クロム革で作るラウンドファスナーウォレット --(4)
前回の続き。
ファスナーの両面貼り付け完了(左右共に中央を基準点として貼り付けているので、バラバラにして貼っていてもファスナースライダーを通した時、ズレは発生しない筈)。

通常は、上止と下止でスライダーを "止める" のだけど、今回は下止でファスナーを開いたときの終点とし、上止は使わずに作ります。

上止側はこんな感じに、端の位置を合わせて胴体に接着して終わり。

ウォレットの内側から見ると、こんな感じ。

いよいよ外装革と合体させていきます(いつものように針で位置合わせしながら接着)。

外装革には最初から縫い穴をあけてあるけど、内装には片面5カ所だけ(位置合わせ用の)穴をあけておいて、5本の針で位置を合わせていきます。

そして、(ここの手順はまだ手探り状態なのだけど)外装と内装とを接着後に縫い穴をあけ、その後に(片面2カ所だけ針で位置合わせして)ポケットパーツを接着しました。

次回へと続きます。
ファスナーの両面貼り付け完了(左右共に中央を基準点として貼り付けているので、バラバラにして貼っていてもファスナースライダーを通した時、ズレは発生しない筈)。

通常は、上止と下止でスライダーを "止める" のだけど、今回は下止でファスナーを開いたときの終点とし、上止は使わずに作ります。

上止側はこんな感じに、端の位置を合わせて胴体に接着して終わり。

ウォレットの内側から見ると、こんな感じ。

いよいよ外装革と合体させていきます(いつものように針で位置合わせしながら接着)。

外装革には最初から縫い穴をあけてあるけど、内装には片面5カ所だけ(位置合わせ用の)穴をあけておいて、5本の針で位置を合わせていきます。

そして、(ここの手順はまだ手探り状態なのだけど)外装と内装とを接着後に縫い穴をあけ、その後に(片面2カ所だけ針で位置合わせして)ポケットパーツを接着しました。

次回へと続きます。
クロム革で作るラウンドファスナーウォレット --(3)
前回の続き。
コインポケットのフタパーツに合わせてマチ(胴体)パーツを接着。

はみ出た不要部分を切り揃え、2辺を縫ってポケットパーツが完成(下の写真で上辺を縫っていないのは、ウォレット本体と合体する際に縫い合わせるため)。

型紙作りからそのまま製作に入ったので、ポケットパーツ作りが先になってしまったけど、ここで漸くクロム革で作る外装を加工していきます。

ラウンドファスナーは、文字通りウォレット4辺の内(中央で折り曲げた) "底" となる辺以外の3辺はファスナーがくるので、外装の外周は上下左右共均等に斜め漉きで加工。

先の丸い革漉きナイフで全体的に斜め漉きしてから、直刃の革包丁で全体的に均一になるように仕上げていく(のだけど、まだまだ厚みに凸凹が出来てしまう)。

そして内装には、ポケットパーツと同じヌメ革を使うのだけど厚みが足りないので、床面に芯材を貼ります(因みに、外装革との内外差として外装より6mm小さくカットしてある)。

芯材をガイドにしつつ、ファスナーの中央部分を基準点としてファスナーの貼り付け開始。

ファスナーの片面貼り付け完了。

次回へと続きます。
コインポケットのフタパーツに合わせてマチ(胴体)パーツを接着。

はみ出た不要部分を切り揃え、2辺を縫ってポケットパーツが完成(下の写真で上辺を縫っていないのは、ウォレット本体と合体する際に縫い合わせるため)。

型紙作りからそのまま製作に入ったので、ポケットパーツ作りが先になってしまったけど、ここで漸くクロム革で作る外装を加工していきます。

ラウンドファスナーは、文字通りウォレット4辺の内(中央で折り曲げた) "底" となる辺以外の3辺はファスナーがくるので、外装の外周は上下左右共均等に斜め漉きで加工。

