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積もった!

この辺でこんなに積もるの珍しい。
こんな雪じゃワンコの散歩もできないなー。母が手を痛めてしばらく散歩がおあづけだったらしく、行きたがって大騒ぎだけどしょうがない。
キッチンの掃除はだいたい終わりました。今からお煮しめにかかります。喉が痛いよ!!
コールドトレイン
寒い年の暮れですね。風邪ひいて喉が痛いです。ここ数日風邪薬と各種サプリと栄養ドリンクと葱と背骨暖めで凌いできましたが、ついに喉に来てしまったようです。
しかしこれから実家の掃除とおせち作りをせねばならないのさ。今向かってるところ。風邪が悪化しそうなので昨日帰るのを延ばした。
んで父親がまた入院してんだってさ。しかも今日から一時帰宅するんだってさ、酸素ボンベ抱えて…。なぜなら年賀状が中途半端なままでなんとかしたいからなんですと。まったくあの人は…。止めとけよ! とーさん! 世話する方もたいへんだっつーの!
母は母で腕を痛めて煮物もできないらしい。つまりワタクシは家政婦に帰るのです。ははは…。
しかし寒いなこの電車は。

お家で忘年会

今日は最後のホームパーティー。素晴らしいメンバー、ふくよかなワイン、特別なお菓子、毒舌なおしゃべり、何をとっても楽しい集まりでした。
写真はメンバーの一人のスペシャルなバスト。次回はM字開脚を是非。
不寛容が世界を覆う
これもだいぶ前に書こうと思っていたのですが。
以前まいまいさんへのコメントの中でちょっと触れましたが、映画『ヒマラヤ杉に降る雪』の舞台となったワシントン州ベインブリッジ島で、「日系人の強制収容は正しかった」と主張する住民が登場して論争になっているという話し。(毎日新聞10/25)
強制収容については、82年に米議会の調査委員会が人種差別、戦時ヒステリーであったと結論付けており、88年にはレーガン政権が正式に謝罪、補償を行っています。
当時のあの不寛容なレーガン政権下におけるこの謝罪には、アメリカの懐の大きさを感じました。
さて、その島での騒動、中学校での強制収容を学ぶ歴史の授業に反対する人が教育委員会に申し立てを行い、公聴会が開かれたというものです。授業に反対した詩人のマリー・ダンブラウスキさんの主張を書いてみましょう。
「日系人強制収容は米政府の犯した間違いと教えるべきでない。12歳の子供に政府や大統領は悪いと教え込むプロパガンダだ」
「当時は戦争中で日本政府は日系人が自分たちに協力すると信じていた。それを知った米政府が日系人を移住させたのは当然だ」
「強制収容が米国史の中で最も大きな間違いと教えるのは、子どもがルーズベルト大統領を悪者と見るようになる。さらに今の愛国法がイスラム教徒から自由を奪うと信じさせてしまう」
「強制収容という言葉はナチスのアウシュビッツを思い出させる。日系人の収容施設はそれほど酷いものではなかった。人道的に扱われていた」

あらまあ。
なんだかどっかの国の一部の人々の主張にまるでそっくりじゃありませんか。この手の主張って国が違っても驚くほど似てますよねえ。
ちなみに愛国者法の擁護者、保守派コラムニストのミッシェル・マーキンという人は「誤って作られた過去の歴史への罪の意識は、テロ防衛能力をそぐ」と主張し、『強制収容を弁護する』という本を出版したそうで、この辺の動きも笑っちゃうほどこの国とそっくり。この国の歴史修正主義者達は、他国のこういった動きをどう評価するんでしょうね。
全米肥満者受容協会
04-12-22_21-59.jpgこの写真は先日州兵のドキュメントをやったときに一緒に放映していた、“全米肥満者受容協会”についての番組です。
「デブだっていいじゃないか! もうダイエットなんて飽き飽きさ。デブにデブのままでいる権利を! 政府は国民の2/3にあたるデブを差別するな!」とかいう主張をやってる人々についての番組でした。

しっかし、国民の2/3が太りすぎなんですってよ、アメリカって。そのうち1/3が肥満。どうかしてるね。
もっとも、戦後巧妙にアメリカナイズされてきた日本の食生活も、相当危ういとこまで来てるようだけどね。本土より一足早くアメリカ化が進んだ沖縄で、ここ数年平均寿命が怖ろしい勢いで下がってきているのを見ると、遠からず日本が世界一の長命国から滑り落ちるのも時間の問題。

