余談ですが、養護学校での性教育は絶対やるべきです。
わたしは以前にもどこかに書いたけど、知的障害がある子になぜかわりと好かれます。ニコニコ寄ってくるんですよね。電車の中で延々時間を訊かれたことも。
何年か前、混んでいるバスに乗ってそのまま奥へ進んでいったら、乗り口近くにいた20歳前後の男の子が付いてきてしまって、胸を触ろうとするんですよ。(別に露出過多な服装をしていたわけではない)
そ~っと伸ばしてくる腕を押さえて、「そんなコトしちゃダメ」と戻すんだけどまたそ~っと(笑)。対応に困っちゃってね。ま、何度かそれを繰り返しているうちに降りるところが来たらしく降りてったんだけど。
近くにいて息を詰めて固まっていたオバサンが、「恐いわね~」と言ったんだけど、好奇心満々な目で見ていたオノレが何を言うかと、むかついた覚えが。こういうオバサンがワイドショーを見て「近頃小学生にすごい性教育がされてるらしいわよ、ちょっと! 恐いわねえ~~~~」と無責任な話を広めるのでしょう、きっと。って偏見ですかね?
話がずれたけど、知的障害のある子が、自分自身をコントロールできないという問題だけでなく、自身が被害にあった時に何のことかわからずに「NO」と言えないという事が、障害のない子どもに比べて多々あるであろう事は想像に難くありません。
普通の小中学生の性教育は保護者と教師が話し合って決めりゃーまあいいのかなと思いますけど、こういう特殊な事例を取り上げて自分の思想の利になるように騒ぎ立てる政治家は本当に信用できないと思います。
わたしは以前にもどこかに書いたけど、知的障害がある子になぜかわりと好かれます。ニコニコ寄ってくるんですよね。電車の中で延々時間を訊かれたことも。
何年か前、混んでいるバスに乗ってそのまま奥へ進んでいったら、乗り口近くにいた20歳前後の男の子が付いてきてしまって、胸を触ろうとするんですよ。(別に露出過多な服装をしていたわけではない)
そ~っと伸ばしてくる腕を押さえて、「そんなコトしちゃダメ」と戻すんだけどまたそ~っと(笑)。対応に困っちゃってね。ま、何度かそれを繰り返しているうちに降りるところが来たらしく降りてったんだけど。
近くにいて息を詰めて固まっていたオバサンが、「恐いわね~」と言ったんだけど、好奇心満々な目で見ていたオノレが何を言うかと、むかついた覚えが。こういうオバサンがワイドショーを見て「近頃小学生にすごい性教育がされてるらしいわよ、ちょっと! 恐いわねえ~~~~」と無責任な話を広めるのでしょう、きっと。って偏見ですかね?
話がずれたけど、知的障害のある子が、自分自身をコントロールできないという問題だけでなく、自身が被害にあった時に何のことかわからずに「NO」と言えないという事が、障害のない子どもに比べて多々あるであろう事は想像に難くありません。
普通の小中学生の性教育は保護者と教師が話し合って決めりゃーまあいいのかなと思いますけど、こういう特殊な事例を取り上げて自分の思想の利になるように騒ぎ立てる政治家は本当に信用できないと思います。
ジェンダーフリーについてもうちょっと書いてみたいと思います。ネットを検索してみたら、「ジェンダーフリー危険!」「ジェンフリが家庭を崩壊させる!」「ジェンフリのせいで中学生がセックスに走る」「ジェンフリが今の日本の混乱の諸悪の根元」みたいな話ばっかりでした。
笑うとこじゃないのかもしれないけど、すいません、実を言えば爆笑でした。
だって、それらの少なからぬ論評が、「ジェンフリやフェミの標榜者は『諸悪の根元は男女不平等にあり、男女平等さえ実現すれば何もかもがうまく行く』と主張している。そんなはずはない。こんな主張はおかしい」って主張してるんだもん。いつものことだがどっちもどっち。
ジェンフリ問題に限らず、何に置いても極論て面白いよね。面白いけどあんまり役にはたたない。
残念ながら、ジェンダーフリーを進めたいと考えている個人、団体のHPは閉鎖されているものが多いせいなのか、反対する人たちが攻撃するところの、「“マルクス主義的フェミニズムにかぶれた狂った左翼的思想の持ち主である●●さんとか××さん”に影響されて亡国の思想を垂れ流す人々のジェンフリ万歳な主張」はみつかりませんでした。
ジェンダーフリーを進めたいと考えている人々の主張はおおむね↓のようなものでした。
