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2009/03/14

レビューはペア作業であるべき

SW開発でいつもボトルネックと感じる工程がレビュー。

僕が経験した過去のどのプロジェクトも、レビュー工程は効果的と思えなかった。
少なくとも、開発者の立場では、レビューは嫌なもの。
自分の成果物にケチをつけられ、何度も直しては叩かれる。

今、管理者の立場でレビューに携わっているが、レビューが成果物の品質Upになっているとはとても言えない。

設計レビューは、設計の元ネタとなる要件定義と化している。
レビューアーにひたすら質問しまくって、本来の仕様を聞き出す。

ソースレビューは、コーディングルールの徹底と化している。
CheckStyleで十分なのに、レビューワーは業務ロジックまで分からないから、ただ直すだけ。

いつも思うのは、レビューはペアプロ、ペア作業であるべきだ。
レビューワーが、レビューイーの席の隣に座り、レビューイーのPCで成果物を見ながら、間違っている箇所はその時その場で即修正する。
その方が効率的だし、レビューワーと情報共有しやすくなる。

ペアプロをレビュー工程の代替手段として捉えられないか?

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コメント

はじめまして。

とおりすがりのものです。

自分もレビューにかける時間をなんとか効率よくできないかと、レビューする方法に悩んだりしています。

>いつも思うのは、レビューはペアプロ、ペア作業であるべきだ。
>レビューワーが、レビューイーの席の隣に座り、レビューイーのPCで成果物を見ながら、間違っている箇所はその時その場で即修正する。

アリだと思いますよ。

自分はペアプロというかドキュメントのレビューで、レビュー対象の成果物をプロジェクタで見せて、指摘されたらその場で修正する、というのをよくやっていました。

紙に印刷したり、修正箇所を再レビューする手間が省けていいですよね。

ただ、欠点は、全部その場で修正していると、レビューアがそのレビューに携わる時間は多くなってしまうので、あまりたくさんのレビューアに参加してもらうのが難しいところでしょうか。

投稿: zeroaka | 2009/03/15 12:38

◆zeroakaさん

ペア作業の長所と欠点はご指摘の通りで参考になります。

レビューはSW開発の品質UPに必要であるにも関わらず、レビューをいくらやっても成果物も作業効率も変わらない現状が多いです。
レビュー工程はその内容や品質についてもっと考えるべきだと思います。

投稿: あきぴー | 2009/03/21 00:07

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