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美しい衣装は感動を倍加する
安藤選手の衣装に関するエントリにコメントをもらいましたので、もうちょっと女子フィギュア・フリーの衣装について書いてみたいと思います。(アイスダンスの感想もまだなのに!)
最初にお断りしておくと、昔はフィギュアは大好きでよく見たんですが、こんなにちゃんと見たのは久しぶり(前のオリンピック以来?)だったりするので、「珍しい」とか書いていても勝手にわたしがそう思っているだけという可能性が大ですので、そこんとこよろしく。

そう、荒川選手のトゥーランドットの衣装は素晴らしかったですね。氷のお姫様という音楽の世界観ともぴったりだし、何より彼女のプログラムにとても合った衣装でした。

金メダルということで実力ももちろんなんですが、この衣装とプログラムのセンスには日本もここまで来たかと、本当に感慨深かった。今回もアイスダンスに関しては、日本は何も言いたくないほどへぼい衣装と見る気の失せる振り付けだったわけですが、ちょっと前まで、女子も男子もみんな、技術は世界レベルでも衣装とプログラムはヨーロッパのセンスの百万分の一なんて思ってましたから。ファッションの世界でもダンス(バレエ)の世界でも、日本には世界に誇れる人がたくさんいるのに、その文化発信力の弱さを、いつも嘆いていたものでした。

閑話休題。さて、もう一人のトゥーランドット、イタリアのシルビア・フォンタナのベージュの胸開き衣装も、エッチくさくてフリーではわりに珍しいタイプの衣装だったのではないでしょうか。
エッチくさいと言えばハンガリーのビクトリア・ハウ。金色の胸当てと、オレンジと赤の変な色合いのひらひらしたスカートは、色合いさえよければけっこうかわいい衣装だと思うのだけど、胸が全然ない(ペチャパイ)ところと、その変な色合いの衣装との組み合わせが妙に生々しくてエロかった。

他のいろぽい衣装では、ロシアのエレーナ・ソクロフの背中がガバッと思い切りよく開いたパンツスタイルもグーでした。

村主選手はショートプログラムの時もそうだったけど、なんか、あんまりキラキラさせないっていうところに自分なりのこだわりがあるんですかね。ほとんどスパンコールを使っていなくて、これはこれでなかなか個性的だと思いました。思いましたが、だがしかし、はっきり言って地味さに拍車をかけてしまう選択だと思う。表現力は確かにあるけど、わりに地味な彼女のスケーティングが、この衣装によって好印象になるかといえばちょっと難しいところ。スパンコールを使わないにしても、もうちょっと強くアピールする衣装にした方がいいような気がします。

わたしが気に入ったのは、スイスのサラ・マイヤーと、フィンランドのスザンナ・ポイキオ、そしてアメリカのサーシャ・コーエンの衣装。
サラ・マイヤーの、まるでボディペインティングのようなパンツルックは、引き締まったボディにぴったりで、モダンバレエで「火の鳥」でも始まりそうな雰囲気でした。実際には曲は「バイオリンとオーケストラのためのボレロ」でしたが。彼女氏自身が一つのオブジェのような、すてきな赤と黒の衣装でした。
スザンナ・ポイキオの「ロミオとジュリエット」の衣装は小豆色の色合いがとてもシックな衣装で、背中のデザインが印象的。背中の真ん中にメダルのような飾りが付いていて、そこから肩、脇、ヒップラインの6方向にひも状の生地が延びているというもの。このデザインのドレスが欲しいくらい気に入りました。
そういえばサーシャ・コーエンも「ロミ&ジュリ」でした。白い華奢なボディに、深紅に金糸のいかにもジュリエットっぽい衣装がとてもよく似合ってましたね。前スカートの切り替えも凝っていてかわいかった。

他にはグルジアのエレーナ・ゲデバニシヴィリ(?)の、黒字に金のコードで装飾を施したオリエンタルな衣装も、曲の「アルメニアン・ラプソディー」によく似合っていてすてきでした。そうえいばグルジアとアルメニアはお隣同士の国ですよね。
イタリアのカロリーナ・コストナーの「四季~冬」の衣装も地味派手のバランスがよかった。グレーから黒へのグラデーションに雪の結晶が刺繍してあるという衣装。筋肉質の細い身体によく似合って美しい衣装でした。スケーティングは硬すぎましたけど。

