時駅として「柿の木駅」があった、短いホームと小屋のような待合室があったのだが、この度も
撮っていくかと車を走らせるが「このあたりではなかった?」と眺めながらどこにも見当たらず、おかしいなあと引き返していると、「柿の木」踏切が
あるってことはこの辺りかと眺めるもすっかり草ぼうぼう状態でまったくどこだかわからなくなっていた。

Category: 日記・情景  

◇ 駅撮りにて、ついでに寸景ありて(福島県会津編)

磐越西線広田駅

福島県会津若松市JR磐越西線「広田駅」、よくよく見るとホームには赤松?これってあちこち駅をまわっているが島式ホームに松は非常に珍しい。
大体松だと枝ぶりから、ホームの幅が必要、幅がないと電車に掛かってしまう、もっとも植えた時はそこまでは想定してなかったのだろうが。

広田駅

そんな枝ぶり?剪定の手間などの問題って訳でもないのだろうがホームの植物には普通は花壇が多い、高さのあるものはせいぜいヒマワリくらいか。
気にしなければまったく気が付くこともない何気ない風景に、”何気”が隠れているものである。

八葉寺参道の消火栓

福島県会津若松市八葉寺、駅周りで偶然見つけたお寺。その参道にあったザラザラで錆がひどく禿げそうだった。
ここまでなるってことは”それだけ使ってない”、火事がないってことになるかも。

あまや駅前のソバ畑

会津若松市会津鉄道「あまや駅」前で見つけたソバ畑、ローカル駅とはいえ駅前にソバ畑があるのかと眺めならそれを囲むように電気柵があった。
猿やイノシシとか荒らすのだろうかと思いながらも、ソバ畑にもこんな電気柵があるのを初めて見た。

芦ノ牧温泉駅

会津鉄道「芦ノ牧温泉駅」の「方面のりば」の案内板、4か国語、日本語、英語、中国語、ハングル語、これも時代、とは言え実際外国人と
会話となると英語なんだろうなあ。

旧上三寄駅名標

その「芦ノ牧温泉駅」前ある、国鉄時代の旧駅名標。

旧くわばら駅名標と子安観音堂

会津鉄道「芦ノ牧温泉南駅」前にある旧駅名標、「くわばら」は大川ダムが出来たことで駅は湖底に沈み、コースを替えて出来た替りの駅が
「芦ノ牧温泉南駅」、”温泉”とついているが温泉まではちょっとある。

大川ダム公園駅ホーム

福島県会津若松市会津鉄道「大川ダム公園駅」、駅名に公園がつくけれど

会津鉄道大川ダム公園駅

誰もいないというか、ここまで来るまでの山道では車もすれ違いはなく、そうなるとただの無人駅とは違う、ひと気のない無人駅に一人、
そして「熊出没」の看板に、秋のコスモス風景もうわの空状態。

大川ダムで見つけた何?

福島県会津若松市の大川ダム公園の山道で見つけた「山止め」って何だ、近づくと罰金10000円?山菜採りとかで入山禁止ってことらしい。

会津長野駅ホームの相合傘

福島県南会津町「会津長野」駅、僕は勝手に会津長野の相合傘だと思う。木造屋根をレールを使った柱が支え、その屋根を支えるカーブの
曲線が優しく、アバンギャルドな今風のものよりも恋人二人立って記念写真でも撮ったら、こちらの方が温かい家庭を作りそうである。

これも国鉄時代のそれも駅開業時ものかと思われ、のどかで、温かな昭和の遺産である。
Category: 山形・情景  

◇ 「駅」、、、JR左沢線「羽前山辺」駅

JR左沢線「羽前山辺」駅



羽前山辺駅のホーム風景

駅ホームにある赤い枠の駅名標、リンゴ型に見えるのは、ここJR左沢線の愛称が「フルーツ・ライン左沢線」となっているからか。

羽前山辺駅

そのくらいなので駅名標の形も、その地域の特産物に合わせているのか、ここらは「リンゴ」のようである。
ちなみに終点「左沢駅」は「ル・レクチェ」型の駅名標がホーム立つ。

