Ryzen 4000 “Vermeer” in B0 stepping more or less ready for the market, Cezanne with Vega and Van Gogh with Navi one step back | Exclusive(Igor's Labs)
AMD Cezanne to feature Vega Graphics, Van Gogh to get Navi(VideoCardz)
◇Ryzen 4000 series CPU - Vermeer, Zen 3, 7nm
Ryzen 4000 series CPU―“Vermeer”はいずれの情報も既にB0 steppingに入っていると述べている。通常の検証プロセスが既に行われており、そして大量生産を待つばかりとなっている。だが、製品化までのどのプロセスまで進んだのかまではわからず、情報によって異なっている。だがB0 steppingは既に最終版でもあり、AMDはリリースのタイミングと環境を非常に柔軟に見定めることができるようになっている。
これはSocketAM4 CPUとして展開されているRyzen 3000 series CPU―“Matisse”の後継となる“Vermeer”の話である。“Vermeer”は“Zen 3”世代のSocketAM4向けCPUである。こちらは製品化に近い段階まで進んでいるようで、シリコン自体は最終版であると報じている。
AMD Cezanne to feature Vega Graphics, Van Gogh to get Navi(VideoCardz)
◇Ryzen 4000 series CPU - Vermeer, Zen 3, 7nm
Ryzen 4000 series CPU―“Vermeer”はいずれの情報も既にB0 steppingに入っていると述べている。通常の検証プロセスが既に行われており、そして大量生産を待つばかりとなっている。だが、製品化までのどのプロセスまで進んだのかまではわからず、情報によって異なっている。だがB0 steppingは既に最終版でもあり、AMDはリリースのタイミングと環境を非常に柔軟に見定めることができるようになっている。
これはSocketAM4 CPUとして展開されているRyzen 3000 series CPU―“Matisse”の後継となる“Vermeer”の話である。“Vermeer”は“Zen 3”世代のSocketAM4向けCPUである。こちらは製品化に近い段階まで進んでいるようで、シリコン自体は最終版であると報じている。
この後の話であるが、怒濤のごとくコードネームとなる画家の名前が出てくるので、1つ1つ確認しながら進めたい。次は“Renoir”―“Zen 2”+“Vega”のAPUであり、Ryzen 4000 series APUの後継となる“Cezanne”―“Zen 3”+“Vega”の組み合わせになると言われているAPUの話となる。
◇Ryzen 5000 series APU - Cezanne, Zen 3 + Vega, 7nm
“Renoir”の後継となるRyzen 5000 series APUは“Cezanne”のコードネームがつけられている。現在は開発中の段階で、得た資料を信じるならA0 steppingの段階である。この通りであれば、非常に良好に進んでいることになる。“Cezanne”に対しては何かしらの人為的な圧力も働いておらず、予期せぬ出来事がなければそう遠くない時期に市場に持ってくることができる。内蔵GPUは“Vega 20”ベースであると説明されており、検証フェーズを変えないためだとしている。
“Renoir”の後継の“Cezanne”は開発段階であるが、A0 steppingが出てきており、この文章を見る限りでは順調そうである。“Cezanne”の投入範囲はおおむね“Renoir”と同様でMobile向けにはFP6 package、デスクトップ向けにはAM4 packageで投入される。Mobile向けは高性能向けの“Cezanne-H”と低消費電力向けの“Cezanne-U”が投入される点も現行の“Renoir”と変わらない。デスクトップ向けへの言及は少ないがさしずめ“Cezanne-G/GE”と言ったところだろうか。
“Cezanne”についても“Zen 3”+“Vega”のAPUであり、“Renoir”の後継であるという大筋は変わっていない。開発が順調そうであることが示され、発表予想時期としてCES 2021が挙げられている。このCES 2021という時期もこれまでの情報と大幅にずれるものではない。
次から聞き慣れないコードネームが出てくる。まずは“Van Gogh”である。
◇Low Power Ryzen 5000 Gen. APU ? - Van Gogh, Zen 2 or 3 + RDNA 2, 7nm
FF3 pakcageを使用する低消費電力向けのRyzen 5000 sereis APUとして“Van Gogh”がある。そしてこの“Van Gogh”もA0 stteppingが出てきている。Igor's Labsで得た情報を信じるならば、“Van Gogh”は“Navi 21”系列のGPUを搭載する。先の“Cezanne”のGPUが“Vega 20”系列にもかかわらず、“Van Gogh”のGPUが“Navi 21”系列になるのはおかしいと思われるかもしれないが、AMDは現在Mobile部門に力を入れており、リソースをこちらに持ってきている。
“Van Gogh”は名前だけが散発的に出てきているようなチップである。たが、先日“Navi 23”のIDがGFX1032と判明した際に、この“Van Gogh”のIDも出てきており(むしろこちらの方が先に出てきた)、GFX1033が与えられている。GFX103xのIDは“Van Gogh”が“Navi 21”―RDNA 2系のGPUを搭載することを支持する。
・・・なおこの“Van Gogh”、あまり情報が少なくCPUコアが何になるかはわかっていない模様で、Igor's LabsもCPUコアには言及していない。
さて次であるが“Rembrandt”である。このあたりになってくると今までに数える程くらいしか名前が出てきたことがないようなものになってくる。
◇Ryzen 6000 series APU - Rembrandt, Zen 3 + RDNA 2, TSMC N6 ?