以上、珍しくメモをとりながら見た女子フリーの衣装雑感でした。

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

月館の殺人(上)
20060227203017
綾辻行人 原作
佐々木倫子 漫画

佐々木倫子さんは大好きなんだけど、原作付きの「おたんこナース」がイマイチだったので、これも実はあまり食指が動かず、今頃まで読んでなかったのよ。
面白いじゃん! ミステリだと思ったら、鉄道オタクの話だったとは! いや、ミステリだけど。
鉄オタの世界は面白いよねええええええ。
映画とか漫画とかアニメとかフィギュアとかだと、なんつーの、近親憎悪っていうか、いやわたしはオタクじゃないんだけどね、もちろん。でもなんかその世界がある程度わかっちゃうだけに、人と場合によってはキモイとか思っちゃうわけですよ。
しかし、鉄オタはほとんど宇宙人、なので完全に別世界の人々としてその生態を楽しむことができるわけです。熱いんだか冷静なんだかわかんないとこもいい。
こないだもタモリクラブでタモリ鉄道クラブ発足記念、会員資格試験みたいなネタをやっていて、爆笑したところだったので、もしやこれから鉄の時代が来る? とか思っちゃいました。絶対来ないと思うけど。ディープすぎるから。ちなみにゴールド会員NO.1はなんと原田芳雄ちゃんなんですって。業界では有名な鉄マニアらしいですね。
そういえばわたしが高校の時にもありました。鉄道愛好会。学園祭の時、執行委員だったので一応全部見て回ったのだけど、ぼろぼろの時刻表とか、駅から剥がしてきたのか知らないけど「どこそこの旅」とかコピーの付いてる列車のポスターとかが展示してあって、なんて手抜きな展示なんだ、とその時は思ったものですが、実は見る人が見れば貴重なナニカだったのかもしれません。
え? そういうおまえはなんの活動をしていたのかって? まあいいじゃないですか、そんなことは。
アニメ愛好会だったなんて口が裂けても言えやしない、言えやしないよ…。と野口さんの口癖のごとくつぶやくわたしが未だに「ちびまるこちゃん」を見ていることがばれてしまいましたね。ほっといてください。

えーと。そう、で、この本ですが、原作付きではありますが、コマ展開にもキャラクターにも倫子節炸裂で相当面白いです。未読な人は是非! って全然本の内容紹介になってないし。

テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

衣装が重くちゃ跳べっこない
朝から晩までフィギュア、フィギュアでちょっぴり苛立つわたしは、やっぱりマイノリティー根性が染み付いた臍曲がりなのだと気付く今日この頃。
昨日の午前中なんて、ほとんどすべてのチャンネルで女子フィギュア物語やってるもんで、思わず放送大学をしばし見入ってしまいましたよ。15分くらい。
ま、何はともあれ荒川選手はよかったですね。フィギュアの中で今まで実は、女子シングルが一番興味が薄かったのですけど、今回は全体的によかったと思います。アイスダンス以外では女子を一番ちゅんと見たかな。
アイスダンスは当然オリジナルダンスもフリーもビデオに録って全部見たですが、感想書く前にエキシビションまで終わってしまったよ…。時間があったら来週感想を書きます。仕事がやや忙しいのよ。

そりゃそうとワダエミ氏デザインの安藤選手の衣装はひどかったですね。
いくら大先生でも、その世界をまるでわかってない人に頼むのはいかがなものか。
もっさりぼってり重そうで、激しく太って見えるし何よりスケーティングの時にまったく美しくない。特にショートプログラムの真っ黒衣装はさすがにNHKアナウンサーまでが疑問を堤していましたよね。
なんでも安藤側から大先生に懇願したと聞きましたが、あんなものを世の中に出したら自分の評判が下がるってもんでしょう。周りに誰ひとりフィギュア好きがいなかったんでしょうか?
森英恵さんデザインの夏のオリンピックの入場ユニフォームも、ずっとセンス悪いと言われ続けて来たけど、個人的にはフィギュアの衣装のひどさの方が罪が深いと思ってしまうね。
イレイサー活躍中
つよしくんがまた新宿で職質を受けたそうです→新宿電脳旅団
そう! わたしもそれは感じてました<ここんとこ警官が多い。
数人で威嚇的にぞろぞろ歩いてたり、自転車に乗ってぐるぐる回っている警官にやたら出会いますね、最近。
トリノオリンピックがらみでテロの情報でもあるのか、滋賀県の事件をきっかけにした某知事の人気取り…もとい住民の安全への配慮なのか、それとも年度末の予算ぶんどりに向けた警視庁のパフォーマンスなのか。よくわかんないけど、ここ数年、半年おきくらいに思い出したように街に警官が溢れるよね。
ま、わたしはとっても健全な一般市民なので、絶対職質受けないように気を付けてますよ。受けたら拒否してしまいそうなので。そんで務執行妨害で逮捕されたりするといやなんで。なんて事を書くとサイバーを見張っている公安に目を付けられたりなんかするんでしょうか。

それはともかく。
最近どうもブログを書くモチベーションが上がりません。別にオリンピックにかじりついているわけではなく、仕事はまあ普通にこなしつつ遊び歩いたりしているのも事実ですが(昨日はとっても楽しいライブに行きました。今日は時間がないので詳細は後日)、それよりも世の中で起こっていることをどう考えたらよいのか混乱していたせいもあります。
昨日は女子フィギュアと同じくらい伊藤元長官の政倫審にも注目が集まってよいはずだったのに、帰ってから見たニュース番組では伊藤のイの字もお目にかかりませんでした。今日の新聞によれば何も新しい事実は出なかったようで、まあ、実際「ニュースにもならない」って事だったのでしょうが、このまま証人喚問もなしで「ニュースにもならない」まま幕引きなんてことになるんでしょうか。

ふと、以前観たG2プロデュースの「天才脚本家」を思い出しました。ひょっとしてイレイサーは存在する?
※イレイサー=起こった事件の痕跡を世の中から消すのを仕事にしている国家の秘密諜報員

