クラウド(対立解消図)の考え方
クラウド(対立解消図)を誤解していたので、ラフにメモしておく。
自分用の参考リンク。
【参考】
ジレンマ解消! TOC思考プロセスの基本を学ぶ(2):社内の対立を解消するツールとその使い方を伝授 (1/3) - MONOist(モノイスト)
クラウド(対立解消図)の書きかた | 問題解決・悩み相談アプリサイト【sekasuku】|TOC思考プロセスのWebツール
クラウド(対立解消図)とは、「問題を正確認識するために、コンフリクトを明確にする」ツールだ。
「クリティカルチェーン」の一節にこんな文章がある。
(引用開始)
TOCでは、サイエンスで用いられる定義を使用します。
「問題を正確に認識する」ということは、2つの必要条件の間にコンフリクト、つまり対立点があることを示すことです。
コンフリクトを示すことができなければ、問題を正確に認識したとは言えません。
(引用終了)
(引用開始)
サイエンスの世界ではコンフリクトが発生した場合いったいどうするのでしょうか。
科学者のリアクションは、私達のとはずいぶん違います。
私達は、何とか折り合いのつくところで妥協点を見出そうとしますが、サイエンスではそんな考えは微塵たりとも起こりません。
スタート地点からして違うのです。
妥協を全く許さないのです。
この世の中にコンフリクトなど存在しないと考えるのです。
二つの方法がともに広く認められている方法だとしても、科学者は本能的にいずれかの方法に問題がある、論理上の仮定が間違っていると結論付けるのです。
そうした時、彼らは、間違った仮定を探して修正することに全精力を注ぎ込みます。
(引用終了)
クラウドが何らかの対立を図示していることは知っていたが、問題の構造を明確にするために使うのが目的だった、という点まで腹落ちしていなかった。
なるほど、確かにこの考え方ならば、同じ目的の手法なのに、2つの方法で全く違う結果が出たとしたら、どちらかの方法が間違っていることが分かる。
そこで、背理法のように、前提が間違っているからおかしな結果が出てきたのだ、と考えることができるわけだ。
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