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週刊金曜日1488号 2024.9.13目次,ハリスは歴史を変えるか

*私の注目記事
P34不謹慎な旅75木村聡 脱獄4回白鳥由栄と博物館網走監獄 刑務所
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 来年の株主総会をめざして 田中優子
■金曜アンテナ
・関東大震災時の朝鮮人犠牲者追悼式に「そよ風」嫌がらせ 追悼碑「破壊」を“犯行予告” 石橋学
・8月31日の「朝鮮人・中国人虐殺101年犠牲者追悼大会」 「政府責任を明らかに」と訴え 薄井崇友
・沖縄県石垣島に海自護衛艦「いずも」来島で高まる緊張 どこまで進む? 軍拡競争 吉田敬三
・名古屋のマンション建設反対運動で逮捕、無罪男性が提訴 DNA型抹消二審も原告勝訴 井澤宏明
■さらん日記
■【特集】カマラ・ハリス ハリスは歴史を変えられるか 
ハリス氏に立ちふさがる壁とは ガラスの天井は破れるのか 三浦俊章
・「私たちは後戻りしない」 民主党正副大統領候補はどんな人? 先川信一郎
・どちらが大統領になっても対中東政策に変わりなし? ハリス氏とイスラエルロビーとの深い関係 堅田文彦
・トランプを世界一の権力の座に再び就けてもよいのか 3件の有罪宣告、敵か味方かの二択しかできない 高倉弘昌
・トランプ&バンスが繰り返すヘイトスピーチ 先川信一郎
ハリス氏の大統領候補指名受諾演説(要旨)
■凱風快晴ときどき曇り 「希望のまち」 内田樹
■《鹿児島県警の闇》強制性交容疑の告訴門前払い 県警、OB息子の事件もみ消しか 長谷川綾
■兵庫県知事「パワハラ&おねだり」疑惑をめぐる県政の混乱 公益通報すら握りつぶす暴挙の実態 粟野仁雄
■【提携連載企画】誰が私を拡散したのか34 米Appleの元幹部が語るアプリ審査の実態 機能的な問題にのみ対処 Tansa・辻麻梨子
■不謹慎な旅 逃げずにはいられない 白鳥由栄と「博物館網走監獄」 写真・文/木村 聡
■米不足をまったくわかっていない政府 主食なのだからきちんと確保しろ 垣田達哉
■無罪確定者が続々、一方で殺人罪並みの求刑も 関生事件で明るみに出た労働基本権の崖っぷち 竹信三恵子
■「このままだと犯罪の見逃し、冤罪が増えてしまう」 法医学に見る司法の危機――問われる独立性 木寺一孝
■ヒラ社長が行く 植村隆
■14年ぶりにソロ・アルバムを発表した紅龍(上々颱風)に聞く もやもやした気分が背景に 聞き手・まとめ/松村 洋
■はまぐりのねごと 中山千夏
■なまくらのれん 小室等
■写日記 松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、論考
■らんきりゅう 広がるクルド人へのヘイト 危機感から共生ガイドを出版 雨宮処凛
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■金曜日から、編集長後記 業務部からのお知らせ
■猫様
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】新刊本のご案内

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【1】注目の記事

ハリスは歴史を変えられるか

カマラ・デヴィ・ハリス米副大統領は8月22日、民主党全国大会最終日で大統領候補に指名された。共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ前大統領と接戦を繰り広げている。ハリス氏が当選すれば、米国史上初の女性大統領が誕生する。はたして歴史は変わるのか。一方で、イスラエル寄りが非難されるバイデン政権のナンバー2という「マイナス」の側面もある。イスラエルロビーからの資金提供もささやかれる。約50日後に迫った大統領選を前に「カマラ・ハリス」について特集した。

●ガラスの天井は破れるのか
ハリス氏に立ちふさがる壁とは
三浦俊章

米大統領選は、共和、民主の2大政党が全国党大会を終え、11月5日の投票日まで50日余りとなった。バイデン大統領が、共和党のトランプ氏とのディベートでの失敗をきっかけに撤退を決め、民主党候補が20歳以上若いカマラ・ハリス副大統領に代わったことで、局面は一変している。インド系で黒人女性のハリス氏が当選すれば、白人男性優位のアメリカ社会にとって歴史的な転換点になる。今度こそ「ガラスの天井」は破れるのか。

●「私たちは後戻りしない」
民主党正副大統領候補はどんな人?
先川信一郎

●どちらが大統領になっても対中東政策に変わりなし?
ハリス氏とイスラエルロビーAIPACとの深い関係
堅田文彦

イスラエルによるガザ攻撃で、死者数が4万人を超えた。11月の米大統領選に立候補したカマラ・ハリス氏に紛争終結への尽力を期待する声があるが、氏はイスラエルロビーと関係が深い。ハリス氏が大統領になっても、イスラエル政府の意向に反する政策はとらないだろう。