羽前山辺駅ホーム

昔仕事で商業デザイナーと話をしたことがある、リンゴと梨のイラスト違いは、リンゴはヘタ部分にくびれがあり、梨の場合は輪郭をただ丸くする。
なので、ここのは赤く、ヘタの部分にくびれがあるのでリンゴとわかる。

羽前山辺駅跨線橋階段

跨線橋の階段を見上げて、「階段 上り専用」の文字に”あれ右側通行?”、僕の体は駅の階段、エスカレータなでは左側通行が染みつき
誰もいないを見て「上り専用」を無視して左側を登った。関西圏では確か右側通行でエスカレータ等では右側立つ、それが”旅してる”と感じるだが。

羽前山辺駅上りホーム

改札口まで行くと「あれ?この先に行けるぞ!」と、この駅が無人駅になっていたのに気づく。
なので今回訪れて2度目になるだけど駅(ホーム)の風景は初めて、「いいねえ。」とホーム風景に嬉しくなった。

山辺駅下りホームと駅舎

でも今回撮影しながら”久しぶりだなあ。”と頭のどこかで懐かしいような記憶があるが何でなんだろう。

羽前山辺駅ホーム待合室

ホーム待合室

羽前山辺駅ホーム風景と連絡橋

前回初めて訪れた時、駅をナビに設定して走ってきたが、到着したのは向こうに見える連絡橋の右側だった、連絡橋は駅のものでなく
単に線路またぐ誰でも渡れる通路しての連絡橋で、その橋の上から駅の写真撮りながら「あそこまで歩くのか。」と不正確なナビの指示に

山形県山辺町「羽前山辺」駅

ちょっと腹が立った。ネットでグーグルマップなどを見ると「出入口」、「西口」、「北口」など赤い文字で表示がでているが、僕の車のナビには
そんな表示はなく駅を設定して到着して見ると、「反対じゃん!」がけっこうあった、連絡橋がある所は良いが、下手をするとそんなものは何もなく、
「あちゃー!」とダマされたと思いながらも、また駅出入口を目指してぐるりまわった経験は数知れず。
今では、県内は元より、山形県、秋田、福島、長野、富山と周っているので2度目、3度目となると勝手知ったものになっている。

Category: 福島・情景  

◇ ダムがあって、ふるさとがあって

旭ダム



昭和電工旭ダム

会津下郷昭和電工「旭ダム」、一度目知っていたけど割愛、「今回は寄ってこう。」とダム見物で寄り道をした。
規模的には大きい訳でないはが、目に来るものがあった。撮影していると「こんなの撮って?」と目線くれ脇を車が通り過ぎた、ウロウロ移動しながら

会津下郷旭ダム

撮っていると、車が止まり数人に男女が降りてきた、みんなダムに目線をやりつつ指をさしたりして良い場所あるだろうか?と探し始め、
撮っている僕の方にやってきた。聞こえてくる言葉から関東からのようで、「何撮ってんだか?」目線を浴びたけど救われたような気持ちなった。

会津下郷「ふるさと公園駅」

ダムの寄り道を終え、会津下郷「ふるさと公園駅」へ、会津鉄道のどの駅へ行っても会津の宣伝コピーの横断幕がフェンス張られていたけど、
みんなしわくちゃになっていて、そんな横断幕を誰が読むのだろうと、駅撮りついでに幕の張り直しが出来るのならやってもいいなと思った。

会津鉄道ふるさと公園駅

この時、駅に到着すると駅待合室をのぞくと女子学生が一人。
列車待ちしていた。僕は挨拶替わりに頭をちょっと下げて、そして「なるほど。」とつぶやいた。

ふるさと公園駅

「なるほど。」と聞こえるようつぶやいたけど、実は2度目なので厳密に云えば「なるほど。」でなく、「こうだったなあ。」なのだが、女子学生に
変な人と誤解されないようと僕は気を使った、「なるほど。」の方が初めて来て駅の様子を見に訪れたと思ってもらうため。

