篠原一男
、1996年7月、413ページ
ISBN=4887061390
[論考]
...シーニュ』における文学機械の概念をもとに、篠原一男が住宅の空間機械について考察したのは一九七... ...築」(『10+1』2号、一九九四年)。 ★四──篠原一男「非合理都市と空間機械」(『続住宅論』鹿島出...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.130-145
[鼎談]
...本がかなりおもしろかった。僕らの世代では、篠原一男の『住宅論』(SD選書、一九七〇)が聖書あつか... ...。ル・コルビュジエの『建築をめざして』や、篠原一男の『住宅論』のような住宅を神話化する論が琴...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.54-70
[現代住宅研究 13-1]
...ディされているからである。 《空の矩形》(篠原一男、一九七一)[図4]に現われた「階段の庭」は... ...とさからは逃れられているように思う。 4──篠原一男《空の矩形》 断面図 平面図 縮尺1/400 5──鈴...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.13-18
[現代住宅研究 3-3]
...る。《花山南の家》(篠原一男、一九六八)[図12]は《花山北の家》(篠原一男、一九 六五)と双児... ...》の通路に対する観察が篠原を《未完の家》(篠原一男、一九七〇)[図13]における「亀裂の空間」へ...
『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) | pp.25-33
[現代住宅研究 4-2]
...住宅の敷地は空なのである。 《空の矩形》(篠原一男、一九七一)[図2]は、積層する二世帯住宅を... ...スカイハウス》 断面図、平面図 縮尺1/4002──篠原一男《空の矩形》 断面図、平面図 縮尺1/400空を切...
『10+1』 No.21 (トーキョー・リサイクル計画──作る都市から使う都市へ) | pp.25-29
[『日本の民家』再訪 8]
...黒い戸 見飽きない写真がある。 故篠原一男設計による《白の家》(一九六六)のモノクロームの内観写... ...、試みに書きつけてみたいと思うのだ。 1──篠原一男《白の家》(1966) 撮影=村井修インドネシア さ...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.11-24
[現代住宅研究 1-2]
...1/8004 敷地境界の意味 そういう観察を背景に、篠原一男はかつて「住宅の設計は敷地の形や環境から独... ...批判であった。《ハネギ・コンプレックス》(篠原一男、一九八八)[図4]は、背の低い片流れ屋根の...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.103-106
[現代住宅研究 5-2]
...間」(一九六一)と題する論文において★一、篠原一男は小住宅ばかりが機能主義的に語られ、表現さ... ...積二三五・六平方メートルの《茅ヶ崎の家》(篠原一男、一九六一)[図6]を、篠原はあえて「大きな...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.33-38
[現代住宅研究 7-3]
...剣に議論している。 《上原曲り道の住宅》(篠原一男、一九七八)[図4]も、角地にあるため二つの... ...2階平面図 1階平面図 断面図 縮尺1/4004──篠原一男《上原曲り道の住宅》 断面図 2階平面図 1階...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.20-24
[論考]
...歩く』(JTB、2001)ところで話が少しそれるが、篠原一男はここで言う「環境ノイズ」に相当するエレメ... ...篠原一男《高圧線下の家》 出典=[図面]『新建築』1981年9月号 [写真]後藤洋介撮影24──篠原一男...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.73-84
[現代住宅研究 3-1]
...な要因のもたらした産物であると認識したのは篠原一男である。したがって彼は、《宮城教授の家》と... ...えた一室空間を生み出した。《から傘の家》(篠原一男、一九六二)[図2]は延五五平方メートルの小...