まあ冗談はともかく、小泉政権に打撃を与えるような事実・疑惑が公になる度に、民主党がその打撃を緩和させるために動いているかのような愚を繰り返すのは何故なんでしょうか。形を変えた大政翼賛?
もしもトリノで、日本選手がマスコミが事前に煽った通りの活躍をしていたら、この疑惑メールも出てこなかったのではないかなんて思わず疑いそうになりますよ。そうすりゃこのくだらない茶番が毎日トップニュースになったりしなかったんじゃないの。
どうでもいいけど民主党の心ある人たちはさっさと党を割った方がよいね。このままじゃ永遠に自民党に敵失を与えるだけの存在じゃん。あんなノータリンのタレント議員と同じ党にいることを恥ずかしく思うべきでは? いやそれよりも、それを利用したんだか同じくノータリンだったんだかしらないけど、いつまでもあの野党として全然使えない代表を頂いていていいのか?

と書いて、そういえば脳みそ空っぽな幼児議員や脳みそ筋肉なレスラー議員(まんなじゃん)と同じ党にいることを、心ある自民党議員は恥ずかしく思わないのだろうか、ともふと思った。ま、それが自民党らしいと言われればそれはそうだが。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

カーリング
最下位のイタリアに苦戦したので、上り調子ももう終わりかなーなんて思っていたんだけど、やっぱりスイスには全然勝てませんでしたね。残念。
全然マスコミに注目されていなかったカーリングが決勝トーナメント出場、なんてことになったら、結構面白かったのになー。今回の日本選手団の絶不調とマスコミのはしゃぎっぷりの反比例を、冷笑的に見ていたので、ついそんなことも考えてしまいましたよ。

でも数日間、楽しかったので、ま、いっか! 選手のみなさんお疲れさまでした。
4年後に期待します!

テーマ:トリノオリンピック - ジャンル:スポーツ

白い魔女のお菓子
まもなく「ナルニア国物語」が公開されますね。子供の頃繰り返し読んだ物語だけに楽しみといえば楽しみですが、ハリウッド製(しかもディズニー)というところが今ひとつ信用できないので、まあ期待せずに、ティルダ・スウィントン様のご尊顔を拝しにいくだけでいーやって感じで観に行こうと思ってます。

ロクム
写真は、映画にも登場する、白い魔女がエドマンドを誘惑する時に使うお菓子です。トルコからイギリスに渡ってきたお菓子でイギリスではターキッシュ・デライトといいますが、これは本家本元、トルコのロクムです。
「世界ふしぎ発見」で映画のそのシーンが紹介されていたのをちらっと見ましたが、鮮やかな赤っぽい色のゼリーみたいな感じでした。イギリスではフルーツのものがほとんどだそうですが、この写真のものはナッツの入った求肥って感じですかね。
中国茶屋の天空茶想さんで求めました。中身はピスタチオとヘーゼルナッツとアーモンドです。ターキッシュ・デライトはイギリスの子供のお菓子だそうですが、このロクムは大人の味ですね。

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日本絶好調!
カーリング女子、カナダに続いてイギリスにも勝ちましたね!
トリノオリンピック、時間が合わずに実はあんまり見てないんですけど、仕事から帰って寝る前の時間にやってることが多いので、ついつい見始めると最後まで見てしまうのがカーリング。
まあ4年に一度しか見ないわけだけど、今回に限らずオリンピックの種目になった頃から意外とよく見てるのよね。次までにルール忘れちゃうけどね。でも今回は昨日カナダ戦を見ながら人に説明したので覚えたかもしれない。
とにかくこうゆう戦略的ゲームは見ててすごく面白いね。スポーツなのに囲碁とかチェスとかビリヤードとかが混ざったような要素も面白い。
絶好調とは言っても4勝4敗で後はないのだけど。あと2戦、ぜひ頑張って決勝トーナメントに進んでほしいものです。

さて今日は、これだけは録画しても見なくちゃだわのアイスダンス・オリジナルだ。

テーマ:トリノ五輪!! - ジャンル:スポーツ

楽しいひとときとカナシイ夢
昨日はトモミに誘われて下北沢に「女中たち」を観に行って来ました。
3軒茶屋婦人会の前回公演「ヴァニティーズ」は、わたしにはあまり面白くなくて辛口の感想を書いてしまいましたが、今回はよかったです。
奥様にこき使われている二人の女中が、奥様の留守に「奥様と女中ごっこ」をするというこの作品。元々女中役は男性が演じるように作者のジュネが指定した戯曲だけあって、この劇団が演じるのには打ってつけ。世界観がとてもよく合っていました。
奥様は篠井さんがやるのかと思っていたら深沢さんだった。でもそうね、深沢さんと大谷さんの“ごっこ”はちょっとイマイチかもね。そう考えるとこのキャスティングはお見事。
衣装が素晴らしくすてきでした。狐の毛皮、本物だよねえ?

