「高岡/柴野内島の家」ホームページ建築実例に掲載しました
2022/12/22 (Thu) 21:00
今年夏に竣工した高岡/柴野内島の家をホームページ建築実例に掲載しました。延べ床面積102m2、30坪の2階建て。外観は切妻屋根に下屋を足したシンプルな構造に、外壁は県産杉板と白漆喰の普遍材料定番で仕上げた爽やか且つ経年変化が楽しみな家になっています。一階はダイニングキッチンを中心にリビングをとっています。ダイニングテーブルからは近景に田んぼと遠方にある山がテラス窓から良く見えて気持ちがいい場所。リビン...続きを読む >
木と鉄骨を組み合わせた階段手すりですっきりとさせる
2022/05/16 (Mon) 21:00
階段手すりは階段を昇降するときに手を添えたり握ったりする部分。また2階ホールから階段吹抜けを介して1階への落下防止も兼ねているのが手すりの役割です。建築基準法では床面から1メートル以上上がる場合は手すりの設置義務があります。手すりはその高さ規定のみで、握り易さなど形状は法律上特に問わない。添えるのか握るかは建築士の判断にゆだねられています。僕が設計する上で手すりに求めることは、2階から降りる際に誤って...続きを読む >
高岡市/柴野内島の家では大工工事が鋭意進行中
2022/04/15 (Fri) 21:00
高岡市/柴野内島の家では大工工事が鋭意進行中です。主には造作家具をつくりながら壁や天井石こうボードを張っています。間仕切りを兼ねている家具が数か所あり、なかなか難しい設計に常に応えてくれる大工には感謝です。そしてようやく階段がかかりました。柴野内島の家では踏み板、蹴込み板とも狂いが極力少ない杉積層材で造作して、それらを支えるささら板※側板とも言う、は杉の無垢材を使っています。無垢、杉積層材の足触り...続きを読む >
空間にムダをつくらず入居してすぐに収納が準備されている造作家具のメリット
2022/04/05 (Tue) 21:00
高岡市/柴野内島の家では大工さんによる造作家具の製作が徐々に始まっています。造作で製作するものは、玄関収納、リビング本棚、二型キッチン、洗面台、ガス衣類乾燥機収納、脱衣収納、手洗器、ウォークインクローゼット、テレビ台とかなり盛りだくさんです。造作家具で間仕切りとしているところ。階段とくっついたようなキッチンはこれまでの設計以上に大工さんの技術が発揮されています。フラグシップの造作家具は大工さんがつ...続きを読む >
高岡市/柴野内島の家は仕上げ及び造作工事を行っています
2022/03/18 (Fri) 21:00
高岡市/柴野内島の家は仕上げ及び造作工事を行っています。仕上げ工程が進むにつれこれまで描いてきた詳細図が形になる瞬間。上手く納まるところにもう一息なところと、日々変化する現場は楽しいものです。床張りを終えたあとは天井板張りが始まっています。板を張るのはリビングダイニングの天井。化粧として現しになる構造梁の間に杉板を張って行きます。板は同じ幅のようでコンマ何ミリの違いや、板同士を嵌めこむ加減に強い弱...続きを読む >
春に暖かい日が入ると幸せな気分になる窓を確認する
2022/03/04 (Fri) 21:00
雪のシーズンが終了して日差しがずいぶん暖かくなってきました。春はすぐそこまで来ています。と同時に花粉症には辛い花粉が舞う季節、とほほ。3月からゴールデンウィークあたりまではまだまだ暖房をしつつ初夏を迎えます。春は太陽の力が強く良く晴れた日は、窓から直接室内に入ってくる日差しがエアコンなど暖房を動かさなくても室温をグッと上げてくれます。特に南面にある窓から入ってくる日は暖かく、窓辺に寄ると暑い日もあ...続きを読む >