たらさいと
視聴中のアニメの感想を中心にあれこれとマイペースにつぶやくブログ。ツイート以上、レビュー未満。
『あまねあたためる』最終巻を読んで
既に2週間以上前の話題になってしまいますが、今月8日に発売されました『あまねあたためる』第3巻の感想を少し。



『あまねあたためる』の最終巻、そして佐渡川準先生の正真正銘最後のコミックス。
表紙のあまねちゃん達のまぶしい笑顔にも寂しさを感じずにはいられませんし、帯の「ありがとう、佐渡川準先生。」の文字を見ると…じわっと来ちゃいますね。
(さらに、カバーをめくるとその下には…)
チャンピオンで『無敵看板娘』の第1話を読んで以来、連載も単行本も追い掛け続けてきた漫画家さんでした。
突然過ぎた訃報から3ヶ月以上が経ちましたが、未だに現実感が湧かない…というのが正直なところです。

第23話から最終39話までを1冊に収めた大ボリュームの287ページ。
単行本作業は既に進んでいたようで、おまけページやあとがきも収録されています。
あとがきの日付は2013年8月。「ワクワクハラハラしながら仕事をしています」の一文を読むと、何とも言えない気持ちになります…

気持ちを切り替えて、漫画の感想を。
今回改めて一気に読み返しましたが、やっぱり面白いですね~
あまねちゃんの周囲の暴走ストーリーだったのが徐々に「あまね迷走する」へとシフトしていく過程がまた何とも…(^^)

この巻は何と言っても“あの”兄者回(第24話)が収録されてますし、あまねちゃんのネタキャラ化が行き着くところまで行ってしまったかも知れないおしっこ回(第36話。ある意味原点回帰w)は何度読んでもスゴいです(^^;)

神崎会長と土居先輩は相変わらずw
この二人、あまねちゃんのこと好き過ぎですよね~(^^;)
土居先輩の「男は永遠に未完成」発言(@第23話)を帯裏のキャッチコピーに採用した編集のセンスもグッと来ます。

最終話の感想でも書きましたが、最後の最後まで本当に楽しませてもらいました。
一ファンとして出て来る言葉は、やはりこの一言に尽きるでしょうか。

ありがとう、佐渡川準先生。


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