「醍醐の家」構造見学会:寒さを味方にする家づくりを体感しよう

今回は高岡市にて開催される「醍醐の家」構造見学会のお知らせです。工事が進む様子を直接ご覧いただける貴重な機会。この見学会では、たとえ古い家であっても、適切な設計によって現代の暮らしに合った性能を実現できることを、ぜひ肌で感じていただきたいと思っています。 【醍醐の家】構造見学会【令和7年1月5日開催】新年を迎えて間もないお正月明けの開催です。年始の慌ただしさが落ち着いたタイミングで、ぜひ足をお運びくだ...続きを読む >

高岡市/醍醐の家、工事進捗状況1213

暦の上では大雪を過ぎ、冬至が近づいてきました。日没が早まり、寒さが日に日に厳しくなるこの季節、現場作業には厳しい日々が続きますが、少しずつ工事が進んでいます。 現在、高岡市/醍醐の家の工事が順調に進行中です。秋から取り組んでいた外壁の板張り工事が無事に完了しました。今回はほぼ全面を板張りとしたため、大工さんたちには大変な苦労をおかけしましたが、完成した姿を見上げると、その壮大さと素朴さに心が奪われ...続きを読む >

高岡市/醍醐の家、工事進捗状況1122

高岡市/醍醐の家では、大工さんが別の現場の工事を担当されていたため、しばらく作業が止まっておりましたが、現在は再開し、竣工に向けて職人の皆さんが力を合わせて進めてくれています。途中まで進められていた外壁の板張りも、再開後はまずそこから取り掛かり、ようやく張り終える姿が見えてきました。これまでに張った杉板の枚数はなんと370枚。初めの一枚を慎重に張り、一つひとつ確実に積み重ねていく大工さんたちの根気強...続きを読む >

高岡市/醍醐の家、工事進捗状況1001

高岡市/醍醐の家は、既存の傾いた床や壁の調整と、仕上げの前段階に行う下地工事を、大工さんに着々と進めて貰っています。下地工事はみるみるうちに仕上る工事と違った印象で、下地の名の通りとても地味な作業ですが、最終的に仕上げのよしあしを左右する大切な工程となるため、時間は掛かりますが、慎重に進めています。天候に左右されつつ、雨が降ったときは床下地をつくり、晴れれば外壁下地をつくり、それぞれ進み具合と天候...続きを読む >

2階床の傾斜を直して水平にする

高岡市/醍醐の家では、屋外下地工事を一旦終えたため、室内床下地の工程に移っています。既存住宅では、2階床に傾斜が見られることが多く、醍醐の家も同様に傾きを修正する必要がありました。調査時点で傾斜を測定できなかったのですが、床板を解体して床垂木の状態まで戻すと、3メートルの距離に対して1.5センチの傾きがあることがわかりました。2階床は水平に掛かった梁と梁の間に床垂木を落とし込み、その上に荒板を乗せ、畳や...続きを読む >

高岡市/醍醐の家、工事進捗状況0828

先週は富山市で39.1度になる日があり、まだまだ暑い日が続いています。屋外でお仕事をされる方にとって、夏が終盤に差し掛かる時期と重なり、体力的に厳しい残暑となってしまいました。みなさまどうぞご自愛ください。高岡市/醍醐の家では大工さんによる耐震補強が着々と進んでいます。醍醐の家は、2階建ての外周りは殆ど下屋(1階の屋根)になっていることから、外周に当てる面材、構造用合板を耐震補強として設計することがで...続きを読む >