『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) | pp.19-22
[現代住宅研究 7-1]
...して《花山北の家》(篠原一男、一九六五)[図5]と《花山南の家》(篠原一男、一九六八)[図6]の... ...っている。 6──篠原一男《花山南の家》 平面図、断面図 縮尺1/4005──篠原一男《花山北の家》 ...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.11-15
[現代住宅研究 7-2]
...吉村順三、一九五八)[図2]と《狛江の家》(篠原一男、一九六〇)[図3]を比べると、最も大きな部... ...断面図 2階平面図 1階平面図 縮尺1/4003──篠原一男《狛江の家》 断面図 2階平面図 1階平面図 ...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.15-19
[ゼロ年代の建築・都市 2]
...篠原一男の家型 この連載は、現代の日本建築における家型の流行というべき現象を位置づけるために、... ...している。 一九六〇年代の家型を見ていくと、篠原一男がもっとも実り豊かな成果をもたらしたのでは...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.57-58
[現代住宅研究 6-2]
...に穿たれた穴だけである。《東玉川の住宅》(篠原一男、一九七三)[図2]では、主な窓はコンクリー... ...の隣に建てられた《東玉川コンプレックス》(篠原一男、一九八二)[図3]では、これに対して窓はコ...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.23-28
[対談]
...る話があって、かつて三三年程前に、池辺陽と篠原一男が住宅について対談したんです。そこで、池辺... ...人的な趣味にすぎない、と言うんです。一方、篠原一男は、もし住宅の設計が成り立つのだとしたら、...
『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.64-76
[1990年代以降の建築・都市 6]
...そして清家清、池辺陽、山口文象、広瀬鎌二、篠原一男らの住宅作家も誕生した。増沢の最小限住居が... ...限住宅の傑作を残した。しかし、一九六一年、篠原一男は、あえて戦後に小住宅ばかりが注目された風...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.184-193
[プロジェクト]
...新など、八田利也の「小住宅設計ばんざい」と篠原一男の『住宅論』ですべて論じ尽くされ、それ以降... ...すなわち公共建築にあるということだ。対して篠原一男は、住宅は芸術であると言明した。つまり、住...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.64-72
[インタヴュー]
東工大清家研究室 石崎──今日はご自身の作品を語っていただくというよりは、先生が戦後、どのような時代背景のなかにおられたかということを中心にお話をうかがえればと...」(嶺岸泰夫、大高正人、増澤洵、内田祥哉、篠原一男)での交流が五四年頃から始まりましたが、こ...
『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) | pp.166-180
[現代住宅研究 12]
...ておぼろげに写し出すという。 《白の家》(篠原一男、一九六六)[図1]にも収納がない。当時の篠... ...びあがらせるものであるように思える。 1──篠原一男《白の家》 2階平面図 1階平面図 縮尺1/4002──...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.13-17
[現代住宅研究 9-1]
...るのである。 その名もずばり《直角三角柱》(篠原一男、一九七六)は、片流れの屋根の下端を地面に... ...2階平面図 3階平面図 断面図 縮尺1/4002──篠原一男《直角三角柱》 2階平面図 1階平面図 断面図 ...
『10+1』 No.26 (都市集住スタディ) | pp.10-13
[現代住宅研究 2-2]
...き出したのは、《ハウス・イン・ヨコハマ》(篠原一男、一九八四)[図5]である。延七一平方メート... ...文 《MITANI HUT》 平面図、断面図 縮尺1/4005──篠原一男《ハウス・イン・ヨコハマ》 平面図 縮尺1/400...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.15-18
[現代住宅研究 6-3]
...してしまうからなのか? 《東玉川の住宅》(篠原一男、一九七三)[図7]の玄関ドアは幅は〇・八メ... ...る。 6──堀部安嗣《秋谷の家》 パース7──篠原一男《東玉川の住宅》 パース 数 だからドアの数...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.28-31
[会議4日目「国土改造」]
