高性能窓の性能をより効果的にする軒と庇

残暑厳しく、高い湿度に、なかなか秋めいて来ませんね。高岡市/醍醐の家では窓の取り付けがはじまりました。YKKAPペアガラス樹脂窓は、これまでもお客様の家で何度も設計させていただき、長く使用してきたサッシになります。醍醐の家も同様に樹脂窓APW330がメインの窓になりますが、ご家族が集まるダイニングは、APW430/431の大開口スライディング窓をご採用いただきました。APW430/431は、複層ガラス3枚にアルゴンガスが封入さ...続きを読む >

構造とともに断熱区画を整理することで広い家を有効に活用できる

婦中町/発酵カフェループでは先日壁断熱のセルロースファイバー吹き込みを行いました。消音効果のあるセルロースファイバーが充てんされた室内は外からの音が消されて静寂な空間へと生まれ変わりました。この瞬間に立ち会うといつも感動しています。壁断熱の次は天井断熱を入れる工程となります。天井断熱は費用対効果が高いグラスウールを使い下地の間に大工さんが入れてくれます。入れ終わった後は端を気密テープで止めて壁断熱...続きを読む >

内窓を設置する窓リフォームでとても快適になりました

先進的窓リノベ事業補助金を活用して、両親が住む実家に内窓の設置が先日完了いたしました。発注してから3か月と少しの納期はやはり長かったと感じました。無事に設置出来たことに感謝です。暑い日が続いていたため設置した後の体感は、エアコンの効きが劇的に変わったと両親が言っておりました。すぐに実感できた暑い季節は3か月待った甲斐がありましたね。取り付けたのは寝室と、ダイニングキッチンの二部屋になります。どの部屋...続きを読む >

古民家でもエアコン冷房で涼しく過ごせるようになります

毎日毎日暑いですね、が日常の挨拶になっていて心も身体も堪えますね。暦の上では立秋もまだまだ厳しい暑さですから、皆さま体調だけは用心ください。この暑さを冷やすために室内ではエアコン冷房が欠かせません。フラグシップのリノベモデルではエアコンは朝から夕までずっと冷房運転で働いてくれています。毎日毎日平常運転してくれるエアコンに感謝ですね。働いてくれているエアコンはダイキン10畳用が一台になります。大よそ20...続きを読む >

古民家でもエアコン暖房だけで十分に暖かく過ごせるように改修する

「古民家は寒いのが当たり前」ではなく、適切に断熱改修を行えばエアコン暖房でしっかり暖まる家をつくることができます。適切とは家の省エネ性能に係わる国の基準に断熱等性能等級というものがあり、その等級を富山県の地域区分で6以上を目指した設計をすることになります。等級6の設計は使用する窓(ガラス)断熱材から細かく計算した、外皮平均熱貫流率UA値と冷房期の平均日射熱取得率ηAC値の数値から決まります。その設計を基...続きを読む >

ゾーン断熱とは一体どういった設計のことなのか

減築の「居住面積を限定する」手法の断熱気密する範囲を決めるゾーン断熱とは一体なんのことを言っているのか。新築では建物の外周部に断熱材を入れて外気の影響を受けないようにしてあるのが基本的な設計です。対して減築では建物の外周部より室内側に入った位置に断熱材を入れる断熱気密ラインをつくるようになります。一見外周部に必ず、断熱材を入れなくて良いの?高性能サッシを外壁に取り付けなくて大丈夫なの?と疑問に思わ...続きを読む >