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【修の呟き日記(2015.02.28)】

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【修の呟き日記(2015.02.28)】
 今日(28日)午前中は佐賀市内の赤松公民館で行われた「原発ゼロCafé(カフェ)」に参加しました。約25人が参加。コーヒーや紅茶、お菓子などをいただきながら最初は原発なくそう!九州玄海訴訟弁護団事務局長の長戸和光弁護士が「川内原発審査の問題点」について分かり易く解説。次に元佐賀大学学長の長谷川照原告団長が福島第一原発で起こっている汚染水問題についてこれも分かり易く丁寧に説明。また参加者から佐賀県が県民に配布している「原子力防災のてびき」について、「屋内退避さえすれば安全」だとする記述など問題が多いという指摘があり、近々県に申し入れをすることになりました。
 午後は「特定秘密保護法の廃止を求める市民の会・佐賀」の講演会と第2回総会に出席しました。講演会は西日本新聞社会部の坂本信博記者が豊富な取材を基に「記者がみた秘密保護法と安全保障問題―取材現場からの報告」というテーマで、権力を監視する立場から実に興味深いオフレコを含めて話してくれました。残念ながら参加者が少なかったことが悔やまれます。総会では毎月6日の宣伝行動や会員の拡大を引き続き行っていくことなどが確認されました。
 以後余談です。最近の安倍政権の動きは異常です。多くの国民の反対の中、1昨年12月に成立を強行した秘密保護法を手始めに、昨年7月に集団的自衛権行使を閣議決定し、武器輸出禁止三原則を解禁しました。さらに「周辺事態法」を「我が国周辺の地域」という地理的な制約をなくし、「我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」であれば世界のどこでも行き、支援対象も米軍限定からそれ以外の軍に拡大、支援内容も武器・弾薬の提供なども可能にするよう「改正」と、事態に応じてその都度、法律を作る手間を省き、米軍など他国軍への軍事支援のため自衛隊をいつでもどこでも派兵することを可能にする「恒久法」の制定を与党協議に提案しています。また文官統制規定を廃止し、武装勢力によって在外邦人が人質になった場合、自衛隊を派遣し奪還作戦を行い、その際の武器使用を緩和するという。いずれも閣議決定で実施が可能としている。これらの動きは交戦権を否定した憲法9条違反は明らかだし、保守政権がひねり出した専守防衛にも違反している。これらの動きが出せば憲法9条は骨抜きにされ、わざわざ9条を改正しなくても安倍の「戦争する国」は実現してしまう。だから自民党の改憲戦略は「9条改正」を後回しにして、「環境権」などで前例をつくる程度の余裕があるのだ。同時に「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」などとする改憲を行い、国民をがんじがらめにした上で憲法9条の改悪を行うのではないだろうか。だから私はいまのままの「平和憲法改悪反対運動」では安倍政権に対抗できないとの思いを強くしています。かといってこれはという運動も思いつかないのです。麻生太郎副総理がナチスの手口に学べと言ったことが現実化している。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1410日目報告☆

青柳行信です。2月28日。

本日、今から9日帰国のドイツ行き。集会・国際会議に参加します。
明日から、私の代理が配信致します。よろしくお願い致します。

【転送・転載大歓迎】

「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページHP
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
     http://youtu.be/NrMdvBrFo48

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1410日目報告☆
呼びかけ人賛同者2月27日3756名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】2月27日1名。
市野誠一朗
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
   <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
お疲れさまです。
2月27日(金)の九電前のテントです。
夕刻 風が冷たかったですが、金曜行動に参加しました。
あんくるトム工房
来んしゃい金曜脱原発
九電前テント  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3382
来んしゃい金曜脱原発  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3381
 
★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆東電の「低い意識」のなせるわざ 「遅れた」でなく「遅らせた」レポ
      (左門 ’15・2・28-946)
※あの原子力規制委員会の田中委員長からさえ、「深刻に反省しな
けらばならない。東電の安全の取組みが信用を得られなくなることを
懸念する」(朝日新聞、本日付)という指摘も「遅れた」ものであり甘す
ぎる。「深刻に反省」する精神構造を持ち合わせていないのだから~。

★ 3.2福岡九電本店総行動 から:
<九電は、被害を受ける可能性のある住民に説明し、同意を得よ!>

日 時:2015年3月2日(月) 
場 所:福岡九電本店
 
 ☆当日スケジュール <12:00責任者・世話人 事前打ち合わせ>


(室内交渉と九電包囲デモ・アピール・九電本店前座り込み)

参加者 
 13:00 九電本店前集会
   :45 集会終了、要請団送り出し
   :50 要請団送り出し終了後、諸行動提起。

 14:00~ 要請団・九電社長要請 室内交渉
    <各団体も九電に申し入れ書、公開質問書、抗議書等提出可>
     
 14:00~ 九電本店包囲団・九電包囲デモ行進開始
   :45  一周し九電本社玄関前集合
※各県・全国からの参加者アピール
         九電本店前座り込み

 16:00 総括集会
      ※要請行動報告及び行動提起
        3.11鹿児島実行委

  16:30 要請行動終了(社長対応によっては遅延)   
2015・3・2チラシ http://tinyurl.com/ntor6av

★ ギャー さんから:
 ☆「いとおしさ」
星空のなかに紡がれていた
夜の思考が
朝の喧騒とともに
ばらばらに飛び散っていく
つながりを求めて生きる人のつながりを頼りに
この星の海に泳ぎ出す
まだうまくは泳げないひよっ子だけど
やわらかな皮膚が海の気持ちよさを感じ取るように
新たな人の出会いに
すなおなよろこびで充ちていく
核兵器による滅亡が
目の前にぶらさがっているから
なおさら呼吸のひとつ一つが
つながるひとり一人が
いとおしい

☆「いのちいきいきかがやくために」

いのちいきいきかがやくために
いのちをかねにかえたり
いのちをひとりじめしたりしないように
このいっぽうてきに
うばいころしひとりじめするしすてむでなりたっている
しゃかいというものをなくしちゃうのだ
それがかくめいだ
せかいをもっとくらくして
みらいをちからずくでけしさろうとするやつらが
こっかけんりょくというりふじんなぼうりょくをにぎっている
ありとあらゆるてをつかって
こいつをほねぬきにしちまおう

★ 梁井孝子 さんから:
 又もや望月環境相・川上法相政治献金は見返り金 2015.2.28
税金泥棒がまたも3人
国から補助金もらった会社
政治献金1年間してはいけない事
望月環境相・川上法相たる者知ってたんでしょ
下村文化相まで、
政治団体でない任意団体からの企業献金
「知らなかったから、返せばいいのだろう」
「知らなかったから、法律にふれない」と3人は言う。
国民の税金です。企業献金は中止すべき。___。

早朝から3ヶ所一日15時間非正規のかけもち
日給1万足りず・・・じっと手を見る。____。

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2419】2015年2月27日(金)
┏┓
┗■1.声 明
 |  テント撤去命令は不当であり国民世論にそむくもの
 |  法律的に可能な対応(控訴、執行停止の申立等)で
 |  あきらめず、しぶとく、しなやかに闘う
 └──── 経産省前テントひろば

○ 2月26日東京地裁では、テントを巡る第1審の判決が出された。その内容
は、原告の請求提訴内容を全面的に認めるというものであった。
1.被告はテントを撤去し該土地を(国に)明け渡せ、
2.被告は損害賠償金(約2800万円)を払え、
3.以上の2つについて「仮執行宣言」(ただし、損害金に関する仮執行対象額
は約1,100万円)」を付す、というものである。
 これは明らかに不当な判決であって、当然ながら我々は承服できない。この判
決は司法の独立性をみずから踏みにじり、今の政府を支配下におく安倍内閣の意
向に全面的に沿った、きわめて反動的なものである。
○ この判決を書いた村上裁判長は、2011年の3・11東電福島第一原発の深刻きわ
まりのない未曽有の大事故とこの事故の責任について、そもそも被害者・国民の
立場から真剣に考えたことがあるのか。同様にいまだに続く事故の継続(例えば
手の打ちようがない汚染水の問題)について自らの問題として一時でも考えたこ
とがあるのか。
 そして何よりもこの事故で甚大なる被害を受け、今も受けつつある福島の住民
の痛みについてわずかにでも心をはせたことがあるのか。
 村上裁判長は一見紳士面をしながら、厚顔にもこのような問題をなかったこと
にし、かつ第9回まで行われた口頭弁論を、いわば「ガス抜き」程度のこととし
て冒涜することになった。彼は司法の正義を国ないしは安陪内閣に売り渡し、そ
の見返りとして結局のところ、つまらない自らの出世の道を選択しただけではな
いのか。
○ だが、いかなる判決であろうが、われわれは法律的に可能な対応(控訴、執
行停止の申立等)を含めて、断固として闘いを継続する。
 われわれには恐れるものは何もない。われわれが、例えとるに足らない微小な
ものであっても、無力ではないし、例え非力であったとしても、全国・全世界に
は何百万、何千万、何億の人々の「脱原発・反原発」の願いと無数の力があり、
連帯したこの力は、巨大な力を発揮し得るという確信のもとで、以下のように闘う。
 もっとも大事なことは、こうした潜在的な力を具体的・政治的な力として、例
えわずかずつでも白日のもとに実現していくことである。そのためには、あきら
めず、しぶとく、しなやかに闘わねばならない。
○ 第2に、福島の事故を忘れず、福島の人々を忘れず、全国各地、とりわけ原
発立地でしぶとく闘い続ける人々との連帯を時間もかけて実現していくことであ
る。少々の意見の相違を誇張するのではなく、互いの違いをむしろ前提にして、
互いに尊重し、連帯を最優先すべきである。肝心なことは人と人との連帯である
からだ。
○ 第3に、われわれの重要な特徴でもある「テントの精神」を全国的に理解し
てもらい、これを大胆に押し広めること。
 テントの精神とは、一言で言えば、脱原発を掲げ、可視化された日常的・持続
的・実際的な存在であることである。だからこそ脱原発運動に一定のインパクト
をもたらし、一種の拠点となったのである。
 全国各地の可能な所から、可能な人々によって始められ、やがて無数の脱原発
テントが、たけのこのように生えてゆく。壊されたらまたどこかに立てればよ
い。経産省前テントひろばはまさにそのような存在である。
 共に闘おう!                 2015年2月27日

地裁判決・国に屈服
https://www.youtube.com/watch?v=b36nLht_DnM

https://www.youtube.com/watch?v=-W2JCI9ZkGg

┏┓
┗■2.脱原発テント撤去命令 東京地裁判決
 |  土地使用料に1140万円
 └──── (2月27日東京新聞より抜粋)

 東京・霞が関の経済産業省敷地内にテントを張り、脱原発を訴える市民グルー
プの2人に、国がテントの撤去などを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であっ
た。村上正敏裁判長は「表現の自由の行使という側面はあるが、国有地の占有は
認められず、国が明け渡しを求めることは権利の乱用ではない」として、テント
の撤去や土地使用料として約1140万円の支払いを命じた。実際に立ち退くまで1
日当たり約21000円の支払いも命じた。市民グループ側は控訴する方針。
  (中略)
 判決が、判決確定前に国が強制執行できる仮執行宣言を付けたため、国は強制
執行に向けた手続きが可能になった。だが、市民グループ側は、裁判所に強制執
行停止を求めることもできる。
 市民グループは東京電力福島第一原発事故の半年後の2011年9月11日から、経
産省前にテントを張り、交代で寝泊まりしながら国の原発政策に対する批判を続
けていた。

┏┓
┗■3.「残念」「脱原発の象徴」 支援者ら400人抗議
 └──── (2月27日東京新聞より抜粋)

市民グループは判決後、東京地裁正門前で「不当判決」と書かれた垂れ幕を掲
げ、怒りの声を上げた。その後、東京・永田町の参院議員会館で開いた集会に
は、支援者を含め約400人が集まった。
 被告の一人で神奈川県藤沢市の淵上太郎さん(72)は「予測された判決だが、誠
に残念だ。テントは反原発運動の一つの拠点。明日からも脱原発を訴え続けた
い」と話した。
 弁護団の河合弘之弁護士は「全国で脱原発を目指す人たちは、テントを象徴の
ように考えている。日本から全ての原発をなくすことが最終目標だ」と強調。
 支援者の一人で神奈川県厚木市の佐野究(きわむ)さん(28)は「判決は国側の
主張を受け入れただけで、怒りを覚える。裁判所には、テントから原発再稼働に
抗議の声を上げ続ける意味を酌んでほしかった」と話した。

┏┓
┗■4.川内原発の審査は非公開・違法のまま続いている、糾弾しよう
 |  【速報】川内原発再稼働審査についての院内交渉集会
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

表題:規制委の工事計画審査を問う(院内ヒアリング)
   ~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~
日時:2月19日(木)13時~17時
場所:参議院議員会館講堂(1F)
内容:1 規制委公開資料の黒枠白抜き問題と工事計画・保安規定の審査
 2 認可前の工事先行実施
 3 不作為の罪など、規制行政について
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
対応:
原子力規制庁 原子力規制部安全規制管理官(PWR担当)
付管理官補佐 中桐裕子
原子力規制庁 長官官房総務課総括係長 小林祐紀 ともう一人
結果:次のことが明らかになった。
〇川内原発は今もまだまだ審査中、難航
 規制庁が審査中なので答えられないと10回以上述べた。だったら、設置変更審
査書で「合格」なんて言うべきではない。それにしても、「国民」の側に立って
正当に審査しているなら、審査中でも指摘している点を説明していいはず。事前
送付の質問に対しても全く答えようとしないのは、「国民」に見せられない恥ず
かしい審査をしているからか。
〇規制委の情報公開は黒枠白抜きマスキングだらけ(設置法違反)
 規制委は情報開示しない理由(言い訳)を1.企業秘密、2.個人情報保護、
3.テロ対策の3点に分類している。が、規制庁は個々のマスキングの理由が説
明できない。なぜなら、九電が提供したマスキング付資料(PDFファイル)を
チェックしないでサイトにアップしているから。
 原子力規制委員会設置法の「第十七情報公開 原子力規制委員会は、国民の知
る権利の保証に資するため、その保有する情報の公開を徹底することにより、そ
の運営の透明性を確保しなければならない」を全く守っていないのだ。
〇審査内容には疑わしいリスクが一杯 山崎久隆さんが図を提示しながら、設置
許可と工事計画との整合性、敷地のすべり安全率、ほう酸注入設備用ポンプ評
価、加圧器の安全性、冷却系統施設の耐震強度、緊急炉心冷却装置配管の強度、
制御棒クラスタの耐震性、ずさんなマスキング、蒸気発生器の交換、など12項
目に渡って指摘した。が、規制庁は事実を教示されるのみで、疑問には審査中と
して何も答えない。また、広瀬隆さんが設計でOKであっても、そのとおりに施
工できる訳ではないのでそのことをも考慮して判断するべきことを指摘した。
〇工事計画認可前の事前工事を容認
 認可前工事の容認については明確に答えた。工事容認は、1.3.11後に原
子力安全・保安院が事業者に重大事故対策を指示、2.「新規制基準」施工時
(2013年7月)に既に着手している工事の施行を容認、3.設置変更の審査
書確定時に事業者の責任で工事実施、の3通り。特に、2.については、原子力
規制委員会の定例会合(2013年5月頃)で議論して着手工事を容認したが、これ
は衆議院の付帯決議の第一項「…、原子力規制行政に当たっては、推進側の論理
に影響されることなく、国民の安全の確保を第一として行うこと」に違反している。
 時間切れで個々の先行工事についての確認はできず、提出した表をもとに後日
確認することとした。
〇規制行政に改善無し
 規制行政についての質問に、3.11以後に事故を踏まえて改善した、独立
性・透明性を改善、重大事故対策を加えて規制基準を作った、などの形式的回
答。保安院の津波問題を反省点として認めたことは少々の改善か。
 いずれにしても、原子力規制委員会は、規制行政の問題点の洗い出し、総括、
改善策、などの総括議論を全く実施してきていない。元原子力安全・保安院の不
作為の罪などを含めて、原子力規制委員会の規制行政が原子力安全・保安院と全
く変わらないばかりか、悪化している部分が多々あることを指摘して、時間切れ
で終わった。
〇使用済み核燃料をどうする?
 広瀬隆さんが使用済み核燃料の問題を放置している事実を指摘し、まずこの問
題を解決するように迫った。時間なく今後の課題とした。

これらのことを多くの人に知ってもらいたい。詳細は次の動画をご覧願います。
20150219 UPLAN
【酷い政府交渉】規制委の工事計画審査を問う(院内ヒアリング)~「黒枠白抜
き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~  
前半:https://www.youtube.com/watch?v=C2ranme0co0
後半:https://www.youtube.com/watch?v=X7JeNEsgbd0

IWJ(IndependentWebJournal)2015/02/19 規制委の工事計画審査を問う院内ヒア
リング~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233746

┏┓
┗■5.新聞より
 └──── 

 ◆帰還も移住も見えぬ将来 原発事故避難 なお12万人
  3万戸 異質 苦悩 仮設生活4年 異例の長さ

 東京電力福島第一原発事故からまもなく4年。今も12万人近くの人たちが避難
を強いられている。阪神大震災など、これまでの大災害に比べ、仮設住宅を出た
人は少なく、避難は広い範囲で長く続いている。そこには、将来の見通しが立た
ず、自宅の再建も避難先での再起もままならないという、原発事故特有の苦悩が
横たわる。(後略) (2月27日東京新聞
より抜粋)

 ◆高線量、建屋へ近づけず 7000人が廃炉作業
  事故4年 福島第一原発

 東京電力福島第一原発では、汚染水問題や依然高い放射線量で困難な廃炉作業
が続いている。事故発生から間もなく4年となる現場を共同通信記者が25日、取
材した。構内では1日に6千~7千人が作業に当たり、除染は進んでいるが、燃
料が溶融した1~3号機周辺は特に放射線量が高く、近づくことも困難だった。
(後略) (2月27日茨城新聞より抜粋)  

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
川内(せんだい)原発をめぐって、新たな動きがありました。

1.「工事計画を再補正=川内1号機のみ提出―九電」時事通信?2月27日(金)16時
21分配信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2015022700724
「九州電力は27日、再稼働を目指す川内原発1号機(鹿児島県)について、最終
的な審査合格に必要な「工事計画認可」の再補正書を原子力規制委員会に提出し
た。2号機分と、1、2号機共通の「保安規定変更認可」の再補正は3月末までの提
出を目指す。
 九電によると、提出したのは原子炉や非常用電源、冷却用の海水ポンプなど14
施設に関する書類で約3万ページ。新規制基準で強化された地震や津波などの災
害に対する安全性評価の記載を充実させるなどした結果、申請当初の5000ページ
から大幅に増えた。・・・・」

1’.「<川内原発>1号機の補正書、規制委に提出…九州電力」毎日新聞?2月27
日(金)19時8分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150228k0000m040018000c.html
「・・・規制委は今後、1号機の工事計画の審査に入るが、非常用ディーゼル発
電機など1、2号機共用の設備がある。このため、1号機だけを再稼働する場合
も両機の認可が必要となり、九電は2号機の工事計画補正書は3月末に提出する
予定で準備している。」

1”.「川内原発1号機 九電、工事計画再提出」西日本電子版2015年02月28日
03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/56864/1/
「・・・・再提出が2カ月以上も遅れたことについて、会見した中村明上席執行
役員は「法律の解釈で、不十分なところがあった」と述べた。
九電によると、主な修正点は自然現象への対応で、新たに導入した可搬型ポンプ
や電源車についても耐震安全性を詳細に確認。これらの設備が地震や竜巻で損壊
しないようワイヤで縛り付け、飛来物から建物を守る金属製ネットを強化するな
ど新たな対策を盛り込んだ。書類は昨年10月の提出時より約1万ページ多い、
約3万ページになった。・・・・川内原発は運転停止から3年以上経過しており
規制委の田中俊一委員長は使用前検査について「相当慎重に調べる」としている。」

1”’.「川内原発再稼働で九電が工事計画の補正書を提出」南日本放送 [02/27
18:22] ※映像有
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2015022700008022
「川内原発1号機の「工事計画」を再提出 」KKB鹿児島
http://www.kkb.co.jp/news_move/jchan_move_detail.php?news_flg=0&param1=0&param2=0&param3=0
「九電 川内原発1号機工事認可補正書提出(鹿児島県)」KYT鹿児島2/27
19:06  ※映像有
http://www.kyt-tv.com/nnn/news8726007.html
「九電が工事計画修正書類提出」NHK鹿児島02月27日 19時49分 ※映像有
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5055794011.html?t=1425071039300

2.◎◎◎(鹿児島県)「再稼働再考、映画で訴え 弁護士が監督 川内原発訴訟
原告団が上映会」西日本電子版2015年02月28日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/56840/1/
「全国の反原発訴訟で代理人を務める河合弘之弁護士(東京)が監督したドキュ
メンタリー映画「日本と原発」の上映会が鹿児島、宮崎、熊本3県の計13カ所
で続いている。上映を主催するのは、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)
の稼働差し止めを求めた訴訟の原告団だ。川内原発は昨年11月に再稼働の地元
同意手続きが完了したが、原告団は「再考への世論を地元で盛り上げ、裁判所を
動かしたい」としている。・・・・」
開催場所を3県にしたのは、川内原発の重大事故の際、最も被害が出る恐れが高
い地域だからという。14日に川内原発が立地する薩摩川内市を皮切りに上映会
を始め、これまで鹿児島県内5カ所で開催、約300人が観賞した。初日の薩摩
川内市会場を訪れた市内の男性(74)は「ひとたび事故が起きれば、地域は崩
壊すると分かった。川内再稼働はもっと慎重に判断すべきだ」と感想を語った。
観覧料は各会場とも500円。「原発なくそう! 『九州川内訴訟』を支える
会」=099(225)5455。
映画は訴える手段に最適 河合弁護士に聞く・・・・」・・・・以下は検索して
どうぞ。

3.(鹿児島県議会で)「汚染水外洋流出 知事「推移見守りたい」 川内再稼
働影響問われ /鹿児島」毎日新聞 2015年02月27日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20150227ddlk46040626000c.html
「東京電力福島第1原発の汚染水が外洋に流出し、東電が10カ月間公表してい
なかった問題で、伊藤祐一郎知事は26日、県議会代表質問で、九州電力川内原
発(薩摩川内市)の再稼働に与える影響について問われ、「誠に遺憾であるが、
推移を見守りたい」とのみ述べ、直接の言及を避けた。柳誠子議員(県民連合)
の質問に答えた。
また、川内原発の再稼働に関連して伊藤知事が「県と薩摩川内市で十分」とした
地元同意の範囲について、柳議員は「同意を求める範囲は、最低でも30キロ圏
に拡大することが必要。政府に要請すべきだと考える」と県側の見解をただし
た。これに対し、屋島明人・危機管理局長は「県としては、これまでの経緯から
県と薩摩川内市の同意が必要であると考えた」とこれまでの見解を繰り返した。

川内原発の地元紙の社説、
4.[将来の電源構成] 国民との対話で結論を南日本新聞(?2/27 付?)
http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201502&storyid=64113&page=1
「・・・・こうした中で原発の割合を何%にするかという議論ばかりが先行する
のはどう考えてもおかしい。小委員会に求められるのは、目先の利益にとらわれ
ることなく、脱原発とそれに代わる再生エネや省エネ、CO2削減などについて
の野心的な目標を定め、実現に必要な政策を議論することだ。・・・・」

玄海原発関連、
5.「玄海原発:県は避難計画見直しを 再稼働反対の市民団体が要請 /佐賀
毎日新聞 2015年02月27日 地方版
http://mainichi.jp/area/saga/news/20150227ddlk41040515000c.html
・・・この新聞社も記事に、26日から他紙既報。

6.「脱原発テント撤去命令 東京地裁判決土地使用料に1140万円」東京新
聞2015年2月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2015022702100003.html
・・・・昨日1.の類似記事。

原発立地地域、
7.(京都府)「<高浜原発>関電、京都府と安全協定…立地外で初の回答義
務」毎日新聞02月28日00時07分 ※絵図有
http://mainichi.jp/select/news/20150228k0000m040095000c.html
「関西電力高浜原発(福井県高浜町)について京都府と関電は27日、炉の新増
設や事故炉の再稼働に際し、府の意見表明権や関電の回答義務を盛り込んだ原子
力安全協定を結んだ。原発立地自治体以外で電力会社の回答義務を明記した協定
は初めて。異常時の通報義務にとどまる以前の協定から大幅に踏み込む内容だ
が、再稼働時などの事前同意権は盛り込まれていない。また、新協定は新規制基
準に「合格」した高浜3、4号機の再稼働手続きは対象としていな
い。・・・・・・・・・・・・」

7’.「高浜原発に関する京都府と関西電力の協定書概要」京都新聞?2月27日
(金)23時22分配信
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150227000164

7”.「京都府、原発30キロ圏の避難を具体化 高浜原発協定」京都新聞?2月
27日(金)22時38分配信
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150227000158
「京都府は27日、福井県の原発で事故などによる原子力災害が発生した場合、
緊急防護措置区域(UPZ)となる府内の原発約30キロ圏から府南部などへ向
かう際の広域避難要領を発表した。これまで公表していた自治体単位の避難元と
避難先を具体化し、地区ごとにルートや一時避難の受け入れ施設を示し
た。・・・・・・」

7”’.「京都府、高浜原発で関電と安全協定 立地県外初の意見表明権」京都新
聞?2月27日(金)22時34分配信
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150227000156
長い記事「・・・・協定に、同意権にあたる表現はないが、調印後、山田啓二知
事は「福井県の協定にも『事前協議』という文言しかない。それを踏まえると、
府が今回こうした協定を結べたことは一歩前進だと思う」と述べ、3、4号機の
再稼働手続きに関して「国は立地自治体の同意という話をしているが、何を基準
にしているか聞かなければならない」とした。・・・・・・」
また、同日、府内7市町が参加する「地域協議会」設立のための確認書も交わさ
れ、初会合を開いた。・・・
地域協議会は、高浜原発から30キロ圏に位置する府内7市町と府で構成し、原
発の安全対策に関する情報提供や意見聴取の場とする。初会合では関電と原子力
規制庁から安全対策や審査内容の説明を求めることを決めた。山田知事から要請
文書を受け取った関電の八木誠社長は「誠意をもって対応したい」と述べた。」

8.(滋賀県)「三日月知事「権限強い協定を」 高浜原発協定」京都新聞?2月
27日(金)23時28分配信
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20150227000166
「京都府と関西電力の安全協定締結を受け、滋賀県の三日月大造知事は27日、
県が求める協定について「立地自治体並みの同意条件が必要であると引き続き、
関電に訴えていきたい」と強調した。琵琶湖などの自然を有する県の立場を訴
え、京都府の内容よりも強い権限を求めていく考えをあらためて示した。・・・・・
三日月知事は「卒原発」を掲げて当選した昨夏の知事選以降、再稼働に関して
「事故が起これば被害に県境はない」として立地自治体並みの同意条件が必要と
のスタンスをとり続け、避難計画を含めた安全対策の確立を国や事業者に求めて
いる。府が同意権のない協定を結んだことで、今後の県と関電の協議で同意権を
得られる可能性は低いとみられるが、三日月知事はこの日も早期締結を目指す考
えを示した上で、「水をたたえる琵琶湖があり、水源の森と土を預かる滋賀の立
場を主張する。後世の子や孫にしっかり責任を持てる判断をしたい」と強調した。」

9.「「骨抜き」と批判、京都で市民有志ら 高浜原発協定」京都新聞?2月27日
(金)23時33分配信  ※写真有
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150227000168
「関西電力高浜原発の安全協定締結に対し、脱原発を訴える市民有志らが27
日、京都市上京区の府庁前で「骨抜きの原子力協定の締結には反対」と訴えた。
毎週金曜に関電京都支店前(京都市下京区)で脱原発を訴えている市民ら約20
人で、「再稼働の同意権を主張し、3、4号機の再稼働に反対を」「府民の命を
守るのか、関電と政府に屈するのか分かれ道だ」などとマイクで訴えた。
?NPO法人「コンシューマーズ京都」も同日、府に要望書を提出し、「府は原
発立地県であると言える」として、原発立地県にふさわしい協定となるよう要
請。現在の避難計画の早期見直しも求めた。」

原発立地地域、
10.「静岡、島根で「出力割」導入=核燃料税延長に同意―総務省」時事通
信?2月27日(金)16時13分配信
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015022700718&g=soc
「総務省は27日、静岡、島根両県の核燃料税の課税期間を4月から5年間延長し、
原発が運転を停止していても熱出力に応じて電力事業者に課税する「出力割」の
導入に同意すると発表した。・・・・
両県は今回の更新で、核燃料税の税率を13%から17%に引き上げ、価額割に加え
て出力割を設定する。中部電力浜岡原発のある静岡は約60億円、中国電力島根原
発のある島根は約30億円の税収を見込んでいる。」

10’.(静岡県)整備費は12億円 浜岡原発放射能防護5施設」静岡新聞
(2015/2/27 07:56)
http://www.at-s.com/news/detail/1174171892.html
「・・・同設備は国費での整備が進められ、県内では本年度中に、原発5キロ圏
内(予防防護措置区域=PAZ)にある御前崎市の市立御前崎総合病院や特別養
護老人ホームなど計4施設で完工する。国は当初、5キロ圏内の施設を補助対象
にしていた。昨夏に10キロ圏内まで拡大し、全国の原発立地道県に追加申請を
募った。県は新たに補助申請した5施設は牧之原、掛川、菊川3市のコミュニ
ティーセンターや高齢者施設、市庁舎などの災害拠点施設。交付対象は本年度中
にも決まる。」・・・昨日の11.の関連記事です。


11.(福井県)「地元同意に3条件 高浜再稼働で町議会議長」中日新聞2015
年2月27日
全文「高浜町議会の的場輝夫議長は二十六日、新規制基準に適合した関西電力高
浜原発3、4号機の再稼働について、三月二十日に開く全員協議会で地元同意の
判断を示す方針を明らかにした。二十六日の議会運営委員会後、報道陣に述べ
た。全協で議長としての見解を示し、了解を得られれば、議会の意思として野瀬
豊町長に伝える。従来、野瀬町長は議会判断を重視する考えを示している。
的場議長は、判断を下す前提として、三月四日の原子力対策特別委員会と本会議
で、再稼働に賛成する陳情の採択▽県が求めている再稼働の条件について、国の
責任ある対応▽三月一日から約二週間、町内のケーブルテレビで放送される安全
対策の解説ビデオへの町民意見の集約-の三条件を列挙。これら条件が揃ってい
なければ、議会閉会後、三月末にもあらためて全員協議会を開くという。同町議
会は三月三日開会、二十日までの日程で開催される。」

11’.(福井県)「高浜町議会、判断は3月20日 高浜原発3、4号機再稼
働」福井新聞(2015年2月27日午前7時15分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/65061.html
「・・・・・地元同意の手続きは、同町会の議論を受けた野瀬町長の意向と県会
の議論、県原子力安全専門委員会での安全性の確認などを踏まえ、西川一誠知事
が最終判断する。知事は工事計画など規制委の残りの審査や5条件への回答を求
めており、最終判断は統一地方選後とみられる。」

12.(新潟県)「柏崎市、ヨウ素剤を15年度に配布 会田市長が表明 原発
5キロ圏の住民に」新潟日報2015/02/27 13:00
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20150227165804.html
「柏崎市の会田洋市長は26日、東京電力柏崎刈羽原発の重大事故に備え、県が
2015年度中をめどに原発から半径5キロ圏の即時避難区域(PAZ)の住民
に配布する方針を示していた安定ヨウ素剤について、県の方針通り15年度に配布
する考えを示した。・・県内で住民に配布するのは初めてとなる。・・・柏崎市
の対象者は約1万6400人。県は市と協力して配布する。会田市長は「15年度
にまずは5キロ圏に対して事前配布を行う予定」と話した。県内ではほかに刈羽
村の全域がPAZで配布対象となっている。・・・泉田裕彦知事は原発から半径
5~30キロ圏の避難準備区域(UPZ)についても「事前配布が望ましい」とし
て、国へ財源措置などを求めている。副作用や誤飲による事故に備え、補償制度
の創設も訴えている。」

12’.(新潟県)点検 県予算(2)エネルギー・産業 15年度 再生エネ開
発を後押し」新潟日報2015/02/27 09:57
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20150227165754.html
「県は2015年度当初予算案で、次世代エネルギー資源と期待される上越沖な
どの表層型メタンハイドレートのほか、潮流、雪冷熱といった再生可能エネル
ギーの研究を充実させる。・・・・24日、新潟市中央区の朱鷺メッセに、メタン
ハイドレート開発に関わる企業や大学、行政の担当者ら約30人が集まった。会合
では、県内企業の開発への参加を目指す県の研究会を6月にも発足させる計画を
確認。出席者からは「メタンハイドレートは将来の国産資源として有望」「県内
企業が持つ優れた技術を活用できるようにしたい」といった声が出た。県は15年
度当初予算案で、この研究会など、表層型メタンハイドレートの実用化を目指す
研究に新規に500万円を計上した。・・・・」

政府が、
13.「福島第1原発事故 新たに14人分の聴取結果を公開 政府事故調」毎
日新聞 2015年02月27日 東京夕刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20150227dde041040040000c.html
「政府は26日付で、東京電力福島第1原発事故を巡り、政府の事故調査・検証
委員会(政府事故調)が関係者から当時の状況を聞き取った聴取結果書(調書)
のうち、新たに14人分を公開した。
政府事故調によると、福島第1原発3号機では、水素爆発を起こす前日の
2011年3月13日に、高圧注水系(HPCI)と呼ばれる冷却装置が現場の
独断で止められ再起動できなくなったことが判明している。
当時3、4号機の当直長だった東電の斎藤満雄氏は調書で、HPCIについて
「原子炉の圧力が低い状態で作動していたため十分な注水がなされず、このまま
だと設備が損傷すると判断した」と停止した理由を証言した。これで計224人
分の調書が公開されたが、今回も東電経営陣の調書は公開されなかった。」

13’.「炉心溶融「あ、書かれる」 政府事故調調書 新たに14人分公開」
東京新聞2015年2月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2015022702100004.html
「・・・・・事故発生翌日午後の記者会見で、経済産業省原子力安全・保安院
(廃止)広報担当の中村幸一郎審議官(肩書はいずれも当時)が、福島第一で炉
心溶融が進行している可能性に言及。会見に同席した根井寿規(ひさのり)審議
官は「あっ認めちゃった。これで『炉心溶融』と記事に書かれるな、と思った」
と振り返った。
中村審議官は広報担当を交代するが、根井氏は「寺坂(信昭)院長から呼ばれて
『官邸から、中村審議官を記者会見から外すように言われたので、申し訳ない
が、その旨根井君から言ってくれないか』と言われ、伝えた」と証言した。
福島県原子力センターの職員ら三人は、1号機爆発の写真を公表後、「保安院か
ら、政府が発表していない写真を公表しないよう連絡が来た記憶がある」と語っ
た。内部被ばくが多かった東電の当直長は「全面マスクをすると電話で話しにく
く、私はマスクを少し顔から離してしゃべることもあった」と、事故当時の様子
を振り返った。・・・・」

福島第1原発、
14.「正門周辺の大気中の環境放射線量」毎日新聞2015年02月28日
「27日正午現在 1.075マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力のホー
ムページから抜粋  前日は1.087マイクロシーベルト毎時」

15.●●●「汚染雨水、原発事故直後から流出 東電認識、現場を放置」福島民
友新聞?2月27日(金)11時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00010002-minyu-l07
「福島第1原発2号機原子炉建屋から放射性物質で汚染された雨水が排水路を通じ
て港湾外(外洋)に流出していた問題で、東電が原発事故の発生直後から、汚染
雨水が港湾外に流出している可能性を認識していたことが26日、分かった。福島
第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者は会見で「現場に近づけず、排水
路への対策が後手に回った」と現場を放置していたことを認めた。
増田氏によると、この排水路は第1原発構内に降った雨水を港湾外に流すため事
故前からあった。事故後は排水路の周辺が飛散した高濃度の放射性物質で汚染さ
れ、流入する雨水と混じり港湾外に流れ出ていた。東電は昨年1月、原子力規制
委員会の専門家検討会でこの排水路から採取した水の放射性物質濃度の測定結果
を報告。増田氏は「この時点で(高濃度の雨水が検出されているとの)問題意識
を持った」と述べ、当初説明していた昨年4月より前の昨年1月には問題を把握し
ていたことを明らかにした。・・・」
・・・・とんでもない、4年間、ずっとほったらかしの状態だった、と。構内の
至る所がこの実態ではないか? コントロールの論外!!

16.「汚染水流出「うかつだった」=宮沢経産相」時事通信?2月27日(金)9時
59分配信
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015022700211&g=eco
「・・・安倍政権は、汚染水の影響はコントロールされているとの立場を変えて
いない。経産相も「認識に変わりはない」と強調した。」とろ
・・・この機に至って、まだ「コントロールされている」と言い張るのには驚く!!

17.「「主張 新たな汚染水漏れ 管理でも「封じ込め」でもない」しんぶん
赤旗2015年2月27日(金)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-27/2015022701_05_1.html
長い記事「・・・・安倍晋三政権は、汚染水は「アンダーコントロール」(管理
下)にあり、影響は「ブロック」(封じ込め)されているといい続けています
が、まったく事実にもとづかない国民を欺く態度は明らかです。・・・・汚染水
を漏らさない―を原則にしていますが、どれもうまくいっておらず抜本解決は程
遠い状態です。今回の新たな汚染水漏れはあくまでも氷山の一角です。汚染水問
題が解決しなければ、事故の収束や廃炉対策も前進しません。東電任せではな
く、政府が責任をもち英知を結集して、最優先で汚染水対策を進めることが不可
欠です。」

18.「福島第一原発 汚染水流出で県が立ち入り調査」テレビ朝日系
(ANN)?2月28日(土)0時6分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150228-00000000-ann-soci
「福島第一原発で放射性物質に汚染された雨水が海に流出していた問題で、福島
県が立ち入り調査を行いました。福島県の職員ら20人は、汚染された雨水がた
まっていた2号機の屋上や海に汚染水が流出していた排水路の出口などを確認
し、情報公開の徹底を申し入れました。また、東京では原子力規制委員会が臨時
で開かれ、出席した東京電力の広瀬社長に対して委員から厳しい意見が相次ぎま
した。・・・」

19.「汚染水公表遅れ「信頼に大きな傷」、規制委員ら東電社長に苦言」ロイ
ター?2月27日(金)22時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000121-reut-bus_all
「[東京 27日 ロイター] - 原子力規制委員会の委員5人は27日、東京
電力<9501.T>の広瀬直己社長と公開の場で面談し、福島第1原発の排水路を通
じて港湾外に汚染水が漏れていたことを把握しながら、公表が遅れたことなどに
ついて一斉に苦言を呈した。・・・・」

20.「<全漁連>「重大な裏切り」…汚染水漏れで体制見直し要求」毎日新
聞?2月27日(金)20時58分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150228k0000m040052000c.html
「福島第1原発の排水路から汚染水が外洋に流出していたのを把握しながら、東
電が約10カ月間公表しなかったことについて、原子力規制委員会や全国漁業協
同組合連合会(全漁連)は27日、「信頼関係が失われた」「重大な裏切り行為
だ」などと批判し、抜本的な体制の見直しを求めた。・・・・全漁連の岸宏会長
は同日、宮沢洋一経済産業相と経産省で会談。岸会長は「全国の漁業者、国民へ
の重大な裏切り行為だ。東電への信頼は全て失われた」と厳しく批判した。宮沢
経産相は「東電をしっかり指導監督する」と応じた。」

21.(政府が)<福島第1>再処理可否 20年度までに決定」河北新報2015
年02月27日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150227_61013.html
「宮沢洋一経済産業相は26日の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原発4号
機プールから取り出された約1300体の使用済み核燃料について、青森県六ケ
所村での再処理の可否を2020年度までに決める方針を示した。4号機の使用
済み核燃料は現在、第1原発の共用プールで貯蔵されている。・・・・・再処理
しない場合は第1原発内に留め置かれる可能性が高いが、政府は使用済み燃料の
取り扱いの詳細を地元に説明していない。・・・」

被災地フクシマ、
22.(政府が)「福島第1原発事故 汚染土搬入、来月13日 中間貯蔵、住
民要望で遅らす」毎日新聞 2015年02月27日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/news/20150227k0000e040188000c.html
「望月義夫環境相は27日の閣議後記者会見で、東京電力福島第1原発事故に伴
う除染で出た汚染土の中間貯蔵施設(福島県大熊、双葉両町)への搬入を3月
13日に始めると発表した。11日までを目標としていたが、地元からの「3月
11日は鎮魂の日。遅らせてほしい」という要望を踏まえた。また、彼岸に墓参
りする住民に配慮して、18?24日は工事や搬入を一時中止する。
汚染土の搬入については、福島県の内堀雅雄知事と地元2町長が25日に、望月
環境相らと面会し、容認を伝えた。その際、2町長が「3月11日は静かに過ご
したい。加えて、3月の彼岸は最後の墓参りになる可能性もあり、配慮してほし
い」と申し入れていた。望月環境相は会見で「地元の気持ちに配慮した」と述べ
た。・・・・・」
・・・・姑息な手段、2日ずらして、やはり実行すると!!

23.●●「常磐道が開通へ 期待寄せる被災地、一部は未だ高線量」朝日新聞デ
ジタル?2月27日(金)22時1分配信
http://www.asahi.com/articles/ASH2Q6TKBH2QUGTB00L.html
「福島第一原発事故の影響で整備が遅れていた、常磐自動車道の福島県内の一部
区間が3月1日に開通する。首都圏と被災地が太平洋沿岸ルートでも一本に結ば
れることになる。被災地からは観光振興面で期待の声が上がるが、放射線量が高
い地点も残るため、効果は見通せない。
開通するのは、常磐富岡(福島県富岡町)―浪江(同県浪江町)の両インター
チェンジ(IC)間の14・3キロ。すべて避難指示区域内で、うち約8キロは
放射線量が高く、住民が当面帰れない帰還困難区域だ。第一原発からは最も近く
て約6キロの場所を通る。・・・・・」
・・・混戦両地域を遮二無二開通させる安倍政権、とんでもない!!

24.●●「<常磐道3・1全通>ためらうバス業界/(下)放射能の影 安心確立
なお時間」河北新報?2月27日(金)13時30分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150227_63023.html
長い記事「昨年12月の常磐自動車道相馬-山元インターチェンジ(IC)間の開通
後、南相馬市と仙台市を1日4往復する高速バスの直行便は利用客が増え、1月は
約3700人と2、3往復だった前年の約2.5倍になった。だが、運行する東北アクセ
ス(南相馬市)は、全線開通で直結するいわき市方面の運行には慎重な姿勢を崩
さない。・・・・
南相馬周辺は関東方面からの作業員も多く、いわき方面への潜在需要は高いとみ
られるが、遠藤竜太郎社長(50)は「被ばくが課題」と新路線開設に踏み切れな
い理由を説明する。「事故時の乗客への対応はもちろん、何度も行き来する運転
手への影響も無視できない」・・・・
最終開通区間の常磐富岡-浪江IC間(14.3キロ)は、福島第1原発事故の帰還困
難区域を通り、常磐道の中で最も空間放射線量が高い。空間線量は最高地点で毎
時約5.5マイクロシーベルト。短時間の通過による影響は限定的とされるが、住
宅地であれば年間20ミリシーベルト以上の被ばくが想定される値だ。・・・・」
・・・とんでもない被ばく量です!!

25.●●「職員90人解雇 小高赤坂病院と浪江の西病院」福島民報?2月27日
(金)9時53分配信
全文「福島第一原発事故に伴う避難区域内の小高赤坂病院(福島県南相馬市小高
区)と西病院(浪江町)は26日までに、再開に備え在籍していた職員計90人
の解雇を決めた。東電による就労不能損害賠償の対象期間が今月末で原則終了
し、雇用の継続が難しくなった。区域内の病院の有無は住民の帰還判断に影響す
る。病院関係者は「国と東電は実態に合った賠償制度を整えるべき」と訴える。」
・・・賠償打ち切りが早速こんな結果を生みます。

26.●「川内村住民がADR集団申立」NHK福島02月27日20時17分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055580581.html?t=1425069095482
原発事故当時、福島第一原発から30キロ圏内に住んでいた川内村の住民およそ
260人が「生活の基盤が回復していないのに賠償金を打ち切るのは不当だ」な
どとして東京電力に総額で20億円あまりの賠償を求める申し立てを国の紛争解
決センターに行いました。
申し立てを行ったのは、原発事故当時、福島第一原発から30キロ圏内の緊急時
避難準備区域に住んでいた川内村の住民258人です。・・・
緊急時避難準備区域に住んでいた住民は、原発事故後、精神的な損害に対する賠
償として月10万円を受けていましたが、解除の翌年の平成24年8月に賠償が
打ち切られました。申し立てを行った住民たちは、村の生活基盤が回復していな
いにも関わらず、賠償を打ち切りるのは時期尚早であり、今も毎月、賠償を受け
取っている20キロ圏内の住民との間で大きな格差が出ているなどとしています。
そのうえで東京電力に対して、原発事故以降、1人あたり月20万円、総額で
20億円あまりの賠償を求めています。・・・今後150人ほどが追加の申し立
てを行う予定だということです。・・・・」

こんな企業リリースが、
27.「除染の転職相談会 / 東日本大震災4年目」朝日デジタル2015年2月27
日?????
http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/Cdpress000108224.html
「東日本大震災からの早期復興を実現するために設立されたチームINQ株式会社
(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:上村隆雅、以下、チームINQ)は、東京
電力福島第一原子力発電所事故に伴う除染工事で施工管理業務に従事している
方々を対象にした『転職個別相談会』を、福島県郡山市内にて開催いたします。
日程は3月中の毎週日曜日です。東日本大震災と東電福島第一原発事故の発生か
ら4年。・・・・

3.11から4年目前を迎えての記事、
28.「【核心】原発事故避難なお12万人 帰還も移住も 見えぬ将来」東京
新聞2015年2月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2015022702000143.html
「東京電力福島第一原発事故からまもなく四年。今も十二万人近くの人たちが避
難を強いられている。阪神大震災など、これまでの大災害に比べ、仮設住宅を出
た人は少なく、避難は広い範囲で長く続いている。そこには、将来の見通しが立
たず、自宅の再建も避難先での再起もままならないという、原発事故特有の苦悩
が横たわる。」(こちらは記事の前文です、以下は紙面で)

29.「<富岡町災害本部>大混乱、北も南も駄目/(下)避難開始 防災計画
は役に立たず」河北新報?2月27日(金)13時30分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150227_61011.html
長い記事「2011年3月12日午前5時すぎ、テレビの緊急速報のテロップが突然流れ
た。<福島県大熊町、全町避難指示>
政府は同5時44分、東京電力福島第1原発から半径10キロ圏に避難指示を拡大し
た。大熊町の第1原発から南に7キロにある福島県富岡町。町の災害対策本部が置
かれた文化交流センター「学びの森」の会議室では、原発の危機状況を正確に認
識できず、混乱が広がっていた。政府や県からの指示はない。情報不足の中で避
難準備は後手に回った。・・・・
町がテレビの情報で避難を判断したのは午前6時。職員は避難を呼び掛ける防災
無線の原稿を慌ただしく作った。故遠藤勝也町長は町の西隣、川内村の村長に受
け入れを緊急要請した。隣接する町役場庁舎内の生活環境課では、福島第2原発
(富岡、楢葉両町)のホットライン電話を通して第1原発の状況を確認するが、
「第2には連絡がない」との答えしか返ってこなかった。・・・・・・・・
町幹部が学びの森を後にしたのは午後4時すぎ。通信インフラは最後まで不安定
だった。」
・・・当時の混乱ぶりを伝えています。情報も来ない、避難が遅れて、相当の被
ばくがあったと容易に想像できます。

30.「震災4年…福島・郡山からの報告(上)」読売新聞2015年02月27日 17時11分
http://www.yomiuri.co.jp/culture/special/donna/20150227-OYT8T50118.html
・・・・こんな記事もあります。内容の是非はともかく、被災地の一断面です。
食品はどうなっている??

31.●●「甲状腺検査「長い目必要」 不安払拭へ正確な情報発信」福島民友新
聞?2月27日(金)11時21分配信
http://www.minyu-net.com/news/news/0227/news7.html
「福島第1原発事故の発生時に18歳以下だった県民を対象にした甲状腺検査で、
検査の信頼性確保や正確な情報発信こそ必要だという指摘が強い。検査結果を分
析する県民健康調査検討委員会は「今のところ、見つかった甲状腺がんは放射線
によるものとは考えにくい」とするが、県民の不安はぬぐい切れていない。検査
への不信感が高まれば受診率が伸びず、「子どもの健康を長期間見守る」という
目的が揺らぐ。対策は待ったなしだ。・・・対象者は、先行検査が約37万人、本
格検査は事故後1年間に生まれた子どもを加えた約38万5000人。」
・・・もっと歯切れよく記事を書いてください。読者が危険にさらされているの
ですよ!!

32.「(いま子どもたちは)福島と道徳:7 「忘れたいこと」夢への力にし
たい」朝日新聞デジタル?2月27日(金)11時30分配信 (有料記事)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11623119.html
「◇No.865 未来を描く授業が残酷に感じた。福島県いわき市にある県立
遠野高校の遠藤萌夏(もえか)さん(高1)は、原発事故で避難している。「私
の心をまた故郷に戻すの?」と思った。
昨年12月、桜の植樹活動を続ける主婦の西本由美子さん(61)が道徳の授業
で学校にやってきた。一緒に活動していた高校生と、彼女が植えた桜を同時に
失った。今は30年後の子どもたちのために、原発事故で避難指示区域となった
国道を桜の街道にしようと苗木を植えている。「夢は希望になり、行動になる。
現実にしましょう」 スライドに映し出される写真の中には、原発事故が起きる
前に遠藤さんが住んでいた南相馬市の桜もあった。・・・・ 夢は保育
士。・・・・やっぱり私は保育士になりたい。結局、いわき市に残ることを選ん
だ。・」・・ 「大好きな南相馬市で保育士になる」とまでは思えない。ふるさ
とに戻ることと、夢を追うことはまだ一本化できない。でも、そんな道筋が頭を
かすめ
たことで希望は見えた。「いつか、そう思えればいいなって初めて思った。泣き
まくった私だから、笑顔を作りたいって本気で思う」
・・・・子供も小さな胸で考えています。

33.(静岡県で)「被災地の現状知って」 2日から、合唱団シャンテ、広野
町などパネル展-伊東」伊豆新聞?2月27日(金)11時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000003-izu-l22
「東日本大震災被災地の福島県広野町の「ひろの童謡(うた)まつり」に出演し
ている伊東市の合唱団シャンテ(茂木よし子団長)は、同町や周辺の被災地の様
子をまとめたパネル展示を3月2~8日、玖須美元和田の伊東ショッピングプラ
ザ・デュオで行う。・・・
合唱団は「ひろの童謡まつり」に数年前から参加しており、2013年に「被災地の
現状を知りたい」と同町役場に申し入れたところ、職員が案内してくれたとい
う。同年は同町と楢葉町、14年は富岡町を見学した。・・・・」
・・・原発至近の町で童謡まつりを開催、しかも子供たちを被災現場に案内した!!

34.「「本県に自然史博物館を」 若松で県立博物館長らが訴え」福島民友新
聞?2月27日(金)11時22分配信
http://www.minyu-net.com/news/news/0227/news9.html
「県立博物館の赤坂憲雄館長らは26日、会津若松市の同館で開かれた講座で、震
災と原発事故で被災した本県沿岸部の自然環境の現状などを紹介した。・・・赤
坂氏は「本県は津波と放射性物質で傷を負い、無人の避難区域は野生に化した」
と指摘。人の暮らしと生業を再建するため生態環境を把握することが必要だと主
張した。その上で「研究拠点として、国立の自然史博物館を創設し、将来的な復
興に向かうべき」と提案した。」

35.(飯館村)「(プロメテウスの罠)宮司は残った:8 祭りも神棚も縮ん
だ」朝日デジタル2015年2月27日05時00分
http://www.asahi.com/articles/DA3S11623223.html?iref=comtop_list_ren_n13
「◇No.1197 神社に祭りは欠かせない。福島県飯舘村、綿津見神社の大
祭は3年に1度、5月3、4日にある。春真っ盛りのころだ。「綿津見神社」の
のぼりを立て、陣笠に裃(かみしも)という侍姿の氏子を先頭に行列が練り歩
く。神社のある草野地区を出発し、村一円を回る時、宮司は正装で馬に乗り、み
こしを誘導するのだった。・・・氏子総代のひとり、村山豊(67)は懐かし
む。・・・その昔は「浜おり」という祭りもあった。阿武隈山地の懐にある飯舘
から30キロは離れた南相馬の浜まで、みこしを担ぎ下ろす。浜に着くとみこし
を海につけ、清めたのだという。・・・震災の後、祭りの熱は冷えた。例祭の参
列者は以前の半分、20~30人に減った。氏子の神棚も小さくなった。福島市
内の借り上げ住宅に住む村山は、居間の片隅に高さ約30センチ、幅約10セン
チの神棚をまつる。綿津見神社で受けたお札を脇に立てかけた。 「ここくらい
しか置くところがなくて。せっかくいただいたのに申しわけねえんだけど
ね」・・・・今年は大祭の年にあたる。ただ、村民が村に帰還できる見通しは
たっていない。・・・」

36.××「原発賠償420万円詐欺疑いで「避難区域で就労」男逮捕」福島民友新
聞?2月27日(金)11時24分配信
http://www.minyu-net.com/news/news/0227/news3.html
「福島第1原発事故の避難区域で働いていたと偽り東電から賠償金をだまし取っ
たとして、相馬署は26日午前8時50分ごろ、詐欺の疑いで福島市、自営業横山幸
次容疑者(45)を逮捕した。逮捕容疑は、原発事故発生時に避難区域に住んだり
働いたりした事実がないにもかかわらず、東電に賠償金を請求し、総額約420万
円をだまし取った疑い。・・・・」
・・・こんな奴が居るから被災地が一層誤解される、とんでもない。

37.「(福島県)27日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線
量測定値」福島民報2月28日朝刊紙面
http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・・「放射性物質の検査結果(野菜)」、「汚染状況重点調査地域の除染実
施状況(1月分)」

38.「(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)」下野
新聞2月27日17:35
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20150227/1883378
「▼空間放射線量率(27日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・」

39.<岩手県交通>原木しいたけPRバスカード…ゲンボくん登場毎日新聞?2
月27日(金)18時11分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150228k0000m040010000c.html
「岩手県交通は「原木しいたけ」をPRするバス料金のプリペイドカードを3月
1日に発売する。県の公認ゆるキャラ「そばっち」と、同県しいたけ産業推進協
議会の「ゲンボくん」をあしらった可愛いデザインで、1万枚作った。丸太に菌
を植え、2年間厳しい自然の中で育てるだけに、ハウス栽培より肉厚と言われ
る。岩手は有数の生産地だが、福島第1原発事故後、干ししいたけへの加工品の
年出荷量が約100トンに半減した。・・・」

40.(青森県)国産リンゴ、輸出好調/14年9~1月/5年ぶり2万トン超/金額89
億円、過去最高」Web東奥?2月27日(金)10時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-27101112-webtoo-l02
「2014年産の国産リンゴの輸出量が、14年9月から15年1月までの累計で2万4848
トンに上り、09年産以来5年ぶりに2万トン台に達したことが、財務省が26日発表
した1月の貿易統計で明らかになった。年間輸出量2万トン台は、東日本大震災の
原発事故前の水準。14年産は品質の良さから販売単価が高値で推移しており、累
計の輸出金額は89億7300万円と、統計が残る03年産以降、早くも過去最高を更新
した。国産リンゴ輸出量の9割が県産とされる。・・・・・」

原発施設、
41.(福井県)「技術系で関電入社、女子大生の思い 現場で安全に貢献した
い」福井新聞ONLINE?2月27日(金)17時37分配信
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/economics/65142.html
「福井工大原子力技術応用工学科4年の大津咲さん(22)=茨城県出身=が同科
で学ぶ学生として初めて関西電力への就職が内定し、今春から技術系社員として
福井県内の原発の現場で働く。・・・
関電によると、県内原発で働く技術系社員は各サイト400人~450人。うち女性の
技術系社員は美浜原発と大飯原発に2人ずつしかいない。“男性職場”の中に入っ
ていくことになるが、大津さんは「女性が活躍することによって原子力の安全性
を少しでも地域住民に伝えることができたら」と頼もしい。・・・・」
・・・・原発安全神話のPRのマスコットにされることに危惧します。

42.(福井県)「もんじゅで360人総合防災訓練 全交流電源喪失の想定
で」福井新聞(2015年2月27日午前7時10分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/65060.html
「日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)で26日、本
年度総合防災訓練が行われた。すべての交流電源が失われたとの想定で非常事態
の対応を確かめた。保安規定と原子力災害対策特別措置法に基づき毎年実施。こ
の日は協力会社社員も含め約360人が参加した。設備の故障で原子炉が自動停
止し、外部からの電源供給も途絶。ディーゼル発電機も使えなくなった―と想
定。・・・・・約2時間半かけ手順を確認した。
もんじゅは大量の点検漏れから運転再開準備の禁止命令を受け、現在も命令解除
に向けた保守管理体制の再構築などに取り組んでいる。」

43.(青森県)「大間原発=審査長期化でコスト増、報道陣に公開」時事通信
2015/2/27 21:00
(全文)電源開発(Jパワー)は27日、建設中の大間原発(青森県大間町)を報
道陣に公開した。同原発は、使用済み核燃料を再利用したウラン・プルトニウム
混合酸化物(MOX)燃料のみを使う世界初の「フルMOX」を計画。昨年12月に申請
した新規制基準の適合性審査に合格すれば、速やかに本格的な建設作業に入りた
い考えだが、計画の後ずれで建設コストが増大している。」

44.(静岡県)「フィルター付きベント設備審査 浜岡4号機で規制委」静岡
新聞(2015/2/27 07:57
http://www.at-s.com/news/detail/1174171893.html
「原子力規制委員会は26日の審査会合で、中部電力浜岡原発4号機(御前崎市
佐倉)の事故対策装置「フィルター付きベント(排気)設備」について中電の説
明を求めた。同設備は、過酷事故時に原子炉格納容器の破損を防ぐため、放射性
物質を減らした上で内部の蒸気を排出する。・・・・
ベント実施時に開く隔離弁や止め弁に電動駆動弁を採用し、中央制御室の制御盤
からの遠隔操作や、人力による遠隔操作ができる設計だとした。駆動のための電
源は緊急時に発電機が機能喪失した場合でも、電源車を使って必要な電力を供給
できると説明した。」

電力、
45.「中国電、三隅火力2号機を18年11月着工へ」時事通信2015/02/27-18:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2015022700840
「中国電力は27日、三隅火力発電所(島根県浜田市)2号機について、
2018年11月に着工し、22年11月に運転を開始する計画を発表し
た。・・・・」・・・一昨日、35.の類似記事。

政府が、
46.●●「電力需要、30年度に18%増=省エネ効果で減少も-経産省試算」
時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2015022700726
」経済産業省は27日、最適な電源構成(ベストミックス)を検討する有識者会
議で、2030年度の国内電力需要が1兆1440億キロワット時になるとの試
算を示した。経済成長に伴い、12年度(9680億キロワット時)に比べ
18%伸びる計算だ。ただ、省エネルギー対策の効果を反映する前の数字で、今
後の議論で需要見通しは大幅に引き下げられる可能性がある。」
・・・数字に意図的な作為を感じます!!

