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ノーベル賞
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2025年10月7日、近畿大学中央図書館(大阪府東大阪市)が、アバターによるレファレンスサービスを開始すると発表しました。 図書館受付に設置したディスプレイに表示されるアバターを図書館員が遠隔操作し、利用者からの質問に応対します。対面では相談しづらいと感じる利用者の心理的なハードルが下がることが期待されるほか、多言語対応やテロップ表示による視覚的な支援により外国人学生や体の不自由な人へのアクセシビリティが向上したり、図書館員の在宅勤務の拡充などの働き方改革に資するなどとされています。 また、将来的には、AI技術を活用した24時間対応や、職員による遠隔操作なしでアバター自身が資料検索のナビゲーションをすることなども視野に入れていると述べられています。 アバターによるレファレンスサービスの開始について(近畿大学中央図書館, 2025/10/7) https://www.clib.kindai.
市立図書館が蔵書に否定的な注記を貼付したことを違法とする裁判所の決定(ドイツ) 国立国会図書館関西館図書館協力課・渡邉斉志(わたなべただし) 2025年7月8日、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州上級行政裁判所は、ミュンスター市の市立図書館が蔵書に貼付した注記について、この注記の削除等の仮処分命令を求めて著者の一人が提起していた緊急申立ての一部を認める決定を下した。2025年4月にミュンスター行政裁判所は申立てを棄却していたが、抗告審で決定が覆ったものである。決定はこれで確定している。 ●事案の概要 ミュンスター市立図書館は、所蔵資料のうち、ノンフィクションの著作でありながら人類の月面着陸や広島・長崎への原爆投下の事実等を否定する内容の二点について、「これは議論の余地のある内容の著作である。この資料は、検閲からの自由、表現の自由及び情報の自由に基づいて利用に供される。」との注記を該
CA2088 – Notable Japanese Collections in North America:米国司書による日本コレクション可視化プロジェクト / アン・マリー L. デイヴィス, 松浦キャサリン, 杉山由香利 オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)とリポジトリを巡る現状 オープンアクセスリポジトリ推進協会:山地一禎(やまじかずつな) 1. 組織の概略 オープンアクセスリポジトリ連合(Confederation of Open Access Repositories:COAR)は、オープンアクセスリポジトリの相互運用性や機能強化、コミュニティ間の協力を促進することで、機関や国を超えた世界的なオープンサイエンスインフラの構築を支援しようとする国際的な団体である(1)。設立の経緯については、過去の記事を参照されたい(E992参照)。本稿では、その後の変革や現在の役割、日本の
2025年9月18日、東京都立図書館が資料保存の研修動画を新たに作成し、同館ウェブサイトの「資料保存のページ」で公開したことを発表しました。 今回、公開されたのは「図書館資料の保存 基本的な考え方と手法(29分)」「図書館資料の修理 基本的な考え方と手法(25分)」「図書館資料の修理 実習(13分)」「図書館の資料防災(21分)」の4件です。 資料保存の研修動画を公開しました。(東京都立図書館, 2025/9/18) https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/information/7329_20250918.html 資料保存のページ(東京都立図書館) https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/about_us/collection_conservation/conservation/index.
2021年11月にユネスコの第41回総会で採択された「オープンサイエンスに関する勧告」を受けた、加盟国の取組状況をまとめた初の統合報告書がユネスコのウェブサイト上で公開されています。 日本を含む77か国からの報告に基づき、主要な動向等がまとめられています。同報告書は、今後、2025年秋に開催予定のユネスコの執行委員会(Executive Board)及び総会に提出される予定であり、より包括的な分析結果は2026年初めに公表予定としています。 First consultation on the implementation of the 2021 Recommendation on Open Science(UNESCO, 2025/9/3) https://www.unesco.org/en/open-science/2025reports First consolidated repor
2025年7月22日付けで、米国の非営利出版者Annual Reviewsによる世界の図書館員、出版者、ベンダー向けのオンライン雑誌“Katina”に、小規模図書館におけるAI活用に関する記事“How One Small Library is Innovating with AI”が掲載されています。著者は、米国の大学で国際教育に関わる活動に従事しているSusan McClellan氏です。 記事では、米・ピッツバーグの獣医技術学校図書館における、レファレンスサービス、蔵書構築、情報リテラシー教育へのAIツールの導入事例が紹介されており、AIツール名、導入方法、効果、評価、注意点等が具体的に示されています。 AIツールの導入により、学生の学習成果と図書館運営のどちらにも目に見える効果があったとしており、結論として、AIツールに関し、図書館は次の対応を行う必要があるとしています。 ・導入の透
