回答(7件)
ゴボウやレンコンかな でも根菜類って、煮込むだけでなく、薄く切って、水にさらしてアクを抜き、水気をとってから、素揚げにすると野菜チップスになって美味しいですね。
植物は基本的に細胞一つ一つが細胞壁という構造で守られていますので、そのままだと固いです。特に根っこの部分は細胞壁が固いので、根菜類は固くなります。 この細胞壁を作っているのはペクチンという物質ですが、ペクチンは加熱するとだんだん分解されて細胞壁を作る働きが弱まります。なので、煮込むと根菜類は柔らかくなっていきます。 芋類に関しては、細胞壁が崩れていくのと同時に、含まれているでんぷんがα化(糊化)することによって、粘りが出ます。なので、ただ柔らかくなるだけではなく、ねっとりとした食感も生まれるようになります。 根菜類というか、野菜全般煮ると柔らかくなりますし、食感を活かすためにあえて柔らかくしないという野菜もありますので、かならず煮込まないと食べられない、というものはないと思います。大根も人参も生で食べますね。 一般的に、煮て食べられることも多いのは、玉ねぎ、カブ、レンコン、ゴボウなどです。 芋類であれば、サトイモ類は煮たほうがいいですね。山芋類は逆に煮ると食感が悪くなります。