ところで、社会に寛容を促すのはよいことです。しかし、祭りにはハンバーガーの大食い競争が付き物の、世界の飢えた子どもの事など考えたこともなさそうなアメリカ中西部のブッシュ支持者のデブどもが、自分勝手な主張を繰り広げているのは失笑するしかありません。

神よ、いいかげん貧しきものを痛めつけるのはやめて、アメリカ真ん中あたりに罰を与えるときではないんでしょうか?(笑

神と言えば、最近プロティスタンティズムについてある本に載っていたのをたまたま読んだのですが、宗教改革ってすっげー狂ってンのね。清貧の思想と言うより抑圧の思想じゃないのさ。中学、高校の歴史で習う宗教改革なんて、「免罪符を売ってもうけ主義に走る教会から権威を奪った」くらいのことしか出てこなかったと思うんだけど、これからの時代はピューリタニズムの本質とか教えた方がいいかもしれないね。というか宗教や哲学についてもっと教えるべきでしょうなあ。
まあそれはともかく、ルターの言ったこの言葉にはビックリよ。
「権威を持った人間がたとえ悪逆で無信仰であっても、その権威と力とは善なるものであり、神から与えられたものである。」
「神は、たとえどんなに正当なものであろうとも、群集に暴動を許し給うよりも、どんなに悪虐なものでも、支配を存続させる方を選び給うであろう。…君主はどんなに暴君であっても、依然として君主たるべきである。君主は、彼が支配者として臣下を持たなければならないからには、時には少数のものを殺さざるをえないこともあり得る。」
なんだ、フセインはオッケーなんじゃん!
…いや、異教徒の支配者は許さんのだろう。
ポセイドン怒る
ジェット・リーは軽傷だった!
不謹慎なのは承知だけど、よかった!
今回の日本政府の対応はわりに早くてグッドですね。インド洋からの帰りの海上自衛隊が救援に向かうというのも臨機応変でよろしいんじゃないでしょうか。法的にはどうなのかわかりませんけども。
それにしてもあまりの被害の大きさに、どうしてもそこに単なる災害以上の意味を見いだしてしまうね。「地球が怒ってる」というのは今日一緒にランチした友人の言葉。

アフリカまで津波が押し寄せるとは地球のものすごさを感じますよ。人間同士の争いなんてくだらないよなあ。

支援情報はこちら↓
http://www.janic.org/sumatra.html
アナス・ホリビリス
お正月っぽくデザインを変えようと思ったら、なんだかイマイチなので色々やってるうちにクリスマスっぽくなってしまった…。今さら。
まあいいか、バレンタインまで保ちそうなデザインてことで。

今年を振り返って書き損なったことなどをつらつら書こうと思っていたら、年も押し詰まった今になって大地震。今年の地球は本当にどうかしてるね。なんなんだろう、これって。単なるサイクル? それとも温暖化のせい? …何かのはじまり?
日本にとっては、こんな時に速やかに派遣できる組織を持つことの方が、“非戦闘地域”で活動するより、よっぽど世界から感謝と尊敬を受けると思うんですけどね。

そそ、東京に祈っている人が、という例の話しだけど、そういえば、京都も大災害って起きないと思いませんか>そこら辺の人。

うーん、あれこれは明日にしよう。帰ります。
クリスマスディナー

京都西陣のイタリアンDivo Divaで食事しました。うまかった~。詳細は帰ってからねー。
デコレーションシフォン

大阪です。
「マイボディガード」はお正月映画にしてはずいぶん血生臭くて暗いね。感想は戻ってから。
写真は思わず買って帰ってしまった、クリスマス用にデコレーションされたシフォンケーキ。これ、ピースで見るとけっこうかわいいけどホールだとデコラテブですごい代物よ。味はおいしかったデスが。
冬至