先の丸い革漉きナイフで全体的に斜め漉きしてから、直刃の革包丁で全体的に均一になるように仕上げていく(のだけど、まだまだ厚みに凸凹が出来てしまう)。

そして内装には、ポケットパーツと同じヌメ革を使うのだけど厚みが足りないので、床面に芯材を貼ります(因みに、外装革との内外差として外装より6mm小さくカットしてある)。

芯材をガイドにしつつ、ファスナーの中央部分を基準点としてファスナーの貼り付け開始。

ファスナーの片面貼り付け完了。

次回へと続きます。
クロム革で作るラウンドファスナーウォレット --(2)
前回の続き。
コインポケットのマチ(胴体)パーツが出来たので、続いてフタとなるパーツを製作(フラップ部にバネホックを取り付けるのだけど薄過ぎるので、革を重ねて接着補強)。

フラップ部に貼り合わせた補強パーツの外周を縫い、コバを磨き、バネホックを固定し、胴体との接着部分を斜め漉きで薄くして、と一連の加工をしてパーツ完成。

コインポケットの胴体側もバネホックを固定し、接着範囲を薄く加工しています。

カードポケットはL字ファスナーから特に設計変更することなく同じパーツを使うこととし、これらのカードポケットとコインポケットを取り付けるポケットベースを加工。

そして片面には、これまで通り3段のカードポケットを取り付けました。

もう片面に、先ずは同じサイズのカードポケットを1段取り付け。

この1段目に被せるように、コインポケットのフタパーツを接着しますが、このフタパーツの裏側もカードポケットとするので、カードポケットの深さを決める位置を縫製。

次回へと続きます。
コインポケットのマチ(胴体)パーツが出来たので、続いてフタとなるパーツを製作(フラップ部にバネホックを取り付けるのだけど薄過ぎるので、革を重ねて接着補強)。

フラップ部に貼り合わせた補強パーツの外周を縫い、コバを磨き、バネホックを固定し、胴体との接着部分を斜め漉きで薄くして、と一連の加工をしてパーツ完成。

コインポケットの胴体側もバネホックを固定し、接着範囲を薄く加工しています。

カードポケットはL字ファスナーから特に設計変更することなく同じパーツを使うこととし、これらのカードポケットとコインポケットを取り付けるポケットベースを加工。

そして片面には、これまで通り3段のカードポケットを取り付けました。

もう片面に、先ずは同じサイズのカードポケットを1段取り付け。

この1段目に被せるように、コインポケットのフタパーツを接着しますが、このフタパーツの裏側もカードポケットとするので、カードポケットの深さを決める位置を縫製。

次回へと続きます。
クロム革で作るラウンドファスナーウォレット --(1)
このところハーフサイズのL字ファスナーウォレットを作り続けていたけど、同じようなサイズ感で久しぶりにラウンドファスナーウォレットを作ってみようと思う。
以前、ヌメ革を使って何個も作った記憶があるけど、今回は外装にクロム革を使い、内装の片面にはカードポケット、もう片面にはコインポケットを付けてみようかと。
フタ付きのコインポケットを内装に組み込むのは初めてなので、足掛かりとしてYouTubeにて作り方を研究し、無料の型紙をお借りして、先ずは紙で作ってみることに。

型紙を印刷し、カットして該当箇所を接着して形にしてみたけど、こちらのカードポケットとコインポケットを左右に配置した内装パーツ作りが今回の肝になりそう。

ただ、コインポケットの両側のマチが、コインポケット内側へと折り畳まれて出っ張ってくるのが、ちょっと邪魔なので、破線の様に斜めのマチに変更していく積り。

が、頭の中でイメージは出来るのだけど、実際の形状だとどうすれば求める形になるのか分からず、設計したものを紙に印刷し、折り畳んで確認して、ってのを何度か繰り返した。

左側はオリジナルタイプ(折り畳まれたマチの幅が一定)で、右側がコインポケットの底に向かうに連れマチが狭くなるタイプ(でも、上手く出来ていない)。

何度かやり直し、ようやく求める形状になり、それを革で製作。

次回へと続きます。
以前、ヌメ革を使って何個も作った記憶があるけど、今回は外装にクロム革を使い、内装の片面にはカードポケット、もう片面にはコインポケットを付けてみようかと。
フタ付きのコインポケットを内装に組み込むのは初めてなので、足掛かりとしてYouTubeにて作り方を研究し、無料の型紙をお借りして、先ずは紙で作ってみることに。