47.「日ポーランド首脳、安保で協力 官邸で会談、共同声明を発表」佐賀参
新聞2015年02月27日 21時02分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10201/161191
「安倍晋三首相は27日、ポーランドのコモロフスキ大統領と官邸で会談し、防
衛当局間の協議を定期化し安全保障分野の関係強化を図ることで一致した。同国
が原発の導入を進めている点を踏まえ、原子力を含むエネルギー分野での協力も
確認。両政府は会談に合わせ、関係を多分野で深める「戦略的パートナーシッ
プ」と位置付ける共同声明を発表した。・・・」

海外、
48.(韓国)「月城原発1号機、2022年まで運転継続=韓国」中央日報日
本語版?2月27日(金)11時17分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000010-cnippou-kr
長い記事「設計寿命(30年)を終えて稼働が中断された月城原発1号機が再稼
働される。稼働停止時点(2012年)を基準に10年後の2022年までだ。
韓国水力原子力は早ければ4月ごろ原発を再稼働する計画だという。・・・
月城1号機は設備容量67万9000キロワットで、1983年4月に商業運転
を始め、2012年11月に稼働が中断された。韓水原は2009年、継続運転
を申請したが、福島原発事故と原発部品関連の不正の影響で決定が先延ばしされ
てきた。」

参考記事、
49.◎◎◎「京大の小出助教「原子力は危険」 定年退職前に最終講演」西日本
2015年02月27日19時50分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/152616
「京都大原子炉実験所(大阪府)の小出裕章助教(65)は3月の定年退職を前
にした27日、公開勉強会で最後の講演をした。「原子力は徹底的に危険で差別
的。事故が起きれば古里を追われる」と話し、あらためて原発の危険性を訴え
た。・・・
福島第1原発の事故について「起きる前に何とか止めたかった。無力さを感じ
る」と話した。事故により原発に絶対的な安全はあり得ないと明らかになったの
に、国は安全性を確認したとして再稼働を進めようとしていると批判した。」

50.「「原子力ムラ」記事で名誉毀損=毎日新聞に賠償命令-東京地裁」時事
通信2015/02/27-19:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015022700925
「使用済み核燃料輸送容器の検査基準について、寄付を受けた業者に有利となる
よう学会の審議を主導したとする記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、東
京工業大の有冨正憲名誉教授が毎日新聞社と記者に600万円の損害賠償などを
求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。松井英隆裁判長は「業者に有利
となるよう基準を取りまとめたとは認められない」と述べ、同社に165万円の
支払いを命じた。・・・
問題となったのは、毎日新聞が2012年2月12日付朝刊の1面に掲載した記
事。「寄付企業に有利な基準」との見出しで、業者から計1485万円の寄付を
受けていた有冨氏が日本原子力学会の審議を主導し、国の規制よりも緩い内容の
学会基準がまとめられたと報じた。毎日新聞社の話 主張が一部認められず遺
憾。控訴を検討する。」

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
3面右隅に、1”.の記事、
5面下方に、7.の類似記事、その近くに、47.の記事。

今朝は以上です。(2.28.6:18)
※この新聞記事紹介は、次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。
ご意見などは⇒ [email protected] へ 
⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu

★ 前田 朗 さんから:
「私はシャルリではない。テロの挑発をやめよ」
http://maeda-akira.blogspot.ch/2015/02/blog-post_28.html

国連人権理事会諮問委員会14会期(3)
http://maeda-akira.blogspot.ch/2015/02/blog-post_87.html

大阪市ヘイト・スピーチ審議会答申を読む(2)
http://maeda-akira.blogspot.ch/2015/02/blog-post_27.html

-----集会等のお知らせ------

【九電本店前ひろばテントから生まれたオリジナル曲】
    ●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
作詞・作曲者y.y 演奏・画像(池田制作)

「きみへ ~さよなら原発!福岡~ 」
http://youtu.be/WZb9zgoMY8s  
編曲・歌 荒木美帆(声楽家)

<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

● さよなら原発!3・11福岡集会●
 <福島を忘れない・原発再稼働を許さない>
3月11日水曜日当日
第一部 集会 警固公園午後2時から3時 デモ3時から九電本店まで
集会チラシ http://tinyurl.com/kka9263

第二部「日本と原発」の上映会
福岡市立中央市民センター 午後6時開場 上映6時30分
参加費:500円
上映会チラシ  http://tinyurl.com/lk26ckl

<託児室があります。>
事前予約申し込み連絡先 電話090-5721-6218(そがべ)
メール [email protected] (あさの)
<24時間以内に確認メールを送りますので、
このアドレスからのメールを受信できるように設定お願いします。>

● 九州全体総行動 準備会(「民意は再稼働NO!」を見える形に)●  3月14
日(土)午後2時から
ユースピア熊本(県青年会館)3階の和室
熊本県熊本市中央区水前寺3丁目17-15)
http://tinyurl.com/m89unus
JRの水前寺駅から歩いて5分ほど。
参加出来る方は [email protected](青柳)まで。

● 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 ●
    判決公判 2015年3月20日(金)15時、佐賀地裁。
ホームページ http://www.facebook.com/genkai.genpatsu

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第12回裁判判 4月24日(金)14:00から 佐賀地裁
原告総数 原告総数 9018(2/27現在)
  ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
      <九電本店前ひろば、2015年1月5日(月)から> 
  午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
    ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
 <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

☆九電本店前ひろばカンパよろしくお願い致します☆
    【カンパ振込先 】
①<郵便振替>
    口座記号番号 01770-5-71599
    加入者名 さよなら原発!福岡
<通信欄に「ひろば」とよろしくお願い致します。>
②<他金融機関からの振込用口座番号>
一七九(イチナナキュウ) 店(179) 当座 0071599 

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
[email protected]
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3.2福岡九電本店総行動

青柳です。2月27日。

   3.2福岡九電本店総行動

<九電は、被害を受ける可能性のある住民に説明し、同意を得よ!>

日 時:2015年3月2日(月) 

場 所:福岡九電本店
 
★当日スケジュール <12:00責任者・世話人 事前打ち合わせ>

(室内交渉と九電包囲デモ・アピール・九電本店前座り込み)

参加者 
 13:00 九電本店前集会
   :45 集会終了、要請団送り出し
   :50 要請団送り出し終了後、諸行動提起。

 14:00~ 要請団・九電社長要請 
    <各団体も九電に申し入れ書、公開質問書、抗議書等提出可>
     
 14:00~ 九電本店包囲団・九電包囲デモ行進開始
   :45  一周し九電本社玄関前集合
※各県・全国からの参加者アピール

 16:00 総括集会
      ※要請行動報告及び行動提起
        3.11鹿児島実行委

  16:30 要請行動終了(社長対応によっては遅延)

2015年3月2日チラシ http://tinyurl.com/ntor6av

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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
[email protected]
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青柳 [email protected]

3.2福岡九電本店総行動

EPSON372.jpg
みなさま

杉野です。

3月2日(月)午後1時、はぜひ、福岡九電本社へ、、お願いします。

鹿児島からのメールを転送します。

-----Original Message-----
From: 南方新社
Sent: Friday, February 27, 2015 5:20 PM
To: Undisclosed-Recipient:;
Subject: 3.2福岡九電本店総行動

賛同団体65団体、署名10万筆

3.2福岡九電本店総行動が真近に迫ってきました。

1月7日から、毎週日曜日に天文館行ってきた街頭署名、
3.11実行委の各団体署名のほか、
全国各地から続々と署名が送られてきました。
その数、およそ、10万筆。
いまだに集計が終わらないほどです。

当初、1万を超えればいいね、と言いあっていましたが、
はるかに予想を上回りました。

賛同団体も、65団体に上ります。
ご協力、ありがとうございました。

10万人と65団体を背に、九電本店に乗り込みます。
そして、当り前の要求、
九電は、被害を受ける可能性のある住民に説明し、同意を得よ!
を突き付けます。

平日ですが、ぜひ時間を作ってご参加ください。

日時:2015年3月2日(月) 13時~17時
場所:福岡九電本店
★当日スケジュール
13:00―14:00 九電本店前集会
14:00―16:00 要請団・九電社長要請
14:00―16:00 九電本店包囲団・九電包囲デモ
16:00―16:30 総括集会(社長対応によっては遅延)

【賛同団体】
「原発いらない!」!グループ・大分 大分
熊本・原発止めたい女たちの会 熊本
原発ゼロをめざす水俣の会 熊本
グループ原発なしで暮らしたい・水俣 熊本
原発避難計画を考える水俣の会 熊本
水俣の暮らしを守る・みんなの会 熊本
さよなら原発!佐賀連絡会 佐賀
玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 佐賀
九電消費者株主の会 福岡
仏教徒非戦の会・福岡 福岡
脱原発ネットワーク・九州 福岡
「サウンドデモ裁判原告団」 福岡
「死刑廃止・たんぽぽの会」 福岡
東区から玄海原発の廃炉を考える会 福岡
すべての原発いますぐなくそう!全国会議・福岡 福岡
福岡女性団体交流会 福岡
原発なくそう!九州玄海訴訟原告団、弁護団 福岡
福岡地区合同労働組合 福岡
戦争と原発のない社会をめざす福岡市民の会 福岡
さよなら原発!福岡 福岡
とめよう戦争への道!百万人署名運動・福岡連絡会 福岡
博多湾会議 福岡
平和をあきらめない人々のネットワーク・福岡 福岡
原発いらない!宮崎連絡会 福岡
宮崎の自然と未来を守る会 福岡
太陽光・風力発電トラスト 福岡
NPO法人野の花館 福岡
宮崎なっぱの会生産者 福岡
宮崎住民連合 福岡
ワームファームの会 福岡
自然と子どもの未来を守る会 福岡
原発いらない!九州実行委員会 福岡
風下の会 福岡・糸島
原発事故から学ぶ実行委員会 福岡・大牟田
さよなら原発北九州連絡会 福岡・北九州
北九州から脱原発社会を考える会 福岡・北九州
さよなら玄海原発の会・久留米 福岡・久留米
さよなら原発!宮崎県北連絡会 宮崎
みやざき九条の会 宮崎
さよなら原発小林連絡会 宮崎・小林
伊方原発反対八西連絡協議会 愛媛
島根原発増設反対運動 島根
MOX反対伊方の会 松山
いのち・未来 うべ 山口
脱原発ネットワーク茨城 茨城
ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン 大阪
STOP原子力★関電包囲行動 大阪
震災復興プロジェクト・神奈川 神奈川
ストッププルトニウム神奈川連絡会 神奈川
平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声 岐阜
「若狭の家」運営委員会 京都
汚染水問題を憂う京都府民の会 京都
高浜・大飯原発再稼働阻止ネットワーク 京都
京都・水と緑をまもる連絡会 京都
さらば原発の会・京都 京都
原子力資料情報室 東京
すなめりの会 東京
全石油昭和シェル労働組合 東京
反原労 東京
ストップ原発&再処理・意見広告の会 東京
再稼働阻止全国ネットワーク 東京
脱原発かわさき市民 東京・川崎
原発ゼロへのカウントダウンinかわさき実行委員会 東京・川崎
森と暮らすどんぐり倶楽部 福井
脱原発の日実行委員会 福島

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ストップ再稼働! 3.11鹿児島集会実行委員会
事務局 向原祥隆
〒892-0873鹿児島市下田町292-1
TEL099-248-5455
FAX099-248-5457
[email protected]
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『小さき声のカノン~選択する人々』の特別試写会

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特別試写会のご案内

福島、そしてチェルノブイリ後のベラルーシ。母たちは”希望”を選択した ―
被ばくから子どもを守る母たちのドキュメンタリー!

「ヒバクシャ」「六ヶ所村ラプソディ」「ミツバチの羽音と地球の回転」の鎌仲ひとみ監督最新作!
『小さき声のカノン~選択する人々』の特別試写会を、以下の要領で開催致します。

◆日時:3月3日(火)①14:00 ②18:00
◆会場:北九州環境ミュージアム
    北九州市八幡東区東田2-2-6 TEL093-663-6751
    http://eco-museum.com/access.html

※当日は鎌仲監督も来場する予定です。
なお、詳細を記した案内状を添付しています。大変急なご案内で恐縮ですが、観賞ご希望の方は、ご一読の上、お申込み頂ければ幸いです。ご参加を心よりお待ちしています。

<鎌仲監督のメッセージ>
―― 今、私たちは謙虚に向き合わなければならない時代に生きています。
誰もが小さな存在だけれども、小さくあることこそを大切にしたいという思いで、この映画を作りました。映画が、一人でも多くの悩みや揺らぎの中に生きるお母さんたちに届きますように。

『小さき声のカノン~選択する人々』公式サイト http://kamanaka.com/canon/

■『小さき声のカノン~選択する人々』は、この後3月の13日(金)14日(土)15日(日)の3日間、東田シネマにおいて特別興行として上映します。なお、東田シネマとは「映画館ではなかなか観る機会の無いドキュメンタリー映画の定例上映会に向けて、多様性に富む映画文化の一端を担い、地域との有機的な繋がりと市民参加型の親和性を志向する、北九州市環境ミュージアムのドームシアターを軸にした架空の“映画館”」です。

九州での映画館では、この”東田シネマ”が最初の公開ということでもあり、架空の”映画館”をリアルな映画館として位置付けて頂いたこととあわせて、全国同時期公開という栄誉を損なわぬよう、またその気概を示せるように取り組んでまいりたいと思っています。
ご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。
***********************************
東田シネマ運営委員会(増永)
Email to:[email protected]
東田シネマ http://higashidacinema2014.blogspot.jp/
Email to:[email protected]

斎藤利幸さんの写真展とトーク」のご案内

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「斎藤利幸さんの写真展とトーク」のご案内



前略、今年の3月で福島原発事故から4年が経ちます。地震による配管の破断によっておこった事故をいまだに津波のみによるものとし、現在原子炉内部がどうなっているか、溶け出した燃料棒がどのようになっているかもわからず、ただ、水をかけて冷やすのみ、いまだに放射能を大気中に拡散し、汚染水は海へ放出しています。

福島県は、北海道、岩手県に次ぐ3番目に大きな県で、かつて東京など関東の食糧生産地であり、水芭蕉の歌で有名な尾瀬ヶ原をはじめ風光明美な地域でした。

避難者十数万人がいまだ郷里に帰られず、除染作業、復旧工事は住民のためよりゼネコンに税金を渡すために行われているともいわれています。周辺住民の若者の帰郷希望者は1割にも満たないといいます。

 「原発がなければ電気が足りない」が電力会社のデマであったことが明らかになりました。全ての原発が止まっても一度も停電は起きていません。太陽光や風力その他、再生可能エネルギーの普及、効率の良いガスコンバインドサイクル発電など建設も進み、危険でコスト高の原発に依存する必要はありません。

 一方、安倍政権と電力会社は、「東京にオリンピック誘致」騒ぎで原発事故と被害者の現実から眼をそらさせ、「原発安全神話」を復活させ、国民の反対の声を無視して、原発を再稼働させようとしています。さらに、原発をベースロード電源と位置付け新設、海外への輸出まで行おうとしています。

 高レベル放射性廃棄物の処分場も決まらない状態で、使用済み核燃料、さらに廃炉による大量の放射能汚染ゴミをどうするつもりでしょうか?

 私たちが声を上げる以外にありません。「まず、再稼働をやめろ」と。



3月7日から3月13日まで、福島を忘れず、福島の現状を知っていただくために、福島から避難してこられた斎藤利幸さんの写真展とトークを行います。

ぜひ、参加をお願いいたします。チラシを添付しています。

また、賛同人募集用紙も添付しています。賛同人になってください。



斎藤利幸 写真展実行委員会

斎藤利幸写真展賛同人

伊藤莞爾、内岡貞雄、上西創造、兼崎 暉、金 貞子、鍬塚聡子、国分ひさ子、

境 玲子、境 定、進藤真世美、富山明美、裵 龍大、裵 東録、馬場太平、

野口千恵子、松江いずみ、三上幸子、牟田口カオル、横田達之輔、吉井美智子、(50音順・2月22日現在20人)

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1409日目報告☆

青柳行信です。2月27日。

【転送・転載大歓迎】

「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページHP
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
     http://youtu.be/NrMdvBrFo48

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1409日目報告☆
呼びかけ人賛同者2月26日3755名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】2月26日3名。
佐藤ルミ子 松永雄大 匿名者1名
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
   <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
お疲れさまです。

パリの空を 無人機が飛んだと 大騒ぎになっています。
無人偵察機、無人攻撃機 恐ろしい 虐殺兵器です。

災害の時を除いて 無人機を飛ばすのは 禁止すべきです。
武器の売買も 禁止すべきです。

原発が 無人機で攻撃されたら、日本は壊滅してしまいます。
あんくるトム工房
無人偵察機・攻撃機   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3380

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆初めから排水口は開いている バレた時だけ「漏れた」と吐かす
      (左門 ’15・2・27-945)
※《「大物搬入口」建物の屋上部にたまっていた水(は)・・・・高濃度
に汚染され・・・・K排水路は外洋に》開けっ広げである。地図を見る
とA・K排水路は外洋に直結で、Cと持掲場の排水路は築港内だが、
築港には門扉がないのだから、閉じることは元々あり得ないのだ!
漁協の代表は「外洋流出を隠していた。信頼関係は崩れた」と抗議
したが、東電は既定方針なのである。お人良しなのも限度ですね!

★ さよなら原発!3・11福岡集会 から:

 第一部 集会 と デモ
3月11日(水)午後2時から3時
 警固公園 福岡市中央区天神2丁目2
  地図 http://tinyurl.com/pgcjrtm

プログラム

   14:00 後藤ひろかず弁護士あいさつ
   14:10 福島から避難されている方
         橋本希和さん、金本友孝さん   
   14:36 川内原発再稼働問題 中西正之さん
   14:46 黙とう 1分間(14時46分18.1秒)
   14:48 集会アピール 
   14:50 避難者裁判から 池永修弁護士
   14:55 デモ行進案内 デモコール練習
   15:00 デモ出発 
   15:55 終わりの挨拶 九電本店前 青柳行信
 
<集会アピール> 

原発事故から四年がたった福島。
私たちは決して忘れない。
一瞬にして幸せをうばったあの原発事故を。
今なお続く大量の放射能汚染を。
誰のためのエネルギー政策なのか?
「人災による被害者」がいるのに、どうして「加害者」がいないのか?
原発は一つもいらない。
再稼働を許してはならない。
必要なのは、きれいなまなの地球を未来へ引き継ぐ責任!
3.11福岡集会、今年もみんなで誓おう。
   さよなら原発!!

<メッセージ>

。。福島県郡山市からの避難者 橋本希和さん。。

昨年の3月9日の集会では、
「福島を忘れないでください」
とお伝えしましたが、
ここ一年で考えがわかりました。

被災者は忘れたくても忘れられないもので、
被災者ではない遠く離れた場所にいる人でも
日々、福島や東北のことに想いを寄せている人は少なくないと思います。

原発事故というものが起きて
「ただちに健康に影響はない」
と言われ、今日で四年目。

さまざまな問題が起き続けている今、
人の考えは変わったり、変わらなかったりで
ひとりひとりの想いは違うわけです。
それを尊重し合う、認め合うことが
さらに大事になってきているのではないかと思います。

母子、父子生活を継続中。
パートナーと未だに一緒に住むことが難しい。
母子、父子生活で疲れて帰還。
夫婦関係がうまくいかなく、離婚。
不安だけど、福島に住み続けている。
何も考えたくない。じゃなきゃ生活できない。

人それぞれ、違った形で、
懸命に生きていることは間違いないはずです。

だから、「福島を忘れないで」ではなく
人それぞれ、想うものがある、
非難せず、あたたかく見守ってほしいと思います。

。。福島県いわき市からの避難者 金本友孝さん。。

あれから4年。
自主避難せざるを得なかった福島県民として体験したこと、
そして今、感じること、それは、国は国民を本気で守る気なんかないんだなとい
うことだ。
それどころか、国(国を動かす一部の人々、あるいは大企業、その利得)を守る
為に、
国民の命なんか犠牲にするんだ、ということだ。
それが原発推進であり、戦争できる国作り等に現れている。
許すわけにはいかない。
福島での事故は紙一重で助かったに過ぎない。
今度は、破滅だ。許すわけにはいかない!

第二部「日本と原発」の上映会
3月11日(水) 午後6時(開場) 6時30分(上映)
福岡市立中央市民センター
  福岡市中央区赤坂2丁目5-8 092-714-5521 
  地図 http://tinyurl.com/oeu2tv4
参加費:500円
上映会チラシ  http://tinyurl.com/lk26ckl

<託児室があります。>
事前予約申し込み連絡先 電話090-5721-6218(そがべ)
メール [email protected] (あさの)
<24時間以内に確認メールを送りますので、
このアドレスからのメールを受信できるように設定お願いします。>

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<溶融核燃料格納容器緊急貯水冷却は原子力規制委員会が策定した>について報
告します。

私は、福島第一原発の大変な過酷事故の発生を知ってからは、もう日本では原
発の再稼働はありえないと思って、日本の原発が全部停止した場合、日本のエネ
ルギー政策は何が一番良いのかを調べてきました。しかし、原子力規制委員会が
新規制基準を策定し、川内原発と玄海原発の再稼働申請書が提出され、新規制基
準の適合性審査が始まって、技術者なら適合性審査のどこに問題が有るか分かる
だろうと言われて、取り組みを始めました。

 そして、原子力規制庁と原子力規制委員会が設置されて、新規制基準が策定さ
れるまでの、新規制基準の問題やその時に行われたパブリックコメントの事はあ
まり知りませんでした。

 「溶融核燃料格納容器緊急貯水冷却」は九州電力、関西電力、北海道電力、四
国電力と三菱重工業の5社の発案で始まったと思っていました。

 しかし、今回の高浜原発の審査書のパブリックコメントに付いての原子力規制
委員会の見解を弦巻英市氏が批判している「核のガバナンス」のブログを見て、
私が間違っていたことが分かりました。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H25/H25F31901000005.html

*******************

平成二十五年原子力規制委員会規則第五号(以下「設置許可基準規則」という)の
第51条で格納容器下部の溶融炉心を冷却するための設備について、次のように定
めている。
「第五十一条 発電用原子炉施設には、炉心の著しい損傷が発生した場合におい
て原子炉格納容器の破損を防止するため、溶融し、原子炉格納容器の下部に落下
した炉心を冷却するために必要な設備を設けなければならない。」
*******************

「設置許可基準規則」では、「溶融し、原子炉格納容器の下部に落下した炉心を
冷却するために必要な設備を設けなければならない。」とは規定していますが、
「溶融核燃料格納容器緊急貯水冷却」とは規定していません。

しかし

https://www.nsr.go.jp/data/000069150.pdf

*******************

原規技発第 1407092 号「実用発電用原子炉及びその附属施設の位置、構造及び
設備の基準に関する規則の解釈」で次のように定めている。
第51条(原子炉格納容器下部の溶融炉心を冷却するための設備)
「1 第51条に規定する「溶融し、原子炉格納容器の下部に落下した炉心を冷
却するために必要な設備」とは、以下に掲げる措置又はこれらと同等以上の効果
を有する措置を行うための設備をいう。なお、原子炉格納容器下部に落下した溶
融炉心の冷却は、溶融炉心・コンクリート相互作用(MCCI)を抑制すること及び溶
融炉心が拡がり原子炉格納容器バウンダリに接触することを防止するために行わ
れるものである。
a)原子炉格納容器下部注水設備を設置すること。原子炉格納容器下部注水設備
とは、以下に掲げる措置又はこれらと同等以上の効果を有する措置を行うための
設備をいう。
ⅰ)原子炉格納容器下部注水設備(ポンプ車及び耐圧ホース等)を整備すること。
(可搬型の原子炉格納容器下部注水設備の場合は、接続する建屋内の流路をあら
かじめ敷設すること。)
*******************

細則では「溶融核燃料格納容器緊急貯水冷却」と規定しています。

ヨーロッパ、アメリカの新規制基準では、「原子炉格納容器の下部に落下した炉
心を冷却するために必要な設備」として、コアキャッチャーまたは圧力容器外面
冷却(IVR-AM)とされている。「設置許可基準規則」には詳細な事が何も書かれ
ていないが、間違ってはいないと思われる。

しかし「原規技発第 1407092 号「実用発電用原子炉及びその附属施設の位置、
構造及び設備の基準に関する規則の解釈」では、「溶融核燃料格納容器緊急貯水
冷却」と規定されている。これは、海外の新規制基準では禁じられていることで
ある。

 また、あまりにも分かり切ったことなので、これまでの川内原発の審査書案の
パブリックコメントでも、高浜原発の審査書案のパブリックコメントでも提言し
ませんでしたが、何れの電力会社も「過酷事故の発生時、トリガリングが有れば
格納容器内水蒸気爆発が起きるが、トリガリングはモデル実験のためにわざわざ
行われたもので、実際の実炉ではトリガリングは起きないと思われる。したがっ
て、過酷事故の発生時、格納容器に水蒸気爆発が起きない事が証明できる」とし
ています。

これに付いて、審査結果は『格納容器破損モード「原子炉容器外の溶融燃料-冷
却材相互作用」において、申請者が水蒸気爆発の発生の可能性は極めて低いとし
ていることは妥当と判断した』となっています。

一方、水素爆発防止対策の項では、ジルコニウム・水蒸気反応で水素が格納容器
内に充満する場合には、格納容器内に爆轟(ばくごう)が起きる水素濃度が
13%になる前の6%になった時、イグナイタで着火して爆燃させて水素の減量
を行う対策としています。

 格納容器内で爆燃が起きても、格納容器が破裂するような事はスリーマイル原
発の実績からも無いとは推定されますが、水蒸気爆発にとっては最大のトリガー
になります。

 一方で、格納容器内の水素爆発対策に爆燃を使用しながら、水蒸気爆発のトリ
ガーは考えられないなどと説明する対策はあまりにも大きな矛盾です。

 格納容器に水蒸気爆発が起こり破裂すれば、半径250km圏の人は避難しな
ければならなくなるような過酷事故対策にこんな大矛盾を抱えながら、原子力規
制委員会は玄海原発、高浜原発の審査書を発行しました。

 しかも、その根拠は細則も含むと世界最低水準の新規制基準が命令した過酷事
故対策です。

こんなことをしていて国外の人が知ったら、日本の科学技術の信頼は一度に無く
なってしまうのではないでしょうか

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2418】
┏┓
┗■1.テント裁判不当判決抗議集会に400人
 |  撤去されるべきは原発だ!テントを守ろう!
 |  参議院議員会館講堂にあふれる抗議の声
 |  2/26東京地裁は不当判決!
 └──── 山本勇祐(たんぽぽ舎ボランティア)

 2月26日雨の降る中、前段の経産省前抗議集会、東京地裁前の集会にはテント
の撤去危機に、テントを守ろう!の人たちであふれた。
 地裁では、たくさんの人が傍聴券の抽選にならび、14:30からの判決は予想は
されていたが、不当にも「テント撤去」「損害金請求約2800万円」など強制執行
をともなう判決だっ
た。詳細は判決文が確認されていないので後日となる。
 不当判決へ抗議の傍聴者10数名強制退去などで大荒れ。弁護側が準備書面や証
人申請していたにもかかわらず、忌避された裁判長は強硬な訴訟指揮によって、
不当にもこの今日判
決を下した。
 判決後、参議院会館講堂で行われた抗議集会には、400人以上が集まり、抗議
とこれからも粘り強く全原発廃炉にするまで闘おう!と熱い集会となった。
 弁護団の大口弁護士から報告。被告とされた正清さん、渕上さんから、テント
は3年半の間、世界に反原発を発信してきた。脱原発を経産省の喉もとで、可視
化し、継続してきた
ことの意義は大きい。
 福島の黒田節子さんからなどの発言、柳田さんからは、内藤光博専大教授のテ
ントの関する憲法学的意見書の話 http://chikyuza.net/archives/51118(メル
マガNo2416参照)、
今後の方針として、テント撤去のXデーには全国から結集して抗議行動を展開す
るなどの提起があった。

┏┓
┗■2.東京地裁と経産省の「テントへのお金請求額」はデタラメ・
 |  高額・不当なもの
 |  海野不動産鑑定書に対する批判的検討=「霞が関一丁目地代意見書」
 |  不動産鑑定士富田隆史氏の意見書の要旨紹介
 └──── 斉藤二郎(たんぽぽ舎ボランティア)

1.2月26日(木)の東京地裁の判決で「テントの撤去」と共に、不当にも高額な
お金が請求された。これへの批判・これに対する不動産鑑定士富田隆史氏の意見
書の要旨を紹介す
る。的確な文章です。全文はA4判8頁のもの。

2.昨日発信のメールマガジン【TMM:No2416】の内藤光博氏の憲法学的意見書と
合わせてお読み下さい。

 ○…そもそも本件テントは、基礎が存在しない定着性を有しないものであること
から、建築物には該当せず、建築基準法の適用外となる。…

 ○…対象地は公開空地であり、本件テントにより経済産業省庁舎の利用に制限を
加える要因があるわけではなく、また今後何らかの用途に供する計画があるわけ
ではないことから
実際の敷地利用に際して制約を加えるものではない…

 ○…然るに本件テントは建物にすら該当しないため、その利用目的は動産を保管
する資材置き場や駐車場のほうがむしろ類似性は高い。…

 ○…本件テントは、建築基準法において建築物に該当しないものであるのに対し
て、鉄道施設地上部分は建築物に該当する。このように法律上の取扱において本
件テントと鉄道施
設地上部分はまったく異なる。…

 ○…使用料は、利用目的によって決まってくるものであり、(経産省の)不動産鑑
定評価書の最重要部分に瑕疵がある…

 ○まとめ
  本件は、無許可で設置されたテントの敷地の賃料について求める事件である
が、本件先例評価書において評価の前提とされている要素に事実と異なる点が見
受けられる。
  不動産鑑定評価の各手法の適用にあたっては、本件テントが堅固建物であ
り、借地借家法における借地権が存在するかのような計算が見られる。本件テン
トは定着性の無い動産
であり、このような査定において求められた賃料は本件テントの賃料としては妥
当性を有しない。もし仮にこの様な前提条件が本件テントの利用について認めら
れるならば、そこで
求められた賃料を前提とした、しかるべき立ち退料が将来発生する結果になって
しまう。賃料と借地権と立退料の間には密接な相関関係があることに留意する必
要がある。
  
★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝は、次の重要な記事からはじめます。以下は、いつもの通り、川内(せんだ
い)原発、玄海原発・・・と続けます。

1.「脱原発テント立ち退き命令 東京地裁、土地使用料も」西日本電子版2015
年02月26日 19時28分 更新
http://qbiz.jp/article/56752/1/
全文『東京・霞が関の経済産業省の敷地内にテントを設置して脱原発を訴えてい
る市民団体のメンバー2人に、国が立ち退きなどを求めた訴訟の判決で東京地裁
は26日、立ち退きと、過去の土地使用料として約1100万円の支払いを命じた。
実際に立ち退くまで1日当たり約2万1千円の制裁金支払い(間接強制)も命じ
た。判決に仮執行宣言が付いたため、確定前に強制執行が可能になる。被告側は
執行停止を申し立てることができる。被告側は訴訟で「公道に面する空き地にテ
ントを立てて原発への抗議を表明することは表現の自由で認められるべきだ」と
占有の正当性を主張。国側の対応を
批判していた。」

1’.「経産省前の脱原発テントに撤去命令 東京地裁」朝日新聞デジタル?2月
27日(金)0時25分配信
http://www.asahi.com/articles/ASH2V51B5H2VUTIL01J.html
「・・・・・村上裁判長は、判決の確定前でも撤去などの強制執行ができる「仮
執行宣言」もつけた。グループ側は執行の停止を申し立てる方針で、裁判所がそ
れを認めれば、保証金の供託を条件に執行が停止される。
判決によると、グループは2011年9月以降、無許可で国有地に複数のテント
を設置。国の原発政策に抗議する活動のために、事務所や物置として使ってい
る。訴訟でグループ側は「訴訟は国がグループの活動を威嚇するのが目的であ
り、権利の乱用だ」と訴えたが、判決は「国有地の適正な管理のためであり、何
ら非難されない」と指摘。そのうえで「テントの設置に表現の自由を行使する側
面があるとしても、土地の占有が認められるわけではない」とした。」

川内原発関連、
2.「早期開通に期待高まる 南九州西回り自動車道 [鹿児島県]」西日本2015
年02月27日 00時07分 ※地図有
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/152445
「鹿児島市と熊本県八代市を結ぶ南九州西回り自動車道で唯一の空白区間だった
鹿児島県薩摩川内市の薩摩川内水引インターチェンジ(IC)と同県阿久根市の
阿久根IC間の「阿久根川内道路」(22・4キロ)が2015年度事業化の見
通しとなったことを受け、全線開通を悲願としてきた沿線自治体では26日、早
期実現への期待が高まった。・・・・阿久根川内道路は国道3号バイパスとして
整備され、通行は無料。・・・・
また、薩摩川内市に立地する九州電力川内原発の事故時や、災害時の避難道路と
しての役割も担うことになる。」=2015/02/27付 西日本新聞朝刊=
・・・・これも再稼働対策で前倒し・・・。

3.「環境団体が川内原発検証「火山リスクを過小評価」」佐賀新聞2015年02月
26日 16時37分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10208/160738
全文「国際的な環境保護団体グリーンピースは26日、鹿児島県庁で記者会見
し、再稼働に向け手続きが進む同県薩摩川内市の川内原発について「日本の原子
力規制委員会と九州電力は火山のリスクを過小評価している」とする独自の検証
結果を発表した。大規模な噴火でなくても、降灰により電源喪失に至る恐れがあ
るなどと指摘した。同日、結果をまとめた報告書を規制委と鹿児島県、同県議会
に送り、再稼働容認の判断を見直すよう要請した。検証は英国の原子力コンサル
タントに委託していた。報告書は、規制委がまとめた火山影響評価ガイドは国際
原子力機関(IAEA)が定めた基準を満たしていないと批判。」(共同)

3’.「グリーンピースが「川内原発と火山灰のリスク」を県に提出」南日本放
送 [02/26 18:47] ※映像有
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2015022600008001
3”.「【動画】グリーンピースが「川内原発と火山灰のリスク」発表」KTS鹿児
島放送2015年02月26日18:45 ※映像有
http://news.ktstv.net/

4.(鹿児島)「県議会代表質問・・・・」毎日新聞2015年02月26日地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20150226ddlk46010666000c.html
「・・・・◇川内原発、バス会社と協定を協議 要援護者対策、避難手段確保で
 また、県は代表質問で九州電力川内原発で事故が起きた際の要援護者対策で避
難手段の確保充実のため、バス会社と協定締結に向けて協議していることを明ら
かにした。与力雄議員(自民)の質問に屋島明人・危機管理局長が答えた。
与議員は避難計画の実効性を高めるための取り組みを質問。現在、県は県内で営
業するバス会社数社と個別に協議中で、安全対策などを詰め、近く締結を目指す
という。
また、屋島局長は緊急時の国の支援について、▽自然災害で避難経路を使えない
場合、自衛隊などが道路警戒、搬送する▽県や市町の用意した輸送手段で対応で
きない場合、国が関係団体、関係機関に協力を要請する▽備蓄している物資が不
足する場合、関係団体に調達要請をして物資を搬送するなどの想定を挙げた。川
内原発は工事計画の補正書を原子力規制委に提出するのが遅れ、再稼働の時期が
今夏以降にずれ込みそう。県が九電から事情を聴くと「(再稼働に必要な規制委
の)使用前検査の期間が見通せない」という。」・・・昨日、1.の類似記事。

玄海原発関連、
5.(佐賀県)「原発議論総括県議会決議へ 特別委委員長が素案」佐賀新聞
2015年02月26日 10時03分????????
全文「佐賀県議会原子力安全対策等特別委員会は25日、理事会を開き、石丸博
委員長が4年間の議論を総括する決議案のたたき台を示した。今後、各会派で検
討し、その結果を3月3日の理事会で持ち寄って案をまとめる。4日の特別委で
協議し、2月定例議会の本会議で可決する見通し。決議の内容は、九州電力のや
らせメール問題や玄海原発(東松浦郡玄海町)再稼働の可否など、特別委での4
年間の議論を総括したものになるという。
特別委は、福島第1原発事故後の玄海原発の安全対策などを議論するため、
2011年5月に設置した。県議会の特別委として初めて、正副議長を除く全議
員をメンバーにした。」

6.(佐賀)県議選唐津・東松浦選挙区 井手元相知町議出馬へ」佐賀新聞2015
年02月26日 10時06分
全文「4月の県議選唐津市・東松浦郡選挙区(定数6)に、元相知町議で農業、
井手國興氏(65)=唐津市相知町=が25日、無所属で出馬する意向を表明し
た。井手氏は早稲田大卒。会社員を経て農業に従事。市町村合併前の2003年
から2年間、相知町議を務めている。
出馬理由について「オスプレイや原発問題に危機感を抱き、出馬を決めた。子ど
もたちの学力向上にも取り組みたい」と話している。唐津市・東松浦郡選挙区に
は自民5人、公明1、共産1、無所属1の計8人が既に出馬表明しており、井手
氏が9人目。定数6を大きく上回る混戦の様相を呈している。?」
・・・・「原発に対して危機感」とはどんな内容か聞きたい。

昨日、既報、
7.(佐賀)県内76カ所、災害危険区域に 市民団体が県に要請」佐賀新聞
2015年02月26日 10時03分
http://www.saga-s.co.jp/column/genkai_pluthermal/20201/160573
「・・・・・県は原子力災害の場合、影響が少ない30キロ圏外に避難所を設け
る計画で、土砂災害などの自然災害に備えた危険区域は考慮していない。県消防
防災課は「現行の避難計画は法令に則している」との立場で、仮に津波など複合
災害で指定避難所が使えない場合は、30キロ圏外の別の避難所を確保すると説
明している。」

7’.「玄海原発避難所16%が危険区域」市民団体アンケで判明」読売新聞
2015年02月26日
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/saga/20150226-OYS1T50031.html

規制委が、
8.●●「原発事故対策 30キロ圏外は屋内退避」NHK2月27日4時26分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150227/k10015783501000.html
全文「原子力発電所の事故に備えた防災対策のうち、これまで決まっていなかっ
た半径30キロ圏の外側の対策について、原子力規制委員会は放射性物質の大規
模な放出のおそれがある場合に、住民に建物の中にとどまる屋内退避を指示する
ことになりました。対象の範囲はあらかじめ、定めない方針です。原発事故に備
えて、国の指針では半径30キロの地域を防災対策の重点区域とし、住民の避難
計画の作成などを自治体に求めていますが、福島第一原発の事故では「プルー
ム」と呼ばれる放射性物質を含む空気の固まりが30キロ圏外まで広がったた
め、原子力規制委員会が対策を検討しています。
26日開かれた規制委員会の検討チームの会合では原発の敷地境界などで放射線
の値が急激に上昇し、放射性物質の大規模な放出のおそれがある場合、30キロ
圏外の住民に屋内退避を指示するという方針が示されました。
対象の範囲は事前には定めず、放射線量や気象条件からプルームが到達する、お
おまかな範囲を予想し、同心円状を基本に市町村などの単位で指示するというこ
とです。また、航空機などによる放射線量の計測でプルームが通り過ぎたと判断
できたら、指示を解除するとしています。
出席した有識者からは「プルームが通過したかの判断は難しいので、どう見極め
るかを考えておいたほうがよい」などの意見が出されましたが、大きな異論はあ
りませんでした。規制委員会は、来月中に防災指針の見直し案をまとめることに
しています。」
・・・後出し、安全は保てません!!

原発立地周辺地域、
9.「(北海道)’15統一地方選:自民、民主が「前哨戦」 道議会一般質問 
知事選、道議選控え 」毎日新聞2015年02月26日地方版
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150226ddlk01010190000c.html
「第1回定例道議会で25日、本会議の一般質問が始まった。・・・続いて、原
発を巡り知事が「国任せ」で自らの認識を明らかにしていないと指摘し、Jパ
ワー(電源開発)が青森県大間町に建設中の大間原発への対応をただした。高橋
知事は「エネルギー政策上の必要性も明らかにされておらず、一度立ち止まって
検討すべきだ。国や事業者に慎重な対応を求める」と答えた。」

10.(青森県)「避難優先15キロ圏内に 東通原発、重大事故想定で青森県方
針」デーリー東北新聞社?2月26日(木)9時43分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150226-00010000-dtohoku-l02
「青森県は25日、東北電力東通原発(東通村)の重大事故を想定した避難対策検
討会を青森市で開き、課題別に設けた各部会での本年度の協議を取りまとめた。
今後の取り組み方針として、移動対策では▽原発から半径5キロ圏に続き、5~15
キロ圏の住民避難を優先する▽対象住民が集中するむつ市中心部は船舶も活用す
る―など、段階的避難や渋滞緩和を目指す。県は残る課題について検討を続け、
来年度中に半径30キロ圏の5市町村の避難計画に反映させる意向
だ。・・・・」・・・以下、詳細は検索してどうぞ。昨日、7.、7’.に関連
記事。

11.(静岡県)「放射線防護設備を新設 浜岡原発10キロ圏の5施設に」
@S[アットエス] by 静岡新聞?2月26日(木)14時17分配信
http://www.at-s.com/news/detail/1174171722.html
「川勝平太知事は26日の県議会2月定例会で、中部電力浜岡原発(御前崎市佐
倉)の事故時に屋内退避で放射能の影響を避けるための放射線防護設備を、新た
に原発から半径10キロ圏内にある5施設に設置する方針を明らかにした。・・・
県は本年度、5キロ圏内の病院や老人福祉施設など御前崎市内の4施設で、放射性
物質除去フィルターなどの防護設備を整備している。入所者らの屋内退避を想定
する。
県の計画によると、国の補助対象区域が10キロ圏内に拡大されたことを受け、牧
之原、掛川、菊川市内のコミュニティーセンター、老人福祉施設、市庁舎などの
災害拠点施設にも新設する方針。川勝知事は「早期の避難が困難な方々が屋内に
一時退避することは、現実的に有効な手段になる」と・・・・」

12.(福井)「県が安定ヨウ素剤で追加説明会 3月に4市町で」朝日デジタ
ル2015年2月27日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2S4RZZH2SPGJB00M.html
「原子力災害時に甲状腺被曝(ひばく)を防ぐ安定ヨウ素剤の事前配布につい
て、県は3月に嶺南4市町で追加説明会を開く。昨年10月末から、原発から5
キロ圏内の3歳以上の住民を対象に5市町で説明会を開いて配布。しかし受け
取ったのは約6割にとどまる。日程は、・・・・」

13.「福井県知事選、共産・金元氏が立候補表明」朝日デジタル2015年2月26
日17時39分
全文「3月26日告示、4月12日投開票の福井県知事選に共産党県書記長の金
元幸枝氏(56)が26日、党公認で立候補する意向を表明した。原発の再稼働
反対などを訴える。現職の西川一誠氏(70)はすでに4選を目指す考えを表明
している。」

14.●(関西)「再稼働同意「必要」8割 高浜原発30キロ圏の京都滋賀9
市町議」京都新聞?2月26日(木)23時14分配信
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150226000172
全文「?関西を中心に活動する市民団体でつくる「若狭の原発周辺住民ネット
ワーク」が26日、高浜原発(福井県高浜町)から30キロ圏の京都府、滋賀県
の9市町議会議員を対象にしたアンケートの結果を発表した。30キロ圏の自治
体に関して、再稼働への同意権や住民説明会の開催が「必要」と答えた議員は、
いずれも8割前後にのぼった。アンケートは9市町議180人を対象に実施し、
97人が回答した。
?再稼働への同意が福井県と高浜町のみで良いかを尋ねた質問では「そうは思わ
ない」が82人(85%)と最も多く、「それで良い」は6人いた。原発から
30キロ圏の自治体の同意権は「必要」が75人(77%)、「必要ではない」
は3人だった。
再稼働に関する住民説明会は「必要」が87人(90%)、「必要ない」は4
人。30キロ圏内での開催が「必要」と答えたのは81人(84%)、「必要な
い」も5人いた。?30キロ圏内の同意権や住民説明会に関する質問に「その
他」を選択した議員の中には、自由記入欄に「30キロ圏より範囲を広げるべ
き」との声もあり、実施団体は「同意権や説明会を求める割合はさらに多い」と
している。」

電力、
14’(関電が)「高浜原発再稼働時の同意権なし「京都府が提案」 会見で関電
社長」京都新聞2月26日(木)23時8分配信
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150226000170
「京都府と関西電力が27日に締結する予定の高浜原発に関する安全協定で、再
稼働時の同意権が盛り込まれない見通しになっていることについて、関電の八木
誠社長は26日の記者会見で「府が提案した考え方に基づいている」と述べ
た。・・・・・
八木社長は府と結ぶ協定に同様の同意権が明記されない理由を「(府から)立地
地域と交わしている協定を尊重し、地域事情も勘案した案を提示され、それをも
とに協議を進めた結果だ」と説明。今回結ぶ協定について「立地地域と交わす協
定に準じたものになった」と述べた。
 また、舞鶴市の多々見良三市長が実効性のある避難計画を再稼働の容認条件に
挙げていることについては「(避難計画が)万全かどうか判断するのは自治体。
私どもは最大限協力する立場」とし、避難準備の進展状況を評価する立場にはな
いとの考えを強調した。

15.「関電再値上げ5月以降に 合理化不十分、審査長引く 」日経新聞
2015/2/26 2:02 ※有料記事
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF25H0D_V20C15A2PP8000/
「関西電力が4月に予定している電気料金の引き上げの時期が、5月以降にずれ
込む見通しとなった。人件費や燃料費などを減らす合理化計画をまとめられず、
国の審査が長引いているためだ。関電が申請した家庭向けで10.23%、企業向け
で13.93%の上げ幅も大幅に縮まるとの見方が強まっている。値上げ幅が縮み、
時期が遅れるほど関電の経営再建は遠のく。
経済産業省が25日に開いた電気料金の審査会合で、・・・(以下、有料設
定)・・・」

16.「電気・ガス料金:4月に電力8社値下げ…原油安恩恵広がる」毎日新聞 
2015年02月26日 19時24分
http://mainichi.jp/select/news/20150227k0000m020039000c.html
「全国の電力10社と都市ガス大手4社は26日、原燃料費調整制度などに基づ
く4月の電気・ガス料金を発表した。電力は北海道、中部電力以外の8社が原油
安で値下げする。引き下げは3月の4社から拡大する。昨秋から年初にかけての
原油価格急落の恩恵が広がってきた。一方でガス4社は小幅に値上げす
る。・・・・」(共同)

16’.「電力4ヵ月ぶり値下げ」西日本電子版2015年02月27日 03時00分 更新
「九州電力と西部ガスは26日、原油や液化天然ガス(LNG)の輸入価格に料
金を連動させる原燃料費調整制度に基づき、4月分の電気、ガス料金を発表し
た。電気はモデル家庭(月300キロワット時使用)で前月より30円安い
7534円となり、4カ月ぶりの値下げ。ガスはモデル家庭(月23立方メート
ル使用)で12円高い6521円となり、3カ月連続の値上げとなる。」

17.「千葉四国電社長:補正申請提出3月以降に」時事通信?2月26日(木)20時0
分配信
「四国電力 <9507> の千葉昭社長は26日の定例会見で、伊方原発3号機再稼働に
必要な原子炉設置変更許可申請の補正書について、提出が3月以降にずれ込むこ
とを明らかにした。同社はこれまで2月中に同書類を提出したいとしてい
た。」・・・・既報です 

福島第1原発、
18.「正門周辺の大気中の環境放射線量」毎日新聞2015年02月27日
「26日正午現在 1.087マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力のホー
ムページから抜粋 前日は1.083マイクロシーベルト毎時」

19.●●●「汚染水流出、公表すべきと「思わなかった」 東電」朝日デジタル
2015年2月26日19時25分
http://www.asahi.com/articles/ASH2V5FQ6H2VULBJ008.html
「・・・・昨年8月には平時の10倍以上の高濃度を記録したが、公表すべきも
のとは「思わなかった」という。・・・・増田氏は、住民の心情への想像力不足
を認めた上で、排水の濃度は「(改善の効果を測る)データとしての感覚しかな
かった」と話した。」
・・・・こういう認識の下に、隠されているデータがたくさんありそうです!!
参考、
19’.「【社説】汚染水が海へ 全ての情報を公開せよ」東京新聞2015年2月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022602000147.html
「漁業者だけではない。原発や原子力事業者に対する不信と不安は、3・11で
頂点に達した感がある。電力会社に不利な事実やデータをも洗いざらい公開する
姿勢がないと、不信はぬぐえない。国民の不安は募る。一つの隠し事があれば、
他にもあるのではと、考えて当然である。誠意がなければ理解は得られま
い。・・・・」

20.「<汚染水外洋流出>東電が対策「放水口を港湾内に変更」」毎日新聞?2
月26日(木)21時18分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150227k0000m040089000c.html
「東京電力が福島第1原発の排水路から汚染水が外洋に流出しているのを把握し
ながら約10カ月間公表しなかった問題で、廃炉作業を担う東電の社内組織・福
島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者は26日、経済産業省で高木陽
介副経産相と面会し、放水口を外洋から港湾内に変更するなどの対策を取ること
を明らかにした。・・・・
面会後、増田氏は報道陣の取材に応じ、「データ公開に知恵が回らなかった。私
の問題だ」と釈明した。地元漁協の反発で、汚染地下水を浄化後に海洋放出する
「サブドレン(井戸)計画」の実施が危ぶまれることについて、「何とか信頼を
回復し、話し合いの場を設けたい」と話した。」」
・・・公表しないのは、東電の体質! 放出先を変えても海を汚染することには
変わりない! しかも、謝る先が違うのではないですか?

20’.「流出汚染水、港内へ 雨水をポンプで移動」東京新聞2015年2月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2015022602100016.html
「・・・・東電は二十六日、雨水が流れる排水溝にポンプを設置し、港湾内に通
じる別の排水溝に移すと明らかにした。排水溝を港湾内につなげる形に付け替え
ることも検討するとしている。・・・福島県や地元市町村、専門家などでつくる
廃炉安全監視協議会が二十七日、立ち入り調査する。」

21.(ルポ)「高線量、廃炉阻み続け 1日7000人が作業、福島第1原発
ルポ」西日本電子版2015年02月27日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/56770/1/
長い記事福「島第1原発では、汚染水問題や依然高い放射線量で困難な廃炉作業
が続いている。事故発生から間もなく4年となる現場を共同通信記者が25日、
取材した。構内では1日に6千?7千人が作業に当たり、除染は進んでいるが、
燃料が溶融した1?3号機周辺は特に放射線量が高く、近づくことも困難だっ
た。・・・・」
・・・時間があれば検索してどうぞ。

東電が、
22.「東電、原電と契約継続=支払いは減額―15年度」時事通信?2月26日
(木)20時38分配信
全文「東京電力が原発専業の日本原子力発電に対し、2015年度も基本料金の支払
いを継続する方針を決めたことが26日、分かった。原電東海第2原発(茨城県)
の再稼働にめどが立っていないため、同原発からの受電を前提としない契約に切
り替え、支払金額を減らす。筆頭株主の東電が契約を継続することで、原電は当
面の経営にめどが立ちそうだ。」・・・昨日、36.の類似記事。

22’.「<原発事故>東京電力 就労不能損害賠償を2月で打ち切り」毎日新
聞?2月26日(木)19時57分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150227k0000m040052000c.html
「東京電力は、福島第1原発事故による避難区域に自宅や勤務先があるなどして
就労が困難になったり、給与が減ったりした労働者個人に対し減収分を補てんす
る就労不能損害賠償を、今月末で打ち切る。東電はやむを得ない個別の事情によ
り就労が困難な場合は対応するとしているが、「個別事情」がどこまで認められ
るか不明だ。打ち切られる人たちは「ふるさとへの帰還の見通しも立たない中で
の打ち切りは、一方的。生活が成り立たない」と訴える。・・・・・
東電は、どんなケースが「個別事情」に当たるかとの毎日新聞の取材に「一人一
人異なるため、回答は差し控える」と話す。原発賠償請求などを支援する石川裕
介弁護士(南相馬市)は「就労不能損害賠償は生活に直結する存在。いつかは打
ち切りが必要だが、仕事は安定した定住生活の中で行うもの。帰還の見通しが立
たない中での打ち切りは時期尚早」と批判。「打ち切るのであれば、東電は『個
別事情』を広く考慮すべきだ」と指摘する。」
・・・「「就労不能賠償」続けて 被災者「生活できぬ」 東電、今月で打ち切
り」毎日新聞2015年02月27日東京朝刊」という見出しに変わっています。

22”.「原発営業損害賠償 打ち切り今月末は見送り 高橋・倉林議員に説
明」しんぶん赤旗2015年2月26日(木)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-26/2015022601_07_1.html

被災地フクシマ、
22”’.「<原発ADR>「就労不能」対象外で和解 南相馬の農協」毎日新
聞?2月26日(木)7時40分配信 ※絵図有
http://mainichi.jp/select/news/20150226k0000m040172000c.html
「福島第1原発事故の影響で仕事の収入を失う「就労不能損害」の賠償を巡る国
の原子力損害賠償紛争解決センターの和解仲介手続き(原発ADR)で、東京電
力が指針で対象外とした「そうま農協」(福島県南相馬市)の従業員79人に計
約2723万円を支払う内容の和解が成立したことが25日、関係者への取材で
分かった。原発賠償問題に詳しい秋山直人弁護士は「東電の形式的な線引きでは
なく、実際に損害が出ていることを重視した」と評価する。・・・・・対象区域
外の就労不能損害賠償に関して、東電福島広報部は「他にもADRで和解した事
例はあるが、内容は申し上げられない」とコメントした。
・・・・支払いは当然!! 東電の胸先三寸に、被災者の生活は脅かされます。

相変わらず、とんでもない態度、
233.「<自民党>住民の帰還時期めど明示など…福島県復興支援策」毎日新
聞?2月26日(木)21時29分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150227k0000m010095000c.html
「自民党の東日本大震災復興加速化本部(大島理森本部長)は26日、福島第1
原発事故からの福島県の復興支援策について検討を求める骨子案をまとめ、政府
に提出した。被災者の自立を柱に据え、住民の帰還時期のめどを明示することな
どを求めている。政府からの回答を基に、与党として岩手、宮城両県も含めた復
興に向けた「第5次提言」を5月にも決定する方針だ。
骨子案ではこのほか、帰還の障害となっている避難指示の解除の加速▽東京電力
からの被災事業者に対する営業損害賠償の期限▽自立に向けた就労や教育などの
支援策--の計4項目について検討を求めている。・・・・・」
・・・・放射性物質への不安がある地域への帰還をベースの案が被災者を追いつ
めます。

24.「除染廃棄物を福島・南相馬市の山中に埋設か 環境省が調査」フジテレ
ビ系(FNN)?2月26日(木)15時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150226-00000147-fnn-soci
全文「福島・南相馬市で、福島第1原発事故にともなう除染作業で出た草や木
を、仮置き場に搬入せず、山の中に埋めたとの通報があり、環境省が調査に乗り
出した。除染作業で出た草や木が埋められていたのは、避難指示解除準備区域に
あたる、南相馬市小高区の山の中。
環境省では、25日午前、周辺の除染にあたっていた作業員から、「汚染した木の
枝や葉を、土のう袋に入れずに埋設した」と通報を受け、調査に乗り出し、除染
廃棄物を発見した。環境省では、ほかにも複数の場所で、除染廃棄物が埋められ
た可能性があるとみていて、刑事告訴を検討している。」

24’.「南相馬・小高で下請け業者が「除染廃棄物」不法投棄か」福島民友新
聞?2月26日(木)11時39分配信
http://www.minyu-net.com/news/news/0226/news3.html
「・・・・・・同省によると同日、下請け業者の作業員が、昨年12月から今年1
月の除染で木の枝や枯れ葉をそのまま地面に埋めたと元請け業者に連絡した。元
請け業者から連絡を受けた同省が現地を掘り起こしたところ、枝などが確認され
た。現場の状況から穴は重機で掘ったとみられ、複数人が関わっている疑いがあ
る。」

25.「南相馬で住民出資「太陽光発電」起工 収入は地域振興に」福島民友新
聞?2月26日(木)12時1分配信
http://www.minyu-net.com/news/news/0226/news11.html
「福島第1原発事故で避難指示が続く南相馬市小高区の住民が中心となり設立し
た「金谷村守りソーラー」(佐藤修一代表)は25日、小高区金谷の農地で太陽光
発電所(出力1350キロワット)の起工式を行った。約7500枚の太陽光パネルを設
置し、3月から順次発電を始める予定。同社は小高区から相馬市に避難する佐藤
代表ら地元有志15人が出資して1月に設立した。年間発電量は一般家庭400世帯分
に相当するという。・・・・」

26.「南相馬でトマト栽培工場が着工 来春の出荷めざす」朝日デジタル2015
年2月27日03時00分 ※絵図有
http://www.asahi.com/articles/ASH2T6VTXH2TUGTB02S.html
「原発事故後の農業復興のため、南相馬市ゆかりの経済人らで設立した「南相馬
復興アグリ」(半谷栄寿〈はんがいえいじゅ〉社長)は26日、同市の工業団地
内で大規模なトマト栽培工場の建設に着工した。震災前の市のトマト生産量の半
分にあたる年産660トンを見込み、来春からの出荷をめざす。・・・・・栽
培・収穫・出荷にあたる35人程度は地元から雇用する。販売には大手スーパー
のヨークベニマルが協力し、売上高2億円を想定している。工場建設費総額は用
地購入費も含めて約11億円。国から原発事故被災地対象の雇用創出企業立地補
助金の交付を受ける。食品大手のカゴメ(本社・名古屋)が技術支援してい
る。・・・・半谷社長は・・・同市小高区出身で、東京電力の元役員。「この災害
に関しての責任は一生しょっていかねばならない。何としても復興の役に立ちた
い」と話した。」

27.(飯館村)「(プロメテウスの罠)宮司は残った:7 元の神社への「分
霊」」朝日デジタル2015年2月26日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11621162.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11621162
「◇No.1196 2011年秋。福島県飯舘村にある綿津見神社の宮司、多
田宏(67)に、県神社庁から相談が持ちかけられた。「ご分霊をお願いできま
せんか」 分霊とは、祭神を別の神社にもまつるようにすること。神は分身と
なっても元の神と同じと考えられる。綿津見神社の分霊をまつるのは、浪江町請
戸のくさ野(くさの)神社。・・・・漁港のすぐそばにあり、震災の津波で町ご
と流された。宮司ら3人が亡くなり、禰宜(ねぎ)が行方不明。・・・県神社庁
は、くさ野神社の復興を、被災した県内の神社すべての象徴ととらえた。・・・
12年2月19日、くさ野神社の祭礼は執り行われた。神社本庁、県神社庁の役
員らも参列し、にぎやかなものだった。高さ50センチほどの小さな仮社殿を
置き、復興を祈願した。・・・漁師たちがみこしを海に担ぎ出す勇壮な祭りや五
穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る「田植踊(たうえおどり)」は、県内でも有
名だ。それを神社の境内で再び催せる時がいつ来るのか。・・・・宮司が神社に
住める日の見通しも立たない。年に1度の祭りは、隣の神社の神職が奉仕して町
外の仮設住宅で営まれている。「これからどうなるのかなあ」 綿津見神社の多
田は、多くを語ろうとしない。」
・・・原発避難は、伝統行事の伝承・復元も阻む!!

3.11.から4年目を前にしての記事、
28.「<富岡町災害本部>4年前の混乱 今に残る」河北新報?2月26日(木)9時
50分配信 ※写真有
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150226_63006.html
「東京電力福島第1原発事故で全域が避難区域にある福島県富岡町に、東日本大
震災の対応を取った町の災害対策本部が当時のまま残っている。震災から間もな
く4年。対策本部が設置された町文化交流センター「学びの森」に町職員と入っ
た。・・・・・東京電力福島第1原発事故で全域が避難区域にある福島県富岡町
に、東日本大震災の対応を取った町の災害対策本部が当時のまま残っている。震
災から間もなく4年。対策本部が設置された町文化交流センター「学びの森」に
町職員と入った。」
・・・そのまま、時間が止まっています!!

28’.「<富岡町災害本部>原発情報把握手こずる/(上)電源ダウン 「何と
かなる」願うのみ」河北新報?2月26日(木)9時50分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150226_63011.html
「ホワイトボードには2011年3月11日に記された文字がまだ残る。・・・・当時
都市整備課長を務めた緑川富男さん(60)がホワイトボードを指さして言う。
「津波被害の情報以外に、原発の状況はほとんど入りませんでした」 原発その
ものの情報は1カ所のみ。<原発2F 4号(機)停止>」・・・・
第1原発のホットラインは午後11時すぎにダウン。ファクスも回線がパンクした
影響か、同7時前に停止した。不安定な通信網の中、学びの森のテレビだけが
刻々と悪化する原発の状況を伝えていた。」

29.◎●「3月11日までの廃棄物搬入断念 中間貯蔵施設で 環境省」西日本
2015年02月26日19時02分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/152400
全文「・・・福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管するため福島県内に建設
する中間貯蔵施設をめぐり、環境省が目標に掲げてきた3月11日までの搬入開
始を断念する方針を固めたことが26日、分かった。予定地の同県双葉、大熊2
町からの要請を受け、3月12日以降に延期。同月中旬以降の開始で再調整して
おり、近く県や町に伝える。
環境省は地元の理解を得られれば今月27日にも搬入開始できるよう調整を進め
てきたが、地元は「日程ありきで説明不足」などと反発。また両町は「3月11
日は被災地にとって鎮魂の日であり、静かに過ごしたい」として12日以降に搬
入を延期するよう申し入れていた。」
・・・・被災者の感情を無視した方針、撤回は当たり前!!

30.「希望新聞:東日本大震災 福島産巡るツアー人気 収穫体験や生産者と
交流も」毎日新聞2015年02月27日東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20150227ddm013040004000c.html
「東京電力福島第1原発事故の風評被害にあえぐ福島県産食材だが、その安全性
をアピールするための県の事業「首都圏消費者交流ツアー」が好評だ。実際に福
島を訪れて農家と交流しながら郷土料理を堪能するだけでなく、放射性物質につ
いての正しい知識も伝えようという試み。生産者とじかに触れ合うことで、福島
で暮らす人々の苦楽が見えてくる。ツアーは風評被害対策事業として昨年度に県
が近畿日本ツーリストに委託して始めた。今年度4回目となるツアーが2月中
旬、1泊2日で実施された。首都圏在住の46人が参加。・・・・・・ツアーで
は、食品中の放射性物質の基準値について学ぶ講習会なども行った。・・・・」
・・・・ほんとうにこんなことが増えているようです!!
こちらも、
31.「復興へ続く道(4) 全国から誘客強化 地域の魅力売り込む【観
光】」福島民報2015/02/26 11:41
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2015/02/post_11583.html
「千有余年の歴史を誇る国指定重要無形民俗文化財の「相馬野馬追」。東日本大
震災と東京電力福島第一原発事故後、来場者は年々増え、執行委員会事務局は今
年の目標を昨年より4400人多い20万人とした。・・・・・・・・・・
いわき市小名浜のアクアマリンふくしまは、震災後に落ち込んでいる入館者を増
やすため策を練っている。昨年4月から今年1月までの入り込みは約50万
5000人で、平成22年から翌年にかけての同期を約30万人下回っ
た。・・・・・」

32.●「福島で全国の高専生が県内の放射線への対応学ぶ」福島民友(02/26
20:10)
全文「全国の高専生が参加する原子力・放射線実習が26日、福島市の日本原子
力研究開発機構(JAEA)笹木野分析所で行われ、学生が放射線測定の具体的
な方法などを学んだ。国立高等専門学校機構などの主催。福島、富山、沼津、舞
鶴、香川、沖縄の各高専の学生8人が25~27日、本県での実習に参加してい
る。25日は富岡町を視察した。26日の実習では、分析所にあるゲルマニウム
半導体検出器などを実際に操作しながら原発事故後、本県で取り組まれている放
射線への対応に理解を深めた。」
・・・・誤った知識の刷り込みやしないでくださいね。

33.「(福島県)26日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線
量測定値」福島民報2月27日朝刊紙面
http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・・「放射性物質の検査結果(穀類・野菜)」

34.「(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)」下野
新聞2月26日17:30
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20150226/1882339
「▼空間放射線量率(26日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・」
・・・・?上昇しているところがありますね。雪が解けた?

