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2009/10/23

【公開】脱Excel! TestLinkでアジャイルにテストをする - @IT自分戦略研究所

下記の記事を公開した。

脱Excel! TestLinkでアジャイルにテストをする - @IT自分戦略研究所

上記の記事で、TestLinkで経験したこと、考えたこと、理解できたことは全て書いた。
記事のポイントは3つある。

一つ目は、TestLinkをアジャイル開発に組み込むための運用サイクルを工夫したこと。
基本は、TestLinkのテスト計画をイテレーションの一部、あるいは、開発とは別のイテレーションに見立てて、小刻みにテストしながらリリースしていく運用にする。
これによって、テストするほどバグが出て、延々とゴールのないシステムテストから解放される。

二つ目は、TestLinkに合わせたテストケースにすること。
結合テストやシステムテストで実際に使うテストケースを例にあげたので、理解してもらえると思う。
他人の話を聞くと、膨大な既存のテストケースをTestLinkにインポートする方法に苦労しているようなので、参考にして欲しい。

三つ目は、TestLinkとBTS(Redmine)と連携して、バグ修正とバグ検証をワークフロー管理すること。
この手法によって、バグ修正(PG)とバグ検証(テスター)がペアプロのように作業できるので、品質向上に役立つ。
更に、テストに失敗して影響範囲が大きい場合、テストケースをブロックする。
このブロックというステータスについても、詳しく説明した。
ブロッキングバグ、みなしバグという概念によって、再テスト工数が計算でき、最終的にはテストのクリティカルパスを導くことができる。
テストケースのステータスは「成功」「失敗」以外にも色々あることを知って欲しいと思う。

感想があれば是非フィードバックして欲しいです。

【追記】
はてなブックマーク - 脱Excel! TestLinkでアジャイルにテストをする − @IT自分戦略研究所

(引用開始)
p260-2001fp TestLinkを使いこなすなら必読の記事。TestLinkCnvMacroによる一括インポートの例あり。
(引用終了)

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