東野圭吾さんの「白夜行」について
東野圭吾さんの「白夜行」を読了したのですが、理解力が少ないため疑問点があります。全てでなくて良いので、わかる方教えていただきたいです。
1.康晴の娘である美佳は、襲われた風、ではなく、どうして本当に襲われてしまったのでしょうか?また、犯人は桐原なのですか?
2.桐原が大阪に戻ったとき、「リョウちゃん」と声をかけたのは桐原の母ですか?
3.辛い過去がある雪穂ですが、その過去が多くの人々を不幸にさせるほどの動機には思えませんでした。桐原の人物描写には殺害したあとの後悔も見え、人間味がありましたが、雪穂の感情描写はあまりない様に思いました。結局、中山七里さんでいう「嗤う淑女」のような女性ということでしょうか?
4.途中から一切名前が出てこなくなった友彦ですが、友彦は最後まで裏で柏原を手伝っていたのでしょうか?
5.柏原は友彦をかばうため、死体の中に自身の精液を入れたと描写されていましたが、桐原は射精出来ないのではなかったのですか?幼女に興奮していた父親と同じように、死体に興奮するような異常性があったのでしょうか?
(桐原が、手でやってもらっても出ないのは典子の手が小さいからだと言いました。このような描写から、柏原は雪穂にだけ興奮する体で、ホテルで雪穂に協力してもらい精液を体内に入れたのでしょうか?)
6.桐原がいろんな人物を利用してお金を稼いだのは、雪穂のためだと思われます。しかしそんな桐原も最後に見捨てられました。結局雪穂が手に入れたかったものはなんなのでしょうか?
7.桐原の切り絵の表現は、何を暗示しているのでしょうか?切り絵の表現がでてきたら読者に桐原のことだ、と思わせるためでしょうか?
8.雪穂は本当に篠塚のことが好きだったのでしょうか?篠塚は雪穂に翻弄されず、雪穂の引き止めにも間一髪で拒絶できていましたが…結局嵌められて左遷されていましたよね。もし雪穂を拒絶できていなければ、篠塚はどうなっていたのでしょうか?
ここら辺は意味がわかりませんでした。
9.8と同様ですが、篠塚と付き合っていたのが許せないから江利子を貶めたのでしょうか?
沢山質問がありすみません。1つでも答えていただければ嬉しいです。