35.(宮城県)<指定廃棄物>田代岳周辺、加美町が保全地域指定」河北新
報?2月26日(木)15時5分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150226_11015.html
「福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場建設をめぐり、加美町は
25日、昨年12月に可決された町水源保全条例に基づき、候補地の田代岳周辺を含
む町内の137平方キロを水源保全地域に指定した。同日、町役場であった町環境
審議会で、町が提出した水源保全地域案を全会一致で了承し、猪股洋文町長に答
申した。猪股町長は答申通り指定を決めた。・・・・・猪股町長は「加美町のみ
ならず町外に広がる流域住民のことも考えた措置だ」と話した。」

36.◎◎「【千葉】福島原発告訴団の武藤団長ら 28日に船橋で講演」東京新
聞2015年2月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150226/CK2015022602000145.html
「福島第一原発事故から四年を迎えるのを前に、福島県内の子どもの健康調査や
被災者支援法、放射性廃棄物の現状を報告する「福島問題を考えるフォーラム 
2015」が二十八日午後一時から、船橋市勤労市民センターで開かれる。
講演では、事故時に十八歳以下の子どもを対象に進められている甲状腺がんなど
の検診結果について、小松ソフィア病院(石川県小松市)の種市靖行医師が「放
射能汚染の健康影響」、毎日新聞の日野行介記者が「原発事故情報操作の闇」と
題して話す。
さらに、原発事故を引き起こした当時の東京電力幹部らの責任を問う「福島原発
告訴団」団長の武藤類子さんが、これまでの活動と事故から四年がたつ避難者ら
の厳しい状況や思いについて語る。
「千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会」の藤原寿和さん、「放射能からこど
もを守ろう関東ネット」の柴田圭子さんも報告する。入場無料。

海外、
37.●●「ベルギー、圧力容器に最大18センチのひび 停止中の原発」西日本
2015年02月26日 22時22分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/152438
「【ブリュッセル共同】ベルギーの原子力規制当局は26日までに、現在停止中
の同国の原発2基について、原子炉圧力容器に最大約18センチのひびがあるこ
とが判明したと電力会社から報告を受けたと発表した。問題の2基は北部のドー
ル原発3号機と南部のティアンジュ原発2号機。2012年に圧力容器に微細な
ひびが見つかったとして運転を停止した。当局は13年に運転再開を許可した
が、14年3月に圧力容器の耐久性に関する別の検査で安全性に疑問が生じる結
果が出て、再び停止した。同当局は「(電力会社の)分析は継続中で、圧力容器
の安全性に関する結論はまだ出せない」としている。」

38.「パリ“騒動”の中無人機飛ばす 「アルジャジーラ」の3人逮捕」TBS系
(JNN)?2月26日(木)10時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150226-00000020-jnn-int
「パリ上空における小型の無人機の飛行が大きな騒動となっているなか、フラン
スの治安当局は25日、パリ西部の公園で無人機を飛ばしたとして中東のテレビ
局「アルジャジーラ」のジャーナリスト3人を逮捕しました。フランスのパリで
は23日と24日の夜、飛行が禁じられている小型の無人機「ドローン」がエッ
フェル塔など名所の上空で5機目撃され、当局が捜査しています。・・・名所の
上空を飛んだ不審なドローンとの関連は薄いとみられていますが、フランスでは
大統領官邸や原子力発電所の上空でもドローンが目撃されていて当局が警戒を強
めています。(26日07:54)」

参考記事、
39.◎「主張 3・8統一行動 福島切り捨て・再稼働許すな」しんぶん赤旗
2015年2月26日(木)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-26/2015022601_05_1.html
「東日本大震災と東京電力福島第1原発の事故から3月11日で4年で
す。・・・・首都圏反原発連合と原発をなくす全国連絡会、さようなら原発
1000万人アクションは3月8日、3団体の共催で、「ノーニュークスデイ 
反原発☆統一行動 福島を忘れるな!再稼働を許すな!」を計画しています。
「福島原発事故から4年。原発のない未来をつかめ」を合言葉に、原発再稼働推
進を宣言している安倍晋三政権を圧倒的多数の世論と運動で包囲し、暴走を止め
る行動です。・・・・・
福島原発事故後、原発は相次ぎ停止し、「原発稼働ゼロ」の状況が500日以上
続いています。どの世論調査でも、「再稼働反対」が多数をしめ、原発ゼロは確
固とした民意です。原発再稼働を許さず、政府・財界の原発推進勢力を追い詰め
ているのは、広範な市民・若者が中心となり、空前の規模で広がった運動です。
毎週金曜日の「再稼働反対!首相官邸前行動」は137回を数えました。・・・・」

40.◎(三重)「津に「制服向上委員会」 3月8日脱原発集会」朝日デジタ
ル2015年2月27日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2V3W2XH2VONFB004.html
「福島原発事故から4年になるのを前に、脱原発を訴える市民グループなどが3
月8日午後1時から、津市西丸之内のお城西公園で集会を開く。その後、同公園
から津市大門の津センターパレスまで「3・8さようなら原発三重パレード」と
して歩く。
 集会では午後1時半ごろ、「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」などの曲がある社会
派女性アイドルグループ「制服向上委員会」がスペシャルゲストとして登場し、
約30分間のミニコンサートを開く。入場無料。集会アピールでは、子どもを育
てる母親の立場などから脱原発を求める。
 政党などが合同して3回目の開催。・・・・・」

41.「作家・水上勉氏は、30年も前に原発のことを心配していた」PHP Biz
Online 衆知?2月26日(木)8時20分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150226-00010000-php_s-pol
長い記事「没後10年を経た文豪・水上勉の全集未収録の掌編エッセイ『閑話一
滴』。24年前にPHP文庫から刊行され、好評を博した本作に、未文庫化の『続・
閑話一滴』を加え、72篇を収録した完全版が刊行されました。・・・
・・・・ぼくの若狭の人口5千そこそこの村に、東洋一をほこる出力の原発が、
稼動して10年経つ。さらにこんど、3号、4号が増設中である。村はまだ火葬場も
もたぬ閑静なところだけれど、出力と密集度だけは、世界に誇れる村となって息
づいている。このことも、都市化してゆく、ぼくらのくらしの電気が要るためだ
ろう。・・・・絶対安全とはいわれているものの、いったん事故があれば、京
都、大阪まで死の放射能をまきちらしてまきぞえにしてしまう、原発炉を、一村
に4基も抱かねばならぬのか、と不思議に思うのである。・・・・」

42.「(九電子会社)【人事】九電工」西日本電子版2015年02月26日 19時42
分 更新
http://qbiz.jp/article/56755/1/

43.「九電工、CB発行で100億円調達 28年ぶり、再生エネ事業など向
け」西日本電子版2015年02月26日 12時24分 更新
http://qbiz.jp/article/56708/1/
「九電工(福岡市)は26日、国内個人投資家向けに総額100億円の新株予約
権付社債(CB)を発行すると発表した。社債発行は1987年以来、2回目。
償還期間4年。調達資金は、再生可能エネルギー発電事業を手掛ける子会社の九
電工新エネルギー(福岡市)への投融資資金のほか、25億円を上限とした自社
株取得資金などに充てる。」
プレスリリース、
http://qbiz.jp/apdf/eb88d846570b2ff466a8d2a565b862b3.pdf
http://qbiz.jp/apdf/629988a8a31fb451195d57357ae8d0af.pdf
http://qbiz.jp/apdf/793f331f65abc3e8383525fcb0057f9f.pdf

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に、
44.「社説≫信頼は失いやすく得難い 福島原発汚水」
⇒社説検索は11時すぎて http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/
3面に大きな紙面をとって、21.の記事、
36面九州経済面に、16’.の記事、

37面下方に小さく、2.の記事がありますが、次の文が欠落しています、
「・・・また、薩摩川内市に立地する九州電力川内原発の事故時や、災害時の避
難道路としての役割も担うことになる。」

今朝は以上です。(2.27.6:07)
※この新聞記事紹介は、次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。ご意見
などは⇒ [email protected] へ 
⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu

★ 前田 朗 さんから:
大阪市ヘイト・スピーチ審議会答申を読む(1)
http://maeda-akira.blogspot.ch/2015/02/blog-post_2.html

大阪市審議会答申
http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/cmsfiles/contents/0000007/7141/tousinkagamituki.pdf

平和への権利作業部会・非公式ミーティング
http://maeda-akira.blogspot.ch/2015/02/blog-post_26.html

検察・裁判所の闇を暴く
郷原信郎・森炎『虚構の法治国家』(講談社、2015年)
http://maeda-akira.blogspot.ch/2015/02/blog-post_69.html

-----集会等のお知らせ------

【九電本店前ひろばテントから生まれたオリジナル曲】
    ●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
作詞・作曲者y.y 演奏・画像(池田制作)

「きみへ ~さよなら原発!福岡~ 」
http://youtu.be/WZb9zgoMY8s  
編曲・歌 荒木美帆(声楽家)

<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

● さよなら原発!3・11福岡集会●
 <福島を忘れない・原発再稼働を許さない>
3月11日水曜日当日
第一部 集会 警固公園午後2時から3時 デモ3時から九電本店まで
集会チラシ http://tinyurl.com/kka9263

第二部「日本と原発」の上映会
福岡市立中央市民センター 午後6時開場 上映6時30分
参加費:500円
上映会チラシ  http://tinyurl.com/lk26ckl

<託児室があります。>
事前予約申し込み連絡先 電話090-5721-6218(そがべ)
メール [email protected] (あさの)
<24時間以内に確認メールを送りますので、
このアドレスからのメールを受信できるように設定お願いします。>

● 九州全体総行動 準備会(「民意は再稼働NO!」を見える形に)●  3月14
日(土)午後2時から
ユースピア熊本(県青年会館)3階の和室
熊本県熊本市中央区水前寺3丁目17-15)
http://tinyurl.com/m89unus
JRの水前寺駅から歩いて5分ほど。
参加出来る方は [email protected](青柳)まで。

● 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 ●
    判決公判 2015年3月20日(金)15時、佐賀地裁。
ホームページ http://www.facebook.com/genkai.genpatsu

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第12回裁判判 4月24日(金)14:00から 佐賀地裁
原告総数 原告総数 総数8962(1/29現在)
  ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
      <九電本店前ひろば、2015年1月5日(月)から> 
  午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
    ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
 <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

☆九電本店前ひろばカンパよろしくお願い致します☆
    【カンパ振込先 】
①<郵便振替>
    口座記号番号 01770-5-71599
    加入者名 さよなら原発!福岡
<通信欄に「ひろば」とよろしくお願い致します。>
②<他金融機関からの振込用口座番号>
一七九(イチナナキュウ) 店(179) 当座 0071599 

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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
[email protected]
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【コラム】憲法改正、地雷は9条以外の部分に埋められている


【コラム】憲法改正、地雷は9条以外の部分に埋められている

【コラムニスト:Noah Smith】  (ブルームバーグ・ビュー):政府が自由と人権から距離を置こうとする憂慮すべき傾向が世界的に見られるが、残念なことに日本もこれに踊らされている。

安倍晋三首相率いる日本政府が推進してきた政策には、女性の活用拡大や外国人労働者の受け入れ増支持などリベラル(自由主義的)なものが含まれる。裁判員制度の導入など、日本社会は数十年前から全般的により自由主義的な方向に進んできた。しかし自民党の望み通りに憲法が改正されれば、これらのほとんどが意味を成さなくなる恐れがある。

自由民主党は英語でリベラル・デモクラティック・パーティーと表記されるが、これほど実態とかけ離れた党名も珍しい。わずかな期間を除いて戦後ほぼ一貫して政権を握っている同党のかなりの部分は、思想的にも、組織面でも、さらに遺伝子的にも軍国主義時代の政治階層を引き継いでいる。これらの勢力は一時期党内で少数派だったが、今では中心的な立場にあるようだ。

その自民党が今取り組んでいるのが、米国が起草した日本国憲法の改正だ。改正草案の内容を説明した冊子で自民党は「現行憲法の規定の中には、西欧の天賦人権説に基づいて規定されていると思われるものが散見されることから、こうした規定は改める必要があると考えました」と主張。草案では表現の自由について、「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」という規定が加えられた。また信教の自由に関しては、いかなる宗教団体も「政治上の権力を行使してはならない」との一文が削除され、政教分離を事実上放棄している。

「公益及び公の秩序」

さらに心配なのは、改正草案が国民に新たに6つの「責務」を負わせていることだ。このうち1)「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚」しなければならない、2)常に「公益及び公の秩序に反してはならない」、3)緊急事態の宣言の効果について「何人も国あるいは公の機関の指示に従わなければならない」の3つは、明らかに反自由主義と独裁政治の方向への一歩と言える。

こうした概念は中国やロシアでなら場違いではないだろう。「緊急事態」に関する条項には、中東の独裁政権が使った弾圧の正当化と同じ響きがある。

残念なのは、この憲法改正草案の極めて反自由主義的な性質が概して見過ごされている点だ。特に欧米諸国の関心は1点に集中している。戦力の保持を認めないと明記している9条の改正しか、話題になっていない。

自民党がまとめた憲法改正草案が9条を変えるものであることは事実だ。9条の変更こそ、安倍首相が憲法改正を望む大きな理由であることも間違いない。しかし非武装の是非に焦点を絞るのは、事の本質を見失う危険をはらんでいる。

特定秘密保護法

9条の改正は妥当だ。日本にはすでに自衛隊という軍隊があり、現行9条の解釈があいまいなものになっている。改正しても劇的な変更はなさそうだ。憲法が改正されたからといって、日本が他国に攻め入るとは極めて考えにくい。日本が自国の軍隊を軍隊と呼んでも構わない。

だが軍の問題に関心が集中するあまり、特に欧米の関心が寄せられることで、国民の自由に対する深刻な打撃が見過ごされている。

日本国民は当然、反自由主義的な国での生活を望んでいない。安倍政権が成立させた「特定秘密保護法」には、80%以上が反対したとの報道がある。国民はまた、憲法改正への手続きを簡素化しようとする自民党の試みにも反発した。日本人は過去70年間享受してきた自由がたいそう気に入っている。その自由がそもそも外国によって押し付けられたものだとしてもだ。

ここで危険なのは、日本人がごまかされて自ら自由を手放すことだ。欧米ジャーナリストらと同様、日本国民も9条改正に気を取られ、人権を「責務」に置き換える部分を素通りしてしまう可能性がある。安倍政権が経済再生への最善の希望をもたらしている中で、野党の力が弱く、分裂状態でほとんど機能していない点もよくない影響を及ぼしている。

国境なき記者団

大事なのは、こうしたことすべてに過剰反応しないことだ。憲法も一枚の紙切れだ。日本の首相が反自由主義国家を作り上げたいのなら、それは1947年に米国が書いた憲法では止められない。実際、自民党の中の一部の改憲派メンバーらはすでに、憲法改正草案を日本の「本当の」法と認識しているかもしれない。また草案のすべてが反自由主義的というわけでもない。性別や人種、宗教の差別を禁じる条項は維持され、その範囲は障害者に広げられた。

それでも改正案には現実の危険が伴う。ひとつは自民党の狙いが実は、芳しくない景気と原発事故を契機に大きな声を上げ始めた市民社会の締め付けにあるのではないかという疑念だ。特定秘密保護法のほかにも、報道の自由に対する締め付けは憂慮すべき兆候だ。「国境なき記者団」がまとめた報道の自由ランキングで2010年に10位だった日本は、15年には61位に転落した。

トルコ、ハンガリー、中国

もう一つは、この草案の導入が国際関係を揺るがしかねないことだ。トルコやハンガリーで台頭しつつある反自由主義の民主主義を日本が選択した場合、アジアの中で抑圧的な中国に代わる存在としての日本の価値が下がりかねない。日米同盟の絆が弱まる恐れさえある。同盟の前提となっている共通の価値観が失われれば、反自由主義の中国と、総じて反自由主義的な日本の間で、米国は今よりも中立的な姿勢に傾くかもしれない。

こうなると9条だけ変更して、後は手を付けずに残すのが最善の解決策となろう。しかし政治的にそれは実現不可能だ。9条変更を可能にする措置が取られるならば、権威主義的な「責務」と人権軽視へのドアを開くことになる。現実的な最善策は、もともと欠陥のある憲法を書き直すこと自体を先送りし、政権に就いている人々が1940年代のような考え方をしない時代まで待つことだ。

日本は極めて重大な歴史の岐路に立たされている。もっと自由主義的な社会になる可能性がある一方で、自由主義社会が大幅に後退する恐れもある。前者を選ぶことが賢明であり、かつ倫理的な選択だ。

(スミス氏はブルームバーグ・ビューのコラムニストです。コラムの内容は同氏自身の見解です)

原題:Japan’s Constitution Change Is Dance With Autocracy(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Noah Smith [email protected]

記事についてのエディターへの問い合わせ先: James Greiff [email protected] 西前 明子
更新日時: 2015/02/24 13:27 JST



海も人も殺される 辺野古、基地工事強行


<JCJふらっしゅ 2015/02/26 2444号より>

       ◇ 海も人も殺される 辺野古、基地工事強行 ◇

              全国から抗議の声を

                             浦島悦子

 「危ない!」「沈没する!」「暴力はやめろ!」
 海にも陸にも悲鳴と怒号が響く。昨年の県知事選をはじめとする一連の選挙で、こ
れ以上ないほどはっきりと示された沖縄の民意を蹴散らし、海では海上保安庁が、陸
では機動隊が(いずれも全国動員だ)、沖縄県民を「敵」とみなす圧殺行為を繰り広
げている。

 こんな理不尽がどうしてまかり通るのか……。70年前の沖縄戦を思い起こさせる
大浦湾の光景を毎日見せつけられる度に、怒りすら超えた言い難い感情にとらわれ
る。

 昨年7月、辺野古基地建設に向けた海上作業が開始されてから今日までの怪我人は
少なくとも12人(うち3人が海上保安官を刑事告訴)。翁長知事が海保と県警を呼
んで警備の安全を求めたが、安倍政権は「警備は適切」と言い募り、批判の声が高ま
ると、殴る・蹴るの暴力は少し収まったものの、カヌーを拘束して沖合3キロの外洋
に放置する、定員いっぱいの市民の抗議船に乗り込み転覆寸前まで船を傾かせる(冷
たい海に投げ出され、死ぬ思いをした人も少なくない)などの暴力行為を繰り返して
いる。

 建設に向けたボーリング調査や工事に抗議する市民を排除するために勝手に閣議決
定した臨時制限区域すら恣意的に拡大し、広い大浦湾のほとんどを囲い込むオイルフ
ェンスやフロート(浮き具)。それらを固定するためと称して連日、10~45トン
の巨大なコンクリートブロックが大型クレーン船で海に投げ込まれる。ヘリ基地反対
協議会のダイビングチーム・レインボーの潜水調査で、これらがサンゴや海草藻場を
広範囲に傷つけ、破壊していることが確認された。仲井眞前知事による岩礁破砕許可
の区域外であり、明らかな不法行為だ。

 ボーリングや工事のための資材や重機搬入を阻止するキャンプシュワブ・ゲート前
での24時間監視体制の現場も、疲労の色が濃くなった。昼間は、島ぐるみ会議のバ
スや個人参加も増え続けているが、人手の手薄な深夜や明け方に、機動隊を大動員し
て強行するのが彼らの常套手段だ。

 翁長知事は、前知事の埋め立て承認取り消しに向けた検証委員会を設置し、2月6
日にその初会合が開かれた。検証が終わるまで作業を中止するよう知事は求め、私た
ち地元住民も防衛局に要請に行ったが、安倍政権は完全無視だ。

 このままでは海も人も殺されてしまう! 知事が承認を取り消ししようが、撤回し
ようが作業は「粛々と進める」とうそぶく安倍政権を、あなたは許すのか。どうか全
国から声を上げてほしい。

            *JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2015年2月25日号
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【修の呟き日記(2015.02.26)】

【修の呟き日記(2015.02.26)】
 3月末退社も決まり、残った有休消化のため休んでいます。ところで今日は1936(昭和11)年、陸軍の青年将校がクーデターで「昭和維新」を目指した「2・26事件」が発生した日です。いまも「青年将校」気取りで「平成維新」を目指す政治家がウジャウジャいます。手法は今も変わらずクーデター的で、平和憲法や民主主義を否定し、多くの国民の声を無視したやり方に人びとは不安を抱いています。
 「判決主文は受け入れたが理由中の判断には拘束されない」-どこかで聞いたコメントです。そうです。諫早湾潮受け堤防開門を命じた福岡高裁の確定判決に対して国側が漁業者に向けた憲法無視の発言です。ところが同じ発言を稲田朋美自民党政調会長が政権党の政策責任者として日本の侵略戦争を正当化し、「慰安婦」制度の問題を否定する意思を強く示すために行いました。26日付赤旗がこのことを伝えています。昨日の各ニュースは稲田政調会長が「戦後70年新談話」の内容について首相に任せればいい、といったことを伝えていましたが、この肝心な内容は伝えていませんでした。
 稲田政調会長発言は「(東京裁判について)日本の戦争指導者への『死刑』を宣告するなどした判決の『主要部分』は受け入れるが、その前提になる事実認定は受け入れないというもので、日本の戦争が侵略戦争だったという事実を否定することに等しい認識を示したもの」と赤旗は指摘しています。そして「そもそも裁判で宣告された刑は受け入れるが、犯罪の事実の認定は認めないなどというのも、まったく成り立たない稚拙な議論」だと伝えています。
 有明海再生のための諫早湾開門確定判決といい、日本の侵略戦争とその開戦責任をはじめとする戦争犯罪を断罪した東京裁判判決を否定する動きは自然と環境を守り、戦後の平和と民主主義を大切にしてきた多くの国民の立場とは鋭く対立します。私はこうした動きを阻止するため、一日も早い自然と環境、平和と民主主義、憲法を守る人民統一戦線結成を願っています。(新聞は26日付赤旗です)EPSON368.jpg

 

【救援新聞(2月25日)】

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【救援新聞(2月25日)】
 2月21日付救援新聞(日本国民救援会機関紙)1面は、秘密保護法に続き3月にも国会に上程市、通常国会での成立を目指している憲法違反の盗聴法の大改悪の危険性を訴えています。
 改悪の内容は、これまで暴力団組員などによる組織的な殺人など、極めて限られていた盗聴捜査の対象を、窃盗や詐欺など発生件数が多く身近に見られる犯罪にまで広げ、しかも盗聴時の通信事業者の立会い義務を廃止し、警察のやりたい放題に盗聴できるようになります。
 このことは憲法が保障した通信の秘密を犯し、国民のプライバシーを侵害する危険性が強く、盗聴対象が反社会的組織や犯罪集団に限定されていないため、消費者団体や労働組合など一般市民が構成する団体が広く対象となる危険があります。なによりも都合が悪い秘密を隠し、秘密に近づこうとする市民を監視し、抑圧する秘密保護法や、「話し合い・合意」を処罰する共謀罪と結びつけば政権に都合の悪い団体や運動を弾圧し、国民監視・抑圧をすすめるため政権の強力な「武器」となります、と同紙は指摘しています。
 6面には「救援検定 めざせ刑事裁判マスター」を掲載。刑事裁判についてクイズ感覚で問題にチャレンジし、救援運動を楽しく進めようと特集を組んでいます。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1408日目報告☆

青柳行信です。2月26日。

【転送・転載大歓迎】

「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページHP
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
     http://youtu.be/NrMdvBrFo48

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1408日目報告☆
呼びかけ人賛同者2月25日3752名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
   <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
お疲れさまです。
東電が 福島で汚染水をこっそり海に流していました。
昔、水俣で チッソが水銀を流していたのと同じやり方です。
対策もできない原発を動かす資格なんて、どこの電力会社も
持ってないですよ。
原発は 廃炉にしましょう。
あんくるトム工房
汚染水 東電 こっそり流す http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3379
 
★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆帰還希望二割弱へと減りにけり益々遠くなりゆく故郷
      (左門 ’15・2・26-944)
※朝日新聞25日、「帰還希望世帯1~2割 福島第一
周辺4町 復興庁調査 放射線量によらず」の4年目だ。
《「相次ぐ汚染水漏れのトラブル・・・・、帰っても「医療環
境」「商業施設」がない・・・・。政府や自治体も、住民が
1~2割に減る現実から目をそらさない覚悟が必要だ》。
抜本的という視点が政府・自治体・住民に欠けている。
町と県と政府が挙って「原発ゼロ・ストーンヘンジ博物館」
(永久貯蔵施設も含む)を建てて環境・平和教育のメッカ
(負の文化遺産の一大基地)としては如何?関係施設へ
の雇用は被災者を優先して行う。

★ 栗山次郎 さんから:
青柳 さん、
お世話になっております。
  -----------------------------
舩津さんの先日の原発関連新聞記事紹介には

「(安倍政権は)
> ・・・・とんでもない主張ばかり並べ立てて!!
> (・・・)
> ・・・・再稼働にまっしぐら!!」

とありましたが、TPPについても全く同じことが言えます。

今やTPP反対団体の影響力を削りに削り、しかるべきマスコ
ミを手なずけるだけ手なずけ、危惧や心配、乗り気になれな
い民の声はチラとも聞かず、
「自分たちに都合のいい主張ばっかり並べたてて、TPP合
意にまっしぐら」
です。

既に当MLでも紹介されていたのかもしれませんが、
このような TPP 交渉の急展開を目の前にして、「TPPを考
えるフォーラム 地域を破壊するTPPは止めよう!」が3月
9日(月)夕方、東京で開催されます。

まさに「緊迫した情勢」ではありますが、お時間のある方は
ご注目ください。

詳しくは
http://atpp.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/tpp-802f.html

をご覧ください。
これには基調講演+「スピーチ 各界から」と書かれていますが、
当日には岡田先生の基調講演に加えて、パネル討論
農業を考える 善積智晃氏(全国農協青年組織協議会理事)
医療を考える 杉山正隆氏(福岡県歯科保険医協会副会長)
があります。

★ 仮面ライダ― さんから:
おはようございます。
昨日は、青柳さんがドイツ出張前で
体調が壊れてはイケナイと思い〈焼き鳥屋〉に
お誘いするのを控えさせてもらいました。
無事、ドイツから帰還されたおりは一杯やりましょう。

私が住んでいる近くには、不審火で燃えてしまいそうな
旧炭鉱長屋が三・四軒あります
危険なのは間違いないのですが
集落には通路一本隔てだけで
鉱害復旧の認定が下りなかった旧炭鉱長屋が散見します

炭鉱王の末裔が現在、副総理をしていますが

鉱害復旧の認定が下り復旧の済んだ
私の長屋も再び鉱害で陥没しているようです
マグニチュ―ド5クラスの地震が近くであると
蜘蛛の巣のように掘り進められた
数百メ―タ―下にある坑道がひしゃげて
再び長屋が傾いているように思われます

県の鉱害事業団へ、
再度、鉱害復旧の申請をしましたが どうなるか

〈地盤の沈下どこまでさがる我が長屋〉
〈沈下する農水族と安倍政権に禁じ手あり〉
〈禁じ手は隠れ剣法特定秘密保護法??〉

★ 中西正之 さんから:
青柳行信 様
<弦巻英市氏が素晴らしい高浜原発パブリックコメントへの回答批判を行ってい
る>について報告します。

弦巻英市氏は川内原発審査書案でも高浜原発審査書案でも素晴らしいパブリック
コメントを多数投稿されていますが、原子力規制委員会が公開したパブリックコ
メントのまとめとそれに対する見解について、素晴らしい批判をブログに掲載さ
れています。
http://hatake-eco-nuclear.blog.so-net.ne.jp/

  *

奇異な日本のデ
ブリ冷却策(事前水張)を正当化する規制委・高浜原発パブコメ回答から① 

[AM-メルトスルー、CCI]

メルトスルー前に水張・・日本だけの特異な奇異な対策

平成二十五年原子力規制委員会規則第五号(以下「設置許可基準規則」という)の
第51条で格納容器下部の溶融炉心を冷却するための設備について、次のように定
めている。
「第五十一条 発電用原子炉施設には、炉心の著しい損傷が発生した場合におい
て原子炉格納容器の破損を防止するため、溶融し、原子炉格納容器の下部に落下
した炉心を冷却するために必要な設備を設けなければならない。」
より具体的に原規技発第 1407092 号「実用発電用原子炉及びその附属施設の位
置、構造及び設備の基準に関する規則の解釈」で次のように定めている。
第51条(原子炉格納容器下部の溶融炉心を冷却するための設備)
「1 第51条に規定する「溶融し、原子炉格納容器の下部に落下した炉心を冷
却するために必要な設備」とは、以下に掲げる措置又はこれらと同等以上の効果
を有する措置を行うための設備をいう。なお、原子炉格納容器下部に落下した溶
融炉心の冷却は、溶融炉心・コンクリート相互作用(MCCI)を抑制すること及び溶
融炉心が拡がり原子炉格納容器バウンダリに接触することを防止するために行わ
れるものである。
a)原子炉格納容器下部注水設備を設置すること。原子炉格納容器下部注水設備
とは、以下に掲げる措置又はこれらと同等以上の効果を有する措置を行うための
設備をいう。
〓)原子炉格納容器下部注水設備(ポンプ車及び耐圧ホース等)を整備すること。
(可搬型の原子炉格納容器下部注水設備の場合は、接続する建屋内の流路をあら
かじめ敷設すること。)
〓)原子炉格納容器下部注水設備は、多重性又は多様性及び独立性を有し、位置
的分散を図ること。(ただし、建屋内の構造上の流路及び配管を除く。)
b)これらの設備は、交流又は直流電源が必要な場合は代替電源設備からの給電
を可能とすること。」

これは具体的には、メルトスルー・溶融貫通前に落下先に水を張るものである。
この事前水張は、2011年の東電核災害前に導入さている。東京電力福島第一原発
1号機、2号機、3号機の事故時手順書をみると、2011年1月14日、18日付で「電力
共同研究にて得られた最新知見」に基づいて事前水張が導入されている。手順書
の「注水―3a:RPV破損前のペデスタル初期注水」である。東電核災害の2か月前
である。そして、東電核災害時には1号炉でも2号炉でも3号炉でも、このペデス
タル初期注水は行われていない。何故かは知られていないが、吉田所長は行って
いない。現場では机上の空論扱いである。

 ところがこの役立たずの事前水張策を、電力会社(原子力事業者)や規制委は
公的に表立って導入しようとしている。高浜原発の再稼働のパブコメ(2015年1
月)で問い質した。パブコメは3615件あったそうだが、その回答があったので、
採点してみる。(後省略)

   *

これを読んでいると、原子炉に過酷事故が発生し、核燃料が溶融し溶融核燃料が
原子炉圧力容器を突き破り、格納容器のコンクリート床上に落下して
MCCI(溶融炉心・コンクリート反応)が起きるのを防止するために格納容器
に緊急貯水する対策は原子力規制委員会が考え出した珍策だったことが分かりま
した。
  
   *

再臨界が起こる
かも!日本のデブリ対策(事前水張)・高浜原発パブコメ回答から② 

[AM-メルトスルー、CCI]

メルトスルー前に事前に原子炉下部に水張策(日本だけの特異な奇異な対策)の
効果・機能は?

欧州のコアキャッチャーはセシウムCs137の放出量を30TBq以下になるようにす
る「最良の手段」と評価されている。(欧州電力事業者要求仕様/EUR) 水蒸気爆
発を起きなかったら事前水張はコアキャッチャーと同等の効果・機能を持つのだ
ろうか?

 規制委は、メルトスルーした溶融炉心は事前注水された下部に溜まった水に落
下することから粒子化などで「形状が失われ、ホウ酸水が注入された状態におい
て、デブリが臨界(原子核分裂の連鎖反応が一定の割合で継続している状態)に
至ることは考え難いと判断しています。仮に再臨界が起こったとしても、そのエ
ネルギーは崩壊熱に比べて十分小さいため、問題にならないと判断しています。」

 再臨界を規制委は完全に否定していません。JCOの臨界事故では核物質は粉末
でした、しかし臨界が起こりました。形状やホウ酸水の濃度などで、原子核分裂
の連鎖反応が一定の割合で継続している臨界に至ることがあるのです。その条件
を検討し、可能性を試算し、その値も示さなくては説得力はない。それをせず
「考え難いと判断」という修辞(言葉を巧みに用いて表現すること)に逃げてい
ます。言語明瞭意味不明です。

 また再臨界は「崩壊熱に比べて十分小さい」としています。崩壊熱は緊急停止
直後は出力の約7%、停止からの時間経過に従って減っていきます。比較の物差
しになっている崩壊熱は、何時の時点の崩壊熱量なのかを示さなければ意味のあ
る文にはならない。これも言葉を巧みに用いて、意味がない文に意味が有る気に
見せる修辞です。

 そして再臨界が起きた場合、規制委はエネルギー量・熱量だけを問題にしてい
ます。崩壊熱では中性子線は出ませんが、再臨界では生成します。それは事故収
束にあたる作業員の方に被曝をもたらします。中性子線の量にもよりますが、
JCOの臨界事故を想起すれば、かなり酷い状態にもなり得る。そうなる可能性が
あるのに、誰が収束作業に当たるのか。(後省略)

  *

再臨界問題は川内原発の審査書案のパブリックコメントでも高浜原発の審査書案
のパブリックコメントでも投稿が少ないようです。再臨界の事は私には専門外な
ので詳しい事は分かりませんが、重要な問題だと思います。

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2416】2015年2月25日(水)
━━━━━━━
┏┓
┗■.特集:経産省前テントひろばを守る好論文-内藤光博論文紹介  
 |  「経産省前テントひろば」は憲法21条1項の「集会の自由」の保障を
受けるものである
 |テントひろば」の正当性を憲法学的理論付けしたという点で画期的な論文だ
 └──── 山田和明(たんぽぽ舎会員)

○2月20日にテント裁判弁護団が裁判所に提出した、いわゆる「経産省前テン
トひろば」に関する憲法学的意見書 ―表現の自由と「エンキャンプメントの自
由」― 内藤光博(専修大学法学部教授・憲法学) は「経産省前テントひろ
ば」の正当性を憲法学的理論付けしたという点で画期的だ。
「経産省前テントひろば」は憲法21条1項の「集会の自由」の保障を受けるも
のであることを明確にした。以下具体的にその主な論点を記す。
第1に、集会とは「多人数が政治や経済、芸術、宗教などの問題に関する共通の
目的を持って一定の場所に集まること」をいう。
一定の場所とは公園、ひろば、道路、公開空間及び公会堂など屋内の公共施設を
含む。
第2に、「集会の自由」とは「多人数が共通の目的をもって集合する自由」をさ
すのではなく、「集団としての意思形成やその意を実現するため、集団としての
行動をとることが、その自由の内容となっている」といえる。
「集会の自由」が保障されるためには施設の管理者である公権力はこれを妨げて
はならない。
第3に、「集会の自由」の意義として巨大な資金力を持つマスメディアによる言
論市場の支配的独占状態により阻害されている「一般市民」の意見表明権の保障
という点にある。
もう一つの意義としては現代の議会政治における少数派の意見表明権の保障にある。
○以上のように「経産省前テントひろば」を民主主義の基本的な表明権の保障と
して、位置付ける氏の論点は実に明解であり、私たちの主張を見事に代弁している。
そして「経産省前テントひろば」は「テントを設営し、泊り込む」(英語で「エ
ンキャンプメント」という)そして集会を行なうことは「実現行為」として、マ
スメディアに対抗する効果的方法であるという。
さらに「ひろば」を持続的、平和的に占拠し、複数の人間による討議空間として
確保することは思想的、政策的な表現の自由、事実上の「請願権」を直接に行使
することになるとも。
また、3,11原発事故は「人間に値する生存」の基盤を奪い去るものであり、
「経産省前テントひろば」は「やむにやまれぬ意思表示・請願行動の」一環であ
るという。
それは憲法で保障された人格権、「個人の尊重(尊厳)」に直接関わる問題であ
ると。
○「経産省前テントひろば」のテント設営地は経産省の敷地(国有財産)ではあ
るが、敷地を区切る柵外にある半円形をした形状の空間である。一般市民の利便
のための「公開空地」と評価できる。経産省も「ポケットパーク」と呼んでいた。
つまり、「一般市民が自由に出入り出来る場所」として、憲法が保障している自
由な言論活動を行いうる空地であると考えられる。
○その「公開空地」、経産省にとって何ら逸失利益のない空間にテントが設置さ
れたとして、土地の明け渡し、高額な損害賠償を請求するのは、市民の言論活動
に対する弾圧である。
言論を封じ込めるいわゆる「スラップ訴訟」(大企業や政府機関が一般市民など
弱いものに対して威嚇し、行動を萎縮させる裁判)に他ならない。
○以上のように意見書は過去の判決例を踏まえながら「テントひろば」に対する
私たちの気持ちを憲法学的にあますところなく立証してみせた。
この意見書を私たちは100万の力強い味方にし、自信を持って「経産省前テント
ひろば」を守り、闘いましょう。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★【編集部】やや長い文章ですが、テント裁判が2月26日(木)のため、緊急重
大事なので、全文掲載します。お急ぎの方は最後の「結論」の部分からお読み下
さい。
 なお、メールのため(注)は抜いてあります。アラビア数字等の文字は変更し
てあります。
-ここから本文-

 いわゆる「経産省前テントひろば」に関する憲法学的意見書
  -表現の自由と「エンキャンプメントの自由」-
                      2015年2月19日
            
東京地方裁判所民事第37部  御中

                 内藤光博
               (専修大学法学部教授・憲法学)      
      
1.序 論 

 東日本大震災・福島原発事故発生から半年後の2011年9月11日、経済産業省
(以下、「経産省」とする)の北側角の敷地内に、実際に福島原発事故で避難を
余儀なくされた被災者、いまだに原発事故による放射能汚染に晒されている福島
の人々、さらには原発再稼働に反対する一般市民ら(以下、「市民団体」とす
る)が、政府に対する反原発・脱原発の意思表示と脱原発への政策転換の請願を
目的として、テントを設営し、表現・集会活動を開始した(以下、当該テント設
営および居住地を「テントひろば」とする)。
 これに対し経産省側は、2013年3月29日に、テントの撤去と「テントひろば」
の明渡しを求める訴えを東京地裁に起こした。同年4月25日には、経産省の敷地
を不法に占拠し経産省の所有権を侵害したとして、これまでの土地使用料として
約1140万円と、敷地明渡しまで一日あたり約2万2000円の土地使用料の支払いを
追加請求した。
 他方、市民団体側は、「経産省前テントは、2011年3月11日の福島原発事故を
受けて、原発政策を推進した経産省と霞が関に対する闘いの砦として建てられた
ものであり、それは脱・反原発運動の一つ象徴として、今日では絶対に必要なも
のとなっている」「国が原発推進の政策を変えるまで、テントをたたむつもりは
ない」「飽くまで原発政策の是非を問う、大衆的・市民的な運動として、ねばり
強く、幅広く闘っていく」としている。
 本意見書では、「テントひろば」における市民団体による「テントで設営およ
び居住(エンキャンプメント )」とそこでの意見表明・請願活動を、一時的に
公開の空間(パブリック・フォーラム)を利用した「集会活動」の一類型と見た
上で、憲法21条1項の「集会の自由」の保障を受けるものであるのか否か、また
「集会の自由」による保障を受けるとした場合、経産省による本件提訴は、市民
団体の「集会の自由」を違法に制約するものであるのか否かについて、憲法学的
視点から検討した。

2.「集会の自由」および「エンキャンプメント(テント設営および居住)の自由」
  
1.「集会の自由」の意義と内容
 憲法21条1項は、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、こ
れを保障する」と規定し、「集会の自由」を表現の自由の一形態として保障して
いる。
 第1に、集会とは、「多数人が政治・経済・学問・芸術・宗教などの問題に関
する共通の目的をもって一定の場所に集まること 」をいう。集会を行うために
は、一定の空間(場所)を必要とするが、それは公園、広場、公開空地など屋外
の公共施設から公会堂など屋内の公共施設を含む。また集団示威運動が「動く公
共集会 」とされ、集会の自由に含まれると解されていることから、道路もその
本来の利用目的の一つとして集会および意見表明のための施設として位置づける
ことができる。
 第2に、表現の自由の一形態としての「集会の自由」とは、単に「多数人が共
通の目的をもって集合する自由」のことをさすのではなく、「集団としての意思
形成やその意思を実現するため集団としての行動をとることがその自由の内容と
なっている 」といえる。したがって、「集会の自由」で保障されるべき内容を
より厳密にいうと、「目的、時間、方法のいかんをとわず、集会の開催、集会へ
の参加、集会における集団の意思形成とその表明、さらにはそれへの実現行為な
どを公権力が妨げてはならない」こと、つまり「公共施設の管理者たる公権力に
対し、集会をもとうとする者は、公共施設の利用を要求できる権利を有する」も
のとされている 。
 言い換えれば、「集会の自由」が保障されるためには、集会の開催・参加・意
見形成と表明に対する公権力による規制はもとより、集会の「実現行為」をも公
権力により妨げられてはならないものとされているのである。
 第3に、こうした目的を持つ「集会の自由」の意義としては、以下の点が重要
であることが指摘されている 。
 まず挙げられるのは、巨大な資金力を持つマス・メディアによる言論市場の支
配的独占状態により阻害されている「一般市民」の意見表明権の保障という点あ
る。こうしたもっぱら情報の「送り手」であるマス・メディアの言論市場の支配
状況もとで、もっぱら情報の「受け手」に置かれ、資金力をもたず有効な意見表
明手段を持たない一般市民が、とりわけ政治・経済・社会問題について、自らの
意見を国家や市民社会に向けて表明し、異議申立てを行う方法として、「集会の
自由」や「集団行動(デモ行進など集団示威運動)の自由」の保障が位置づけら
れる。
 もう一つの意義としては、現代の議会政治における少数派の意見表明権の保障
という点ある。現代の政治民主のもとにあっては、政治的少数者は、国の政策決
定に参加する機会がしばしば閉ざされがちである。彼らにとっては、集会(ある
いは結社)という集団を形成し、意見形成を行い、連帯して政府(公権力)に対
して批判や自らの意見表明を行わざるをえないことになる。「政府や社会の支配
体制に対する少数派による批判を保障することは、民主制の維持・発展のための
基本要請であり、また少数派個人の権利や利益を保障するという人権の基本原理
から生ずる要請でもある」といえる。
 第4に、「集会の自由」は、「多数者が集合する場所を前提とする表現活動で
あり、行動をともなうこともあるので、他者との利益と矛盾・衝突する可能性が
高いので、それを調節するためには必要最小限の規制を受けることもやむを得な
い 」といえる。

2.「集会の自由の実現行為」としての「エンキャンプメント(テント設営およ
び居住)の自由」  
 前述のように、「集会の自由」の目的が「集団としての意思形成」と「その意
思を実現するため集団としての行動をとること」にあり、「目的、時間、方法の
いかんをとわず、集会の開催、集会への参加、集会における集団の意思形成とそ
の表明、さらにはそれへの実現行為」を保障することを内容とする自由であると
すれば、集団の意思形成とその表明を行うための「実現行為」の保障が最も重要
な要素となる。
 その「実現行為」の保障には、政府が、集会を主催者たちに「すべての人々に
開かれた集会の場」の提供の保障を前提とし、彼らの主張する多様な意見、政府
に対する批判的見解や要求を最も効果的に政府や社会に対し表明できる方法や手
段を保障する必要がある。その方法は、平和的な方法であることを前提として、
集団行進や示威運動をはじめ、多種多様な形態が考えられる。
 本件「テントひろば事件」における「テントの設営および居住」、すなわち
「エンキャンプメント(encampment)」も、集会を行うための「実現行為」として
効果的な方法と考えられる。すなわち、誰もがアクセスできる「公開の空間」に
簡易テントをはり、そのテントを利用して寝泊まりしながら、自らの意見表明を
常時行い、またテントを利用して定期的に集会を開くことにより、「恒常的・持
続的な集会」を可能にし、さらには「公開の討議の場の創設」を導くことから、
マス・メディアのように充分な資金力をもたない一般市民によるきわめて簡便か
つ効果的なコミュニケーション活動と評価できる。
 そしてこうした「テント設営および居住」は、「集会の自由の実現行為」の有
効なる方法であるが故に、憲法21条1項が保障する「集会の自由」の一類型とし
て、「エンキャンプメント(テント設営および居住)の自由」と命名されるべき
表現権として保障されるべきである。
 言い換えれば、「エンキャンプメントの自由」は、一般市民が、誤った政策を
強行する政府に対して、その政策の修正変更を求めて、その意思を伝えるために
緊急かつ一時的に居住する権利である。その具体的行使にあたっては、①長期・
短期を問わずに持続的に、公共的な空間を平和的に占拠して居住すること、②複
数の人間による討議空間を確保することによって、思想的、政策的な表現の自由
を行使しつつ、事実上の請願権を直接的に行使することを、その特徴としている。

3.「人間に値する生存」の確保のための「やむにやまれぬ意思表示・請願行動」
 2011年3月11日の東日本大震災とそれにともなう原発事故は、現在および将来
にわたる甚大な被害をもたらした。
 原発事故にともなう放射能汚染により、多くの市民は長期的に避難を余儀なく
され、故郷を離れて避難所暮らしを強いられている。これにより、避難民は、家
や財産の喪失、失職、家族の離散、自治体や隣近所などのコミュニティの崩壊を
もたらした。さらには、放射能汚染は、住民に、とりわけ子どもたちに現在から
将来にわたる放射能被曝による健康被害をもたらす危険性をはらんでいる。すな
わち、原発事故は、文字通り人々から「生存の基盤」を奪い去るものであり、
「人間に値する生存」の基礎を大きく突き崩すものである。
 このように考えると、「エンキャンプメント」による反原発・脱原発への政策
転換の主張と政府への直接請願行為は、「人間に値する生存」を確保するための
主権者国民による「やむにやまれぬ直接行動」であると理解される。
 さらに、こうした「エンキャンプメント」による継続的な表現・請願活動が、
原発政策の直接の推進者であった経産省前で行われることは、反原発・脱原発の
意見表明と請願を行うあたり、政府および市民社会に大きなアピールを行うとい
う効果を持つ象徴的表現行為ということができる。
 このように本件の「エンキャンプメント活動」が、「人間に値する生存」を確
保するための「やむにやまれぬ直接的表現・請願行動」であるという点を考慮し
た場合、憲法21条1項の保障する表現の自由の保障のより強い保障がなされるべ
きものと言わなければならない。なぜならば、基本的人権および権利の行使およ
び人権侵害の被害回復は、それを強く主張して初めて実現するものであり、まし
てや「人間に値する生存」の確保を求める意見表明と請願は、まさに人権保障の
根幹にある「個人の尊重(尊厳)」に直接的に関わる問題であるからである。

3.「パブリック・フォーラム」としての経産省前「テントひろば」

1.アメリカにおける「パブリック・フォーラム」の法理
 表現活動やその一類型である集会には、それを行うための手段(言論・出版・
多種多様な表現手段、また集会や集団示威運動なども手段ではあるが)や物理的
空間(場所)が必要となる。表現の自由が保障されるためには、それを行うため
の空間、すなわち誰もがアクセスすることのできる「公共空間」の利用が保障さ
れなければならない。こうした言論のための「公共空間」を「パブリック・
フォーラム(公共の言論広場)」とよぶ。
 この「パブリック・フォーラム」の概念は、アメリカの判例の中で、集会や集
団行進の自由とその場所的(空間的)限界を論じる際の法的概念として主張さ
れ、展開されてきた。アメリカで伝統的に「パブリック・フォーラム」とされて
きたのは道路・歩道・公園などであり、「道路や公園を利用する権利」として主
張されてきた。
 そして、これまでのアメリカの判例論の「パブリック・フォーラム」法理の展
開の中で、ある空間(場所)が「パブリック・フォーラム」と判断されると、そ
の場所での表現活動は全面的に禁止することはできず、そこでの時・方法などの
規制は合理的なものでなければならず、すべての表現者に平等にアクセスが保障
されなければならないとされ、その場所における所有権や管理権よりも、その場
所の本来の利用目的と両立されるべきか否かが問題とされるに至った 。
 さらに、1983年のPerry Education Association v. Perry local Educator's
Association事件連邦最高裁判決では、「パブリック・フォーラム」を、(1)「伝
統的パブリック・フォーラム」(道路・歩道・公園)、(2)「指定的パブリッ
ク・フォーラム」(公会堂・公立劇場)、(3)「非パブリック・フォーラム」の
3類型に区分され、その区分に応じて問題の解決を図る判例理論が確立してきた 。
 (1)の「伝統的パブリック・フォーラム」とは、「永きにわたる伝統ないし政
府の命令により集会及び討論に捧げられてきた場所」をさし、「その主要な目的
は思想の自由な交換であるので、言論主体がパブリック・フォーラムから排除さ
れうるのは、その排除がやむにやまれぬ政府(州)の利益に仕えるのに必要であ
り、かつ、その排除がその利益を達成するために限定的になされている時のみで
ある」とされる。
(2)の「指定的パブリック・フォーラム」とは、「政府がある場所やコミュニ
ケーション手段を意図的にパブリック・フォーラムに指定した時は、言論主体
は、やむにやまれぬ政府の利益なく排除されえない」とされる。
(3)の「非パブリック・フォーラム」とは、「伝統」や政府による「指定」のい
ずれによってもパブリック・コミュニケーションのためのフォーラムではない公
的財産をいう。
 この分類にしたがった場合の違憲審査基準としては、(1)の類型では、通常の
表現の自由の規制に関する違憲判断基準が適用されるが、政府はこの類型のパブ
リック・フォーラムを表現・集会活動に対して閉ざすことが禁止される。(2)の
類型については、政府は表現活動に開いておくこと、こうしたフォーラムを作る
ことについての憲法上の義務はなく、やめることもできるが、この類型のフォー
ラムが存在し続ける限り、表現の自由の法理が妥当する。(3)の類型について
は、政府に広い裁量が認められ、特定の見解に基づく差別でない限り、内容に基
づく差別さえ認められるものというものである 。
 しかしながら、こうした「パブリック・フォーラム」の3類型論には、アメリ
カの理論においても、日本の憲法学でも、要旨つぎのような批判が向けられてい
る 。
 第1に、この類型論によると「パブリック・フォーラム」と認められるのは、
政府所有の財産のみであり、私有財産はパブリック・フォーラムから排除されて
しまうことである。また(1)の類型に分類される「パブリック・フォーラム」の
基準が「伝統」にあるとすると、新しい類型の表現の場(大規模な国際空港な
ど)が除外されてしまうことである。
 第2には、(2)の類型の「パブリック・フォーラム」について、「指定的パブ
リック・フォーラム」の内容や射程が政府の意図により確定してしまうので、救
済を求めている表現者が排除されてしまう点である。
 すなわち、こうした3類型による「パブリック・フォーラム」論は、ある場所
を「パブリック・フォーラム」でないとすることにより、表現活動や集会の規制
を正当化する理論として機能するおそれがあるのである。
 このような批判があるものの、「パブリック・フォーラム」の法理において
は、道路・歩道・公園など、明らかに「パブリック・フォーラム」にあたるとし
て、政府による規制を極力排除して、活発な言論空間を保障しようとしてする点
で評価される。

2.日本における「パブリック・フォーラム論」と違憲審査
 日本においても、この「パブリック・フォーラム」の法理は注目され、最高裁
判例の中で論じられている。
 私鉄の駅構内で鉄道係員に無断でビラ貼りおよび演説を行い駅管理者の退去命
令を無視して駅構内に滞留した行為が鉄道営業法35条と刑法130条後段の不退去
罪に問われたいわゆる「駅構内ビラ配布事件」最高裁判決 における伊藤正己裁
判官の補足意見は、つぎのように述べられている。

「ある主張や意見を社会に伝達する自由を保障する場合に、その表現の場を確保
することが重要な意味をもつている。特に表現の自由の行使が行動を伴うときに
は表現のための物理的な場所が必要となってくる。この場所が提供されないとき
には、多くの意見は受け手に伝達することができないといってもよい。一般公衆
が自由に出入りできる場所は、それぞれその本来の利用目的を備えているが、そ
れは同時に、表現のための場として役立つことが少なくない。道路、公園、広場
などは、その例である。これを『パブリック・フォーラム』と呼ぶことができよ
う。このパブリック・フォーラムが表現の場所として用いられるときには、所有
権や、本来の利用目的のための管理権に基づく制約を受けざるをえないとして
も、その機能にかんがみ、表現の自由の保障を可能な限り配慮する必要があると
考えられる。道路における集団行進についての道路交通法による規制について、
警察署長は、集団行進が行われることにより一般交通の用に供せられるべき道路
の機能を著しく害するものと認められ、また、条件を付することによってもかか
る事態の発生を阻止することができないと予測される場合$
K8B$C$F!"5v2D$r5q$`$3$H$,$G$-$k$H$5$l$k$N$b!J:G9b:[>.K!DnH=7h!&7:=8;0O;4,0l0l9f6e!;H,JG;2>H!K!"F;O)$N$b$D%Q%V%j%C%/!&%U%)!<%i%`$?$k@- もとより、道路のような公共用物と、一般公衆が自由に出入りすることのでき
る場所とはいえ、私的な所有権、管理権に服するところとは、性質に差異があ
り、同一に論ずることはできない。しかし、後者にあっても、パブリック・
フォーラムたる性質を帯有するときには、表現の自由の保障を無視することがで
きないのであり、その場合には、それぞれの具体的状況に応じて、表現の自由と
所有権、管理権とをどのように調整するかを判断すべきこととなり、前述の較量
の結果、表現行為を規制することが表現の自由の保障に照らして是認できないと
される場合がありうるのである。」

 この伊藤補足意見における「パブリック・フォーラム」の法理では、アメリカ
における3類型論にはよらず、「伝統」や「公的・私的」の区別をすることな
く、「パブリック・フォーラム」の概念をより広く捉え、「一般公衆が自由に出
入りできる場所は、それぞれその本来の利用目的を備えているが、それは同時
に、表現のための場として役立つことが少なくない」場所と定義し、道路、公
園、広場などがこれにあたるとしている。そして、「パブリック・フォーラム」
と認定された場所(空間)が、表現活動の場として用いられるときには、所有権
や、本来の利用目的のための管理権に基づく制約を受けざるをえないとしても、
その機能にかんがみて、表現の自由の保障を可能な限り配慮する必要があるとし
ている。
 つまり、伊藤補足意見は、表現・集会活動と管理権との利益較量を前提としつ
つ、当該空言論空間(表現・集会を行う場所)の「パブリック(公共・公開)
性」に着目して、「パブリック・フォーラム」に当たる場合には、表現活動の空
間的保障の領域を拡げることにより、民主政治の基礎をなす表現の自由および集
会の自由の優越性に配慮した法理として一応の評価はできよう 。

3.「パブリック・フォーラム」としての経産省前「テントひろば」 
 それでは、本件テント設営および居住の場所(「テントひろば」)は、「パブ
リック・フォーラム」と評価できるのであろうか。ここでは、現時点ではほぼ妥
当と思われる伊藤正己補足意見に即して考察してみたい。 
 本件におけるテント設営および居住の場所土地(明渡しの対象となっている経
産省前の土地)は、経産省の北側の交差点角に位置し、経産省の敷地(すなわ
ち、国有財産)ではあるが、敷地を区切る柵外にある半円形をした形状の空間で
ある。面積は89、63平方メートルあり、霞ヶ関付近の建物の案内板が設置されて
いる。経産省ビル前庭との間には柵を挟んでベンチ本石が置かれており、その目
的は特定されていない。筆者の見る限り、一般市民の交通などの利便に供せられ
るべく提供された「公開空地」と評価される。
 すなわち、「テントひろば」は、経産省が公開空地とすることによって、事実
上のパブリック・フォーラムとしての機能を担っているといえる。本件「テント
ひろば」は、アメリカの判例理論に言うところの「伝統的パブリック・フォーラ
ム」にあたり、「駅構内ビラ配布事件」最高裁判決野伊藤正己補足意見が指摘す
るところの「一般公衆が自由に出入りできる場所」であり、「表現のための場と
して役立つ」「テントひろば」は、パブリック・フォーラムとして、誰も自由に
アクセスでき、憲法が保障している自由な言論活動を行いうる空地であると考え
られる。
 また、経産省はこの空地を何らかの公共目的をもって利用しているわけでもな
く、市民団体側は平和のうちに表現活動を行っており、言論活動を行おうとする
他者との競合もない。
 したがって、経産省は、国有財産として管理権を有するものの、「パブリッ
ク・フォーラム」としての機能にかんがみ、表現の自由の保障に可能な限り配慮
する必要があるといえる。

4.経産省による本件提訴の「スラップ訴訟」性

1.スラップ訴訟とは何か
 近年、大企業や政府機関により、ジャーナリストや報道機関はもとより、一般
市民、市民運動団体や労働組合などの私的な団体をターゲットとして、言論を封
じ込めることを目的とする民事訴訟法が提起される事例が問題となっている。い
わゆる「スラップ訴訟」である。
 スラップ訴訟とは、1980年代に、アメリカでその問題性が指摘された訴訟の性
質を表す言葉である。英語では"Strategic Lawsuit Against Public
Participation(SLAPP)"という。直訳すると「公的参加を妨害することを狙っ
た訴訟戦術」であり、具体的には「公に意見を表明したり、請願・陳情や提訴を
起こしたり、政府・自治体の対応を求めて動いたりした人々を黙らせ、威圧し、
苦痛を与えることを目的として起こされる報復的な民事訴訟」と理解される 。
 スラップ訴訟の特徴 としては、大企業や政府機関が、(1)その正否や妥当性を
めぐり論争のある重要な政治・社会問題や公共の利益にかかわる重要な問題につ
いて、(2)大企業や政府機関など財政・組織・人材などの点で優位に立つ側が原
告となり、(3)憲法二一条一項で保障されている正当な意見表明行為(集会、デ
モ行進、ビラ配布、新聞や雑誌への寄稿、記事の執筆など)をおこなった個人や
市民団体などを被告として、(4)プライバシー侵害、住居不法侵入、業務妨害な
どの民法上の不法行為に基づき、合法的に裁判所に提訴し、多額の損害賠償金を
請求し、(5)その真の目的が、裁判を提起することにより、金銭的・精神的・肉
体的負担を市民や団体など被告に負わせることにより、言論活動に萎縮的効果
を与え、言論弾圧を行うことにある点にある 、といえよう。
さらには付け加えるとするならば、いまだ訴えられていない潜在的な公的発言
者も、企業や政府機関の提訴を見みて表現活動をためらうようになり、かつ市民
や市民団体を提訴した時点で、彼らに苦痛を与えるという目的は達成されること
になるので、原告の企業や政府機関の側は、訴訟の勝敗にはこだわることはな
い、いわば裁判としての意味をもたない提訴であるといえる。

2.スラップ訴訟としての経産省による提訴
 経産省による本件「テントひろば」立退き・損害賠償請求訴訟は、アメリカで
いうスラップ訴訟であることは明らかである 。
 第1に、土地明渡しの対象となっている経産省前の土地は、前述のように、公
開空地として一般市民に提供された空間であり、その目的も特定されていない。
経産省はその土地から何らの収益をあげているものでもなく、またテントが設置
されたからといって公共の利便性を大きく損なうものでもない。つまり、経産省
にとっては、逸失利益は何ないといえる。
 第2に、経産省が公開空地とすることによって、「テントひろば」は、事実上
の「パブリック・フォーラム」としての機能を担っているといえる。つまり、
「テントひろば」は、「パブリック・フォーラム」として、憲法が保障している
自由な言論活動に利用されているのであり、誰に対しても意見表明を行うために
開かれている。テントが設置されているとはいえ、決して占有などとはいえない。
 第3に、前述のように、原発政策を推進してきた経産省前で、原発に反対する
意見表明を行うことは象徴的な言論行為といえる。すなわち、反原発・脱原発の
主張を、原発政策を推進してきた経産省前で行うことは、最も効果的な社会的ア
ピールを可能にする。
  第4に、経産省は、土地明渡しの他に、高額な損害賠償を請求しているが、
これこそまさに市民の言論活動に対する弾圧行為であるといえる。つまり、経産
省は「テントひろば」から何らの収益や利益を得ているわけではないのであるか
ら、損害となるべき権利侵害は生じていないにもかかわらず、多額の損害賠償を
要求することにより、市民団体に言論活動を躊躇させる効果(萎縮的効果)を期
待し、言論を封じ込めようとする意図を読み取ることができる。経産省の目的
は、土地の明渡しでも損害賠償金を手に入れることでもなく、もっぱら脱原発・
反原発に対する言論弾圧にあるといえよう。
 したがって、この裁判は、政府により土地明渡しにかかわる民事裁判として提
起されたものであるが、その本質は、政府による脱原発・反原発運動に対する言
論弾圧事件であり、さらにはこうした言論弾圧を通じて、政府の原発事故につい
ての責任を回避し、原発推進政策を維持・強行しようとする意図をもつスラップ
訴訟であるといえる。

5.結 論
 
 以上論じてきたところにより、以下のことが論証された。
 第1に、「エンキャンプメント(テントの設営および居住)」は、憲法21条1項
が保障する表現の自由の一類型としての「集会の自由」の実行行為であり、かつ
本件「テントひろば」における「エンキャンプメント」による意見表明活動は、
原発事故により長期的避難を余儀なくされている被災者や放射能汚染に苦しむ福
島の人々、そして反原発・脱原発を主張する一般市民が「人間に値する生存」を
維持しようとするための「やむにやまれぬ行為」であることから、とりわけ強く
表現の自由の保障を受けることである。
 第2に、経産省前「テントひろば」はいわゆる「パブリック・フォーラム」に
あたり、経産省の管理権よりも市民団体側の「集会の自由」の保障が優位される
べきことである。
 第3に、経産省による市民団体に対する提訴は、訴訟による権利救済などの実
質的な法的利益がないと考えられることから、「裁判を利用した言論抑制」、い
わゆるスラップ訴訟であり、実質的な表現の自由への侵害行為である。
   
★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
福島第1原発の汚染水流出隠ぺい事件で、「状況はコントロールされている」と
官房長官が記者会見で発しています。(9.の記事)
霞が関付近では、日本語の“言葉の意味あい”が世間とはずれてきているようです。
さて、今朝も川内(せんだい)原発、玄海原発関連・・・・とすすめて行きます。

1.「川内原発の安全性、県局長「問題ない」 鹿児島県議会」西日本電子版
2015年02月26日 03時00分 更新
全文「鹿児島県議会は25日、定例会の本会議を開き、代表質問があった。九州
電力川内原発(同県薩摩川内市)の安全対策について、県の屋島明人危機管理局
長が「問題ない」との認識を示した。
与(あたえ)力雄県議(自民)が1月末に県が原発30キロ圏8市町を同伴して
実施した立ち入り調査を質問。屋島局長は「新規制基準に基づく安全対策が施さ
れ、事故が起きた場合の対策がしっかりと整備されていた」と応じた。避難計画
の実効性を高める取り組みについては「避難手段を充実させるためバス会社や九
電と協議を進めている」と述べるにとどめた。」

参考まで、
2.「川内魚市場が解散へ」南日本新聞(2015 02/25 13:00)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=64043
「薩摩川内市水産物地方卸売市場(同市西開聞町)を運営する川内魚市場(鶴屋
賢了社長)は24日、買い受け人の減少などを理由に、28日の取引を最後に解
散することを明らかにした。施設を所有する市は「今後の方針は未定」としてい
る。・・・・」
・・・川内原発の街のことです、記事全文がわからないので、原発が関係はして
いないでしょうね??