2025年8月4日、学術コミュニケーションと出版に関する査読誌“Learned Publishing”の38巻4号に、ChatGPTは学術論文の撤回やその他の信頼性に関する懸念を考慮しているかについての論文“Does ChatGPT Ignore Article Retractions and Other Reliability Concerns?”が掲載されています。著者は、英・シェフィールド大学のMike Thelwall氏等です。 ChatGPT-4o miniを用いて、公開された学術論文の撤回やその他の懸念点を認識できるかどうかを試したところ、これらの情報は認識又は考慮されていないことが示されたとし、大規模言語モデルによって作成された文献要約には誤った情報が含まれている可能性があるため、ユーザーは注意する必要があると述べています。 Thelwall, Mike; Lehtisaar
2025年7月21日、名古屋大学デジタル人文社会科学研究推進センターのウェブサイトにおいて、Humanitextプロジェクトによる、青空文庫の文学作品群を対象とした対話型AIシステム「Humanitext Aozora」の公開が発表されました。 Humanitextプロジェクトは、同センターの岩田直也准教授、桜美林大学の田中一孝准教授、東京大学の小川潤助教によるプロジェクトです。「Humanitext Aozora」は、青空文庫の膨大なテキストデータに対し、大規模言語モデル(LLM)と検索拡張生成(RAG)技術を組み合わせたシステムで、利用者は自然な対話を通じて、作品の深い内容理解や、複数の作品を横断するテーマの探求を手軽に行うことができるとあります。Humanitext Aozoraの主な特徴として、高度な検索機能と、利用者の目的に合わせた四つの対話モードが挙げられています。 【研究ニュ
2025年7月31日、埼玉県立図書館が、同館の所蔵資料を複製したPDFデータをメールで受け取ることができる「図書館資料複製データメール送信サービス」を開始しました。 対象資料は、著作権保護期間が終了した資料及び国等が発行した周知目的の資料です。なお、現在は著作権保護期間が過ぎた資料等を送信対象としているため、著作権に関する補償金等は発生しないとあります。 図書館からのお知らせ(埼玉県立図書館) https://www.lib.pref.saitama.jp/information/index.html ※2025年7月31日付けで「図書館資料複製データメール送信サービスの開始について」とあります。 図書館資料複製データメール送信サービスの開始について(埼玉県立図書館) https://www.lib.pref.saitama.jp/information/2025/07/post-219.
2025年7月25日、九州大学が「前近代日本―アジア関係資料デジタルアーカイブ」を公開しました。 同大学の人文科学研究院と附属図書館が協働で構築したデジタルアーカイブです。同大学が所蔵する歴史資料の中から、近代以前(19世紀後半まで)の日本とアジアとの交流、アジアの海を媒介とした世界との交流を示す資料の一部を紹介するもので、資料の画像とテキストが対照表示され、様々な角度から資料を検索できる点が特色であるとされます。 翻刻テキストの一部には、市民協働型の外部プロジェクト「みんなで翻刻―翻刻!九州大学の書物たち―」の成果が活用されているとあります。 公開!「前近代日本―アジア関係資料デジタルアーカイブ」(九州大学附属図書館, 2025/7/25) https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/101556 「前近代日本―アジア関係資料デジタルアーカイブ」の公開(
米国の大学・研究図書館協会(ACRL)刊行のオープンアクセス誌“College & Research Libraries”(C&RL)の86巻4号に、図書館による貸出履歴の保持に対する利用者の認識等を調査した記事“Help or Hazard? Patrons’ Checkout History Retention Choices and Relations to Trust and Campus Role”が掲載されています。著者は、米・ミシガン大学図書館のCraig E. Smith氏等です。 ミシガン大学図書館では利用者とその貸出履歴に関するデータの紐づけを行っており、利用者は図書館による貸出履歴の保持に同意するかを選択可能となっています。 記事では、同館の利用者588人を対象として、貸出履歴データの保持に同意するかの選択とその理由、データプライバシーに対する意識との関係性等を調査し
2025年7月15日付けで、米国の非営利出版者Annual Reviewsによる世界の図書館員、出版者、ベンダー向けのオンライン雑誌“Katina”に、論文のオープンアクセス(OA)出版の適格性を決定するタイミングに関する記事“For Fairer Open Access Deals, Base Article Eligibility on Submission Date”が掲載されています。著者は、米・ミネソタ大学図書館のSunshine Carter氏等です。 Read & Publish契約では、論文にOA出版の資格があるか否かを出版者が決定するタイミングは、論文の投稿時点ではなくアクセプトされた時点であるとしています。しかし、査読に時間を要する等の理由により出版までの期間が長期化した場合、著者にとって見通しが立たないほか、図書館にとっても出版者との契約更新や予算管理等の点で問題が生