今年は暖かいですが週末にかけて寒くなるようですね。
今日は冬至なので南瓜を煮ました。棒麸をいっしょに煮てみました。ゆずも買ってきたよ。
昨日のテレビ

昨日は何故かイラク関係のテレビ番組が多かったね。高遠さんの番組とか。テレ東がやるとはちょっと驚いた。VideoNewsで、彼女の外国人記者クラブでの記者会見を以前に見たけれど、事件中はあれだけ報道が過熱していたのに、記者会見の前半の、活動報告の部分はテレビや新聞では全然見た覚えがない。後半の質疑応答の「バッシングをどう思うか」とか「家族の対応をどう思うか」みたいなところしか報道されなかったんじゃないかな。
わたしも事件当時、あまりのバッシングの強さと帰ってきたときのPTSDのような状態に(その時点ではまだPTSDというのは言われてなかったと思うけど)、「せっかく助かったのにこれが元で酷い鬱状態にでもなったら…」と同情していたんだけど、そしてバッシングに関しては、自分の掲示板で、そういう世論を後押しするような政治家の発言を非難して2ちゃんねらーに荒らされたりしたもんだけど(笑)、彼女の無防備さにもハラハラしてたんだよね。でもその記者会見の前半をみて、実はすごく芯の強い人で、ボランティアとしても相当事務処理能力があるということが見て取れたんで、一般マスコミはこういうとこちゃんと流せばいいのにと思ってたんだよね。昨日の番組はまあ「ヒューマンD」と言う番組だけあって、ちょっと彼女のメンタリティー寄り過ぎて(ファルージャ攻撃のビデオに号泣とか)、実行力みたいな部分を見せるのが弱かったかなあと思うけれど、番組としてヨルダンまで行って取材したことは評価できる。

あとNHKスペシャルの再放送で、イラクの、アメリカ軍の州兵がとりあげられていて興味深かった。普段は災害救助の仕事の州兵が、イラクに送られて職業軍人と同じ活動をしなければいけなくて苦悩するというものだったんだけど、その州兵の家族が繰り返し「ニュースは見ない」「なるべく考えないようにする」と言っていて、州兵の若者は若者で、家族に電話で「ニュースを見るな」と言っているのがとても印象的だった。国が戦争を始めたとき、動員される国民がいかに無力かをよく物語っているエピソードだと思った。そして、自ら無力になろうとするこのような行為がブッシュを当選させたんだな、とも。
写真は牧師でありながら招集され、「子どもを撃つ必要があるかもしれないが、神になんと言えばいいのだろうか。その後の人生をどう生きていったらいいのかわからない。」と語る兵士。
それにしても、自衛隊の活動をもっと報告しろよ、NHK! というのがいつも思う事だよ。そしてもう一ついつも思うのが、「『湾岸のときにお金しか出さなかった』と国際社会に言われるのが日本のトラウマ」というフレーズが自衛隊派兵論議の中でよく使われたけど、『日本の軍隊はイラクに行ったが宿営地に籠もっていた』というのはこの先言われなくて済むんでしょうか…。すっごく心配。後1年。

NHKはその後も深夜にアルジャジーラの番組をやっていたんだけど、これはビデオ取ったけど未見。

NHKに関しては、なんか色々大変そうだけど、人心一新してがんばって欲しいよ。最近ほんとに質が落ちてると思うもん。昔はNHKのドキュメンタリーは欠かさず見ていたけど、最近のお金ばかりかかっている大型ドキュメントは全然面白くないし、政治に関わることの取り上げ方も全然物足りない。こないだ知人へのメールで「NHKアーカイブスは心ある職員の密かな抵抗なのかも」と書いたんだけど、VideoNewsのNHKの回でも「あれを見て現場の職員は鼓舞されている」みたいな事が言われてました。マスコミが信用されないこんな時代にこそ、良質なドキュメンタリーを作って信用を取り戻してほしいし、人々が不安な時代だからこそ、人々が信頼感を取り戻せる社会を提示していって欲しいですね。
ってあら、なんか毒にも薬にもならない評論家みたいなまとめ方になってしまた…。
チョコが来た!
昨日、早々と事務所は大掃除でした。
仕事はだいたい片づいたかな。まだやってくるものがありそうだけど。
年賀状がまだ全然だー。やれやれ。
今日は急用ができたりんこさんの代わりにいただいたチケットで「子午線の祀り」を鑑賞。ありがとうございます! 日本語って美しいね。日本の歴史ってスペクタクルだね。詳しい感想はまた今度。(そればっかり!)
今年仕事でモデルさんをお願いした人からお歳暮でTAKANOチョコが届いた。今まで人に仕事出しても、お歳暮、お中元等貰ったことないよ。わたしはだいたいしてますよ。今年は忙しかったのでまだ送ってないところが2~3件残ってますが。
クリスマスリース