2’.「薩摩川内市の川内魚市場が今月末で解散」南日本放送 [02/25 11:50]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2015022500007967
「・・・・市場は地元の鮮魚店を中心とした買い受け人らが出資して、1990
年に設立されました。しかし、消費者の魚離れや鮮魚店の廃業が進み、設立当初
は60人ほどいた買い受け人が現在は15人前後に減少し、設立の翌年度はおよ
そ3億円あった取り扱い高も最近は4000万円ほどにまで落ち込んでいるとい
うことです。また、魚を出荷する漁業者も高齢化で減っていることから、経営の
継続が難しいと判断し、今月末で解散することを決めたということです。薩摩川
内市は「今後の対応は未定」としています。」
・・・・原発開発時には相当の漁業補償をもらったであろう人たちも今や激減し
てるのでしょうね。

玄海原発関連、
3.「【佐賀】玄海原発避難計画 避難所見直しを要請」KBCテレビ02/25?19:16
http://www.kbc.co.jp/news/ ※九州沖縄のページに映像があります
全文「佐賀県の玄海原発の事故を想定した、福岡・佐賀・長崎3県の避難所の
16%が自然災害の危険区域にあるという調査結果を、市民団体が佐賀県に提
出。代表は、「県民の命を守れない避難計画のもとでは、玄海原発の再稼働を絶
対に認めないでください」と訴えました。調査をしたのは、福岡・佐賀・長崎の
市民団体で、原発事故を想定した避難所に指定されている757の施設のうち、
福岡で12、佐賀で76、長崎で30カ所が、自然災害が発生した際の危険区域
にあったということです。市民団体は、すべての避難所を安全な区域に設定する
とともに、現状の避難計画では再稼働を認めないよう求める要望書を佐賀県に提
出しました。佐賀県は、1カ月後をめどに回答するとしています。」

3’.「原発避難で避難所見直しを」NHK佐賀02月25日12時21分 ※映像有
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5085566561.html?t=1424886960021
「・・・・要請したのは、原発の運転再開に反対している佐賀市と福岡市、長崎
市のあわせて3つの市民グループです。・・・市民グループによりますと、玄海
原発の事故に備える避難計画で、佐賀・福岡・長崎の3つの県で指定されている
避難所あわせて757か所のうち、16%にあたる118か所は、自治体が土砂
災害などのおそれがあると想定している区域に入っているとしています。
要請の中で、市民グループは、佐賀県に対し避難所の設定を見直すよう求めると
ともに、「不十分な避難計画のもとでは、原発の再稼働は認められない」として
います。要請を行った「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の
会」の石丸初美代表は「いまの避難計画は机上の空論で、住民の安全を考えたも
のになっていない。一部の担当者だけでなく、住民も含めた形で避難について議
論する場が必要だ」と話しています。」

3”.「脱原発市民グループが知事に要請書提出」佐賀テレビ(2015/02/25
21:37 ※映像有
http://www.sagatv.co.jp/news/

こちらも参考まで、
4.(佐賀県玄海町)「ふるさと納税、九州にんまり 14年度納税額、トップ
10に平戸など5市町」西日本電子版2015年2月26日3時00分
http://qbiz.jp/article/56675/1/
「・・・10万円を寄付すると、1年間毎月、旬の特産品が贈られる佐賀県玄海
町(9億3206万円)が2位、・・・・」
・・・・原発の町が2位です!!

5.原発立地地域、
「高浜原発安全協定、27日にも締結 京都府と関電」京都新聞?2月25日(水)23
時00分
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150225000174
「再稼働に向けた手続きが進む関西電力高浜原発(福井県高浜町)に関して、京
都府と関電が27日にも安全協定を締結することが分かった。協定については、
発電所増設に伴う計画変更や、事故で停止した原子炉の運転再開時に府が意見を
述べ、関電が回答するなどの方向性が示されている。
現在、関電と結んでいる協定はトラブルが発生した際の通報連絡などにとどまっ
ている。府は東日本大震災による福島第1原発の事故後、立地県に準じた協定を
求めて関電と協議し、1月に同原発30キロ圏の7市町を交えた会合で方向性に
ついて一致した。
新たな協定では、原子炉施設の重要な変更、事故で原子炉を停止した場合の運転
再開に関して府が安全対策などに意見し、関電の回答を求めることができる。必
要と判断した際の現地確認なども盛り込まれる。また、府と30キロ圏の7市町
は地域協議会を立ち上げ、情報提供や意見聴取の場とする。・・・
安全協定に関しては、脱原発を訴える市民や団体から、「再稼働への同意権を持
つような『立地県並み』でない」として、締結に反対する声も出ている。」

6.「京都にも原発事故時の汚染検査場 福井県が候補7カ所を追加指定」福井
新聞ONLINE?2月25日(水)8時10分配信
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/64854.html
「福井県議会は24日、本会議を再開し小寺惣吉議員(自民党県政会)ら8人が一
般質問した。原発事故時に30キロ圏内の住民が避難する際に放射性物質の汚染検
査を行うスクリーニング場所の候補地について、県の櫻本宏安全環境部長は、課
題だった京都府内での候補地を追加指定したことを明らかにした。福知山市内の
体育館など5市町7カ所で、府民らの避難時にも利用する。・・・・
福井県は昨年6月、住民避難時のスクリーニング・除染場所として、県内原発か
ら30キロ圏の境界周辺にある国道沿いの公共施設駐車場や高速道路のパーキング
エリアなど県内26カ所、滋賀県内2カ所の計28カ所の候補地を公表。ただ、関西
電力高浜原発から30キロ圏境界の京都府内での候補地が決まらず、課題として
残っていた。
県危機対策・防災課によると、国のWGで京都府内の7カ所を新たに指定すること
で合意。候補地は京丹後、与謝野、福知山、綾部、南丹の5市町の道の駅や公
園、体育館など。県民の県外避難や京都府民らの避難ルート沿いに指定したとい
う。・・・・」
・・・・ふと思ったが、放射性物質の汚染に県境はない、京都が汚染された
ら・・、年間5000万人観光客とか、想像を超える被害が出そうです。

7.(青森県)「東通原発事故時の避難、バス確保困難」朝日デジタル2015年2
月26日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2T43L1H2TUBNB00D.html
「東北電力東通原発(東通村)で重大事故が起こった場合の住民避難を効率的に
するため、県や原発から30キロ圏の5市町村などでつくる検討会の会合が25
日、青森市内であった。県は、避難に必要なバスは1688台と示したのに対
し、5市町村の保有台数は224台しかなく、「バスの確保は困難で、バス以外
の手段の検討が必要」とした。・・・・・
これは県内全体の保有バス1599台を上回る数だという。ただ、30キロ圏内
の医療機関(12施設)や社会福祉施設(53施設)などの避難に必要な台数は
含まれていないため、さらに膨らむ可能性がある。
迅速な避難が求められるPAZ圏については「バス事業者の協力が不可欠で、乗
務員の確保などバス協会と協議を行う必要がある」とした。それに対し、UPZ
圏は住民も多く、「確保は困難」とし、陸路のほか、自衛隊や民間の船舶を活用
する海路避難も示されたが、関係機関との具体的な協議はこれからという。
また、県は三つの避難ルートを示した。・・・・」
・・・原発避難が如何に「非現実的なこと」であることを示す例ですね。

7’.(青森県)「むつ市はバスに加え海路避難検討」東奥日報2015年2月25日(水)
全文「県は25日、東北電力東通原発の原子力災害事故の際、原発から半径5キ
ロ、15キロ、30キロ圏内の順で段階的に避難し、対象住民が多い15~30キロ圏内
のむつ市中心部などの住民は従来のバスに加え、海路避難も検討する方針を示し
た。輸送バスの必要台数を確保できないと判断したための措置だが、海路避難の
具体的な内容は「今後の検討課題」とするにとどめた。また、交通渋滞を起こさ
ないように一部で避難ルートの変更も提示した。」

政府がとんでもない認識!!
9.●●「<福島汚染水流出>菅官房長官「法令濃度より低い数字」」毎日新聞?2
月25日(水)18時48分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150226k0000m010028000c.html
「菅義偉官房長官は25日の記者会見で、東京電力福島第1原発2号機の原子炉
建屋屋上にたまった高濃度汚染水の一部が外洋に流出した問題について「第1原
発の港湾外の海水の(放射性物質の)濃度は、法令で定めた濃度に比べて十分に
低い数字だ。港湾外への汚染水の影響は完全にブロックされており、状況はコン
トロールされている」と述べた。
また、東電が昨年4月以降、放射性物質の濃度上昇を確認していながら、公表し
ていなかったことに関しては「放置したわけではない。原因を調査して、ようや
く判明したのですぐ対応した」と説明した。」
・・・(放射性物質の)濃度が十分に低いことがコントロールされている根拠
か? おかしな発想だ!!

この人もこんなことを言っています!
10.「規制委、東電に汚染防止策求める 2号機の汚染雨水流出で」西日本
2015年02月25日 20時20分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/147957
「・・・・原子力規制委員会の田中俊一委員長は25日の定例記者会見で「排水
路を港湾内に流れ込むようにした方がいいと思う」と東電に汚染防止対策を求め
た。・・・田中氏は「(降雨の影響は)コントロールできないところもある」と
対応の難しさに一定の理解を示した。・・・」
・・・・だから、コントロールできてないんでしょう!!

11.「水産庁「遺憾」汚染水流出、…東電呼び緊急調査」読売新聞?2月25日
(水)19時40分配信
全文「福島第一原発で汚染された雨水が外洋に流出していた問題で、水産庁は
25日、東電の担当者を呼び、緊急の聞き取り調査を行った。同庁は東電側に、
今回の問題について、遺憾の意を伝えた上で、福島県沖の水産物への影響を最小
限に抑える対策を講じ、今後、同様の事態が発生した場合、速やかに公表するこ
となどを求めた。東電側は、海に通じる排水路に、放射性物質を吸着する鉱物ゼ
オライトを詰めた土のうを敷くなどの対策を取ることを説明した。」」
・・・水産庁がやるべきことは、汚染した魚を流通させないこと。

12.厚労副大臣第一原発視察」福島民報2015/02/25 11:15
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022521193
「東京電力福島第一原発で1月に作業員男性が死亡した労災事故を受け、山本香
苗厚生労働副大臣は24日、福島第一原発の事故現場周辺を視察した。・・・・
視察後、山本副大臣は楢葉町のJヴィレッジで報道陣の取材に応じ「二度と死亡
事故が起こらないよう東電を指導したい」と述べた。」

福島第1原発、
13.「汚染水 外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置 福島第一」東京新聞
2015年2月25日 07時09分 ※絵図有
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022590070904.html
「・・・・◆東電、今も続く隠蔽体質 <解説>・・・・東京電力は「福島復興
への責任を果たす」と強調する一方で、福島第一原発から高濃度汚染水が漏れ続
けているのを知りつつ公表せず、対策を講じようともしなかった。東電の隠蔽
(いんぺい)体質は今も続き、福島を裏切り続けていたとも言える。・・・・ 
本紙と共同で福島や首都圏各地の放射能汚染調査を続けてきた独協医科大の木村
真三准教授は「やはり原発の状況を、東電自身ではなく、第三者がきちんと調べ
ないと、信頼回復につながらないのではないか」と指摘した。」

14.「汚染水の流出非公表に地元反発 東電は陳謝」朝日新聞デジタル?2月25
日(水)23時33分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150225-00000061-asahi-soci
「東京電力福島第一原発から港湾外の海に汚染水が流出していた問題で、地元の
福島県からは25日、流出を公表してこなかった東電の姿勢に一斉に反発の声が
上がった。建屋周辺の地下水をくみ上げ、浄化後に海に流す「サブドレン計画」
の交渉は棚上げに。信頼関係が失われ、廃炉計画に影響する可能性も出てきた。
福島県漁業協同組合連合会(野崎哲会長)は25日午前、いわき市で定例の組合
長会議を開いた。東電幹部が出席し、雨が降るたびに排水路の水の放射性物質濃
度が高まることを把握しながら、公表していなかったことを陳謝した。東電が排
水路の放射性物質の定期測定を始めたのは昨年4月。8月には、ベータ線を出す
放射性物質で通常の10倍以上の1リットルあたり約1500ベクレルを検出し
ていた。」

15.「<福島汚染水流出>県漁連「信頼関係崩れた」」毎日新聞02月26日 00
時02分
http://mainichi.jp/select/news/20150226k0000m040107000c.html
「東京電力が福島第1原発の排水路から汚染水が外洋流出しているのを把握しな
がら約10カ月間公表しなかった問題で、福島県漁連(野崎哲会長)は25日の
組合長会議で東電に「情報隠しであり、信頼関係は崩れた」との見解を伝えた。
県漁連はこの日、汚染地下水を浄化後に海洋放出する「サブドレン(井戸)計
画」承認に向け意見集約する予定だったが、問題発覚を受け、納得できる説明が
あるまで計画を容認しない方針も示した。組合長会議は同県いわき市で開かれ、
相馬双葉漁協やいわき市漁協の幹部らが出席。東電から事実関係の説明を受け
た。・・・
漁協幹部からは「なぜ公表しなかったのか」との批判が集中した。新妻副代表は
「(公表より)原因究明を優先してしまった。漁業者には報告しなければならな
かったと反省している」と陳謝した。
いわき市漁協の矢吹正一組合長は「(震災から)4年も顔を合わせてきた東電幹
部から裏切られた」と不快感を隠さなかった。相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長も
「汚染水問題の解決には信頼関係が最重要だとの考えでやってきた。その前提が
崩れてしまったことで、漁業者はサブドレン計画に納得しないだろう」と述べた。
東電によると、汚染水は福島第1原発2号機の原子炉建屋の屋上に降雨時にたま
り、排水路を通じて外洋に流れていた。東電は、水をポンプでくみ上げ、港湾内
に通じる別の排水路に移送することを検討する。」
・・・・「原因が特定できなかったから、公表しなかった」と、であれば、もっ
といろんな事象の隠されていそうです。
・・・・記事最後の東電の対策もおかしい、湾内に流せばよいといっている、湾
内も外洋と海水は行き来しているのに。

昨日には、こんな記事もあったが、
16.「ALPSの処理、来年度中に完了 経産省が見通し」朝日デジタル2015
年2月25日05時00分
http://www.asahi.com/articles/DA3S11619303.html
「東京電力福島第一原発の高濃度汚染水の問題で、経済産業省は24日、敷地内
のタンクにためられた全汚染水の多核種除去設備ALPS(アルプス)による処
理を来年度中に完了できると明らかにした。東電は別の簡易処理と合わせて今年
5月中に当面の処理を終える予定だが、全てをALPSに通すにはさらに時間が
かかるため・・・(以下、有料設定)・・・」

17.「正門周辺の大気中の環境放射線量」毎日新聞2015年02月26日
「25日正午現在 1.083マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力のホー
ムページから抜粋 前日は1.090マイクロシーベルト毎時」

東電、
18.「東電、暫定案提示へ=営業損害賠償で―福島第1原発事故」時事通信?2月
25日(水)21時0分配信
全文「東京電力の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)は25日、福島市内で記者
会見し、福島第1原発事故に伴う営業損害への賠償金支払いが3月以降白紙となっ
ている問題で、暫定案を示す考えを明らかにした。暫定案の提示時期などについ
て、東電は「検討中」と説明している。
賠償は避難指示区域の中小企業や個人事業主が対象で、避難により営業ができな
くなったり、再開後も減収となったりした分を補償する。東電は昨年12月に賠償
を2016年2月で事実上打ち切る案を提示したが、地元は反発。今月分までは一括
で支払われているが、3月以降の支払いは決まっていない。福島県の担当者は
「まず賠償の考え方を提示することが前提だが、来月以降、資金繰りで困る方も
いる。暫定的な取り扱いも早急に示すべきだ」と話している。」
・・・支払いを続けないと、即倒産が続発しますよ。自殺も・・・。

19.「東電、家財を個別賠償=原発事故、定額超える被害に」時事通信?2月25
日(水)19時18分配信
全文「東京電力は25日、福島第1原発事故による避難住民の家財道具に対する賠
償に関し、定額分を超える被害への支払い手続きを始めると発表した。東電は迅
速に賠償を行うため、5年間は戻ることが見込めない「帰還困難区域」や「居住
制限区域」など地域、世帯人数に応じて一定額を支払っている。今回、家財道具
の損害額の合計が定額分を超えた場合、差額を支払う仕組みを追加する。
東電は2013年3月に家財に対する定額賠償を開始。支払額は例えば大人2人子供2
人の世帯の場合、「帰還困難区域」で675万円、「居住制限区域」と「避難指示
解除準備区域」では505万円に設定している。個別の損害額の証明を求めず、迅
速に賠償金の支払いを進めるのが狙いだが、被害が設定額を超えるケースも想定
されるため、新たな仕組みを導入する。」?

被災地フクシマ、
20.「搬入容認を伝達=中間貯蔵で環境相らに―福島知事」時事通信?2月25日
(水)22時1分配信
全文「東京電力福島第1原発事故の汚染土を保管する中間貯蔵施設について、福
島県の内堀雅雄知事は25日、県庁で望月義夫環境相らと会談し、施設への汚染土
搬入を受け入れる考えを伝えた。施設予定地がある同県大熊、双葉両町の町長も
同席し、搬入の開始時期について、国が目指す3月11日より後にするよう求めた。
会談で内堀知事は「復興への道のりは長く厳しいものであることを理解いただ
き、施設設置者として国の責任ある対応を求める」と述べた。これに望月環境相
は「重い決断に心から敬意を表する。福島の除染と復興に政府一丸となって取り
組んでいく」と応じた。」

21.「<中間貯蔵>地元「なぜ3.11まで搬入」」河北新報2015年02月25日
水曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150225_63014.html
「・・・・・両町議会も3月11日までという日程には難色を示す。町議の一人
は「なぜ3月11日なのか。発災から4年のうちに搬入したという実績をつくる
ため、急いでいるのではないか」と指摘した。関係者によると、安倍晋三首相が
今月28日に福島県入りするのが決まった後、環境省は首相の来県に合わせ、搬
入開始を模索したという。
予定地の地権者会代表を務める門馬幸治さん(60)は「廃棄物の『一時保管
場』の着工といい、今回の段取りといい、国は地権者を無視するような形でスケ
ジュールを進めている」と批判した。双葉町の地権者の男性(74)は「土地を
提供するかどうか考えようにも、昨年秋の地権者説明会の後、環境省からは電話
の一本もない。国は本当に地権者や町民のことを考えているのか」と不信感をあ
らわにした。」
・・・・すべてが、首相のパフォーマンスのためです。

22.「南相馬・小高住民が集団提訴へ 国と東電に慰謝料求める」福島民友新
聞?2月25日(水)11時58分配信
全文「東京電力福島第1原発事故で地域コミュニティーが失われたとして、同事
故に伴う避難区域の南相馬市小高区の住民が、国と東電に慰謝料など1人当たり
2000万円の損害賠償を求め、年内にも地裁相馬支部に提訴することが24日、住民
側弁護団への取材で分かった。弁護団によると、県内の裁判所への地域ごとの集
団提訴は同市鹿島区、田村市都路地区に続き3件目。
行政区長を通して原告を募っており、現在約30世帯が提訴の意思を示していると
いう。同区域住民の賠償をめぐっては、約180世帯580人が生活費の増大分や避難
費用、コミュニティー喪失の慰謝料を求めて裁判外紛争解決手続き(ADR)を申
し立てた。一部で和解が成立したが、コミュニティー喪失の損害については判断
されなかったことから、提訴に踏み切ることを決めた。」

23.◎●「19歳以上も「がん治療費」補助 原発事故時に18歳以下対象」福島民
友新聞?2月25日(水)11時55分配信
http://www.minyu-net.com/news/news/0225/news8.html
「県は、東京電力福島第1原発事故当時18歳以下でその後に19歳以上になった県
民が、県民健康調査の甲状腺検査で甲状腺がんやがんの疑いと診断された場合、
がんの治療費などを国の交付金を活用して負担する。18歳以下の医療費は県が無
料化しているが、19歳以上は医療保険の対象となり、無料化の対象外となるた
め。県は新年度早い段階で公費負担を始める方針。負担の額や期間など具体的な
方法は今後検討する。・・・・」
・・・・がんの摘出が終わっても体の変調は続くと言われている、その後の治療
費も継続?、打ち切ると言わないでくださいね。

24.◎●「原発避難世帯、帰還希望は1~2割 福島第一周辺4町」朝日新聞デ
ジタル?2月25日(水)11時7分配信  ※絵図有
http://www.asahi.com/articles/ASH2Q3TFTH2QULZU001.html
全文「東京電力福島第一原発の立地・周辺4町で、ふるさとに戻りたいと考える
避難世帯の割合は、国の避難指示の種類によらず、おおむね1~2割しかないこ
とが復興庁の調べで分かった。放射線量の低い区域から帰還を進めようとする国
の方針と、住民の考えの大きな溝を映し出した結果だ。原発事故に伴う避難指示
は、放射線量が低い順に避難指示解除準備(放射線量が年20ミリシーベルト以
下)、居住制限(同20ミリ超50ミリ以下)、帰還困難(同50ミリ超)の3
区域に分かれる。政府は線量の低い区域の除染やインフラ整備を優先している。
だが、将来の居住地などを尋ねる住民意向調査で、復興庁が今年度の結果を区域
ごとに分析したところ、「戻りたい」と答えた世帯は、解除準備区域では浪江町
が19・4%、富岡町が14・7%しかなかった。調査は浪江町の全約7100
世帯、双葉町の同約2400世帯、大熊町の同約4千世帯、富岡町の同約
5600世帯を対象に、県外避難者も含め、昨年8~10月に実施され、
51~60%が回答した。」

25.(新潟県で)南相馬市の線量地図を無料配布 新大の内藤真名誉教授ら冊
子まとめる」新潟日報2015/02/25 17:53
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20150225165411.html
「福島県南相馬市で東京電力福島第1原発事故による道路の空間放射線量を調べ
ている新潟大の内藤真名誉教授(67)=南相馬市出身=らのグループが25日まで
に、2014年8~9月の測定結果を冊子にまとめた。新潟市中央区の新潟日報
メディアシップ1階の情報館コンパスで無料配布している。冊子は1時間当たり
の線量が地図上に色分けされているほか、12、13年のデータをまとめた地図も掲
載し、線量の変化が分かるようになっている。南相馬市の職員が放射線量を計測
し、新大大学院医歯学総合研究科の菖蒲川由郷准教授が中心となって地図を作成
した。
内藤名誉教授は「自然減衰や雨、除染などにより線量は年々減っているが、山間
部ではまだ高いところがある。県民や本県に避難している人たちに、南相馬の現
状を理解する材料にしてほしい」と話した。A4判32ページ。南相馬市のホーム
ページからも見ることができる。冊子は南相馬市の小中学校の保護者全員に配ら
れる。」

26.(飯館村)「(プロメテウスの罠)宮司は残った:6 あきらめた見守り
隊」朝日デジタル2015年2月25日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11619241.html
「◇No.1195 2011年の初夏だった。福島県飯舘村にある綿津見神社
の宮司、多田宏(67)は、村山豊(むらやまゆたか)(67)ら氏子総代にあ
る思いを話した。「一日中神社にいてもなんだから、見守り隊に入っかな?」正
しくは「いいたて全村見守り隊」。村内20の地域ごとにチームをつくり、24
時間3交代、2人ひと組で集落の中を1軒ずつパトロールする。震災から3カ月
後の6月から活動を始めていた。隊員は交代で福島市などの避難先から通う。高
齢者が多いのは「若者が放射能の心配をするよりは」ということらしかった。日
当7千円、夜間の手当、交通費が出る。お金はどうでもいい。でも、ひとりで神
社にじっとしているのはあまりに寂しい。・・・・
「入隊」は7月ごろだった。深夜の勤務もあったが、ひとりで神社にいる暮らし
とは大違いだった。放射能に汚染された村とはいえ、集落を回るのは気持ちが晴
れた。参加から数日後、所用で神社を訪ねてきた氏子がなにげなく言った。「宮
司さん、見守り隊に出てんだってな」そのひと言に、多田はハッとした。・・・
氏子は見ている。宮司が神社の仕事をおろそかにしているのではないかと。結
局、10日ほどやってみてやめた。宗教法人である神社から宮司として給与を得
ているから、雇用保険の手続きも煩わしそうだった。・・・
14年春から、見守り隊は深夜をのぞく2交代になった。今は約240人が参加
している。氏子総代の村山は、朝番の時は福島市内の避難先を午前4時に出る。
1時間で村に着くが、少し早く出ないと、復興事業のダンプカーやトラックで混
雑するからだ。「結構大変な仕事。宮司さんは通勤の必要はないけど、やめてお
いてよかったと思うよ」」
・・・・高い線量のところを回る・・・被曝は大変な量でしょうね。

27.「(福島県)25日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線
量測定値」福島民報2月26日朝刊紙面
http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・・「放射性物質の検査結果(魚介類・加工食品)」、「南相馬の野生フキ
ノトウ基準超え 県に出荷制限指示 政府が」

28.「(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)」下野
新聞2月25日17:15
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20150225/1881280
「▼空間放射線量率(25日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・」

29.【栃木】「「苦渋の選択」理解求める 反対同盟会に知事回答」東京新聞
2015年2月25日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150225/CK2015022502000166.html
「県は二十四日、「指定廃棄物」の最終処分場候補地をめぐり、計画撤回を求め
る塩谷町の反対同盟会が提出した福田富一知事の見解を問う文書に回答した。県
内一カ所に最終処分場を造るという国の方針を「現実的な解決策」とし、設置に
理解を求めた。回答では、指定廃棄物の処分について福島県の考えを再確認した
経緯などに触れ、国による栃木県内での処分方針に見直しがないことを指摘。
「苦渋の選択だが、国が全責任を持って県内に処分場を設置し、安全に処理する
ことが現実的な解決策と考えている」とした。・・・・同盟会は、今月一日付で
「お願い」と題した文書を福田知事に送付。「県としての考えを再考できない
か」と見直しを求めていた。・・・県内での指定廃棄物の保管量は約一万三千五
百トン(昨年十二月末現在)。」

30.(群馬県)「「震災の歴史忘れないで」…避難の漫画家が自作寄付」読売
新聞2015年02月25日 09時00分
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20150224-OYT8T50103.html
「東京電力福島第一原発事故で、福島県南相馬市から前橋市に避難してきた漫画
家西崎正さん(59)が23日、被災した東日本大震災の避難状況や原発事故に
ついて描いた自作のヒューマンコミック「色の消えた町」約80冊を同市に寄付
した。市は市内約70の小中学校全てに配る。
地震発生時、逃げるよう勧めてくれた祖母を津波で失った少年が主人公で、原発
事故や避難生活に負けずに成長して古里に一時帰宅する様子を描いた。「二度
と、このようなことを起こしてはいけない」とのメッセージを込め
た。・・・・・・・」

原発施設、
31.「中部電力、竜巻想定し初の訓練 浜岡原発で」佐賀新聞2015年02月25日
11時08分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10203/160255
「中部電力は25日、浜岡原発(静岡県御前崎市)が運転中に竜巻被害によって
外部電源を喪失する緊急事態に陥ったと想定した対策訓練を実施した。竜巻を想
定した浜岡原発での訓練は初めてで、全国的にも珍しいという。災害対応の手順
を確かめるのが主な狙い。訓練は午前9時ごろ発生した竜巻で、外部から原発構
内につながる3本の送電線が全て切断されたと仮定。非常用ディーゼル発電機が
稼働し、3、5号機の安全は確保でき
一方、4号機は機器故障でポンプ車による原子炉への注水の必要があるとした。
原発構内の送電線直下で発生した山火事を地元消防と協力して消火する訓練も実
施」。

32.(青森県について自民党部会で)「<核燃サイクル>河野氏「国と青森県
真摯に話を」河北新報2015年02月25日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150225_21038.html
「原発の高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の最終処分問題を議論した24
日の自民党部会で、河野太郎衆院議員が固化体を生む使用済み核燃料の再処理に
反対し、「政府は(再処理工場がある)青森県と『国策の変更もあり得る』と真
摯(しんし)に話をすべきだ」と持論を展開した。以前から「核燃料サイクルは
破綻している」と主張する河野氏は「青森に持ち込まれた使用済み核燃料を再処
理しないと『よそに持ち出してくれ』と言われるから、やり続けると言わざるを
得ない」と指摘。「青森問題から目を背け『フィクション』を続けるのはもはや
無理だ」と強調した。・・・・」

33.(島根県)「島根原発テロ対策施設に690億円」中国新聞2015/02/26
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=133574&comment_sub_id=0&category_id=112
「中国電力が、・・・」
・・・記事はコピー不可、検索してどうぞ。

電力、
34.「中国電力が(浜田市)三隅2号(火力発電所)の前倒し申し入れ」中国新
聞2015/02/25
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=133458&comment_sub_id=0&category_id=110
・・・記事はコピー不可、検索してどうぞ。

35.「中部電力社長 浜岡3号機申請延期 「影響大きくない」」静岡新聞
(2015/2/25 07:44)
http://www.at-s.com/news/detail/1174171240.html
「中部電力の水野明久社長は24日、名古屋市で記者会見し、浜岡原発(御前崎
市佐倉)3号機の新規制基準への適合性審査の申請を、予定していた年度内から
先送りしたことについて「影響は大きくない」と述べた。
新たな申請時期は「3号機は申請できる状況になってきている。来年度の早い段
階でしたい」と強調し、大きな遅れにはつながらないとの見通しを示した。年度
内の申請を断念した理由は「4号機の審査状況を踏まえて申請しようとしている
ため」と説明した。3号機でも提出が必要と見込まれる重大事故が発生した際の
炉心損傷や格納容器の破損防止などのデータ解析が遅れている点を挙げ
た。・・・・・・・・」

36.「東電、原電への支払い継続 「安全維持」に名目変更」日本経済新聞電
子版2015/2/25 2:00
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ24HJM_U5A220C1TJ1000/
「東京電力は日本原子力発電への「基本料」の支払いを2015年度も続ける方針を
固めた。原子力発電専業会社の原電は保有する全原発が停止しているため、基本
料が主な収入源になっている。契約の名目を従来の電力購入から「安全維持」に
変えて発電設備などの保全を目的にする。支払額は14年度の400億円弱から2割
少ない300億円強に減らす見通しだ。
東北電力も基本料を14年度の90億円弱から70億円前後に減らす調整・・・・・以
下、会員限定記事)・・・」

37.「関電の再値上げ幅、1%超圧縮へ 経産省」日本経済新聞電子版2015/2
/25 2:00 ※会員限定記事
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS24H7C_U5A220C1EE8000/
全文「経済産業省は電気料金の再引き上げを申請している関西電力の値上げ幅を
縮める。関電が卸電力取引所や企業から購入する電気の価格を、足元の原油安を
反映して引き下げるよう求める。家庭向けで平均10.23%としていた申請幅は
1%超圧縮される公算が大きい。
 関電は原子力発電所の再稼働の遅れで、取引所や企業の発電所から購入する電
力が従来の計画より増えると見積もっている。経産省は原油安により取引所の売
買価格や企業からの購入価格も下がる前提で購入費を減らすよう求める。
液化天然ガス(LNG)や石油の調達では、東京電力と中部電力が国際入札で購
入額を下げる。経産省は関電にも調達の効率化を求め、値上げ幅を圧縮する。関
電は25日に示す2015年度の人件費や修繕費の削減計画で、これまで約束していた
二千数百億円の削減額を数百億円上積みする見通しだ。関電は14年度にコスト削
減を従来計画より628億円上積みする方針をすでに示している。15年度の上積み
額が14年度を上回るかが焦点となりそうだ。」

37’.「<関西電力>経産省小委の再値上げ審査 追加合理化要求も」毎日新
聞?2月25日(水)22時23分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150226k0000m020139000c.html
「関西電力が昨年末に申請した電気料金再値上げ(家庭向け平均10・23%)
を審査する経済産業省の小委員会(委員長・安念潤司中央大教授)の第3回会合
が25日、東京都内で開かれた。関電側は2015年度のコスト削減額を当初予
定より340億円以上、上積みする考えを表明。15年度は社員の平均年収を
14年度(660万円)から30万円以上引き下げ627万円とすることや、退
職金支給に伴う支出を12億円削減する方針を説明し、値上げに理解を求めた。
しかし、委員からは更なる合理化を求める声が強く、値上げ幅の圧縮は不可避の
情勢だ。・・・・
関電は今回、高浜原発3、4号機(福井県)が11月に再稼働する前提で再値上
げを申請しており、11月より早く動いた場合はすぐに値下げに踏み切る方針。
25日の会合では、再稼働後の料金値下げについて、すでに再値上げを実施済み
の北海道電力の「1基再稼働するごとに、再稼働の翌々月までに値下げする」と
の方針が例示された。関電にもこの方針が適用される見通し。・・・・
ただ、高浜3、4号機を巡っては、福井地裁に運転差し止めの仮処分申請が申し
立てられており、仮処分が認められれば当面再稼働が困難になる。岩根副社長
は、長期的に再稼働が見通せなくなった場合の対応について「総合的な判断が必
要になる」と語り、さらなる値上げに含みを残した。」
・・・・原発再稼働を人質にとって、脅しの先鋒、とんでもない!!

38.「東北電労組、ベア3200円要求 震災後初」河北新報?2月25日(水)12時50
分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150225_12007.html
「東北電力労働組合は24日、今春闘でベースアップ(ベア)に相当する賃金改善
を実施するよう経営側に申し入れた。要求額は30歳モデルで月給の1%強に当た
る月額3200円。ベア要求は東日本大震災後初めてで、2009年以来6年ぶり。田村
昌徳委員長らが本店で要求書を提出した。・・・
東北電は設備被災と原発停止で業績が悪化。13年に一般社員の基準内賃金を平均
5%引き下げた。15年3月期連結決算は、電気料金引き上げに伴う増収などで2期
連続の黒字を見込み、役員報酬の一部返上幅を縮小。通期配当増配も行う方針。」

39.(東北電力)「<女川2号機>点検記録不備「重大な問題」」読売新聞
2015年02月25日
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20150224-OYTNT50378.html
「◆東北電有識者会議で座長 東北電力は24日、原子力発電所の課題について
話し合う有識者会議を仙台市青葉区の本店で開いた。女川原発(女川町、石巻
市)2号機で見つかった点検記録の不備がテーマで、座長の北村正晴・東北大名
誉教授は会議後、「重大な問題で、軽く受け止める話ではない」と述べた。有識
者会議は2011年の震災後に設置され、原発に対する信頼回復や安全対策の強
化などについて助言を行う。5回目のこの日は有識者など委員6人と、海輪誠社
長ら同社幹部が参加した。
東北電は、女川原発2号機で、存在しない機器を点検済みと記載するなど計
4188件の不備があったと報告。海輪社長は「国の保安検査まで、自ら問題に
気づき、直せなかったことを危惧している。品質保証の視点が弱かった可能性も
あり、深く反省している」と話した。
非公開で行われた意見交換では、委員から「多くの人が関わる現場でルールを徹
底するには、チェック機能の強化が必要だ」「再発防止に向け、経営陣の問題意
識を現場に浸透させてほしい」などの指摘があったという。」」
・・・原発の隠ぺい体質はここでも・・・・。

自然エネルギー、
40.「山形県:「新電力」設立へ…再生エネ買い取り供給」毎日新聞 2015年02
月25日 10時56分
http://mainichi.jp/select/news/20150225k0000e040149000c.html
「山形県は、民間業者と共同で再生可能エネルギーを買い取り、販売する電力小
売会社「山形県新電力(仮称)」を2015年度に設立する。都道府県がこうし
た「新電力」を設立するのは初めて。大規模停電となった東日本大震災の教訓を
踏まえ、地域独自のエネルギー供給の仕組みを作るためで、吉村美栄子知事は
「エネルギー地産地消のモデルにしたい」と話している。
吉村知事は原発に頼らない「卒原発」を掲げており、30年までに再生エネで原
発1基分に相当する100万キロワットを生み出すことを数値目標としている。
しかし、14年3月末時点では12.4万キロワットと伸び悩んでいる。さら
に、再生エネの買い取りを電力大手に義務づける「固定価格買い取り制度」の見
直しで、発電量の減少が懸念されている。新電力が安定した買い取り先となるこ
とで、太陽光、水力、風力、バイオマスなど再生エネ発電の機運を促す狙いもあ
る。山形県新電力は資本金7000万円。県が3分の1を出資。残りは県内企業
からの出資を募る。・・・
◎自治体による同様の取り組みは、群馬県中之条町が13年8月に設立した「中
之条電力」がある。昨年9月から町役場や小学校、温泉施設など公共の30施設
に電力を供給。町エネルギー対策課によると、30施設が支払う電気代は1年間
で総額1000万円の節約につながる見込み。」

41.「三菱重工、英で大型洋上風力発電受注へ 数百億円で」日本経済新聞
2015/2/25 2:02
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ24HJV_U5A220C1TJ1000/
「三菱重工業グループが英国中部の大規模洋上風力発電計画で風車などの発電シ
ステムを受注する見通しとなった。出力は原発1基の3分の1相当の33万キロ
ワットで日系企業で最大の受注となる。受注額は数百億円の見込み。風力は再生
可能エネルギーの中でも発電コストが低く注目が集まる。洋上風力で先行する欧
州で実績を積み世界の需要増に対応できるようにする。・・(以下、有料設
定)・・・」
・・・この分野でも日本に技術はちゃんとあるようです。?

42.(新潟県で)「屋上太陽光発電が始動 栗山米菓 県内最大級」新潟日報
2015/02/25 11:28
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20150225165314.html
「栗山米菓(新潟市北区)は、同区西名目所の同社新工場の屋上で太陽光発電を
始めた。全量を東北電力に売電する。栗山米菓によると、屋上設置の太陽光発電
としては県内最大規模の発電能力という。工場棟と倉庫棟の屋上計9800平方
メートルに計4656枚の太陽光パネルを設置した。発電設備容量は約千キロ
ワット。年間発電量は、一般家庭約300世帯分に相当する91万キロワット時
を予定している。事業費や年間売電収入は非公表。・・・・」
・・・・写真を見ると屋内の温度環境にも効果がありそうですね。

参考記事、
43.「さよなら原発ヒロシマの会:脱原発運動支えた50回 同事務局長・滝
史郎さん「熱が冷めない努力を」 /広島」毎日新聞2015年02月25日地方版
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20150225ddlk34040669000c.html
「広島在住の文化人らが呼びかけ人を務める市民団体「さよなら原発ヒロシマの
会」(中区)の脱原発デモ「ヒロシマ・アピールウォーク」が今月20日、
2012年10月のスタートから50回の節目を迎えた。運動を支えてきた同会
事務局長の滝史郎・広島大名誉教授(69)=府中町=は、脱原発運動の機運が
高まらない現状の中、「福島の事故を忘れないようにとの目的の下、ここまで続
けてきた。相手が大きいからこそ、粘り強く続けていかなければいけない」と2
年半に及ぶ運動の価値を見いだしている。滝さんは福井大で教鞭を執っていた
1970?80年代、反原発運動に関わり始めた。・・・・。「賛成、反対で対
立し親戚同士が口をきかないケースさえあった。まるで社会崩壊。悲惨ですよ」と
振り返る。・・・・・」
・・・以下は、検索してどうぞ。

44.「米シェールにしぶとさ 原油安で減産進まず(真相深層)」日本経済新
聞電子版2015/2/25 3:30
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDJ28H28_U5A220C1EA1000/
「原油価格の低迷が続いている。米国指標のWTI(ウエスト・テキサス・イン
ターミディエート)は1バレル50ドル前後で推移。値下がりに歯止めがかかって
きたものの上昇に勢いはない。焦点となる米国ではシェール油田の新規開発が減
少するなか、生産量は過去最高の水準が続く。浮かび上がるのはシェールオイル
の意外なしぶとさだ。米石油産業の中心地、テキサス州がレイオフ(人員整理)
に揺れている。1月上旬、同州でシェー・・(以下、有料設定)・・・」
・・・・原油安でシェールガスの生産停止が伝えられる一方では、生産コストも
安くなる中で生産を維持できている油田も多数あるということか。

45.「戦後70年・原子の森、深く:第2部・孤高の闘い/17 たった一度
の「群れ」」毎日新聞 2015年02月25日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20150225ddm002010094000c.html
長い記事「・・・・・自主、民主、公開をうたう平和利用の<三原則なんて議論
をしておった時期の理論付けというか下働きをしてたのが、この辺の人々でした
(略)なんとか平和利用を始めるための条件を模索しとったという状況で
す・・・・・」
・・・見出しを見て興味があれば、検索を。新聞の会員設定すれば、このシリー
ズの全部をみることができますが、時間が要りますね。

46.「“原発40年規制”の根拠は「科学と技術」でなく「政治と空気」 ~ 専
門家でない政治家が決めた危険な安全ルール 石川和男」現代ビジネス?2月25日
(水)11時1分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150225-00042231-gendaibiz-bus_all
・・・長々分です、時間がるときにどうぞ。

47.「菅元首相、脱原発の持論展開 パリで講演、安倍首相批判」佐賀新聞
2015年02月25日09時10分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10202/160140
「・・・・24日、欧州の非政府組織(NGO)の招きを受けてパリで講演、
「最も安全なのは原発を持たないことだ」などと脱原発の持論を語った。菅氏は
地震の翌日から続いた水素爆発を振り返り「日本の人口の4割が避難を強いら
れ、日本が長期間、国として機能しなくなるシナリオもあった」と強調。「原発
は安全を管理しながら活用すべきとの考えを百八十度変えた」と話した。福島原
発の現状については「汚染水が漏れ出ている。コントロール下にあるという安倍
首相は明らかに間違っている」と批判した。」

48.◎●「国のエネルギー論議と中学生たちの提案」西日本電子版2015年02月26
日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/56652/1/
「私たちの生活に不可欠な電力の需要をどうまかなうか。経済産業省が、
2030年時点における電源構成比率(エネルギーミックス)の議論を始めたの
に合わせ一般から意見を募ったところ、福岡教育大学附属福岡中学校3年の生徒
たちが、それぞれが考えるエネルギーミックスを提案した。社会科の授業で勉強
していたようだ。・・・・・
正確に数えたわけではないが、最も多かったのは、原発の再稼働は仕方がないも
のの、洋上風力など再生可能エネルギー関連の技術開発に力を入れて導入量を増
やし、原発は徐々に減らしてほしい?という内容の提案だったと思う。
福岡教育大学附属福岡中学校の生徒たちは「中学生の意見ですが、各自でそれぞ
れの発電のメリット、デメリットを調べ、それなりに理解した上で提案しまし
た。よろしくお願いします」「これからの日本を生きるのは、いまの大人ではな
く私たちの世代です」などのメッセージも添えた。2030年はいまの中学生た
ちも社会の中核を担っている。エネルギーミックスの議論をめぐっては、私たち
の問題としてだけではなく、子どもたちにどのような社会を残せるのか、という
視点も持ってチェックしていきたい。」
・・・若い人の思考を理解するうえで重要。

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
6面に、統一地方選関連の記事、福岡県知事選の記事があります、
38面に、4.の記事。

この新聞の夕刊に、月曜日から連載がはじまっています、
49.「ゆめ追い人は・・・原発よ」
・・・建設当時に、原発反対から賛成を表明した双葉町長だった、岩本氏のこと
が綴られています。この人、3.11後の避難生活中に亡くなったんですね。

今朝は以上です。(2.26.5:49)
※この新聞記事紹介は、次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。ご意見
などは⇒ [email protected] へ 
⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu

★ 前田 朗 さんから:
元裁判官による司法批判再び
瀬木比呂志『ニッポンの裁判』(講談社現代新書、2015年)
http://maeda-akira.blogspot.ch/2015/02/blog-post_25.html

前著は、瀬木比呂志『絶望の裁判所』
http://maeda-akira.blogspot.ch/2014/04/blog-post_7.html

国連人権理事会諮問委員会14会期(2)
http://maeda-akira.blogspot.ch/2015/02/blog-post_44.html

-----集会等のお知らせ------

【九電本店前ひろばテントから生まれたオリジナル曲】
    ●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
作詞・作曲者y.y 演奏・画像(池田制作)

「きみへ ~さよなら原発!福岡~ 」
http://youtu.be/WZb9zgoMY8s  
編曲・歌 荒木美帆(声楽家)

<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

● さよなら原発!3・11福岡集会●
 <福島を忘れない・原発再稼働を許さない>
3月11日水曜日当日
第一部 集会 警固公園午後2時から3時 デモ3時から九電本店まで
集会チラシ http://tinyurl.com/kka9263

第二部「日本と原発」の上映会
福岡市立中央市民センター 午後6時開場 上映6時30分
参加費:500円
上映会チラシ  http://tinyurl.com/lk26ckl

<託児室があります。>
事前予約申し込み連絡先 電話090-5721-6218(そがべ)
メール [email protected] (あさの)
<24時間以内に確認メールを送りますので、
このアドレスからのメールを受信できるように設定お願いします。>

● 九州全体総行動 準備会(「民意は再稼働NO!」を見える形に)●  3月14
日(土)午後2時から
ユースピア熊本(県青年会館)3階の和室
熊本県熊本市中央区水前寺3丁目17-15)
http://tinyurl.com/m89unus
JRの水前寺駅から歩いて5分ほど。
参加出来る方は [email protected](青柳)まで。

<「さよなら原発!福岡」は例会で 九州全体総行動
時期として、福岡の関係グループ・団体の日程で6月14日(日)>

● 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 ●
    判決公判 2015年3月20日(金)15時、佐賀地裁。
ホームページ http://www.facebook.com/genkai.genpatsu

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第12回裁判判 4月24日(金)14:00から 佐賀地裁
原告総数 原告総数 総数8962(1/29現在)
  ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
      <九電本店前ひろば、2015年1月5日(月)から> 
  午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
    ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
 <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

☆九電本店前ひろばカンパよろしくお願い致します☆
    【カンパ振込先 】
①<郵便振替>
    口座記号番号 01770-5-71599
    加入者名 さよなら原発!福岡
<通信欄に「ひろば」とよろしくお願い致します。>
②<他金融機関からの振込用口座番号>
一七九(イチナナキュウ) 店(179) 当座 0071599 

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
[email protected]
************************

原発いらない!九州実行委員会参加の皆さまへ

青柳です。2月25日。

原発いらない!九州実行委員会参加の皆さまへ

<2/21、 原発いらない!九州実行委員会 拡大世話人会議開催されました>

宮崎の青木さんより、川内原発の再稼働に向けて、
原子力規制委員会の川内原発審査書の発行や現地説明会、
薩摩川内市議会と市長、鹿児島県議会と県知事の地元合意がなされてきた。
一方2014年8月の薩摩川内市集会、9月の鹿児島市集会、
2015年1月の鹿児島市集会が行われたが、その後、
目に見える形での全九州大統一行動が無いので、
川内原発・玄海原発の再稼働反対運動に一休み状態が出ている。
九電本店のある福岡市で全九州統一集会をする事を検討したいので、
原発いらない!九州実行委員会拡大世話人会議を開きたいとの発案が有って行われた。

原発いらない!九州実行委員会 拡大世話人会議
2015年2月21日(土)14:00~16:30
熊本市総合体育館内青年会舘
参加者: 福岡:青柳、北九州:棚次、大分:島田
佐賀:豊島、杉野、吉田、田宮、
宮崎:青木、藤原、熊本:永尾、勝連、永野(懇親会)
鹿児島:向原、宮田、鳥原、小川(懇親会) 長崎:欠

川内原発の再稼働が近づいている。九州各地のみなさんが集まって、対策を立てたい。

。。。。九州全体総行動。。提案。。。

(「民意は再稼働NO!」を見える形に)
総行動の具体化
(形態、名称、時、所、主催、連絡先、呼びかけ方など)
  川内原発再稼働阻止 みんなで止めよう意気高揚

場所:福岡で1万人集会 時期  提案 5月31日(日)か6月14日(日)

次回、九州全体総行動 準備会
 3月14日(土)午後2時から
ユースピア熊本(県青年会館)3階の和室
熊本県熊本市中央区水前寺3丁目17-15)
http://tinyurl.com/m89unus
JRの水前寺駅から歩いて5分ほど。

参加出来る方は [email protected](青柳)まで。

「さよなら原発!福岡」は例会で
時期として、福岡の関係グループ・団体の日程で 6月14日(日)とする。

  ・・・・・・

<原発いらない九州実行委員会>
闘いの歩み・経過確認
2011年11月13日 さよなら原発! 九州・沖縄・韓国市民集会 (福岡舞鶴公園1万6000人)
2012年 5月27日 さよなら原発! 九州・佐賀集会 (佐賀どんどんどんの森2500人)
2013年11月10日 さよなら原発! 九州・沖縄集会(福岡舞鶴公園1万人)

       前後、各県・各地で、3ケ月毎に集会・デモ・学習会・講演会・映画等を開催。
       毎年、九電株主総会で川内原発、玄海原発再稼動の阻止行動開催。

2014年8月31日 ●ストップ川内原発再稼働!8.31九州・鹿児島川内行動
         主 催:原発いらない!九州実行委員会 (鹿児島薩摩川内)
        協 力:ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会
2014年9月28日 ●ストップ川内原発再稼働!9.28全国総決起集会
     主 催:ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会(鹿児島市)
         協 力:原発いらない!九州実行委員会

  2014年10月28日、原発立地の薩摩川内市議会と同市長は川内原発再稼働について同意した。
  2014年11月7日、鹿児島県議会と同知事が川内原発の再稼働に「同意」した。

 2014年11月3日、「原発いらない!九州実行委員会」の九州各県の世話人らが全国に呼びかけたところ、
       1500名が「同許可処分の取り消しを求める異議申し立て」の申し立て人として名乗りをあげた。
       そして青柳行信、鳥原良子、北岡逸人を総代して選任。原子力規制委員会に異議申立書を提出に至った。

2014年11月7日原発いらない!九州実行委員会は原子力規制委員会に「異議申し立て書・署名」提出行動を行った。
 申立人署名者1500名 異議申立て書 http://tinyurl.com/mq2qzxs
2014年9月10日、原子力規制委員会は川内原発の設置変更申請を許可(処分)したことに対して。

2014年12月15日月午後2時。全九州、全国からの統一総行動  九州電力本社に再稼働阻止のための申し入れ行動。
 午後1時30分★原発とめよう!九電本店前ひろば★前に集合。 (室内交渉と九電本店前でのアピール)
  全九州、全国の再稼は望まない皆さんと九州電力本社に「原発再稼働をしない」ことを申し入れる統一総行動。
   個人、団体、グループ それぞれで(賛同者・団体を募って)九電に申し入れ書、公開質問書、抗議書を持参して提出。 

2015年1月21日午後3時から、港区六本木ファーストビルにある原子力規制委員会13階会議室Aで、
「川内原発1・2号炉の設置変更許可に対する異議申し立てに関する口頭意見陳述会」が開催された。
       内容は「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページHP http://sayonaragenpatu.jimdo.com/ に掲載。

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
[email protected]
************************

----
青柳 [email protected]

憲法改悪反対!北九州連絡会議総会・記念講演会

各 位



さよなら原発の集会や、春闘、戦争立法に反対する様々な行動で大変多忙な日々だと思います。

ご苦労様です。



今の通常国会の議論を聞いていますと、安倍内閣は、戦争の道を歩むなという、どのような声にも、何の反応も示さず、むしろ平和を望む勢力すべてに、敵対意識むき出しになっているようです。



安倍内閣が身動きできないほどの反対世論で包囲することが必要です。



今回の総会と記念講演が、その出発点です。開催日まであまり日数がありませんが、一人でも多くの方々に声をかけていただくことをお願いします。(竹内)



※呼びかけチラシに、資料代を書き込むのを忘れていましたので、それを挿入したものを添付しています。
EPSON363.jpg

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1407日目報告☆

青柳行信です。2月25日。

【転送・転載大歓迎】

「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページHP
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
     http://youtu.be/NrMdvBrFo48

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1407日目報告☆
呼びかけ人賛同者2月24日3752名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】2月24日1名。
上田清子
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
   <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
24日 確定申告の相談会場にいきました。100人くらいが順番待ちを
していました。 80分待ちとのことです。
80分待って、申告書の記入を 手助けしてもらいました。
沖縄では 市民の運動に 米軍が 手を出しました。
市民の抗議で 拘束された2人は 比較的早く釈放されましたが、
市民の力で基地をつくらせないようにすることが大事です。
米軍を追い出すまでたたかいましょう。

Terra Cafe Kenpou は平頂山事件 の勉強をしました。
講師は 『天皇の軍隊と 平頂山事件』の著者 高尾 翠さん。
あんくるトム工房
沖縄 辺野古のたたかい http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3377
平頂山事件    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3378

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆分からない説明だから分からぬを「分からん人は分からん」と屁(ひ)る
      (左門 ’15・2・25-943)
※時の人、西川公也元農水相。自分の不法と不道徳については何も「分
かっていない」から説明すればするほど分からなくなることを棚に上げて、
国民を莫迦にする「最後っ屁」を放ち、後足で国会に砂を掛けて逐電する
つもりだが、そうは問屋が卸さない。任命責任の首相を含めて首を取る。
《分からない(違法な)ことやらかした責任を「分からん」御仁(ひと)に「分
からせてやる》。国会質問の各議員の奮闘を応援しよう!

★ ハンナ&マイケル さんから:
青柳様、旅行の準備、すすんでますか?
不在中でもメール配信を他の人が代わりにやってくれるというのは、ほんとにあ
りがたいです。
3月2日の九電本店前行動の日は、テントの見守りの方をやろうと思います。
猫の手も借りたいでしょうから、久々、ぬいぐるみのフクロウのマイケルも連れ
てきて、見張らせます。
4、5日は確約できないのですが、撤収作業を手伝ってから後藤さんの選挙事務
所に行こうと思っています。
6日午後は金曜行動の日なので、必ずまいります。

【青柳コメント:3.2福岡九電本店総行動
 3.11鹿児島実行委員会からの「3・2九電本社総行動」の呼びかけ。
・九電本店前 午後一時からの全体集会プログラム
 (さよなら原発!福岡)の挨拶は後藤ひろかず弁護士が行う。
・午後二時からの申し入れ行動。
 「さよなら原発!福岡」としても
「九州電力の原発再稼働申請を取り下げることを求める要請書」を提出。
要請書 http://tinyurl.com/ksdbc6s

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2415】
━━━━━━━
※テントの撤去を許すな!2月26日(木)テント前にお集まり下さい
 1、反原発の運動が川内原発、高浜原発の再稼働を遅らせています。
 2、私達は、非暴力、不服従を貫き、皆でテントを守り抜きます。
 3、当面の焦点は2月26日集会です。全国から集まって下さい。
   (2・26の行動予定)
 12時30分 テント前集会
 13時30分 地裁前抗議集会
 14時30分 裁判予定(判決が出される可能性あり)皆で傍聴に入ります。
 15時30分 地裁前抗議行動
 16時00分―18時 報告集会(参議院議員会館講堂)

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┗■.テントを守る理論がしっかりの文章-憲法学者発表
 |  憲法21条「集会の自由」の保証を受けるもの→経産省前テントひろば
 |  専修大学教授・憲法学 内藤光博論文の紹介
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

1.2月19日付けで、東京地裁民事37部御中として、専修大学法学部教授・憲法
学の内藤光博氏のA4判17頁の論文が提出された。その論文の題名は次のとおり。
 『いわゆる「経産省前テントひろば」に関する憲法学的意見書-表現の自由と
「エンキャンプメントの自由」-』という名の意見書。

2.この意見書では、「経産省前テントひろば」における市民らによる「テント
の設営および泊り込み(エンキャンプメント)」とそこでの意見表明・請願活動
は、一時的に公開の空間(パブリック・フォーラム)を利用した「集会活動」の一
類型と見た上で、憲法21条1項の「集会の自由」による保証を受けるとした。そ
の場合、経産省による本件提訴は、本件市民らの「集会の自由」を違法に制約す
るものであることについて、憲法学的視点から検討した。

3.ななめ読みですがとても説得力ある文章です。
 明日より、山田和明さんの解説文をつけて2回くらいに分けて(長文なので)、
全文を紹介します。ぜひごらん下さい。テントを守る闘いに役立つ論文です。

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┗■.福島県郡山市議会が『 川内原発再稼働反対の意見書』採択!
 └──── 福島県教職員組合郡山支部 Nさん

 2月24日(火)午前10時から郡山市議会本会議において、12月議会に市民団体・
個人から提出されていた「川内原発再稼働反対意見書」請願についての討論と採
決があり、賛成多数で採択され、国に送付されることになりました。
 意見書賛成討論には、駒崎ゆき子議員(郡山の未来をつくる会)、へびいし郁
子議員(虹とみどりの会)の2人が立ちました。
意見書採択反対の討論はなく、反対は39人中8人、退席が1人いました。
(正式な数字は後日お知らせします)

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┗■.テント日誌2月23日(月)
 |  経産省前テントひろば1262日 商業用原発停止526日
 |  テントひろば緊急記者会見があった…右翼の妨害あり
 |  三輪さんがユーチューブにアップ
 └──── (I・K)

 今日は26日のテント裁判判決前「テントひろば緊急記者会見」があった。朝か
らの雨がやんで太陽が顔を出して天も私たちの味方をしている様に思えた。
 1時少し前テントに着くともうテーブルを出してマイクなどの用意が整ってい
た。私は受付の用意だけして時間になるのを待つ。どのくらいのメディアが来て
くれるか心配だったが、前回のときより多くの記者が集まった。
 Kさんの司会で渕上さん、大口弁護士、河合弁護団長の力強い発言の後、突然
右翼の街宣車がやって来て大声で『原発は重要なエネルギー』などと大声でわめ
いて会見の邪魔をした。車から降りてきて妨害しようとしたが、警官に止められ
てやむなく去る。
 正清さんが騒音にもめげず原発は世界の問題である事を力説した。双葉町から
避難しているKさんがテントに来て救われた話を切々とし、当事者として発言を
仰せつかった私の番になり、話し始めたら右翼が戻ってきてまたわめき始めたの
で頭の中が真っ白になり思っていた言葉が消えてしまった。伝えたい事がちゃん
といえなくて残念!
 記者からの憲法とのからみの質問があり大口弁護士が詳しく説明してくれた。
早々と三輪さんがユーチューブにアップして下さいましたのでご覧下さい。
   https://www.youtube.com/watch?v=88ezeeW2Dok

┏┓
┗■.新聞より
 └──── 

 ◆「26日判決 一方的に連絡」 脱原発テント団体 地裁の決定に抗議

 東京・霞が関の経済産業省の敷地に脱原発派の市民グループが張ったテントの
撤去を国が求めた訴訟で、(中略)
グループのメンバーや弁護士らが23日、テント前で記者会見した。(中略)
 弁護団の大口昭彦弁護士(70)は「裁判所は、新年度に原発を再稼働させたい経
産省の言いなり。3月までにテントを撤去させようという暴挙だ」と訴えた。
 福島県双葉町から東京都港区に避難し、テントに通う亀屋幸子さん(70)は「東
京に来て泣くことしかできなかった私を励まし、助けてくれたのはテントの皆さ
ん。国や東電は何かしてくれたか。撤去すべきはテントではなく原発です」と声
を震わせた。(後略) (2月24日東京新聞より抜粋)
   
★ 紅林進 さんから:
本日2月25日(水)、開催されます下記学習会のご案内を転載させていただきます。

原発をなくす全国連絡会連鎖学習会”第8弾”
「高レベル放射性廃棄物の 処分問題と原発再稼働」 ~日本の頭脳である日本学
術会議が原発再稼働に注文~

 福島第一原発の現状は収束どころか、放射能汚染水が増え続け、コントロール
できない非常事態が続いています。また原発事故の原因の究明もされていませ
ん。ところが安倍政権は、原発の新しい規制基準を満たしているとして、鹿児島
県川内原発をはじめ多くの原発の再稼働を急いでいます。  しかし、2014
年9月に日本学術会議から、原発から出る「核のごみ」(高レベル放射性廃
棄物)の処分問題をあいまいにしたままの原発再稼働は、「将来世代に対する無
責を意味するので、容認できるものではない」という内容を含む報告が出されま
した。まさに日本の頭脳とも言える日本学術会議が「原発再稼働に注文」をつけ
ました。
 そこで、報告書を作成した分科会の委員であり、親委員会の委員長でもある今
田高俊氏をお招きし、高レベル放射性廃棄物の処分問題について、その現状と問
題点、今後の課題などについてお話しいただきます。是非多くの方の積極的な参
加を呼びかけます。

日時:2015 年2月25日(水)18:30~20:30 会場:全労連会館2Fホール(文京
区湯島2-4-4) アクセス:JR 中央線「御茶ノ水駅」・丸の内線「御茶ノ水
駅」下車 徒歩 7 分 地図: http://www.zenrouren-kaikan.jp/access.html
講師:今田 高俊氏 (日本学術会議高レベル放射性廃棄物の処分に関するフォ
ローアップ検討委員会委員長) 参加費:無料 講師紹介:1948 年 4 月兵庫県神
戸市生まれ。日本学術会議連携会員。 1972 年東京大学文学部社会学科卒、88
年東京工業大学工学部教授を経て、現在、東京工業大学
名誉教授。日本学術会議・高レベル放射性廃棄物の処分に関する検討委員会 委
員長を務めた。 主催:原発をなくす全国連絡会 http://www.no-genpatu.jp/
連絡先:全日本民主医療機関連合会 TEL:03-5842-6451 担当:稲原、木下興

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
東電がまた情報を隠してました。実は、これが原発の日常化と思ってもよいのか
もしれません。(7.の記事)
さて、いつものように川内(せんだい)原発、玄海原発・・とすすめていきます。

川内原発の地元紙の記事、
1.「(社説)[「核のごみ」対策] 信頼なく先に進めない」南日本新聞(?2/24 付?)
http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201502&storyid=64011&page=1
長い記事「・・・・使用済み核燃料は現在、計約1万7000トンも各地の原発
などに保管されている。再処理できないまま原発が再稼働すればいずれ容量を超
え、日本の原子力政策は行き詰まる可能性が高い。学術会議の今田高俊東工大名
誉教授は「まず信頼回復しなければ、先には進めない」と訴えた。政府は真剣に
受け止めるべきだ。」
・・・この記事に、「川内原発」に言及した言葉はないです!!

