2019年以来ですので5年ぶりですね;
・2024年に放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
以前は「ブログで感想を書いた回から選定」という独自のルールを設けていましたが、今回はその縛りを外します。
そうしないと10話にそもそも届かないわけですが、むしろ視聴当時に感想を書けなかった心残りを供養する思いで2024年を振り返ります。
「新米小僧の見習日記」様から企画を引き継がれた「aninado」様による今回の集計結果がこちら。
毎年の集計、本当にお疲れ様です。
ちなみに選定した10話は去年の内に確定していて、集計結果の影響は受けていません。
以下ネタバレは無しですが、関連リンク先の感想記事はネタバレ有りです。ご注意下さい<(_ _)>
まさにサブタイトル通りの魔法バトル最高潮。2クール通して非の打ちどころのないクオリティだったのに感想は書けず終いでしたが、中でもこの回の戦闘の迫力は格別中の格別でした。
ただ動きが派手なだけでなく、そこに思惑や駆け引きが絡み合うからこそ惹きつけられ魅せられます。vsフリーレン複製体の決着までの数十秒の攻防はシビれました!
『僕の心のヤバイやつ』karte25「僕と私の恋心」
アニメだからできる表現を活かして原作の行間を丁寧に埋めた理想的な映像化。その締め括りに相応しい素晴らしい最終話でした。
サブタイトルは原作の「僕の恋心」と「私の恋心」を繋げたアニメオリジナル。二人の想いが向き合って重なる過程を1話の中で描き切っていて、実に贅沢な1話だったと思います(^^)
千本鳥居のシーンは原作で読んだ時からアニメで映えるだろうなぁと思っていた通りでしたし、「いつもの場所」のクライマックスで市川の視界から前髪が消えてパッと開ける演出は堪らなく素敵でした。
『ガールズバンドクライ』第1話「東京ワッショイ」
中盤から終盤にかけても印象に残るエピソード揃いですが、放送開始後の評判に惹かれて3週間遅れで観始めた自分が一気に心をつかまれた第1話を推します。
この話を単体で観ても「高校を中退して家族に反発して上京した女の子が、自分の背中を押したミュージシャンと邂逅して始まる物語」という1本のストーリーとして成立するんですよね。そのくらい美しい。
ED曲の演出は「そう来るのか!」という驚きもあり爽快でした。即興で合わせてくれるお姉さんとお兄さん大好き(^^)
『響け!ユーフォニアム3』第十二回「さいごのソリスト」
TV3期で堂々の完結。最終話の大団円も忘れ得ませんが、1話選ぶならやはりこの回でしょう…
衝撃的な展開と、ラストシーンの美しさ。感想でも書いたことと重なりますが、シリーズの始まりから久美子と北宇治を追って来たからこその感慨とカタルシスに震えました。
企画で集まった投票の集計でも第1位。納得の結果です(^^)
『疑似ハーレム』第1話「物語の始まり?」
12話全部ずっと面白かったんですが、やはりつかみの強さというか完全ノーマークからあっという間に引き込まれた鮮烈な印象と思い入れで1話目を選びました。
実質一人複数役の早見沙織さんの演技の幅と、その演じ分けを作中で凛ちゃん(CV早見さん)が時にノリノリで時に照れ照れでしているという入れ子構造。設定を視聴者に理解させながらイチャイチャ疑似ハーレム空間に引きずり込む手際が上手過ぎでした(^^)
『【推しの子】』第十七話「リライティング」
毎回興奮だった2.5次元舞台編から1話選びました。比較的地味な回かも知れません。好きなシーンを切り出すだけならこの後の舞台の方が見どころは多いですが、停滞から攻勢に転じる“動き出した感”のワクワクが出色でした。
言葉の殴り合いのヒリつくような緊張感(でも遠慮の無い間柄だから言い合えるという安心感)、プロの意地のカッコ良さと頼もしさ。EDのイントロをバックにサブタイトルをバン!と出す引きが一番キマっていた回じゃないでしょうか。
『小市民シリーズ』第6話
「シャルロットだけはぼくのもの」
「秋期限定」~「冬期限定」のアニメ化も決まっておめでたい『小市民シリーズ』です。作り込みも原作再現度も大満足だった本作からは、小佐内さんが怖くて可愛かったシャルロット回を推します。
原作を読んだ時も手に汗を握ったエピソードですが、映像になると緊迫感がスゴい…(^^;)
でもそれ以上に小佐内さんの魅力が増し増しで、シャルロットに夢中になっちゃう小鳩くんも微笑ましくて、内容の平和さもあってお気に入り回です♪
『義妹生活』第9話「義妹と日記」
静かで緩やかな空気や細やかでさりげない描写が絶妙に心地良いアニメでした。第9話は物語の転換点に当たる回で、二人の心の揺れやすれ違いにニヨニヨしたりハラハラしたり忙しかったです(^^;)
アニメを観てリアルで胸が痛くなる経験って、そうそうあることではありません。「義妹生活」のタイトルを回収するラストシーンで湧き上がった「切ない」や「甘酸っぱい」では片付けられない感情は忘れられません…
『僕の妻は感情がない』#10
「妻と子供が迷子になりました」
ミーナちゃんとマモルくんのずれた掛け合いが楽しい日常回。“ロボットの妻”の是非に真剣に向き合った11~12話も印象に残りましたが、日常の中のSF設定が光る本作の持ち味が一番出ていたこの回を選びました。
マモルくんって登場前は何となくお邪魔虫的なキャラをイメージしてましたが、言動の面白さ・可愛さがクセになります(^^)
『<物語>シリーズ オフシーズン・モンスターシーズン』#06
「撫物語 なでこドロー 其ノ伍」
物語の表舞台から降ろされてしまったと思っていた撫子がメインに返り咲いた『撫物語』の完結編。ボーナストラックで終わらずに物語にも決着を付けて前進させてくれたことに感謝&感動です(^^)
『囮物語』以来の“呪縛”から解放されて、全撫子と全撫子ファン(撫コン)が救われました。多分w
以上、2024年TVアニメの振り返りでした。
今年は年内に間に合わせたいです(^^;)
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