型紙を印刷し、カットして該当箇所を接着して形にしてみたけど、こちらのカードポケットとコインポケットを左右に配置した内装パーツ作りが今回の肝になりそう。

ただ、コインポケットの両側のマチが、コインポケット内側へと折り畳まれて出っ張ってくるのが、ちょっと邪魔なので、破線の様に斜めのマチに変更していく積り。

が、頭の中でイメージは出来るのだけど、実際の形状だとどうすれば求める形になるのか分からず、設計したものを紙に印刷し、折り畳んで確認して、ってのを何度か繰り返した。

左側はオリジナルタイプ(折り畳まれたマチの幅が一定)で、右側がコインポケットの底に向かうに連れマチが狭くなるタイプ(でも、上手く出来ていない)。

何度かやり直し、ようやく求める形状になり、それを革で製作。

次回へと続きます。
新たに購入したDCモーター搭載のハンディー掃除機は・・・・
ハンディー掃除機が壊れた。

レザークラフトの作業机を掃除するのに使っていたやつで、何の前触れも無くある日急にスイッチが入らなくなってしまった。

どうかな、もう2年くらい使っているかな。購入金額を考えれば、ある程度消耗品として捉えられるので、その意味では十分に働いてくれたと言っても良いでしょう。
それだけ日常作業の中に溶け込んでいたので、普段あまり有難く思ってはいなかったかもしれないけど、いざ使えなくなってみるとあからさまに不便になる。
ってことで、すぐに後継機を購入したら、結構な勢いで押しつぶされた箱に入って届いた。

ちょっとお高めだったけど、DCモーター搭載とのことで、あれこれ期待している。

本体以外の付属品は、まあ標準的なものだけど、1点、失敗したなって後悔しているのは、充電プラグのピン先が、USBではなくて丸ピンだったこと。

本体側の受電口を見てもこんな感じで、うーん、一世代昔のものなのかな?

更に欠陥が。
本体の吸い込み口が傾いている。

これ、まさか仕様じゃないよね?
でも、どうやったらこんな欠陥品が出来上がるのだろ?
いや、もしかしたら本当に仕様なのかも?
ま、吸い込み口が本体(握り部)に対して傾いていたとしても、使う上では特に不便はないのだけど、なんか気分的にちょっとモヤモヤするというか気持ちが悪い。

レザークラフトの作業机を掃除するのに使っていたやつで、何の前触れも無くある日急にスイッチが入らなくなってしまった。

どうかな、もう2年くらい使っているかな。購入金額を考えれば、ある程度消耗品として捉えられるので、その意味では十分に働いてくれたと言っても良いでしょう。
それだけ日常作業の中に溶け込んでいたので、普段あまり有難く思ってはいなかったかもしれないけど、いざ使えなくなってみるとあからさまに不便になる。
ってことで、すぐに後継機を購入したら、結構な勢いで押しつぶされた箱に入って届いた。

ちょっとお高めだったけど、DCモーター搭載とのことで、あれこれ期待している。

本体以外の付属品は、まあ標準的なものだけど、1点、失敗したなって後悔しているのは、充電プラグのピン先が、USBではなくて丸ピンだったこと。

本体側の受電口を見てもこんな感じで、うーん、一世代昔のものなのかな?

更に欠陥が。
本体の吸い込み口が傾いている。

これ、まさか仕様じゃないよね?
でも、どうやったらこんな欠陥品が出来上がるのだろ?
いや、もしかしたら本当に仕様なのかも?
ま、吸い込み口が本体(握り部)に対して傾いていたとしても、使う上では特に不便はないのだけど、なんか気分的にちょっとモヤモヤするというか気持ちが悪い。
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ハンディー掃除機