玄海原発関連、
2.(佐賀県)知事、“地元同意は国とよく協議”」NHK佐賀02月24日12時19分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5084772851.html?t=1424798505961
「佐賀県の山口知事は、県議会の一般質問で、九州電力・玄海原子力発電所の再
稼働の前提となる「地元の同意の範囲」について、「経済産業大臣も、各地とよ
く相談して対応していくことが必要だと発言しているので、県としては、国から
協議があったときに、考え方を整理していきたい」と述べ、国とよく協議して判
断していく考えを示しました。
玄海原発の3・4号機が、原子力規制委員会による安全対策の審査で合格した場
合、九州電力が再稼働を行うには地元の同意が必要になりますが、どの範囲の自
治体の同意を必要とするのかは明確にはなっていません。
こうした中、宮沢経済産業大臣は、13日の記者会見で、地元の同意の範囲につ
いて、「地元の理解を得ることは大変大事なことだと思っている。ただ、各地そ
れぞれ大変事情が異なり、各地ともよく相談して対応していくことが大事だと
思っている」と発言しています。
24日の県議会の一般質問で、山口知事は、玄海原発の再稼働の前提となる地元
の同意の範囲について、「宮沢経済産業大臣も、各地とよく相談して対応してい
くことが必要だと発言されている。県としては、国から協議があったときに国の
再稼働に関する考え方をしっかりと確認した上で、考え方を整理していきたい」
と述べ、国とよく協議して判断していく考えを示しました。
また、山口知事は、地元の同意の範囲に含めるよう求めている原発30キロ圏の
伊万里市の塚部市長とは、3月17日に会談して、まずは伊万里市の考えを聞く
ことを明らかにしました。」

3.(佐賀県)県内8市町 当初予算案」佐賀新聞2015年02月24日 10時09分
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/159793
長い記事「佐賀県内の8市町は23日、2015年度の当初予算案を発表した。
■唐津市、・・・・本年度3月補正予算案として、原発事故に備えた離島の放射
線防護工事や呼子地区の市営住宅整備事業などに17億3879万円を計上す
る。・・・・」
・・・この記事には伊万里市のところに昨日の2.の記事のような「原発」とい
う文言がないです。

昨日の2.の類似記事がこちら、
3’.「伊万里市:防災無線を整備へ 玄海原発再稼働見据え 5年後完成 /佐
賀」毎日新聞 2015年02月24日 地方版
http://mainichi.jp/area/saga/news/20150224ddlk41010529000c.html
「◇予算案に盛る 「交付金、国に働きかける」  防災行政無線が未整備の伊
万里市は23日、新年度予算案の記者会見で、整備計画を明らかにした。完成は
5年後で費用は8億~11億円を見込んでいる。塚部芳和市長は「九州電力玄海
原発(玄海町)の再稼働を見据えて整備を急ぐが、本来は電源三法交付金などで
賄われるもの。国に働きかけたい」と語った。【渡部正隆】
計画では、2015年度に実施設計を完成させ、16年度に着工。市役所の親局
と山頂の中継局、区長などに配る個別受信機は同年度中に使用可能となる。しか
し、屋外拡声子局(スピーカー)は19年度に186カ所の設置が完了する。完
了後は市内の全世帯に連絡が可能になるという。・・・」

4.(佐賀県)「3・11を子ども向けに舞台化 3、4月、県内3上演」佐賀
新聞2015年02月24日 10時43分
http://www.saga-s.co.jp/news/culture_ent/10305/159831
「■前向きに生きる少年の姿  東日本大震災で原発事故に直面した福島県内の
村と子どもたちの姿を、児童向けに舞台化した「空の村号」が3月と4月、武雄
市、伊万里市、佐賀市で上演される。主催の佐賀県子ども劇場連絡会は「不安の
中でも前向きに生きる子どもたちの姿に注目してほしい」と観劇を呼びかけ
る。」(以下、会員限定記事)

政府が、
5.「再生可能エネルギー:15年度買い取り案、太陽光3年連続下げ 事業用
27円に」毎日新聞2015年02月24日 東京夕刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20150224dde001020049000c.html
「再生可能エネルギーの買い取りを電力大手に義務づける固定価格買い取り制度
を巡り、経済産業省の有識者委員会(委員長・植田和弘京大教授)は24日、
2015年度の買い取り価格案をまとめた。事業用太陽光(発電能力10キロ
ワット以上)は今年度の32円を7月から27円に引き下げる。住宅用太陽光
(10キロワット未満)も4月から2~4円安くする。いずれも3年連続の引き
下げ。普及の遅れている風力、中小水力、地熱は据え置き、買い取り対象の再生
エネが太陽光に集中している現状の是正を図る。国民からの意見公募を経た上
で、3月中に正式決定する。・・・・・」
・・・詳細は検索してどうぞ。

5’.「再生エネ、太陽光に北風 買い取り価格を3年連続下げ」日経新聞
2015/2/24 11:36更新 ※一覧図表有
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF24H0N_U5A220C1MM0000/
「・・・まず4月に14年度と比べ3円減の29円とする。事業者に配慮して利益を
上乗せする優遇期間が6月に終わることを受け、7月からさらに2円下げ
る。・・・・個人が住宅などを使って手掛ける10キロワット未満の太陽光発電も
太陽光パネルの値下がりを考慮し、14年度の37円と比べ2円以上下げた。遠隔操
作で発電出力を抑える装置の設置が義務付けられた地域は下げ幅を小さくした。
装置を設置する必要がない東京、中部、関西電力管内は33円、九州電力などほか
の電力管内は35円とした。
間伐材を利用した出力2千キロワット未満の小規模木質バイオマス発電を対象と
する新たな区分を設け、バイオマスの中で最も高い40円とした。・・・」

6.「環境省:電力業界のCO2排出量、上限を検討」毎日新聞2015年02月24日
東京夕刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20150224dde007040028000c.html
「環境省は24日、地球温暖化対策のため、電力業界全体の二酸化炭素
(CO2)排出量に上限を定めるなどの新たな枠組みの検討を始めた。東京電力
福島第1原発事故後、火力発電所の建設計画が相次ぎ、CO2排出の増加が懸念
されることから、業界全体の排出抑制に乗り出す。
電力部門は国内のCO2排出量の約4割を占める最大の排出源・・・・・
2013年4月の閣僚級会合で、電力業界全体で排出を抑制する業界の自主枠組
みの構築を促す方針が決まったが、電力全面自由化に向け従来の業界外からの新
規参入が相次いでいることもあり、取り組みは進んでいない。このため、環境省
は政府が5月中にも決定する30年のCO2削減目標に見合った業界全体の排出
上限を示すことも検討する。」
・・・・新電力の新たな参入を抑制させようとする意図はないですか?

福島第1原発、
7.●●●「<福島第1>汚染水、外洋へ流出 東電10カ月公表せず」毎日新聞2
月24日(火)21時40分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150225k0000m040087000c.html
「東京電力は24日、福島第1原発2号機の原子炉建屋の屋上に高い濃度の汚染
水がたまっていたと発表した。一部が雨どいなどを伝って排水路に流れ、外洋に
流出したという。22日に汚染水が流出した場所とは別の排水路。昨年4月以
降、放射性物質濃度の上昇が確認されていたが、東電は濃度のデータを約10カ
月間公表せず、国にも報告していなかった。・・・・・」
データを公表しなかった理由について、東電は「原因調査をして結果が出てから
公表しようと考えた」と説明している。・・・」
・・・この様子だと、まだ公表していないことがありそうです。と、言うより至
る所から漏れ続けているのが現実ではないか??

7’.「セシウム汚染水、外洋流出=福島第1建屋から排水路通じ―調査公表せ
ず・東電」時事通信?2月24日(火)20時43分配信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015022400852
「東電によると、問題の排水路は1~4号機原子炉建屋のすぐ西側にある。2号機
原子炉建屋の「大物搬入口」と呼ばれるトラックなどの出入り口部分の屋上とつ
ながっており、屋上部にたまっていた水から1リットル当たり放射性セシウムが2
万9400ベクレル検出された。ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質
も同5万2000ベクレル含まれていた。この排水路は外洋に通じており、出口付近
の放射性セシウムの濃度は高い時で1050ベクレル、ベータ線を出す放射性物質も
同1500ベクレル程度が測定されていた。・・・・」?

8.「正門周辺の大気中の環境放射線量」毎日新聞2015年02月24日
「23日正午現在 1.092マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力のホー
ムページから抜粋 前日は1.097マイクロシーベルト毎時」

9.「専門家「廃棄物増やさず廃炉を」福島第1、作業に助言」佐賀新聞2015年
02月24日 19時23分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10208/160034
全文「福島第1原発の廃炉・汚染水対策で、原子力損害賠償・廃炉等支援機構に
助言する立場の海外の専門家が24日、記者会見した。米国アルゴンヌ国立研究
所シニア・ポリシー・フェローのポール・ディックマン氏は「廃棄物をさらに増
やさないような廃炉作業が必要だ」と語り、廃棄物対策が重要な課題との見解を
示した。機構は、策定中の廃炉の「戦略プラン」に助言を反映させる。戦略プラ
ンは、政府が今春の改定を目指す中長期の廃炉工程表の土台という位置付けで、
3月末までに公表する予定。」?

東電、
10.「東電、来春の新卒採用を2割減に 550人予定」産経新聞?2月24日
(火)15時48分配信
全文「東京電力は24日、平成28年4月に入社する採用人数を、27年4月入
社計画(700人)比で約21%減の550人とする計画を発表した。28年4
月をめどに持ち株会社への移行を予定しており、収益改善に向け適正な規模の人
員を確保する。28年度の中途採用は、27年度計画と同程度の50人を予定。
新卒と中途の合計で28年度は600人(27年度計画は750人)を採用する
計画だ。うち福島県内の大学、高専、高校などから1割にあたる約60人を採用
し、福島復興に向け雇用面での貢献を目指す。東電は福島第1原発事故後の経営
危機のため、24、25年度は採用を見合わせていた。採用実績のピークは5年
度の1903人。」

11.「東電に賠償資金747億…総額4兆6867億に」読売新聞?2月24日
(火)9時27分配信
全文「東京電力は23日、福島第一原子力発電所事故の賠償に必要な資金とし
て、政府の原子力損害賠償・廃炉等支援機構から747億円を受け取ったと発表
した。資金の受け取りは37回目で、総額は4兆6867億円。
受け取った資金は、原発事故で働けなくなって収入が減った人への賠償や、農作
物の風評被害の補償などにあてる。3月末までに支払う見込みの賠償額が、受け
取った金額を上回る見通しとなったため、東電が交付を要請していた。
東電が20日までに支払った賠償金は約4兆6940億円となっている。東電は
これとは別に、原子力損害賠償法に基づき、政府から1200億円の補償金を受
け取っている。」

被災地フクシマ、
12.●●「浪江ADR和解案、東電が4回目拒否回答 副町長「厳重に抗議」 
/福島」毎日新聞 2015年02月24日 地方版
全文「国の原子力損害賠償紛争解決センターによる和解仲介手続き(原発
ADR)で浪江町民約1万5000人の精神的賠償を月5万円増の15万円にす
る和解案を巡り、東京電力が23日、4回目の拒否回答をしたことが町への取材
で分かった。
昨年3月に和解案が提示されてから、東電は「町民であることのみで一律に増額
するのは、個別事情を考慮していない」などとして昨年6、9月と今年1月の計
3回拒否してきた。町によると、1月23日に開かれた町、東電、センターの3
者による進行協議で、センターの仲介委員が東電に「2月23日までに明確な拒
否理由を示すことを求める。なければ受諾すべきだ」などと初めて「勧告」とい
う言葉を使い、強く受諾を求めたという。
しかし、東電は「以前に回答した通りの理由で受諾できない」という内容の回答
をしたという。東電福島広報部は取材に「個人、各世帯が受けた損害についてく
み取るべき個別の事情があり得ることは認識しており、そのような事情がある場
合は一律の賠償ではなく、個々の申し立てごとに個別具体的な事情に基づいて検
討して対応したい」と説明した。
檜野照行副町長は「東電はまともにかみ合っていない反論をしている。和解案を
軽々しく扱っており、なさけなくなる。今後、厳重に抗議する方針だ」と話した。」

13.(青森県)福島第1原発事故 県、あっせん申し立てへ 原賠審に 東電
と賠償不合意で」毎日新聞 2015年02月24日 地方版

全文「県は23日、東京電力福島第1原発事故で県が受けた損害約2億3000
万円の賠償について東電と合意できなかったとして、原子力損害賠償紛争審査会
にあっせんを申し立てるための議案を同日開会の県議会に上程した。
県は、2011年3月11日から12年3月31日までの損害を計12項目と
し、12年7月から約2億9000万円の支払いを求めて東電と交渉を続けてき
た。東電は、客船の岸壁使用料キャンセル(298万円)など2項目について支
払うとし、農林水産物などの放射性物質検査費用(4985万円)や、県立美術
館の企画展観覧料の減収(1億79万円)など5項目について一部または一定割
合を支払うとしている。県は合意が成立した計5866万円の歳入を補正予算案
に計上する。一方、産廃処理場の放射線量測定費用(約284万円)や、原発事
故に伴う警察職員への手当(約455万円)など5項目は「賠償の対象外」と回
答。簡易型放射線測定器を購入した農協などへの補助(約465万円)も、対
象農協から賠償請求がないことを理由に「被害がないので必要な補助ではない」
と主張しているという。
県生活再建・産業復興局の天間俊介副参事は「事故がなければ支出の必要がな
かったもの、収入が見込まれたものを請求しており、東電に支払いを求めてい
く」と話した。」

14.(福島県)「中間貯蔵施設、搬入を容認 福島知事「苦渋の決断」」朝日
新聞デジタル?2月24日(火)23時56分配信
http://www.asahi.com/articles/ASH2S54ZLH2SUGTB00L.html
「・・・・知事は会合後、記者団に「明日(25日)、国に対し、県として搬入
を容認することを伝える。大熊、双葉町民には迷惑施設を引き受けるというつら
い切ない思いがある。まさに苦渋の決断だ」と述べた。
搬入開始時期について、政府は東日本大震災から丸4年となる3月11日までを
目指している。会合の出席者によると、首長の中から、犠牲者の命日直前で「住
民から反発がある」などとの声も出たため、25日に政府との間で改めて話し合
うことにしたという。」
・・・・昨日22.の記事の続報、3.11を意識した期日設定、とんでもない。

15.●(福島県)2月の本県推計人口193万3753人」福島民報2015/02
/24 10:50
全文「県の2月1日現在の推計人口は193万3753人で、前月1日現在に比
べ1389人減った。ただ、1月の1カ月間の社会動態は県外からの転入が転出
を121人上回った。県が23日発表した。1月の一カ月間の社会動態は県外か
らの転入が1957人だった。自然動態は死亡者が2756人で、出生者を
1510人上回った。社会動態がプラスとなった理由について、県は「復興に伴
う作業員の増加や、避難者の帰還が進んでいるため」とみている。2月1日現在
の世帯数は72万9774世帯で、前月比103世帯増えた。」

16.「周産期医師増へ県が支援強化 新年度、修学資金を大幅増」福島民報
2015/02/24 10:52
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022421172
「県は平成27年度、県内の周産期医療を担う産科・小児科医を確保するため新
たな修学資金貸与制度を創設する。県内で産科・小児科医として勤務する意志の
ある医学生4~6年生が対象で、現行の月額15万円から35万円に増額する。
さらに、へき地などでの勤務を義務付けていた制度を改め、周産期医療機関に優
先して勤務できるように改めることで医師の早期育成と県内定着を促す。・・・・」

17.(南相馬市)「小高に復興拠点施設 30年4月の供用開始目指す」福島
民報2015/02/24 10:51
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022421169
「南相馬市は、平成28年4月の避難指示解除を目指している同市小高区に商業
機能を持つ復興拠点施設と仮設店舗を整備する。23日開かれた定例記者会見で
桜井勝延市長が示した。・・・・復興拠点施設は飲食店や多世代交流サロン、屋
内遊戯場、入浴施設などを備え、30年4月の供用開始を予定。仮設店舗は主に
日用品や食料品などを扱い、7月の運用開始を目指す。27年度当初予算に復興
拠点施設整備事業費5990万円、仮設店舗開設事業費2237万円を盛り込ん
だ。・・・・・」

17’.「南相馬市「脱原発宣言」へ」河北新報?2月24日(火)13時35分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150224_61043.html
「南相馬市の桜井勝延市長は23日、市が「脱原発宣言」を表明すると明らかにし
た。市によると、自治体の脱原発宣言はほかに例がないという。定例会見で明か
した。市の復興総合計画の基本となる宣言で、まちづくりの前提として原発への
依存を排除する内容。3月2日開会予定の市議会3月定例会で宣言する。桜井市長
は「福島第1原発事故で、6万人以上の市民が避難することになった。避難計画が
決まらないまま、各地で原発再稼働が進められようとしている中で、市の態度を
示したい」と話した。
原発事故後、同市は建設予定だった東北電力浪江・小高原発(計画中止)の立地
拒否を表明。全国の原発立地自治体などでつくる「全国原子力発電所所在市町村
協議会」からも退会している。」
・・・・合わせて、指定地解除で無理矢理「帰還」の方針も変えてほしいです。

18.「<汚染土投棄>会社社長ら逮捕 特措法違反容疑で 福島」毎日新聞?2
月24日(火)20時50分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150225k0000m040063000c.html
「福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土を不法に投棄したとして、福島県警
田村署などは24日、同県郡山市虎丸町、建設会社社長、林清三容疑者(67)
と従業員の同市亀田1、田島直季容疑者(40)を放射性物質汚染対処特措法
(汚染廃棄物等の投棄の禁止)違反の疑いで逮捕した。同特措法は除染や汚染土
の適切な管理・処分のため、2012年1月に施行された法律で、同容疑での逮
捕は全国初という。
逮捕容疑は2013年9月下旬、同県田村市都路地区の民家で出た汚染土約
515キロを仮置き場に運ばず、住民が避難して不在だった別の民家の敷地に土
のう袋44袋に詰めて無断で埋めたとしている。民家同士は数キロ離れていた。
林容疑者の会社は市が除染を発注した業者の2次下請け。・・・連絡を受けた市
が確認したところ、地表から約1メートル下に袋が埋まっていた。・・・・」?
・・・これが、「除染」のもう一方の実態です!! 仕事をしていてその意義が
見えないので作業者のモラルも低下しますね。

19.「「復興推進」郡山から訴え 商議所など市民総決起大会」福島民友新
聞?2月24日(火)11時42分配信
http://www.minyu-net.com/news/news/0224/news10.html
「郡山商工会議所など郡山市の企業や団体、組合などは23日、同市で国や東京電
力に地方の声を訴える東日本大震災復興市民総決起大会を開き、震災からの復興
や東京電力福島第1原発事故に関する計32項目の大会決議を採択した。再生可能
エネルギーや医療機器、ロボット関連産業の集積促進などを踏まえた雇用の創出
や、経済県都の再生を目指す。329団体でつくる実行委の主催で、震災後4回
目。・・・決議採択のほか「健康や暮らし、仕事をつくり、活気にあふれる”こ
おりやま”の復興と強靱(きょうじん)化を図る」とする復興提言も行った。決
議は年度内に関係省庁などに要望する方針。大会ではこのほか、根本匠前復興相
(衆院福島2区)が「真の政治主導 復興大臣617日」と題し講演した。」
・・・「復興」一本やりですね!

20.「富岡駅改札を「震災遺構」に 駅名標と移設保存」福島民友新聞?2月24
日(火)11時31分配信
http://www.minyu-net.com/news/news/0224/news7.html
「富岡町が、東日本大震災の津波で被災したJR常磐線富岡駅の改札口や、駅名が
記された「駅名標」などを震災を後世に伝えるための「震災遺構」として保存す
ることが23日、同町への取材で分かった。原発事故に伴う全町避難が続く中、丸
4年の節目を前に保存を決めた。町によると、改札口などはJR東日本の所有だ
が、譲り受ける予定。被災市町村が鉄道関係の備品を震災遺構として保存するの
は県内で初めてという。・・・町は津波で被災した県警パトカーも震災遺構とし
て保存を進めている。」

21.(相馬市)「津波被災の松川港郵便局が再建 福島県内で初」河北新報?2
月24日(火)11時25分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150224_65002.html
「東日本大震災の津波で全壊した相馬市尾浜の松川港郵便局の新局舎が完成し、
23日、開局した。津波で被災した福島県内の郵便局で局舎を再建したのは初め
て。・・・・
日本郵便東北支社によると、県内で津波被災した郵便局は13局で、うち3局が休
止中。福島第1原発事故の避難区域にある22局も休止している。」

22.(相馬市)「仮設からの移転完了目指す」NHK福島02月24日20時05分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055610111.html?t=1424804395320
「相馬市では入居率が50%を下回っていることから仮設住宅の撤去が検討され
ていますが、24日開かれた市の委員会で、来年3月をめどに、仮設住宅からの
移転の完了を目指すことなどが決まりました。相馬市には、津波の被害にあった
被災者向けの仮設住宅が1000戸整備されていますが、現在の入居率は46%
にまで下がっていて、今後、災害公営住宅への入居が進むと、ことし6月には、
入居率が20%程度になるとみられています。・・・・また、計画では、自宅の
再建方法が決まらない人に対しては、支援の方法を検討するワーキンググループ
をつくるとしていますが、経済的な理由などからそれでも移転できない人には、
例外的に延長を認めたうえで、その人数に応じて仮設住宅の集約も検討して
いくとしています。相馬市社会福祉協議会の会長で、検討委員会の委員長を務め
る只野裕一さんは「金銭的な問題で移転できない人もいるので、相馬市にはワー
キンググループなどを通して相手の立場にたった方法を考えてもらいたい」と話
しています。」
・・・住民間のコミュニティー無視の一方的集約はだめです!!?

23.◎●「仮設校舎への就学率、避難自治体で明暗 /福島」毎日新聞 2015年
02月24日 地方版
http://mainichi.jp/edu/news/20150224ddlk07040195000c.html
「原発事故で避難を強いられた自治体が避難先に設置した仮設校舎への児童生徒
数の就学率を巡り、震災5年目を前に自治体間で明暗が分かれ始めた。住民の多
くが避難する地域に校舎を建てた飯舘村や楢葉町は児童生徒数が増える一方、そ
うではない富岡町や浪江町などは減少傾向をたどる。学校の再開が2014年春
と遅れた双葉町も苦戦しており、原発事故からの教育再生の難しさと多くの教訓
が浮かび上がる。・・・・
双葉郡から全国最多の2万4000人が避難するいわき市に12年4月に町立校
を再開した楢葉町は、避難が続く郡内6町村のうち就学率が24・5%と最も高
い。震災直後は会津美里町に避難し、地元の学校に受け入れてもらったが、多く
の町民が避難生活を送るいわきでの再開を決めた。しかし、町立校の再開が11
年9月と比較的早かった富岡町は、町民の居住が少ない三春町に設置したことで
就学率は減少し、現在は4・6%。子どもの数が郡内最多で学校数も多かった浪
江町は、12年8月に二本松市の廃校で町立校を再開したが、町内すべての学校
の再開にいたらず、就学率は2・5%と郡内では2番目の低さとなっている。」

23’.「楢葉町「学校帰還」1カ所に 子ども園・小中学校を集約 帰町判断
から準備期間1年」毎日新聞 2015年02月24日 地方版
http://mainichi.jp/edu/news/20150224ddlk07040147000c.html
長い記事「◇避難指示解除を見据え 原発事故で全町避難が続く楢葉町は、避難
指示解除に伴う学校帰還について、いわき明星大(いわき市)に設置している仮
設の町立子ども園・小学校・中学校を楢葉中に集約する検討を始めた。町の学校
に戻る人数が大幅に減ると予測される中、小規模校の利点を生かし、町民参加型
の教育を行うのが狙い。一人でも多くの子どもが戻るよう、国の避難指示解除後
に町が行う帰町判断から学校帰還まで「1年の準備期間」を置くとしてい
る。・・・・・町教委の調べでは、原発事故がなければ町の学校に通う児童・生
徒数は751人。そのうち、75・5%に当たる567人が避難先の自治体の学
校で学び、残る184人が仮設校舎に通う。就学率はこども園14%、小学校24
・6%、中学校32・2%。ただ、多くの避難自治体の仮設校における就学率が
低下し続ける中、楢葉町は今年4月にさらに児童生徒数増が見込まれるなど異例
の増加傾向にある。・・・・」

23”.「楢葉町「学校帰還」1カ所に 小規模校のメリット生かす 矢内賢太
郎・町教育長に聞く」毎日新聞 2015年02月24日 地方版
http://mainichi.jp/edu/news/20150224ddlk07040158000c.html
長い記事「・・・・「グローバルな人材を育て、地域ぐるみで運営する学校にし
たい」。震災当時、楢葉中の校長だった矢内賢太郎・町教育長(62)は取材に
こう語った。原発事故に伴う強制避難で生徒がバラバラになった現状を目の当た
りにした体験が、学校帰還と帰還後の新たな取り組みへの思いを強くしてい
る。・・・
・・・結局、2012年4月に仮設住宅の入居希望が多かったいわきに移り、い
わき明星大に受け入れてもらうことになった。校舎・体育館建設やグラウンド整
備が終わるまでの約10カ月間、いわき市内の民間企業の敷地で授業を行った。
町民の8割が避難するいわきに仮設校舎を建てられたことが、町の学校に戻る人
数の増加につながった。
Q:学校帰還で仮設校舎は閉鎖されるのか。
学校を町に戻すとなれば、いわきの仮設校舎に通う子どもたちや保護者には究極
の選択を強いることになる。スクールバスの運行なども検討し、多くの子どもた
ちに戻ってもらいたい。ただ、町の学校に戻るという子どもが増えるまで学校帰
還を待つという選択肢はない。子どもたちにとって、現在学んでいる場所が古里
になっていく。それは、町の未来を担う子どもたちを自前で育てられなくなるこ
とを意味する。
Q:保護者の間には放射線への不安が根強い。それでも町の学校に戻る魅力と
は。・・・・」

24.「福島第1原発事故 母が伝える、福島のいま 山形から帰還、情報誌発
行へ 「戻る、戻らないの選択を応援」」毎日新聞 2015年02月24日 東京夕刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20150224dde041040058000c.html
「東京電力福島第1原発事故を受け、山形県に避難した母親でつくる「山形避難
者母の会」が、今月末にも情報誌「KURASSO(クラッソ)」を発行する。
山形から福島に戻った母親が編集を手がけ、避難当時の自分が知りたかった福島
の情報を盛り込む。伝えたいのは「戻る、戻らない、いずれの選択も『正解』」
とのメッセージだ。・・・・・編集したのは、母の会代表の中村美紀さん
(39)。2011年8月、娘3人を連れて福島県郡山市の自宅から山形市に自
主避難し、昨年3月に帰還。同5月には長男を出産し、4児の母になった。
 中村さんが避難中、最も欲しかった情報は「福島で暮らす人たちのリアルな
声」だったという。行政は除染の進捗(しんちょく)状況や、食品の放射性物質
濃度などのデータは示してくれるが、「本当に知りたいのは福島の人が何を感
じ、何を考えて暮らしているのかというストーリーだと実感した」という。この
ため情報誌では、不安の声や困ったことも加減せずに掲載することにし
た。・・・・情報誌2000部は2月中にも福島、山形両県内の避難者の交流拠
点などで無料配布する。今後の発行は、読者の反応をみて決める。・・」
・・・最近、「帰還」の事例を各紙がよく取り上げるのも意図がありか??

25.(飯館村)「(プロメテウスの罠)宮司は残った:5 悲しい「野生の王
国」」朝日デジタル2015年2月24日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11617325.html
「◇No.1194 2011年4月22日、福島県飯舘村は計画的避難区域に
指定され、5月15日には全村避難が本格化した。それでも綿津見神社の宮司、
多田宏(67)は神社を動かなかった。拝殿で祈祷(きとう)をし、境内を掃き
清める。日常はなにも変わらない。「被曝(ひばく)するけど、神職だからな」
村は高線量の地域をのぞいて、通行は可能だ。しかし神社を訪ねてくる人は減っ
た。野生の猿が姿を見せるようになったのは、そのころからだ。・・・・「真っ
赤な顔で木の枝に止まってて。びっくりした」1日に数十匹を見かけることも
あった。夜になるとイノシシ。暗い境内をノソノソと歩き回っているのに出くわ
すと、ドキッとする。人間が消えたのだから、猿もイノシシも我が物顔だった
。「野生の王国だ。でも、エサになる作物をつくらなくなっちゃったんだから、
悲しい王国だわな」
実は人間も困りものだ。夜、突然インターホンが鳴る。出てみれば、警察官が
立っている。警戒で巡回しているという。神社だけ明かりがともっているので、
不審に思われたらしい。・・・・その数日後、また別の警官がやってき
た。・・・2度とも地元の警官ではなく、他県からの応援だと言った。・・・そ
の後はさすがに「不審者扱い」はなくなった。・・・村は11年9月、除染計画
を発表した。日常生活の場所は年間1ミリシーベルト以下を目標とし、住民の帰
還を目指す内容だった。多田はそれを頼りに、神社を守り続けている。」
・・・この1ミリシーベルトが反故にされようとしているのが今の「帰還」です!!

26.「駆除イノシシ、行き場なし 福島の避難区域、食べられず処分できず 
国が対策検討」朝日デジタル2015年2月24日16時30分
http://www.asahi.com/articles/DA3S11618970.html
「東京電力福島第一原発事故後の避難指示区域などでイノシシが増えている。家
や田畑を荒らし、有害鳥獣として殺処分された死骸が行き場を失っている。放射
能に汚染され食用にはできず、焼却や埋却も進まない。福島県相馬市では冷凍保
存しているが、保管も限界に近づいており、農林水産省が調査に乗り出した。
「原発事故前はイノシシを撃てば、東京の業者がすぐに料亭用に買い取っていっ
た。今は引き取り手も、埋める場所や燃やす施設もなかなか見つからない」。相
馬市沿岸部の工場跡地。福島県猟友会の阿部多一会長(82)は大型冷凍庫の扉
を開け、嘆いた。・・・
猟友会では冷凍庫の容量を確保するため、数頭ずつ公共の廃棄物焼却施設で処分
してきたが、今年度は施設の負担を減らすため1頭ずつ細かく解体するよう求め
られ、焼却をやめた。高齢化した会員に解体や運搬は重労働だ。・・・阿部会長
は「原発事故からの復興というなら国の予算で専用焼却施設を建ててほしい」と
訴える。・・・・」
・・・・汚染されたイノシシを焼却していた、と!!これからも? 放射性物質
が空気中に拡散・・・?

27.「(福島県)24日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線
量測定値」福島民報2月25日朝刊紙面
http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。

・・・・「放射性物質の検査結果(山菜・キノコ・野菜)」、「南相馬の野生フ
キノトウ基準超え」、「推進100メートル未満のムシガレイ・マダラ出荷制限
解除・・」

28.「(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)」下野
新聞2月24日17:25
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20150224/1880246
「▼空間放射線量率(24日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・」

29.(岡山県)「福島の子と今夏も交流へ 瀬戸内「邑久光明園」保養ツアー
 「生きる大切さ」学び、触れ合う」毎日新聞 2015年02月24日 地方版
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20150224ddlk33040473000c.html
「東日本大震災で被災した福島県の子どもたちが、瀬戸内市邑久町虫明の国立ハ
ンセン病療養所「邑久光明園」で夏休みを過ごす「ワクワク保養ツアー」が今年
も催される見通しになった。阪神大震災後に光明園と交流を続ける神戸市の僧侶
らが2012年夏から開催し、園や回復者が協力。「園のみんなにまた会いた
い」と、繰り返し参加する子もいる。僧侶や回復者らは「今年は交流をさらに深
めたい」と意気込んでいる。? ? ? ? ?
計画では、福島の親子6組20人程度が7月下旬に1週間、園内に宿泊。海遊び
や、回復者と食事やおしゃべりを楽しむほか、隣の療養所・長島愛生園の納涼夏
祭りの花火を見る予定だ。開催は、光明園入所者自治会執行委員会を経て正式決
定する。ツアーは真宗大谷派の実行委が企画した。・・・・」

30.(宮城県で)「水と緑の地球環境:市民防災世界会議に100団体 自助・
共助、主役は住民 仙台で来月14日開幕」毎日新聞2015年02月25日東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20150225ddm010040071000c.html
「仙台市で3月14日に開幕する「第3回国連防災世界会議」の一環で設けられ
る一般公開のパブリックフォーラムで、市民による国際会議が開かれる。・・・・・
◇ブックレット「福島10の教訓」 原発事故の心構え、対応 有志製作  市
民防災世界会議に向け、東京電力福島第1原発事故で被災した福島の実態や被災
者の声を世界に伝えようと、市民有志がブックレットの製作を進めている。タイ
トルは「福島 10の教訓」。原発の仕組みから、事故の実態、原発災害ではど
のような心構えや対応が必要かなど、知っておきたいポイントをまとめ、執筆や
編集に当たっては、原発関連の専門家らの意見を聞いた。・・・「福島 10の
教訓」は、英仏中韓など外国語版もつくり、市民防災世界会議の会場(仙台市市
民活動サポートセンターなど)を中心に無料配布。それに先立つ3月13日、福
島県文化センター(福島市)で開く会議でも配る予定だ。・・・」

31.(企業リリース)福島 郡山市で大学生対象“いなか体験”  農業体験ワー
クショップ説明会を東京にて3月9日(月)開催  大学職員・教員の参加を歓迎」
朝日デジタル2015年2月24日?????
http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/CATP20157487.html
「福島県郡山市逢瀬町の農家を中心に農家民宿・農業体験を提供する逢瀬いなか
体験交流協議会は、農林水産省からの交付金をうけ文京学院大学・日本女子大学
家政経済学科との共同で、「原発被害のこれからを考えるワークショップ」「田
舎料理の勉強会」「伝統芸能から学ぶコミュニケーション」「農作物直売所の改
善実習」といった地域の特性を活かしたワークショップ(大学生向け農家民宿
ワークショップ)を開発しました。大学の授業やゼミ・研究室の合宿などで利用
されることを想定しています。このたび、本ワークショップの紹介イベントを東
京都・目黒にて2015年3月9日(月)に開催いたします。大学職員・教員や本ワーク
ショップに関心のある方を対象に、無料で開催いたします。・・・・」
【大学生向け農家民宿ワークショップについて】本ワークショップでは、知識を
伝えることではなく“気付きを与えること”を狙っています。人と触れ合って、原
発被害に苦しむ声を聞いて、土・野菜に触れて、空気を吸って、風景を見て、と
もに生活して・・・学生に感じてもらうこと・考えてもらうことを重視していま
す。答えは用意していません。それぞれの学生がそれぞれの答えを見つけること
を期待しています。・・・・」
・・・・「土・野菜に触れて、空気を吸って・・・」!!

32.(東京)「福島第1原発事故 避難者調査 早大・辻内准教授ら、28日
に公開研究会 /東京」毎日新聞 2015年02月24日 地方版
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20150224ddlk13040141000c.html
「東京電力福島第1原発事故による避難者の調査を続けている辻内(つじうち)
琢也・早稲田大学准教授(医療人類学)らが「早稲田大学災害復興医療人類学研
究所」を設立し、28日に同大国際会議場(新宿区西早稲田)で第1回公開研究
会を開く。
辻内准教授はこれまで、首都圏の支援団体などと共に避難者を対象にした大規模
なアンケート調査を実施。将来の生活の見通しが立たず、加害者の責任があいま
いなことから、事故の影響の長期化に伴い、避難者の精神的苦痛も深刻化してい
る実態を明らかにした。研究所には福島県の避難指示区域からの避難者や、首都
圏で避難者支援に当たる弁護士らも招聘(しょうへい)研究員として参加。当事
者や支援者の立場から発信する。・・・研究会は午後1時から。参加無料。・・」」

33.「「浪江町の被災状況及び復興への課題」 来月4日、町長が講演 池
袋・ホテルメトロポリタン /東京」毎日新聞 2015年02月25日 地方版
http://mainichi.jp/corporate/news/20150225ddlk13040019000c.html
「東日本大震災から4年を前に福島県浪江町長の馬場有さんが3月4日午前11
時半から、ホテルメトロポリタン(豊島区西池袋1、池袋駅西口)で開かれる
「毎日メトロポリタンアカデミー」(MMA)で講演します。演題は「浪江町の
被災状況及び復興への課題」です。・・・・」

原発立地地域、
34.(青森県)「<青森創生の課題>(3)原子力 安全性の説明不十分」河
北新報2015年02月24日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150224_23006.html
長い記事「九州電力川内原発の再稼働問題で昨年7月、原子力規制委員会の田中
俊一委員長が「基準に適合しているかどうか見ているが、安全だとは申し上げな
い」と発言し、原子力施設の稼働や安全への責任はどこにあるのかが問題になっ
た。翌月、三村申吾青森県知事は定例会見で「今後も国が責任を持つことになる
と思う」と述べた。
「ノウハウない」・・・・福島の事故を受け、県や立地・周辺の各自治体は、地
域防災計画の策定を進める。青森市か弘前市に避難する半島の住民の逃げ道は、
国道2本しかない。施設の安全性も、いざというときの避難路も不安が大きいの
が地元の実情だ。
弘前大教育学部の大坪正一教授(社会教育学)は、県の原子力行政について「国
策に協力していると繰り返すばかりで、原子力施設の安全性に対する県民への説
明は不十分だ。金銭的な見返りを受けていれば、それで満足というわけにはいか
ない」と指摘する。」

35.(石川県)「原発安全協定へ協議開始 輪島市、穴水町と北電」北國新聞
社?2月24日(火)2時44分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150224-00221147-hokkoku-l17
「輪島市と穴水町は23日、同市の能登空港ターミナルビルで、北陸電力との志
賀原発安全協定締結に向けた第1回協議を行った。昨年12月に協定締結を申し
入れた際、梶文秋市長は立地自治体の志賀町と同等の権限までは求めない考えを
示していたが、両市町、北電側とも実務協議は予断を持たずに議論を重ねる姿勢
を強調した。・・・協議後、輪島市の坂口副市長は「協定でどこまで求めるかは
今後、丁寧に協議する」と述べ、原発再稼働の同意権までは不要とする姿勢は前
提とせずに話し合う考えを示した。北電の坂本副本部長も「白紙の上に議論を真
摯(しんし)に積み重ねる協議ととらえている」と話した。・・・・」?

36.(福井県)「美浜町長選/美浜町議補選 町長、山口氏5選 新人の松坂
氏退け 「自信持ち町政」」毎日新聞 2015年02月24日 地方版
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150224ddlk18010375000c.html
「12年ぶりの選挙戦となった任期満了に伴う美浜町長選(22日投開票)は、
現職の山口治太郎氏(71)が、新人で元町議の松坂隆司氏(40)を破って5
選を決めた。・・・また、町内に立地し、廃炉が見込まれる関西電力美浜原発
1、2号機については、「リプレース(建て替え)の方針を(国の)エネルギー
基本計画できちっと示してもらいたい」と述べ、引き続き国に要望していく方針
を示した。・・・」

37.(福井県)「’15統一地方選:敦賀市長選 中村紀明氏が立候補を表明」
毎日新聞 2015年02月24日 地方版
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150224ddlk18010378000c.html
「任期満了に伴い4月に行われる敦賀市長選に23日、元自民党敦賀市支部幹事
長で住宅設備会社社長の中村紀明氏(60)が立候補すると表明した。河瀬一治
市長から直接の後継指名は受けないが、基本的には5期20年の河瀬市政を引き
継ぐという。・・・原発については「敦賀の立派な地場産業。代替エネルギーは
なく、原子力をやった方がいい」と推進の立場を示した。・・・」
・・懲りない面々が、当選したり、立候補したり・・・!!

38.(愛媛県)「東日本大震災から4年 愛媛新聞社で報道写真展」愛媛新聞
ONLINE?2月24日(火)13時30分配信
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20150224/news20150224361.html
東日本大震災発生から来月11日で4年になるのに合わせ、被災地の現状や復興へ
の取り組みなどを紹介した報道写真120点が並ぶ展示が24日、愛媛県松山市大手
町1丁目の愛媛新聞社1Fロビーで始まった。4月6日まで。平日午前9時~午後5
時。土日、祝日は休み。・・・・愛媛新聞社はこれまで岩手、宮城、福島県の3
県を中心に記者を派遣し、被災地を取材。昨年5月に訪れた福島県富岡町では、
原発事故による放射性物質の除染が進まず、津波よって横転した乗用車や被災家
屋が今なお残る実情を写した。・・・」

原発候補地、
39.◎◎「独の放射線研究者らが上関訪問」中国新聞2015/2/25 ※記事コピー不
可 検索を
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=133288&comment_sub_id=0&category_id=112
「・・・プフルークバイル博士が、24日・・・・」

原発施設、
40.「中部電、浜岡3号申請先送り表明 水野社長「年度内は困難」」共同通
信2015/02/24 19:13
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015022401002089.html
「中部電力の水野明久社長は24日、名古屋市内で記者会見し、浜岡原発3号機
(静岡県御前崎市)の再稼働に向けた新規制基準への適合性を確認する審査申請
の時期に関して「2014年度中は困難」と4月以降に先送りする考えを表明し
た。・・・・中部電は14年10月、浜岡原発3号機で地震や津波に備えて進め
ている安全対策工事の完了時期を16年9月から約1年延長すると発表。」
・・・昨日、5.の記事の続報です。

自然エネルギー、
41.(秋田県)「風の松原自然エネが風車建設着手へ」北羽新報
2015.2.24.
http://www.hokuu.co.jp/zennbun.html#a
全文「能代市河戸川の大森建設など県内9社と市が出資する「風の松原自然エネ
ルギー」(大森三四郎社長)が同市河戸川、浅内両地区の海岸林に大型風車17基
を建設する風力発電事業の安全祈願祭が23日、現地で行われた。事業費約160億
円を投じて来月着工し、来年11月の運転開始を見込む。総出力は、既設の能代風
力発電所の2・7倍に当たる3万9100㌔㍗。」

42.(山形県)「遊佐、酒田、鶴岡で進行中 民間企業の発電用大型風車計
画」コニュニテイ新聞平成27年2月20日号
http://www.komi-shin.com/1330/1330b.html
長い記事「庄内沿岸部では発電用大型風車の建設計画が、県と酒田市以外にも、
民間企業によって遊佐町と酒田市、鶴岡市で進められている。遊佐町では同町環
境審議会(三浦澄雄会長)を13日に町役場で開いたが、委員からは景観や動植
物、騒音に配慮を求める意見が相次ぎ、調査の不備を指摘する声もあった。県に
よる酒田港沖洋上風力発電の業者公募も先送りの可能性が出てくるなど、大型風
車の建設が容易ではない面も見せている。
・・・」
・・・東北は風力発電の記事がよくあります。

海外、
43.「原子炉格納容器を誤って破損 米で建設中のサマー原発」佐賀新聞2015
年02月24日 08時49分
全文「【ワシントン共同】米原子力規制委員会(NRC)は23日、南部サウス
カロライナ州で建設中のV・Cサマー原発2号機で2月中旬、米建設業者が誤っ
て原子炉格納容器の一部を破損する作業ミスが起きたと発表した。業者がミスを
1週間近く報告しなかったことも判明。NRCは「実際のダメージは小さいとみ
られるが、報告遅れを懸念している」と指摘。安全性への影響や作業管理のあり
方を評価するため専門家チームによる特別検査を始めた。格納容器は、原子炉を
外部から守る一方、事故時に放射性物質が外に漏れないよう閉じ込める役目があ
る。」

44.(フランス)「仏パリ上空に正体不明の無人機5機、治安筋」AFP=時
事?2月24日(火)18時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150224-00000036-jij_afp-int
【AFP=時事】フランスの治安当局筋は24日、前夜から同日未明にかけて、エッ
フェル塔(Eiffel Tower)などがある首都パリ(Paris)中心部の上空を飛行し
ていた少なくとも5機の無人機を確認したと発表した。警察では誰が無人機を操
作していたのか、捕捉できていないという。・・・・

フランスでは、ここ数か月の間に謎の無人機が相次いで出現している。1月20日
にはパリの大統領府上空に短時間、無人機が飛来した他、それ以前には複数か所
の原子力発電所上空を飛ぶ約20機の無人機が確認されている。しかし、24日以前
には「一晩でこれほど多くの無人機が出現したことはなかった」と治安筋は述べ
ている。フランスの法律では、原子力関連施設などの周辺半径2.5キロ、高度
1000メートルまでの範囲は、民間の小型無人機の飛行禁止区域とされてい
る。・・・・専門家らは、仮に原子力関連施設に墜落したとしても、小型無人機
が脅威を及ぼすことはないと述べている。」

参考記事、
45.(東京都)「水と緑の地球環境:再生エネ、地域から発信 経営者ネット
ワーク会議代表理事・鈴木悌介さん講演」毎日新聞 2015年02月25日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20150225ddm010040078000c.html
「「地域からエネルギー自給という新しい事実をつくっていく。その輪が広がれ
ば原発に依存しない社会に移行できる」と強調するのは、「エネルギーから経済
を考える経営者ネットワーク会議」代表理事の鈴木悌介さん(59)。NPO法
人・むさしの市民エネルギー主催の講演会が今月、東京都武蔵野市で開かれ、中
小企業の経営側の立場から、再生可能エネルギーの推進を訴えた。・・・」

46.「テレ朝社長、アイドル搬送や報ステの誤報を謝罪」読売新聞?2月24日
(火)19時15分配信
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20150224-OYT1T50096.html
「・・・・また、吉田社長はニュース番組「報道ステーション」が九州電力川内
(せんだい)原発の安全審査に関して誤った報道を行い、放送倫理・番組向上機
構(BPO)が「客観性と正確性を欠き、放送倫理に違反している」などの意見
を公表した件について、「厳しく受け止めている」と述べた。」
・・・・・テレ朝たたきが続くのはなぜ?

47.「(いちからわかる!)原発5キロ圏と30キロ圏、避難の仕方が違うっ
て?」朝日新聞デジタル?2月24日(火)16時0分配信 (有料記事)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11617362.html?iref=comtop_list_ren_n11
「◇5キロ圏の住民はすぐ避難、30キロ圏はまず屋内退避(おくないたいひ)
なんだ 
ホー先生 原子力発電所(げんしりょくはつでんしょ)の再稼働(さいかどう)
で、30キロ圏(けん)という言葉をよく聞くのう。
?A 原発事故(じこ)に備(そな)え、原発の周辺で「避難計画(ひなんけい
かく)」をつくることが義務(ぎむ)づけられている地域のことだ。半径(はん
けい)5キロの範囲(はんい)を「PAZ」、その周りのおおむね30キロの範
囲を「UPZ」と呼ぶ。道府県が原発ごとに指定するルールで、21道府県の
135市町村がこの範囲内にある。・・・・」(以下、有料設定)※朝日の記事
紹介は面倒ですね!!

48.「2016年サミット開催地 本命仙台、対抗広島、穴候補が軽井沢」NEWS
ポストセブン?2月24日(火)7時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150224-00000008-pseven-soci
「2016年夏に日本で開かれることが決まっている主要国首脳会議(サミット)の
開催地をめぐっては「300億円利権争奪戦」が繰り広げられている。・・・・
「安倍総理は一昨年のIOC総会での『福島原発は完全にコントロールされてい
る』という発言が正しかったとサミット開催で世界に証明したがっているはず。
そこに乗らない手はない」 そこで仙台は首相に近い村井嘉浩・宮城県知事の旗
振りで施設の準備を進め、メーン会場に予定している仙台国際センターに同時通
訳設備などを設置。25億円を投じてセンターの増設工事に着工し、年内にはJR仙
台駅と国際センターを結ぶ地下鉄も開通する。・・・・」
・・・・政治家にとっては、「被災地」も道具の一つでしかない、とんでもない!!

49.「原子力ムラの“最深部”を暴露した現役官僚が再び問う、原発再稼働がも
たらす「最悪の結末」」週プレNEWS?2月24日(火)6時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150224-00044042-playboyz-soci
インタビュー記事「霞が関で働く現役のキャリア官僚が匿名を使い、真実をベー
スに「ノンフィクション・ノベル」という形で原発利権の闇を鋭く突いた話題
作、あの『原発ホワイトアウト』の続編が登場した。その名も『東京ブラックア
ウト』。・・・・
・・・ほかの産業と違い「地域独占」が制度的に認められている電力産業には、
より高い「規律」が求められているはずなのに、彼らはむしろそれを悪用してい
るので非常にタチが悪い。私は今、我々日本人の「心の持ちよう」が問われてい
るのだと思っています。モンスターシステムがどんなに強力でも、我々ひとりひ
とりの「心の中」までは買えないはずです。だからこそ、私は希望を捨てていな
いし、こうして本を書いている。モンスターシステムの側も、それを恐れている
から、血眼で私の正体を暴こうとしているのだと思います。」

50.「原発作業員の日常を描くルポ漫画 「いちえふ」竜田一人さん」共同通
信(2015年2月24日)
http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2015/02/post-9921.html
「福島第1原発(1F)で作業員として働いた漫画家の竜田一人さん(50)が
ルポ漫画「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」の第2巻を出版した。「作
業員も日常の生活がある、普通の人たちだということを描いています」と話
す。・・・・」

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
2面に真ん中付近に、14.と7.の類似記事、
3面左上に、5.の類似記事。

今朝は以上です。(2.25.5:16)
※この新聞記事紹介は、次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。ご意見
などは⇒ [email protected] へ 
⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu

★ 前田 朗 さんから:
国連人権理事会諮問委員会14会期(1)
http://maeda-akira.blogspot.ch/2015/02/blog-post_24.html

-----集会等のお知らせ------

【九電本店前ひろばテントから生まれたオリジナル曲】
    ●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
作詞・作曲者y.y 演奏・画像(池田制作)

「きみへ ~さよなら原発!福岡~ 」
http://youtu.be/WZb9zgoMY8s  
編曲・歌 荒木美帆(声楽家)

<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

● さよなら原発!3・11福岡集会●
 <福島を忘れない・原発再稼働を許さない>
3月11日水曜日当日
第一部 集会 警固公園午後2時から3時 デモ3時から九電本店まで
集会チラシ http://tinyurl.com/kka9263

第二部「日本と原発」の上映会
福岡市立中央市民センター 午後6時開場 上映6時30分
参加費:500円
上映会チラシ  http://tinyurl.com/lk26ckl

<託児室があります。>
事前予約申し込み連絡先 電話090-5721-6218(そがべ)
メール [email protected] (あさの)
<24時間以内に確認メールを送りますので、
このアドレスからのメールを受信できるように設定お願いします。>

● 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 ●
    判決公判 2015年3月20日(金)15時、佐賀地裁。
ホームページ http://www.facebook.com/genkai.genpatsu

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第12回裁判判 4月24日(金)14:00から 佐賀地裁
原告総数 原告総数 総数8962(1/29現在)
  ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
      <九電本店前ひろば、2015年1月5日(月)から> 
  午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
    ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
 <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

☆九電本店前ひろばカンパよろしくお願い致します☆
    【カンパ振込先 】
①<郵便振替>
    口座記号番号 01770-5-71599
    加入者名 さよなら原発!福岡
<通信欄に「ひろば」とよろしくお願い致します。>
②<他金融機関からの振込用口座番号>
一七九(イチナナキュウ) 店(179) 当座 0071599 

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
[email protected]
************************

記事を二つ転送します

杉野です。

記事を二つ転送します。

川内原発・玄海原発関連、
1.●●「規制委、最悪の想定甘く 原発「過酷事故」審査、専門家が疑問視 注
水遅れ試算10分まで [鹿児島県]」西日本(2015年02月16日 00時16分)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/145806
全文「原発が新規制基準を満たしているかどうかを判断する原子力規制委員会の
審査が「不十分」とする声が専門家の間で高まっている。特に原子炉(鋼鉄製)
内で核燃料の温度コントロールがきかなくなり、核燃料などが超高温になって炉
を破損する過酷事故対策を疑問視。事故ともなれば大混乱が予想されるが、九州
電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の場合、九電は注水作業の遅れを計画より
10分遅れまでしか想定していないのに、規制委は新基準に適合とした。専門家
の試算では35分遅れると事故は防げない恐れが高まり、「作業遅れの影響評価
が不十分だ」と指摘する。問題点を指摘するのは、旧原子力安全委員会事務局で
8年間、技術参与だった滝谷紘一さん(72)=埼玉県所沢市=ら。
大地震などで原子炉につながる配管が破断し、注水によって核燃料を冷やせなく
なった場合、電力会社は移動式発電機車をつなぎ、原子炉格納容器内で注水を再
開。原子炉下のキャビティーと呼ばれるスペースに水をため、落下する燃料など
の炉心溶融物を徐々に冷やす対策を行う計画だ。溶融物を冷やせないと事故の進
行を止められず、外部に放射性物質が漏れ出す恐れが一気に高まる。
九電は、この事故発生から原子炉が破損し、炉心溶融物が流出するまでの時間を
川内1、2号機では約90分と推定。だが作業員の人員態勢などを基に49分後
には注水を再開し、キャビティーには水位約1・3メートルの水をプールのよう
に貯水でき、落下溶融物を十分に冷やせるとした。さらに、注水作業が計画より
10分遅れ、事故発生から59分後に始めても、水位約1メートルの貯水が確保
できることをコンピューター解析で確認したとしている。
滝谷氏は、東京電力福島第1原発事故直後の大混乱を念頭に、この作業遅れを
10分までしか想定していない点を疑問視する。
規制委は昨夏、注水再開が35分遅れた場合の過酷事故の進行モデルを公表して
いる。これに基づき滝谷氏が試算したところ、35分遅れでは川内原発の貯水水
位はわずか20センチ、玄海3、4号機では、注水前に溶融物が落下することに
なり、冷却が難しくなる。ところが規制委は、過酷事故対策で作業の10分遅れ
までしか想定していない川内原発について、新基準を満たすとした「審査書」を
決定した。12日に審査書を決定した関西電力高浜原発の過酷事故対策も、川内
原発とほぼ同じだ。
滝谷氏は「35分遅れる想定だと、事故を食い止められない解析結果となるのを
恐れ、あえて計算、審査しなかった疑いがある。福島の事故を考えると、さらに
作業が遅れることもあり、規制基準を満たしているとは言えない」と批判。原子
力規制庁も「10分以上作業や判断が遅れれば、この対策が機能しなくなる恐れ
が出てくる」と認めている。」=2015/02/16付 西日本新聞朝刊=
・・・この記事には、川内1・2号機と玄海3・4号機を比較する絵図もあります。

1’.●●「規制委、最悪の想定甘く 原発「過酷事故」審査 専門家が疑問視 
注水遅れ試算10分まで」西日本電子版2015年02月16日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/55962/1/
前の記事からの続き「▼「審査水準十分ではない」原子力規制委 過酷事故対策
に対し、原子力規制委員会の審査レベルが十分ではないことは規制委自体も認め
ている。過酷事故である炉心溶融が発生すれば、原子炉から溶融物が漏れ出し、
格納容器下部のコンクリートと反応し、水素や一酸化炭素などが発生、格納容器
の爆発につながる恐れも指摘されている。規制委の更田豊志委員長代理は昨年9
月末の記者会見で、九州電力川内原発1、2号機の対策評価についてコメントす
る中で、次のように述べた。「(コンピューター)解析コードの成熟度が
MCCI(溶融炉心・コンクリート反応)を取り扱うようなレベルに達している
という判断にはありません」
ところが更田氏は同じ会見で「事業者の解析結果が妥当であることを審査の中で
確認しています」とも述べた。これに対し旧原子力安全委員会事務局の技術参与
だった滝谷紘一氏は「更田氏の見解は論理的に筋が通っていない。本当のところ
は、MCCIについて審査を行えるレベルに、規制委自体が達していないという
ことだ」と指摘する。
東京大の井野博満名誉教授(金属材料学)も「炉心溶融が起きるような過酷事故
は、MCCIや水素、水蒸気爆発などのきわめて複雑な事象が起きる。川内原発
などの対策が十分とは言えない」と問題視する。
MCCIを防ぐ方法として、海外ではプールのように圧力容器下に水をためる方
法ではなく、「コアキャッチャー」と呼ばれる溶融物を受け止める設備が、新設
炉で広がり始めている。ただ、規制委は「コアキャッチャーを設置するには発電
所を全部解体して組み直さなければならず、新設のようなもの。既設炉を想定し
た新規制基準が求めるものではない」などと説明している。」

★ たんぽぽ舎
【TMM:No2412】2015年2月20日(金)
┏┓
┗■1.「川内原発の再稼働 早くて4月以降に」…1/23NHKニュース
 |  なぜ九電の書類提出は遅れているのか、原発の諸施設が
 |  「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になっている
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

○川内原発の再稼働 早くて4月以降に
 九州電力は再稼働を目指している鹿児島県の川内原子力発電所について、再稼
働に必要な書類を今月中に原子力規制委員会に提出できない見通しになりました。
このため、川内原発の再稼働は早くてことし4月以降になる見通しです。
    【後略】

○ この種のニュースは他にもいくつか流れているのですが、なぜ稼働できない
かの説明が、単に書類提出が遅れているだけのごとくに伝えられています。そん
なはずがないのであって、実際に起きているのは、構造上の問題、耐震等の評価
の間違い、根拠のない、または薄弱な評価結果などが、いっぱい書かれているの
ではないかと思われます。
 特に「白抜き黒枠公開」によりデータや解析結果が見えなくされた「工事計画
認可申請書」でさえ、書かれている内容には驚かされる。
 九電が書いているのだから、基準値には余裕があるとの内容だと思っていた
ら、「一次冷却系配管」「加圧器逃がし弁管台」「ECCS配管」「蓄圧注入系
統」「余熱除去系配管」そして「蒸気発生器細管」が、軒並み基準値を超えてい
て、一言で言えば「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になってい
ます。
 事業者の解析でさえ、ぎりぎりの強度しか無いことになり、これで安全などと
言えるはずもない状態です。
○ 基準地震動の、ほぼ2倍の「1260ガル」程度に襲われれば、地震と同時にこ
れら重要配管の多くは亀裂を生じ、破断し、機能を失い、数分で炉心崩壊になる
と思われます。このくらいの地震は南九州の地震地体構造を考えると、いくらで
も起こりえるわけで、これでは合格など出来ないわけです。
○ 特に、蒸気発生器については、川内原発1号機は新しいものに交換していま
すが、2号機は建設当時に取り付けた「F51」がそのまま付いています。構造
上の欠陥と材料の性能不足とで、蒸気発生器細管に減肉やひび割れが多発し、施
栓をしてしのいだ代物を、まだ使おうというですから「論外」といわなければな
りません。
 実際に、2号機の審査書をみると、蒸気発生器が最も厳しい応力値になってい
ます。これを「合格」させる「度胸」が、規制委に無いことを真に祈るのみです。

○ 規制委ヒアリング「規制委の工事計画審査を問う(院内ヒアリング)
~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~」が19日に参議院議員会
館で行われました。後日その報告をまとめます。

 <関連URL>
(1) 20150219 UPLAN【酷い政府交渉・前半】規制委の工事計画審査を問う
(院内ヒアリング)~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~ -
YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=C2ranme0co0

(2) 20150219 UPLAN【酷い政府交渉・後半】規制委の工事計画審査を問う
(院内ヒアリング)~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~ -
YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=X7JeNEsgbd0

竹森@排外主義にNO!福岡です

竹森@排外主義にNO!福岡です。(重複失礼します)

まだ少し先のことではありますが、今こそ考えていくべきテーマであり
立ち止まり絶望せず、ともに太田さんからの提案を受けながら
話し合っていきたいと思い、企画しました。
ぜひ、手帳に入れてこの日においでくださいませ。
また、当会発会から6年目となり、これまでの経緯を記録した資料も作成しています。


会への参加も歓迎です、私の方へお問い合わせ下さい。

※翌日20日は午後から浄土真宗の住職さんかたの集まりもあります。
 こちらも公開とさせていただいています。この機会にぜひ太田昌国さんの
 お話を聞いてください。


京都朝鮮学校「襲撃」事件から5年を経て
  「自由・平等」という言葉が危ない~今、立つべき場所は?

