しかし、その初めての機会(チャンス)がやってきたといえる。
バイデンだったら、こうはならなかっただろう。
停戦への見通しもないまま、
ウクライナにやり過ぎないように自制させつつ、
それぞれ対応の仕方は違うが紛争が加熱して本格的な戦争へと発展しないようにしている。
結果だけ、成果だけ、に焦点を合わせれば優秀である。
中国との話し合いは続いているが、それも年内には決着するだろう。
これは中国の侵略的な米国市場への貿易攻勢を終わらせることの成功を意味する。
結果として、米国は貿易赤字を大幅に減少させることになるだろう。
永遠に続くと考えられていた米国の双子の赤字が止まるときがやってくるかもしれない。
かつて古代ローマの将軍カエサルはルビコン川を超えて首都ローマに進軍した。
当時の、それは絶対にやってはいけない、を乗り越えて国家を改造しようとした。
彼は英雄として、いまも称え続けられている。
なぜか?
共和制の敵、国家の敵として、共和政ローマを愛する元老院の政治家達によって滅多刺しにされて殺されたのだ。
カエサルの後継者であるアウグストゥスは元首政の国家へと古代ローマを帝制へと変革させていく。
それが成功したのはなぜか?
なぜその改革は受け継がれたのか?
一見、不正に見える元首制(皇帝制)こそがローマを、その当時の世界を治めるのにもっとも適したやり方だったからだ。
なんで評価しようと思ったの?
なんでだと思う?
バカだからだと思う