GPU側で大きな変革があるのが“Rembrandt”である。“Rembrandt”の世代でAMD APUのGPUは“Vega”からRDNA2に全面的に切り替わる。現段階ではそのスペックはわかっていない。
次々世代ということで流石にどのsteppingのシリコンがという段階までは進んでいないようである。だが“Rembrandt”が“Zen 3”+“RDNA 2”という話は前々から伝えられているもので、この点だけはブレは少ない。
この情報を元にして、VideoCardzがさらにイケイケな予想ロードマップを作成している。
2019 | 2020 | 2021 | 2022 | |
EPYC | EPYC 7002 Rome Zen 2 7nm | EPYC 7003 Milan Zen 3 7nm | EPYC 7004 Genoa Zen 4 5nm | |
Threadripper | TR 3900 Castle Peak Zen 2 7nm | TR 4900 Genesis Zen 3 7nm | ||
Ryzen CPU Mainstream | Ryzen 3000 Matisse Zen 2 7nm | Ryzen 4000 Vermeer Zen 3 7nm | Ryzen 5000 Warhol Zen 3+ 5nm | Ryzen 6000 Raphael Zen 4 5nm |
Ryzen APU Mainstream | Ryzen 3000 Picasso Zen+ 12nm | Ryzen 4000 Renoir Zen 2 7nm | Ryzen 5000 Cezanne Zen 3 7nm | Ryzen 6000 Rembrandt Zen 3+ 5nm |
Low-end APU | Athlon 3000 Dali Zen 14nm | Athlon 4000 Van Gogh Zen 2 or 3 7nm |
一時期、“Zen 3”が5nmプロセスで製造されるというこれまたイケイケな情報が飛び交ったことが、その5nmプロセスの“Zen 3”は実は“Zen 3+”でしたとしてしまい、そして一度だけ出てきた“Warhol”を“Vermeer”の次の“Zen 3+”世代のCPUとして据えている。今までの噂をてんこ盛りにしてみましたという感じのロードマップで、見ている分には楽しいが、流石に“Zen 3/Zen 3+”世代が多くありませんかね?という感想が出てくる。5nmへのプロセス移行のリスクを回避するために“Zen 4”の前に“Zen 3+”を挟むというのは確かにありかもしれないが、今の段階ではなんとも言えない。一方で、“Zen 4”で対応するというDDR5であるが、サーバー向けならばまだしも、デスクトップ向けに2021年に持ってくるのは時期尚早という印象はある(I/OダイをDDR4対応のものにすげ替えてしまえば良いという意見が出てきそうではあるが)。
ちなみに“Rembrandt”に関しては以前にTSMC N6での製造という話は過去にあったが、「5nmの“Zen 3+”というものがある」という話が出てきたことはない。怪しげな噂もひっくるめてイケイケな感じで予想ロードマップを作ってみたら、いかにも怪しげなものができてしまったというのがVideoCardzの予想ロードマップであろう
- ○○○まとめ○○○
- Zen 3世代のAM4向けCPU―“Vermeer”(Ryzen 4000 series CPU)はまもなく大量生産に入る段階まで進んでいる
- “Renoir”(Ryzen 4000 sereis APU)の後継は“Cezanne”(Ryzen 5000 series APU)。“Zen 3”+“Vega”の構成。A0 steppingが登場。発表はCES 2021頃が見込まれる。
- “Cezanne”とは別に低消費電力向けとして“Van Gogh”と呼ばれるものがあり、こちらもA0 steppingが出てきている。CPUコアは不明。GPUコアにRDNA 2を使用
- 次々世代のAPUが“Rembrandt”(Ryzen 6000 series APU)で、この世代でRyzen APUのGPUがRDNA 2に全面的に切り替わる。CPUコアは以前の情報通りであれば“Zen 3”。製造プロセスは過去にTSMC N6という情報あり
- 関連記事
-
- Ryzen 7 4700GE (Renoir) のメモリ周りのベンチマーク (2020/07/01)
- 【改題】現状のAMD CPU/APUの噂総まとめ―“Vermeer”は大量生産間近? (2020/06/29)
- “Cezanne”は“Zen 3”+“Vega”のAPUとなる?―Device IDは0x1638 (2020/06/24)
○Amazon売れ筋ランキング CPU メモリ グラフィックカード マザーボード SSD 電源
この記事へのコメント
Zen3以降のロードマップは数字ばかり順調だけどブラッシュアップ以上の根拠が薄くてその辺の飛躍を裏付けるするフィーチャーをあまり聞かないからなあ
>腱鞘プロセス
指を曲げると痛いんじゃよ・・・
>腱鞘プロセス
指を曲げると痛いんじゃよ・・・
2020/06/29(Mon) 20:19 | URL | LGA774 #-[ 編集]
むしろ、言われてみればそうかもしれん、というロードマップに思えちゃったよ
2020/06/29(Mon) 20:37 | URL | LGA774 #-[ 編集]
IIntelとは対称的な夢が溢れるロードマップですね
APUの進化がゆったりしすぎてる気がしますが、本気さがあるVan GoghはSurfaceがターゲットでしょうか?
