結論から述べると、増田をブクマするとき、[増田]タグを付けるかどうか分からなくなった。ただそれだけのお話である。あまりにもどうでもいいが、なんとなく思考が付き纏ってきて邪魔なので、ここに掃き出しておく。この増田は気が向いたら削除する。
これまで、暇な時間に増田を閲覧しては、「ええな」と思った増田にブクマしていて、そのとき[増田]タグをかかさず付けるようにしていた。そのタグを付け始めた理由は、よくわからない。多分はてブに初めて来て、増田のエントリを見たとき、お勧めタグに表示されたからかもしれない。なんとなく、それが作法なのだと誤解したのかもしれない。よくわからない。
そもそも[増田]ってなんやねん、誰?というのが当初の感触だった。
はてブを知るまで、増田といったら某ゲームのディレクター兼作曲家しか浮かばなかったし、他にも誰かを略称していると考えるのが普通であろう。
今では麻痺している感覚だが、普通に考えて、人の苗字にもなる単語がWEBサービスの略称になっているのはおかしい。はて匿のほうがよっぽど分かりやすい。しかも増田に書かれた日記の筆者も増田と呼ぶ。増田の日記単体も増田と呼ばれる。ああもう狂う。
こんな文章だってなぜか読めてしまう。でもおかしいだろ?こんなん。
最近はてなブログの筆者を「増田」と呼ぶ人たちが時々見られるが、これはあまり責められたもんじゃないと思う。はてブや増田において、「増田」という単語の取り扱い方はあまりにも特殊で、異質であるからだ。
脱線したのでタグの話に戻すが、ブクマでこのタグを使うのはきっとこんな理由だ。「増田のWEBページだから[増田]タグを付けておこう」
なんだ、何も問題ないな!と思いかけたがやっぱりしっくりこない。そんなタグを付けて何になるんだ?いや、なるか。だってタグは分類するときに使うし、増田の増田を[増田]として分類しておけば、あとで増田のブクマだけ見たいときに便利じゃないか。やっぱり何も間違ってない。
・・・でも、あとで自分のブクマを見るときなんて来るんだろうか。好きな作品の円盤を買っても、一度見たら棚に放置して埃を被せてしまうような人間が、あとでブクマをもう一度見ることがあるだろうか?いや、ありえないだろう。棚の隅っこで、Blu-ray版ハリーポッターシリーズがこちらを見ている。そんな目で見ないでくれ。
なんだかよくわからない。もう疲れた。俺は[増田]タグを付けるためにこれまで何回スマホをタップしてきたのか、そしてこれからもし続けるのか、わからない。
この話はこれで終わりだ。先が見えない話はもうしたくないんだ。やっぱりこれまで通り無心で[増田]タグを付けるんだ。あとで見なくたって、タグを付けるだけで安心するんだから、もうこれでいいじゃないか。