今年は忙しいのと陽気があたたかいのとで、さぱーりクリスマス気分が盛り上がらなくてツリーも出してないのですが、さすがに寂しのでリースだけは飾りました。
青山のクリスマス気分もイマイチなんすよね。エイベックスは今年もミョーな飾り付けだし、事務所のある通りの去年から始まったしょぼいイルミネーションは、どういうつもりなんだかトホホ以外のなにものでもないしね。
表参道の欅のイルミネーションがなくなってから全体的にしょぼくなった感じだよね。
駆け抜けるクリスマス
クリスマスケーキ1
予告通り今日は仕事です。おなか空いたよー。
昨日はお休みでしたが仕事の日より忙しかった。朝から洗濯機3回まわし。美容院。ケーキ屋さん探索、予約。着替えに家に戻ってケーキ取りにまたUターンして、そして友達とのクリスマス会でした。誕生日の人が二人いたので、それを兼ねたケーキは三宿のル・テールで購入。すごい混んでる店だ。人気あるだけあっておいしかったね。素直なおいしさ。複雑な凝った味も大好きだけど、こういう素のおいしいケーキは久しぶりかな。
お料理とスパークリングの写真は撮るの忘れた。なんかパーティー中も忙しかった。ろくに食べもせず仕切りまくるホステスをやってましたね。ま、みなさんが楽しんでくれたならそれでオケー。また来年!
クリスマスケーキ2

ぐー

ネコとのラブラブ度も高まるのだが、ついつい居眠りもしちゃうこたつの季節。
今市子さんの『文鳥様と私』には、文鳥が手の中で寝てしまうとそれにつられて人間も寝てしまうことから、「文鳥様からは催眠物質が出ている!」と描かれているんだけど、わたしも引越してきた当初、ねこばばさんにそっくりな事を言った事があります。
「わたしは今まで家で居眠りとかしたことなかったのに! ネコからは催眠物質が出てるに違いない!」って。
あ、ねこばばさんはうちの大家様ね。うちネコ付きマンションだから。
ねこばばさんには「それは年のせい。ネコに責任を押し付けないように」と冷静に言われましたが。
忙しい!
全然何も書く暇ありません。毎日アクセスしてくれる皆さんごめんなさい。
メールの返事を待ってる皆さんごめんなさい。
コメントの返事を待ってる皆さんごめんなさい。(一人か)
日曜日仕事に出ますので、全てはその時に!
でも明日はクリスマスパーティーなんだけどね。てへ。
桃色の豚

昨日は髭子さんちに遊びに行きました。近頃料理に凝っている髭子さんにおいしいものを色々ごちそうになりに、仕事の合間を縫って、むりくりに行っちゃったわけです。
平牧桃園豚のしゃぶしゃぶ、うまかったよ~。どうもごちそうさまでした。

今日はその分みっちり仕事。みっちり。みっしり。ぎゅうぎゅう。…はあ疲れた…。

アタマがふにゃふにゃなのでコメントはまた明日、か明後日に。すんません。
不幸中の不幸
何年かに一度やってしまうとんでもないポカを一昨日やってしまいますた…。
コンタクトレンズをケースに入れたまま、
空であるかのように洗ってしまうというミス。
なんでそんなコトしちゃうのか魔が差すとしか思えないコトを
何故か数年に一度はやってしまうのです。

ああ、なんでこう、貧乏な時に限って…。
しくしく…。もちろん両目。
もちろん両目とも保険は切れている…。
ヽ(´ー`)ノ
そりゃそうだ、そう来なくっちゃ不幸としてはヌルイもんね。

うううう。くっそーーーーーー!
紅の豚とハウルの疑問
“「千と千尋」はアレだけど”と先日書いたけど、アレってなにかという事を書かないとわけわかりませんよね。そういえば千と千尋の感想はサイトにもアップしてなかった事を思い出して、改めて観ようと昨日は早く帰りました。感想はまた明日か明後日書きますが、豚とハウルの共通点がわかりましたよ。

