2008.03.30
RINGO STARR/LIVERPOOL
RINGO STARR/LIVERPOOL
収録曲・全12曲
1) LIVERPOOL 8
2) THINK ABOUT YOU
3) FOR LOVE
4) NOW THAT SHE'S GONE AWAY
5) GONE ARE THE DAYS
6) GIVE IT A TRY
7) TUFF LOVE
8) HARRY'S SONG
9) PASODOBLES
10) IF IT'S LOVE THAT YOU WANT
11) LOVE IS
12) R U READY
本当に久しぶりのオリジナルアルバム。
昨年末に何枚目かのベスト盤を発売したのだが(もちろん購入)、それとは別にオリジナルのアルバム・・・という物はファンにとって非常に嬉しいものである。
まぁ、ポール様のように世界的な期待は背負っていないものの、一応リンゴのファンをこれだけ長い間やっていると、それなりの期待はもちろん・・・ある。
今回のアルバムは私のその期待に確実に答えてくれるものとなった。
リンゴの声が大好き・・・。
くぐもったモゴモゴとした彼の声は、非常に私に[安心]をくれるのだ。
もともと低音が好きなので、リンゴの声は本当に私にとっていい声に聞える。
ポール様の声は、時々耳に痛いときがある。
甘いバラードなどはいいのだが・・・シャウトをなさると、今の私にはちょっと辛い。
だが、リンゴの声はいつも同じで、とても安心して聴ける。
声質の好みってのは、色々あると思うんだけど・・・私は本当に低音が好き。
それに加えて、モゴモゴと何を言ってるんだか解らないような喋り方をする人が好きだ。
あ・・・サービス業などでそういう喋り方をする人にはムカッと来るが・・・<自己中心的考え方
歌ったり、日常会話などをするときは、低くて何を言ってるのか解らないような声や喋り方がもの凄く好きだ。
それと・・・覇気のないトーンが好きです。
まぁ、そのすべてをリンゴが持ち合わせている・・・というわけではないのですが・・・。
リンゴの声はいいですね。
歌そのものは上手いとは思いませんが、何となく味があるんです。
音符を一つずつ捉えず、流れで捉えているような感じがしてならないんです。
あと、フィーリングで歌ってる・・・的な感じがもの凄くする。
リンゴはレパートリーが多くないと思うので、どれもこれも同じような曲に聞えます。
でも、それでいいんだと思うんですよね。
今回のアルバムは、前回のオリジナルアルバム『Ringo Rama』と同じぐらいいいものではないか?と思います。
私としては・・・甲乙つけがたい感じですね。
とりあえず、元・Beatlesのメンバーで一番人気がないと思われる彼ですが、私は一番好きですね。
子供の頃からずっとリンゴファン。
珍しい・・・とよく言われますが、ほっといてください・・・。
まぁ、このアルバムもヒットはしないと思いますが、ファンが楽しけりゃいいんだよ・・・と勝手な解釈をしています。
なにより、リンゴがあの地獄(アルコール依存症)から抜け出し、音楽に対して意欲的な生活をしている・・・というのが一番嬉しいです。
リンゴ自身が楽しんでアルバムを作ってくれること・・・それがファンには嬉しいのです。