昔書いた「ヴァニティーズ」の感想↓
http://www2.plala.or.jp/primavera/play/vanities.html

トモミのマイミク友達のyさんと一緒に観て、その後飲みに行きました。新しく知り合った人とじっくりおしゃべりするのは久しぶり。とても知的で楽しい人で、めっちゃ楽しいおしゃべりができました。
テンション上がり気味でしゃべっていたら、「沸点が低すぎますね」と言われた。それは確か前にも誰かに言われたことあるけど「ここは本多劇場の舞台上じゃないんだから」ってのがわたし的にはツボでした。

とまあ、楽しい時間を過ごしたわけですが、何故か昨夜はとってもカナシイ夢を見てしまいました。

6人ほどの友人を家に招いていて、そのうち一人が来られないという連絡をよこす。もうみんな集まっていて、「じゃあ始めようか」とわたしが言うと、別の一人に電話がかかって来て、その子も「用事ができた」と帰り支度を始める。この日はそれぞれの人に何かコインのような、ボタンのようなものを渡すことになっていて、「じゃあこれ」とその子に一つ渡す。気を取り直して残った人の方を振り返ると、また別の人が「あ、じゃあわたしも帰ります」と席を立つ。「ええ? どうして?」と驚いていると他の人たちも次々に「じゃあわたしも…」と帰り支度を始める。ワナワナしながらコインを渡そうとするが、あまりのことについに切れてしまい、コインを投げつけてしまう。しかしすぐさま「ごめん…、大人げないことをしてしまったわ…」と謝り、コインを拾ってみんなに渡す。みんな気まずそうにそそくさと帰ってしまう。残ったわたしはテーブルいっぱいのごちそうを呆然と見つめる…。

という夢でした。友人と言っても全員、特定の誰かの顔はしてなかったですけど。
なんか人間関係にストレスでもあるんでしょうか、わたしってば。

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夕日が浦のカニ旅館
京都の北の方、丹後半島の網野町というところに温泉街があって、そこを夕日が浦というらしいです。もちろん海に夕日が沈むから付いた名前でしょうが、残念ながら夏に海水浴に行った時を含めて3回とも天気が悪く、まだ海に沈む夕日は見ていません。
それはともかく、たくさんの旅館が並んで、どこも蟹を供するわけですが、関西の人にはわりにポピュラーな観光地らしいです。
で、今回週末に2度目の“夕日が浦 かに旅館”ということに相成りました。前に行ったのは3年前のお正月でしたかね。初めての蟹づくしにそりゃあ感動したものです。
今回泊まったのは枕山荘という、ちょっぴり古めかしい数寄屋造りの旅館です。

枕山荘
HPだとそこそこかっこよいですが(笑)、実際に見るとホンと普通の古いお家です。最初部屋に通された時も、「え? ここ部屋? 宿帳書くための控えの間じゃなくて?」とか思っちゃいました。

枕山荘露天
これは露天風呂。なんと各画屋が面している中庭にどどーんとあるのですよ。はっきり言って部屋から直接行ける。入っていたら見られ放題。こんなの初めて見たのでちょっとびっくり。サンジくんは「入ろう!」と張り切ってましたが、わたしはちょっと(ちょっとかよ!)ためらった。まあ夜中なら入ってもいいかなーと思わないでもなかったんですけど(他の客が少なかったので)、さすがに冬は入る人があまりいないせいなのか、夜は電気もついてなくて真っ暗だったので止めました。水着持っていけばよかったかしら。水着は邪道かしら。

蒸し蟹
さて、そんなわけで旅館というより民宿に近かった宿ですが、蟹は! うまかった! 絶品だった!
前回宿より断然おいしかった。部屋にお金かかってない分蟹が上等なんでしょうか。この茹で蟹、ミソも絶品。わたしはあんまり蟹ミソは得意じゃないんだけど、ほぐした足にミソを混ぜて食べたら、泣きそうなほどうまかったです。

蟹刺身
このお刺身がまた! あり得ないほどとろっとろなのです。

蟹の茶碗蒸し
茶碗蒸しは茹で蟹のミソと全く違った、苦みが強いミソを使ってます。ちょっとしょっぱかったけど、これまたおいしかった。

蟹の天ぷら
前回はちょっと油っぽくてあまり天ぷらは気に入らなかったのだけど、ここの天ぷらはぷりぷりで絶品。サンジくんは天ぷらが一番気に入ったようです。

焼き蟹
そしてこれはわたしが今回一番気に入った焼き蟹。これまた前回はちょっとにおいがきつくて今ひとつだったのね。でもこの蟹は全然全く生臭さがない。ものすごーーく甘い! ほくほく! あ…思い出したらまた食べたくなってきた。

蟹鍋
前回一番おいしかったのは確か蟹しゃぶでしたが、ここはしゃぶしゃぶではなく普通の蟹鍋でした。これまた身がぎゅっと詰まってぷりぷりして抜群においしかった。

とまあ前回と比べてしまったけど、前回ももちろんその時点では東京で食べるより遙かにおいしかったし、生まれて初めてのカニづくしに超感動してたのよね。蟹も奥が深いってことでしょうか。
この旅館にはさらにお高いコースがあるので、女将さんに「何が違うんですか?」と聞いてみた。「上のコースはあと○○が付いてきます」みたいな答えを期待していたら、「うーん…蟹が違うゆうか…」とのお答え。
「ええ? 蟹が? どう違うんですか?」
「…どうってえーと、蟹が…」
「大きさとか?」
「まあそうやねえ。大きさも大きいかしれないけど…、とにかく蟹が違うんですよ」
「はあ…蟹が…。食べればわかるって事ですかね」
「そうやねえ。プロは見ればわかるんですけど。説明できないですわ」
だそうです。その他にもなんか幻の魔神カニ…じゃなかった間人カニ(※)っていうのがあるそうで、いつか是非食べてみたいと思ってます。ちなみに金額は一人50,000円を超えるそうだ。