「退館のお知らせは生演奏!」:学生の表現の場としての図書館 東京藝術大学附属図書館・西山朋代(にしやまともよ)、 立澤知寿穂(たつざわちずほ) 東京藝術大学附属図書館上野本館では「退館のお知らせは生演奏!」と題して、閉館前の5分間に学生たちが各自選んだ曲を演奏するイベントを開催している。 演奏場所は上野本館の2つの建物のうち2018年に竣工したB棟である。1階がラーニングコモンズ、2・3階が書架となっており、中心部にある吹き抜けの階段スペースで演奏すると建物全体に音が響く。イベントは2022年2月から開始し、2025年6月現在までに58組、139人の学生が演奏を行った。普段は静かな空間を求められる図書館内での演奏は、他では見られないユニークな取り組みだと自負している。 開催経緯については国立大学図書館協会のウェブサイトに取材記事が掲載されているので、そちらを参照していただきたい。学内外で知
米国科学アカデミーの機関誌PNAS誌の122巻27号に、学術文献にアクセスするための15のツールのカバレッジを比較した論文“Comparing conventional and alternative mechanisms of discovering and accessing the scientific literature”が掲載されています。著者は、南イリノイ大学のWilliam H. Walters氏です。 ScopusやPubMed等の図書館で利用できる従来のデータベースと、Google Scholar、OpenAlex、ResearchGate、Sci-Hub等の新たな無料の代替ツールについて、書誌事項と全文テキストのカバレッジを比較しています。 Walters, William H.. Comparing conventional and alternative mech
COAR Annual Conference 2025:地域組織委員会からの報告 北海道大学附属図書館管理課・前田隼(まえだじゅん) オープンアクセスリポジトリ推進協会・坂本拓(さかもとたく) 東京大学附属図書館情報サービス課・斉藤涼(さいとうりょう) 東京大学附属図書館柏地区図書課・宮井杏佳(みやいきょうか) 電気通信大学学術国際部学術情報課・上野耕平(うえのこうへい) 名古屋大学附属図書館事務部東山地区図書課・村西明日香(むらにしあすか) 京都大学附属図書館研究支援課・山岸瑶果(やまぎしはるか) 大阪大学附属図書館箕面図書館課・菊谷智史(きくたにさとし) 神戸大学附属図書館情報管理課・有馬良一(ありまりょういち) 九州大学附属図書館事務部eリソース課・金子芙弥(かねこふみ) 国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課・林豊(はやしゆたか) ●はじめに 2025年5月12日から14日
2025年7月10日、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)が、大学図書館等におけるシェアードサービスに関する報告書“Shared services in academic and research libraries”を公表しました。 2025年5月末に開催されたSCONULの主要な図書館長が参加した会議の成果をまとめた報告書です。図書館におけるシェアードサービスの利点に関する一般的な評価、シェアードサービスの今後の更なる展開が見込める分野(利点、障壁、推奨される次のステップを含む)、既存のシェアードサービスの事例などが紹介されています。 Shared services in academic and research libraries(SCONUL, 2025/7/10) https://www.sconul.ac.uk/News/View?g=8dbedd9b-9173-4f4c
2025年7月4日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)及び大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)が、リポジトリ登録への新たな課金制度に反対するオープンアクセスリポジトリ連合(COAR)の声明に賛同することを、共同で表明しました。 COARは2025年6月26日、同年3月14日にIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)が発表したリポジトリ登録への新たな課金制度“Repository License Fee”を受けて、このような制度への反対声明を発表しました。 JPCOARとJUSTICEは、COARの声明の日本語訳を作成し、これに対する賛同を表明するとしています。 IEEE Repository License Fee等に対する声明について(JPCOAR, 2025/7/4) https://jpc
Subscribe to Open(S2O)の現状と課題 東京大学附属図書館・尾城友視(おじろともみ)、横井慶子(よこいけいこ) 近年、Subscribe to Open(S2O)と呼ばれるオープンアクセス(OA)出版モデルを採用する出版社や学術雑誌が増加している。従来、学術雑誌は大学等が年間購読料を支払い、購読者のみが閲覧可能であったが、誰もが無料でアクセス可能なOA誌への移行が進んでいる。S2Oもそうした流れの一つであり、比較的新しい出版モデルであることから、本稿ではその概要と動向、図書館の視点から見た課題を述べる。 ●S2Oの仕組み S2Oとは、購読モデルを基に学術雑誌を年単位でOA出版へ転換する出版モデルである。一定数以上の機関が、対象となる学術雑誌の購読契約を行うことで、当該誌の年間購読収入が十分な額に達すると、その年に刊行される巻号がOAとして公開される。購読機関が十分に集まら