太田昌国さんを囲み、マスメディアにない「言葉」を語り合う

2009年12月、京都朝鮮学校に対してあからさまな「差別と排外の言動」が投げつけられる事件が起こり、「日本人」の戦後とは何だったのかと突きつけられました。
直後に本会を立ち上げ活動を継続してきましたが、朝鮮高校無償化排除、そして補助金の打ち切りと、政府は法に反した民族差別的「政策」を行っています。

政府はヘイトスピーチを取り締まろうとする動きの一方で、「政策」そのものがレイシズムと言えるものです。今年、フランスでもイスラムへの風刺画を狙った「テロ」事件、そしてアメリカを主軸とするイスラム圏への爆撃が、イスラム国による「テロ」事件を起こしました。安倍政権は、「テロに屈しない」との言葉で新たな侵略戦争へと進もうとしています。

なぜ、近代国家は戦争を止められず、民族への排外主義を煽るのか?政府の垂れ流す情報に流されていく日本社会に排外的空気は立ちこめる一方のなか、今、私たちは世界のどこに立ち、自由で平等な社会を求めることが必要なのか、太田昌国さんの問題提起や広い視野による提案を受けて、考えていきたいと思います。

■太田昌国(おおたまさくに)さん プロフィール
 1943年北海道釧路生まれ。現在、現代企画室編集顧問。学生時代にキューバ革命に関心を持ち、70年代前半にはメキシコやペルーで労働しながら現地の人々と一緒に生活。その後、70年代から現在に至るまで南北問題、民族問題研究家として、ラテンアメリカの解放闘争やアメリカ型の新自由主義、朝鮮民主主義人民共和国による拉致問題などについて、反アメリカ・反植民地・反国家・反グローバリズムの視角から独自の発言を重ねる。 主な著書 『ゲバラを脱神格化する』『「国家と戦争」異説』『チェ・ゲバラ プレイバック』(現代企画室)『「拉致」異論』『暴力批判論』(太田出版)他多数

日時:2015年4月19日(日)午後13時開場 13:30~16:30
資料代カンパ1000円(前売り800円)
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ視聴覚室)(地下鉄唐人町駅徒歩7分)


主催:排外主義にNO!福岡 【連絡先】651-4816(福岡合同労組)





竹森真紀

フリーターユニオン福岡
http://fufukuoka.blog.so-net.ne.jp/

今日の生き方
http://blog.livedoor.jp/uimaki1957/

「うつけんニュース」vol.57


【転送・拡散歓迎!!】

──・○・「うつけんニュース」vol.57


 みなさん、こんにちは。

「来て良かった」の声が寄せられ、リピーターも多い、
「都政監視委員会」主宰・宇都宮健児と行く都議会傍聴ツアー。
明日2月25日(水)は、その第4弾です。
舛添都知事の長期ビジョンも出され、予算案も出ました。
しっかりチェックしたいポイント満載です!
詳しくは、以下をご覧ください。





─────・○・CONTENTS・○・─────

1. 2/25(水)宇都宮健児と行く!都議会傍聴ツアー
2. 「希望のまち東京をつくる会」
  政治に影響を与える市民セクターをめざして
3. 宇都宮けんじの出演予定
──────────────────────




──────────────────────
1. 2/25(水)宇都宮健児と行く!都議会傍聴ツアー
──────────────────────

大好評の「都政監視委員会」主宰・都議会傍聴ツアー、
宇都宮健児の近著『自己責任論の嘘』でも紹介されていますので、ご存じの方も
多いかと思います。
http://www.kk-bestsellers.com/cgi-bin/detail.cgi?isbn=978-4-584-12459-8

今回はその4回目、本年度最初の本会議です。
都議会は、第1回定例会議が2月18日に開会しました。
舛添知事は施政方針演説で、来年から新たに「都市づくりのグランドデザイン
(仮称)」を取りまとめていく考えを表明しました。

2020年オリンピックを目標にした都政運営の方向性の一方で、
さらに長期的な観点から2040年代までを見据えた東京の都市像を
「グランドデザイン」していく方針。
大がかりな土建事業によるハード面だけでなく、未来のあるべき都市像のための
ソフト面での施策に注目していきたいですね。

傍聴後(夕刻)には、宇都宮健児と一緒に和やかな「食事会&意見交換会」を予
定しています。少人数でいろいろお話ししましょう。

【傍聴日・集合時間】
2月25日(水)「一般質問」12時30分集合
※本会議は、13時より開会となっております。

【集合場所】
都庁の議事堂2階:傍聴券受付ロビー前

※出入り自由
※自由解散
※無料託児サービス(要予約)、手話通訳(傍聴席に手話画面設置)もあります。
託児サービスは、前日24日午後5時までに、議会局管理部総務課・電話
(03)5320-7111で各自ご予約ください。

詳細・参加申し込み:http://goo.gl/forms/CYztpkAj9m





──────────────────────
2. 「希望のまち東京をつくる会」
  政治に影響を与える市民セクターをめざして
──────────────────────

都知事選から1周年の「これから」を考える大会議・大宴会を、
2月9日に開催しました。会場は満席。
「運動はここからがスタートです」と、宇都宮健児が投票日の夜に
みなさんと誓った言葉どおりに、解散することなく活動してきた
「希望のまち東京をつくる会」。

まずは、この間の活動を振り返りました──。

 ○希望政策フォーラム:
   :国家戦略特区(6/6)、オリンピック(9/20)をテーマとして
 ○デモクラシーをとりもどせ!:
   想田和弘さんをお迎えして対談(5/20)
 ○ソウル視察:
   参与連帯など韓国の社会運動について視察。事前学習会や報告会
 ○都議会傍聴イベント:
   代表質問の行なわれる日に、これまで3度開催
 ○東京勉強会:
   都政にかかわる情報の集積と共有、「長期プラン」や予算案の分析など……

 あっという間の1年でした。
 しかしその間には、「集団的自衛権」行使容認の閣議決定をはじめとして、”
いつか来た道”への一歩を踏み出させてしまうということもありまし た。それ
は、取りも直さず市民の力が弱いということ。民主主義の足腰を鍛えなくてはな
りません。

 そんなことも踏まえて、政治に影響を与えていく市民セクター(総合的/継続
的な市民ネットワーク)をつくることをめざし、小グループに分かれて 各自が
行ってきたそれぞれの運動も振り返りながら、会の「これから」を話し合いました。

 政党からの独立を堅持しながら、「選挙に強い」市民組織、
 2回の都知事選で蓄積した「市民選挙」の原則とノウハウの継承・発展、
 政治に影響を与えていく政策提言力と行動力を持つ市民集団、キャンペーンの
展開……

また、新たに会員制度を取り入れるなどの提案も出され、
組織としてしっかりとしたものに育てていく方針を確認。
そのために、それぞれが身近なところでマルチイシューの活動を続けながら
互いを助け合う、仲間となれる場をつくることなどを話し合いました。

各グループでの討論内容は、追ってブログなどで発表していきます。
大会議のあとは近くのお店で、大宴会も盛り上がりました。
選挙後はじめてお会いできた方もいらして、
久しぶりの対面をたいへん喜びあい、おいしいお酒と食事を囲みたいへん盛り上
がりました。
当日の様子は、録画でご覧いただけます。

Ustream
http://ustream.tv/channel/teamutsuken
ツイキャス
http://ja.twitcasting.tv/teamutsuken

■3月18日(水)夜、大会議「連続部会」~これからの運営について~開催決定!
会場・時間詳細は未定。追ってお知らせします。





──────────────────────
3. 宇都宮けんじの出演予定
──────────────────────


◆2月27日(金)19:00~20:30(18:30開場)
@北とぴあ 7F 第2研修室
JR王子駅北口・徒歩2分、地下鉄南北線王子駅5番出口直結
http://www.kitabunka.or.jp/kitaku_info/rlink/summary-map

“貧困と戦争”を語る

会費:無料
主催:北区労連・北区春闘会議



◆2月28日(土)18:00~21:00
@国立・さくらホール
国立市東1-4-6 商協ビル2階(1階は国立デパート)

貧困・人権、自治の問題を語り合う
上村和子国立市議との対談
主催:宇都宮健児さんと上村和子さんの対談を実現させる実行委員会



◆3月7日(土)13:00~
@米子市・国際ファミリープラザ
鳥取県米子市加茂町2丁目180番地
http://familyplaza.net/

日弁連貧困問題全国キャラバン
「広がる貧困と労働問題について」



◆3月14日(土)13:00~(12:00開場)
@プレスセンターホール
東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル10階

地下鉄サリン事件から20年の集い
オウム真理教による惨劇をくり返さないために

出演
アンソニー・トゥー(コロラド州立大学名誉教授)
稲富功(元警察官)
菊野隆明(国立病院機構東京医療センター・救命救急センター長)
竹内精一(元上九一色村富士ヶ嶺オウム真理教対策委員会代表委員)
三沢明彦(元読売新聞編集局次長)
山室惠(元高等裁判所判事)
高橋シズヱ(地下鉄サリン事件被害者の会代表)
宇都宮健児(オウム真理教犯罪被害者支援機構代表)

入場無料

主催:オウム真理教犯罪披害者支援機構/地下鉄サリン事件被害者の会/オウム真
理教被害対策弁護団
連絡先:未来市民法律事務所
 T)042-724-5321(弁護士中村裕二)

http://blog.goo.ne.jp/m-hariya/e/96aee6761d25b868f8856693fbe31585



◆3月16日(月)19:00~(18:00開場)
@新宿ロフトプラスワン
新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/access.html

「安倍首相から日本を取り戻せ。」
~話題の元自衛官泥さんの、死ぬ前にこれだけは言わせろ!~
出演:
泥憲和(元陸上自衛官、著書「安倍首相から日本を取り戻せ!」)
福島みずほ(社民党副党首)
宇都宮健児
料金:前売り2,000円(ドリンク別途500円)
お問い合わせ:新宿ロフトプラスワン 03-3205-6864



◆3月17日(火)18:00開場、18:30~20:30
@月島社会教育会館4階ホール
有楽町線・大江戸線月島駅すぐ

平和をねがう中央区民の戦争展
特別企画「講演と落語のつどい」

講演:宇都宮健児「格差社会と戦争への道」
落語:三遊亭神楽師匠

資料代:1000円

https://ja-jp.facebook.com/peacenow21

連絡先:平和をねがう中央区民の戦争展実行委員会(福田)
T)090-4077-2282
mail:[email protected]





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これまで、多くの応援メッセージや、ご意見・指摘、情報、質問などをお寄せ
くださりありがとうございました。頂戴したお便りはすべて拝読し、参 考とさ
せていただきました。そのお一つおひとつにお返事することができませんでした
こと、この場を借りてお詫び申し上げます。

このニュースは、「うつけんニュース」に登録された方、および宇都宮けんじ
に応援をいただいているみなさんへ、宇都宮けんじや「希望のまち東京 をつく
る会」に関連したニュースをお届けしています。本ニュースに関するお問い合わ
せはこちらへ
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今後も、報告会のご案内などをお送りしていく予定ですが、配信解除をご希望
される方は、公式ホームページの右下、「配信解除」から。もしくは、 件名に
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「希望のまち東京をつくる会」の連絡先住所が変わりました。

2015年1月13日~

【新住所】
〒113-0033
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東京市民法律事務所気付
電話)080-9413-1402
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☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1406日目報告☆

青柳行信です。2月24日。

【転送・転載大歓迎】

「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページHP
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
     http://youtu.be/NrMdvBrFo48

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1406日目報告☆
呼びかけ人賛同者2月23日3751名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】2月23日1名。
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
   <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
 お疲れさまです。
安倍氏が 「いまだ木鶏たりえず」と 言ったと言います。
木鶏(もっけい)とは、荘子(達生篇)に収められている故事に由来する言葉で、
木彫りの鶏のように全く動じない闘鶏における最強の状態をさします。
横綱の双葉山は、連勝が69で止まった時、「未だ木鶏たりえず」と安岡正篤に打
電した
という故事があります。
安倍氏が言うのは、全く 滑稽です。
放射能は 海に川に広がっています。
原発は廃炉しかないのです。
あんくるトム工房
いまだ木鶏たりえず  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3376

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆汚染水は「漁協の許可」といふなれど 全住民に関わることぞ
      (左門 ’15・2・24-942)
※差し当たりの生業は漁協に関わりますが、核物質汚染水の被
害は太平洋と共に生きる人々(それは地球全域にもかかわる)の
生存権に関わるのですから、当面、太平洋沿岸住民の許可を得
る手続きも忘れないで下さい。原発設置のとき、建設の2町に限
って競合させて許可をとって強行し、全日本に被害を及ぼし負担
を強いています。後片付け問題でも各個撃破を許さないように!

★ 梁井孝子 さんから:
 <西川農相献金は見返り金> 2015.2.23
「返金したのだから文句あるか」なんて
国から補助金もらった会社
政治献金1年間してはいけない事
大臣たる者知ってたんでしょ
それとも知っていて知らんぷり____。

早朝から3ヶ所一日15時間非正規のかけもち
日給1万足りず・・・じっと手を見る。

★ 色平哲郎 さんから:
2015 年 02 月 23 日/那覇地検、山城博治さんらを解放

山城博治さん解放の現場から!録画ライブ
http://twitcasting.tv/atsushi_mic/movie/144998781

山城博治さんの発言は、
①解放直後1:51 :00 ~ 1:56:30頃 
② マスコミのインタビュー 2:02:40 ~2:04:00頃にもう一人が解放
③インタビュー再開 2:07:10 頃~ 2:22:37
- - - - - - - - - - - - - -
辺野古浜通信
http://henoko.ti-da.net/
2015年02月23日/那覇地検、山城博治さんらを解放

★ 崔 勝久 さんから:
シンポジウム「原発と差別、戦後日本を再考する」
以下のURLで動画がご覧いただけます↓↓↓
http://www.ustream.tv/recorded/59125942
http://www.ustream.tv/recorded/59129250

日時:2015年2月22日(日)13時半開場 14時開演~18時
場所:在日本韓国YMCA アジア青少年センター9階(水道橋駅)
講演
小出裕章(京都大学原子力研究所)
「原子力平和利用は差別の上に成り立った」
白井 聡(文化学園大学)
「戦後日本にとって原子力とは何であったか」
   
★ 安間 武(化学物質問題市民研究会) さんから:
メールサービス 2015年2月24日 第453号
-------------------------
 集会・アクション
-------------------------
■全国のデモ開催情報まとめ
◆原発関連
http://www47.atwiki.jp/demomatome/
◆改憲関連
http://www57.atwiki.jp/demoinfo/

-------------------------
 東京ブラックアウト
-------------------------

■『東京ブラックアウト』若杉冽×古賀茂明 告発対談 (前編)
「キャリア官僚はメルトダウン中に再稼働を考え始める生き物です」
(現代ビジネス 2015年2月20日)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42017

■『東京ブラックアウト』若杉冽×古賀茂明 告発対談 (後編)
「安倍政権に危機感を持ってるハト派の官僚は実はたくさんいるんです」
(現代ビジネス 2015年2月21日)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42019?page=6

-----------------
 戦争・愛国心
-----------------

■宮崎駿に続き高畑勲も安倍首相を批判!「『火垂るの墓』では戦争を止められ
ない」(リテラ 2015年2月21日)
http://lite-ra.com/2015/02/post-886.html

■宮崎駿がラジオで安倍首相、百田尚樹を「ナルシシズム」と批判! もっと過激
な発言も…
(リテラ 2015年2月17日)
http://lite-ra.com/2015/02/post-872.html

■安倍晋三に,なかにし礼の反戦・抵抗意識が,まともに理解できるか?
(社会科学者の随想 2015年02月16日)
http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1019878697.html

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
福島第1原発での汚染水漏れの原因は不明のままです。水位が低下したから『原
因もわからない』まま排水路のゲートを開いた、と。驚きます!!
さて、今朝も川内(せんだい)原発、玄海原発・・・・すすめていきます。

川内原発の地元の県内で、
1.「元福島県勤務の教諭感謝 姶良で復興支援バザー」南日本新聞2015 02/22
22:00
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=63988
「東日本大震災から間もなく4年。姶良市のイオン姶良店で22日、姶良地区3
市1町のおやじの会が主催する復興支援バザーがあった。今回で4回目。売上金
は福島県南相馬市の原町第一小学校に寄付されるが、同小に3年間勤めた川畑博
幸教諭(46)=鹿屋市笠野原小勤務=も駆け付け、「福島県を忘れていないと
いう行動が、子どもたちの心の支えになる」と息の長い支援活動に感謝した。」

玄海原発関連、
2.(佐賀)「伊万里市、4人目以降の給食費を全額補助へ」朝日デジタル2015
年2月24日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2R5W6MH2RTTHB00B.html
「伊万里市は2019年度の全域配備を目指し、今年度から基本設計に入った防
災行政無線の実施設計費用として1157万9千円を計上した。塚部芳和市長は
「九州電力玄海原発の再稼働を見据えて整備を進めている」と説明。16年度に
は一部供用を開始するが、総事業費が当初見込んだ8億円から増大する見通しと
いい「こういう事業にこそ原発交付金の支援が必要」と述べ、国などに要請して
いく考えを示した。・・・・・」

2’.(佐賀県)「原発対策の防災無線、事業費11億円超に 伊万里市」2015
年02月24日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/56498/1/
「佐賀県伊万里市は23日、九州電力玄海原発(玄海町)の事故に備え、整備を
進める防災行政無線の事業費が当初見込みの8億円から11億3千万円に膨らむ
見通しを明らかにした。人件費や資材費の高騰が理由。塚部芳和市長は「原発
30キロ圏が事故のリスクだけ負わされるのはおかしい」として国などに安全対
策の交付金を求める考えをあらためて示した。
事業は、全域が緊急防護措置区域(UPZ)の市が、市民への情報伝達手段とし
て本年度から着手。2019年度までの6年で親局や中継局、屋外拡声子局、区
長、消防団幹部宅などに設置する戸別受信機を整備する。15年度は実施設計、
16年度から工事を始め、一部で運用を始める。塚部市長は「整備される前に原
発が再稼働されることに一抹の不安が残る」と述べた。
市は同実施設計費約1200万円を盛り込んだ総額224億8300万円の15
年度一般会計当初予算案、約6億1400万円の本年度一般会計補正予算案など
37議案を3月2日開会の市議会定例会に提案する。・・・・・」

規制委、
3.「周辺火山の監視で提言へ 原子力規制委検討チーム」西日本2015年02月23
日 18時19分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/147454
全文「原子力規制委員会で地震・火山分野を担当する石渡明委員は23日開かれ
た検討チーム会合で、原子力施設周辺に位置し巨大噴火リスクのある火山の監視
について、検討チームとしての提言をまとめる考えを表明した。石渡氏は「ハー
ド、ソフト両面で原発での火山モニタリングを見据えた方策を提言の形でまとめ
ていけたら非常にいい」と説明。「何回かの検討会を経てそういう方向になれば
いい」と述べた。検討会は月1回程度開く方向で、運転再開に向けた手続きが進
む九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)での火山監視を意識したとみられる。」

川内、高浜の次の3番手と言われるところで、
4.「<四国電力>伊方原発3号機の補正書提出、3月に延期へ」毎日新聞?2月
23日(月)22時3分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150224k0000m040101000c.html
「四国電力は、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の安全対策などを盛り込んだ原
子炉設置変更許可申請の補正書について、2月中としていた原子力規制委員会へ
の提出時期を3月中旬以降に延期する方針を決めた。23日、関係者への取材で
分かった。補正書は再稼働に必要な許認可で最も重要な文書。審査項目に積み残
しがあるためとしている。
規制委はこれまでの審査で、想定する最大の地震の揺れ「基準地震動」を現行の
570ガル(ガルは加速度の単位)から650ガルに引き上げることを了承。昨
年12月、千葉昭社長は2月中に補正書を提出する方針を明らかにしてい
た。・・・」
・・・・基準地震動の数字を引き上げて、躯体の施設はそのままでつじつま合わ
せの書類が間に合わないのでは?

5.「<中部電力>浜岡3号の安全審査申請を延期へ」毎日新聞?2月24日(火)1
時2分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150224k0000m040127000c.html
「中部電力は停止中の浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)について、2014年
度内に予定していた原子力規制委員会への安全審査申請を延期する方針を固め
た。現在、規制委で審査中の4号機の対応を優先的に進める必要があると判断し
たとみられる。再稼働に必要な安全審査について、中部電は昨年2月、4号機の
審査を規制委に申請した。その際、3号機については今年度中に申請する考えを
表明していた。・・・・他の原発を含め、規制委の審査が当初の想定より時間が
かかっており、また今後審査が本格化する4号機の地震動についての対応を充実
させる必要もあるという。・・・」

5’.「浜岡3号機の審査申請延期=データ解析長引く―中部電力」時事通信?2月
23日(月)20時6分配信
全文「中部電力は23日、浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)の新規制基準の適合
性審査(安全審査)申請について、予定していた今年度内の申請は難しいとし
て、4月以降に先送りする方針を明らかにした。安全対策に関して、必要なデー
タ解析などに想定以上の時間がかかっているためという。」
・・・・ここでも、つじつま合わせに手を取られているようだ!!

6.「中部電、放射線測る無人ヘリ導入へ」時事通信?2月23日(月)20時0分配信
 ※写真有
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2015022300733
全文「中部電力 は23日、浜岡原発(静岡県御前崎市)で重大事故が起きた場合
に、周辺の海で放射性物質の濃度や線量を測定するため、小型の無人ヘリコプ
ターの導入を計画していると発表した。24日以降、飛行試験を行い、2016年9月
ごろの運用開始を目指す。」
・・・・お金を使います。操縦できる人を新たに要請しないといけません。24時
間体制で配置すると最少でも2ケタくらいは要りますね。

いくら手をこまねいても、肝心な手は打てないままなんですよ!
7.◎◎「【社説】核のごみ これ以上増やせない」東京新聞2015年2月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022302000139.html
「経済産業省は、核のごみを地中に埋めても、将来掘り返すことができるように
するという。そこを最終処分場にはしませんよ、というシグナルか。処分場を選
ぶ難しさを物語るようでもあるが。
原発を持つ電力会社が出資する原子力発電環境整備機構(NUMO)が主体にな
り、三百メートルより深い安定した地層に埋める-。この大筋は変わっていな
い。しかし、使用済み核燃料に対する政府の認識は、曲がり角にあるようだ。
まず、自治体が手を挙げるのを待つ公募方式をあきらめた。国が科学的に適地を
選び、住民や国民の理解を求めるやり方に改める。将来、より有効な処理方法が
見つかった時には掘り返し、処分し直すことができるようにする。そして、使用
済み燃料を再処理せずに、直接埋める方法も研究する。プルトニウムなどを取り
出すリサイクルをせず直接処分することもあり得るという。埋めたごみを掘り返
し、回収を可能にするということは「最終処分」を当面先送りするという意味で
はないか。私たちは今、核のごみを安全に処分するすべを持ち合わせていないと
いうことなのだろう。世界中で最終処分場の立地が決まっている国は、フィンラ
ンドとスウェーデンだけである。
なぜ、合意できたのか。政府、あるいは原子力行政への国民の信頼が比較的厚
い、また厚くしてきたからではないか。地震が少ない土地柄ということもあるだ
ろう。
原子力は安全だと言い続けながら福島の事故を起こしてしまい、今もなお、後始
末に苦しみ、そのうえ、世界有数の地震国でもある日本とは、事情が違う。政府
が関与を強めても、処分場の選定が進むとは限らない。折しも日本学術会議は、
原発のごみに関する新たな提言案をまとめた。核のごみは原則五十年間、人の目
の届く地上で暫定保管し、その間国民との「対話の場」を設置して、よりよい処
分方法を話し合う。暫定保管場所を持たない電力事業者には、原発の稼働を認め
ない-。
今の時点で明確なのは、核のごみの最終処分は難しく、これ以上排出させられな
いということだ。埋める場所が見つからず、リサイクルもままならない。だとす
れば、ごみを出さないようにするしかない。ごみ問題の常識だ。最終処分のめど
が立たねば、原発は容易に動かせない。」

8.◎◎(社説)「原発のごみ処分 国民不在の論議は疑問」北海道新聞(2015/02
/23)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/594067.html
「・・・・・処分のめどが立たぬごみをこれ以上増やしてはならない。学術会議
の言う通り、ごみ問題に目をつむって再稼働を進めるのは、将来世代に対する無
責任である。」

原発立地地域、
9.(静岡県)「原発、富士山、伊豆東部火山群 避難計画策定大詰め」
@S[アットエス] by 静岡新聞?2月23日(月)8時30分配信
http://www.at-s.com/news/detail/1174170573.html
「伊豆東部火山群、富士山の噴火と中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の事故を
想定した静岡県や市町などによる各避難計画の策定作業が大詰めに差し掛かり、
本年度中に公表や避難先確定の節目を迎える。ただ、いずれも万単位の対象者を
見込む上、2キロ以上の徒歩移動や北陸・北関東への自家用車による避難など、
実際に運用可能か不透明な部分も多い。住民参加の実働訓練による検証は不可欠
だ。・・・
◇浜岡原発 県が15年度以降の公表を目指し、広域避難計画の策定を進める。地
震と原発事故の「複合災害」では石川・群馬など7都県、原発「単独災害」では
県内のほか愛知・山梨など5県が避難者を受け入れる。県は本年度中に原発31キ
ロ圏にかかる11市町ごとに受け入れ先都県を確定させる。11市町の総人口は94万
6千人。避難は自家用車が基本で、車のない住民や要支援者にはバスなども手配
する。渋滞は避けられず、31キロ圏外までいかに短時間で避難させるか、統制が
必要になる。・・・・」
・・・何れも万単位の人の避難、特に原発事故は地域根こそぎ避難だから、混乱
必至です。

10.◎(石川県)「闘う 法廷で銀幕で 脱原発弁護士 自費製作で監督」中日
新聞2015年2月23日
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20150223/CK2015022302000047.html
「金沢で上映会、講演  原発政策の欺瞞(ぎまん)を追及したドキュメンタ
リー映画「日本と原発」の上映会が二十二日、県教育会館(金沢市香林坊)で開
かれた。監督で、全国の脱原発訴訟の先頭に立つ河合弘之弁護士も来県。上演後
の講演で「原発を止めるには国民が確信を持たないと。そのために原発推進の理
屈をすべて論破した」と訴えた。・・・・・
●映画で盛り込めなかった論点にはテロの脅威もある。「原発は自国に置かれた
核兵器。集団的自衛権を進めている国にとって、原発は国防上の最大の弱点。そ
んなアキレスけんが五十四基も造られている」と危ぶむ。
講演の最後に河合弁護士は、映画にも登場する福島県飯舘村の村民歌を独唱し
た。豊かな自然を誇った村は、その歴史ごと放射能に奪われた。「(原発事故を
起こした)東電と政府にきちんと謝らせていく。罪を償わないと、また同じこと
をする」と訴えた。」

11.「<青森創生の課題>(1)人口減少 強い危機感 対策急務」河北新報
2015年02月22日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150222_21012.html
「任期満了に伴う青森県知事選の告示(5月21日)まで3カ月を切った。3期
12年にわたって県のかじ取り役を担い、4選を目指す現職三村申吾氏
(58)、原発や医療・福祉などの政策で異を唱える前県保険医協会長の新人大
竹進氏(63)が立候補を表明した。県議会最大会派自民党の後ろ盾で、大きな
荒波を受けずに歩んできた現県政が直面する課題を考察す
る。・・・・・・・・・・」

原発周辺地域、
12.(京都)「ヨウ素剤の事故後配布に不安 京都の原発30キロ圏内」京都
新聞2015年02月23日 09時21分
http://kyoto-np.jp/politics/article/20150223000023
長い記事「高浜原発(福井県高浜町)から5キロ圏の京都府舞鶴市の一部で昨年
末、安定ヨウ素剤が事前配布された。同市は全域が約30キロ圏にあり、重大事
故時には全市民に安定ヨウ素剤が配布されるが、その方法は未定。住民からは不
安の声も上がる。
「再稼働を容認するなら5キロ圏外にも事前配布すべき」。先月、市役所を訪れ
た市民団体メンバー坂根康弘さん(75)=同市真倉=が市に要望した。市幹部
は「国や府の方針に従う」と繰り返すのみ。坂根さんは「福島の事故をもう忘れ
ている」と嘆いた。・・・・・・・・
府内30キロ圏には12万7千人が住む。屋内待避の場合は府や市町職員が各戸
を回るが、府医療課の丸毛信樹担当課長は「現実的に不可能。事前配布は市町と
相談して考える」と口は重い。・・・・高浜原発から約6キロの舞鶴工業高等専
門学校(舞鶴市白屋)。太田泰雄校長は「不可能と言われても」と戸惑う。約
620人が寮生活を行い、緊急時には体育館に退避、「年配の教職員が決死の覚
悟で取りに行く」。
 安定ヨウ素剤には副作用があり、配布や服用は原則、医師の関与が必要。国は
緊急時に「適切な方法で配布・服用する」とするが、責任の所在は明確でな
い。・・・・」
・・・「服用」―とても、安全は見込めないようです。

13.(滋賀県)「卒原発」実現へ新部署」時事通信?2月23日(月)14時51分配信
全文「滋賀県は2015年度組織改正で、原発に依存しない社会の実現に向け、知事
直轄組織として「エネルギー政策課」を設置する。昨年7月の知事選で「卒原
発」を掲げて勝利した三日月大造知事の下、再生可能エネルギーの普及促進、太
陽光発電パネルの設置などに対する補助金の交付事務などを担う。」

13’.「滋賀県の温暖化対策立ち往生 温室効果ガス排出3年連続増」京都新
聞?2月23日(月)15時14分配信
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20150223000088
「地球温暖化防止のため滋賀県が進めている温室効果ガス削減の取り組みが、国
内の原子力発電が停止している影響を受け、目標達成の道筋が不透明になってい
る。「原発に依存しない新しいエネルギー社会」を目指す県政の方針もあり、削
減目標と原発依存度の整合性も問われている。・・・・・県の削減目標は原発事
故前の2008年に打ち出され、福井県内の原発の稼働を前提としていた。現状
は関西電力高浜原発3、4号機以外、再稼働の見通しがなく、当面は排出量が減
少に転じる可能性は小さい。県議会では目標の見直しや原発に依存しないための
行程表を示すべきとの意見が出ている。・・・・・」
・・・ええっ、あの前知事の時代に「原発稼働を前提に作っていたの?

こんなことして、
14.●●「安倍首相、ウィリアム王子と福島視察へ」朝日新聞デジタル?2月24日
(火)0時5分配信
http://www.asahi.com/articles/ASH2R760CH2RUTFK014.html
「安倍晋三首相は28日に福島県を訪れ、今月下旬に訪日する英王室のウィリア
ム王子と一緒に、東日本大震災の被災地を視察することがわかった。3月11日
で震災発生から4年になるにあたり、復興を世界にアピールする狙いがある。
ウィリアム王子は初の訪日で、26日から3月1日まで滞在する。・・・・震災
後に設けられた、子供の屋内遊び場も見学する予定だ。夜は温泉旅館で、首相が
日本食でもてなす。」
・・・・手あたり次第、なんでも利用して「復興」を言い続けます。王子様、外
で自由の遊べない子をみて何か発してください。

福島第1原発で、
15.「民主・岡田代表、福島第1原発の内部視察」読売新聞?2月23日(月)22時
28分配信
「民主党の岡田代表は23日、福島県大熊町の東京電力福島第一原子力発電所の
内部を視察した。汚染水浄化装置や、凍土遮水壁の工事現場などを訪れた。岡田
代表は視察後、福島県庁で記者団に対し、「廃炉への道は非常に険しい道のりだ
と改めて感じた。国としても後押ししなければいけない」と語った。視察には、
党東日本大震災復旧・復興本部長の野田元首相も同行した。」
・・・・野田さん、「収束」してましたか? 「収束宣言」をすぐ取り消しなさい。
関連、
15’.(民主党)「国、県、市町村連携し復興 岡田克也民主党代表に聞く」
福島民報?2月23日(月)9時20分配信
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022321152
「・・・・・Q:野田佳彦元首相が党東日本大震災復旧・復興推進本部長に就いた。
A:「民主党が与党の時に震災と原発事故が発生したが、復興に与野党はないとの
考えで取り組んできた。首相を務めた野田氏が責任者になることで、党全体とし
ての取り組みが加速化すると思う」
Q:政府は原発の再稼働に向けた動きを強めている。
A:「民主党としては2030年代の原発ゼロを目指している。原発増設は容認し
ておらず、安全性が確認された原発から再稼働を認めていく。今の政府は再稼働
を急いでいるようにしか見えない。(原発の不測の事態に備えた)避難計画は地
元任せにせず、国がきちんと責任を負うべきだ」
Q:東京電力福島第二原発の廃炉は県民の総意だ。
A:「東電によく考えてもらいたいと思う。民主党県連は廃炉を打ち出しており、
党本部も同じ考えだ」
・・・えっ! 野田元首相が「党東日本大震災復旧・復興推進本部長」・・・こ
れは期待薄では、「収束宣言」撤回からしてもらわないと。

16.●●「汚染水、港湾流出阻止に90分=高濃度示す警報後―福島第1・東電」時
事通信?2月23日(月)21時25分配信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2015022300805
「福島第1原発で排水路から汚染水が港湾に流出した問題で、東電は23日、気付
くきっかけとなった放射性物質が高濃度であることを示す警報が鳴ってから、流
出を阻止する作業まで約90分かかっていたことを明らかにした。東電によると、
警報が最初に鳴ったのは22日午前10時ごろ。その10分後にはさらに濃度が上昇し
ていることを示す警報が鳴った。この際、東電は汚染水が貯蔵されているタンク
からの漏えいについての確認を優先。水位に変動がないことなどを確かめた後、
同11時35分ごろに排水路の下流にあるゲートを閉め、港湾への流出を止めた。
汚染水が流出し続けた可能性があるが、東電の小林照明原子力・立地本部長代理
は23日の記者会見で「問題があったとは聞いていない」などと述べた。・・・・
汚染水が排水路に流入した原因は分かっていないが、東電は放射性物質濃度が通
常の範囲に低下したとして、23日未明に排水路のゲートを再び開いた。」
・・・原因がわからない=汚染水はコントロールされていない。

17.「正門周辺の大気中の環境放射線量」毎日新聞2015年02月23日
「22日正午現在 1.097マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力のホー
ムページから抜粋  前日は1.075マイクロシーベルト毎時」

被災地フクシマ、
18.「相双漁協 結論持ち越し」NHK福島02月23日 22時26分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055505361.html?t=1424720590449
「福島第一原発の汚染水対策として、建屋の周囲からくみ上げた地下水を浄化し
て海に流す計画について、地元の相馬双葉漁協は、一部の支所から反対意見が出
たとして23日開いた会議で漁協としての方針を決めず、判断を持ち越しました。
福島第一原発でたまり続ける汚染水の発生を減らそうと、東京電力は、建屋周囲
のサブドレンと呼ばれる井戸からくみ上げた地下水を浄化して海に流す計画で、
地元の漁業者に実施の受け入れを求めています。
これについて、23日、相馬市にある相馬双葉漁協が7つの支所の代表を集めて
会議を開きました。会議は、冒頭以外、非公開で行われ、関係者によりますと、
7つの支所のうち5つは、計画に理解を示しましたが、原発から20キロ圏内に
ある浪江町と富岡町の2つの支所から反対の意見が出たということで23日漁協
としての方針は決めず判断を持ち越しました。
2つの支所の幹部によりますと、計画を受け入れるには、現在、20キロ圏内に
設定されている漁の自粛区域を縮小し、漁場を拡大することを条件として求めた
ということで、漁協側では、25日開かれる県内の組合長会議でこの条件を示し
て、議論したいとしています。
この計画をめぐっては、いわき市漁協も判断を先送りし、今月27日に改めて会
議を開く予定で、福島県漁連では、2つの漁協の判断を踏まえて結論を出す方針
です。」

19.「【特報】福島・南相馬市の歪んだ「復興」」東京新聞2015年2月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015022302000143.html
「福島県南相馬市は、福島原発事故で一時一万人まで減った人口が、事故前の約
七割に当たる五万人まで戻った。ただ、復興は一筋縄にはいかない。商業活動を
一例にとっても、それは如実だ。飲食チェーン店のアルバイトの時給は、全国屈
指の水準まで上がった。ところが、以前からある商店街ではシャッターばかりが
目立つ。現場を歩くと「住民帰還イコール復興」とはいかない複雑な現実が垣間
見えた。 (榊原崇仁)」(以下は、紙面)
・・・・線量が高い地域に無理矢理、帰還を進めることで、住民の健康は脅かさ
れ、一層矛盾が拡大します。

昨日、15.で他紙既報ですが、地元紙では、
20.「「震災遺産」次世代へ 震災翌日の本紙など50点」福島民報2015/02
/23 08:54
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022321149
「東京電力福島第一原発事故の避難区域などで収集した「震災遺産」が22日、
南相馬市原町区の市博物館で初めて展示された。津波や原発事故の被害状況を物
語る貴重な資料が並んだ。県立博物館や被災した浜通りの博物館による「ふくし
ま震災遺産保全プロジェクト実行委員会」の主催。浪江町で回収された道路標識
や請戸小の案内板、配達されずに残っていた震災翌日付の福島民報、津波で流さ
れフジツボが付着したアスファルトなど約50点が展示された。市内外から約
120人が来場した。・・・・来月15日には会津若松市の県立博物館でも一般
公開し、合わせて講演会が開かれる。」

20’.「よみがえる震災の記憶 南相馬で「震災遺産」一般公開」福島民友
02/23 10:50
http://www.minyu-net.com/news/news/0223/news11.html

21.「浪江の街、模型に 二本松で古里思いワークショップ」福島民友
(02/23 10:00)
http://www.minyu-net.com/news/topic/150223/topic3.html
「東日本大震災と原発事故から4年目を迎えるのを前に「失われた街」模型復元
プロジェクト記憶の街ワークショップfor浪江町・大堀2015は21日、二
本松市の市民交流センターで開幕した。27日まで。会場では同町大堀地区など
3地区を縮尺500分の1で復元した模型を展示。初日は大堀相馬焼シンポジウ
ム「未来につなげる・つながる大堀焼」を開催した。神戸大槻橋研究室が中心と
なってつくる同プロジェクト実行委の主催、まちづくりNPO新町なみえの共
催。・・・・」

22.「汚染土搬入、容認へ=中間貯蔵、地元2町と最終協議―福島県」時事通
信?2月23日(月)15時25分配信 ※会議の写真だけ公開
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2015022300518
「東京電力福島第1原発事故の汚染土を保管する中間貯蔵施設をめぐり、福島県
は23日、汚染土の搬入開始を認める方針を固めた。同日開いた幹部会議で、施設
の安全対策など政府の対応が地元自治体の意向に沿っていることを確認。施設が
建設される大熊、双葉両町や周辺町村と24日に最終協議し、大きな異論が出なけ
れば、地元として搬入開始を容認する見通しだ。幹部会議は冒頭を除き、非公開
で行われた。・・・・」
・・・他の報道では早速、「政府関係者によりますと、25日に望月環境大臣と
竹下復興大臣が福島県を訪れ、福島県や大熊町、双葉町との間で安全協定を結ぶ
ことになりました。」と報じられています。

23.●「大震災被災家庭、正社員が減少 父親職業でアンケート」長崎新聞
(02/23 22:14)
全文「子どもの貧困問題に取り組む公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレ
ン」(兵庫県西宮市)は23日、東日本大震災で被災した家庭に父親の職業をア
ンケートしたところ、正社員の割合が減り、非正規雇用が増えたとの結果を発表
した。震災前に68・4%だった正規雇用の割合は、震災後は62・7%に減
少。一方、派遣社員やパートなどの非正規雇用は4・7%から8・7%に増加し
た。無職も1・4%から4・4%に増えた。世帯収入の平均は359万円だっ
た。アンケートは昨年5~9月、震災で被災し、奨学金を受け取っている世帯な
どを対象に実施。主に岩手、宮城、福島各県から回答を得た。」(共同)

23’.●「東日本大震災 被災家庭に低所得層増 西宮の団体調査」神戸新聞
2015/2/23 23:00 ※図表有
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201502/0007765375.shtml
「・・・・・父親の雇用形態の変更とともに、世帯収入は震災を境に減少。年収
250万円未満は、2010年の28・4%から2013年は36・7%と8・
3ポイント増加。100万円を切る世帯も約1割に上った。一方、250万円以
上の割合は減少した。貧困家庭の子どもは、通塾率や習い事、学校外のクラブ活
動に参加している割合が一般家庭より低いことも分かった。子ども(中3生)が
塾や習い事に通っていない家庭に理由(複数回答)を尋ねたところ、「経済的に
余裕がないから」が75・0%に上った。内閣府が11年度に実施した全国調査
の38・8%に比べて極めて高い。子どもに対する悩みについての設問(同)で
も「教育資金」が78・6%に上った。
CFCの今井悠介代表理事は「経済的な理由で、希望の進学先をあきらめる傾向
も分かってきた。震災で子どもの選択肢が狭まらないためにも、学びの機会を保
障する支援が必要」と話した。」
・・・・被災地は、生活の「復旧」こそが最大の課題です!!

24.●「営業損害賠償打ち切り撤回を 復興共同センターが緊急集会 福島」
しんぶん赤旗2015年2月23日(月)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-23/2015022301_04_1.html
「福島第1原発事故に伴う営業損害賠償打ち切り案の撤回を求める緊急集会が
22日、福島県本宮市で開かれました。ふくしま復興共同センターが主催し、会
場いっぱいの約300人が参加。打ち切り方針の撤回と原発事故以前の水準に戻
るまで賠償を継続することを国と東電に求めるアピールを採択しました。・・・・
ふくしま復興共同センターの野木茂雄事務局長は「打ち切り方針案の撤回と、事
故前の状態に戻るまでの賠償継続は、『オール福島』の声だ。打ち切りを前提と
した提案は絶対に認めることはできない」とのべ、国と東電への抗議ファクス、
県内商工会などへの訪問と懇談など行動を提起しました。双葉町で機械設置業を
営んでいた福田祐司さんは「帰還困難区域だが必ず戻って仕事を再開したい。町
が復興し、みんなが帰って元のような状態になってから賠償を終えるべきだ。あ
と1年で打ち切りとは絶対許せない」と主張。参加者の発言が相次ぎました。」
・・・打ちきりなんて、東電が決めるべきことではない!!

24’.●「福島第1原発事故 「営業損害」賠償 打ち切り撤回求め集会、ふく
しま復興共同センター」毎日新聞 2015年02月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20150223ddlk07040119000c.html

25.●「【千葉】福島からの避難者 法廷で苦悩訴え 千葉地裁の原発集団訴
訟」東京新聞2015年2月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150223/CK2015022302000159.html
「福島第一原発事故により、県内に避難する福島県民らが国と東電に損害賠償を
求めた集団訴訟で、原告らの本人尋問が先月、千葉地裁で始まった。「人間関係
を失った」「ふるさとや当たり前の生活すべてを奪われた」。東日本大震災の発
生から間もなく4年。今も避難生活を続ける人々が、法廷で直接訴えてい
る。・・・・
「ふるさとを失い、両親を亡くして家族もばらばらになった。避難生活の中で生
きる気力を失いそうになる。国や東電は被害をしっかり直視してほしい」。飯舘
村から避難する男性(64)は心情を率直に語った。・・・・・・地震で家族は
全員無事だったが、原発事故のため親族のいる千葉へ避難した。郵便局は退職
し、アパートで夫婦二人暮らし。事故後には父親の認知症が判明し、アパートに
近い特別養護老人ホームに母親と入所した。知り合いのいない施設で両親は寂し
がっていた。父親は一二年一月に九十一歳で他界。「いつになったら帰れるの」
と何百回も尋ねた母親も一三年十二月、八十八歳で亡くなった。・・・・
南相馬市から避難する男性は現在、妻と子ども二人の四人で暮らす。中学生だっ
た長男は転校先でいじめに遭い、別の中学へ再度転校せざるを得なくなった。小
学生だった長女は知的障害があり、集団になじめないこともあっていじめを受け
た。障害があるが軽い介助で歩けた妻も、避難生活で障害が重くなり車いすが欠
かせない。「平々凡々な暮らしが、避難後は一変した。福島にはもう住めず、自
分も子どもたちも親しい友人を奪い去られたことが悔しい」。男性は思いを振り
絞った。・・・・・
◎千葉地裁では、各地の集団訴訟に先駆けて本人尋問が始まった。十八世帯の原
告全員が証人として法廷に立つ。・・・・」

26.(飯館村)「(プロメテウスの罠)宮司は残った:4 北陸から物資を運
べ」朝日デジタル2015年2月23日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11616158.html
「◇No.1193 「燃料がないんです」2011年3月半ばだった。富山県
高岡市の有礒正(ありそしょう)八幡宮宮司、上田正宙(うえだまさひろ)
(46)の元に、山形県で神職をしている友人から携帯電話のメールが送られて
きた。福島県飯舘村にある綿津見神社の神職、多田仁彦(43)が福井県護国神
社の禰宜(ねぎ)、宮川貴文(43)に、物資がほしいとメールを送信したのと
ほぼ同じころだ。・・・・・
「想像以上の大災害だぞ」 22日からは2日かけて盛岡市、宮城県石巻市、福
島県郡山市へ。27~28日に二本松市、いわき市。その一部が飯舘にも届い
た。福島県に入るメンバーは、放射性物質の付着を防ぐ防護服を準備する余裕が
なかった。仕方がないので、簡易のレインコートを着た。物資の受け渡し場所に
着いてみると、受け入れ側はみな普段着だ。上田はちょっと拍子抜けした。北陸
を出る前、仲間で決めたことがあった。「まだ子どものいない人、子どもをもう
ける予定のある人は福島へ行かせない」それが正しかったのか、間違っていたの
かはわからない。」

27.(飯館)村民有志で手がけた太陽光発電所を公開」朝日デジタル2015年2
月24日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2R4RSJH2RUGTB006.html
「東京電力福島第一原発事故で全村避難している飯舘村で、村民有志らが立ち上
げた「飯舘電力」の初めての太陽光発電所が完成し、23日に公開された。21
日から売電を始めている。・・・・収入は村での再生可能エネルギー事業拡大に
使う計画で、すでに大規模太陽光発電所(メガソーラー)用の土地を確保してい
るという。出資を予定しているという村民の目黒正光さん(71)も見学に訪
れ、「少しでも地場産業のためになれば」と話していた。」

28.「(福島県)23日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線
量測定値」福島民報2月24日朝刊紙面
http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。

29.「(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)」下野
新聞2月23日17:50
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20150223/1879212
「▼空間放射線量率(23日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・」

30.(神奈川)「弁護士夫妻、被災地で奮闘中 横浜から福島移住」朝日デジ
タル2015年2月24日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASH2N4HGQH2NULOB00M.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH2N4HGQH2NULOB00M
「福島第一原発事故の被災者を横浜で弁護士として支援していた穂積学さん
(29)と妻幸子さん(39)が、学さんの故郷の福島県に事務所を移して1年
半。「まだまだやるべきことは尽きない」と地域に根を張って活動を続けてい
る。同県白河市で生まれ育った学さんは、定時制高校に通っている頃、家庭環境
に恵まれなかったり、労働条件が厳しい中で働きながら通ったりしている同級生
たちがいた。「少数者の人権を守る仕事に就きたい」と弁護士を志した。・・・
桐蔭横浜大の法科大学院を経て、横浜で司法修習を続けていた時に大震災が起き
た。2011年12月に横浜弁護士会に登録後は、「福島原発被害者支援かなが
わ弁護団」のメンバーに加わった。月に一度、福島の仮設住宅に出向いて東京電力
への賠償請求について相談を受けてきた。学さんの母と妹も被災したため、親類
がいる茨城県に避難した。・・・・「母の実家が浪江です。私の家族も被災しま
した」と学さんが話すと、被災者は心を開いてくれた。すべてを奪われた怒りを
聞くことから始まった。依頼を受け、裁判外で紛争を解決する「原発ADR」に
申し立てるなどしてきた。ともに被災者支援を続けてきた幸子さんと12年9月
に結婚。事務所の独立を考えた。・・・・・拠点を福島に移すことを学さんが提
案。幸子さんも賛同した。「被災者の気持ちをくむには、通う形ではもどかし
い」という思いのほか、女性の弁護士が福島では少なく、離婚やDV被害の相談
先になりたいという思いもあった。13年8月、東北新幹線新白河駅から歩い
て数分のところに2人で事務所を構え、仮設住宅へのあいさつ回りから始め
た。・・・・賠償に関する相談は、今も増えているという。「納得のいく賠償が
ない中で、早く終わらせようとする東電の動きへの不満や不信感がある」と学さ
んは言う。幸子さんは「色々な立場の人が他人を気にして『不公平だ』と感じて
いる。被災者の内部で対立させられている構造で、いつまでも震災は終わらな
い」と語る。弁護士の支援について、被災者に情報格差があることも課題だ。特
に自主避難者は住んでいる場所がバラバラで、支援が行き届かないという。」

31.(石川県)「節目に思う 友人との別れ、牛の殺処分…… 原発事故後の暮
らし朗読劇で??金沢・来月11日」毎日新聞 2015年02月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20150223ddlk17040293000c.html
「東日本大震災から4年を迎える3月11日、東京電力福島第1原発事故の被災
地などから県内に避難した人や支援者が、原発事故後の住民の暮らしぶりを演じ
る朗読劇「空の村号」が金沢市大和町1の市民芸術村で上演される。公演後には
出演者と観客が一緒に語り合う機会も設け、節目の日に改めて被災地への思いを
深める場とする。
朗読劇は、避難者や支援者が集まり、別個に活動していた複数のグループの交流
を深めようと企画され、昨年7月に初上演された。反響が大きく、再演を望む声
が相次ぎ、その後も小松市内などで披露され、次回で6回目の公演となる。
 「空の村号」は、全村避難を強いられた福島県飯舘村をモデルに創作された児
童劇。酪農家に生まれた少年「空」を主人公に、避難での友人との別れや、牛の
殺処分などのつらい経験と向き合う姿が描かれる。・・・・
3月11日は午後0時半開演。4月4日午後1時から、能美市寺井町のNPO法
人たすけ愛サロン「ほっと」でも上演される。チケットはいずれも前売り
1000円で、空席があれば当日1200円で販売する。小中学生は500円。
震災避難者は無料。問い合わせは奈良井さん・・・・」

32.「東京でシンポ 渓流環境破壊、釣り師ら抗議 福島・木戸川 放射能を
毎年測定」しんぶん赤旗2015年2月23日(月)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-23/2015022301_05_1.html
「福島第1原発事故以降、渓流河川の環境破壊計画が進行している―。釣りの愛
好家でつくる「福島県で釣りを楽しむ会」が22日、東京都練馬区で「3・11
から考える 釣りと環境」シンポジウムを開き約80人が集いました。
福島第1原発の西にあり20キロ圏内の双葉郡川内村(遠藤雄幸村長)。村の中
央を渓流魚の豊富な「木戸川」が貫流していますがいまだに禁漁区です。多くの
川が禁漁区で放射線のデータなどがないなか「福島県で釣りを楽しむ会」は、漁
の許可を得て事故後毎年、川内村や川内村観光協会、木戸川漁協の主催で「川内
村放射性物質測定釣行会」を実施してきました。・・・・
シンポジウムで京都大学大学院農学研究科の岡田直紀准教授(森林科学専攻)は
「ほぼすべての魚から放射性セシウムが検出された」と報告。放射性セシウム濃
度を平均値で比べると木戸川本流1キログラム当たり46ベクレル、支流の戸渡
川同120ベクレル、滑津川同81ベクレル、富岡川同80ベクレル。一般食品
の基準値同100ベクレルを超えた魚は支流の戸渡川に集中していました。岡田
氏は「渓畔のコナラの葉に含まれる放射性セシウムの濃度が、事故初期に支流の
沈着量のほうが高かった。森林汚染の程度に対応して魚の汚染もでている」とし
ています。・・・」
・・・とんでもない汚染地域に、「帰還」させていますね。

33.(東京)「福島第1原発事故 避難者調査 早大・辻内准教授ら、28日
に公開研究会」毎日新聞 2015年02月24日 地方版
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20150224ddlk13040141000c.html
全文「東京電力福島第1原発事故による避難者の調査を続けている辻内(つじう
ち)琢也・早稲田大学准教授(医療人類学)らが「早稲田大学災害復興医療人類
学研究所」を設立し、28日に同大国際会議場(新宿区西早稲田)で第1回公開
研究会を開く。辻内准教授はこれまで、首都圏の支援団体などと共に避難者を対
象にした大規模なアンケート調査を実施。将来の生活の見通しが立たず、加害者
の責任があいまいなことから、事故の影響の長期化に伴い、避難者の精神的苦痛
も深刻化している実態を明らかにした。
研究所には福島県の避難指示区域からの避難者や、首都圏で避難者支援に当たる
弁護士らも招聘(しょうへい)研究員として参加。当事者や支援者の立場から発
信する。3カ月に1回程度公開研究会を開き、調査結果を発表していく予定。
28日の研究会は午後1時から。参加無料。問い合わせは早稲田大学研究室
[email protected])。」

34.「【東京】マラソン 被災地の生徒99人も完走 10キロの部 東北3
県の高校生招待」東京新聞2015年2月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150223/CK2015022302000147.html
「東日本大震災の被災地支援で東北三県の高校生が招待され、九十九人が十キロ
を完走した。
「見える景色がどんどん変わり、たくさん応援をもらって楽しかった」と福島県
福島西高二年、後藤萌乃(もえの)さん(17)は振り返った。原発事故による
影響で長袖長ズボン、マスク姿でないと走れない時期があり「つらかった」。今
大会で記録した自己ベストタイムを弾みに次の大会へ向けて練習に励む。私立い
わき秀英高(福島県いわき市)二年の小野元也(げんや)さん(16)は「次は
フルマラソンに出たい」と意欲を示した。・・・・」

35.●(東京)「本県の復興の歩み発信 東京 ふくしまフェア始まる」福島民
報2015/02/23 08:55
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022321150
「復興に向けた本県の力強い歩みを発信する「はじめっぺふくしまフェア」は
22日、東京都稲城市の、よみうりランドで始まった。3月15日まで。実行委
員会の主催、県の共催、ジン・コーポレーションの協力。子どもたちの笑顔が集
まる遊園地で、本県の明るいイメージを発信しようと開いている。レストランや
カフェで県産食材を使ったメニューを提供。・・・・」
・・・子供がたくさん利用する場所で・・・・。

電力、
36.「中部電、1月の販売電力量前年並み=暖房需要増と車関連の生産減で」
時事通信2015/02/23-17:39
全文「中部電力が23日発表した1月の電力販売実績によると、販売電力量は前
年同月実績並みの118億3900万キロワット時となった。」

37.(福岡県北九州市)若松のバイオマス発電所 オリックスが17年度に稼
働 北九州市が用地売却決定」西日本電子版2015年02月24日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/56501/1/
「北九州市若松区の響灘地区で火力発電所建設計画を進めているリース大手のオ
リックス(東京)に対し、同市は23日、市有地を売却することを決めた。
2017年度に稼働する予定。同地区では西部ガス(福岡市)が出力160万キ
ロワット級の火力発電所建設を計画するなど、火力と洋上風力の発電所を集積さ
せる「市地域エネルギー拠点化推進事業」が進んでおり、市環境局は「弾みにな
る」としている。売却するのは、響灘臨海工業団地(若松区響町2丁目)の約3
万7千平方メートル。オリックスの100%子会社「響灘エネルギーパーク合同
会社」(東京)に約7億4560万円で売り渡す。市は、市有地処分の一般議案
を3月2日開会の市議会定例会に提案する。発電所は、廃材などを燃料に使う「
木質バイオマス」と呼ばれ、再生可能エネルギーの一つ。今回は、石炭を混ぜ合
わせる「混焼型」の火力発電所となる。計画では、出力11万2千キロワットで
22万世帯分の電力を供給する。事業費は約280億円。地元で約20人を雇用
する。・・・・」

参考資料、
38.(書籍)「苫小牧、鵡川、苫東を舞台に原発小説 馳星周さん新作「雪
炎」」苫小牧民報?2月23日(月)18時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150223-00010001-tomamin-hok
「北海道浦河町出身で苫小牧東高校卒の作家、馳星周(はせ・せいしゅう)さん
の新作「雪炎(せつえん)」(四六判、483ページ)がこのほど、集英社から発
行された。原子力発電所や原発利権を問う小説で、苫小牧や鵡川の地名、苫小牧
東部工業開発計画という名の国家プロジェクトが登場する。馳さんは苫小牧民報
社に文面で「原発のある自治体でどんなことが起こっているのかを知ってもらい
たい」と今作への思いを明かした。
物語は3・11から1年後、北海道・道南市という架空の原発立地自治体で行われる
市長選を軸に進んでいく。・・・・税抜き1800円。」

39.「「いちえふ」2巻発売で原画展、福島第一原発の作業員のルポマンガ」
コミックナタリー?2月23日(月)16時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150223-00000032-nataliec-ent
「竜田一人「いちえふ ~福島第一原子力発電所労働記~」2巻が、本日2月23日
に発売された。これを記念し、東京・リブロ池袋本店では本日より3月20日まで
原画展が開催されている。・・・・」

40.「東北にエール、「ゆず」が踊る 復興への架け橋、福島で音楽祭」朝日
デジタル2015年2月23日16時30分
http://www.asahi.com/articles/DA3S11617246.html
「人気ミュージシャン「ゆず」が、音楽を通じて東日本大震災の被災地を応援す
る「復興支援音楽祭~歌の絆プロジェクト」(三菱商事、福島放送主催、朝日新
聞社特別協力)に昨年に続き出演する。3月8日に福島県郡山市で開かれる今回
は、テーマが「祭り」。2人は「ステージがお祭りのようになり、楽しい一日に
なる」と話している。・・・・・・・音楽に何ができるのか――。震災直後、社会
の自粛ムードもあり、「歌っていていいのか」と悩んだ時期があったが、音楽の
力を再認識させてくれたのもまた被災地だったという。・・・・「『よしやっぱ
り歌い続けていこう』と思わせてくれたライブ。自分たちには音楽しかない、音
楽って、人を励ましたり元気にしたりする力がある、と強く感じた。と同
時に、被災地に対しては、一過性のものじゃなくて、持続して僕らは関わってい
こうと思った」と北川は話していた。今回の復興支援音楽祭は招待制などで、一
般販売は行っていない。」

41.「仲間由紀恵、綾野剛ら「天空の蜂」に参戦!向井理は映画オリジナルの
シーンに登場」映画.com?2月23日(月)6時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150223-00000001-eiga-movi
・・・・検索すると、この類似記事が10以上あるので一つだけ紹介、興味があ
れば検索してどうぞ。

42.「<NHK>政府代弁放送? 籾井会長発言の危うい問題点」毎日新聞?2
月23日(月)15時29分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150223k0000e010212000c.html
長~い記事「「『公共放送』という仕事は、政府の仕事を代行しているわけでは
ありません」。NHKのホームページに、そんな文言がある。受信料を支払って
いる国民も、そう思っている。いや、「思っていた」なのか。大組織の頂点に位
する籾井勝人(もみいかつと)会長(71)の発言の問題点をもう一度、考え
た。・・・・
彼が会長になってから、NHKは政府批判を控えているように映ります」。特定
秘密保護法、集団的自衛権行使容認の閣議決定、原発再稼働……。日本の針路を決
める重要政策では政府の方針を伝えようとする傾向が目立ち、「このままでは北
朝鮮の国営放送と同じことになる恐れがある」と指摘す
る。・・・・・・・・・・・」

43.(社説)将来の電源構成 原発の適切な活用が現実的だ」読売新聞2015年
02月23日 01時31分
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150222-OYT1T50127.html
・・・興味があれば検索を。7.、8.の記事と比較してみてください。新聞社
によってこうも違います!!

◇今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
5面下方に小さく、3.の記事。
※今朝もこれだけです!!

◇今届いたしんぶん赤旗には、
15面に、
「撤去なら原発こそ」経産省前 26日判決に抗議」
「・・・・テントひろばでは、23日、抗議の記者会見を開きました。・・・・」」
すぐ横に、
「「原発回帰政策」電力会社を救済」原子力市民委が議論」
「・・・・23日、東京都千代田区内で、公開の会議『第12回・・・会議』を
開きました。・・・・」

今朝は以上です。(2.24.5:46)
※この新聞記事紹介は、次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。ご意見
などは⇒ [email protected] へ 
⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu

-----集会等のお知らせ------

【九電本店前ひろばテントから生まれたオリジナル曲】
    ●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
作詞・作曲者y.y 演奏・画像(池田制作)

「きみへ ~さよなら原発!福岡~ 」
http://youtu.be/WZb9zgoMY8s  
編曲・歌 荒木美帆(声楽家)

<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

● さよなら原発!3・11福岡集会●
 <福島を忘れない・原発再稼働を許さない>
3月11日水曜日当日
第一部 集会 警固公園午後2時から3時 デモ3時から天神周辺
集会チラシ http://tinyurl.com/kka9263

第二部「日本と原発」の上映会
福岡市立中央市民センター 午後6時開場 上映6時30分
参加費:500円
上映会チラシ  http://tinyurl.com/lk26ckl

<託児室があります。>
事前予約申し込み連絡先 電話090-5721-6218(そがべ)
メール [email protected] (あさの)
<24時間以内に確認メールを送りますので、
このアドレスからのメールを受信できるように設定お願いします。>

● 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 ●
    判決公判 2015年3月20日(金)15時、佐賀地裁。
ホームページ http://www.facebook.com/genkai.genpatsu

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第12回裁判判 4月24日(金)14:00から 佐賀地裁
原告総数 原告総数 総数8962(1/29現在)
  ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
      <九電本店前ひろば、2015年1月5日(月)から> 
  午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
    ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
 <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

☆九電本店前ひろばカンパよろしくお願い致します☆
    【カンパ振込先 】
①<郵便振替>
    口座記号番号 01770-5-71599
    加入者名 さよなら原発!福岡
<通信欄に「ひろば」とよろしくお願い致します。>
②<他金融機関からの振込用口座番号>
一七九(イチナナキュウ) 店(179) 当座 0071599 

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
[email protected]
************************

「戦争法制は反対だ。公明党は自民党に追従するな」の声をFAXでとどけよう

皆さまへ
今月25日、門司赤煉瓦館で講演会のある高田健さんのメールの転送です。   みかみ



高田健です。
【拡散希望】
毎週金曜日に開かれている与党協議が政府・自民党ペースの異常なテンポ
で進んでいる。「戦争法制は反対だ。公明党は自民党に追従するな」の声
をFAXでとどけよう。

公明党の与党協議会のメンバーのFAXは以下にあります。
http://web-saiyuki.net/kenpoh/pdf/komei.pdf

27日(金)am 9:00~

【参考】
<与党協議会公明党メンバー>
北側一雄 副代表      (FAX)03-3508-3533
佐藤茂樹 外交安保調査会長 (FAX)03-3508-3610
上田 勇 政調会長代理    (FAX)03-3508-3234
遠山清彦 国際局長     (FAX)03-3508-3414
西田実仁 参院幹事長    (FAX)03-6551-1005
谷合正明 政調副会長    (FAX)03-6551-0922



☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1405日目報告☆

青柳行信です。2月23日。

【転送・転載大歓迎】

本日、「さよなら原発!福岡」例会 2月23日(月)18時30分から
福岡市人権啓発センター
場所:福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号(あいれふ8階)
  地図 http://www.kenkou-support.jp/access/

「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページHP
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
     http://youtu.be/NrMdvBrFo48

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1405日目報告☆
呼びかけ人賛同者2月22日3750名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
   <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
 22日の新聞に MOX燃料価格の高いことが載っていました。
高い燃料費は そのまま消費者に振り替えられています。
危険も そのまま地域住民の上に 乗せられています。
原発は 無くすしかありません。
あんくるトム工房
MOX 燃料    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3374
新春のつどい  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3375

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆宰相が議会の席でヤジ飛ばす 憲政地に墜つ引き際なるぞ
      (左門 ’15・2・23-941)
※この問題で、朝日新聞の社説が、「首相ヤジ 敵意むき出し
華もなし」(22日付)と公正妥当な批判を述べている。結びに、
「国権の最高機関の中での話である。あきれるしかない発言は
お断りしたい」とあるが、この「裸の王様」には、冷静な判断と対
応は無理であることが証明済みだ。「お引き取り」しかない!!

