僧院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 16:59 UTC 版)

僧院(そういん、英: monastery、梵: sangharama)とは同一の信仰を持つ出家修行者僧が、共同生活を行うための施設。広義には寺院のことをいう。Monasteryという用語は、一般的に、さまざまな種類の宗教団体の修行施設を意味する語で、各宗教ごとに独自の修行施設を意味する用語が存在する。
基本的には、儀式の実施、聖典の学習、信仰物品の製作などを集団生活しながら行う。各僧院で定めた規則の下、鐘などの鳴らし物で時間を管理しながら、厳格に一日が進行する。
語源
Monasteryの語源は、ギリシャ語のμονάζειν (monazein、1人で住むこと)から来た語である[1]。
仏教
キリスト教
- 修道院長(Abbot)の管理下の施設:修道院(abbey)
- 小修道院長(Prior)の管理下の施設:小修道院(Priory)
- 隠者のすみか:ハーミテージ(Hermitage)、または修道士や修道女(nun)などの共同生活施設
- カルトジオ会修道会の僧院:charterhouse
- 東方教会の僧院:小さな僧院はSkete、大きくて重要な僧院はラヴラと呼ぶ。
-
サンタ・マリア・デル・パラル修道院(スペイン)
出典
関連項目
- 修道院
- パルムの僧院
- インテンショナル・コミュニティ
- 修道院の一覧
- en:List of Buddhist temples(お寺の一覧)
- テッケ
- ザーウィヤ
- 巡礼
- アトス山
- 武当山
僧院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 15:10 UTC 版)
「フラクタル (テレビアニメ)」の記事における「僧院」の解説
フラクタルシステムを管理する組織。巫女が願いを捧げ星の加護を受ける儀式「星祭り」等を行い、システムを維持し続けている。元は、科学組織だったが、千年という長い時間が経つにつれ、今は宗教の様相も呈している。「鍵」と呼ばれる者を使って、崩壊しつつあるフラクタルシステムの再起動をしようとしている。軌道エレベーターの中継地点を「僧院」の一大拠点としている。 モーラン 声 - 島本須美 僧院の象徴である最高位の祭祀長。40歳。彼女もまた141,923人目の「フリュネ」。グラニッツ一家とアラバスターに襲われたのをきっかけに、ロストミレニアム全氏族を敵とし、最終決戦の火種ともなった。世界を憎み、人類を滅ぼそうとしている。 バロー 声 - 宮本充 モーランの夫。48歳。目的のためなら手段を選ばず、鍵の製法を発見し鍵の一人であるフリュネに執拗にこだわる。フリュネを捕まえるために、様々な手を講じてきた。クレイン達が僧院に突入した際、フリュネに腹部を刺され、倒れ、消息不明となる。
※この「僧院」の解説は、「フラクタル (テレビアニメ)」の解説の一部です。
「僧院」を含む「フラクタル (テレビアニメ)」の記事については、「フラクタル (テレビアニメ)」の概要を参照ください。
「僧院」の例文・使い方・用例・文例
僧院と同じ種類の言葉
- >> 「僧院」を含む用語の索引
- 僧院のページへのリンク