去年とは? わかりやすく解説

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きょ‐ねん【去年】

読み方:きょねん

今年の前の年。昨年。《 新年


こ‐ぞ

(「去年」とも書く)去年。昨年。《 新年

年の内に春は来にけりひととせを—とやいはむ今年とやいはむ」〈古今・春上〉

今夜一説昨夜とも。

下泣き我が泣く妻を—こそは安く触れ」〈記・下・歌謡


去年

読み方:キョネン(kyonen), コゾkozo

今の年の前の年


去年

作者伊藤左千夫

収載図書左千夫全集 第3巻 小説紀行小品 2
出版社岩波書店
刊行年月1987.1


去年

読み方:コゾkozo), キョネン(kyonen)

詠嘆的な要素含み昨年をさす語とされる

季節 新年

分類 時候


去年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/01 00:12 UTC 版)

去年(こぞ)とは、新年を迎え、旧年を振り返り、もう去年(きょねん)になったのだなあと感慨を表わす言葉俳句では、新年季語となっている。古年(ふるとし)、初昔(はつむかし)、宵の年(よいのとし)ともいう。

俳句では「去年今年」という用法もあり、たちまちのうちに年が去り、年が来るという、時の過ぎゆきの速さの感慨を表わす。

去年今年貫く棒の如きもの

高浜虚子の句「去年今年貫く棒の如きもの」は、1950年(昭和25年)12月に新年のラジオ放送のためにつくられた[1]。この句が鎌倉駅神奈川県鎌倉市)の構内に掲げられていたのを目にした川端康成が、感嘆して紹介してから有名になった[2]。川端は、1969年ハワイ大学で行った講演と講義「美の存在と発見」[3]の中で、次のように述べている[4]

鎌倉の驛では、暮れから正月にかけて、町に住む文人たちの自筆の歌や俳句を驛の構内にかかげることがありますが、ある年の暮れ、わたくしは驛で虚子の「去年今年」の句を見て、あつと思ひました。「貫く棒の如きもの」におどろいて、心打たれました。大した言ひ方です。禪の一喝に遭つたやうでした。 — 川端康成「美の存在と發見」[4]

脚注

  1. ^ 『日本名句辞典』大修館書店、1988年、346頁。ISBN 4469032042 
  2. ^ 山本健吉『基本季語五〇〇選』 講談社学術文庫、1989年、910頁。
  3. ^ 公益財団法人神奈川文学振興会 編『没後50年 川端康成展 虹をつむぐ人』県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会、2022年、62頁。 
  4. ^ a b 川端康成『川端康成全集 第28巻』新潮社、1982年、389頁。ISBN 9784106438288 

去年。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/08 23:53 UTC 版)

アダム・ステファン・サピエハ」の記事における「去年。」の解説

サピエハ枢機卿彼に深く影響与えた年月重みで、特に共和党停止後、新しポーランド共和国新し共産主義当局直面した1948年、彼は霊長類との共同声明発表し平和的な共存に基づく教会政府間の対話必要性主張しましたサピエハ自身提案により、ルブリンステファンヴィシンスキーの司教ワルシャワ新し霊長類大司教任命されました。 教会共産主義政府の間の不一致は、王子枢機卿サピエハ自身公に宣言するほどのポイント達しました逮捕され場合、私は、ここで行われたすべての私の発言要求、および承認虚偽であることをここに宣言します。 彼らが証人与えられ署名されたとしても、彼らは自由ではなく、私は彼らを私のものとして受け入れません。 これは、彼の死後2年後始まったクラクフキュリア対す司法茶番劇の後に特に明白でした。すでに高齢になっており、40年間の司教交代後、王子枢機卿サピエハクラクフ古代遺跡宮殿亡くなりました。彼は一時的にレオポリスの大司教、ユージニウス・バジアクによって引き継がれた。ヴァヴェル大聖堂行われた彼の葬儀は、新体制へ反対政治的デモになるでしょう彼の体は、ヴァヴェル大聖堂クラクフ聖スタニスラウス祭壇の下の地下室安置されています。 最後事実として、彼はポーランドの歴史における貴族最後ポーランド高位聖職者であり、ヨーロッパで最後の王大司教でした。

※この「去年。」の解説は、「アダム・ステファン・サピエハ」の解説の一部です。
「去年。」を含む「アダム・ステファン・サピエハ」の記事については、「アダム・ステファン・サピエハ」の概要を参照ください。

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去年

出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 13:32 UTC 版)

名詞

きょねん 雅語:こぞ)

  1. 現在からみて、ひとつ前の年。

発音(?)

きょ↘ねん
こ↘ぞ

類義語

関連語

翻訳


「去年」の例文・使い方・用例・文例

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