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修の呟き

 また有明海再生の話で恐縮です。14日付佐賀新聞と赤旗が国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門をめぐり開門訴訟の原告・弁護団が、農水省九州農政局と意見交換を行ったと伝えています。
 
 両紙によると、意見交換で原告・弁護団は開門調査の事前工事が9日、開門反対派の抗議で着手できなかったことを批判。これに対し吉村馨九州農政局長は着工中止について「地元の理解が得られなかった」と釈明し、12月開門に「間に合わせることは可能」と言いながらも、打開策について聞かれると「検討していない」と、無責任な姿勢を取り続けています。
 
 また弁護団が、第三者の裁判所を交えて話を聞く場を設ける重要性を強調したのに対し、農政局幹部は「裁判所への申し入れはどこがするのか。長崎県側はテーブルに付く見込みはあるのか」などと消極的な姿勢に終始。これに対し、馬奈木昭雄弁護団長は「意見表明の場を提案されて断るのはおかしい。(裁判所が)話をつける場所として一番良い」と強調されたそうです。
 
 官僚のいい加減さは十分承知していたつもりですが、この九州農政局幹部の答弁には余りにも無責任な姿勢で、憤りを通り越し呆れるばかりです。12月開門は漁民をはじめ佐賀県民が譲れない期限です。長崎県も具体的な被害について提示し、被害防止について話し合う機会を設けてほしい。

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平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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