院生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 14:37 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動院生(いんせい)
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院生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 05:55 UTC 版)
菱沼 聖子(ひしぬま せいこ) 演 - 和久井映見 獣医学部公衆衛生学講座に所属している、ハムテル達の先輩。いわゆる天然ボケかつマイペースな性格で、奇人としても描かれる。動作や話す速度も通常の人と比べて遅い。そのことを反映して、彼女の台詞の吹き出しは細かい波線状の独特の線で描かれている。クラミジアや梅毒の研究をしており、遺伝子組換えに使う大腸菌の培養もしている。研究者としてはかなり運に恵まれており、研究成果から商品化されたものもある。 原作での初登場時はそれなりに女性らしく落ち着いた態度だったが、途中からはその変人ぶりが強調して描かれるようになり、体温計に表示されないほどの低体温、超低血圧で痛覚が非常に鈍い、重さや筋肉への負荷を感じる感覚も鈍いのか体格の割に力持ち、感染症などの病気に対する抵抗力が異常に強いが、その一方痛覚も鈍いために症状を自覚しにくいといった特異体質のエピソードが頻出する。物語の進行と共に益々人間離れしてゆき、怒ると体から静電気を発する、季節の変わり目には親知らずが伸びるなどの特異体質も描写された。焼き芋屋の甲高い宣伝音に絡めて「菱沼さんなら超音波も聞き取とれるのでは」といった冗談を言われた事もある。 女性であることから就職に苦労する、教授から無神経なジョークを言われるなど、連載当時における女子大学院生の立場を象徴するキャラクターとなっているが、根は明るい性格の持ち主として描かれているためあまり深刻な描写はされない。 終盤には博士課程からオーバードクターを経て、連載末期にようやく丸大製薬という製薬会社に就職したが、就職後も大学で研究を続けていて、会社も近所であることから、さぼって大学を訪れることもしばしば。 動物好きではあるが、緩慢な動作から予測不能な行動を取るため大抵の動物とは相性が悪く、特に飼い猫のフクちゃんは、苦手なシャンプーをさせる為にと、麻酔を打って無理やり風呂に入れたのが原因で常に距離を置かれる関係。動きの鈍さからくる手際の悪さで、獣医学部で飼育されている豚に豚コレラの予防接種の件でストレスを与えてしまったこともある。 フクちゃんとの関係が悪化してからは近所に住む猫にもよくちょっかいを出すが、アパートの近所をうろつく野良猫(後に飼い猫と判明)のハナちゃんからは恐怖刺激の道具としか思われていない。縄張り外からやってきた黒猫のニャオンだけが触らせてくれたが、彼はやや離れた家の飼い猫だった。一時はハムテル宅から里子に出されたスナネズミも飼っていたが、空き巣に遭った一件で動物好きの警察官に譲っている。 札幌からJRで45分の港町に実家がある。親戚一同は札幌市から車で5時間のところにある街で牧場を経営しており、ハムテルたちと一緒に帰省したこともあるが、幼少期に菱沼がしでかした一件で菱沼本人はサイレージでの牛の飼料作りへの参加を拒否され、それを不審に思ったハムテル達が疑心暗鬼にかられた事で、ちょっとした騒動の原因にもなった。 変人ぶりとは裏腹に美人でモデル体型であり、服装も高級ブランドを自然に着こなす。少女漫画ながら恋愛要素を排除しているこの漫画の中では唯一、恋愛絡みのエピソードがわずかにある。しかし男運がなく、菅原教授から持ち込まれた縁談は別の相手に決まり、実家の母が近所の主婦仲間から持ち込まれた縁談は母に断られ、単行本第9巻では大学構内の雪道を歩く彼女にほのかな想いを寄せる男子高校生から告白されたこともあるが、札幌五輪を知らないことを理由に菱沼の方から断った。 綾小路(あやのこうじ) 演 - 雛形あきこ 伝染病学講座の博士課程で、菱沼と同期生。菱沼が有用な遺伝子を2度も発見したことをライバル視しており、何かというと菱沼のスローなテンポや公衆衛生学講座の予算が少ないことなどを引き合いにしマウントを取る。裕福な家の生まれで、ブランド物の衣服や宝飾品を身につけている。 伝染病学教授(演 - 寺泉憲)からも「キツイ性格の子ですまんね」と言われる程気が強く、菱沼が唯一ムキになる相手。