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サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
2013/04/26

微分方程式論の本について

昨日、返却期限が来た本を図書館に返しに行きました。何か面白そうな本はないかと見ていくと、面白そうなのがいくつかありました。その一つが「リッカチのひ・み・つ」



解析学、特に微分方程式にはあまり興味はありませんが、リッカチの微分方程式という名前くらいは知っています(リッカチの微分方程式については、こちらのサイトがわかりやすい)。この本の"一見やさしそうに見える"タイトルに惹かれて手にしてみると、結構手ごわそうな内容です。Amazonのカスタマーレビューにもそう書いてあります。

この本、始まりこそ微分方程式の内容ですが、次第に射影直線、1径数群、ベクトル場と内容が変わってきて、微分方程式論に疎い私には「これが本当に微分方程式の本なの?」という感じを受けました。

そういえば私が持っている本で、岩波基礎数学の本で「1階偏微分方程式」というものがあります。なぜこの本を持っているかというと、以前"岩波基礎数学"が3分冊で提供されていた時代に「微分位相幾何学I」がほしかったため買った時に、3分冊の一つに入っていたのが「1階偏微分方程式」。特に興味もなかったのですが、手元にある本なのでめくってみると、多様体論に始まり、微分形式、Pfaff形式、シンプレクティック多様体と続き、「これ、いったい何の本?本当に微分方程式の本?」という感じの内容でした。

数学者が研究する微分方程式なので、解き方だけを目指すわけではないことはわかります。一般的には解けない微分方程式が解けるための条件などを追求していくと、こういった内容になるというわけなのでしょう。

借りてきて読んでみようとも思ったのですが、それよりも読んでみたい本があるので(自分が持ってる本です)、借りるのはやめました。しかし今ちょっと読んでみたい気持ちになっています。

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