●トランプを世界一の権力の座に再び就けてもよいのか
3件の有罪宣告、敵か味方かの二択しかできない
高倉弘昌

ハリスの出馬で「苦戦」を強いられているトランプ。そもそも民事を含め3件で有罪宣告を受けている人物、敵か味方かの二者択一しかできない人物を、「世界一の権力の座」に再び就けてもよいのか。ポルノ女優に口止め料を支払った案件の量刑は9月18日に言い渡される。

●トランプ&バンスが繰り返すヘイトスピーチ
先川信一郎

2024年米大統領選は、SNSやメディアを駆使した言論空間での戦いが激しさを増している。共和党大統領候補のトランプ前大統領とバンス副大統領候補が繰り返すヘイトスピーチや攻撃的な言動は、人々の憎悪と分断を煽り、日常生活にまで浸透している。とくに民主党大統領候補のハリス大統領候補(現・副大統領)とウォルズ副大統領候補の移民政策やリベラルな価値観に対しては、「自分たちは脅威にさらされている」という意識をトランプ支持者に植え付けてきた。
また、そのレトリックが支持者を結束させている点も見逃せない。これは特定のグループを攻撃することで支持を獲得するポピュリズム(大衆迎合主義)の手法だ。底流には「善と悪との戦い」というキリスト教的な概念もある。問題発言を振り返ってみた。

●ハリス氏の大統領候補指名受諾演説〈要旨〉

民主党全国大会の最終日である8月22日にカマラ・ハリス大統領候補が行なった指名受諾演説の要旨を紹介する。ハリス氏の考えや民主党の政策を知るうえで参考にしてほしい。

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【2】編集長コラム

カマラ・ハリス

 2020年11月13日号の本誌の表紙もカマラ・ハリス氏の顔写真だ。タイトルは「ハリスが変える歴史」。民主党のバイデン大統領が勝利し、ハリス氏が女性初の副大統領となった。大統領に継ぐ2番目に高くて堅い「ガラスの天井」を破ったわけだ。4年後、高齢のバイデン氏が再出馬しなければ、ハリス氏が初の女性大統領候補になるかもしれない。当時はそんな期待もささやかれていた。だが、副大統領としてのハリス氏の手腕が聞こえてくることはあまりなく、むしろ「移民政策での失敗」などが指摘されていた。今年、バイデン大統領は自ら再出馬した。
だが、トランプ氏とのテレビ討論対決は精彩を欠いていた。記者会見ではこともあろうにゼレンスキーをプーチンと間違え、誰が見ても「大丈夫か」となった。

 今号の特集は「カマラ・ハリス」。表紙タイトルは「ハリスは歴史を変えるか」。米国で初の女性大統領が誕生すれば、歴史は変わる。一方で、ガザへの対応などは内外から批判を浴びる。そうした問題も取り上げた。(文聖姫)

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【3】次号予告

★次号予告:2024年9月20日(第1489)号

【特集】立民代表選と自民総裁選 誰に日本を託すのか

●「永田町の常識」に挑戦 マッチョ政治変えるか 立憲代表選に出た1期の吉田晴美氏|本田雅和

●泥臭い日常活動を「信頼感」につなげる 太栄志氏(衆院1期生)|聞き手・まとめ/金本裕司

●「政権交代」ではなく「政権とりかえ」を 立憲民主党 若手議員に聞く 山岸一生氏|聞き手・まとめ/佐藤和雄

●われわれが裏金議員を 落選させるしかない 「政治とカネ」と裏金議員の処遇に全候補者が後ろ向き|望月衣塑子

●消えない「統一教会」問題 最速出馬表明「コバホーク」小林鷹之氏に抱く懸念と疑問|鈴木エイト

【沖縄米兵性暴力】
●取り調べ時には反省・謝意を示していた!? 米兵性暴力事件公判 無罪主張の被告人|小川たまか

【イスラエル・ガザ】
●イスラエルの人々はイスラエル軍を止められるか|写真・文 内堀タケシ

●イスラエルの戦争犯罪を可視化するドキュメンタリー演劇『占領の囚人たち』|中村富美子

【くらし 健康】
●新種のワクチン「レプリコンワクチン」の危険性|天笠啓祐

【新・買ってはいけない】
●「体のサビ」って何ですか? 客観的データに乏しい「セサミンバイタル」|渡辺雄二

【きんようぶんか】著者インタビュー
●『袴田巖と世界一の姉』著者 粟野仁雄氏に聞く|聞き手・まとめ/小川直樹

【好評連載】
●半田滋の新・安全保障論
●あの人の独り言|松崎菊也 絵空事/石倉ちょっき
●季節の薬膳 金風芋名月|新倉久美子
●【Tansa提携連載企画】誰が私を拡散したのか|辻麻梨子
●暗夜胸に手をおいて 第17夜 ノイズとゆらぎ|安達茉莉子

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【4】新刊本のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典。

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめでわかるのんではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)

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