早稲田大学における学術書のオープンアクセス化の試み 早稲田大学図書館・ティムソン ジョウナス ●はじめに 早稲田大学では2024年度、オープンアクセス(OA)加速化事業の一環として、学術書のOAに取り組んだ。本稿ではその概要を紹介する。 ●オープンアクセスの対象分野とは? 文部科学省のOA加速化事業の公募ページには、事業概要として「オープンサイエンスは、論文のオープンアクセスと研究データのオープン化・共有化(オープンデータ)を含む、研究成果の共有・公開を推進し、研究活動の加速化や新たな知識の創造等を促す取組」とある。同事業が、2023年5月の「G7科学技術大臣コミュニケ」および2024年2月の内閣府による「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」(以下「基本方針」)を契機としていることから、自然科学分野を主眼に事業構想を立てた大学関係者が多かったのではないか。 しかしながら
2025年7月1日、青山学院大学が、同大学図書館でAIを活用した図書探索サービスを導入し、運用を開始したと発表しました。 導入したサービスは、富士通Japan株式会社が提供するクラウド型「Fujitsu AI探索サービス」です。同大学の研究プロジェクトと同社が2023年に共同開発した技術が基になっているとされ、大学図書館における同サービスの導入事例としては全国初であると紹介されています。 探したい図書の明確なキーワードが分からなくても、日常的な言葉や文章を入力することで、AIが利用者の意図を捉え、関連性の高い図書を効率的に見つけ出すことが可能となり、学生の主体的な学びを支援するとともに、図書館の利便性向上や利用促進に貢献するとあります。 学生の主体的な学びに向けて、AIを活用した富士通Japanの図書探索サービスを運用開始(青山学院大学, 2025/7/1) https://www.aoy
2025年7月1日、慶應義塾大学メディアセンターが、10月1日から「図書館資料PDF取寄せサービス」(試行)を開始すると発表しました。 調査研究のため、学内所蔵資料の一部分をスキャニングし、PDFファイルで提供するサービスで、対象者は同大学に所属する教職員・大学院生・学部生・通信教育課程生とあります。 図書館資料PDF取寄せサービス(試行)を開始します(2025.10.1-)(慶應義塾大学メディアセンター, 2025/7/1) https://www.lib.keio.ac.jp/news/007739_Jp.html 図書館資料PDF取寄せサービス【2025年10月試行開始予定】(慶應義塾大学メディアセンター) https://www.lib.keio.ac.jp/order/pdfrequest.html 参考: 東京都立図書館、PDFファイルで複写物を送信する「遠隔複写(PDF送信)
CA2082 – 国立国会図書館による博士論文収集の現況と課題:2025年調査 / 西村佳樹, 伊藤響, 下村秋 学校における電子書籍貸出サービス(電子図書館)の現状と公立図書館との連携 滋賀文教短期大学:有山裕美子(ありやまゆみこ) 1. はじめに 学校図書館はその根拠となる「学校図書館法」第2条において、「教育課程の展開に寄与する」ことが求められている教育施設であり、そこで収集・提供される情報はすべて学習材であると言える。情報化社会においてメディアは多様化し、その内容も多岐にわたり、学校図書館が収集すべき学習材も多様化している。とりわけ、GIGAスクール構想において児童生徒に一人1台端末が導入され、インターネットでの情報検索が当たり前になり、デジタル教科書の活用が必須となる中で、学校図書館において電子書籍サービスをいかに導入し活用していくかは喫緊の課題ともいえる。 また、2023年3月
東京都立図書館が、2025年7月4日から、従来から実施してきた紙の複写物を郵送する「郵送による複写サービス」に加え、PDFファイルで複写物を送信する「遠隔複写(PDF送信)サービス」を開始すると発表しました。 なお、本サービスの開始に伴い、「郵送による複写サービス」は、「遠隔複写(郵送)サービス」に名称が変更されます。 遠隔複写(PDF送信)サービスを開始します(令和7年7月4日予定)(東京都立図書館, 2025/6/25) https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/information/7273_20250625.html 参考: 愛知県図書館、PDFファイルで複写物を提供する「PDFダウンロード」のサービスを開始 [2025年05月02日] https://current.ndl.go.jp/car/252281 国立国会図書館(NDL)
PDFファイル カレントアウェアネス No.364 2025年06月20日 CA2084 動向レビュー 日本の図書館におけるチャットサービスの導入について 明治大学大学院文学研究科博士後期課程:松野南紗恵(まつのみさえ) 1. はじめに これまで本誌では、チャットを使用したレファレンスサービスについて、デジタルレファレンスサービスあるいはヴァーチャルレファレンスサービス(以下「VRS」)に関する記事の中で言及されてきた。2001年の田村俊作の「デジタルレファレンスサービスの動向」(CA1437参照)では、カウンターでのやりとりと同様にインターネット上でメッセージを交換しながらリアルタイムで質問回答を行う「ライブバーチャルレファレンスサービス」が2000年頃から登場してきたことを紹介している。その後も、VRSを扱う記事では、「チャットサービス」(CA1476参照)、「チャットによる質問回答サ
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