“ヒーローとヒロインの年齢が高い”

これだ!
「千と千尋」を観ていて、「ああ、わたしは宮崎さんの少年少女の物語が好きなのだ」と気づきました。
は! 「カリオストロ」と「On Your Mark」はどうなんだ! …いや、まあその。
うーん、ヤハリ他にもわけはありそうです…。

しゅうさんへのコメントは明日。
空しさに負けちゃダメ!
なんだかいろんな事が、たいして話し合われもせず、たいした説明もされず、ぱたぱたとあっけないほど簡単に決まっていきます。
レベルの低い政治家は好き勝手な妄言を垂れ流し放題。
レベルの低い役人は、国民の命より人殺し企業の方が大事。
この、空虚な憂鬱、暗く淀んだ空しさが、どこへ行こうとしているのか判らない現政権を支えてしまっている元凶なのかもしれませんね。

あまりの事に怒りのエネルギーが吸い取られているようで、時々呆れるを通り越して感心すらしている自分に驚きますよ。
桜島小みかん

生協で買ったちっちゃなみかん。甘いだけじゃなく酸味もしっかりあって、とっても味が濃くてうんまいです。
大きさを比べるために、ニコちゃんのアタマにのっけてみました。
ハウルの動く城
11/28(日)@ヴァージンシネマズ

かつては宮崎信者を公言していたワタクシですが、いやもちろん今だって大好きですが、そんなわたしが入り込めなかった唯一の作品が「紅の豚」なのですよ。「千と千尋」もまあちょっとアレですが、それともちょっと違う「紅の豚」。もちろんキライとかつまんないとかじゃありません。好きなシーンはたくさんあるし、ストーリーだって面白い。ただ、他の作品で受ける“魂を持って行かれる”感覚がないだけなのね。ようは他の作品に対する思入れが強すぎるんだね。「コナン」も「カリオストロ」も「ナウシカ」も「ラピュタ」も「魔女の宅急便」も「トトロ」も「もののけ姫」も「On Your Mark」も、始まった瞬間から泣きそうになるからね。何度観ても食い入るように観ちゃうし、最後は滂沱の涙だからね。こないだもテレビで「もののけ姫」観終わってから号泣しちゃったのはここだけの秘密ね。

で、「ハウルの動く城」です。残念ながらこれが「紅の豚」だったのですよ…。何故だろうー。すごい好きな世界観なのに。でもまあしょうがない。きっとナニカが違うんだろう。これは後述するストーリーへの不満ともちょっと違うのよ。だって“始まった瞬間”もう既に違うんだもの。

で、別にわたしの魂が持って行かれなかっただけで、とても面白いです。キャラクターがみんな生きてます。ハウルは宮崎アニメ初の美青年キャラだそうですが、こないだも書いたとおりキムタクの声が予想を裏切ってとてもよかったのですよ。ソフィーとの出会いのシーン、兵士に絡まれているソフィーを助けて肩を抱きかかえるように一緒に歩き、それから一緒に空を飛ぶところなど、ホントに素敵。
魔法でおばあちゃんにされても、「やれやれ、年をとるとこんなに動きづらいとは」とつぶやきながら、しなやかに運命を受け入れ、力強く運命を切り開こうとするソフィー(倍賞さん好演)の肝の座り方も、実に素敵。
ハウルの弟子のマルクルの可愛さといったらない。神木隆之介くんの声と相まって、思わずショタに転びそうなほど犯罪的に可愛い。
ハウルの心臓を狙う荒れ地の魔女の三輪さんっぷり、いや、三輪さんの荒れ地の魔女っぷりったらない。って、それは修飾語かよ! という突っ込みは三輪さんっぷりを愛する人からは受けないと信じます。
とにかくいつもそうだけど食べ物が美味しそう。ベーコンエッグ! ベーコンエッグ!

