1975年生まれ。東京工業大学大学院博士課程在籍。
(最終更新:2009年11月16日)
[プロジェクト・スタディ]
1 道路という素材 すべての敷地は道路に接しています★一。道路はその量からして、建築にとって資源足りうるものです。原油はそのままでは燃やされるだけですが、加工されることで衣服にもなります。資源は使い方を見出されることで幅広く運用されるものです。この論考では、道路という資源を建築がどのように扱いうるかをみていきます。建築...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.90-105
[White Page]
物が個別に建つことと、建物が高密度に建つことははなはだ相性が悪い。それは、建物と建物のあいだに、利用するには余りにも狭い隙間ができてしまうからである。しかし、東京という都市空間の特徴は、こうした隙間に現われているとも言えなくはない。隙間はまずのその量が膨大であるし、個人の敷地を越えてひとつながりの空間を形成しているから...
『10+1』 No.21 (トーキョー・リサイクル計画──作る都市から使う都市へ) | pp.124-125
[White Page]
インフラストラクチャーといえば、電気、ガス、電話、水道、道路、鉄道……などが頭に浮かぶ。モノとしてひとつながりで、私達の生活の細部にまで行き渡っており、日々の生活を支えているもの。私達はこうしたものをインフラストラクチャー(インフラ)と呼んでいる。ここでモノとしてひとつながりであることは、インフラを成立させるための十分...
『10+1』 No.21 (トーキョー・リサイクル計画──作る都市から使う都市へ) | pp.120-123