互換性があるというTSMCの6nmを使うならZen3+というネーミングはしっくりきます
APUの進化がゆったりしすぎてる気がしますが、本気さがあるVan GoghはSurfaceがターゲットでしょうか?
互換性があるというTSMCの6nmを使うならZen3+というネーミングはしっくりきます
2020/06/29(Mon) 22:28 | URL | LGA774 #-[ 編集]
RDNA2を先取りで奢るというVanGoghがいきなりAthlonブランドからって事はなさそうな気がします
ローパワー(Uより低TDP?)ってことはお高目の薄軽ノートやタブレット(2in1)とかNUCみたいな手のひらPC向けの、RYZEN-Yブランド(の上位モデル)とかじゃないですかね?
まぁ、いまだに14nmRaven(2)ベースのモバイルやデスクトップAthlonを新世代に移行して欲しいのはやまやまなんですけど、そっちはまずRenoirへの置き換えでしょう
ローパワー(Uより低TDP?)ってことはお高目の薄軽ノートやタブレット(2in1)とかNUCみたいな手のひらPC向けの、RYZEN-Yブランド(の上位モデル)とかじゃないですかね?
まぁ、いまだに14nmRaven(2)ベースのモバイルやデスクトップAthlonを新世代に移行して欲しいのはやまやまなんですけど、そっちはまずRenoirへの置き換えでしょう
2020/06/29(Mon) 22:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
Van Goghがモバイル向けならZen2だと思う。1CCX=8コアのZen3は流石にデカ過ぎる。
2020/06/29(Mon) 23:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
そんなに突飛ではないように思う。
WarholをZen3+にして早めに出せば
Ryzen 5000シリーズで揃えて次世代ではAPUとCPUで仲良くDDR5に。
そのため5nmではなく7nmのただのRefleshだと予想。
5nmは歩留まり悪くないと公表されているし
チップレット継続であればわざわざ新規にZen3+を起こすのは無駄が多すぎる。
ウルトラCとしてFrontierはSemi Custom Zen3らしいのでこれを使う(どちらにせよ7nm)。
VanGochはZen2かな。4C8Tと仮定すればCCXの構成的に。
WarholをZen3+にして早めに出せば
Ryzen 5000シリーズで揃えて次世代ではAPUとCPUで仲良くDDR5に。
そのため5nmではなく7nmのただのRefleshだと予想。
5nmは歩留まり悪くないと公表されているし
チップレット継続であればわざわざ新規にZen3+を起こすのは無駄が多すぎる。
ウルトラCとしてFrontierはSemi Custom Zen3らしいのでこれを使う(どちらにせよ7nm)。
VanGochはZen2かな。4C8Tと仮定すればCCXの構成的に。
2020/06/30(Tue) 00:05 | URL | LGA774 #-[ 編集]
van goghはZen2+Vegaで旧世代のAPU置き換えると聞いたが。コスト重視な作りで
2020/06/30(Tue) 00:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
書き忘れけどVanGochがRDNAも十分ありえると思う。
15-25Wより下のクラスだとより電力効率を求められるから。
Cezanneより後に設計されてるっぽいし。
15-25Wより下のクラスだとより電力効率を求められるから。
Cezanneより後に設計されてるっぽいし。
2020/06/30(Tue) 00:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>>173076
APUにレイトレ性能が必要かどうか次第じゃね。
要るならRDNA2しかないけど、要らないなら今後も当分VEGAな気がする。
APUにレイトレ性能が必要かどうか次第じゃね。
要るならRDNA2しかないけど、要らないなら今後も当分VEGAな気がする。
2020/06/30(Tue) 01:39 | URL | LGA774 #-[ 編集]
次の次までvegaで行くってことは、xe組み易しって判断なんだろうか
2020/06/30(Tue) 06:27 | URL | LGA774 #mQop/nM.[ 編集]
なるほど
DDR4はまだ使える
ということは、よくわかりました。
つぎ、AM4+でマザボ交換するかなぁ。
DDR4はまだ使える
ということは、よくわかりました。
つぎ、AM4+でマザボ交換するかなぁ。
2020/06/30(Tue) 06:52 | URL | LGA774 #-[ 編集]
実物が出てこない限り、絵に描いた餅なわけで
2020/06/30(Tue) 09:36 | URL | LGA774 #-[ 編集]
そろそろDesktop、Desktop APU、Mobile APUをわかりやすくしてほしい。
2020/06/30(Tue) 12:45 | URL | #-[ 編集]
Xeで追いつかれて尻に火が付いた感が強い
良かった
良かった
2020/06/30(Tue) 15:55 | URL | #-[ 編集]
AMDがDDR4-3600を実質標準化させるくらいの根回しをしてほしいですね。
2020/06/30(Tue) 20:03 | URL | LGA774 #-[ 編集]
この記事のトラックバックURL
https://northwood.blog.fc2.com/tb.php/10361-e81170bb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック