C型肝炎とは? わかりやすく解説

シーがた‐かんえん【C型肝炎】

読み方:しーがたかんえん

ウイルス性肝炎の一。C型肝炎ウイルスHCV)に感染することで起こる。血液を介して感染し汚染され血液輸血による場合や、非加熱血液製剤注射針などを介する場合もある。体がだるい、食欲不振嘔吐(おうと)などの症状があるが、自覚症状のないことも多い。慢性肝炎肝硬変肝癌(かんがん)の成因となることもある。

[補説] かつて「非A非B型肝炎」とされた肝炎大部分がC型肝炎にあたる。


C型肝炎

Hepatitis C

【概要】 C型肝炎ウイルス(HCV)が引き起こす肝臓病の総称感染経路大半輸血手術注射刺青、鍼、覚せい剤など血液介したもの。性行為感染母子感染はあるが非常に少ない感染時期わからない例が多く肝炎がない無症候キャリア、そして軽い肝機能異常だけで自覚症状がない慢性肝炎の状態が非常に多いこのため肝硬変肝癌至って症状がでて発見されるか、献血健康診断、たまたま他の病気きっかけ行った肝機能異常発端になってみつかることが多い。つまりHCV検査をしない限り大半診断することはできない。この点はHIV似ている保険診療では何かの症状がないと検査をすることはできない厚労省保険医療ではなく自治体40以降住民提供する節目検診」(保健所など)に組み込んでいる。 

【詳しく】 初感染比較穏やかな症状で、7割がキャリア移行する症状乏し肝炎によって肝細胞破壊再構築繰り返すと、やがて線維化によって肝臓の小葉構造改築され肝硬変が進む。線維化進んだ肝疾患基盤毎年100人の患者から7人の肝臓癌発生する献血でたまたま見つかったHCVキャリア100人が適切な治療を受けず70歳まで過ごした場合1016人が肝硬変2025人が肝がん進行する推測されている。日本ではHCVによる死亡者数年間2万人いると推定される。 

【URL】http://www.vhfj.or.jp

《参照》 HCVRNAインターフェロンリバビリン


C型肝炎

1988年5月米国カイロン社が輸血後非A非B型肝炎原因ウイルス遺伝子クローニング成功したことがプレスリリースされ、翌年4月初め論文報告された。その後一気に、C型肝 炎ウイルスHCV)と名付けられたこのウイルスの感染対す各種診断技術開発され、血 液スクリーニングいち早く導入されたため、輸血によるC型肝炎の発生激減した。しかしな がら、現在我が国には150万人上の全世界には約1.7億人もの感染者存在する推定さ れている。HCV感染後持続感染により慢性肝炎ひき起こすことがあり、さらに肝硬変、肝 細胞癌へと進行することがあるので、公衆衛生上最も重要な病原ウイルスのひとつである。

疫 学
我が国HCV感染者数150万人以上と推定されている。全国日赤血液センターにおける 初回献血者のデータ基づいて2000年時点年齢換算して集計したHCV抗体陽性率は、 1619歳で0.13%、2029歳で0.21%、3039歳で0.77%、4049歳で1.28%、5059歳で 1.80%、6069歳で3.38%である。HCV抗体陽性者の7割がHCV持続感染者(HCVキャリア) であるとすると、1569歳までの年齢層の中で100万人近人々が、HCV感染していることを 知らず生活していることになる。
HCV感染経路としては、感染血液輸血、経静脈薬物乱用入れ墨針治療不適切観血的医療行為などが考えられるが、個々事例感染経路明確に証明することは困難 に近い。我が国のC型肝炎患者のうち、輸血歴を有するものは3~5割程度であるが、現行のス クリーニングシステム実施下では、輸血その他の血液製剤による新たなC型肝炎の発生限り なくゼロに近づいている。
HCV感染伴って急性肝炎発症した後、3040%ではウイルス検出されなくなり、肝機 能が正常化するが、残り6070%はHCVキャリアになり、多く場合急性肝炎からそのまま 慢性肝炎移行する慢性肝炎から自然寛解する確率0.2%と非常に稀で、1016%の症例初感染から平均20年経過肝硬変移行する肝硬変症例は、年率5%以上と高率肝細胞癌発症する40歳HCVキャリア人々70歳まで適切な治療行わず放置した 場合2025%肝細胞癌進展する予測される肝癌死亡総数年間3万人越え、いま だに増加傾向にあるが、その約8割がC型肝炎を伴っている。

