2012/04/20
Delphiで使うCommコンポーネント
先日ある人から「DelphiでRS232Cの制御プログラムを考えています」との話を聞きました。私は最近Delphiを触っていませんし、またRS232Cとは懐かしい。こういった制御関係のWindowsプログラムを、以前は結構作っていたのですが、もう忘れてしまいました。いくつか思い出したことを書いてみます。
私はDelphi6,7を使っていましたが、Delphi6,7にはRS232Cを制御する、いわゆるCommコンポーネントを標準で持っていません。ですからDelphiでRS232C制御をしようとすると、Windows APIを直接扱うか、サードパーティが作ったコンポーネントを使うことになります。前者はあまりにも大変なので、多くの場合、後者になります。有名なコンポーネントは、CommX。他のコンポーネントと違ってWeb上に情報が結構あるので、つまづいた時にはWeb情報で助けられます。そうは言ってもVBなどよりはるかに情報量は少ないですが。私も初めはチャレンジしてみましたが、VBの標準コンポーネントより使いにくかった記憶があります。
で、私が使ったのはTMS Software社が作った「TMS Async32」というもの。今は有償ですが、私が使っていた当時は無料でダウンロードして使えました。サンプルプログラムが豊富で、簡単なサンプルから順にコードを実行して確かめていけば、そのうちに本格的なプログラムが使えるようになります。TMS Async32は非常に高機能で、X-Modem,Y-Modem,Z-Modem(これも懐かしい単語です)といったコンポーネントも持っています。このTMS社はGridなどのコンポーネントを作っており(これは有償)、これがまた見栄えがよくてすごい!TMS社の製品は、Delphi,C++ Builder,.NET用のものがあり、製品群は非常に充実しています。結構使わせていただきました。
ちょっと寄り道して、別のCommコンポーネントを確かめたこともありました。高機能だと思ったのは、Turbo Power社の「Turbo Power Async」というもの。確かサンプルプログラムがそれほどではなかったと記憶していますが、マニュアルが非常に充実しておりすばらしい。Turbo Power社の製品はシリーズ化されていて、他にもMS OfficeをコントロールするOrpheusなどもあり、これも高機能。ただ難点はTurbo Power社がつぶれたようで、アップデートがされないこと。
今回このTurbo Power社製品群を調べてみると、オープンソース化されたようです。Delphiを再度使うことがあれば、試してみたいコンポーネント揃いです。
で、私が使ったのはTMS Software社が作った「TMS Async32」というもの。今は有償ですが、私が使っていた当時は無料でダウンロードして使えました。サンプルプログラムが豊富で、簡単なサンプルから順にコードを実行して確かめていけば、そのうちに本格的なプログラムが使えるようになります。TMS Async32は非常に高機能で、X-Modem,Y-Modem,Z-Modem(これも懐かしい単語です)といったコンポーネントも持っています。このTMS社はGridなどのコンポーネントを作っており(これは有償)、これがまた見栄えがよくてすごい!TMS社の製品は、Delphi,C++ Builder,.NET用のものがあり、製品群は非常に充実しています。結構使わせていただきました。
ちょっと寄り道して、別のCommコンポーネントを確かめたこともありました。高機能だと思ったのは、Turbo Power社の「Turbo Power Async」というもの。確かサンプルプログラムがそれほどではなかったと記憶していますが、マニュアルが非常に充実しておりすばらしい。Turbo Power社の製品はシリーズ化されていて、他にもMS OfficeをコントロールするOrpheusなどもあり、これも高機能。ただ難点はTurbo Power社がつぶれたようで、アップデートがされないこと。
今回このTurbo Power社製品群を調べてみると、オープンソース化されたようです。Delphiを再度使うことがあれば、試してみたいコンポーネント揃いです。
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