2025-08-16

トランプをどう評価すればいいのかわからない

アラスカ米ロ首脳会談が始まった。

ウクライナでの戦争が止まるかどうかはまだわからん

しかし、その初めての機会(チャンス)がやってきたといえる。

バイデンだったら、こうはならなかっただろう。

停戦への見通しもないまま、

ダラダラと資金物資供給するとともに、

ウクライナにやり過ぎないように自制させつつ、

いつ終わるのかわからないまま戦争を続けさせていただろう。

トランプ世界中戦争を止めている。

インドでも東南アジアでもイランでも。

それぞれ対応の仕方は違うが紛争が加熱して本格的な戦争へと発展しないようにしている。

結果だけ、成果だけ、に焦点を合わせれば優秀である

米国は非常に高い関税他国に課している。

中国との話し合いは続いているが、それも年内には決着するだろう。

これは中国侵略的な米国市場への貿易攻勢を終わらせることの成功意味する。

もちろん中国以外との他国との関係も大きく変わる。

結果として、米国貿易赤字を大幅に減少させることになるだろう。

永遠に続くと考えられていた米国双子の赤字が止まるときがやってくるかもしれない。

これを優秀と言わずしてなんと評価すればいいのか?

かつて古代ローマ将軍カエサルルビコン川を超えて首都ローマに進軍した。

当時の、それは絶対にやってはいけない、を乗り越えて国家を改造しようとした。

共和政ローマから帝政ローマへの橋渡しをしたカエサル

彼は英雄として、いまも称え続けられている。

しかし、彼は暗殺された。

なぜか?

共和制の敵、国家の敵として、共和政ローマを愛する元老院政治家達によって滅多刺しにされて殺されたのだ。

だが、歴史の流れは必然へと流れていく。

カエサル後継者であるアウグストゥス元首政の国家へと古代ローマを帝制へと変革させていく。

それが成功したのはなぜか?

なぜその改革は受け継がれたのか?

それは古代ローマが、共和制では保たない時がきていたからだ。

一見不正に見える元首制(皇帝制)こそがローマを、その当時の世界を治めるのにもっとも適したやり方だったからだ。

だが、当時の視点で言えば、カエサルアウグストゥスも単なる暴君だった。

私はトランプをどう評価すればいいのかわからない。

これは決して、トランプを高く評価する、という意味ではない。

ただ純粋にどう評価すればいいのかわからないのだ。

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