(※)間人はホントに「魔神=まじん」とは読みませんよ! 間人というのは地名です。読み方わかる?
正解は「たいざ」。地名には知らないと読めないものって結構あるけど、これはかなり読むのが難しい地名でしょう。何故これで「たいざ」なの? と思って調べてみましたら、こちらのサイトに載っていました。

http://www.h2.dion.ne.jp/~inkan.z1/nankai.mei.htm
これによると昔の職業から来てるようですね。「地位の高い人に使え、部下との取り次ぎを行った」…つまり中間管理職?

殻
最後の雑炊もおいしかったです。二人でこれだけ食べました。
ごちそうさまでした!

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京小判
20060215235421
今日戻ってきました。
今日はとても暖かくて気持ちのよい日でしたねー。何ヶ月ぶりかでセーターもコートも無しで外を歩いて、身体が軽く感じられましたよ。

写真は新幹線で食べた「京小判」というお弁当で、湯葉と漬物のお寿司です。東京にはないタイプの駅弁だよね。さっぱりしておいしかった。

テーマ:お弁当 - ジャンル:グルメ

ハッピー バレンタイン
20060214132410
フランスのショコラティエ、パスカル・カフェのチョコ。世界大会で優勝したチョコだそうです。もちろんおいしかったですが、ちょっと凝りすぎかなあ。わたしの好みとしてはもうちょっと単純にチョコっぽい方が…。って自分のために買ったわけではないのですが。

先週末から関西です。日曜、月曜は丹後半島に蟹食べに行ってきました。詳しい話はまた後ほど。

コメントいくつかいただいてるようですが、そんなわけで返事は明日以降になります。すみません。

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やくざと役人が廻す国
それと今日はやっぱり是非とも「きっこのブログ」を読んどいてください。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

表参道ヒルズ
同潤会青山アパートの跡地に表参道ヒルズが明後日オープンします。もしかして建国記念日に合わせたんですかね、明治神宮の表参道なだけに。

表参道ヒルズ
事務所のワダさんに誘われて、今日オープン前の内覧会に行って来ました。ご近所さんの招待ということらしいですが同じく近所の友人の会社には招待状が来なかったそうなので、基準はよくわかりません。

まず、表参道ヒルズという名前はどうなのか、あと漢字の「マル参」マークはどうなのか、という疑問はあります。漢字の隣がOMOTESANDO HILLSなのも解せません。でも最近には珍しく、きちんと意匠の意味があるマークらしいですけどね。明治神宮の鳥居に参道をあしらったマークで、その参道部分は内部のスロープも表しているという。(サイトを見てね)
ま、でもヘンと思っていてもきっとすぐに馴染んじゃうんでしょうね。

でも、最近高層ビルばやりの東京にあって、ケヤキの高さに合わせた設計は、大いに称えたいと思います。安藤忠雄氏のデザインはあんまり好きじゃないけどさ。

ショップは、要チェックというお洋服やさんは特に見あたらなかったけど、カナダの「アリアンヌ」という下着やさんがかわいかった。輸入下着にしては値段もほどほど。
アクセサリーや靴のショップは、見るには楽しいショップがいくつかありました。最近アクセサリーに関して煩悩が前々働かないのよ。
和漢エステやカラー専門の美容院など、興味はあるけどお値段がセレブ過ぎてわたしには用がないお店もたくさん。
レストランやカフェはどこもこぢんまりとしていい感じではありますが、空いてきて行けそうなのは当分先かも。とりあえず「ザザ」というトラットリアには近々行ってみたいです。「ビスティーズ」というワインショップにも!
「ナチュラル ビート」というジェラートやさんもおいしそうだった。でもここは立ち食いなのがイマイチ。1000円前後という値段で立ち食いはいかがなものか。

つけ爪
写真はアクセサリーパーツの「ガールズ エンド キワ」のショップ。わたしは存じ上げないのだけど富沢ノボルというネイルアーチストとのコラボ作品がとっても楽しかったの。こんなの付けたら何もできないだろうけど、誰かが付けてるところを是非拝見したいと思わせる、ばかばかしくゴージャスで楽しいつけ爪がたくさんありました。

お酒
やや空いていたので、日本酒のはせがわ酒店で Reisen という発泡濁り酒をいただきました。50mLで300円。売っているお酒が全てカウンターで飲めるわけではありませんが、日本酒好きだけど詳しくないという人間には気軽に試飲できるのはよいことです。お新香なんかのつまみもあります。ここもまた来てみよう。

ま、それなりに楽しかったのですけど、この場所があの苔むした青山アパートから最先端のおしゃれスポットになったことは、わたしにとってはなんとなく、表参道の雰囲気を変化させましたね。表参道は昔から東京で一番好きな場所なんだけど、この新しいスポットが露わになったのを初めて見た時(今日ではなく)、なんか初めて表参道に対して疎外感を味わったよ。今よりもっとお金のなかった若い時にすら味わったことのない感じ。(それは若かったから)
路面店がほとんど外国ブランドでさー、ふと目を転じれば道路の反対側も外国ブランドショップでさー、なんかこう、外国資本に蹂躙される後進国? みたいな。で、そぞろ歩くのは特権階級の資本家だけ? みたいな。
今日の内覧会を見たらそれはちょっと大げさな感情だったかな、と思ったけど。