★ 西岡淳子 さんから:
おでんで寒波を乗り越える会~
本日、2/23日月曜日12時~
まだまだ寒いです。
みなさんで、テントの中、おでんでも食べながら、いろんな語らいの交わりのと
きを過ごしましょう。
ある程度余分目には買ってますので、今のところ4人だけど、突然増えて大丈夫
です。
川島さんは、・おにぎりを一人2個、作って来られます。
一緒に原発の事とか、変な首相の事とか…色々と話して、楽しく時を過ごしたい
ものです。・

★ オリ さんから:
次期福岡県知事選挙予定立候補者:後藤とみかず氏の街頭演説【録画】

青柳行信 様
2015年2月21日12時より、福岡市の天神で行われました次期福岡県知事
選挙予定立候補者:後藤とみかず氏の
街頭演説のもようをyoutubeにアップしましたのでお知らせいたします。

20150221 後藤とみかず氏の街頭演説 → http://youtu.be/Z-sZrTkVY7Y

その他、後藤氏ビデオ(ご参考):
20150219 後藤とみかず氏の九電前スピーチ → http://youtu.be/7bJfk7MhikU
20130609 憲法についての勉強会 → http://youtu.be/fucnkXYkFno
             
★ 田中一郎 さんから:
福島第1原発事故に伴う損害賠償・補償に関する昨今の新聞情報では、許されな
い被害者の切り捨てが大規模に展開されています。
日本は本当に法治国家なのか,日本は本当に国民主権の民主主義国家なのか,日
本は本当に人権が保障される市民社会なのか,この福島第
1原発事故後の被害者に対する損害の賠償・補償のあり様を見ていると,まるで
日本という国が,原子力ムラ一族の支配する専制抑圧国家であり,
人々の生存権も幸福追求権も顧みられることのない暗黒社会であることが浮き彫
りになっています。

こんなことを「他人事」だとして放置しておいていいのでしょうか? 原発を稼
働するということは,突き詰めれば,こういうことなのだ,という
ことが,まるで思い知らされるように,今私たちの目の前で,巨大な規模で展開
されています。原発・原子力を推進すれば,そのいい加減さと出鱈
目の結果,必ずや大規模放射能事故の大惨事を引き起こし,その結果生まれる被
害者は,適当にあしらって踏みつぶす,そうでなければ原発・原子
力など永続的にやっていけるわけがない,そういう生々しい現実が,福島県その
他の放射能汚染地域でおきているのです。

今,安倍晋三・自民党政権は,原発・核燃料施設の再稼働に猪突猛進していま
す。しかも,許しがたいことに,今までとてもできなかった厚顔無恥
丸出しの,原発・原子力最優先政策を,多くの有権者・国民・市民の意向を無視
して強引に導入しようとしているのです。焼け太りどころの話では
ありません。単なる再稼働ではなく,原発・原子力の完全復権と最優先での国家
的大大推進,それを徐々に徐々に,無関心な有権者・国民・市民を
だましだまし,ごまかしごまかししながら,やろうとしているのです。下記に見
られる被害者踏みつぶし政策は,そのための土台作りです。被害を
受けても反抗させない,権力でどこまで抑えつけられるか,その社会実験が堂々
とこの国で行われています。

かようなことを放置することはゆるされません。これは福島第1原発事故の被害
者の方々の問題ではなく,私たち同時代に同じ国に生きる人間,一
人一人の問題です。脱原発は脱被曝と一体であり,脱被曝のためには被害者は完
全救済されなければなりません。文字通りの完全救済です。断固と
して,被害者と手を取り合い,自分達のこととして,この原子力ムラ邪悪権力に
徹底抗戦してまいりましょう。知らぬふりをしたり,自分だけ良け
ればと立ちまわったり,こそこそと逃げ回っても,この狭い日本ではどうするこ
ともできません。無為無策・逃避の時間の後にくるものは,そう
「次はあなたが被ばく被害を受けて,切り捨てられる」ことになるのです。何故
なら,このままいけば,原発・核燃料施設の過酷事故は必ず起きる
からです。

★ 若泉政人(サヨナラ原発福井ネットワーク) さんから:
皆様
お疲れ様です。
昨日、関西の木原さんたちが講演する形で住民説明会を開催してくれました。
福井県、高浜町が住民への説明会は行なわないと表明していることに対して、住
民による、住民のための住民説明会ということでの開催です。
関西の皆さんには本当に感謝しています。
福井の2紙の記事を添付いたします。

原発再稼働を考える説明会(NHK福井)※動画もあり
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055283001.html

3月には高浜町で高浜原発再稼働についての判断をしたいと議会は言っていま
す。この動きにも何か抵抗しなくてはと思っております。
本日、美浜町長選が行なわれましたが、現職が5回目の当選を決めました。公約
には原発のことは書かれていませんでした。見てみない振りのように思えます。
福井県知事は今のところ慎重な姿勢ですが、大飯の前例があるので再稼働の時期
を探っているのではないかと思います。
明日、署名の実行委員会で僕の住む越前市議会に高浜再稼働反対の意見書採択を
求める請願書を提出します。以上、簡単ですが報告です。共に頑張ろう!

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は、「福島第一原発で高濃度の汚染水、海へ流出」という記事が各社のネッ
ト上に一斉に貼りだされました。お「汚染水はコントロール」なんかされていま
せん。
さて、週明けのネット上の記事をいつものようにざっと紹介していきます。 

九電も、
1.「輸入MOX994億円=ウラン燃料の9倍も―電気料金に一部転嫁・電力会社」時
事通信?2月22日(日)2時31分配信
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2015022100168
「使用済み核燃料を再処理して作ったウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)
燃料を原発で使う「プルサーマル」を導入したり、計画したりしている電力5社
が、これまでに輸入したMOX燃料は総額で少なくとも994億円に上ることが21日、
分かった。通常のウラン燃料に比べ割高とされ、1体当たりの輸入額が9倍のケー
スもあった。MOX燃料の費用の一部は電気料金に転嫁されている。プルサーマル
を進める電力会社は使用済み燃料の処理をフランスなどに委託し、MOX燃料に加
工して輸入してきた。
?電気事業連合会によると、プルサーマルを目的にMOX燃料を輸入した電力会社は
東京、中部、関西、四国、九州の5社。うち関西、四国、九州の3社はプルサーマ
ル費用を織り込んで電気料金を改定している。」?
・・・・昨日の48.で紙面には、あることだけ紹介していた記事です。

原発立地地域、
2.「敦賀原発5キロ圏でヨウ素剤配布 325人対象に福井県」西日本2015年
02月22日 15時38分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/147233
「福井県は22日、日本原子力発電敦賀原発(同県敦賀市)から5キロ圏の住民
に、原発事故時に甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤を事前配布し、説明会を開
いた。県によると、4月1日時点で3歳以上になる325人ほどが対象で、敦賀
市では来月2日まで計6回説明会が開かれる予定。国の原子力災害対策指針に基
づく措置。福井県内では既に関西電力高浜原発や大飯原発、美浜原発から5キロ
圏の高浜町、小浜市など4市町の住民に事前配布された。・・・」(共同)

3.◎◎(福井県)「高浜原発:再稼働問題 市民団体が説明会 100人、講演
聴き入る」毎日新聞 2015年02月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20150222ddlk18040328000c.html
全文「高浜町の関西電力高浜原発3、4号機の再稼働について考える住民対象の
説明会が21日、同町であった。県内外の約100人が原発の重大事故対策の不
十分さなどを指摘する専門家らの講演に聴き入った。
原子力規制委員会が高浜3、4号機の「審査書」を決定するなど再稼働に向けた
手続きが進む中、高浜町は住民説明会を実施しない方針。これに代わり、町民な
どが再稼働について考える機会にと、市民団体「若狭の原発を考える会」などが
説明会を企画した。同会世話人で、京都工芸繊維大名誉教授の木原壮林さん
(71)は「原発に深刻な事故が起きれば事態は分、秒単位で進み、人間の手に
は負えない」とし、原発の新規制基準について「人為ミスという問題が欠落して
いる」と述べた。元理化学研究所研究員の槌田敦さん(81)は、東京電力福島
第1原発事故に触れ、「教訓を基に事故防止対策を図らなければ、科学技術とは
言えない」と指摘した。」

4.(北海道)「安定ヨウ素剤、事前配布へ住民説明会 泊村」朝日デジタル
2015年2月22日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2P4DL3H2PIIPE00G.html
「北海道電力泊原発のある泊村で21日、原発事故に備えて、道と村が住民に対
し、安定ヨウ素剤についての説明会を初めて開いた。新年度に住民に事前配布す
る予定で、被曝(ひばく)を予防する効果や飲む際の注意事項などを説明した。
泊原発近くの堀株地区集会所に設けられた説明会場には176人が集まった。道
地域医療課の担当者が、被曝を予防するための安定ヨウ素剤の効果や副作用、ヨ
ウ素に過敏症歴がある人は飲めないことなどを説明した。その前後には、記入し
てもらった問診表に沿って保健師が一人ひとりと面談し、使っている薬などを確
かめた。
国の指針では、安定ヨウ素剤の配布対象は原発から半径5キロ圏(PAZ)の3
歳以上の住民。同村には約1500人いるが、孤立する恐れのある集落の約
300人を含めて全村民に配布する。3歳未満は避難時に飲むことになってい
る。・・・・・安定ヨウ素剤の有効期限は3年。交換時期が近づいた時点で再び
説明会を開き、新しい薬剤と交換するという。・・・・」
・・・・3年ごとに更新が必要と!!

5.(愛媛)「伊方原発再稼働の賛否、「住民投票で」朝日デジタル2015年2月
22日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2P4VQKH2PPFIB003.html
全文「運転停止をしている四国電力伊方原発(伊方町)の再稼働問題を考える集
会が20日夜、八幡浜市内であった。主催した市民団体「伊方原発をなくそう!
八幡浜市民の会」は、再稼働の賛否を問う住民投票の実施に向けて活動をするこ
とを明らかにした。同会では、4月にも住民投票の条例制定のための署名を集め
るという。集会には市内外から約70人が参加した。伊方原発の運転差し止め訴
訟弁護団事務局長の中川創太弁護士の講演もあった。」

6.(新潟)「県技術委が福島原発を調査 水素爆発の原因探る」新潟日報
2015/02/22 14:48
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20150222164747.html
全文「東京電力福島第1原発事故の検証作業を進めている県技術委員会(座長・
中島健京都大教授)は21日、同原発1号機の原子炉建屋内を現地調査した。い
まだ事故発生時と変わらずにがれきが散乱している4階を中心に見て回り、水素
爆発の原因を探った。技術委が福島第1原発を視察するのは2012年12月以
来2回目。これまでの議論では1号機の爆発原因をめぐり、一部の委員は「地震
の揺れ」で非常用の冷却装置の配管が破損して水素が漏れた可能性を指摘。これ
に対し、東電側は「津波」による全電源喪失が水素発生の原因として、揺れによ
る配管損傷の可能性を否定していた。爆発が始まった場所についても、4階とみ
る委員と、5階とみる東電とで見解が食い違っていた。この日はこれらの点
を確認するため、中島座長ら5人が1号機の建屋に入った。放射線量が高いた
め、4階の調査は約20分だった。
終了後、中島座長は4階について「大きながれきがあり、非常に線量が高い場所
があった。事故直後のままのようだった」と説明。冷却装置の配管の破損につい
ては「ここから(水素が出た)というのは分からなかった」と語った。ほかの委
員からは「破損がひどく、爆発は4階の可能性もあるが、決め手はなかった」
「暗くて見たいところが見えなかった」との意見もあった。今後、今回撮影した
写真や動画を基に爆発原因の分析を進める。」

福島第1原発、
7.「高濃度の汚染水、海へ流出 福島第一原発」日本テレビ系(NNN)?2月23
日(月)0時47分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150223-00000002-nnn-soci
「東京電力は、福島第一原発の側溝を通じて、高い濃度の汚染水が海に流れ出た
と発表した。22日午前10時ごろ、福島第一原発の側溝で高濃度の放射性物質
を検知したことを示す警報が鳴った。東電が調べたところ、21日に採取した水
では、1リットルあたり40ベクレルだった値が、最大で7200ベクレルほど
に上昇していた。
東電は、警報が鳴った後、海につながる排水口の弁を閉じ、汚染水の移送作業な
ども停止したが、少なくとも港の湾の中に高濃度の汚染水が流れ出したとみてい
る。今のところ、タンクや配管からの汚染水漏れは確認されておらず、東電は、
汚染水がどこから側溝に流れ込んだのか調べている。」

7’.「<福島第1原発>汚染水が港湾内に流出 排水路濃度70倍」毎日新
聞?2月22日(日)21時55分配信
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20150223k0000m040085000c.html
「・・・・・東電によると、この日午前10時ごろ、地上のタンク周辺にある排
水路で、放射線量の異常を知らせるモニターの警報が鳴った。排水路から取水し
て濃度を確認したところ、最大で1リットル当たり7230ベクレル含まれてい
た。この場所で普段検出されるおよそ70倍という。排水路は敷地に雨水がたま
るのを防ぐために設置。大雨が降るたび、敷地内の土壌などの放射性物質を含ん
だ水が流れ込み、濃度が高くなる傾向があるという。2013年に大雨の影響な
どで度々高濃度汚染水が排水路から外の海に流出したため、東電は外海に流出し
ないよう、放水口の場所を港湾内に変更していた。」

7”.「排水に高濃度放射能警報=港湾に流出、原因不明―福島第1」時事通信?2
月22日(日)14時26分配信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015022200064
「・・・・・・「地下水バイパス」の運用で東電が定めた濃度基準値は同5ベク
レル未満。一方、同11時ごろに採取した排水のセシウム濃度は同15ベクレルで比
較的低い値だった。排水路は港湾内につながっている。午後0時半に港湾内の排
水路出口付近で採取した水からはベータ線を出す放射性物質が同3000ベクレル検
出され、通常時よりも大幅に高い濃度であることが判明した。・・・・」

8.「正門周辺の大気中の環境放射線量」毎日新聞2015年02月23日
「22日正午現在 1.097マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力 ホー
ムページから抜粋  前日は1.075マイクロシーベルト毎時」

被災地フクシマ、
9.●●「原発事故関連死 県内「不認定」に異議46件 本社調査基準のばらつ
き背景に 本社調査」福島民報?2月22日(日)14時37分配信
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022221115
長い記事「災害弔慰金支給の対象となる震災(原発事故)関連死で、「不認定」
とされた遺族らによる異議申し立てが少なくとも46件に上っている。福島民報
社が認定実績のある県内24市町村を対象に調べた。専門家は認定基準が明確で
ないため遺族の不満につながっていると分析。死因との因果関係の証明は避難長
期化などで一層困難になるとみており、申し立てがさらに増える懸念がある。
21日現在の異議申し立て件数は、いわき市の19件で最も多く、南相馬市の
13件と続く。今回、調査した24市町村は不認定件数を公表していないが、昨
年2月時点の県の調査で、審査会がある18市町村の不認定件数は計345件。
単純比較はできないが、大半が審査会決定を受け入れている一方で、一部に不満
が生じている状況がうかがえる。・・・・・
■不条理に遺族苦悩 原発事故関連死の不認定 時間経過し、立証困難
に・・・・・■市町村の担当者「地元任せ」批判・・・・・」
・・・行間の詳細は検索してください。

9’.●●「不認定「納得できぬ」 異議申し立ての遺族 年月たち立証限界 明
確な基準、国と県に求める」福島民報2015/02/22 12:25
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2015/02/post_11560.html
・・・検索してお読みください。

10.「伊達・富成1177人が3月6日申し立て 東電に賠償求め」福島民友新聞?2
月22日(日)11時18分配信
http://www.minyu-net.com/news/news/0222/news3.html
全文「東京電力福島第1原発事故で地区の一部が特定避難勧奨地点に指定された
伊達市保原町富成(高成田、富沢)地区の住民が3月6日に、東電に精神的損害賠
償の支払いを求める裁判外紛争解決手続き(ADR)を、集団で申し立てることが
21日、弁護団への取材で分かった。
弁護団によると、申し立てるのは20日現在で323世帯、1177人で、2011(平成
23)年3月11日から和解成立日まで、1人当たり月10万円の賠償を求める。両地区
の一部は特定避難勧奨地点に指定されたが、弁護団は「特定避難勧奨地点外の住
民も、放射能汚染による精神的苦痛を被っているが、賠償が一律賠償にとどまっ
ている」としている。3月6日の申し立て後に記者会見する予定。」

11.「(プロメテウスの罠)宮司は残った:3 神様は動けねえんだ」朝日新
聞デジタル?2月22日(日)7時30分配信 (有料記事)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11614927.html
「◇No.1192 震災2日後の2011年3月13日、福島県飯舘村にある
綿津見神社の宮司、多田宏(67)は妻(69)と母(92)を福島市の小学校
の避難所から、市内に住む長女宅へ移した。しかし、原発事故が収束する気配が
感じられない。さらに数日後、神社に戻り、村役場で借りた線量計で測ってみる
と、屋内で毎時10マイクロシーベルトと出た。「尋常ではないな」 3月23
日。せめて母だけでも、と静岡の弟のところへ送り届けた。多田は福島市に戻る
と、長男の仁彦(43)らにこう切り出した。「神社に戻るわ」日本の古い神道
は、人間をとりまくものすべてに神が宿ると考える。・・・・「放射能の影響が
どうなるかわからないけど、とにかく神様は動けねえんだから」多田の意志
は固かった。」

12.「南相馬鹿島SAとスマートIC供用開始」福島民報?2月22日(日)9時53
分配信
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022221129
「常磐自動車道の南相馬鹿島サービスエリア(SA)とSAに接続する南相馬鹿
島スマートインターチェンジ(IC)が供用開始となった21日、関係者は3月
1日に全線開通する常磐自動車道と合わせ、「復興の起爆剤になる」と期待を込
めた。SA、スマートICは相馬ICと南相馬ICのほぼ中間地点に位置する。
SAは東日本高速道路が整備した。上下線合わせて約100台分の駐車場とガソ
リンスタンド、トイレ、自動販売機を備える。スマートICは福島県南相馬市が
整備。自動料金収受システム(ETC)搭載車が対象で、県道相馬浪江線と接続
する。当面は午前6時から午後10時まで通行可能だが、利用状況によっては
24時間運用に変更する。・・・」 

13.「“相双の祭り”楢葉で壁画除幕 震災前からの思い形に」福島民友02/22
10:25
http://www.minyu-net.com/news/news/0222/news9.html
「楢葉町の常磐道「ならはパーキングエリア(PA)」下り線で21日行われた
壁画などの除幕式では、当時高校生だった女性が「(壁画を通じて)この地域に
興味を持ってほしい」と作品に復興の思いを重ねた。・・・・・・

14.「南相馬市で「震災遺産」一般公開 当時の新聞や標識を展示」佐賀新聞
2015年02月22日 17時36分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10206/159285
「福島第1原発事故の避難区域などで収集した津波や事故の被害状況を物語る
「震災遺産」が福島県南相馬市の博物館で22日、初めて一般公開され、講演会
が開かれた。福島県立博物館(会津若松市)や被災した沿岸部の博物館による
「ふくしま震災遺産保全プロジェクト」が企画。津波被害があり、原発事故の避
難指示が今も続く浪江町で回収された道路標識や、新聞店に配達されずに残って
いた震災翌日の新聞と折り込みチラシなどが展示され、訪れた人たちはじっと見
入っていた。・・・・」

15.「「震災前」語り継ぐ植物標本 活用望む愛好家ら」朝日デジタル2015年
2月22日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2G66C5H2GUGTB00R.html
「東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で、福島の自然はすっかり姿を変え
てしまったと言われる。元の姿とはどんなものだったのか――。その手がかりを伝
える貴重な資料が、福島大学に保存されている。半世紀をかけて集めてきた愛好
家らは「福島の姿を語り継ぐのに役立ててもらえれば」と活用を望んでいる。昭
和57年(1982年)の日付が刻まれた新聞に、すっかり葉が茶色くなった枝
が包まれている。「つのはしばみ」と種名を手書きした紙片も一緒に挟んであ
る。福島市にある福島大学の研究棟の一室。同じように新聞に包まれた植物標本
がいくつも積まれている。標本を集めたのは、阿武隈高地や浜通りで動植物観察
を続けてきた、あぶくま生物同好会の会長、桜井信夫さん(84)だ。・・
・・・」

16.●「ルポ・福島:被災家屋解体が本格化 割れる家族の未来像 父「帰還
を」 息子「放射線、不安」??浪江 /福島」毎日新聞 2015年02月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20150222ddlk07040064000c.html
長~い記事「共に暮らしたかけがえのない自宅が取り壊される時、そして、そこ
に戻れないかもしれない時、家族の間に何が起きるのだろう。原発事故による避
難指示が全域で続く浪江町で、半壊以上の認定を受けた家屋の解体工事が本格化
する。環境省や業者との打ち合わせのため、県外の避難先から一時帰宅したある
農家は、一家離散の危機に直面していた。・・・・・
解体工事を請け負う大手ゼネコンの担当者が言った。「避難先で自宅を再建した
家族のほとんどは、浪江に戻らないと決めたからなのか、立ち会いにも来ませ
ん」。家とは、家族とは、古里とは何か??。被災家屋の解体を巡る家族の葛藤
は、原発事故の因果を問う。
■ことば ◇浪江町の家屋、解体と除染  日中の立ち入りができる居住制限と避
難指示解除準備の両区域で環境省が実施。対象は半壊以上の被災家屋で、解体業
者を2月初めに決定、3月に工事を本格化する。環境省に寄せられた解体申請は
1月末までに357件。除染は田畑を含む生活圏が対象で、津波被災地以外を
2016年3月までに、津波被災地は17年3月までにそれぞれ終える計画。」
・・・中間、検索してお読みください。

17.「(福島県)22日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線
量測定値」福島民報2月23日朝刊紙面
http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。

18.◎●(熊本県の生徒が)「正確な情報で風評克服 福島で生徒交流学習会の
報告会」福島民友02/22 10:50
http://www.minyu-net.com/news/topic/150222/topic4.html
「県PTA連合会と熊本県の水俣市PTA連絡協議会が主催する生徒交流学習会
の報告会が21日、福島市で開かれ、県内の中学生が水俣の同世代との交流など
を通じて考えた復興への意見を発表した。水俣市との交流は、水俣病で風評被害
や偏見の問題が生じた同市との交流から、原発事故による風評問題を抱える本県
の中学生たちに復興に向けた課題などを考えてもらおうと昨年度に続き開催。昨
年10月31日~11月3日、水俣市から中学生24人が本県を訪れ、県内の中
学生38人と共にいわき市などで復興状況を視察した。・・・」

19.(宮崎県)「「安平」血統守って 都城高が福島農家へ義援金」宮崎日日
新聞?2月22日(日)12時21分配信
http://www.the-miyanichi.co.jp/chiiki/category_11/_10950.html
「都城市の都城高(久保武司校長、524人)では今年も生徒会が中心となり、
東日本大震災に伴う原発事故で殺処分の運命にあった牛たちを飼い続ける福島県
の農家に義援金を送った。」

20.「東京マラソン 震災被災地の高校生力走「福島の元気、伝えられた」」
産経新聞?2月22日(日)21時58分配信
http://www.sankei.com/affairs/news/150222/afr1502220025-n1.html
「ジュニア・ユースの部には岩手、宮城、福島の東日本大震災の被災3県の高校
生100人が招かれ、10キロを駆け抜けた。いわき秀英高校(福島県)2年の
蛭田(ひるた)直宏君(17)も、被災地の期待を背に、実力を出し切った。目
標の3位にはあと一歩届かず、4位だった。・・・・・」

21.「(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)」下野
新聞2月22日18:25
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20150222/1878172
「▼空間放射線量率(22日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・」

参考記事、
22.「東電と中電、「火力提携」の複雑 福島原発事故の補償問題が影落と
す」J-CASTニュース?2月22日(日)16時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150222-00000003-jct-bus_all
・・・長~い記事です。時間があれば、どうぞ。?

23.(ドイツ)「再生エネ優遇、独曲がり角 電気代は仏の倍…「競争」導入
に保護派反発」産経新聞?2月22日(日)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150222-00000070-san-bus_all
・・・このような記事には、熱心な新聞社の記事。

24.「<神話の果てに>安全 一人一人判断を/第16部・私の視座(4完)開沼
博氏/」河北新報?2月22日(日)12時10分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150222_73015.html
「・・・・・「立地自治体は原発というカードを使い、したたかに国と渡り合っ
てきた。共に依存する関係で『ムラ』は出来上がったと言っていい」互いに利用
し、もたれ合う。東京電力福島第1原発の事故後もその関係は続いているとみ
る。「福島の場合、原発関連の投資が火力や再生可能エネルギーに転換されただ
け。中央資本依存の体質は変わらない」・・・・・連載「神話の果てに-東北か
ら問う原子力」は今回で終わります。」

25.◎●「<神話の果てに>(東北の原発の歴史)「揺らぐ共存、広がる影」河
北新報2015年02月22日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150222_71042.html
長い記事「原子力の光と影を東北は身をもって経験した。立地自治体は財政や雇
用で周囲がうらやむ恩恵を受けてきたが、東京電力福島第1原発の事故で突然暗
転した。東北は国内有数の原子力集積地帯を抱える。原子力開発による底知れな
い影が広がる中で、どこへ向かおうとしているのか。現地を歩いた。
≪失われた人生戻らず/福島≫ ゲート前のバリケードが行く手を阻む。「原子力
 明るい未来のエネルギー」。ゲート上部の看板に掲げられた標語がむなしい。
東京電力福島第1原発5、6号機を抱える福島県双葉町。・・・・・・」
・・・・以下、是非検索してどうぞ。

26.(長崎県)「被曝の現実学ぶ 福島の親子追った記録映画を上映」朝日デ
ジタル2015年2月23日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2Q43HBH2QTOLB001.html
東京電力福島第一原発事故により、福島で暮らす子どもや親たちが放射能が健康
に与える影響に不安を抱える様子を記録したドキュメンタリー映画
「A2―B―C」の上映会が22日、長崎市立図書館であった。日本在住の米国人
イアン・トーマス・アッシュ氏が監督。タイトルは、子どもたちの内部被曝(ひ
ばく)を調べる甲状腺検査の判定レベルで、A1は異常なし、A2以上はしこり
が見つかったことを示し、B、Cは二次検査を要するというものだ。市民団体、
NAZEN(ナゼン)ナガサキ(すべての原発いますぐなくそう!全国会議 ナ
ガサキ)が企画し、約80人が鑑賞。事務局長の橋里耕悟さん(65)は「被曝
の現実を学んでもらえたのではないか」と話した。・・・・」

27.「ビキニ事件61年シンポ 「内部被ばくは未解明」 都内」静岡新聞
(2015/2/22 07:51)
http://www.at-s.com/news/detail/1174170339.html
「焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」など多くの漁船が被ばくした1954年の
米国による太平洋ビキニ環礁での水爆実験の被害を考える国際シンポジウム
「『ビキニ事件』61年?今みつめる核被害の拡(ひろ)がり?」(明治学院大国
際平和研究所、第五福竜丸平和協会など共催)が21日、東京都港区の同大で開
かれた。漁船の被ばく状況を調べている広島大の星正治名誉教授が調査の課題に
ついて講演した。・・・・ 一方で、「全体像を知るには、より多くのデータが
必要」とし、「外部被ばくの状況は分かってきたが、内部被ばくは未解明の部分
が多い」と指摘した。
 ビキニ事件をめぐっては厚生労働省が昨年9月、星氏らと一緒に調査をしてき
た高知県の市民団体の要請に応じて当時の資料を開示した。ことし1月、研究班
を設置して被ばく状況の評価に取り組んでいる。」

28.◎◎(福岡県)「知事選 早くも前哨戦 2氏が熱弁で支持訴え /福岡」
毎日新聞 2015年02月22日 地方版
全文「県知事選(4月12日投開票)の告示がおよそ1カ月後に迫り、立候補を
表明している2氏の陣営が、選挙本番に向けて動きを本格化させている。21日
は、新人の後藤富和氏(46)が初めて街頭演説に立ち、現職の小川洋氏
(65)は政党の大会に参加した。共に本番さながらの熱弁で支持を訴え、知事
選に向け、早くも舌戦が始まった。
◇「笑顔の未来、子供たちに」後藤氏 後藤氏は中央区の西鉄福岡(天神)駅前
で「子供たちに戦争や放射能に不安のない笑顔の未来を残そう」と主張。支持者
らから拍手を浴びた。15日には「こどもに残す笑顔の未来」と題した公約の素
案を発表し、中3までの医療費無償化や原発に頼らない小規模再生可能エネル
ギーの推進などを掲げている。
◇「福岡を国の一大拠点に」小川氏 小川氏は中央区で開かれた自民党県連の年
次大会に参加した。「自民党の推薦をもらい、大変心強く思っている」と述べた
うえで、県経済の景気回復や人口減少、地方創生などの課題に引き続き取り組む
との決意を表明。「福岡を日本海側の、国の一大拠点に発展させていく」などと
話した。」

29.「北海道’15統一地方選:知事選 民主道連、佐藤氏支持を決定 脱原発
姿勢に同調」毎日新聞2015年02月22日地方版
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150222ddlk01010134000c.html
「民主党道連は21日、運営委員会を開き、4月12日投開票の道知事選で、立
候補を表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支持すること
を正式決定した。・・・登壇した佐藤氏は「これまで北海道は国の出先機関だっ
た。私は自治を行う。1次産業の安全を守る観点から、道内で原発を動かさない
政策を行う必要がある」と訴え、道連が重点政策に掲げる脱原発の姿勢を強調し
た。・・・」

◇今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、3面左隅に7.の類似記事が小さくあります。

◇今届いたしんぶん赤旗には、同じく16面に7.の類似記事、その横に、
30.「渓流環境破壊 釣り師ら抗議 福島 木戸川 放射能を毎年計測」
「・・・「福島県で釣りを楽しむ会」が22日、東京都練馬区で「3.11から考
える釣りと環境」シンポジウムを開催・・・80人が集まりました。・・・」
この面の上方には「福島に生きる」という「ひと」を紹介するいつもの囲み記事
もあります。

今朝は以上です。(2.23.5:40)
※この新聞記事紹介は、次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。ご意見
などは⇒ [email protected] へ 
⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu

★ 京都の菊池 さんから:
この文のURLは、
[CML 036388] 沖縄辺野古からの連絡。と全国の沖縄連帯ほかのIWJ中継
http://list.jca.apc.org/public/cml/2015-February/036528.html
です。

沖縄辺野古から連絡が届きました。
[HHT] ゲート前:米軍、市民を拘束

2月22日午前9時5分、山城博治さんと他1名が、米軍に拘束されました。
http://henoko.ti-da.net (辺野古浜通信blog)

「提供地域内に入った」ことが拘束理由とのことですが、2名はデモ隊に基地境
界を示すイエローラインの内側に入らないよう誘導している最中の拘束でした。
県警の現場担当者と話した赤嶺政賢議員によるとは、県警は「権限を超えてい
る」と返答、名乗りもせず立ち去ったとのこと。
小池晃議員は現場から首相官邸に抗議の電話、世耕官房副長官は状況を把握して
いないかったとのこと。日本人が米軍に拘束されたという事態が起こっているの
だから早急に対応し
報告するよう要求。後ほど報告があるとのことです。

糸数慶子さんはじめ国会議員のみなさん、弁護団も現場に到着しています。
ゲート前に結集を、米軍、米国、機動隊への抗議を!

米国大使館 03-3224-5000
米国総領事館 098-876-4211
沖縄防衛局 098-921-8131
名護署 0980-52-0110
海兵隊 098- 911-5112

海兵隊連絡先HP
http://www.mcbbutler.marines.mil/ContactUs.aspx

http://goo.gl/RvYS8f

atsushi_micさんのライブ ライブ配信中! - ATSUSHI THE MIC TV
【大拡散】辺野古ゲート前よりキャス配信中 - #辺野古も参照ください。

辺野古浜通信
ブログ
http://henoko.ti-da.net/
Twitter
https://twitter.com/henoko_tushin

★ 牟田口カオル さんから:
みなさま
北九州教科書ネット(「子どもたちの未来をそこねる教科書に反対!北九州ネッ
トワーク」)で
ニュースレターNO.15を作りましたので送ります。
http://tinyurl.com/q77xycy

すでに関心をお持ちの方々には周知のことばかりかもしれませんが、もし参考に
なる部分があったり、
広く知らせる目的で利用できたりすれば、さいわいです。
シリーズ「くらべてみてね」では、日本国憲法の平和主義が、「歴史」教科書で
どう書かれているか、
ということを取り上げました。また、教育委員会会議への傍聴行動、安倍政権の
歴史歪曲をストップさせる国際署名運動、
教科書問題シンポジウムin北九州の報告、ローカルですが門司港にある出征軍馬
の水飲み場、を取り上げています。

-----集会等のお知らせ------

【九電本店前ひろばテントから生まれたオリジナル曲】
    ●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
作詞・作曲者y.y 演奏・画像(池田制作)

「きみへ ~さよなら原発!福岡~ 」
http://youtu.be/WZb9zgoMY8s  
編曲・歌 荒木美帆(声楽家)

<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

●「さよなら原発!福岡」例会 2月23日(月)18時30分から●
福岡市人権啓発センター
場所:福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号(あいれふ8階)
  地図 http://www.kenkou-support.jp/access/
「さよなら原発!福岡」ホームページ
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

● さよなら原発!3・11福岡集会●
 <福島を忘れない・原発再稼働を許さない>
3月11日水曜日当日
第一部 集会 警固公園午後2時から3時 デモ3時から天神周辺
集会チラシ http://tinyurl.com/kka9263

第二部「日本と原発」の上映会
福岡市立中央市民センター 午後6時開場 上映6時30分
参加費:500円
上映会チラシ  http://tinyurl.com/lk26ckl

<託児室があります。>
事前予約申し込み連絡先 電話090-5721-6218(そがべ)
メール [email protected] (あさの)
<24時間以内に確認メールを送りますので、
このアドレスからのメールを受信できるように設定お願いします。>

● 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 ●
    判決公判 2015年3月20日(金)15時、佐賀地裁。
ホームページ http://www.facebook.com/genkai.genpatsu

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第12回裁判判 4月24日(金)14:00から 佐賀地裁
原告総数 原告総数 総数8962(1/29現在)
  ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
      <九電本店前ひろば、2015年1月5日(月)から> 
  午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
    ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
 <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

☆九電本店前ひろばカンパよろしくお願い致します☆
    【カンパ振込先 】
①<郵便振替>
    口座記号番号 01770-5-71599
    加入者名 さよなら原発!福岡
<通信欄に「ひろば」とよろしくお願い致します。>
②<他金融機関からの振込用口座番号>
一七九(イチナナキュウ) 店(179) 当座 0071599 

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
[email protected]
************************

北九州教科書ネット

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みなさま

北九州教科書ネット(「子どもたちの未来をそこねる教科書に反対!北九州ネットワーク」)でニュースレターNO.15を作りましたので送ります。すでに関心をお持ちの方々には周知のことばかりかもしれませんが、もし参考になる部分があったり、広く知らせる目的で利用できたりすれば、さいわいです。
シリーズ「くらべてみてね」では、日本国憲法の平和主義が、「歴史」教科書でどう書かれているか、ということを取り上げました。また、教育委員会会議への傍聴行動、安倍政権の歴史歪曲をストップさせる国際署名運動、教科書問題シンポジウムin北九州の報告、ローカルですが門司港にある出征軍馬の水飲み場、を取り上げています。
牟田口カオル

【福岡民主的行事予定】

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【福岡民主的行事予定】
<「笑顔カフェ」後案内>
日時 2月28日(土)午後7時~午後8時(予定)
会場 ちどりビル2階(福岡市博多区千代5-18-1 千鳥橋病院)
主催 こどもの幸せと暮らしを守る会代表:寺井明日香
 連絡先:090-9794-8852(嶽村)
<2015年3・8国際婦人デー行動 なんばしょっとね!>
日時 3月8日(日)午後2時~午後4時30分(集会後、天神一周デモ)
会場 福岡市中央市民センター 視聴覚室
主催 2015年3・8国際婦人デー行動実行委員会
 問合せ 携帯080-3966-4704
<さよなら原発!福岡集会>
日時 3月11日(水)集会14:00/デモ15:00
会場 福岡市・警固公園
主催 さよなら原発!福岡
 連絡先 080-6420-3211(青柳・九電本店前ひろば)
<映画「日本と原発」>
日時 3月11日(水)開場18:00/上映18:30
会場 福岡中央市民センター・ホール
参加費 500円
主催 さよなら原発!福岡
 連絡先 080-6420-3211(青柳・九電本店前ひろば)
<この道はいつか来た道 「満州国」の光と影>
日時 3月22日(日)15:30~18:00
会場 平尾パブテスト教会大名クロスガーデン(福岡市中央区大名1-12-17)
資料代 500円
主催 terra café kenpou(中央区九条の会)
共催 日本中国友好協会福岡支部
 連絡先 092-512-1636(大橋法律事務所)

【フクシマ原発被害救済裁判原告募集中】

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【フクシマ原発被害救済裁判原告募集中】
連絡先 福岡第一法律事務所
〒810-0041
    福岡市中央区大名2丁目10番29号 福岡ようきビル2階
    電話 092-721-1211 fax 092-741-6638
    mail [email protected]
    http://www.genpatsukyusai-kyushu.net
<原発事故で健康不安を抱える人。事故からの避難の権利をきちんと認めてもらいたい人。国と東電はきちんと対応してほしいと願う人。そういった声を、司法という場所から、私たちと一緒に声をあげませんか?=福島原発事故被害救済九州弁護団>

【障全協新聞(2月号)】

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【障全協新聞(2月号)】
 「障全協新聞」(障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会機関紙)2月号1面は、日本障害者協議会(JD)が1月20日、2014年度連続講座第1回「日本の『貧しさ』と生活の『貧しさ』―弱者いじめの生活保護制度『改正』を斬る!」をテーマに、宇都宮健児さん(日本弁護士会元会長、反貧困ネットワーク代表)を招いて行った講演会の様子などを伝えています。
 2面は、「障害児支援の充実を願い」行われた第48回全国集会・中央行動の厚生労働省交渉の報告。3面は、社会福祉法人制度の見直しと、社会福祉法「改正」の動向について問題提起されています。4、5面では、連載の「障害児・者の暮らしの場づくりー親たちのリレートーク(22)」で、同全国集会で行われた親・家族の厚労省との懇談報告が掲載されています。6、7面は、これも連載の「高齢障害者の介護・福祉を考える!(20)」で、介護保険優先問題についての報告が掲載されています。最終ページには、2月28日に行われる日本障害者センターの「2014年度・障害者施策セミナー(パート2)」と、同センター発行の冊子の紹介がされています。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1404日目報告☆

青柳行信です。2月22日。

【転送・転載大歓迎】

「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページHP
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
     http://youtu.be/NrMdvBrFo48

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1404日目報告☆
呼びかけ人賛同者2月21日3750名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
   <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
21日土曜日 後藤とみかずさんの知事選出馬のスピーチが天神でありました。
小雨がパラパラする中 通りがかりの人たちが耳を傾けていました。
午後 やま・かわ・うみ・そら フェスティバルのパレードが天神であり、
参加しました。 水俣病や有明海 カネミ油症の被害者、原発再稼動反対等の
環境をよくするグループがたくさん参加していました。
あんくるトム工房
後藤とみかずさんの第一声 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3373
やま・かわ・うみ・そら フェスティバル 
             http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3372

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆「圧倒的多数に背を押された」と言ふほど拘る17%内閣
☆17%の蜃気楼内閣に座す内に絶対君主と錯覚せるらし
      (左門 ’15・2・22-940)
※巧言令色を用いて、無理して憲法違反と違法を強行して
来れば、誰でもストレスは溜まるので、事もあろうに、国会
の質問中に、首相たるものが「下劣なヤジ」を飛ばすなどは
憲政史上初めての椿事である。御用宣伝マンの籾井NHK
会長も怒号バトルをやらかしている。小選挙区制という劣法
による議会と人事の劣化は惨憺たる事態です。裁判所様!
憲法違反の訴訟に1日も早く答えを出して下さい!危機です。

★ ギャー さんから:
「暗闇の産声」
暗闇のなかに
あらゆる光が輝いている
いのちの炎が燃えている
それは街を虚飾のLEDで埋め尽くす
原子力の火を遠ざける
戦争の火種を生み出す
私的な所有を手離す
食べ物の山が毎日捨てられるこの街で
かたわらに
食べ物が口に入らないで
死んでいく人がいることが
おかしいとは思わないで
くり返される生活が
戦争をたぐり寄せる
だからいのちたちは
反乱を準備する
暗闇のなかで
育まれるものの健全さが
「異常」として
排除され抹殺される世の中に抗って
産声を上げ続けている

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2413】2015年2月21日(土)
┏┓
┗■.電力自由化について・2016年4月から一般家庭のみなさんも
 |  電力会社を選ぶことができる完全電力自由化がスタート
 |  「川内原発・高浜原発を再稼働するなら、
 |  われわれも安価な新電力に切り替えるぞ!」
 └──── 広瀬 隆

○ 2016年4月(来年)から、一般家庭のみなさんも電力会社を選ぶことができ
る完全電力自由化がスタートします。
 いま電力会社が再稼働に必死になっているのは、この自由化前に原発を動かし
てしまいたいからです。しかしそこに「崖っぷちに追い詰められた電力会社」の
最大の弱点、アキレス腱があります。苦境に立ってきた彼らの経営は、再稼働の
ための莫大な安全対策費として、すでに2兆4000億円の巨大な出費を強いられ、
それを強引な電気料金値上げでしのいできましたが、それで墓穴を掘ったのです。
 九州電力も関西電力も、北海道電力も、みな企業が急激な電力会社離れを起こ
したからです。安い電気を売ってくれる新電力に切り替え始めました。というの
も、企業分野はすでに電力自由化しているので、好きなように電力会社を選べる
からです。そのため電力会社は、得意先を次々に失いつつあります。
 とりわけ一般の大企業は、自家発電によって自社の電力をまかなうようにな
り、すでに日本の電力の4分の1が自家発電になってしまいました。この数字は
2013年度ですから、2014年度の今はそれよりはるかに多くなっているはずです。
○ さて、そこで、あと1年後に迫った完全電力自由化が、われわれの大きな勝
負どころになります。われわれ(貧乏人の)一般消費者は当然、原発を持たない
新電力と契約するのですが、それでは充分ではありません。
 電力消費の大きな部分は、企業・産業にあるからです。そこで、まだ九州電力
や関西電力と契約している九州地方の企業が、そして関西地方の企業が、電力会
社離れを起こすように、呼びかけましょう。
 「川内原発・高浜原発を再稼働するなら、われわれも安価な新電力に切り替え
るぞ!」と。
 この声を大きくすれば大きくするほど、九州電力や関西電力は震え上がりま
す。顧客を失えば、彼らの経営はますます苦しくなります。苦しくなると、電気
料金値上げしか生き延びる方法はありません。値上げをすると、ますます顧客は
離れます。
○ その受け皿になる新電力とは、エネットだけではありません。NTT、東京
ガス、大阪ガス、JX日鉱日石エネルギー(旧日本石油)、ソフトバンク、
KDDI、トヨタ自動車、パナソニックといった、日本を代表する大企業群で
す。彼らが自由化の日を待ち望んでいます。企業利益のためですから、とてもよ
く動きます。その彼らが、われわれ貧乏人の原発反対運動の味方になって、いま
や自由化後の発電所の準備に余念がないのです。大企業の社員たちも、電気料金
値上げや再稼働なんてまっぴらだ、と思っているのです。
○ みなさん、再稼働で追い詰められているのは、われわれ反対運動だと勘違い
していませんか?トーンデモナイ。
 崖っぷちに追い詰められているのは、九州電力や関西電力なのです。彼らは断
崖絶壁に立っているのです。内心、真っ青になっています。
 さあ、全土に、自信を持って、大声で広めましょう。
 「川内原発・高浜原発、どこの原発でも、再稼働するなら、日本中が安価な新
電力に切り替えるぞ! 再稼働してみろ!」と。
「原発を断念するなら、電力会社と契約を続けてもいいがな」と(小声で)。

┏┓
┗■.『手をつなごう』、『アベちゃんへ』
 └──── 作詞:さはしやよい(たんぽぽ舎会員、東京三多摩在住)

1.『手をつなごう』

  手をつなごう 心をあわせ 声をだし
  原発(貧困、差別を)なくそう 未来のために

  手をつなごう 心をあわせ 声をだし
  戦争(ヘイトスピーチ、9条改憲)とめよう 未来のために

  手をつなごう 心をあわせ 声をだし
  平和をつくろう 未来のために


2.『アベちゃんへ』

  アベちゃん 4兆9801億円で
  おむすび 何個買えるか 知ってる?
  運動靴 何足買えるか 知ってる?
  あったかい家 何軒買えるか 知ってる?

  ぼく いっつも お腹ぺっこぺこ
  足も痛いし 寒くて眠れないんだ

  アベちゃん 4兆9801億円
  ぼくに ちょうだい
              ※2015年1月 防衛予算案決定日

 自然を守り、命を守り、平和な世界になるよう望んでいる人たちが、手をつな
ぎ 心をあわせ声をだしていけば、その思いは実現すると思います。
 『手をつなごう』の歌が広がり、自然破壊がストップし、誰もが楽に生きられ
る世の中になるよう願っています。
 編曲。替え歌、コピーなど、どうぞご自由にお使い下さい。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝は、いつもの官邸前の記事に続いて、川内(せんだい)原発、玄海原
発・・・と紹介していきます。

1.「官邸前 原発ノー 訴え続ける」しんぶん赤旗2015年2月21日(土)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-21/2015022115_02_1.html
「首都圏反原発連合(反原連)は20日、首相官邸前抗議行動を行いました。安
倍晋三首相は通常国会でも、国民の多数が求める「原発ゼロ」に背を向け、再稼
働を進めると明言しています。1400人(主催者発表)の参加者は「原発やめ
ろ」「再稼働反対」とコールしました。
・神奈川県小田原市から参加した男性(67)は「これだけ多くの人が原発再稼
働に反対しているのに、再稼働を強行しようとするなんて安倍首相の考えがわか
らない。地元でも原発反対の行動がいくつかあるので、積極的に参加していきた
い」と話しました。
・「未来に原発という『負の遺産』を残してはいけない」と話すのは、同横須賀
市の男性(70)です。「福島事故の原因もいまだわからず、放射性核廃棄物の
処理すらできないのに、再稼働なんて論外です」
・国会議事堂のまわりを自転車で走って原発反対をアピールしていた東京都板橋
区の男性(35)は「僕たち市民が声をあげて『原発ノー』といい続けるしかな
い」といいます。
・同小平市の女性(67)は「国民の声を聞かない安倍政権に腹がたって仕方が
ない。とにかく福島を絶対に忘れないという気持ちで運動を続けていきたい」と
語りました。
吉良・大平・本村氏スピーチ・・・・」

1’.「【金曜日の声 官邸前】再稼働 子孫のつけに」東京新聞2015年2月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/kinyoubinokoe/list/CK2015022102000151.html
「東京都北区の会社員 山田たかしさん(52) 東京電力福島第一原発の事故
が収束していないのに、日本が原発を海外に輸出するのは反対だ。完全に安全な
原発はありえないと思う。同じ失敗を繰り返さないために、国内で廃炉を進める
べきだ。
川崎市高津区の無職 持田ひろ子さん(66) 高レベル放射性廃棄物の最終処
分場が決まらない現状のまま、目先のエネルギーのために原発を動かし続けれ
ば、子孫につけをまわすだけだ。福島第一原発の事故を思えば、再稼働は考えら
れない。」

2.「広島 反原発デモ:50回目 市民団体、中区で80人行進」毎日新聞 
2015年02月21日 地方版
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20150221ddlk34040612000c.html
「原発に反対する市民団体「さよなら原発ヒロシマの会」のデモ行進「ヒロシ
マ・アピールウォーク」が20日、中区の市街地中心部であり、開始から50回
目の節目を迎えた。市民約80人が「再稼働反対」「島根原発廃炉」と訴えなが
ら練り歩いた。同会は東京電力福島第1原発事故後の12年2月、詩人のアー
サー・ビナードさんや「はだしのゲン」で知られる故・中沢啓治さんらの呼び掛
けで設立された。デモは同10月から、毎月第1、第3金曜日の夕方に国泰寺公
園から中国電力本社前などを通るコースで行われている。・・・・・

川内原発関連、
3.◎◎「川内原発:九電に説明会開催要求を 「ストップ再稼働鹿児島実行委」
31市町村議会に /鹿児島」毎日新聞 2015年02月21日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20150221ddlk46040637000c.html
全文「九州電力川内原発の再稼働を巡り、県内93の市民団体でつくる「ストッ
プ再稼働! 3・11鹿児島集会実行委員会」は19日、川内原発から250キ
ロ圏の県内31市町村議会に、各市町村内での住民説明会開催を九電に申し入れ
るよう求める陳情書を同日までに提出したことを明らかにした。関西電力大飯原
発3、4号機の運転差し止めを命じた福井地裁判決は、事故があれば、250キ
ロ圏の住民の人格権が侵害されると認定した。
一方、川内原発の再稼働を巡っては、立地自治体の薩摩川内市と県が再稼働に同
意したことで「地元同意」の手続きが終了したとされている。実行委によると、
各市町村在住者が陳情書を提出したという。向原祥隆事務局長は「当然、250
キロ圏内の住民には言う権利がある。事業者責任として、説明するのは当然」と
話している。」

4.(鹿児島)県議会:3月定例会が開会 川内原発「避難計画」支援 知事が
施政方針演説」毎日新聞 2015年02月21日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20150221ddlk46010635000c.html
「県議会3月定例会が20日開会し、伊藤祐一郎知事は施政方針演説で、今年夏
以降に再稼働が見込まれている九州電力川内原発(薩摩川内市)について、「関
係市町が作成する避難支援計画の支援に取り組み、原子力防災訓練を実施して避
難計画の実効性を高めることとしている」と述べた。合わせて、緊急時の放射線
防護対策の強化や防護資機材の整備を進めていく考えも示した。・・・・各会派
の代表質問は25、26日。」

玄海原発関連、
5.(佐賀県)「オスプレイ「全体像必要」 山口知事、初答弁で強調」佐賀新
聞2015年02月21日 11時08分
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/158989
「2月定例県議会は20日、・・・初答弁に臨んだ山口祥義知事は、・・・・
▼玄海原発再稼働 宮崎議員ら3議員が、玄海原発の再稼働問題などをただした。
立地自治体並みの安全協定を求め、九電と交渉している伊万里市の塚部芳和市長
が県に関与を要請している問題で、山口知事は3月17日に市長と面会し、意見
を聞く考えを明らかにした。ただ、協定のあり方は「事業者と各自治体が結ぶも
の。基本的には当事者間で協議して定めるべき」と話した。
再稼働と避難計画の関係では「原発が立地し、核燃料が存在する以上、実効性あ
る避難計画は必要で、(現在の計画も)不断の見直しが大切」と強調し、「直接
的には(再稼働と)絡む問題ではない」との考えをあらためて示した。」

5’.(佐賀県議会)「20首長会談来月開催へ 初の一般質問知事が意向」読
売新聞2015年02月21日
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20150220-OYTNT50360.html
「・・・」(伊万里市)塚部市長との会談に関しては、宮崎泰茂議員(市民リベ
ラルの会)への答弁で明らかにした。塚部市長は同意の範囲について、市内のほ
ぼ全域が原発から30キロ圏内に入ることから、同市を加えるよう求めてい
る。・・・山口知事は地元同意の範囲について、「国の考え方をしっかり確認
し、他県の事例も参考にしながら、県としての考えを整理したい」と答え
た。・・・・」

5”.(佐賀県議会)=記者席=「ひっかからぬ」答弁」佐賀新聞2015年02月21
日 10時39分
http://www.saga-s.co.jp/column/opinion/22207/158993
「淡々とした答弁に終始したという印象だ。山口祥義知事の県議会一般質問デ
ビュー戦。内容は、県政運営方針のほか、佐賀空港へのオスプレイ配備計画、玄
海原発再稼働問題など全般にわたった。原稿を棒読みする場面が多く、「知事自
身の言葉」は、残念ながらあまり聞けなかった。・・・
(以下、会員限定)

5”’.(佐賀)「=23日、24日の県議会=」佐賀新聞2015年02月21日 10時32分
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/158979
・・・・10人中2人が原発を取り上げげるようです。

6.佐賀県地元紙の論説「「核のごみ」最終処分」2015年02月21日 05時00分
http://www.saga-s.co.jp/column/ronsetsu/158883
「原発から出る「核のごみ」問題に解決の見通しが立たないまま、再稼働に向け
た手続きが進んでいる。そこに国内の科学者を代表する組織である日本学術会議
が異議を唱えた。政策提言案をまとめ、再稼働の条件として、政府と電力会社が
「核のごみ」対策を明確化するよう求めている。・・・候補地選定も含め、ごみ
対策を再稼働の条件にする提言は、国民の多くの声を代弁するものだろう。こう
でもしなければ、政府や電力会社がこの問題に本気で取り組むとは思えな
い。」・・・と、結んでいます、あくまで一般論としての記事でした。

政府、
7.「環境省が試算 <再生エネ国内発電量>30年に3割超・・・」毎日新
聞?2月21日(土)7時30分配信
http://mainichi.jp/select/news/20150221k0000m020128000c.html
「太陽光や風力、地熱などの再生可能エネルギーによる国内の発電量が2030
年に最大2952億キロワット時に達するとの試算を環境省が作成していたこと
が20日、分かった。13年度の総発電量9397億キロワット時の31%に当
たる。経済産業省の有識者会議が、30年時点の原発を含む電源構成(エネル
ギーミックス)の検討を進めている。公表されれば議論に影響を与える可能性が
あるが、環境省は6月ごろに公表する予定だ。・・・
経産省は14年6月までに認定された再生エネが全て運転した場合の年間買い取
り費用を2兆7018億円と試算する。一方、環境省の試算では、買い取り価格
の低下などを見込み、最大導入ケースでも30年時点で2兆2500億円、既存
対策の場合は1兆3566億円に抑えられるという。さらに、再生エネが化石燃
料を代替することによって、30年までに計11兆~25兆円の資金の海外流出
を防げると推定している。・・・・」

8.「環境省 石炭火力発電所:2年以内のCO2削減枠組み作り要請」毎日新
聞 2015年02月21日 東京朝刊
全文「神戸製鋼所神戸製鉄所(神戸市灘区)に建設予定の石炭火力発電所
(130万キロワット)を巡り、環境省は20日、同社が提出した環境影響評価
(アセスメント)配慮書に対する大臣意見を示した。二酸化炭素(CO2)排出
増を抑えるため、同社が約2年後に作成するアセス準備書に、CO2削減に向け
た国内の電力業界全体の枠組み作りの状況を書き込むよう求めた。同省はこれま
での火力発電のアセスでも、電力業界全体のCO2削減枠組み作りを求めてきた
が、具体的に期限を明記したのは初めて。東京電力福島第1原発事故後、石炭火
力は安価な電源として計画が急増。現在、神戸製鉄所を含む6件のアセス手続き
が進む。」

9.「環境省 放射性物質汚染対処特措法の検証で識者会議」朝日デジタル2015
年2月21日05時00分
全文「環境省は、東京電力福島第一原発事故による除染や指定廃棄物の処理など
を定めている放射性物質汚染対処特措法を見直すため、近く有識者会議を設置す
る。望月義夫環境相は20日、「現状をしっかり確認するところから始めたい」
と話した。2012年1月に完全施行された特措法には、3年後の検証が定めら
れている。環境省は、今年1月に省内に検討チームをつくったが、さらに外部の
目が必要と判断した。」

10.●●「厚労省 福島第一作業員の被曝限度で新基準案」朝日デジタル2015年
2月21日05時00分
全文「被曝(ひばく)限度を超えて放射線を浴びた東京電力福島第一原発の作業
員174人の今後の線量の管理方法について、厚生労働省は20日の検討会で新
たな案を示した。国際放射線防護委員会(ICRP)が生涯の限度として示す1
千ミリシーベルトをこえないようにする。放射線をあつかう作業員の被曝限度は
通常、5年間で100ミリシーベルト。しかし同原発では東日本大震災後の約9
カ月間で、174人が100ミリシーベルトを超えた。この174人は現在は放
射線業務から外れているという。」

11.●●●「再稼働促す政権 容認自治体に交付金」東京新聞2015年2月21日 ※
絵図有
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2015022102100008.html
」原発を重視する安倍政権は、二〇一五年度予算案でも再稼働を急がせるため多
種多様な策を盛り込んだ。このうち経済産業省内からも「やり方がおかしい」と
異論が上がったのが、再稼働を認めた自治体に配る新しい交付金だ。予算案の発
表資料に新しい交付金の明記はなく、新設したことが分からないようになってい
たからだ。・・・・・
資料によると、一四年度から続く「原発施設立地地域基盤整備支援事業」の予算
額が、前年度の八億円から二十三億円に膨らんでいた。これは原発停止の影響を
受けている自治体の経済を活性化するため、特産品の販路開拓などを支援する政
策だ。なぜ三倍近くにも膨らんだのかという本紙などの質問に対し、経産省は新
しい交付金十五億円分を上乗せしたことを認めた。放射線モニタリング事業の民
間委託など経済活性化に使ってもらう想定で、同事業の一環に位置付けたとい
う。しかし「厳密に使途を限定しているわけではない」と担当者。実態は原発の
再稼働を認めた自治体に配る新しい原発マネーだ。・・・・・
地方自治体はいったん原発マネーを受け取ると、交付金ほしさに原発を求め続け
廃炉が進まない。原発マネーが「麻薬」(電力会社関係者)に例えられるゆえん
だ。古い原発も抱える福井県は、廃炉が決まった場合も財政支援を続けるよう国
に求めている。経済も原発頼みになり、地域の特産品や地元企業を生かした本来
の経済政策が手薄になる。新しい原発マネーを忍ばせた一五年度の原発関連予算
案には、原発への依存度を下げるための本気度は感じられず、原発を抱える自治
体の自立も阻む恐れがある。」
・・・・あの手この手を使って、とんでもない官僚集団!!

原発施設、
12.●●「伊方原発3号機、審査「合格」へ 3カ所目、再稼働は今秋以降」産
経新聞?2月21日(土)7時55分配信
http://www.sankei.com/life/news/150221/lif1502210014-n1.html
「原子力規制委員会が、四国電力伊方(いかた)原発3号機(愛媛県)につい
て、再稼働に向けた審査合格の準備に着手したことが20日、分かった。九州電
力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜原発3、4号機
(福井県)に続く3カ所目。・・・・
四電は来週にも、審査の中で規制委から指摘された点を反映した補正申請書類を
提出する。規制委は書類を精査した上で、事実上の合格証となる「審査書案」を
作成。論点はまだ残っているため、審査会合は3月まで続く。・・・・」

12’.「伊方原発再稼働大詰め」中国新聞2015.02.22. コピー不可、検索を、
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=132527&comment_sub_id=0&category_id=112
「山口県上関町の一部が半径30キロ圏・・・」

原発立地地域、
13.(福井県)「高浜原発:「世界一」表現、疑問も 規制庁、町議会に説
明??審査書」毎日新聞 2015年02月21日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20150221ddlk18040434000c.html
「高浜町議会は20日開いた全員協議会で、関西電力高浜原発3、4号機の安全
対策に関する審査書についての説明を、原子力規制庁などの担当者から受け
た。・・・・
この日は、規制庁の担当者が議会に対し、重大事故の予防策などについて説明し
た。また経済産業省資源エネルギー庁の担当者は、国のエネルギー政策における
原発の必要性について解説。原発の安全性向上に事業者の自主的・継続的な対策
が必要とし、「体制の整備をさらに強化する」と述べた。規制庁などの説明に対
する議員との質疑応答は、率直な意見交換ができるようにとの議会側の方針で非
公開とされた。終了後に取材に応じた的場輝夫議長によると、「原子力規制委員
長は『原発に100%の安全はない』としている。『世界一の安全基準』という
表現は問題があるのでは」などの意見が出た。
この後、議員らは高浜原発を視察。重大事故時に原子炉を冷却するための移動可
能な注水ポンプや非常用発電装置など安全対策設備を見て回った。」

14.(福井県)「高浜原発の再稼働同意、3月町議会で判断」福井新聞
ONLINE?2月21日(土)8時14分配信
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/64603.html
「福井県高浜町議会の的場輝夫議長は20日、原子力規制委員会の審査に合格した
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働をめぐり、町議会として地
元同意の判断を「3月定例町議会の中で行いたい」との意向を示した。会期中(3
月3~19日)に全員協議会の場で意思をとりまとめ、野瀬豊町長に伝える。全14
議員が参加した高浜3、4号機の視察後、記者団に答えた。・・・・・
現在、同町議会には再稼働に関する陳情書が賛否合わせて5件提出されており、
同町議会は26日の議会運営委員会で取り扱いを決める。九州電力川内(せんだ
い)原発(鹿児島県)では、薩摩川内市が陳情書の採択をもって地元同意とした
が、的場議長は「陳情は判断するための重要な材料の一つだが、地元同意の最終
判断とはしない」と明言した。・・・・・」

昨日、28.で他紙既報ですが、地元紙では、
15.「女川30キロ圏安全協定案合意・5市町首長」河北新報?2月21日(土)10時0
分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150221_11023.html
「東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の半径30キロ圏に位置する登米、
東松島、涌谷、美里、南三陸の宮城県内5市町は20日、東北電と締結する原子力
安全協定案に合意した。一部自治体が主張していた「設備変更時の事前了解」は
盛り込まれなかった。各市町は議会説明を経て、年度内の調印を目指す。・・・・・
協定案は異常時の通報連絡や立ち入り調査、設備変更計画時の報告など13条。焦
点となっていた設備変更時の対応については、東北電が立地自治体に申し入れた
際、速やかに5市町にも報告することとした。他の複数の条文は、東北電が立地
自治体と交わしている安全協定に準じた表現にあらためた。宮城県と5市町が新
たな覚書を交わすことも決めた。事前協議の対応について県が東北電に回答する
際、事前に5市町に説明し、各市町が県を通して意見を添えられるとする内容を
盛り込む。協定案などは登米市内で20日開かれた非公開の首長会議で協議され
た。・・・・
◎◎前任の町長が設備変更時の事前了解を求めていた相沢清一美里町長は「協定締
結は原発再稼働容認を意味しない。県と交わす覚書の内容は事前了解に準ずると
受け止めた」との見解を示した。・・・・」

関連、
16.「東北電、ガス事業意欲 仙台市民営化方針受け」河北新報?2月21日
(土)10時0分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150221_13019.html
「東北電力の海輪誠社長は20日、東京都内で記者会見し、仙台市が2017年度まで
のガス事業民営化の検討方針を打ち出したことについて「応募の話があれば、あ
らためて検討したい」と述べ、事業継承に前向きな姿勢を示した。・・・・
●女川原発(宮城県女川町、石巻市)の再稼働をめぐり、河北新報社などが女川
町民を対象に実施した調査で賛否がほぼ同率だった点にも触れ、「東日本大震災
時に女川原発は安全に冷温停止し、住民も原発構内に避難した。信頼は失われて
いないと感じている」と評価。「原発にはリスクがあることを前提にした説明や
対話で、住民とのコミュニケーションを図りたい」と述べた。」

福島第1原発、新潟県が調査、
17.◎◎「新潟県技術委が現地調査=福島第1事故の独自検証で―福島」時事通
信?2月21日(土)19時23分配信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2015022100240
全文「東京電力福島第1原発事故の検証を独自に行っている新潟県の技術委員会
は21日、同原発の現地調査を行った。津波到達前に地震の揺れで損傷した可能性
が指摘されている1号機原子炉建屋4階の非常用復水器配管などを、委員5人が確
認した。
技術委は柏崎刈羽原発(新潟県)の安全確保を目的に、福島事故を検証してい
る。泉田裕彦新潟県知事は同原発の再稼働について、「福島事故の検証と総括が
先」としており、技術委の調査結果が焦点の一つとなっている。
◎◎現地調査終了後の記者会見で、科学ジャーナリストの田中三彦委員は「短時間
しか見られず、今回で全て分かるということではない。他の調査の映像などと比
較しながら分析していく」と述べた。田中委員は、国会事故調査委員だった2012
年に、東電の虚偽説明のため現地調査できなかった経験があり、「やっと実現し
た」と語った。」 

18.写真「新潟県技術委の福島第1調査」時事通信?2月21日(土)19時33分配信  
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150221-00000038-jijp-soci.view-000
「東京電力福島第1原発の現地調査を前に、ポイントやルートを確認する新潟県
技術委員会のメンバー(右側)と東京電力社員ら(左側)=21日、福島県楢葉町」

19.「正門周辺の大気中の環境放射線量」毎日新聞2015年02月22日
「21日正午現在 1.075マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力のホー
ムページから抜粋 前日は1.063マイクロシーベルト毎時」

被災地フクシマ、
20.「中間貯蔵施設への搬入容認へ 福島県と2町、近く表明」朝日新聞デジ
タル?2月21日(土)17時0分配信
http://www.asahi.com/articles/ASH2P3196H2PUGTB001.html
「福島県と同県大熊、双葉の2町は、2町で建設が始まった中間貯蔵施設への、
東京電力福島第一原発事故で出た汚染土などの搬入を認める方針を固めた。25
日に県と2町が、搬入の条件となる安全協定を政府と結び、搬入容認を表明する
方向で調整している。・・・
政府は3月11日までの搬入開始を目標としているが、東日本大震災から丸4年
の節目の直前に汚染土を搬入することに一部の地元住民が反発しており、地元側
には同日より後の搬入開始を求める意見もある。」
関連、
21.「中間貯蔵予定地の大熊、双葉 営農再開に法の壁」福島民報?2月21日
(土)9時47分配信
全文「福島第一原発事故に伴う除染廃棄物などを保管する中間貯蔵施設建設予定
地の福島県の大熊、双葉両町で、農地を手放さざるを得ない農家の営農再開に農
地法が障壁となっている。避難先で円滑に農地を取得するためには、農業委が発
行する「耕作証明書」が必要だが、国に売買・貸借してしまうと、証明書が発行
されなくなるためだ。これまで免除されていた農地の贈与税の納税義務も生じ
る。農家からは国や県に農地法の要件緩和や納税免除などを求める声が上がって
いる。」

22.「農林水産8プロジェクト案…県復興計画」読売新聞2015年02月20日
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150219-OYTNT50167.html
県は19日、浜通り地方の産業復興計画「イノベーション・コースト構想」で、
農林水産分野の八つのプロジェクトの原案を公表した。・・・
2016年度からモデル事業などを実施する。津波被災地の水田や畑で大規模な
作付けや収穫ができるように、遠隔操作できる農業機械を導入する。情報通信技
術を使って作物の育ち具合を予測し、最適な収穫期を割り出すなどの栽培管理に
取り組む。
東京電力福島第一原発事故による放射性物質の影響が心配される地域では、建物
内で水耕栽培するなどの植物工場の建設を進め、観賞用の花など食用以外の作物
への転換も進める。砕いた木を燃やして発電に利用する施設の導入などで、県産
材の消費拡大を目指すという。」
・・・福島第1原発周辺の高線量の地域で、早々にこんなことをし続けます!!

