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#週刊金曜日 2021.7.9目次 五輪組織委「日本でなければとっくの昔に中止」

210709,5723_p衆院選占う都議選2021大政局になる予感
北米先住民族受難の歴史カナダ #寄宿学校跡地 から遺骨215人 #クリー族 #居留地 鎌田遵
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「良心の在りか」 崔善愛
■金曜アンテナ
・石垣市議会、住民投票条項削除案を与党多数で可決 住民自治の理念骨抜きの「改正」 蔵原実花子・ 渡部睦美
・砂川事件国賠訴訟、最高裁判決を米公文書に基づき論証 「日米合作の政治判決」だ 片岡伸行
・沖縄・辺野古「遺骨眠る土で基地つくるな」に本土が呼応 奈良県議会など次々と意見書 平野次郎
・ホームヘルパー国賠訴訟、原告が労働実態調査を実施「移動・待機に適正な賃金を」 西村仁美
■さらん日記
■泥まみれで這って逃げた私 静岡県熱海市で土石流が発生 本田雅和  
■連続スクープ【 提携連載企画 】協力呼びかけにパートナー企業からは異論出ず 
五輪組織委「日本でなければとっくの昔に中止になっていた」 Tansa
■開催まで2週間 無理筋五輪に心折れた 写真・薄井 崇友、文・本田 雅和
■新型コロナ 日韓の水際対策を比較「自助」に丸投げする日本 鮮やかな韓国の入国者管理 吉方べき
■半田滋の新・安全保障論「過去最大の日米実動訓練 南西諸島侵攻への対処か」
■2021都議選
・自公過半数に届かず、都ファ踏みとどまる 勝者なき権力の分散と「大政局」になる予感 安積明子
・自民に広がる激震「菅総裁では戦えない」予想される猛烈な反共攻撃と試される野党共闘の本気度 木下ちがや
■成立した教員の性暴力防止法は何点? 児童・生徒を守る実効性はあるのか 石田郁子
■政治時評 望月衣塑子
■たとえば世界でいま 谷垣真理子、北方農夫人
■ワクチンの効果とリスクはどの程度? 健康被害に救済制度適用を 植田武智
■不謹慎な旅「焼け野原の国策アニメ 『桃太郎 海の神兵』」 写真・文/木村聡
■北米先住民族 その受難の歴史 過去の闇から掘り起こされる差別・暴力の数々 写真・文 鎌田遵
■日本の農業は守れるか(上)藤原辰史氏インタビュー 
重要なのは農業のグランドプラン 粟野 仁雄
■経済私考 鷲尾香一
■メディアウオッチ
・「表現の不自由展」大阪も会場利用取り消し 名古屋開催認めた河村市長の思惑 臺宏士
・「ジェンダー」がメディアに頻繁に登場 記事件数増に性差別是正の意欲感じる 
メディア界の構造的性差別の解消は? 李美淑
■松崎菊也の無責任架空対談(イラストレーション/石倉直樹)
■きんようぶんかインタビュー 『片袖の魚』主演 イシヅカユウ 
演技をしても「自分」が滲み出てしまう 聞き手/九龍ジョー
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、みんなの写真展、論考
■俺と写真 本多勝一
■ヒラ社長が行く 植村隆
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■読者会から
■金曜日から、編集長後記、業務部からのお知らせ
■猫様 想田和弘

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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>  2021.7.9
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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【1】注目の記事

■2021都議選

●自公過半数に届かず、都ファ踏みとどまる
勝者なき権力の分散と「大政局」になる予感
安積明子

7月4日に投開票された東京都議選(定数127)で、自民党は33議席を獲得し第1党となったが、選挙協力した公明党と合わせても過半数に届かなかった。都民ファーストの会は14減の31人当選に踏みとどまった。

