モデルハウス兼オフィスとなる美郷アトリエ、男鹿の呉服店経営のお客様宅。懇親会会場となったワインレストラン、バーと午後から日没までたっぷり拝見することができました。
もるくす建築社が設計する見どころはたくさんあってキリがなく、あえて上げるとすれば照明です。器具単体の選択はもとより、置いてある配置、取り付け位置、光量と明かりに対する意味が明確で大切に計画されていると感じました。
そしていつも通りに即日設計課題敷地を視察します。計画道路によって区画される土地に親子二世帯住宅をつくります。計画には大きな庭、客間、車は4台、寝室と浴室が二階と各要望が盛り込まれた設計をまたいつも通りA3用紙に三時間で一気に描きます。
三時間と制限があるなかで秋山先生はじめ道場生に伝えられるプレゼンが求められます。試行錯誤した結果これで行ける！と自信を持って描き出すことはあまりなく、もうこれで行こう！と腹をくくって描き終えることを目標に進めます。
秋山先生、道場生のプレゼンを聞いて行くにつれ、土地の特徴にお客様の要望と徐々にひとつの解のようなものが見え始めます。プランニングに正解も正しいものもないのが常ですが、解は方向性、意味合いのようなかたちでかたまってくるのは毎回勉強になります。
秋田、美郷は遠かった反面訪問できたからこそ感じられたことがあり有意義な鍛錬となりました。次回は明石！
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