「性別によって生き方を決めると、個人がその力を発揮することが妨げられます。そのため男女共同参画社会基本法は「男女が性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる」社会の実現が緊要な課題であるとしているのです。男はこう、女はこうという固定観念をジェンダー・バイアスといいます。このジェンダー・バイアスから自由になるという意味でジェンダー・バイアス・フリーといい、これを短くしたのがジェンダー・フリーです。性による差別をせず、一人一人の個性を大事にして行くという意味で使われています。」
(http://www4.ocn.ne.jp/~ttutokyo/kyouken/genderfree/genderfreeQA.htm)
しかしなぜか反対する人々はおおむね↓のようなことをおっしゃってます。
「彼らはこう主張します。男も女もジェンダーにとらわれなくなれば、この世の中に「真の男女平等」が実現すると。もっとはっきり言えば、男と女の違いを全く無くして均等にすると、固定概念に捕われず「皆が自分の能力や行動を広げ、自由に、伸びやかに生きることができる」世の中になるそうです。
(http://www.jiyuu-shikan.org/teachers/hattori/0311.html)
思うんだけど、この、“もっとはっきり言えば、男と女の違いを全く無くして”っていう部分、これが混乱の元なんじゃないの? それ勝手に“はっきり言って”るだけなんでは。
わたしはあんまフェミニズム系の本を読んでないので、その●●さんとか××さんの主張が本当にアンチの人が言うようなトンデモなものなのか判断できないし、前述したように多くが閉鎖されてるので、今現在のネット上の言説を見る限りにおいての結論ですが、伝言ゲームで「ジェンダーフリーを野放しにすると大変危険」みたいになっているような気がします。
「こんなにとんでもないことが!!!」って言われてることがどこを見ても一緒でおまけにほんのわずかな事例というか。2~3の教科書について以外は「全国でこんな事例が」と“ただ言われてるだけ”でほんとのとこどうなのかさっぱりわからないわけです。例のあのおチンポが付いているお人形にしたところで、センセーショナルに国会で取り上げた純潔議員がいましたが、あれって一部の養護学校で使われてただけでしょ? アンチの人の話を聞いてると、まるで日本中の小学校で「セックス! セックス!」と叫んでいるような騒ぎなんですが。
(参考までに、知的障害のある子どもは、はっきりとした概念しか受け入れられないので、具体的に人形などを使う必要があるのだそうです)
それにねえ、「『うちの子どもがこんなとんでもない教育を受けさせられて傷ついている』と語るお母さんがたくさんいる」という事を書いているところはあっても、「うちの子どもがこんなとんでもない教育を受けさせられて傷ついている」と言うことを主張している人がみつからなかったのよね…。
イヤもちろん“ジェンダーフリー”の検索結果74400件なので、どこかにはあるのかもしれないし、反対派の“捏造”と言うつもりはないんですけど。100くらいをざっと見た限りでは見つからないわけですよ。
まあとにかくみんな落ち着いて、何が本当のことで、何が本当は必要か冷静に考えた方がいいですね。プロパガンダに踊らされず。
“黒いトイレマーク”や“黒いランドセル”が、フェミニストが最終的に女性の権利をボッタクルための陰謀(と主張しているアンチの人たちも少なからずいる)なんだとしたら、「それが日本を崩壊させる」と騒ぎ立てるのも何かのインボウかもしれないし。
ちなみに男女ともに黒いトイレマークってのはわたし的にはわかりずらいので反対です。「赤が女子で青が男子」という色の固定観念を廃することが男女の役割性差の解消に直接役立つとは思えないしね。これは過剰対応でしょう。
そんなことしてっからアンチな人に付け込まれるんだよ。
でも、好きな色のランドセルを選べる最近の風潮はいいですよね。きれいな色いっぱいあるもんね。これがもしジェンフリ思想のおかげならけっこうなことですよ。
笑うとこじゃないのかもしれないけど、すいません、実を言えば爆笑でした。
だって、それらの少なからぬ論評が、「ジェンフリやフェミの標榜者は『諸悪の根元は男女不平等にあり、男女平等さえ実現すれば何もかもがうまく行く』と主張している。そんなはずはない。こんな主張はおかしい」って主張してるんだもん。いつものことだがどっちもどっち。
ジェンフリ問題に限らず、何に置いても極論て面白いよね。面白いけどあんまり役にはたたない。