まあでもできることなら、閉鎖前の同潤会アパートが、期間限定の安い家賃で若者のショップやアートの発信基地になっていたように、この新しいスポットにも、何かそういうコンセプトを取り入れて欲しかったとは思います。お金のない人には用のない場所にはならず。

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血統と田子作
昨日のエントリにコメントもらったので、ちょっと続きを。
実はわたしも最初は女系でもいいじゃんとか思っていたんだけど、女系がオッケイになると、女性天皇の配偶者として政治家や財界(宮台さん言うところの“田子作”)の思惑含みのある相手が推される可能性があると聞いて、なるほどそういうこともあるか、とちょっと慎重になってます。

戦後の皇室はそういう思惑から遠いところにあるからこそ存在価値があるわけで。

今のところ女性天皇容認(次の天皇は愛子ちゃん)で、かつ男系優先(紀子さんの第3子が男の子なら、その子の子供が愛子天皇の次の天皇)てのがたぶん一番現実的だと思うんだけど、小泉政権がそのような選択肢を示さず、あまりに女性・女系をごり押ししてるので、なんだか不信感があるのよねー。
とりあえず女性天皇容認(これは急がないといけないと思うが)てとこだけ決めて、女系容認にするかどうかは後からってことだってできそうなのに、ホンの数ヶ月の会議でさっさと決めようというところもなんかヘン。アメリカ牛肉問題の方がよほど慎重に長々と会議してたよ。(ま、結局は結果は同じだったけど)

まあとにかく小泉という人がどうにもわたしは信用できないのよ。数少ない反小泉のジャーナリストなんかがいう売国ぶりを全て信じるわけじゃないにしろ、やっぱ例えば医療制度改革の結果として民間の(アメリカの)保険会社が大いに潤うであろうこととか考えると、そういう人がこの国のアイデンティティーに関わる制度をちょちょいのちょいといじることには大いに不信感を抱かざるを得ませんよ。別に右翼じゃねーけどね。

まあねえ、愛子ちゃんが自由恋愛で相手を選ぶ可能性もないわけじゃないけど、次期天皇の妻と、次期天皇の夫じゃ、やっぱ同じってわけにいかないでしょうなあ、本人も周りも。
だいたいがして次期天皇の妻ですら心が病んじゃったりするわけだしね…。

そういう意味じゃ大塚さんが言うように日本の民主主義のために、“天皇を断念する”というのも一つの選択肢ではありますよね。まー、まだ日本はそこまで成熟してないとは思うけど。

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♪男子が欲しい、はないちもんめ
紀子様がご懐妊だそうでおめでたいことです。
しかし男か女か大騒ぎの世を見るにつれ、いったい今は何世紀? と、ふと目眩を覚えたりなんかしちゃいます。
たまたまつい先日まで数日間、何度目かの「日出処の天子」の読み返しをやっていたのでよけいそう感じるのかも。
「なんとしてでも王子をうむのじゃぁ~」みたいな。宮内庁の長官なんてほとんど馬子とかわらんよね。

ワシントンポストじゃ日本の制度のことを「世界に現存する最も古い男性支配の君主制」とか呼んでるらしいですよ。当たってるけど。

ま、何はともあれ紀子様には今まで通りのびのび産んで欲しいですね。今まであんまりストレス感じなくて済んだ次男の嫁としては、ちょっと今回はかまびすしくてお気の毒ですが。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

デザートとおみやげ
リンゴチョコ
昨日の続きです。デザートはリンゴチョコ。八百屋さんに今頃何故か紅玉があったので、リンゴのお菓子揃いにしてしまいました。でもやっぱこの時期の紅玉は柔らかくてイマイチでした。このチョコもたぶんもっとリンゴが堅い方がおいしくできるはず。とはいえできたてはまあまあでした。炒めたリンゴと溶かしたチョコを混ぜて固めて丸めた。

アップルパイ
もう一品はアップルパイ。こっちのリンゴはクルミを入れたせいかけっこうおいしかった。リンゴとクルミをバターで炒めてブランデーを振り入れる。家にあったフルーツソースを入れたので、味がよかったのはそのせいかも。
この星の型はクリスマス用に買いましたがこの日初めて使いました。大きいのから小さいのまで6個ほどの星型のセットで、パイ生地をこれで抜いて、焼いたら間にクリームを挟んで積み重ねると樅の木になるというもの。楽しいでしょ。今度やってみてまたご披露します。


Night Music
シャロンのおみやげのスパークリングワインは、青い瓶が美しい“Night Music”というドイツワイン。ドライでなかなかうまかったね。

PYLONES
まめちゃんのおみやげは、フランスの雑貨PYLONESの芯抜き。キッチュでへんてこでちょっと不気味でえらく可愛いピローヌ。サイトはかなりツボでした。渋谷のパルコにショップがあるらしいので今度見に行ってみよう。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