...まり適当な実例が見当たらない。そんななかで篠原一男だけは例外かもしれない。 《高圧線下の家》(... ...募案 写真提供=宮本佳明建築設計事務所 9──篠原一男《高圧線下の家》 撮影=後藤洋介10──同、ダ...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.144-145
[現代住宅研究 1-3]
...れているが、最後に示す《谷川さんの住宅》(篠原一男、一九七四)[図10]は、その媒介性さえもはず... ...司《原邸》断面図、2階平面図 縮尺1/50010──篠原一男《谷川さんの住宅》断面図、1階平面図 縮尺1/500...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.107-110
[モノとマチの向こうに見えるもの 4]
...う意味で、その地に深く根ざした建築である。篠原一男も、著書のなかで「民家はきのこである」とし... ...を紹介するサイトhttp://www.tokyohouse.jp。 ★四──篠原一男『住宅建築』(紀伊國屋書店、一九六四)五〇...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.29-31
[現代建築思潮]
...施すのはよくある話です。しかしたとえばこの篠原一男さんの《高圧線下の家》(一九八一)[図1]の... ...・違法・プライバシー』 (翔泳社、2001)1──篠原一男《高圧線下の家》19812──斜線制限を厳密に受け...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.47-54
[都市/テクスト]
...の無秩序な環境に馴染むと考えているようだ。篠原一男、坂本一成、塚本由晴+貝島桃代らの東京工業... ...、建築書としては異例の売れ行きを記録。35 「篠原一男経由〈東京発の東京論〉」(『GA JAPAN』33─38号...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.112-115
[対談]
...さんは都市は見えないから撤退すると宣言し、篠原一男さんも住宅は芸術だと言う。おそらく今、日本... ...ていたのは、むしろ作品至上主義みたいだった篠原一男だった。作品と切り離して語っていたからそれ...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.217-227
[インタヴュー構成]
...(一九七二年一月号)で載りました。その後も篠原一男、原広司、象設計集団、伊東豊雄、磯崎新さん... ...》3──象設計集団《用賀プロムナード》4──篠原一男《未完の家》5──伊東豊雄《ホテルD》大橋富夫 ...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.62-82
[建築を拓くメディア]
...読み解けない住宅 かつて篠原一男は「住宅は芸術である」と言った。唐突に聞こえるこの言葉には、時... ...分が残るからこそ〈住宅〉だったのだ。 1──篠原一男『住宅論』読み解かれる住宅 その時から四〇余...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.114-115
[鼎談]
...も同じだと思います。これらを解釈するには、篠原一男が『住宅建築』(紀伊國屋書店、一九六四)の... ...」という一節が非常に参考になります。そこで篠原一男は具体例として、ル・コルビュジエの建築的プ...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.62-75
[プロジェクト・スタディ]
...2f──石田敏明《NOS-h》2g──篠原一男《上原通りの住宅》2h──篠原一男《山城さんの家》2i──妹島和...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.90-105
[対談]
...んがヴォールト屋根を用いています。同時期に篠原一男さんの《上原通りの家》(一九七七)では構造... ...あったと言ってもよいかもしれません。だから篠原一男はレヴィ=ストロースの「野生」という言葉で...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.73-79
[ラディカリズム以降の建築 1960s-1990s 7]
情報端末としての建築 電飾、看板、ファーストフード、カラオケ、ゲームセンター、カフェ、居酒屋、ドラッグストア、電化製品の量販店、百貨店、金融ビル、JR線の高架、...jp/ver6/concept/22.html ★二──伊東豊雄×坂本一成×篠原一男「建築の問題は『コンビニ』から生まれる?」...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.221-231
[翻訳]
〈オーストリアの終焉(Finis Austriae)〉は過密した点を表わす。その結果として、オーストリア文化と二〇世紀のヨーロッパ文化双方においてそれは、マルチ...実際のところ、丹下健三、白井晟一、磯崎新、篠原一男といったリーダーたちは(そして後には、これ...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.245-262