病原体

HCV一本鎖RNAウイルスで、フラビウイルス科の中でフラビウイルス属ペスチウイルス属 とは異な第三ヘパシウイルス属分類されている。HCVゲノムには多く遺伝子型存在 し、現在までに10種類上の遺伝子型分けられている。電子顕微鏡での観察から、HCV直径50~60nmの球状ウイルスで、外被エンベロープ)とコア蛋白二重構造有するとされ ている。また、HCVは約9.6kbのプラス鎖RNAゲノムとして持ち、約3,010アミノ酸からなるポリ プロテインコードできる一つ読み取りopen reading frame: ORF)を有している。この前駆 体蛋白質から、細胞のシグナラーゼとウイルス自身コードする2種類プロテアーゼによって、 ウイルス粒子形成する構造蛋白coreE1E2p7)とウイルス粒子含まれない構造蛋白 (NS2, NS3, NS4A, NS4B, NS5A, NS5B)が産生される。ゲノムの5’末端には、ウイルス蛋白翻 訳調節に働く領域存在している。この領域は、多様性の高いゲノム配列中にあって、HCVクローン間で最もよく保存されており、HCV遺伝子検出利用される

臨床症状
A型E型急性肝炎では突然の発熱発症することが多いが、C型肝炎では全身倦怠感引き続き比較徐々に食欲不振悪心・嘔吐、右季肋部痛、上腹部膨満感濃色尿などが見られるうになる。これらに続いて黄疸認められる例もある。一般的に、C型肝炎ではA型B型肝炎とは異なり劇症化することは少なく黄疸などの症状も軽い。慢性肝炎ではほとんどが無症状で、倦怠感などの自覚症状訴えるのは2~3割にすぎない気づかないうちに慢性の炎症状態が続き血液検査初め肝機能異常指摘されるケースも多い。肝硬変では倦怠感などの自覚症状の他に、クモ状血管腫手掌紅斑女性化乳房などの所見認められること もあり、さらに非代償期に至ると黄疸腹水浮腫肝性脳症による症状である羽ばたき振戦意識障害などが出現するうになる肝細胞癌合併すると、初期無症状であるが末期にな ると肝不全に陥り、他の癌と同様に悪液質の状態となる。

病原診断
C型肝炎の診断には血清抗体検出核酸抗原検出2種類がある。一般的には初めにHCV抗体検査が行われる。以前は非構造領域のNS4領域(C100-3)を抗原とする抗体アッセイ系(第一世代)が用いられていたが、後にC100-3抗原コア抗原、NS3領域抗原組み合わせて検出感度上げた第二世代、さらにNS5領域抗原含めた第三世代抗体アッセイ系が開発され利用されている。抗体検出方法としては凝集法PHAPA法)、酵素抗体法EIA法)、化学発光酵素抗体法(CLEIA法)などが用いられている。
これらの抗体検査陽性となった場合、(1)HCV感染しているキャリア状態、(2)過去感 染し、現在ウイルス排除された状態、の2つ可能性考えられるこのようなHCVキャリア感染既往者とを適切に区別するため、HCV抗体価を測定することと、HCV-RNAの検出検査組み合わせて判断する方法一般的に行われている。また、急性C型肝炎においてもHCV 抗体陽性化には感染後通常1~3カ月要するウインドウ期)ため、この時期確定診断には HCV-RNA定性検査が行われる。急性期HCV抗体検出されるのは50%以下であり、発症後3カ月目に90%、6カ月目にはほぼ100%陽性となる。HCV-RNA定性検査法としては、reverse transcription-polymerase chain reactionRT-PCR)を利用したアンプリコアHCV-RNA定性法がある。本法102 コピー/ml程度感度有するまた、ウイルスの増殖状態や治療の効果判定経過観察などのためにHCV-RNAの定量を行う。方法としては、RNA内部標準使用したリアルタイムRT-PCR法、アンプリコアモニター法や分枝標識DNAプローブ用いて定量する分 枝DNAプローブbDNA)法などが開発実用化されている。感度リアルタイムRT-PCR法、ア ンプリコアモニター法、分枝標識DNAプローブ法の順に低くなるまた、HCVコア抗原検 査する方法もあり、感度分枝標識DNAプローブ法同等である。これはHCV粒子構成 蛋白直接測定する方法である。


治療・予防
HCV感染予防はまず感染経路遮断する事であり、以前HCV感染経路のうち輸血よるものが5割を占めていたが、我が国では1989年世界先駆けて献血時HCV抗体スクリーニングするようになってから激減したしかしながら極めて稀であるがこのような抗体調べ方法では検出できない肝炎ウイルス存在問題となった。これらの輸血後肝炎原因多くは、血清学的検査法の「ウインドウ期」に献血された血液よるものである可能性指摘されたため、「ウインドウ期血液含まれる極めて微量ウイルス検出する高感度検査法として、核酸増幅検査nucleic acid amplification test; NAT)が導入された。1999年日本赤十字 社HCVHBVHIV遺伝子調べNATセンター設立した。現在、全国献血された 血液各地血液センタースクリーニングされた後、血清学反応陰性血液すべてを東京大田区)、京都福知山)、北海道千歳)のNATセンター核酸レベル検査行っている。 献血後24時間以内に各血液センター通知し陽性血液輸血血液から除外して安全性高めている。
厚生労働省は、実施すべきC型肝炎対策規模把握するための実態調査として、以前非加熱血液凝固第VIII・第IX因子製剤投与され患者対象にしたC型肝炎検査を、2001年3月から7月にかけて実施した19721988年非加熱血液凝固第VIII・第IX因子製剤使ったことがある全国803の病院・診療所の名前を公表し該当者血液検査呼びかけたが、 これは、(1)非加熱製剤による肝炎感染ケース複数見つかったこと、(2)輸血異なり当人投与されたことを知らない場合が多いこと、(3)病院側に投与した記録残っていること、などの理由よる。80年代半ばまで流通した非加熱血液凝固第VIII・第IX因子製剤は本来血 友病治療であるが、止血効果高く新生児出血帝王切開交通事故など様々な治療用いられたことが分かっている。
この実態調査に基づき2002年発足したC型肝炎等緊急総合対策では、以下の様な現行の健康診査体制活用した肝炎ウイルス検査実施しており、新聞インターネットなどの政 府広報などを通じて検査呼びかけている。

(1)老人保健法による肝炎ウイルス検査
(2)政府管掌健康保険等による肝炎ウイルス検査
(3)保健所等における肝炎ウイルス検査
(1)は、老人保健法による基本健康診査中に肝炎ウイルス検診取り入れられているもので、40歳から5歳刻み70歳までの年齢の人が対象の「節目検診」、および、それ以外年齢過去広範な外科的処置受けた方など、感染リスクの高い希望者を対象とした「節目検診」 の二本立て行われている。(2)では、35歳以上からの5歳刻みと、感染リスクの高い希望者の二本立てとなっている。また、(3)では、全国保健所において、40歳上の年齢の人に対し無料検査実施している。
C型肝炎の治療は、病気活動度進行状態によって方法効果異なるため、治療治療方針選択については専門医による判断が必要である。最も有効性確立している抗HCVインターフェロンIFN)である。従来単独投与加えリバビリンとの併用療法2001年12月から医療保険適用されるようになり、また2002年2月からはIFN保険適用上の投与期間の制限撤廃されIFN療法選択肢広がった
一般にIFNによってHCV排除されるのは30%程度リバビリンとの併用療法場合で約 40%と言われている。しかしながらIFN療法ウイルス排除できなかった場合でも、肝炎進行遅らせ肝癌発生抑制遅延させる効果を示すこともある。
また、IFNリバビリン投与無効で、ALTなどの肝酵素値が正常範囲超えた高値場合には、抗炎症療法(肝庇護療法)によって肝細胞損傷肝臓の繊維化抑えることで、肝疾患進行を防ぐ治療が行われる。
予防法として最も有効と思われるC型肝炎ワクチンは、依然として実用化されていないC型 慢性肝炎患者血液中にはHCV蛋白対す様々な特異的抗体産生されるものの、ゲノム多様性エンベロープ蛋白アミノ酸変異しやすい領域存在することなどから、中和抗体産生されにくい。また、感染ともなってT細胞応答惹起されるが、例えB型肝炎などの場合比べてウイルス特異的な細胞性免疫誘導されにくいと考えられるこのようなことが要因となってHCV宿主免疫監視機構から逃れ高率持続感染成立するものと考えられている。HCVの持つこれらの性質また、HCV効率よく感染増殖させる細胞培養系や小動物モデル確立されていないことも、C型肝炎ワクチン開発大きな障害となっている。

感染症法における取り扱い2003年11月施行感染症法改正に伴い更新
ウイルス性肝炎E型肝炎及びA型肝炎を除く)は5類感染症全数把握疾患定められており、診断した医師7日以内最寄り保健所届け出る報告のための基準以下の通りとなっている。