さて、ストーリーですが、これはちょっと微妙。
何故戦争を持ってきたのかよくわかんない。原作通り魔法対決でよかったのでは。

ハウルは自由でありたかった。国家に動員されて戦争に協力するなんてくだらないと思っていた。だから国を定めずに「動く城」を住処にしていたんだろう。「敵でも味方でも同じ。やつらは単に人殺しだ」とつぶやき、戦争を引っかき回していたふしのあるハウルが、ソフィーやマルクルという“守るべき他者”ができた時、彼らを守るという戦い方になったのはわかる。「戦わなくていい。弱虫のままでいい。逃げて欲しい」というソフィーの叫びもわかる。
さらに言えばなんだかわけのわからない戦争、王室付き魔女サリマン(加藤治子さんが素晴らしいの一言!)の裁量だけで戦域が拡大もし、「しょうがない、やめましょう」の一言で終わることができるような戦争という描き方も、今の時代の戦争を象徴しているようで、よくわかる。

それだけわかってもこの中途半端な戦争の描き方には、正直萎える。
2004年に宮崎さんが戦争をモチーフにしたら、あるべきメッセージというものをどうしたって期待しますよ、信者ですから! 
かつて中国で民主化運動が行われていた時、スタジオに「中国政府は殺戮を止めよ!」という横断幕を掲げたという宮崎さんが、2004年の大義無き戦争のさなかに戦争を描くのに、これじゃいくらなんでも弱いだろう。
「ナウシカ」や「もののけ姫」から受けた“わたしは殺したくない”という強い信念は、「ハウル」からは感じられなかった。別に宮崎さんだからいつだって反戦メッセージを出すべきだなんてまったく思いません。「カリオストロ」も「宅急便」も同じように愛していますから。だからこんな中途半端なら、戦争なんか描かなくてもよかったと思う。

個人的には“魔法”で“動く家”で“ニワトリの脚”ならば、ぜひ「ゴースト・ドラム」を映画化してほしかった。あれの方が絶対に宮崎さんの世界観に合っていると思う。
comic新現実

大塚英志氏のやってる思想誌「新現実」のコミック版がちょっと前にでました。
漫画もまあ色々でわりと楽しいですが、もっとも興味深くかつエキサイティングだったのが大塚さんと安彦良和氏の対談。
保守論壇でデビューし、時代が右にスライドしたためにいつか立ち位置が左になってしまった大塚さんと、かつての左翼(サヨクではなく)安彦さんが火花を散らす。
「法廷闘争をやってもどうせ勝てない」「デモは空しい」「俺は知っている、それを見て来た」と語る安彦氏に執拗に噛み付く大塚さん。「自分達が政治的に敗北したからといって、その敗北を我々の世代に押し付けないでくれ」には思わずニヤリ。
「今は何をしてもムダ。だから何もしない、何も言わない」と思うのは勝手だけれど、影響力のある人がそれを公言するのは、確かに罪深いとわたしも思いますね。
「だったら黙って引退しろ!」ふむ、確かに。
パールハーバーズデイ
今年は右翼団体が元気ですね。今日も朝早くから246をすっ飛ばしてましたし、青山では2つのスピーカーから別々の主張が高らかに流れ、まるで選挙のようでした。
そのうちの一つが「戦争が善か悪かなどといったい誰が決められるというのでしょう?」とソフトな感じで訴えておられましたが、あらまあ、そんなこと人に決めてもらわなきゃいけないのかしらねえ。右翼さんともあろうものが。
そんなの“ワタシ”が決めるにきまってるじゃん、ねえ。

などと書くと“読解力のない14歳”が「おまえは何様だ。」とか言ってきたりして。
そんなことは個々人が決めればいいという意味ですよ、もちろん。

日本の子どもの読解力が著しく落ちているというニュースは、御用学者が笛を吹いているだけだ、という話題をVideoNewsでやっておったのですが、しかしやはりここ数年、ネット上でのやりとりを見るに付け、読解力は落ちていると思うのですが。
まあ宮台さんはその番組で「ここ10年くらいは、前提となるコモンセンスがない学生ばかりで、ゼミが立ち行かなくなっている」とおっしゃっていましたので、確かに学力は落ちているのでしょう。御用学者云々が一面の真実だとしても。

あらやだ、また途中で話題がずれてしまったわ。まるで某新聞のようだ。まだ頭が働いてませんね…。
ドイツパンとシュトーレン
シュトーレン先日の某所のパーティでいただいたおみやげです。おみやげまで付いてたのさ。
ドイツパンと、ドイツのクリスマスのお菓子シュトーレンです。このシュトーレンはかなーり美味しかったです。しかしシュトーレンにしろドイツパンにしろ、見た目のおいしそうさには欠けるよね。パンの方はまあ普通。酸味があるのでチーズを付けるとよく合う。