[論考]
社会の飛躍的なコンピュテーション化にともなって私たちはまったく新しい空間認識と身体感覚を手に入れつつあるのではないだろうか。かつて情報革命が飛躍的に進展した折に...葉で語ろうとしたひとつの要素である。一方で篠原一男は著書『住宅建築』(紀伊國屋書店、一九六四...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.96-97
[現代住宅研究 7-4]
装飾とモダニズム やや意外な「装飾」の話から。およそ一〇メートル角のスラブを空中に浮かべた《スカイハウス》(菊竹清訓、一九五九)[図1]は、そのスラブにムーブネ...面図 1階平面図 縮尺1/400 パース註 ★一──篠原一男┼伊東豊雄┼坂本一成「鼎談 世紀の変わり目...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.24-29
[論考]
このところ東京都心部では、「東京ミッドタウン」や「新丸ビル」等、大規模再開発による大型商業施設が続々とオープンしている。経済構造改革と連動した「都市再生」と呼ば...安藤忠雄+日建設計などが見られる。 ★四──篠原一男「住宅は芸術である」(『新建築』一九六二年...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.76-84
[『日本の民家』再訪 7]
島に居ること 伊豆大島を含む伊豆諸島は、フィリピン海プレートと本州との衝突によってうまれた褶曲の峰のひとつである。海面より露出したその島々の姿の直下に、ヒトの想...終えようとしていた。 そういえば建築家・故篠原一男はその昔、民家はきのこだと言った。確かに茅葺...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.12-27
[ゼロ年代の建築・都市 3]
建売住宅から学ぶこと 家型という視点から眺めていくと、一九八〇年代の建築は基本的に七〇年代の延長にあり、記号的な表現をさらに展開し、思考を深めている。 石井和紘...。本連載でも、五〇年代の清家清、六〇年代の篠原一男、七〇年代の坂本一成に焦点をあてたが、家型...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.33-34
[東京]
都市の形態の背後にある構造は必ずしもみえていないし、しかし全くみえていなくもない。それは絶えず見えがくれしているのであろう。 槇文彦『見えがくれする都市』 法...鍛錬である。まっさきに思い起こされるのは、篠原一男による《高圧線下の家》(一九八一)[図9]で...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.148-155
[インタヴュー]
一九二〇年代の建築状況 日埜直彦──今回は磯崎さんの建築家としてのキャリアの最初期について伺いたいと思っています。 すでに『建物が残った』で当時のことについて多...住宅に置き換えると微妙になってくるんです。篠原一男は「住宅は芸術だ」と言っているけれど、今の...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.149-158
[ゼロ年代の建築・都市 1]
家形が増えている 最近、卒業設計やアイディア・コンペを審査する機会が多いのだが、印象深いのは家型のデザインが明らかに増えていることだ。いわゆる三角屋根をもつ建築...の試みが興味深い。一九六〇年代の家型では、篠原一男の象徴的な空間や、林雅子の大胆な構造などが...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.45-46
[現代建築思潮]
山の手/下町/サード・ドメイン | 日埜直彦 クーベルタン男爵のコスモポリタニズムに始まったオリンピックが、反転してベルリン・オリンピックに象徴されるネーション...るとき、私は多木浩二が《谷川さんの住宅》(篠原一男、一九七四)を写した一枚の写真のことを思い...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.48-56
[1990年代以降の建築・都市 5]
重層的な決定のシステム 一九九九年、坂本一成の設計による《HOUSE SA》が竣工した[図1]。ギャラリー・間の坂本一成展「住宅──日常の詩学」が、名古屋の愛知...段階を次のように整理している★七。 第一に、篠原一男の圧倒的な影響下において、それを振り払おう...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.194-204
[対談]
1 三つのプログラム 八束…議論の前提として、いくつかの問題を整理しておきたいと思います。まずプログラムと言われているもののなかに、三つのものが区別できるだろう...一致していると思います。そういう意味では、篠原一男さん達の仕事は、さしあたって社会的に共有化...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.103-121
[日本]
