約7000万年前のホアキンラプトル・カサリは、メガラプトル類で最も完全に近い化石の一つのうえ、ワニの腕という予想外の発見に研究者たちが沸いている。

約1億800万年前のパキケファロサウルス類の新種「ザヴァケファレ・リンポチェ」。ドーム状の頭部の進化に光を当てる「待望の標本」だと研究者。

アルゼンチンのパタゴニア地方南部で古代ワニの化石が発見され、新種「コステンスクス・アトロックス」として記載された。ティラノサウルスに匹敵する歯をもつと…

英語では「ザ・ジュラシック」で、映画でおなじみの地質時代。時期や名前の由来、環境、動植物の様子などの基礎知識を紹介する。

新たに発見された４億6000万年前の三葉虫の化石には手が加えられており、古代ローマ人が意図的に化石を収集し、成形していた可能性を示している。

スペインのグラン・ドリーナ洞窟で、切り傷のあるホモ・アンテセッサーの幼児の首の骨が見つかった。発見した研究者チームは共食いの証拠だと主張するが、異論を…

グランドキャニオンで見つかったカンブリア紀の「ペニスワーム」ことプリアプルス類の新種。その奇妙な口でどのように捕食していたのだろうか。

フローレス原人のフローレス島に隣接するスラウェシ島で、148万年前から104万年前の石器7点が発見された。

一般に肉食恐竜は泳ぎが得意ではないと考えられてきたが、世界中の化石からそれを覆す証拠が見つかっている。ティラノサウルスはどうだったのか。

およそ1億500万年前、現在の西アフリカに生息していた植物食恐竜のニジェールサウルス。歯という強みを生かしてどのように暮らしていたかを紹介しよう。

新種として報告されたシュリ・ラパックスは有名な近縁種のベロキラプトルより大きなかぎ爪を持ち、かむ力も強かった。

新たに発見されたカナダの恐竜の足跡化石は、異なる種の恐竜が1つの群れを作って移動していたことを示す初めての証拠とされているが、異論もある。

恐竜が飛んだ1億年前の2億4700万年前に、すでに羽のようなものをもっていた驚異的な爬虫類が発見された。「爬虫類のイメージを一新する」存在だ。

米国アリゾナ州の魚類やカエル、カメ、ワニに似た捕食動物などの化石を1500点近く含んでいる2億900万年前の貴重な地層から、初期の翼竜の化石が見つかっ…

中国で頭骨が見つかっていた「竜人」が実はデニソワ人だったことが判明し、これまで小指の骨しか見つかっていなかったデニソワ人の顔がついに明らかになった。

9000万年前のカンクウルウ・モンゴリエンシスの発見で、これまで別々と考えられてきた2つの系統が実は近縁だったことが示され、ティラノサウルスの進化の物…

9900万年前の琥珀（こはく）に閉じ込められていた十数匹のハチを調べたところ、食虫植物のような装置をもつ新種の寄生バチが見つかった。この装置で捕らえた…

現生人類と進化的に最も近いとされる彼らは、環境と人類の社会が急変するなかで最後の日々を過ごしていた。ホモ・サピエンスと運命を分けたものとは。

紀元前10世紀ごろの山井遺跡（岩手県）から出土した「籃胎漆器」から、縄文人がかごの破損を修理したと確実に言える初めての事例が見つかった。

1億1300万年前の最古のアリの化石が見つかった。恐竜と同じ時代を生きた高度な捕食者で、これまでの最古のアリよりも1300万年ほどさかのぼる。