オリーブなメニュー
日曜日のお料理のテーマはヘルシー&ローカロリー。それというのも、参加者の一人が「ダイエットしてます。本気です」とかなり切実な口調で訴えたから。でも結局彼女は原因不明の高熱でダウンして来られなかったのだけど。その後どうしたかしら。熱下がったかなあ。
さらにはもう一人体調不良を訴えて、結局この日は3人でこぢんまりと、ねっとり恋…じゃなく濃い話を繰り広げたのでした。
主なテーマは「つきあうって何?」。
その1 お互いに好きと告白し合う
その2 それなりの期間お互いを束縛する
その3 セックスする
と、けっこうハードルの高い“つきあう設定”を突きつけられて、「その3だけじゃ…ダメ?」と言ったのが誰かは秘密にしておきます。他にもイロイロ。

さて、当日のメニューですが、ヘルシー&ローカロリーは予定であって実際作ったらそうでもなかったみたい。主にDHCのカタログのお料理ページのレシピで作ってみましたが、そうなるとどうしてもオリーブオイルが必須なので、ヘルシーかもしれないけどたぶんあまりカロリーは低くないかと。今回も主に初めて挑戦メニューです。

揚げなすのカナッペ
これは別のお料理本から。揚げなすのカナッペです。ワインによく合うビネガーの利いた一品。
なすを5mmの薄切りにして塩水にさらし、水気をふき取ってオリーブオイルで揚げる。多めのオイルで炒めても可。
ワインビネガー:大3、おろしにんにく:小1/2、アンチョビみじん切り:3枚分、塩、胡椒、砂糖:少々。全部を混ぜて、揚げたなすをしばらく漬け込む。

大人のフレンチトースト
これは大人のフレンチトーストとでも言いましょうか、モツァレラとトマトと生ハムをサンドして焼いた、甘くないフレンチトーストです。チーズが溶けてふわとろな食感がグー。
卵と牛乳、塩・胡椒少々でフレンチトーストの付け汁を作る。厚さ1cmほどに斜め切りしたフランスパン2枚をくぐらせて、モツァレラ、トマト、生ハムをサンドする。それぞれ薄めでパンの形に合わせて切っておく。フライパンにオリーブオイルを熱して両面を焼く。お皿に盛ってアンチョビソースをちょっぴりかける。アンチョビソースは、包丁でたたいたアンチョビをオリーブオイルで炒める。

マグロとアボガド
マグロとアボガドはあわせやすい材料ですが、これはマグロをさっと焼いて、お醤油をまわしかけ胡椒をふって、味をしみこませてから合わせています(冷めてからカット)。香ばしくておいしかったですよ。アボガドはレモン汁と塩少々で和えておきます。
和風サラダと一緒に供しました。

黒酢煮
これはずっと以前にネットを検索してプリントしてあったレシピ。鶏手羽中と卵の黒酢煮です。これは間違いなくヘルシーメニューだと思う。甘酸っぱくてとてもおいしかったです。シンプル青菜炒めと共に。

鶏手羽中:15~20本くらい
卵:4~5個(ゆでて殻をむく)
干し椎茸:8枚(戻して大きければ適当にカット)
にんにく、ショウガ:一かけずつ
調味料(合わせておく) 黒酢:大5、醤油:大3、砂糖:大2、紹興酒:大1

中華鍋にサラダ油を熱して鶏の表面を焼いて一旦取り出しておく。
鍋をきれいにして再びサラダ油を熱して、つぶしたにんにく・ショウガを入れて香りを出す。
調味料を入れて沸騰させ、鶏と卵と干し椎茸を入れて、味が均一になるように時々揺すりながら、蓋をして10分ほど煮る。
ほぼ水分が無くなったら蓋を取って水分をとばす。

オリーブと干し椎茸の炊き込みご飯
最後はご飯。干し椎茸とオリーブの炊き込みご飯です。これもふしぎな組み合わせが複雑な味を醸し出して好評でした。しかし実は調味料を入れるの忘れたのね。どうりで味が薄すぎると思った!

米:2合
干し椎茸:7枚(水450ccにつけて戻す)
ピメントのスタッフドオリーブ:12個(半分にカット)
固形スープのもと:1個(砕く)
塩:小1
ローリエ:2枚(入れなくてもおいしかった。好みでどうぞ)

お米を洗ってざるにあげて30分ほどおく。
椎茸は1/4くらいにカットする。
材料を全部合わせて炊く。水は椎茸を戻した水を使う。
あとレシピにはオリーブオイルも少々入れて炊くとあったけど、あまりにオリーブオイル! オリーブオイル!なメニューだったので入れるの止めました。入れると艶やかになるんじゃないかな。入れない方があっさり炊きあがると思います。これも好みだね。

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手指の荒れ
土曜日は一日家を掃除、日曜日は第二回感謝の集い、でした。

どうでもいいけど拭き掃除はホントに手に悪いね。かなり気をつけてまめにゴム手袋をしてるつもりでも、やっぱり酷く手が荒れるのよね。
特にこの冬は手荒れが酷くて、クリームも色々試したりしてるんだけど、少し良くなってもまた家事をやると元の木阿弥。
パラフィンパックまで購入したけどあまり効果がぱっとしないですよ。

昔初めて洗剤荒れを経験したときは、指先から血が吹き出すほど酷い状態になってしまったんだけど、海外旅行に一月ほど行ったらすっかり治って、その後は台所用のせっけんを使う事でなんとかなってたのだけど、今やあらゆることがわたしの手を荒らす。
何をするにも手を使わないわけにいかないものねぇ。
なんか付けたまま違和感なく暮らせる手袋とか発明されないかしらん?