診断した医師の判断により、症状所見から当該疾患疑われ、かつ、以下のいずれか方法によって検査所見による診断なされたもの
1)B型肝炎
 ・血清抗体検出
  例、患者血清中のIgMHBc抗体陽性のもの(キャリア急性増悪例は含まない
2)C型肝炎
 ・抗原検出
  例、HCV抗体陰性で、HCVRNAまたはHCVコア抗原陽性のもの
 ・血清抗体検出
  例、患者ペア血清で、第2あるいは第3世代HCV抗体明らかな抗体価上昇認めるもの
3)その他のウイルス肝炎
 HDVHEVなど上記以外の肝炎ウイルスによる急性肝炎や、その他の非特異的ウイルスによる急性肝炎

病原体検査血清学診断によって、ウイルス性肝炎推定されるもの
(この場合には、病原体名称について報告すること)

上記ウイルス性肝炎届出基準満たすもので、かつ、劇症肝炎となったものについて は、報告書「症状」その旨記載する劇症肝炎については、以下の基準用いる。
肝炎のうち症状発現後8週以内に高度の肝機能障害基づいて肝性昏睡II度以上の脳症をきたし、プロトロンビン時間40%以下を示すもの。発病後10日以内脳症出現急性型それ以降発現亜急性型とする。

国立感染症研究所ウイルス第二部 鈴木哲朗)






C型肝炎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/02 23:48 UTC 版)

C型肝炎ウイルスの電子顕微鏡写真、スケールは50μm

C型肝炎(Cがたかんえん、: Hepatitis C)とは、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することで発症するウイルス性肝炎の一つ。かつては非A非B型肝炎[1]輸血後肝炎・血清肝炎[2]と呼ばれていた。C肝とも呼ばれる。

疫学

現在の日本のHCV感染者数は約200万人、世界では1億7千万人(世界人口の3パーセント近く)がキャリアであると見られている。

日本ではインターフェロン治療が効きにくい1b型が70 - 85パーセントを占め、以降2a型が10 - 15パーセント、2b型が約5パーセントで、他はまれである。ただし、血友病患者では1a型が多い。これは、血友病患者がC型肝炎に罹患する原因となった、血液製剤の輸入元であるアメリカ合衆国では、1a型が最も多いことに由来する。

U.S. Preventive Services Task Forceは、1945〜1965年生まれの全てのアメリカ人に対して、C型肝炎スクリーニングを推奨することとした[3]

感染経路

HCVは血液が主な感染経路で、かつては輸血による感染が多かった。ディスポーザブル注射器の普及により現在においては先進国では検査体制が確立したためほとんど見られない。現在は針刺し事故や、ピアス入れ墨(刺青)、覚醒剤注射の回し打ちなどが主である。カミソリの共用、歯ブラシの取り違え、コンタクトスポーツでも感染者の血液や唾液の付着による感染リスクがある。B型肝炎と異なり、性行為ではほとんど感染せず[4]、また母子感染も少ない。

性行為感染は、1回毎の性行為で感染が起こる頻度は低いとしても、感染者との接触を続ける限りは起こり得ると見るべきであり、感染頻度に性交回数が関与するという報告もある[要出典]

日本では性行為感染の報告例は高齢者層が多いが、高齢者層では性活動が減退するため、感染者が多い世代の高齢化、他の原因による感染が考えにくいことにより、性行為感染と特定できるといった理由が考えられる。ただし老化による粘膜の脆弱化、免疫能の低下、閉経後にコンドームを使用しなくなるといった、高齢者層の感染を助長する要因もある[5]

血液製剤(フィブリノゲン製剤、第IX因子製剤)の投与によるC型肝炎感染については、非血友病患者に対する投与に対して、日本国政府と製薬会社を相手とする訴訟(薬害肝炎訴訟)が起こされている。

病態

初期感染

一般に自覚症状が乏しい場合もあるが、発熱全身倦怠感、食欲不振、吐き気嘔吐、口腔扁平苔癬[6]が出現し、血液検査にて肝障害(ASTALT高値)、黄疸総ビリルビン(T-Bil)高値)を認めるといった急性肝炎症状を呈する場合が多い。なお、B型肝炎A型肝炎に比較して劇症肝炎を呈する例は稀である。

持続感染

初期感染後に、血液検査にてALT値が正常化しHCV-RNAも陰性となってC型肝炎ウイルスが排除され治癒する場合もあるが、70パーセント程度はC型肝炎ウイルスが排除されず、血液検査にてHCV-RNA陽性状態が続き、持続感染状態となる。

