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2012/06/10

Scrumの公開資料

Scrumの公開資料を@ryuzeeさんがまとめてくれていたのでメモ。

【元ネタ】
Scrumに関する無料の日本語資料のまとめ | Ryuzee.com

Twitter / akipii: これはありがたい。アジャイル開発の説明にも使える。Scrumに関する無料の日本語資料のまとめ http://www.ryuzee.com/contents/blog/ … @ryuzeeさんから

最近、日本でもアジャイル開発が大手SIでも注目されている。
下記のニュースが最近は特にホットだろう。

若手リーダー層を対象としたアジャイル開発研修を開始 2012年4月17日 | ニュースリリース | NTTデータ

NTTデータのアジャイルは現場への警告であり、日本のソフトウェア産業の大きな1歩である | Act as Professional - hiroki.jp by HIROCASTER

XPやリーンソフトウェア開発は、「XPエクストリーム・プログラミング入門」「リーンソフトウェア開発と組織改革」などの翻訳本がたくさんあり、不明点はそれらの本を読みこなせばいい。

でも、Scrumの解説本が日本ではあまりない。
アジャイルソフトウェア開発スクラム」「実践!アジャイルプロジェクト管理 -スクラムではじめる最強エンタープライズ開発-」が有名だろうが、僕にとっては物足りなかった。
その理由は、Scrum特有の用語である(プロダクト)バックログ、スプリント、スクラムオブスクラム、チームリード、Velocity、ストーリーポイントなどを統一的に解説してくれる辞書であり、実践ノウハウが書かれた本が日本では出版されていないからだ。

何故、Scrum解説本が今頃になって必要になってきているのか?
その理由は、下記のTwitterで書いた。
すなわち、大手SIの観点では、マネジメントのフレームワークの一つとしてScrumを導入しようとしているが、アジャイル開発の誤った理解、特にScrumの誤った理解で今後アジャイル開発の失敗事例が多発しそうだからだ。

Twitter / ryuzee: 待っててください! RT @akipii: 日本人が書いたScrumの辞書みたいな本が早く出版されて欲しい。Scrumの概念を引用する時はこの本を参考にして、みたいにしたい。間違った理解でScrumの概念を説明されるとコミュニティの人も困るだろう。

Twitter / akipii: XPやリーンソフトウェア開発は@hiranabeさんや長瀬さん達が数多くの翻訳本を出版してくれているので、文献を参考にすれば用語を理解しやすい。Scrumも同様に日本人が翻訳するなり著作するなりして、アジャイル開発の普及の弾みにして欲しい。やっぱり書籍は重要!

Twitter / hiranabe: @akipii スクラムの日本語書き下ろしの本が、来年ぞくぞくと出るらしいよ!

Twitter / akipii:@ryuzee @hiranabe Scrumに出てくる独特な用語、(プロダクト)バックログ、スプリント、スクラムオブスクラム、チームリード、Velocityなどを1冊の本で解説して欲しいのです。日本の大手SIがアジャイルに注目した今、Scrum解説本は重要度を増してます。

Twitter / akipii:@ryuzee @hiranabe 日本の大手SIがアジャイル開発を導入しようとする今、日本のアジャイルコミュニティからScrum解説本やアジャイルの実践ノウハウ本をもっと多く出すべきと思います。間違った理解によるアジャイル開発の失敗例がCMMIのようにたくさん出てきそう

翻訳では「アジャイルな見積りと計画づくり」「アジャイルサムライ」という優れた本があるのは知っている。
でも、Scrumやアジャイルも本来は日本発祥なのだから、日本人が書いた実践ノウハウ本が出版されて欲しいと思う。
日本でもScrumのコミュニティは活発に活動されているし、認定スクラムマスターも100人以上超えていると聞くと、日本人が書いたScrum解説本を欲しがるマーケット状況は整ってきていると思う。

@hiranabeさんや@ryuzeeさんがそんなScrum解説本を出版されるのを期待しています。

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