窓から程よく降り注ぐ太陽が入るとやっぱり心地良い

砺波/青島の家は方角が少し西側に振れたものの、ほぼ南に開いている大きな窓と中くらいの窓を取る設計にしています。南に窓を取る目的は、秋から春にかけて太陽をたくさん室内に取り込みたいから。

例えば秋の休日に日中窓から程よく降り注ぐ太陽が入るとやっぱり心地良い。そしてエアコン暖房を動かさなくても室温が17℃以上あって、一枚着れば身体の暖かさが十分でストレスなく過ごせる。

このようなイメージで10,11月、3,4月あたり過ごせると良いな。そう考えてできる限り南に開いている大きな窓、中くらいの窓を取る設計にしています。

ただ大きな窓があるならば外側にフェンスなど目隠しを設置して人の視線を遮るように外構を整えることを一緒に計画して「視線が気になってスクリーンが閉じたまま」と、太陽を取り込むことをわざわざ拒否する勿体ない生活にならないようにしたい。

この辺はお客様の住み方と密接な関係があるため「明るい・日がさんさんと入る」家を希望されても、本当にそれがお客様にとって幸福なのかを再確認するよう話を聞き設計に反映するようにしています。

太陽をできるだけ有効にする工夫として、不在時は防犯面を考慮して1階スクリーンは下ろす。2階がホールや吹抜けならスクリーンを上げて暖かい空気をどんどん入れて溜めておくことです。2階はかなり暖かくなりますが家全体が冷えずに済めば、1階もそこまで寒くならないと考えています。

冬はそもそも太陽の日がない富山。せめて秋と春はせっかくある太陽を受け止めて、住む人に優しい家になればいいなと考えてプランニングしています。

▼テラス窓と中くらいの窓から太陽がうまい具合に入る
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▼2階窓を介して太陽が入る
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▼吹抜け窓から階段に太陽が向かう
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▼軒先から落ちる影からどれだけ太陽が入るかがわかる
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▼9月初旬はしっかりと軒が遮蔽していた
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