君たちの春(鎮魂歌)追記有り。
からんころんと 音たてて
しあわせ探しにやってきた
新芽の萌え出るふるさとは
雪さえ消えて 雨のまち
かあさん お空は広すぎて
わたしは 迷子になってます
からんころんと 音たてて
わたしの春は 待ちぼうけ
いつまでたっても来ないから
わたしは 眠くてしかたない
かあさん そろそろお迎えに
いつもの笑顔で お迎えに
からんころんと 音たてて
命が 二つ消えました
彩香ちゃん、豪憲君の幼い二人の命が身勝手な母親(畠山鈴香被告)の手に寄って奪われた事件がこの詩の背景になっています。
育児放棄、児童虐待が後を絶たない荒んだ世の中に僅かでも救いの手が広がればと思います。