ふるさと公園駅上り列車到着

ホームに出て撮り始めると、上り16時02分発の列車やってきた。

上り線

「オー来たねえ。」と到着、男性ひとりが降りて、列車も乗らないで撮影だけのぼくとしては、利用者の邪魔しないように、フェンスに体をくっつけるようにしてホームを広くあけた、だからって幅は余り変わらないのだけど、ここでも気を使った。

ふるさと公園駅ホーム風景

上り列車が行ってしまうと、さっきの待合室の女子学生は乗らなかった、上り方面でなく反対の下り利用だったのかと、時刻表を調べると
16時50分、僕よりも先にいたから、「列車待ちに1時間前からいたのかあ。」と思ったら、僕はかつてそんなに待ったことがあっただろうかと
だいたい待てない僕には、列車まちの彼女に僕は敬服した。

時代が時代なら「乗っけって行ってやろうか。」と声を掛けられたものだが、今は声を掛けるのも気を使う。大体駅をタダで撮らせてもらっていて
そんなことをして商売の邪魔をしてはいけない、僕のルールでもある。


Category: 日記・情景  

◇ 丘陵の駅、、、、北越急行ほくほく線「魚沼丘陵駅」

魚沼丘陵駅ホーム風景

新潟県湯沢、魚沼、上越地方を走る北越急行ほくほく線、この時魚沼の青空と米の収穫の頃。

北越急行ほくほく線魚沼丘陵

「魚沼丘陵」駅、初めて数年前にほくほく線を駅撮りでまわった時、新潟の田んぼ風景にモダンな建物の駅舎が「新潟県らしくないなあ。」と
感じた、そしてモダンで立派な駅なのに、それらがほぼ無人駅なのである。

魚沼丘陵駅の階段

ローカル線の無人駅でありながら、ハイテクで待合室入口上には電車の路線の通過状況(どの辺りを走っているか)がわかるよう案内板と
その脇にはしっかり時計がある、それは電車通過の様子を見ながら隣の時計とで待ち時間が「目に見えるように」なっている。

ちょっと狭い感じの待合室

どこかでも書いたが、新潟県の無人駅(JR)には時計がない駅が多いこともあって、ほくほく線のこの設置設備に僕は実に「いいなあ。」と
滅多に鉄道を利用しない僕でも羨ましくもなってくる。

ほくほく線の改札口

ほくほく線の駅改札口特有の西部劇的なスイングドア、何度も言うけれどこれが重からず、軽からず実に絶妙な開閉具合なのである。

魚沼丘陵ホーム景

ほくほく線のほとんど駅は橋上駅のため、当然ホームから俯瞰になる、その景色は、新潟県内では上位の沿線だ思う。

六日町方面風景

六日町方面(魚沼盆地)風景、単線だけど六日町からJR線乗り入れで複線になる。

下り十日町方面

十日町方面、ここから山を抜けていくのでトンネルが多く、ここ魚沼丘陵駅を出るとすぐにトンネルに入りそのまま、次は地下駅の「美佐島駅」。

駅舎の八海山

魚沼丘陵駅ホームの風景と八海山。ほくほく線沿線の駅舎の形はそれぞれ違うが、ホームの屋根の形はこのパターン。

改札口

風景は良いくらい高さのある橋上駅で、改札口に扉もないので冬場雪が降ったらどうなるのだろうかと気になってくる。
JRの駅なら改札口前には戸があるし、除雪機だってあるのだが、この形式の良い駅では除雪はどうするのだろうかと、気になった。

熊事件

この日、JR上越線ガーラ湯沢駅前から良い景色だなあと撮った風景。
25日上越線で動物の接触事故で水上-長岡間が運行の遅延などのダイアの乱れとのニュースに、この前駅撮りで行ったがどの辺りかと観ていると
どうも良い風景だあと撮影した辺りらしかった、ちょうど鉄塔先当りで熊の親子3匹と接触事故。
詳しくは 新潟日報ニュース