ドイツパンといえば、我々の若い頃にはまだポピュラーじゃなくて、シュトーレンはユーハイムには売っていたかもしれないけど、あの硬いパンはどこでも手に入るというものじゃなかったよね。わたしは一番最初は業界人の姉が食べさせてくれたんだけど、六本木のあるレストランにしか売っていない、と言われました。
ありがたがる事を前提で買ってきてくれたんだけど、確かにニンニクや玉ねぎが練り込んであるパンなんて生まれて初めて食べたので珍しかったけれども、美味しいという風には思わなかったな。
こういうものもフォアグラやからすみと一緒でやっぱり慣れですかね。未だに美味しいのかどうかよくわかんない時ありますよ、ドイツの硬いパンて。好きな人は好きでしょうが。わたしはちょっと苦手かな…。だからといってふわふわの柔らかいパンが好きかというとそんなことはないんだけどね。
今まで食べた中で、世界で一番美味しかったのはトルコのパンかな。
べたべたゴロゴロ

コタツの季節はニャンコとのラブラブ度が高まりますね。
ヘン
なにかこう、ものを書くモチベーションが上がっていかないでちゅ。
土曜に会った時のつよしくんのでチュ言葉とそのお友達の“ドM”発言で頭がいっぱい! なんてことは別にないんだけど。
でもMの男の子でけっこうかわいいという人に初めて会ったのでちょっと妄想しちゃうわね。「おまえのドMっぷりを想像しちゃってるわ。ふふふ」とかメールしたら喜ぶかしら?

わたしは基本的にS気はないのだけど、Mの女の子を攻めるというシチュエーションはわりと容易に妄想できるわけよ。こないだ美猫ちゃんの耳元で言葉責めをしてあげたら「やーん、プリマさんたらMじゃないんですかぁ。あーん攻めるの上手ぅ」とか喜ばれちゃったんだけど、どうしても男子を攻めるというシチュエーションは思い浮かばないわけね。だいたい踏みつけても叩いてもこっちの手足が痛そうだし。

そういえばヘンな天気の話をするつもりだったんだった。
話題がない時は天気の話し、のつもりだったんだった。妄想エロ話はついつい筆が(キーが)なめらかに進むわね。でも実はエロスモチベーションもわりと低い今日この頃。

天気がとにかくヘンなので頭もヘンになりそう。昨日の夏日には今年の夏のヨーロッパの大雪が思わず頭に浮かんだわよ。
なにもかもどうかしているね。体調も狂うね。今にも寝込みそうなんだけど仕事が忙しくて寝込むわけにいかないのでギリギリ保たせてる状態。眠いでちゅー。
ああ、わけわかんない。
赤頭巾ニコちゃん
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ささやかな贅沢

そうなんですよ!
つまり品川に行く度にDEAN&DELUCAでお茶せずにいられないんですよ~。何が社会主義思想なんだか。
写真はリコッタチーズと蜂蜜のパイ。
飽食パーティー

昨日知りあいのおじさまが、素晴らしい庭園で有名な都内某所のパーティーに連れて行ってくれました。
普段、会議や宴会でそこをよく利用する人を年に一度招待するという催しです。
素晴らしいお料理が沢山あって、バイキング形式(と言っても当然全て取り分けて美しく盛ってくれます)で好きなものを好きなだけいただけます。
色々と美味しいものをいただきましたが(特に白子が美味でした)、なんかこう、大量のお料理を目の当たりにすると微妙に罪悪感が…。
ホテルの朝食バイキングだとそんな事もないんですけどね。
やっぱパーティーって独特。しょっちゅうこんな事してる政治家や財界人が「エコ」だの「スローフード」だの「反グローバリズム」だの「持たざる人々からの搾取」だのに思いが至らないのも当然でしょうなあ。
わたしも贅沢は好きですけど、こういう場を見るとついつい社会主義思想にかぶれたばかりの青少年のような事を考えてしまいますよ。
やはり年に一度か二度だから、贅沢も心置きなく楽しめるのかもしれません。

写真はチキンのコーナー。これが一番おいしかった! とかいうわけでなく、画として一番イメージを伝えやすいかなと。

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