慢性肝炎

血液検査にて、HCV-RNA陽性でALT値が正常な場合は無症候性キャリアであるが、多くの場合はALT高値持続し慢性肝炎状態となる。ALT高値が持続する慢性肝炎の状態を5〜10年以上経過することで、その後肝硬変への移行・肝細胞癌発症となってくる。慢性肝炎持続の場合、約60パーセントが肝硬変へと進展し、肝硬変後は年間7 - 8パーセントが肝細胞癌を発症する。肝硬変に至る前は肝細胞癌への発症率は低い。肝硬変になると腹水貯留や浮腫(むくみ)、黄疸などの症状が現れ、腎臓の炎症(膜性増殖性糸球体腎炎)を合併することがある[7]

検査

問診

基本的に血液感染によって成立するため、輸血、注射手術、針刺し事故、覚醒剤注射などの感染の原因となりうることがあったかどうかを確認が大切である。

血液検査

血液検査の目的は主に肝炎があるかどうかや、肝炎の程度、肝臓の機能を調べること。

  • ウイルス検査
    • HCV抗体:多くの医療機関・検診等にてスクリーニングで施行。感染初期には陰性を呈する場合も多い。
    • HCV-RNA:C型肝炎ウイルスのRNA量を測定する。手法はいくつがあるが、現在主にTaqMan real-time PCR法が用いられる。HCV抗体陽性でも、HCV-RNA陰性の場合は既感染・治癒症例と診断する。HCVウイルス量は、治療成功予測因子でもある。抗ウイルス治療後の効果判定にも用いられる。発癌とウイルス量は相関しない。
      • HCV-RNA定量のDNA-probe法やTMA法は、測定感度が低く、現在はあまり用いられない。
    • HCV-RNA genotype/serotype:HCV-RNAの型によってインターフェロン療法の治療効果推測に用いられる。
  • 肝障害
  • 肝線維化
  • 肝機能
  • 肝細胞癌の腫瘍マーカー
    • AFP、AFP-L3、PIVKA-II:これらは肝炎マーカーではないが、肝癌スクリーニングのため、上記検査と同時に行われることが多い。

画像検査

以下の画像検査によって、慢性肝炎〜肝硬変肝細胞癌の発生を評価していく。

病理組織検査

  • 肝生検により肝臓の傷害について、リンパ球浸潤や線維化などの組織学的評価ができる。

治療

A型肝炎B型肝炎などと異なり、有効なワクチンは実用化されていない。慢性C型肝炎の治療の目的は、C型肝炎ウイルスの除去による慢性肝炎の沈静化(ALT値の正常化)と、その後の肝硬変への移行・肝細胞癌発症の阻止にある。急性C型肝炎は基本的に保存的加療がなされる。

抗ウイルス療法

抗ウイルス治療は、C型肝炎ウイルスを排除する治療である。従来は組換えタンパク質製剤であるヒトインターフェロンを基本とした治療が基軸であったが、その後は「直接作用型抗ウイルス剤(Direct Acting Antivirals; DAA)」の治療成績が極めて良好で、非常に高額な治療費であるが、第一選択薬として行われている。

治療効果は、血液検査にてHCV-RNA量を測定して評価する。治療終了後6ヶ月の時点まで、HCV-RNA陰性が持続している状態を「ウイルス学的著効 (SVR; sustained virological response)」と言う。

治療対象

「日本肝臓学会」による治療対象は「肝細胞癌を発症していない非代償期肝硬変以外のすべてのC型肝炎症例」が、抗ウイルス療法の治療対象である。肝病変以外の合併疾患にて、予後が不良である場合には適応としないことや、肝細胞癌を発症している場合には、癌の治療コントロールが優先とされ、癌の治療を終えて再発を認めていない場合にのみ治療対象とされている。