Category: 日記・情景  

◇悲喜こもごも、駅、そして待合室

石地駅待合室

新潟県柏崎市JR越後線「石地駅待合室」、
人生悲喜こもごも、誰もいない無人駅待合室、ホームを眺めながらそんなことを思うことがある。駅だけ撮っている僕だってそれだけでも出会いがある。

JR越後線「石地駅」

訪問は出雲崎を訪れた帰りる途中などで3度目、駅舎前の木造トタン張りの駐輪小屋の中の暗さに地方のローカル駅を感じたが、3度目となると、
感動薄なのかのぞいてもカメラを向けなかった。

JR越後線「小木ノ城駅」

新潟県出雲崎町JR越後線「小木ノ城」駅、駅に着くとこんな感じ、駅なんだろうがあちこちで見慣れた駅風景と違っていた。

小木ノ城駅ホーム待合所

「待合室はどこ?」と奥らしいのだが、その手前に屋根を造り三方を囲むと、これはこれで待合室としては”ありだなあ。”と感心させられた。

小木ノ城駅

この時あちこちであきらかに何かを待っている撮り鉄さんの姿を見た、駅撮りの僕としては特別列車?何を待ってるのか気にはなったが
”待つよりも駅を多く撮る”を優先だった。

JR信越本線「北条」

新潟県柏崎市JR信越本線「北条」駅。
オヤジギャグ好きな僕としてはやっぱり文字を読むたびに「北条に来たじょー。」と心の奥でニンマリするのだった。

北条駅待合室

構造からて左の窓が切符売りの窓口だったのかと、今ではその左の自動券売機に変わる。
ちなみに、無人駅の券売機には「入場券」は売っていない。

JR奥羽本線「中川」駅

山形県南陽市JR奥羽本線「中川」駅、単純に凄い駅名である、「中川」ならどこにもありそうな地名なので、区別するのに山形なら「羽前中川」に
なっもおかしくないが、JR駅では「中川」はここ、後は「○○中川」駅となるので、中川の総帥、大元のような、先付けたもモノ勝ちのよう「中川」駅。

中川駅待合室

そんな「中川駅」の待合室の中側。新潟県の駅と山形県の駅、待合室の椅子が同じJR東日本でも車両区が違うとやっぱり違うのか。

JR奥羽本線「羽前中山」駅

山形県上山市JR奥羽本線「羽前中山」駅、ここでは「中山」の前に「羽前」がつく。

羽前中山駅待合室

無人駅は歩い意味利用者の駅、傘など自前の置き傘か、「ご自由にお使いください」の親切傘が置かれる割合が多い。
逆に、冷暖房は無人駅にはない。

JR左沢線「羽前山辺」駅

一瞬差だった、駅前に車が止まってなく「ラッキ~!」と思った瞬間バックミラーに後ろから車が来るのが見えた。”まずい”と早々に車を停めて撮った。

羽前山辺駅待合室

「今だ。」と焦って撮っている中、目の前にその車は止まり、ぎりぎりセーフ、車からオジサンが降りて駅舎の中へ、”お迎えか?”と僕の
駅舎へ入ると、オジサンはトイレドアを開けて入っていった。こんな所にトイレがあったんだと、待合室の奥には明るい清潔そうなトイレの扉あった。

かつて水洗でない昭和の時代のトイレは、衛生面、臭いなのどから駅舎から離れていたものである。同じ建物内でも待合室とは離れた場所にあったりで、
待合室脇にあるのはトイレが当り前に水洗トイレになった平成時代ってことなのかも。
この駅も駅舎自体は改築などされているものの、基本骨組みは昭和の建物、水洗トイレ時代となり、駅の改装と共に、奥に水洗トイレを増築したものと思われた。



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