私が子供の頃に読んだ児童小説で、タイトルが思い出せないものがあります。内容は、ある王家の話です。兄王子は棟に幽閉され、弟王子が王位を継いでいます。
兄王子は美しく、賢い母の血を継いでおり、弟は父王似です。父王は毒殺されました。それは王宮付きの魔法使いの策略で城の周囲には砂漠があり、その砂漠の砂は毒があり、それを使って暗殺されました。
海外文学の翻訳だったと思います。ハードカバーで2000年代前半に読んだはずです。印象的なエピソードは兄王子は塔から抜け出すために食事に付けられたナプキンから糸を抜き出し、ロープを作っていました。兄王子は気づかれないようにナプキンから少量の糸を抜き取っていましたが、ナプキンは使い捨てられており、それを知っていればもっと早くロープは完成していたというところ。結末はロープは完成しなかったが、兄王子は脱出できた(曖昧です…)
あとは、王妃は別の国から嫁いできた設定でしたが、初夜で男性器を観た際に、これは鉄ですか?と質問し(カチカチなので)、それに対して王が、鉄である。そしてその炉はそなたが持参しておるのだよ(王族ジョーク)みたいなやり取りがあって、子供ながらになんだコレと思った覚えがます(変なところしか覚えてないです…)