治療費が高額であるため、指定専門医療機関での指定専門医の診断申請による公費負担医療が必須であり、左記の治療適応が決められている。

直接作用型抗ウイルス薬(Direct acting Antiviral Agents:DAAs)
以下の直接作用型抗ウイルス薬(Direct acting Antiviral Agents:DAAs)が開発され、治療成績が非常に良好で、第一選択として行われている。中でもマヴィレットやハーボニーは、ガイドラインにおいて、多くの症例で第一選択とされている[8]
ただ、非常に高額な薬剤であることが世界的に問題となっており、日本においては指定医療機関での指定専門医による診断申請で、公費負担医療になる制度が存在している。
また薬剤耐性遺伝子変異(NS5A領域上のL31M/V、Y93Hや、NS3/4A領域上のD168A/E/Vなど)がある症例では、一部治療効果が低くなることが知られており、高額治療のため薬剤選択適応において、慎重な判断が必要とされる。
  • NS3/4A(プロテアーゼ)阻害薬
    • ボセプレビル Boceprevir(BOC) :日本未承認。
    • テラプレビル Telaprevir(TVR) : TVR(テラビック Telavic インシベックIncivek バーテックス・ファーマシューティカルズ)として日本で最初に承認されたDAA製剤で、遺伝子型(genotype:GT)1a、1b、2a、2bのC型慢性肝炎に対し、PEG-IFNα2b+RBV+TVRの3剤併用療法で使用された(2011年-2017年)。服用回数の多さ(1日3回)、副作用、インターフェロンフリーのDAAsの登場などにより使用機会が減少。現在製造販売終了。
    • シメプレビル Simeprevir(SMV):SMV(ソブリアード Sovriad ヤンセン)として、GT1a、1bのC型慢性肝炎に対し、PEG-IFNα-2a (or 2b) +RBV+SMVの3剤併用療法で使用された(2013年-2019年)。現在製造販売終了。本剤の販売終了により、日本ではDAA製剤によるC型慢性肝炎の治療はすべてインターフェロンフリーとなった。
    • ファルダプレビル Faldaprevir:日本未承認。
    • バニプレビル Vaniprevir(VPV) : VPV(バニヘップ Vanihep メルク)として、GT1a、1bのC型慢性肝炎に対し、PEG-IFNα-2b+RBV+VPVの3剤併用療法で使用された(2014年-2016年)。現在製造販売終了。
    • アスナプレビル Asunaprevir(ASV):ASV(スンベプラ Sunvepra ブリストル・マイヤーズ)としてDCV+ASV 2剤併用療法があり、GT1のウイルスに対して髙いSVR効果を示す。後継の他薬よりも服用回数が1日2回とやや多く、治療期間も24週と他薬に比べてやや長い(後継薬では8-12週が主流)。また併用禁止薬も非常に多い。ただし、インターフェロンフリーで使用可能なDAAの中ではやや安価(DCVとの併用で1.4万円/日、228万円/24週)。現在製造販売終了。
    • パリタプレビル Paritaprevir(PTV):OBV+PTV/rの3剤配合剤(ヴィキラックス Viekirax アッヴィ)としてGT1のウイルスに対して使用された(2015年-2018年)。非常に高いSVR効果を示したが非常に高額であった(2017年時点で4.6万円/2錠/日、387万円/12週)。現在は製造販売終了。
    • リトナビル Ritonavir(RTV/r):OBV+PTV/rの3剤配合剤(ヴィキラックス Viekirax アッヴィ)に含まれ、NS3/4Aに対する作用よりもCYP3A4に対する阻害作用により、OBV、PTVの有効濃度を高めるためのブースターとして配合された(ヴィキラックスとしては2018年に販売終了)。
    • グラゾプレビル Grazoprevir (GZR):GZR(グラジナ Grazyna メルク)ないしEBV+GZR の2剤配合剤(ゼパティア ZEPATIER メルク.国内未承認)があり、GT1のウイルスに対して非常に髙いSVR効果を示す。現在製造販売終了。
    • グレカプレビル Glecaprevir (GCR):GCR+PBVの2剤配合剤(マヴィレット Mavyret アッヴィ)があり、GT1~6までのすべての遺伝子型(pangenotype)に対して短期間(GT1,2のC型慢性肝炎なら8週間、それ以外は12週間)に髙いSVR効果を示す。また小児適応が認められており、2017年の承認時は12歳以上、2022年に3歳以上と適応が拡大された。マヴィレットとしての薬価は5.5万円/日、308万円/8週(2022年現在)。
  • NS5A阻害薬
    • ダクラタスビル Daclatasvir(DCV):DCV(ダクルインザ Daklinza ブリストル・マイヤーズ)としてDCV+ASV 2剤併用療法があり、GT1のウイルスに対しての非常に高いSVR効果を示す。非常に高額であるが、インターフェロンフリーで使用可能なDAAの中ではやや安価(DCVとの併用で1.4万円/日、228万円/24週)。現在製造販売終了。