1964年生まれ。87−93年、入江経一建築設計事務所勤務。93年、西沢大良建築設計事務所設立。 主な作品=《立川のハウス》(97年東京建築士会住宅建築賞受賞)...状のトンネル)を暴力的に侵入させる手法は、篠原一男のそれを想起させる。しかし西沢は、篠原が追...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.166-167
[インタヴュー]
アトリエ・ワンと私──最初の出会い 永江朗──私の場合もそうでしたが、施主は設計を依頼するにあたってまず手紙を書くというアプローチが多いと思います。受け取ったと...近い。それと、私は洋書店に勤めていたころ、篠原一男さんの研究室にときどき本を届けに来ていたの...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.74-85
[論考]
メディアがユニット派を注目する 今年の後半、飯島洋一による「ユニット派批判」の論文が話題になった★一。ユニット派とは何か。アトリエ派の建築家が強いカリスマ的な指...浩二との対談においてこう指摘された★一七。篠原一男がロマン主義的なクライマックスを目指したの...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.134-145
[論考]
ローマでの体験 1999年の12月から2000年の1月にかけて、私は仕事の関係でイタリアにおける建築物の保存・修復について調べるためにICCROM(文化財保存修...ン・ド・ポルザンパルクがオフィス・ビルを、篠原一男がホテルをそれぞれ設計している。 OMAによるマ...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.97-105
[キーワード]
連続と切断の言語風景── 1990年代の都市と建築をめぐって 南泰裕 たったいま終わりを告げたばかりの、1990年代の都市と建築を切り出して、「何かが確実に変わ...ナティヴな可能性を開いてみせた。 日本では、篠原一男、渡辺誠、古屋誠章らがカオスにインスパイア...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.68-87
[制度─都市]
アトリエ・ワンの二人は笑みが絶えない。彼らに論文指導を受けた、とある人曰く「彼らは何にでも笑える人。フツウのできごとでも周りの事柄を取り込んでオモシロク見てしま...マにした家はほかにもいくつかあろう。例えば篠原一男の《大屋根の家》というのがある。しかしああ...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.132-135
[批評]
細部・ディテール・納まり 塚本由晴──OMA/レム・コールハースのディテールは、安っぽいとか、素人だとか、長持ちしそうもないとか、結構悪い評判を聞くけど、逆にこ...超えるものを要求している。そのうちの一本を篠原一男が依頼されることになった。これは都市という...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.80-89
[批評]
1 路上という〈驚異の部屋(ヴンダカンマー)〉 松山巖は著書『群衆 機械のなかの難民』の最終章で、丹下健三が一九八三年に篠原一男との対談で情報化社会における建...の難民』の最終章で、丹下健三が一九八三年に篠原一男との対談で情報化社会における建築のイメージ...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.133-143
[論考]
西洋の想像力にとって日本は二つある。ひとつは急速かつ濃密、雨に濡れてネオンのまたたく、ぎゅうぎゅう詰めの人工的カオス。もう一方は静かかつ平穏、謎めいて官能的な、...の「カオス」と「アナーキー」をテーマとする篠原一男や、伊東豊雄の《ヴィジョンズ・オヴ・ジャパ...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.157-159
[ディスカッション]
この討論は、特集である多摩ニュータウンを見学し、それぞれが現代で経験しつつあることとの関係の中で、はたしてこれまでのパラダイムで建築が考察されうるのか、という疑...ことをやらなければいけない。それは、かつて篠原一男が行なったような、ひとつの意味を実現するた...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.76-103
[対談]
1 八束──今回の特集では、作家や作品というよりも広義の意味での言説を中心に明治以降の近代建築史を概観するという趣旨で、ここでは「建築史」という言説タイプを取り...います。そう言えば、同じ東工大の系譜では、篠原一男も日本建築の空間論をやっていましたね。ただ...
『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) | pp.62-76
[ルポルタージュ]
藤森照信《高過庵》 多くの人たちと同じく、僕も《高過庵》をはじめて知ったのは建築雑誌によってであったが、こうした少し突飛な建物を実現する藤森照信という人に対して...が悪い行為なのかもしれない。しかし、かつて篠原一男が「住宅は芸術である」とか、原広司が「住居...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.52-63