洗面台を造作するときは「収納」を一緒に検討してみましょう

私たちが造作家具をご提案させていただいているなかに、メーカー設備品と組み合わせた、キッチン、洗面台、手洗いがあります。また最近は造作による洗面台をつくられている施工事例を、SNSなどで見る機会が増えた印象があります。造作にすると他にはないオリジナリティのあるものがつくれますから、仕様や仕上げを拘りたい方、シンプルで機能を優先されたい方、空間に馴染ませたい方にとって、造作でつくることは、家づくりの醍醐...続きを読む >

ごみ箱をシンク下に納めて使い勝手の良いキッチンをつくる

キッチン廻りはたくさんのモノで溢れています。食器、食材、調味料など料理に必要なモノとお酒、日用品など日常生活で必要なモノまであります。合理的に入るように立体的に納められる収納の要望はみなさんとても関心が高いです。忘れてならないのはごみ箱をどこに置くか。ごみ箱には可燃、不燃、生ごみ、瓶空き缶と捨てるごみ(資源)をどのように置くかと、場所と数(大きさ)の課題はキッチンをご提案する際にしっかり検討させて...続きを読む >

造作家具に最適な家具用コンセントスイッチ

ホテルの客室、スターバックスのカウンターなどでよく目にする家具用コンセント。差し込み口やスイッチハンドルと横並びのデザインがシンプルで格好いい。家具用と称しているだけに造作家具とは相性抜群です。寸法は1連からなんと5連!までありフラグシップで良く使う、2連は高さ35ミリ幅135ミリ。3連は高さ35ミリ幅175ミリと、3連になると通常のスイッチコンセントの125ミリより大幅に長くなります。メーカーは神保電器、パナソニ...続きを読む >

キッチンのごみ箱はどこに置くようになっていますか

キッチンにごみ箱は必須アイテム。と言う反面置かない主義の方はごめんなさい。大抵のキッチンにはやっぱりごみ箱は要りますね。ごみ箱を置くスペースをはじめからきちんと計画して、後から「空いているところに置けばいいや」は以外と位置が定まらないもの。そしてごみ箱はキッチンのどこに置くか。また何台のごみ箱が必要かで収納する大きさ、動線のどこに置くかと場所は様々になってきます。フラグシップの造作キッチンはシンク...続きを読む >

木のカウンターに塗るのは植物油からできた自然塗料

造作家具のカウンターは集成材無塗装品でつくり、植物油と植物ワックスをベースにした塗料で仕上げるように設計しています。キッチン、洗面台等は水を弾く撥水塗料にして木を保護させます。デスクや玄関収納カウンターには耐久性、防汚性とツヤ出しのある塗料にして用途で塗料を使い分けるようにしています。最近木の集成カウンターを水廻りに使うことが随分と増えた気がします。僕の提案もさることながら「木は水や湿気で痛む」と...続きを読む >

造作家具抽斗に使うレールはハーフェレのアンダーマウントレール

造作家具で使う金物は可動棚レール、抽斗レール、引手・つまみ、丁番、ハンガーパイプ、家具用コンセントスイッチと用途に応じて設計して行きます。中でもキッチンは抽斗の要望は多く、全部引き出せるフルオープンレールを選択して設計に反映しています。使うのはドイツのハーフェレ、アンダーマウントレールです。抽斗レールと抽斗は着脱ができて、閉める直前にソフトクローズする機構付き。耐荷重は30kg以下のものを選定。これを...続きを読む >