    • レジパスビル Ledipasvir(LDV):LDV+SOF の2剤配合剤(ハーボニー Harvoni ギリアド・サイエンシズ)があり、GT1のウイルスに対して非常に高いSVR効果を示す。腎機能低下例または心疾患合併例に対しては非対応。薬価はハーボニーとして5.5万円/日、466.1万円/12週(2022年現在)。
    • オムビタスビル Ombitasvir(OBV):OBV+PTV/rの3剤配合剤(ヴィキラックス Viekirax アッヴィ)GT1のウイルスに対して使用された(2015年-2018年)。非常に高いSVR効果を示したが非常に高額であった(2017年時点で4.6万円/2錠/日、387万円/12週)。現在は製造販売終了。
    • エルバスビル Elbasvir(EBV):EBV(エレルサ Erelsa メルク)ないしEBV+GZR の2剤配合剤(ゼパティア Zepatier メルク)があり、GT1のウイルスに対して非常に高いSVR効果を示す。現在製造販売終了。
    • ピブレンタスビル Pibrentasvir(PBV):GCR+PBVの2剤配合剤(マヴィレット Mavyret アッヴィ)があり、GT1~6までのすべての遺伝子型(pangenotype)に対して短期間(GT1,2のC型慢性肝炎なら8週間、それ以外は12週間)に髙いSVR効果を示す。また小児適応が認められており、2017年の承認時は12歳以上、2022年に3歳以上と適応が拡大された。マヴィレットとしての薬価は5.5万円/日、308万円/8週(2022年現在)。
    • ベルパタスビル Velpatasvir(VEL):SOF+VELの2剤配合剤(エプクルーサ Epclusa ギリアド・サイエンシズ)があり、GT1~6までのすべての遺伝子型(pangenotype)に対して非常に高いSVR効果を示す。エプクルーサとしての薬価は6.1万円/日、514万円/12週(2022年現在)。
  • NS5B(ポリメラーゼ)阻害薬
    • ソホスブビル Sofosbuvir(SOF):SOF+LDV配合剤(ハーボニー Harvoni ギリアド・サイエンシズ)や、SOF+VELの2剤配合剤(エプクルーサ Epclusa ギリアド・サイエンシズ)があり、エプクルーサではGT1~6型までのすべての遺伝子型(pangenotype)に対して非常に高いSVR効果を示す。薬価は、ハーボニーとして5.5万円/日(459万円/12週)、エプクルーサとして6万円/日(505万円/12週)。また、以前よりSOF単剤(ソバルディ Sovaldi ギリアド・サイエンシズ)+RBVの2剤併用療法でも使用されており、GT2のウイルスに対して非常に高いSVR効果を示してきた。単剤の薬価は4.2万円/日、355万円/12週。重度腎機能障害例での使用は禁忌。2022年、単剤での販売が終了し、現在は合剤のハーボニーまたはエプクルーサとしてのみ処方される。
    • ダサブビル Dasabuvir(DSB):OBV+PTV/r+DSBの4剤配合剤(ヴィキラパック Viekira Pak アッヴィ.国内未承認)があり、GT1のウイルスに対して非常に高いSVR効果を示す。
    • ベクラブビル Beclabuvir(BCV):DCV+ASV+BCVの3剤配合剤(ジメンシー Ximency ブリストル・マイヤーズ) として用いられ、GT1のウイルスに対して非常に高いSVR効果を示した(2016年-2018年)。現在は製造販売終了。
インターフェロン治療(IFN)
インターフェロン (IFNα) を基本とし、IFNα単独療法から、IFNα2b+Ribavirin(RBV; リバビリン)併用療法が開発され発展してきた。以下のポリエチレングリコールを付加し体内停滞時間を持続させたペグインターフェロン (PEG-IFNα)+RBVの併用療法が一般的であった。治療方法はウイルスのserotype(血清型)やgenotype(遺伝子型)によって選択されていた。基本は24週間の投薬で、治癒が見られない場合はさらに24週間の計48週間の投薬治療が行われていた。サイトカインであるインターフェロンの投与であることから、様々な副作用の問題もあった。
  • PEG-IFNα2a+RBV
  • PEG-IFNα2b+RBV:現在製造販売終了。
また以下のIFNを用いることもあった。
  • IFNα
  • IFNα:肝硬変進行例でも適応
  • IFNβ:肝硬変進行例でも適応
  • Consensus-IFNα・IFNαcon1
血液浄化療法
VRAD(virus removal and eradication by DFPP:ウイルス除去療法)と呼ばれ、IFN治療に二重濾過血漿交換療法を併用することで治療効果を高める目的で施行されていた。
その他
一般的ではないが、スタチン脂質異常症治療剤)製剤をインターフェロンに併用して行う治療方法があり、臨床学的信頼性は低いものの、安価でかつ可能性のある療法として選択されていた。スタチンによりウイルスが成熟に必要な脂質が不足し、ウイルス粒子複製を阻害すると考えられている[9]

