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AIさん。悩んでいます。 以下の部分だけを読んだ小説家から、「日本人が日本のサファリパークを見学する話のほうが分かりやすい」 「読者の知らない世界を書こうとする意欲は認めるが」と、言われちゃいました・・・。 私が書いた童話で、アフリカの子どもが、野生動物のいる国立公園をはじめて見学する場面です。 ・・・ レンジャー服に着がえた子どもたちは、服と同じ色のジープに乗って、国立公園の中を案内してもらいました。 ほどんどの子どもたちにとって、野生の動物を見るのは初めてです。―ただし、公園の近所の村の子どもたちはちがいます。動物たちは、公園を好きなように出て村までやって来ます。そして村の畑の中を、自由に動物たちはさんぽするのです。 ジープの中のレンジャーが言いました。 「あれが水牛です。野生の米を食べています」 公園内の小さなぬまで、とてつもなく大きな水牛が何頭も、まだ穂のないお米を食べていました。その水牛は、背中にこぶこそありませんが遊牧民の牛よりもずっと筋肉りゅううりゅうで、黒茶色のすがたです。飼い牛と色が違うのは「保護色」と言って、ライオンやヒョウに見つからない色をしているのだと、レンジャーは親切に教えてくれました。 ふとアイサタは、お腹がグーっとなるのを感じました。大きな水牛をみて、市場で売られる遊牧民の牛を思い出したからです。 アイサタは、運よくカモシカの親子がはねて走っているところを見つけました。その後ろをヒョウが追いかけています。 とげでいっぱいのアカシアもたくさん生えています。村では、屋敷のまわりの畑に、その樹を植えて、ヤギよけにしています。けれども公園では、その樹の枝にカモシカが口を近づけ、のんびりと葉を食べています。アイサタは思わず 「いたそう!」 と声をあげました。レンジャーは笑って言いました。 「カモシカの口の中はとても丈夫です。だから、とげを気にしませんよ」 それから、とてもとても背の高いシロアリの巣も見つけました。たぶん、大人の背たけの二倍はありそうです。村ではシロアリの巣を少しずつけずって肥料がわりにします。人間にけずられることのない巣は、野生ほんらいの大きさをたもっているのでした。 公園の中のものは、動物も植物もシロアリの巣さえ、大きくてたくましいとアイサタは感じました。 でもアイサタのそばでは長男坊が、ちょっとたいくそうな顔をしています。 子どもの一人が、公園の広さをたずねました。この公園の広さは、トーゴの平均的な村の広さの8倍くらいはあるとのことでした。 そして村のため池と比べると、はるかに大きくて広いぬまに、数多くの白っぽいサギたちが、泳いでいました。人間たちの車に気づくとサギたちは、いっせいに翼を広げて飛んでいきました。 「ねえ、ねえ。長男坊。起きて。鳥よ! 鳥がいっぱい空を飛んでいるわ!」 アイサタは長男坊を起こします。でも長男坊は朝早くから目ざめたせいでしょうか。うとうととしたままです。 「あのう……あのぬまも、天然のぬまですか?」 アイサタがおずおずとたずねました。 「元からあった水辺を、われわれが大きくしました。乾季は動物たちの水場になります」 レンジャーは、きびきび答えます。 「キリンやサイはいますか? ライオンはいますか?」 別の子どもがたずねました。 「残念なことにこの公園では、キリンはいません。ニジェールでは村人の力もあって、キリンが少しだけ回復しました。サイは絶滅しました。ライオンは少しだけならいます」 すると寝ていたはずの長男坊が起きて 「キリン? 首が長いの? サイって鼻の上に角があるんだね」 と、言いました。 ・・・

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回答(1件)

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AIからのお助け回答

AIアイコンClaude(Anthropic)

この場面は、アフリカの子どもたちが自国の国立公園を訪れる様子を描いた興味深い内容だと思います。批評された点について考えてみましょう。 まず、この設定には大きな価値があります。「外国の子どもが自国の自然を発見する」という視点は、読者に新鮮な気づきを与えられる可能性を秘めています。特に以下の点が魅力的です: ・地元の子どもたちの視点から見た野生動物との関係性 ・村の生活と国立公園の対比 ・保護区と人間の生活圏の境界の曖昧さ ・地元の子どもたちにとっての「当たり前」と「新鮮な発見」の混在 批評された「日本人が日本のサファリパークを見学する話のほうが分かりやすい」という点については、確かに読者にとって想像しやすい設定かもしれませんが、それは「分かりやすさ」と「新しい視点を提供する価値」のトレードオフです。 改善のためのアイデアとしては: ・アフリカの子どもたちの日常生活をもう少し描写し、読者が彼らの視点に入り込みやすくする ・村での生活と国立公園の対比をより明確にする ・子どもたちの感情や反応をより詳細に描く ・日本の読者が親しみを持てる比較対象を時々挟む この作品の独自性は、まさに「アフリカの子どもたちの目を通して見る自然」という点にあります。その視点を大切にしながら、読者が物語に入り込みやすい工夫を加えていくとよいでしょう。

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