喋るのが遅い菱沼を「口にハエがとまるんじゃないの?」とからかった綾小路に対し、菱沼は「アタシだってはやく喋ろうと思えば喋れるのよッ」と早口で言い返したが、直後に「口は動くんだけど頭の考えるのが追いつかない」と発言したため、綾小路は「こんなアタマにハエのとまったような人に私は負けたのかしら」と悔しがっていた。博士課程終了後は実家が裕福なため就職はせず、オーバードクターとなった。ドラマでは、きつい性格が更に強調されている。 張(ちょう) 演 - チューヤン 中国人で公衆衛生学講座の国費留学生。もともとは中国語と英語しか話せなかったが、同じ講座で英語の話せない菱沼が頑なに日本語だけで対応していたことから、結果的に日本語も話せるようになる。ただし尊敬語や丁寧語などの敬語の使い分けは不十分で、菱沼に対し「おまえのおかげさまで話せるようになったよ」と答えたり、実験動物のラットに「ラットさんのお子さん」と言ってしまったりする。論文と研究の件でアメリカから菱沼に電話が来た際には応対を押し付けられたが、相手のアメリカ人研究者は日本語が堪能だった。いつもにこやかでマイペース。他にドイツ語とフランス語も堪能なエリート留学生である。 岡田先輩(おかだ) 演 - 蛍原徹 獣医学部の先輩。1人暮らしの酒好きで、自分の飼っているスナネズミとしょっちゅう晩酌をしている。ハムテルにスナネズミを預けて双方のネズミが入り混じってしまった時には「酒を飲むのが岡田宅のネズミ」と見分けることが出来た。 ドラマ版では非社交的な人物として描かれており、スナネズミが唯一の友という有様だった。漆原教授のアフリカ旅行に同行して人生観が変わったという設定は、原作の工藤(獣医学部の先輩)が元になっている。 神矢(かみや) 演 - ふかわりょう 菱沼と同級生で、元公衆衛生学講座所属。大学卒業後は内定していた乳酸菌飲料メーカーに入社したが、仕事内容(販売前の乳酸菌飲料を毎日試飲し、排泄物内の乳酸菌量を調べるという不毛な業務)と、結果が出ないと神谷を責める上司の理不尽さに嫌気がさし会社を退職。公衆衛生の博士課程に入った。菱沼と同じ遺伝子分野の研究をしている。社会人時代のトラウマが抜けきっていないせいか、いつも人魂が周りに飛んでいるような暗い雰囲気を醸し出している。 菱沼と同時期に、外国の獣医学専門誌に論文を提出したが、論文審査を申し込む前置きの手紙を書き添えずに論文だけを送り付けたため主査の怒りを買い、論文をつき返されてしまった。ちなみに、論文のレベルが掲載出来るほどではなかったのか、手紙を添えなかったことが原因なのかは不明とのこと。 工藤(くどう) 獣医学部の先輩。第10話登場時に長かった髪は、病院講座所属後に短く刈っている。学生寮では普段、半纏を着用している。 病院講座に入ってすぐに、漆原教授のアフリカ標本採集ツアーに参加。そのツアーの内容というのが「昼夜を問わずに毎日毎日ジャングルの中で、野生のネズミを獲るというそれはハードなもの」で、帰国後人生観が大きく変わってしまった。
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「院生」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はコロンビア大学の大学院生です
- 私の夏休みはほぼ入院生活でした。
- 彼は私に私の仕事について大学院生向けに講演するよう依頼した。
- あなたの入院生活より、私の怪我は大したことではありません。
- あなたの研究室の大学院生を紹介してくれませんか?
- 大学院生のケンは去年アメリカに行った。
- 大学院[院生].
- 大学院生
- 僧院生活
- 教授の講義コースのためにセクションを教えられる大学院生
- 教職兼務の大学院生
- 彼の小さいころの孤児院生活は大人としての人格を形成した
- 棋院に籍のある院生
- 少年院に籍のある院生
- 特別研究員制度という,オーバードクターや後期博士課程の大学院生に対する研究奨励金給付制度
- 26歳のハーバード大学院生が2位に入り,インターネット検索エンジン企業グーグルの30歳のソフトウェアエンジニアが3位になった。
- 南極大陸で研究をする機会を与えてもらったとき,私は大学院生でした。
- オプサット開発チームのある大学院生は「こんなに小さな衛星にたくさんの機器を配置するのが難しかった。」と話した。
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