肝庇護療法

抗ウイルス療法以外に、ALT値の正常化を計る目的で、以下が用いられていた。

肝外病変

予防

注射器から外したキャップを再び針につける際に事故が起こりやすいため、しないようにする(リキャップ禁止)。また感染者の体液や血液は、適切に処置するようにする。針刺し事故では、血液を絞り出しつつ速やかに傷口を流水で洗い流す[16]医療事故後に予防的にインターフェロンを投与することもある。

出典

  1. ^ 下遠野邦忠、C型肝炎の克服に向けて ウイルス 53巻 (2003) 1号 p.87-91, doi:10.2222/jsv.53.87
  2. ^ 輸血後肝炎”. 一般社団法人 日本血液製剤協会. 2019年9月18日閲覧。
  3. ^ Ann Intern Med 2013 Jun 25; [e-pub ahead of print].
  4. ^ Terrault, Norah A.; Jennifer L. Dodge, Edward L. Murphy, John E. Tavis, Alexi Kiss, T. R. Levin, Robert G. Gish, Michael P. Busch, Arthur L. Reingold, Miriam J. Alter (March 2003). “Sexual Transmission of Hepatitis C Virus Among Monogamous Heterosexual Couples: The HCV Partners Study”. HEPATOLGY (American Association for the Study of Liver Diseases) 57 (3): 881-889. 
  5. ^ 相川達也、小島眞樹、宮本久仁子、上野ちさと、高橋雅春、岡本宏明「結婚40年後の配偶者間性行為感染が疑われたC型急性肝炎の1例」(PDF)『肝臓』第49巻8号、2008年9月、352-361頁、doi:10.2957/kanzo.49.352 
  6. ^ 渡邉陽、柴崎浩一、山口晃、口腔癌患者における肝炎ウイルスの持続感染とその臨床的意義 日本口腔科学会雑誌 Vol.49 (2000) No.2 P112-121
  7. ^ 慢性肝炎 メルクマニュアル18版 日本語版
  8. ^ C型肝炎治療ガイドライン”. 日本肝臓学会. 2019年11月21日閲覧。
  9. ^ Rosen HR (2011). “Clinical practice. Chronic hepatitis C infection”. N. Engl. J. Med. 364 (25): 2429-2438. doi:10.1056/NEJMcp1006613. PMID 21696309. 
  10. ^ a b c 伊藤義人、岡上武、「慢性肝炎治療の新たな展開、 5. 難治性C型慢性肝炎に対する非抗ウイルス療法の実際と有用性」、『肝臓』、Vol.43 (2002) No.10 P.442-445, doi:10.2957/kanzo.43.442
  11. ^ 長尾由実子、佐田通夫、C型肝炎ウイルスと肝外病変 日本消化器病学会雑誌 Vol.96 (1999) No.11 P.1249-1257, doi:10.11405/nisshoshi1964.96.1249
  12. ^ 巴雅威、高取正雄、岩渕省吾 ほか、本邦のC型慢性肝疾患におけるクリオグロブリン血症についての検討 日本消化器病学会雑誌 Vol.94 (1997) No.4 P.241-248, doi:10.11405/nisshoshi1964.94.241
  13. ^ 学術月報 57(8): 704-708, 2004
  14. ^ 医薬ジャーナル 40(7):1990-1993, 2004
  15. ^ 池田健次、インターフェロン治療によりHCV RNAが消失した後の肝発癌について 肝臓 Vol.48 (2007) No.2 P.43-47, doi:10.2957/kanzo.48.43
  16. ^ 針刺し事故対応マニュアル 全日本民主医療機関連合会

関連項目

外部リンク

いずれも2019年9月18日閲覧

C型肝炎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 03:20 UTC 版)

瀉血」の記事における「C型肝炎」の解説

ウイルス性肝炎一種であるC型肝炎では、体内に異常蓄積され鉄分を減らすため食事療法並行して瀉血療法が行われることがある。C型肝炎では、肝臓蓄積され鉄分により活性酸素発生し肝炎症状悪化を招く。通常鉄制限食により肝臓蓄積され鉄分減らしていくが、既に鉄分過剰に蓄積されしまっている場合には、通常の新陳代謝ではなかなか状態が改善しないことがあるこのため瀉血によりヘモグロビンの形で体外排出して体内総量減少させる。これは、あくまで肝炎進行抑え肝硬変および肝がんへの移行を防ぐための対症療法であり、肝炎自体治癒目的とするものではない。

※この「C型肝炎」の解説は、「瀉血」の解説の一部です。
「C型肝炎」を含む「瀉血」の記事については、「瀉血」の概要を参照ください。

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