●自民に広がる激震「菅総裁では戦えない」
予想される猛烈な反共攻撃と試される野党共闘の本気度 木下ちがや

東京都議会議員選挙の結果は「勝者なき」戦いに終わったといえる。ただ、この結果は、今年に入り徐々に強まってきた政権与党への有権者の「嫌気」を反映したものだ。
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【2】 編集長後記

 7月2日夜から3日の記録的豪雨により、静岡県・熱海市において発生した土石流では、(7月6日現在)4人の死者が出て、20人以上の安否不明者がいる。亡くなった方には哀悼の意を捧げ、被災された方にはこころからお見舞いを申し上げます。

 1年前の7月3?4日の豪雨で熊本県球磨川が氾濫し、大きな被害を出した。自然災害が毎年、この狭い列島で繰り返すのは、近年の気候変動が影響しているのだろうか。

 中国地方に赴任した新聞記者から、以前きいた話を思い出す。自分が住んでいる地域が大規模に開発され、土砂崩れの危険性があると、地域住民のひとりが熱心に訴えてきた。

 だが、そのときはやり過ごしてしまった。その後、実際にその地域に大規模な土砂災害が発生。ほどなくその住民の方が災害に巻き込まれ、命を落としたことを知ったと。「なぜ、あのときもっと親身に話をきかなかったのか、なぜ行政に掛け合わなかったのか」悔いが残るとも。防げない災害はあるが、守れる命もある。(小林和子)

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【3】2021年7月16日(1337)号予告


【特集】前代未聞の五輪

●オリパラ教育の集大成はコロナ禍での観戦
「お国のため」の子どもをつくる? 永尾俊彦
五輪翼賛体制はこうしてつくられた
誘致、スポンサー、新型コロナの専門家 山岡淳一郎
● 内田樹

【政治】●戦争へと向かう有事・緊急時には全国どこでも悲劇が起こりうる
住民が住民を監視しかねない土地等規制法 海渡雄一×三上智恵

【農】●種子は人間関係を実らせる 藤原辰史氏インタビュー
日本の農業は守れるか(下) 聞き手・まとめ 粟野仁雄

【国際】●たとえば世界でいま エチオピア/常岡浩介 フランス/プラド夏樹

【お金】●リフォームにかかわる補助や減税措置、有効活用していますか? 内藤眞弓

【提携連載企画】●自衛隊が着いたのは14日午前4時
双葉病院置き去り事件 03 Tansa 中川七海

【くらし】●新・買ってはいけない 
「マルチビタミン」の表示にごまかされるな 渡辺雄二


【ぶんか】●自由と創造のためのレッスン
現代社会は「競争社会」ではない 廣瀬純

【ぶんか】● 花巻の風06 北山公路

【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】7月16日?放映作品から ワタナベ=アキラ
【きんようぶんか・TV批評】● 水島宏明
【きんようぶんか・音楽】●ミャンマーのプロテスト・ソング 松村洋
【きんようぶんか・本】
●『象の皮膚』 長瀬海
●『私は自分のパイを求めるだけであって人類を救いにきたわけじゃない』 武田砂鉄
●『私 が原発を止めた理由』 粟野仁雄

【きんようぶんか・映画】
●『サンマデモクラシー』 田沢竜次

【きんようぶんか・美術】
●アナザーエナジー展:世界の女性アーティスト16人 アライ=ヒロユキ

【メディアウオッチ】
臺宏士、田中洋美

【原発】
国は新規原発建設しない方針なのに、山口県が上関原発建設の海域調査許可 山秋真

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|雨宮処凛
●ジェンダー情報|小川たまか、山口慧子、宮本有紀
●金曜アンテナ
●言葉の広場/論考
●政治時評|西川伸一
●経済私考|佐々木実
●さらん日記
●黒風白雨|宇都宮健児
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●読者会から
●きんようびのはらっぱで
●橋本勝の風刺画報 
●本多勝一の俺と写真
●ヒラ社長が行く|植村隆


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。


★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。


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