1968年生まれ。近代建築史・都市計画史。東京大学研究員、ペンシルヴェニア大学客員研究員。
(最終更新:2009年3月31日)
[インタヴュー]
東工大清家研究室 石崎──今日はご自身の作品を語っていただくというよりは、先生が戦後、どのような時代背景のなかにおられたかということを中心にお話をうかがえればと思います。特に一九五〇年代から六〇年代半ばまでの伝統に取り組まれた頃のこと、また当時の建築を巡る状況を先生がどのように見られていたかということを中心にお話願えれ...
『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) | pp.166-180
[論考]
アメリカ議会図書館は、アメリカ建国以来の自国の文化を築き上げてきた証としての広範な資料の収蔵・研究を行なっているが、本展覧会は同館が所蔵するイームズ資料を中心にヴィトラ・デザイン・ミュージアムの家具コレクションほかを加え、イームズの仕事をアメリカの二〇世紀をドライブした重要なファクターとして、広く国民に紹介しようとする...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.182-183
[ラディカリズム以降の建築1960s-1990s 1]
一九四五年、二〇世紀前半のテクノロジーを最大限につぎ込み、全人類の抹殺可能性さえも示すことになる第二次世界大戦が終結した。 同年、歴史上初めて光線兵器(原爆)が...ーレ』六号、一九九四)や、同号にて槻橋修と石崎順一の提唱した概念「ルミネッセント・ボディとし...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.213-224
[批評]
プロローグ──ある空中散歩 一八五八年の冬、ナダールは飛んだ。操縦士のゴダールと気球に乗って。雨まじりの空を八〇メートルほど上昇し、すぐに降下したのだったが。こ...を想像せよ』(南泰裕+槻橋修+五十嵐太郎+石崎順一+奈尾信英)である[図21]。もちろんこれは小...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.154-167
[対談]
1 八束──今回の特集では、作家や作品というよりも広義の意味での言説を中心に明治以降の近代建築史を概観するという趣旨で、ここでは「建築史」という言説タイプを取り...すれば、あえてモダニズムのハードコアをやる石崎順一のような若い研究者は、貴重な存在になってい...
『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) | pp.62-76
[論考]
焦土の幾何学 「あーきれいだ、絵画的だなー」★一。 疎開先の山梨から東京に戻り、強い夕日を受けた褐色の焼跡を見て、甚だけしからないことだと思いつつ、東京帝国大学...三一に同じ。 ★四一──石元泰博+藤森照信+石崎順一「戦後モダニズムの軌跡」(『新建築』一九九...
『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) | pp.119-129
[都市/メディア]
ここ数年、いわゆる建築雑誌以外のメディアにおいて建築が取り上げられる機会が多くなってきた。NHKの『ETVカルチャースペシャル』で「建築家バトル」が行なわれたの...めた建築同人誌。最終メンバーは五十嵐太郎、石崎順一、大川信行、槻橋修、奈尾信英、南泰裕、山中...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.116-119