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とかくこの世は騒がしい
今更ですが。
世の中野口氏の自殺だか殺害だかを含めたライブドア問題で大騒ぎなわけだけど、わたしはと言えばこのブログでは特にそれに言及するでもなく、「新婚生活」にうつつをぬかしているような生活日記を垂れ流している今日この頃。
もっとも現実問題としてこれを新婚生活と呼べるかどうかは、「新婚生活はいかがですか?」という問いかけに出会う度に答えに窮するという今日この頃でもあったりするんだけど。

それはともかく。
毎日「きっこのブログ」「世に倦む日々」を読んで、新聞や電波には決して載らない(きっこのブログは今や毎日新聞にも取り上げられているけどね)裏事情や考察に、フムフムなるへそと頷いたり驚いたりあるいは疑ったりという日々なわけ。

で、ロッキード事件の頃までは、子供だったし今みたいに情報があふれかえてなかったし、あとやっぱり司法の正義みたいなものが今よりずっと信じられる時代だったんだろうね、もっと単純に法の正義が悪を裁くという状況を信じることができた。
でも今や何がどうなってるんだかさっぱり訳がわからない。せめて強制捜査の日が前か後ろに一日でもズレていればもうちょっと検察を信じる気にもなったんだけど。いくらなんでも小嶋の証人喚問の日だなんて露骨過ぎるよ。
まあ、このことに限らず世の中のいろんな動きは、「悪人対法の正義」なんてナイーブな事象に当て嵌めることはもちろんできないにせよ、誰か一人(或いは何か一つの組織)が画策したシナリオで動いているわけではないって事よね。
特定かもしれないが、でも意外と様々な人々の思惑と、その中でも力を持つ者たちの圧力の攻めぎ合いで物事が動いてるってとこなんだろうねー。(ホントウは国民がもっとも強い圧力を持っているはずなんだけどねぇ)。

で、最近は悲観的なので「流れが変わった」とか「小泉も安倍ももう終わり」って言葉がイマイチ信じられない(もちろんわたしの中では始めから終わってるが)のだけど、さっき久しぶりに報道ステーションを見ていて、小泉内閣の力が本当に落ちているんだとしたら、それはもしかしたら皇室典範の改正を強引に進めているせいかも、なんてことをふと思った。
他の事では小泉シンパでも、そこんところだけは譲れないっていう保守派はさすがに少なくないだろうし。
遺伝子! Y染色体! と男系男子派が狂ったように主張していた時は、こりゃー勝ち目はないだろうねと思っていたけど、小泉が拙速なせいで逆に盛り返してきてる感じよね。だってあまりに急ぎ過ぎて変だもんね。

ちなみにわたしが感じてるのは、こうまで皇室に女子しか産まれないっていうのはなんかそれなりの意味があるんでないかしら、ってことかな。
日本で一番古い神官の家系だし、やっぱ今でもそれなりに神秘の力は働いていると思うんだよね。つまりその力が女子を望んでいるのではないかと…。

ってなんの話だっけ…。携帯からだとどうも支離滅裂になるなあ。
まあとにかく報道ステーションは恐いほど政権寄りだよな、と改めて思った次第。

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必要十分条件
ラッピングペーパーが10枚ほど必要だったので、三茶の紙問屋っぽい文具やさんに行ったらば、単位が100枚だった。しかもでかい。いったん抱えてレジに行ったものの、やはり途方に暮れて棚に戻した。いくらなんでも100枚買ってもしょうがない…と思い直して別の普通の文具やさんに。
そしたらそこは2枚で300円だった。300円×5=1,500円。100枚入りのが幾らかというと、実は1,580円。

うーむ。先日のにんにくの例もあるが、あまりに差がありすぎると、必要ないとわかっていても、いっそ100枚買おうかと狂った判断をしそうになるね。
しかもその2枚で300円がすごく素敵なデザインならともかく、どうってことないどころか、その中の一つはどうみても100枚1,580円と同じもの。

なんというか、この価格差はどこから来るのかしら。先日友人がビーズの問屋さんに行って、「今までわたしが買っていたのはなんだったんだ! と思った」とその値段の違いにびっくり仰天していたけれど、“近いところで必要な分だけ買う”ということに対するコストって驚くばかり。

で、しばし考え、また別の文具やさんへ。そしたらその文具やさんはまあまあ悪くないデザインのものが2枚で105円でありました。105円×5=525円。
小さめだけど間に合う大きさ。どうも自分のとこでカットして売ってるらしい。こういうお店があるとほんとにありがたい。ここは事務所の近くで、先日ペーパーアイテム作りに奔走していた時にも、他にはない変わったプリント用紙があったりして、とても重宝なお店なのです。小さな店だけど、絶対なくならないで欲しいなーと思います。

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