残念ながら、ジェンダーフリーを進めたいと考えている個人、団体のHPは閉鎖されているものが多いせいなのか、反対する人たちが攻撃するところの、「“マルクス主義的フェミニズムにかぶれた狂った左翼的思想の持ち主である●●さんとか××さん”に影響されて亡国の思想を垂れ流す人々のジェンフリ万歳な主張」はみつかりませんでした。
ジェンダーフリーを進めたいと考えている人々の主張はおおむね↓のようなものでした。
「性別によって生き方を決めると、個人がその力を発揮することが妨げられます。そのため男女共同参画社会基本法は「男女が性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる」社会の実現が緊要な課題であるとしているのです。男はこう、女はこうという固定観念をジェンダー・バイアスといいます。このジェンダー・バイアスから自由になるという意味でジェンダー・バイアス・フリーといい、これを短くしたのがジェンダー・フリーです。性による差別をせず、一人一人の個性を大事にして行くという意味で使われています。」
(http://www4.ocn.ne.jp/~ttutokyo/kyouken/genderfree/genderfreeQA.htm)
しかしなぜか反対する人々はおおむね↓のようなことをおっしゃってます。
「彼らはこう主張します。男も女もジェンダーにとらわれなくなれば、この世の中に「真の男女平等」が実現すると。もっとはっきり言えば、男と女の違いを全く無くして均等にすると、固定概念に捕われず「皆が自分の能力や行動を広げ、自由に、伸びやかに生きることができる」世の中になるそうです。
(http://www.jiyuu-shikan.org/teachers/hattori/0311.html)
思うんだけど、この、“もっとはっきり言えば、男と女の違いを全く無くして”っていう部分、これが混乱の元なんじゃないの? それ勝手に“はっきり言って”るだけなんでは。
わたしはあんまフェミニズム系の本を読んでないので、その●●さんとか××さんの主張が本当にアンチの人が言うようなトンデモなものなのか判断できないし、前述したように多くが閉鎖されてるので、今現在のネット上の言説を見る限りにおいての結論ですが、伝言ゲームで「ジェンダーフリーを野放しにすると大変危険」みたいになっているような気がします。
「こんなにとんでもないことが!!!」って言われてることがどこを見ても一緒でおまけにほんのわずかな事例というか。2~3の教科書について以外は「全国でこんな事例が」と“ただ言われてるだけ”でほんとのとこどうなのかさっぱりわからないわけです。例のあのおチンポが付いているお人形にしたところで、センセーショナルに国会で取り上げた純潔議員がいましたが、あれって一部の養護学校で使われてただけでしょ? アンチの人の話を聞いてると、まるで日本中の小学校で「セックス! セックス!」と叫んでいるような騒ぎなんですが。
(参考までに、知的障害のある子どもは、はっきりとした概念しか受け入れられないので、具体的に人形などを使う必要があるのだそうです)
それにねえ、「『うちの子どもがこんなとんでもない教育を受けさせられて傷ついている』と語るお母さんがたくさんいる」という事を書いているところはあっても、「うちの子どもがこんなとんでもない教育を受けさせられて傷ついている」と言うことを主張している人がみつからなかったのよね…。
イヤもちろん“ジェンダーフリー”の検索結果74400件なので、どこかにはあるのかもしれないし、反対派の“捏造”と言うつもりはないんですけど。100くらいをざっと見た限りでは見つからないわけですよ。
まあとにかくみんな落ち着いて、何が本当のことで、何が本当は必要か冷静に考えた方がいいですね。プロパガンダに踊らされず。
“黒いトイレマーク”や“黒いランドセル”が、フェミニストが最終的に女性の権利をボッタクルための陰謀(と主張しているアンチの人たちも少なからずいる)なんだとしたら、「それが日本を崩壊させる」と騒ぎ立てるのも何かのインボウかもしれないし。
ちなみに男女ともに黒いトイレマークってのはわたし的にはわかりずらいので反対です。「赤が女子で青が男子」という色の固定観念を廃することが男女の役割性差の解消に直接役立つとは思えないしね。これは過剰対応でしょう。
そんなことしてっからアンチな人に付け込まれるんだよ。
でも、好きな色のランドセルを選べる最近の風潮はいいですよね。きれいな色いっぱいあるもんね。これがもしジェンフリ思想のおかげならけっこうなことですよ。
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