新千歳空港のセキュリティーチェックで引っかかるなんて、全く考えていなかった。
いつもと同じで臨んだにもかかわらず。。。
係員から「お客様、ライターをお持ちですね?ジップロック付きのビニール袋に入れてください。えっ?持っていない?それでは没収とさせていただきます」
オレの頭の中が一瞬真っ白になった直後沸点に達した。
液体物をジップロック付きのビニールに入れるようになったのは確か10年くらい前のロンドンでのテロ未遂事件からだったと記憶している。
直後は確かにどこの空港でも厳格に実施していたが、最近はカバンの中にバラバラに入れておいても何も言われなくなった。。。
成田でも羽田でもバンコクでも何も言われない。
確かにルール自体に変更はないのだろうが、なんでここ新千歳ではいまだに厳格に適用しているのだろうか?見ていると国際線のセキュリティーチェックには客がほとんどいないので、暇なのか?それとも石頭なのか???
【実例】
1,現に、今朝成田で全く同じ荷姿でセキュリティーチェックを通ってきた。
2,この制度が適用されてから「ライターをジップロック付きの袋に入れないと没収」と言われたことは一度たりともない。
カバンから出してくださいと言われ、取り出して見せたことはあるが、ビニール袋に入れないと没収と言われたことは一度もない。
たしかに液化ガスが入っているので、厳密に言えば入れるべきなのだろうが、入れても入れなくても現物を確認できればいいのではないか?事実オレの行った世界中の空港での基準から外れることを言われたのでカチッときた(最近のアメリカは知らないけど)。
3,その他の液体物もビニール袋に入れるルールは現存するが、最近は有名無実化してきているのが世界の基準である。現物が確認できれば良い。
現に数ヶ月前、成田でカバンに大量に入っていたボールペン類がX線に引っかかってカバンを開けられたことがある。その時カバンからゴロゴロと液体物(もちろん全て100ml未満)が出てきたが、係官は何も言わなかった。
2-3ヶ月前には保冷剤(常温ではジェル状)も成田、バンコクとも何も言われなかった。
また、今回チョコレートも持ていたがこれについても何も言われない。これも溶ければドロドロの液体に近いものになるのでは???
嫌味で「チョコレートは良くてライターがダメな理由は?」と聞いたが明確な答えはなかった。
【まとめ】
1,航空機の安全運行にはぜひ努めてもらいたい。
2,だが、規定の容量(100ml未満)の常識的な範囲(カバンの中が全部液体物でいっぱい何て言うのは論外)での所持については現品が確認できればいいのでは?ビニール袋に入っていないことが何の問題なのかよく分からない。
まとめてビニール袋に入っていれば、検査する時間が短縮できて効率的なのは理解しているが、混雑が激しい成田、羽田、バンコクでスルーなことが、ヒマヒマ過ぎてしょうがない新千歳の国際線でダメな理由にはならないと思う。
3,係官からは「没収が嫌なら、すぐそこの売店で売っているのでジップロック付きのビニール袋を買ってきてください」と言われ売店に行くと、レジの横の目立つところに大量の商品が置いてあった。一袋60円。。。
これってうがった見方をすれば「結託しているのでは?」と思ってしまう(笑)
う~ん、言っていることはまともで、ルールを厳格に適用していることは分かるが、他の空港では運用を緩やかに解釈しているのになぜここだけ厳格なのか?が問題なのだ。
オレは散々文句(というか質問)を浴びせたが結局「ルールです」としか答えてくれなかった。
まあ、それは分かっていて聞いているのだがね。。。
【最終結論】
1,係官が単なる石頭。うちの会社にもいますね~,1+1は2としか考えない人(笑)。
2,ヒマすぎてしょうがないので「ちゃんと仕事をしている!」っていう自己満足。
3,土産店との結託。。。まあこれはないかな・・・
4,札幌を起点にした極秘テロ情報がある。。。これかもね?
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