23.●「教育旅行誘致へモニターツアー」福島民報2015/02/21 09:36
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022121101
「九州地方の高校教員を対象にした教育旅行モニターツアーの一行は20日、本
県を訪れた。22日まで滞在し、裏磐梯や猪苗代のスキー場、いわき市の被災地
を視察する。県が教育旅行誘致を目指し、企画した。ツアーには22校の教員
35人が参加している。・・・・・2日目の21日は、裏磐梯や猪苗代のスキー
場や野口英世記念館などの観光地を巡る。避難生活を送る被災者から話を聞く。
最終日の22日はいわき市を訪れ、津波で被災した薄磯地区を視察する。・・・」

24.「内閣府が)福島第1原発事故 被災者支援活動、相談員連携へ会合 内
閣府・16市町村 /福島」毎日新聞 2015年02月21日 地方版
全文「震災・原発事故の被災者・避難者の支援にあたる市町村の相談員の活動状
況を共有し、国や自治体同士の連携を深めようと、内閣府が20日、福島市内で
実務者会合を開いた。会議には、内閣府や県、浜通りと中通りの計16市町村の
担当者、有識者ら約45人が出席。各市町村での相談員の活動の内容や課題を話
し合った。
昨年11月に「放射線相談室」を設置して住民に放射線に関する情報提供してい
る広野町の担当者は「住民の相談内容は多岐にわたる。町が大学や専門機関に相
談を寄せられるような体制づくりをしてほしい」と国に求めた。専門家や住民が
話し合う相談会を開いているいわき市の担当者は「専門家と住民の1対1ではな
く、住民同士が話し合うことが大切」と指摘した。相談員は、原子力規制委員会
が2013年11月、原発事故後の住民の放射線や生活再建に対する不安に対応
するために設置を求めたことを受けて、県内の各市町村に設置された。」

25.「(福島県が)避難者の心身ケア 生活支援相談員を倍増、支援強化」福
島民友(02/21 10:15)
http://www.minyu-net.com/news/news/0221/news9.html
「内堀雅雄知事は20日、東日本大震災から丸4年がたつのを前に福島民友新聞
社のインタビューに応じ、長期にわたって県内外で避難を余儀なくされている県
民の相談体制の充実や心身の健康づくりを重点に取り組む考えを示した。・・・
県は新年度、仮設住宅などで避難者の相談に応じる生活支援相談員を約400人
に倍増するなど支援策を強化する方針。避難長期化に伴うストレスの増加や、復
興公営住宅への移行による生活拠点の分散など状況の変化に対応、避難をきっか
けに体調を崩すなどして亡くなる「震災関連死」を防ぐ。・・・・」

26.「川俣町山木屋地区 帰還意向45.5%」福島民報?2月21日(土)9時50
分配信
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022121106
「復興庁は20日、東京電力福島第一原発事故で避難区域が設定されている福島
県川俣町山木屋地区と川内村の住民意向調査の結果を発表した。全住民が避難し
ている川俣町山木屋地区の避難指示解除後の帰還意向は「戻りたいと考えてい
る」が45・5%で、昨年1月の前回調査に比べ10・1ポイント増えた。・・・・
川俣町山木屋地区の「戻りたいと考えている」の選択肢は、前回が「現時点で」
とした一方、今回は「将来的な希望も含む」と注釈を加えており、増えた要因の
一つとみられる。「戻らないと決めている」は22・6%(前回比0・7ポイン
ト減)だった。・・・
川内村の現在の居住場所についての調査では、「震災発生当時の住居」が44・
2%、「震災発生当時の住居以外」が28・6%、「震災発生当時の住居とそれ
以外の住居を行き来している」が22・0%だった。旧避難指示解除準備区域と
旧居住制限区域(現在の避難指示解除準備区域)の住民に限ると「震災発生当時
の住居以外」が52・3%と半数以上を占めた。・・・」

27.「(プロメテウスの罠)宮司は残った:2 この人ら、どこへ?」朝日新
聞デジタル?2月21日(土)16時0分配信 (有料記事)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11612918.html?iref=comtop_list_ren_n12
「◇No.1191 福島県飯舘村の綿津見(わたつみ)神社は平安初期、
807(大同2)年の創建と伝わる。元は「くさ野(くさの)神社」で、村から
約30キロ南東の太平洋岸にある浪江町のくさ野神社からご神体が勧請(かん
じょう)されたのだという。以来、飯舘では村の中心部、「草野」の地と水の神
としてあがめられてきた。沿岸部とのつながりはその後も続く。戦国時代には、
沿岸部から移った熊川(くまかわ)氏が氏神の八竜(はちりゅう)大明神もまつ
るようになった。1870(明治3)年に名付けられた「綿津見」も、海の祭神
のことだ。1870(明治3)年に名付けられた「綿津見」も、海の祭神のこと
だ。飯舘村は今でも、よく晴れた冬の日に山へ登ると、太平洋の水平線を見渡すこ
とができる。
2011年3月11日の地震は、その海に津波を起こした。・・・「ちょっと様
子見てくるわ」神職として神社を手伝っていた、息子の仁彦(きみひこ)
(43)が車に乗り込んだ。・・・すっかり暗くなったころ、村へ戻ろうとし
た。県道がやけに混雑している。村の方へ村の方へと、ひっきりなしに車が通
る。見たことのないラッシュだ。・・・「なにかあったんですか?」「原発。放
射能が危ないんだと」・・・・同じころ、村に残っている父も同じような話を耳
にしていた。・・・福島第一原発が危ないらしい。とにかく停電した村は不自由
だ。多田は仁彦らと、福島市の小学校の避難所に車で向かう。そこで数日様子を
見ようと思っていた。・・・・」
・・・肝心な情報が、行政からないまま避難したことがよくわかります。

食品分野で次々と、
28.「機内食に本県特産品 3~5月に全日空、ラウンジでも提供」福島民友
02/21 09:45
http://www.minyu-net.com/news/news/0221/news8.html
「全日本空輸は20日、本県の酒や食品などの特産品を機内食や空港ラウンジで
PRするキャンペーンを3~5月に展開すると発表した。乗客などに日本各地の
魅力をPRする「テイスト・オブ・ジャパン」の一環。欧米線やシンガポール線
の一部の便で、機内食に南会津地方特産のトマトを使ったトマトドレッシングを
使用する。羽田空港や成田空港の国際線ラウンジでは本県特産のモモを使ったワ
インゼリーや県産黒毛和牛のステーキセット、トマトを使った野菜スープ、郡山
銘菓庵大黒屋(郡山市)の「大黒屋のくるみゆべし」が提供される。
また羽田空港の国際線ラウンジでは本県産の日本酒12銘柄が月替わりで楽しめ
る。このほか全日空のインターネット通販サイトで本県産の酒などを販売する。
さらに、国際線を中心に本県の魅力を紹介する映像を機内番組で放送する。テイ
スト・オブ・ジャパンは今回で7回目。・・・・」

29.「伊達の黄金桃ビールに 福島路ビール・伊達農園共同開発」福島民報
2015/02/21 09:35
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022121100
「福島市の福島路ビールは伊達市で収穫した黄金桃(おうごんとう)を使ったフ
ルーツビール「黄金桃のリッチエール」を開発した。20日、福島市の
DUCCAエスパル福島店で発表会が開かれた。・・・・

30.「(福島県)21日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線
量測定値」福島民報2月22日朝刊紙面
http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。

31.「(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)」下野
新聞2月21日17:30
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20150221/1877142
「▼空間放射線量率(21日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・」

32.「栃木県内シイタケ出荷制限 5市町17農家一挙解除へ 入れ替え原木の
生産軌道に」下野新聞2月20日朝刊
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20150220/1876098
「・・・・・県は2013年から、春ごろに西日本などから調達した放射性セシ
ウムに汚染されていない原木との入れ替えを進めており、今回の大量解除は原木
による生産が軌道に乗りつつある結果といえる。入れ替えた原木は13、14年春は
約40万本ずつ。15年春は35~40万本を見込む。
今回の17農家は14年10~12月に125検体をモニタリング検査し、放射性セシウ
ムは1キログラム当たり3・5~44ベクレルで大半の89検体からは検出されな
かった。県内産原木生シイタケの出荷はこれまで、露地・施設栽培を含め7市町
(施設で出荷自粛要請の那珂川町を含む)で20農家が個別に解除された。」

33.(宮城県)「野生イノシシ肉から基準超セシウム 栗原と丸森」河北新報
2015年02月21日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150221_13051.html
「宮城県は20日、県内で2月に有害捕獲された野生鳥獣の肉の放射性物質測定
結果を発表した。栗原市のイノシシ1検体と丸森町の同2検体から国の基準値
(1キログラム当たり100ベクレル)を超す放射性セシウムがそれぞれ150
ベクレル、140ベクレル、390ベクレル検出された。県内のイノシシ肉は国
が出荷制限を指示中で、流通していない。

34.【茨城】「故若松さん忘れない 避難者と取手の橋渡し 来月11日に集
い」東京新聞2015年2月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20150221/CK2015022102000163.html
「・・・福島第一原子力発電所の事故で福島県から取手市内に避難してきた人た
ちでつくる会「取手・南相馬・双葉浜通りの集い」が3月11日、取手市民会館
で「祈りと感謝の集い~あなたを忘れない~」を開く。昨年暮れ、避難者を支え
てきた取手市民で、「集い」の2代目代表だった若松八郎さん=享年(71)=
が亡くなった。民謡ステージなどがある追悼の催しは、東日本大震災の犠牲者と
共に、福島と取手の橋渡し役だった若松さんを「忘れない」ための集まりとなる。
避難者の交流会を毎月開いている「集い」は、東日本震災の年の二〇一一年秋に
誕生。市内の戸頭団地内の地域活動拠点「戸頭おやすみ処(どころ)」で、戸頭
町会長(当時)の若松さんと、南相馬市から避難してきた古内忠さん(86)が
知り合ったのがきっかけだった。活動にあたって、取手市役所との折衝は主に地
元の若松さんが担当。ばらばらになっていた避難者の確認や、日帰りバス旅行に
使うバスの手配、会場の確保などに駆け回った。一三年秋には、高齢の古内さん
から代表を引き継いだ。・・・・」

35.(宮崎県)「福島の親子ら外遊び満喫 えびので農業体験交流、被災地支
援のNPOが招く」毎日新聞 2015年02月21日 地方版
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20150221ddlk45040618000c.html
「福島県の親子を招いた農業体験が20日、えびの市上江であった。東京電力・
福島第1原発事故の影響で制限されている外遊びを満喫してもらおうという企
画。親子らは歓声を上げ、ニンジンの収穫やもちつきを楽しんだ。被災地支援に
取り組む宮崎市のNPO「アースウォーカーズ」が主催し、4回目。今年は14
日から8泊9日の日程で、10組23人の親子が参加している。20日は小林市
で地元園児と交流後、えびの市の農業、西田真一さん(61)方へ。餅つきを楽
しんだ後、子供たちは手を土で真っ黒にしながらニンジン掘りに挑戦した。親子
らは既に都井岬や青島海岸も訪れ、宮崎観光を楽しんでいる。・・・」

36.◎「神奈川 川崎で28日 東日本大震災:今、どんな支援が必要? 福島
の子「移動教室」報告会」毎日新聞 2015年02月21日 地方版
http://mainichi.jp/edu/news/20150221ddlk14040287000c.html
「福島県の子どもたちを川崎市に招いて保養プログラムを実施している市民団体
「『福島の子どもたちとともに』川崎市民の会」は28日、昨年、市内で実施し
た同県伊達市の小学校の「移動教室」の報告会を開催する。同会は、福島第1原
発事故の被害を受けた子どもたちに思いっきり外遊びをしてもらおうと、
2011年7月?14年12月に計13回の保養を実施し、約500人を受け入
れた。学校ぐるみの保養が必要との考えから、昨年7月と9月に伊達市の大規模
校2校の「移動教室」を実現させた。小学5年生が川崎市内の小学校を訪れ、交
流を深めた。
報告会では、伊達市と川崎市の教育委員会や学校関係者、同会の担当者が移動教
室の成果について話すほか、元伊達市立小学校長の宍戸仙助さん、福島市で保養
などに取り組むNPO法人「シャローム災害支援センター」の吉野裕之さんが福
島の現状を説明し、今どのような支援が必要なのか考える。午後2時?4時、多
摩市民館第1会議室(川崎市多摩区)。入場無料。事前申し込み不要。・・・・」

37.◎●「【千葉】子どもの甲状腺検査費用 柏市が半額助成へ」東京新聞2015
年2月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150221/CK2015022102000155.html
全文「柏市は二十日、子どもの甲状腺エコー検査の一部費用を助成する方針を決
めた。東京電力福島第一原発事故の発生当時、十八歳以下だった市民三百人分の
約三百万円を二〇一五年度の当初予算に計上する。市の計画では、市立柏病院で
検査を実施する。希望を募り、助成額は一人あたり三千円。市によると、検査費
用の約半額に当たる。予算は事務作業の人件費などで約二百万円も含む。
原発事故の影響で放射線量が高くなった柏市では、子育て世代の住民を中心に甲
状腺検査を強く要望していたが、市側は市には医学的な知見がなく、国の方針が
必要と見送ってきた。しかし、昨年十二月に市議会で、甲状腺検査の実施を求め
る請願が採択されたことなどを受け、実施に踏み切った。
秋山浩保市長は記者会見で、「国が診断法など体制を整えるのが理想だが、まっ
たく示さないので、市民ニーズもあり対応した。ドクターと模索していく」と説
明。「国が福島で実施している調査の結果を待ってからでもいいと思っていた。
遅かったといわれればその通りで申し訳ない」と述べた。エコー検査の助成は、
県内では松戸市が昨年から実施している。」
・・・何もする気のない国を待って、遅くなってしまったようです。

38.(岩手県)「汚染稲わら保管延長へ 一関市が方針」河北新報2015年02月
21日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150221_31036.html
「一関市は20日、福島第1原発事故で放射性物質に汚染され、市内の民有地で
一時保管している稲わらについて、保管の期限を延長する方針を明らかにした。
2015年3月末から22年3月末に期限を延ばす考えで今後、地権者に説明す
る。市議会3月定例会の一般質問に勝部修市長が答弁した。・・・・」

39.「千葉 福島第1原発事故 汚染焼却灰搬出、来月5日に開始 柏市北部
CC」毎日新聞 2015年02月21日 地方版
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20150221ddlk12040207000c.html
「手賀沼終末処理場(我孫子・印西市境)に一時保管されている汚染焼却灰(指
定廃棄物)を搬出元の3市に持ち帰る問題で、柏市は20日、地元住民の反対で
持ち帰り時期が未定だった市北部クリーンセンター(CC)分の約196トン分
について、3月5日から運び出すと発表した。市が地元の二つの自治会と18日
に安全対策などを示す確認書を締結したため。確認書では、持ち帰り後の仮保管
期間について「国が最終処分場を確保するまで」と記載。3年経過後も最終処分
場確保のめどが立たない場合、再度、協議するとした。また、周辺住民を対象に
した健康調査の実施を明記している。・・・」

自然エネルギー、
40.「福島「飯舘電力」が発電開始 避難区域で太陽光パネル」西日本2015年
02月21日 18時09分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/147102
全文「東京電力福島第1原発事故により避難指示区域に指定され、ほとんどの住
民が避難する福島県飯舘村で、村民や地元企業が出資して設立した地域電力会社
「飯舘電力」が21日、太陽光発電を開始した。発電した電気は全量を東北電力
に売る。発電所は1月に着工。この日は、特別養護老人ホームの敷地内に並べら
れた216枚の太陽光パネルで発電した電気を、送電線へ流す作業があった。雲
一つない青空で、太陽光がパネルへと降り注ぎ、発電が始まった。飯舘電力によ
ると、発電所は出力が49・5キロワットで、年間発電量は約15世帯が1年間
に消費する電力に相当する。」

41.「岩手の風力、地熱発電導入進まず」河北新報2015年02月21日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150221_31028.html
「岩手県内の風力、地熱発電の導入実績(昨年10月現在)が、2020年度ま
での実行計画の目標値に照らし、風力は11.7%、地熱は63.3%にとど
まっていることが分かった。県再生可能エネルギー推進本部会議で報告された。
導入量は風力67メガワット、地熱104メガワットで、ともに10年度から横
ばいで推移している。開発可能性の調査に相当の時間を要することが理由。15
年度以降も重点的に取り組む方針を確認した。・・・・」

42.(秋田)木質バイオ発電所、秋田市向浜に建設へ 16年稼働目指す」秋
田さきがけ2015/02/21 14:29
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20150221i
「産業廃棄物処理などを手掛けるユナイテッド計画(秋田県潟上市)は、秋田市
向浜の秋田事業所敷地内に木質バイオマス発電所を建設する。最大出力は2万キ
ロワットで、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に適用された木質バイ
オマス発電所としては県内最大。昨年11月に着工、2016年6月の発電開始
を目指す。総事業費は約100億円。このうち31億円は、県のふるさと融資
(長期の無利子資金)を活用する。発電事業を行うのは、ユナイテッド計画が出
資する「ユナイテッドリニューアブルエナジー」・・・・」

電力、
43.「東北電、大型蓄電池の運転開始=再生エネ受け入れ拡大目指す」時事通
信(2015/02/20-18:46)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2015022000710
「東北電力は20日、西仙台変電所(仙台市)に設置した大型蓄電池システムの
営業運転を開始したと発表した。太陽光など再生可能エネルギーの受け入れ拡大
を目的に、天候による発電量の変動を蓄電池を活用して制御し、送電網を効率的
に運用する技術の確立を目指す。」

44.「宇宙で発電し地上に送電、実証試験へ JAXAなど」朝日新聞デジタ
ル?2月21日(土)5時12分配信
http://www.asahi.com/articles/ASH2M5CQGH2MULBJ005.html
「宇宙空間で太陽光発電をして地上に送電するシステムの実現に向け、宇宙航空
研究開発機構(JAXA)などは3月1日、兵庫県内で行う、無線で送受電する
実証試験を報道関係者向けに公開する。屋外に設置した送電側のアンテナから受
電側のアンテナに向けてマイクロ波を送る。・・・・
送電装置から約55メートル離れた場所に受電装置を設置。送電側から約
1800ワットのマイクロ波を発射し、受電側で電気に変換する屋外試験をす
る。マイクロ波を正確に受け取れれば、数百ワットの電気を取り出せる。宇宙太
陽光発電システムは、天候に左右されずに発電できる。地上約3万6千キロに直
径2~3キロにわたって太陽電池パネルを広げ、原発1基分にあたる100万キ
ロワットの電気を作ることができるとされる。30~40年代の実用化をめざし
開発を進めているが、送受電技術のほか、太陽電池パネルの宇宙への輸送や組み
立てなど課題も多い。」

参考記事、
45.「「安倍政権に危機感を持ってるハト派の官僚は実はたくさんいるんで
す」『東京ブラックアウト』若杉冽×古賀茂明 対談 【後編】現代ビジネス?2
月21日(土)6時2分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150221-00042019-gendaibiz-bus_all
「『東京ブラックアウト』『原発ホワイトアウト』の著者で現役キャリア官僚の
若杉冽氏と古賀茂明氏の対談。前編では、官僚の生態を中心にお届けした。後編
では、2冊の著書のような破滅への道から日本の軌道を修正する方法はないの
か。永田町、霞が関の人材について本音トークが炸裂する。・・・・・・・・・」

46.「<神話の果てに>報道で今こそ異論を/第16部・私の視座(3)秋山
豊寛氏」河北新報2015年02月21日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150221_73006.html
「・・・・事故で暮らしは一変した。「まるで難民。一瞬で生活基盤を失った。
地元に残った友人は今も苦労している」。長い間耕してきた田畑は汚染された。
関東地方の知人方に身を寄せたりして8カ月間の避難生活を送り、京都に拠点を
移した。
記者時代、ウクライナのチェルノブイリ原発事故の被災地を取材した経験があ
る。「重大事故をまるで人ごとのように捉えていると感じた」。無責任な権力者
の姿は福島にも共通する。「原発事故は日本の政治や経済をどう変えていくの
か、という課題を突き付けたはず。国会議員たちは福島の現実をもっと知るべき
だ」・・・・・」

47.「<神話の果てに>事故の責任 国民にも/第16部・私の視座(2)高
橋哲哉氏」河北新報2015年02月20日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1098/20150220_01.html

◇今朝届いた西日本新聞朝刊紙面には、ありません。

◇いま届いたしんぶん赤旗の15面に、
48.「割高MOX燃料 電気料転嫁 輸入総額994億円 ウランの9倍も」

49.「高浜再稼働 必要なし 兵庫県庁包囲網のウエーブ」
「・・・21日 500人が兵庫県庁を包囲しました。・・・・・」

今朝は以上です。(2.22.5:28)
※この新聞記事紹介は、次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。ご意見
などは⇒ [email protected] へ 
⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu

★ 味岡修 さんから:
経産省前テントひろばテント日誌2月20日(金)
【ご案内】  緊急記者会見 
  ~東京地裁民事第37部の不当な訴訟指揮を糾弾する~
2015年2月20日 経産省前テントひろば
 3.11東電福島第一原子力発電所事故が起こって既に4年になろうとしてい
ますが、福島には未だに12万人以上の方が避難生活をし、多数が仮設住宅に住
み自死する人も出ています。除染は移染にすぎず、多くの人びとがふるさとも生
活も仕事も奪われてしまいました。一方、イチエフには60万トンを超える放射
能汚染水タンクが貯まり海洋汚染を続ける中で太平洋への大々的放出が目論ま
れ、コントロールもブロックもできていません。そればかりか1号機~3号機の
核燃料の状態は掴めず廃炉への道も全く見えません。住民の健康被害も心配で、
既に118人の小児甲状腺がんも発覚しています。
 
このイチエフ事故の責任を誰がとったでしょうか? 

東電も経産省も自民党政権も事故の責任をとっていません。そればかりか、東電
は柏崎刈羽原発の再稼動を目論み規制委が審査中、安倍政権・経産省・資源エネ
ルギー庁は昨年4月に原発をベースロード電源とする「エネルギ―基本計画」を
閣議決定し、「核のゴミ」対策を明確にしてから再稼働を論ずるべきとの日本学
術会議の提言をも全く無視して、原発の再稼働と原発の輸出を推進している。
 原発が「安全である、安い、無いと電力が足りない」が歴代政権と経産省と資
源エネルギー庁による大嘘であることが明らかになりました。日本列島の全ての
営業用原発が止まってから既に500日以上(約1年半)が経過し、私たちは何
不自由のない生活を過ごしています。
 
2011年9月に経産省の敷地のポケットパークに設立した「経産省前テントひ
ろば」は、福島の被害者たち、脱原発を訴える全国の人達、また世界の人々に支
えられて3年半の間、日夜脱原発・再稼働反対を訴えてきました。
 
残念ながら、安倍政権は私たちの訴えを退けようとして2年前にテント立ち退き
訴訟を淵上、正清の二人に起こしました。立ち退きと使用料を請求する正にス
ラップ訴訟です。その後の9回の口頭弁論で、私たちは経産省・安倍政権の不当
性とテントひろばの正当性を訴え、43名が我こそ被告だと名乗り出ました。
 非常に残念なことに、東京地裁民事第37部の村上裁判長(他陪席2名)が、
12月3日の第10回口頭弁論の途中で審議打ち切りを宣しました。弁護団とテ
ントひろばは裁判官の忌避申し立てをし、抗議の声を上げ続けてきましたが、2
月16日に民事第37部が、予定されていた2月17日の進行協議の中止と2月
26日の口頭弁論時の判決を一方的に電話連絡してきました。私たちには寝耳に
水の到底容認できない訴訟指揮です。
 そこで、弁護団とテントひろばは記者会見を開き、この間の裁判について抗議
の声明を上げるとともに、2月26日の裁判に向けてどのように取り組むかをお
話させていただきます。
 心ある多くのメディア関係者の取材と報道を期待し、ご案内申し上げます。

経産省前テントひろば緊急記者会見
日時:2月23日(月)14時~15時   
場所:経産省前テントひろば前
出席(予定):
「脱原発といのちを守る裁判」弁護団
河合弘之団長、宇都宮健児副団長、大口昭彦、一瀬敬一郎、他
経産省前テントひろば
被告 淵上太郎代表、正清太一、当事者申立人
その他
経産省前テントひろば〒100-0013東京都千代田区霞が関1ー3ー1
TEL070-6473-194 
メール[email protected] ブログ」http://tentohiroba.tumblr.com/

テントの撤去を許すな!2月26日(木)テント前にお集まり下さい

1、反原発の運動が川内原発、高浜原発の再稼働を遅らせています。
2、私達は、非暴力、不服従を貫き、皆でテントを守り抜きます。      
   
3、当面の焦点は2月26日集会です。全国から集まって下さい。
(2・26の行動予定)
12時30分 テント前集会
13時30分 地裁前抗議集会
14時30分 裁判予定(判決が出される可能性あり) 皆で傍聴に入ります。
15時30分 地裁前抗議行動
16時00分―18時 報告集会(参議院議員会館講堂)

テントでの「お話と座談」(トーク)
2月25日(水)午後6時30分~、森達也さんの話と座談(時間は予定)
連絡 テント(070-6473-1947)か三上(090-3908-7330)へ

★ 前田 朗 さんから:
大江健三郎を読み直す(40)核廃絶と脱原発
大江健三郎『広島からオイロシマへ』(岩波ブックレット、1982年)
http://maeda-akira.blogspot.jp/2015/02/blog-post_21.html

-----集会等のお知らせ------

【九電本店前ひろばテントから生まれたオリジナル曲】
    ●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
作詞・作曲者y.y 演奏・画像(池田制作)

「きみへ ~さよなら原発!福岡~ 」
http://youtu.be/WZb9zgoMY8s  
編曲・歌 荒木美帆(声楽家)

<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

●「さよなら原発!福岡」例会 2月23日(月)18時30分から●
福岡市人権啓発センター
場所:福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号(あいれふ8階)
  地図 http://www.kenkou-support.jp/access/
「さよなら原発!福岡」ホームページ
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

● さよなら原発!3・11福岡集会●
 <福島を忘れない・原発再稼働を許さない>
3月11日水曜日当日
第一部 集会 警固公園午後2時から3時 デモ3時から天神周辺
集会チラシ http://tinyurl.com/kka9263

第二部「日本と原発」の上映会
福岡市立中央市民センター 午後6時開場 上映6時30分
参加費:500円
上映会チラシ  http://tinyurl.com/lk26ckl

<託児室があります。>
事前予約申し込み連絡先 電話090-5721-6218(そがべ)
メール [email protected] (あさの)
<24時間以内に確認メールを送りますので、
このアドレスからのメールを受信できるように設定お願いします。>

● 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 ●
    判決公判 2015年3月20日(金)15時、佐賀地裁。
ホームページ http://www.facebook.com/genkai.genpatsu

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第12回裁判判 4月24日(金)14:00から 佐賀地裁
原告総数 原告総数 総数8962(1/29現在)
  ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
      <九電本店前ひろば、2015年1月5日(月)から> 
  午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
    ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
 <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

☆九電本店前ひろばカンパよろしくお願い致します☆
    【カンパ振込先 】
①<郵便振替>
    口座記号番号 01770-5-71599
    加入者名 さよなら原発!福岡
<通信欄に「ひろば」とよろしくお願い致します。>
②<他金融機関からの振込用口座番号>
一七九(イチナナキュウ) 店(179) 当座 0071599 

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
[email protected]
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【修の呟き日記(2015.02.21)】

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【修の呟き日記(2015.02.21)】
 今日(21日)は先週に続きつれあいと福岡へ。つれあいは阪急デパート“くうてん”で、牡蠣料理を食べ、私は地下通路の蕎麦屋さんでざるそばを頂いた後天神へ。天神でグリーンジャンボの宝くじを購入。その後、今日の目的の「やま・かわ・うみ・そらフェスティバルin九州」に参加するため会場の天神エルガーラホールへ向かいました。途中で、福岡県知事選へ出馬を表明され、先週政策発表をお聞きしたばかりの弁護士の後藤とみかずさんが街頭演説をされていました。政党人と違い話がスマートです。内容も生命と自然の大切さを基本にし、その実現に向け具体的な政策を訴えられていました。多数の福岡県民が後藤さんのことを知れば、後藤知事実現は間違いなしです。後藤さんはこの後、フェスティバルやサウンドパレードにも参加されました。
 フェスティバルは公害や薬害、公共工事による環境破壊から、軍備や原発反対まで、九州で闘っている人びとが一堂に会し、つながりを強めようというつどいです。会場ではマルシェ(各地の特産物販売など)が開かれ、佐賀からは「原発ゼロ佐賀市の会」がぜんざいを、「よみがえれ!有明訴訟」支援する会がノリや牡蠣などを販売していました。集会では原発なくそう!九州玄海・川内両訴訟弁護団共同代表の板井優弁護士が基調報告を行い、水俣病被害者救済を求めるたたかいやカネミ油症事件の経過と問題、大気汚染公害被害者の訴え、諫早の早期開門実現に向けて、佐賀空港オスプレイ配備問題、脱原発を実現する「1万人」訴訟、原発被害九州在住避難者、福島現地からーなどの報告が続きました。報告の後、子どもたちが舞台に上がり「戦争や原発のない未来にしてください」と大人の私たちに求めるアピールを発表しました。子どもたちの願いを受け、後藤とみかずさんが改めて決意を表明。最後に「この九州の美しい『やま・かわ・うみ・そら』を守り、子や孫たちの世代に伝えていくために、『のこそう自然、つながろう九州』の合言葉のもと、公害被害者、弁護士、学者、医師、支援者らと広範な市民が手を取り合って、九州の環境と平和を守るために闘うことを決意して、参加者全員のアピールとします」との集会宣言を採択し、閉会しました。
 そして小雨が降る中、外に出て天神を一周するサウンドパレードへ。パレードはDJが乗るサウンドカーを先頭に、軽快な音楽にのせて「公害いらない」「差別はいらない」「戦争いらない」「未来をつくろう」とアピール。また博多らしく「戦争せんでもよかろうもん」「差別せんでもよかろうもん」などの訴えもあり、これまで経験したことがない楽しいパレードでした。
 3月2日は九電本社前抗議行動が予定されていて、私たちつれあいも参加する予定でいます。つれあいはほぼ毎週牡蠣が食べられると、博多行きを楽しみにしています。

<JCJふらっしゅ 2015/02/21 2443号より>


           ◇  問われる?国民を守る?の意味 ◇
              人質事件の経緯、徹底解明を

 2月1日、インターネット動画投稿サイト「ユーチューブ」にジャーナリスト後藤
健二氏の殺害映像が投稿された。事態は最悪の結末となった。
 JCJは翌2日、この件で2回目の声明を緊急発表し、後藤さんのジャーナリスト
活動を称え、「イスラム国」を非難するとともに、政府と安倍首相に説明責任を果た
すよう求めた。

 だが、安倍首相は「罪を償わせるために、国際社会と連携する」と報復の姿勢を打
ち出し、政府は、自衛隊による人質救出を国会の論点に浮上させた。ニューヨーク・
タイムズは2日、「軍事的な対立を嫌う日本ではこれまで聞いたことがない」とする
記事を出し、7日・8日に行われたJNN世論調査では「『イスラム国』と戦う国へ
の2億ドルの支援表明が『イスラム国』の日本への対応を刺激した」と考える人が過
半数を占めるなど、安倍内閣の強硬姿勢への批判が広がった。

 それでも安倍政権は、この機を逃すまいとするかのように、自衛隊の派遣にその都
度特措法などの制定を必要としない「恒久法」の制定へと突き進もうとしている。

 「IS(イスラム国)」による邦人人質殺害予告が表面化したのは1月20日だっ
た。後藤健二氏の自宅には身代金要求が届いていたが、政府はそれを知りながら、安
倍首相の中東歴訪での「イスラム国対策として約2億ドルを拠出する」との発言を許
していた。

 JCJが、1回目の緊急声明「人命第一に、日本人2人の『即時解放』へ全力を」
を出したのは1月22日。翌23日には、テレビ朝日の「報道ステーション」で、コ
メンテーターで元経済産業省官僚の古賀茂明氏が、安倍氏の「イスラム国」を刺激する
ようなパフォーマンスについて、「人質の命よりイスラム国と戦っている有志連合の
仲間に入れてもらうことを優先したのでは」と語り、「日本は戦争をしない国なん
だ」というところに立ち返るべきだとして、「?I am not Abe(私は安倍じゃな
い)?と言っていく必要がある」と思いを述べた。

 この発言に対し、テレビ朝日にはネット右翼などが非難を浴びせかけたが、逆にた
くさんの人が「I am not Abe」のプラカードを掲げて意思表示する姿が、国境を超え
て広がった。

 「報道ステーション」に対しては、外務省が2月3日、2日放送分について抗議し
訂正を求めるという動きも出た。その後、同番組対し種々の「圧力」がかかっている
との情報が伝わってきている。外務省は7日には、シリア渡航を計画していたカメラ
マンのパスポートを押収するという前例のない動きにも出た。

 また政府は、事件に対する政府の対応についての検証委員会を10日に立ち上げた
が、一方で外交上の情報は秘密保護法の適用範囲内であるとの国会答弁もしている。
政府主導の検証委には疑問の声が広がっている。

 この事件を機に、「政府を批判するのはテロリストを利する」という主張が横行
し、市民の自由を制限する動きや、言論やメディアを抑圧しようとする動きが出、そ
して安倍首相のスピーチや中東歴訪の経緯までもが秘匿される恐れが出ている。そう
した状況を跳ね返す徹底した取材と論評、そしてそれを支える市民の協働が欠かせな
くなっている。
                                (機関紙部)
            *JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2015年2月25日号
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「脱原発サウンドデモ裁判」で原告が勝訴

<JCJふらっしゅ 2015/02/21 2443号より>


         ◇ 「脱原発サウンドデモ裁判」で原告が勝訴 ◇

                           白垣詔男

 福岡市で2011年5月8日に行われた「脱原発サウンドデモ」について、所轄の
福岡県警中央署が道路使用許可申請した原告に、許可条件として「トラックの幌をか
ぶせたままにしておく」などと規制した一連の警察行為に対する違法性に対して国家
賠償を求めた訴訟で1月14日、福岡地裁(山之内紀行裁判長)は原告側(福岡地区
合同労組ほか26人)勝訴の判決を言い渡した。

 この裁判で原告側は弁護士をつけず原告みずからが弁護人となった「本人訴訟(手
作り訴訟)」を展開した。口頭弁論には毎回、支援傍聴者も多く、福岡地裁最大の法
廷(傍聴者100人以上入廷可能)で開かれ関心の高さを見せたがマスコミは、この
判決を報道しなかった。

 デモ申請をした原告側に対し警察はほかにも、「交通渋滞を招くので天神(福岡市
中心部)2周デモは1周にしてくれ」「デモにトラック2台は認められない」「トラ
ックの荷台に人が乗って情宣することを許可しない」などと規制するとともにデモ当
日、出発直前になって現場にいた警備の警官が「DJ(音響機器を操作する人)が荷
台に乗って情宣することを許可していない」としてDJをトラックから降ろし、トラ
ックの横で歩かなければならなくなった、など警察の過剰規制も争点になった。

 しかも、警察の道路使用許可申請の窓口担当者の求めに応じて原告が提出したサウ
ンドデモトラック荷台乗車図を、担当警察官が一方的に破棄したことも明らかになっ
た。

 このため原告側は2011年9月1日に警察側を提訴した。判決では1)原告側主
張は、警察側の「トラックの幌をかぶせたままにしておく」などの誤教示や文書破棄
が原告組合の期待権を侵害した。どんな態様でデモ行進するかは、社会通念上、相当
性を欠くものでない限り表現の自由の範疇に属するとして、法的な保護に値するとい
うべきであるから、デモ行進の実施自体が妨げられなくても期待権の侵害により原告
組合には無形の損害が生じている 2)原告組合に生じた損害1万円を認めるが他の
原告請求は却下(請求では原告全員に各1万円だった) 3)原告組合の訴えのうち
「デモ条件」などの取り消しを求める部分は訴えの利益を欠いて不適法(既にデモが
行われている)なので、却下 4)個人原告らの請求は理由がないから却下(以上要
旨)─というものだった。

 判決は当然の内容だが、権力の規制が強まっている現在の日本で、「デモ行進は表
現の自由の範疇に属するものとして法的保護に値する」と「当たり前のこと」を言い
切った山之内裁判長の姿勢に心安らぐのは何とも不思議だ。

 被告の警察側は控訴期限日の1月28日、福岡高裁に控訴した。

                             (JCJ代表委員)

            *JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2015年2月25日号

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1403日目報告☆

青柳行信です。2月21日。

【転送・転載大歓迎】

「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページHP
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
     http://youtu.be/NrMdvBrFo48

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1403日目報告☆
呼びかけ人賛同者2月20日3750名。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】2月20日2名。
松永眞理子 地方睦子
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
   <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さん
お疲れさまです。
金曜日の抗議行動 来んしゃい金曜脱原発に参加しました。
夜はさすがに 寒くなっていました。
九電に対して 廃炉にしましょう という呼びかけのスピーチが多かったようです。
あんくるトム工房
137回目の金曜行動   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3370
 進水式        http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3371

★ 橋本左門 <無核無兵・毎日一首> さんから:
☆福島の桑折名物「柿ばせ」を消せる人災の爪痕を記す
      (左門 ’15・2・21-939)
※桑折(こおり)町は、つるし柿の名産地だった。その干し
柿の暖簾が消えた。原発災害という人災が生業も風景も
奪った。「東電は弁償すればおしまい」という態度だが、生
業と文化を含めて復興すべきだ。原発事故の「爪痕」を克
明に記録して将来に備える。生業訴訟原告の一人・鈴木
文夫さん。(『原発ゼロへ 福島に生きる』新日本出版社)。

★ TT さんから:
青柳さん
こんにちは。
当方わずかな活動で息切れしているありさまですっかりご無沙汰しております。
その間に1400という日を積み重ねられ、本当に頭が下がります。
(1401日目が飛んでびっくりしているところです)
近々ドイツにもお出かけとのこと、お気をつけておいでください。
せめて旅費の一助をと考えております。
小出先生も長く活動されて敬服しています。定年退職されてもご発言を続けて
いただきたく思います。

★ 隣のトトロ さんから:
僕も応援しているぞ!!
雨の日も
 風の日も
  青柳さんが焼酎を呑んでる日も!!

青柳さんドイツ出張で 僕の
 ゴ―ルデンウイ―クかと思い
南の島に バカンスに行こうかなと
思ってたけど ダメかな~
元気印のテント女子部を応援するか~(笑)

★ 原 勢津郎 さんから:
青柳 様
3.11福岡集会がまじかになりました。是非多くの皆様との
再会を祈念したいと思います。
 さて会報の発行日5日、少々早いですが14号を作成しました、読み
ずらいかも知れませんが、目を通して見て下さい。今回は再稼働ありき
の状況の中で、福島の現実に目を向ける事で、それ行けどんどんになら
ないよう配慮したつもりです。
会報14号 http://tinyurl.com/n3z2edd
会報14-1 http://tinyurl.com/murogxv
会報14-2 http://tinyurl.com/mccwabj
会報14-3 http://tinyurl.com/l7582xb

★ 崔 勝久 さんから:
2月22日(日)2時。シンポ「原発と差別、戦後日本を再考する」
小出裕章さん、白井聡さんの講演と参加者との討論をお楽しみに。
中継は:【IWJ・Ch4】 http://bit.ly/1gNf5hT

★ M.Shimakawa さんから: 
 News「2年前『異常なし』の8人が甲状腺がん~福島県全体で117人」
東京電力福島第1原発事故に伴い福島県内で実施している「県
民健康調査」の検討委員会が12日、福島市で開催された。事故
当時18才未満だった子ども38万人を対象に実施している甲状
腺検査で計117人の子どもが甲状腺がんの「悪性・悪性疑い」
と診断され、そのうち87人が甲状腺がんと確定した。また、1
巡目の検査では「異常なし」とされた子ども8人が、2巡目で新
たに甲状腺がん悪性・悪性疑いと診断され、うち1人が手術を終
え、甲状腺がんと確定した。 
■配信日 2015年2月10日(火)
■視聴URL http://ourplanet-tv.org/?q=node/1887

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2412】2015年2月20日(金)
┏┓
┗■1.「川内原発の再稼働 早くて4月以降に」…1/23NHKニュース
 |  なぜ九電の書類提出は遅れているのか、原発の諸施設が
 |  「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になっている
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

○川内原発の再稼働 早くて4月以降に
 九州電力は再稼働を目指している鹿児島県の川内原子力発電所について、再稼
働に必要な書類を今月中に原子力規制委員会に提出できない見通しになりました。
このため、川内原発の再稼働は早くてことし4月以降になる見通しです。
    【後略】

○ この種のニュースは他にもいくつか流れているのですが、なぜ稼働できない
かの説明が、単に書類提出が遅れているだけのごとくに伝えられています。そん
なはずがないのであって、実際に起きているのは、構造上の問題、耐震等の評価
の間違い、根拠のない、または薄弱な評価結果などが、いっぱい書かれているの
ではないかと思われます。
 特に「白抜き黒枠公開」によりデータや解析結果が見えなくされた「工事計画
認可申請書」でさえ、書かれている内容には驚かされる。
 九電が書いているのだから、基準値には余裕があるとの内容だと思っていた
ら、「一次冷却系配管」「加圧器逃がし弁管台」「ECCS配管」「蓄圧注入系
統」「余熱除去系配管」そして「蒸気発生器細管」が、軒並み基準値を超えてい
て、一言で言えば「基準地震動でさえ耐えられない恐れが高い」内容になってい
ます。
 事業者の解析でさえ、ぎりぎりの強度しか無いことになり、これで安全などと
言えるはずもない状態です。
○ 基準地震動の、ほぼ2倍の「1260ガル」程度に襲われれば、地震と同時にこ
れら重要配管の多くは亀裂を生じ、破断し、機能を失い、数分で炉心崩壊になる
と思われます。このくらいの地震は南九州の地震地体構造を考えると、いくらで
も起こりえるわけで、これでは合格など出来ないわけです。
○ 特に、蒸気発生器については、川内原発1号機は新しいものに交換していま
すが、2号機は建設当時に取り付けた「F51」がそのまま付いています。構造
上の欠陥と材料の性能不足とで、蒸気発生器細管に減肉やひび割れが多発し、施
栓をしてしのいだ代物を、まだ使おうというですから「論外」といわなければな
りません。
 実際に、2号機の審査書をみると、蒸気発生器が最も厳しい応力値になってい
ます。これを「合格」させる「度胸」が、規制委に無いことを真に祈るのみです。

○ 規制委ヒアリング「規制委の工事計画審査を問う(院内ヒアリング)
~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~」が19日に参議院議員会
館で行われました。後日その報告をまとめます。

 <関連URL>
(1) 20150219 UPLAN【酷い政府交渉・前半】規制委の工事計画審査を問う
(院内ヒアリング)~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~ -
YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=C2ranme0co0

(2) 20150219 UPLAN【酷い政府交渉・後半】規制委の工事計画審査を問う
(院内ヒアリング)~「黒枠白抜き」隠しと「認可前事前工事」を止めろ~ -
YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=X7JeNEsgbd0

┏┓
┗■2.「規制委の工事計画審査を問う」院内ヒアリングで考えたこと
 |  重要箇所を規制委と一体で黒枠白抜きマスキングした
 |  状態に対し12項目の質問状
 |  「工事計画認可」以前の工事着手は違法行為である
 └──── 石鍋 誠(再稼働阻止全国ネットワーク)

○ 2月19日、参議院議員会館講堂で規制委の川内原発再稼働審査に対する数々
の疑惑や問題点を担当官からヒアリングする院内集会が開かれた。司会の木村雅
英さんとは昨年の夏からテントひろばの日曜夜の泊まり込みで知り合い、以来、
多くの人から様々を学んだ。テントは学校。いわば遅れ脱原発運動の新参者だ
が、やはり3.11以降、原発こそ最大の環境破壊装置であることを再認識し、集会
や学習会に参加。昨年6月の川内原発前、11月の鹿児島県議会抗議行動にも同行
し、街宣などで現地情勢の一端を知るに至った。
○ 1番手の山崎久隆さんは、昨年12月11日の院内交渉に続き、九電が提出した
工事計画・保安規定の補正書の重要箇所を規制委と一体で黒枠白抜きマスキング
した状態に対し12項目の質問状を事前通知したうえで、問題個所をパワーポイン
トで次々と映して追及。規制委は中桐裕子担当官がひとりで対応。白抜き部分
は、「現在審査中なので今は答えられない」を20回以上も反復した。
 また白抜きは「1.営業秘密に触れる、2.個人情報保護、3.テロ対策の観
点から九電と同意した部分のみ」としたが肝心の点を隠すのは安倍政権下の危険
な兆候とまるで合わせ鏡のような手法だ。
 阻止ネットの山田純一さんは九電による「工事計画認可」以前の工事着手は違
法行為であると糾弾した。規制委は「3.11後、事業者が施行着手しているものは
認可の事前申請は不要」とした。山田純一さんは「クイ1本を先に打ち先例をつ
けるやり方」は許せない手法と迫り、マスキング内容含め今後、新たな規制委交
渉で追及することになる。
○ 福島原発事故緊急会議の天野恵一さんは原子力規制の行政について、小林祐
紀担当官に1.反省すべきこと、2.保安院から規制庁になって何が改善された
か、3.どこが悪くなったかを質問。
 会場内から広瀬隆さんが中桐・小林担当官が保安院から規制委に転出したこと
を突く。
 院内ヒアリングの模様はIWJやユープランで確認できる。
 今からでも遅くない!再稼働させない!テントの撤収危機、再稼働阻止に向け
た「オール脱原発」の結集はこれからが本番と実感した。

┏┓
┗■3.「経産省前テントひろば」が写真4頁で紹介
 |  みごたえあり、豊田直巳氏の写真と文
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

 週刊金曜日2月13日号で、フォトジャーナリストの豊田直巳氏が4頁にわたっ
て、8枚の写真と文で『脱原発テントひろばを誰が潰すのか』を報告している。
 みごたえのある写真と文である。皆さん、ぜひごらん下さい。
 本文の一部を紹介します。
 「…東京・経済産業省前の「テントひろば」は4年目を迎えている。さまざま
な人たちの交流の場となっているが、東京地裁の判決次第では強制撤去の恐れが
ある。泊を動かすな!東通を動かすな!浜岡動かすな!大飯動かすな!川内動か
すな!-みぞれ混じりの冷たい雨のなか、声が響く。川内原発のある鹿児島や福
島の女たちが2月5日、全国に50基以上ある原発の名を挙げながら霞が関の官庁
街をデモ行進した。
 と、そのシュプレヒコールのトーンが突然、温かみと優しさのこもった声音に
変わった。「ありがとう。テントありがとう」と。戦闘服姿で罵声を張り上げる
「右翼」の褒め殺しででもない限り、「ありがとう」などと感謝の声が聞かれな
い界隈である。まして、10メートル先は原発事故の〔主犯〕でもある経済産業省
だ。…」

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は、放射性物質の影響に関しての記事がいくつかあります。(19.、
20.、26.の記事)
さて、今朝もいつものように川内(せんだい)原発、玄海原発・・・・と紹介し
ていきます。

1.(鹿児島)県議会3月定例会が開会」KKB鹿児島2月20日
http://www.kkb.co.jp/news_move/jchan_move_detail.php?news_flg=0&param1=0&param2=0&param3=0
全文「県の3月定例議会が開会し、総額約8143億円の新年度の一般会計当初
予算案などが提案されました。開会本会議では7年連続のプラスとなる総額
8143億1300万円の2015年度の一般会計当初予算案など議案63件が
提案されました。当初予算案には地方創生関連の事業費が、3月補正と合わせて
約255億円、川内原発の防災対策では半径30km圏内の避難道路の整備費な
ど、約60億円が計上されています。3月議会は来月20日までです。」

玄海原発関連、昨日4.に類似記事、
2.「原発避難計画の有効性で質問状 反原発団体」佐賀新聞2015年02月20日
10時17分
http://www.saga-s.co.jp/column/genkai_pluthermal/20201/158530
「九州玄海訴訟唐津原告の会(吉田恵子世話人)は19日、九州電力玄海原発
(東松浦郡玄海町)の事故に備えた避難計画の有効性などを尋ねる質問状を唐津
市に提出した。2週間以内に文書での回答を求めている。質問状は事故時の放射
性物質の拡散状況により複数の避難先を設定する必要性や、離島の放射線防護工
事の進ちょく状況など15項目を尋ねている。・・・・
質疑応答では、避難場所を知らない市民が多く、広報の不十分さを訴える意見に
対し、秋山課長は「広報が不足していると認識しているので、今後は充実を図り
たい」と答えた。原告の会からは「県に対し避難計画の問題点を指摘する姿勢が
見られないのは残念」との意見も出た。同原告の会は「原発なくそう!九州玄海
訴訟」原告団の唐津地区在住者が中心となってつくっている。」

2’.「玄海原発:反原発団体、唐津市長に質問状再提出 /佐賀」毎日新聞 
2015年02月20日 地方版
http://mainichi.jp/area/saga/news/20150220ddlk41040465000c.html

3.「山口知事初の2月県議会で一般質問始まる」佐賀テレビ(2015/02/20 12:03)
http://www.sagatv.co.jp/news/
・・・昨日、5.の記事で始まるとありました、記事中には「原発」という文言
はまだありません。

福島第1原発、
4.「正門周辺の大気中の環境放射線量」毎日新聞2015年02月20日
「19日正午現在 1.060マイクロシーベルト毎時 数値は東京電力のホー
ムページから抜粋 前日は1.028マイクロシーベルト毎時」

5.●●「福島第1原発 排気筒 耐用基準超えか 専門家 腐食進み「危険な状
態」倒壊なら放射性物質飛散も」しんぶん赤旗2015年2月20日(金)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-20/2015022001_01_1.html
「まもなく事故後4年となる東京電力福島第1原発の1、2号機排気筒で、東電
による事故前の評価によれば、腐食によって一部の鋼材が、耐用年数の判断基準
である10%の断面積減少が生じている可能性があることが分かりました。万が
一倒壊した場合、内部の放射性物質が周囲に飛散する危険性が指摘されています
が、同排気筒の根元に極めて高い放射線源があるため、対策が取れない状態で
す。・・・・
同排気筒は、鉄骨構造で高さ120メートル。地面近くでは、最大で1時間当た
り2万5000ミリシーベルトの放射線源が見つかっています。これは、人が浴
びると十数分で死亡するとされる値です。・・・・
東電は、支柱破断の影響を見る耐震評価で、東北地方太平洋沖地震と同程度の最
大加速度600ガルの地震動にたいして、健全性は保たれると評価。しかし、そ
の後、新規制基準に準拠した評価の結果、最大加速度が900ガルの地震動を示
しています。さらに鋼材の腐食を考慮した場合、強度の不足が懸念されま
す。・・・・」
・・・昨日のこの新聞の一面トップの記事です。

6.「全処理設備が稼働 高濃度汚染水を浄化」西日本2015年02月20日 21時02分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/146928
「東京電力は20日、福島第1原発で高濃度汚染水から放射性物質のストロンチ
ウムを除去する装置の運転を開始したと発表した。多核種除去設備(ALPS)
を含め、汚染水を浄化するために当初計画していた7種類の設備全てが稼働した
ことになる。・・・4系統で1日計1920トンの汚染水処理が可能となる。東
電によると、19日時点で構内の地上タンクに保管されている高濃度汚染水は約
22万トン。」
・・・トリチウムなどの除去はできません。いつまで全機、動き続けるでしょう?

東電、
7.「東電、月内にも対応提示 原発賠償、営業損害賠償と別立て」福島民報
2015/02/20 09:39
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022021082
「東京電力は月内にも、現時点で未定となっている3月以降の東電福島第一原発
事故に伴う営業損害の賠償支払いについて素案とは別立てで対応を示す。営業損
害の賠償支払いを平成28年2月分で終了するとした政府、東電の素案について
見直しを求める要求が相次ぎ、決着していないためだ。東電の木村公一常務執行
役福島本部副本部長兼原子力・立地本部副本部長が19日、明らかにし
た。・・・・」

被災地フクシマ、
8.「営業賠償終了に反対 JA対策協 東電、政府に文書」福島民報?2月20日
(金)11時46分配信
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022021081
「JA福島五連と農畜産業関係団体などでつくる「JAグループ東京電力原発事
故農畜産物損害賠償対策協議会」は19日、福島第一原発事故に伴う営業損害の
賠償支払いを平成28年2月分で終了するとした政府、東電の素案に反対する意
見書を東電に提出した。 
 意見書では、(1)避難区域が解除されず、帰還ができていない中で確実に逸
失利益が発生する(2)農家所得の減少と農業基盤の減退がJAの営農・経済事
業の逸失利益発生の要因となっている(3)避難区域内・外ともに今後も営業損
害が継続的に発生する-と指摘。東電に損害発生の責任を再認識し適切な賠償を
継続するよう求めている。・・・ 結城氏らは同日、経済産業省も訪問し、高木
陽介副大臣に、「被害は収束しておらず、一律的な打ち切りは納得できない」な
どとした要望書を手渡した。」

9.●●「第2部営業損害(18) 園児数減 避難で加速 幼児教育 存続の危
機」福島民報
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2015/02/post_11532.html
「2万4873人-。平成26年10月現在の本県の子ども(18歳未満)の避
難者数だ。東京電力福島第一原発事故で放射性物質が拡散した。依然として、子
どもに与える影響を心配する父母は多い。避難区域内外を問わず私立幼稚園の経
営は窮地に立たされている。・・・・・
国と東電が素案を示したのを受けて、県私立幼稚園連合会は要望書を県に提出し
た。避難区域内の幼稚園や病院などは地域の基盤であり、他の地域に移ってしま
えば住民の帰還がさらに困難になる点などを明記して素案の撤回を求めている。
関さんは、園児が元気に遊び回る、かつての幼児教育の現場に思いをはせた。
「素案は受け入れがたい内容だ。これが通れば、県内の多くの私立幼稚園が閉園
に追い込まれる」=第2部「営業損害」は終わります。」

10.「福島・大熊町議会が安全協定了承 中間貯蔵施設」西日本2015年02月20
日 21時02分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/146927
「東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐ
り、建設予定地の福島県大熊町議会は20日、施設の建設や運営に関して国など
と結ぶ安全協定案を了承した。・・・・望月義夫環境相と竹下亘復興相から今月
8日、搬入開始の条件としていた県外での最終処分の法制化など国の取り組み状
況の説明があり、早期に搬入開始の判断をするよう要請があったと報告し
た。・・・」
・・・見通しもない「県外での最終処分」をあてにして・・・。

11.「福島県、除染廃棄物搬入を容認へ 中間貯蔵施設で」西日本2015年02月
21日 02時18分
全文「東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染廃棄物を保管する中間貯
蔵施設をめぐり、県が施設への廃棄物搬入の受け入れを来週にも判断する方向
で、地元の双葉、大熊両町と最終調整に入ったことが20日、関係者への取材で
分かった。25日にも望月義夫環境相が福島県を訪問し、内堀雅雄知事と会談。
この場で搬入容認を表明する可能性がある。
中間貯蔵施設は環境省が3日、双葉、大熊両町で廃棄物を一時的に置く「保管
場」の整備工事を開始。震災から4年となる3月11日までの搬入開始を目指し
ている。中間貯蔵施設は第1原発周辺の約16平方キロに建設する。」

12.「福島の汚染ごみ予定処分場、国有化を検討 望月環境相」2015年2月20
日19時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2N31HCH2NULBJ002.html
「東京電力福島第一原発事故により福島県内で出た指定廃棄物は民間処分場に埋
め立てるとする国の計画について、望月義夫環境相は20日、「責任をより明確
にしたい」と処分場の国有化を検討する考えを明らかにした。国有化は、対象の
民間処分場がある同県富岡町の町議会全員協議会で19日、宮本皓一町長が安心
を担保するためとして国側に求めていた。・・・・

13.「<指定廃処分場>高線量地区への新設「困難」河北新報2015年02月20日
金曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150220_63031.html
「東京電力福島第1原発事故で出た指定廃棄物などの管理型最終処分場設置計画
をめぐり、環境省は19日、福島県富岡町議会の全員協議会で町と議会に対し、
町内の高線量地区に新たに処分場を建設するのは困難との検討結果を伝えた。町
議からは「新設する努力を試みるべきだ」などの意見が相次いだ。遮断型施設の
新設が困難な理由として、同省は(1)広大な土地を確保する必要がある(2)
環境影響調査や地質調査など整備までに工程が多く長期間を要する-などの理由
を挙げて結論を伝えた。・・・・・・・・・」

14.「大熊の帰還困難区域、28日午後8時から“一部自由通行”」福島民友新
聞?2月20日(金)14時14分配信
http://www.minyu-net.com/news/topic/150220/topic4.html
「3月1日の常磐道全線開通を前に、政府は28日午後8時、東京電力福島第1原発事
故に伴う帰還困難区域内で通行を規制している大熊町の国道288号と県道いわき
浪江線の一部を自由に通行できるよう規制を解除する。政府の原子力災害現地対
策本部が19日発表した。通行できるのは自動車のみ。解除されれば常磐道の常磐
富岡インターチェンジ(IC)の利用者が、県道いわき浪江線と国道288号を通
り、郡山市方面に向かうことができるようになる。・・・・政府は時速40キロの
車で走行した場合の外部被ばく線量は約0.17マイクロシーベルトと試算した。
田村市方面から避難指示解除準備区域の同町の一部までは自由に通れるが、帰還
困難区域は通行許可が必要だった。政府はこのほか、常磐富岡-浪江IC間での
オートバイ
の通行も認めることも正式に発表した。」
・・・・被曝前提の通行許可!!

15.「帰還目標「16年4月」 南相馬市」河北新報2015年02月20日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150220_61005.html
「南相馬市は東京電力福島第1原発20キロ圏内の避難指示解除に向けた工程表
を作成した。従来通り2016年4月の帰還目標を堅持し、全域の一律解除を目
指す。工程表は18日の住民説明会で示された。・・・・
避難区域にある元の校舎での授業再開のめどについては、児童らが転校する可能
性もある小中学校などは「状況を見極めて16年4月以降」と幅を持たせた。避
難区域には小高区全域と原町区南部が含まれる。除染やインフラ復旧の進行状況
が異なるが、桜井勝延市長は「実際の解除に当たっては住民と十分に議論してい
く。現段階で一律に解除する方針に変わりはない」と話した。」

16.「福島被災地への介護職員派遣を延長-16年3月末まで、4施設が希望」医
療介護CBニュース?2月20日(金)19時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150220-00000001-cbn-soci
「厚生労働省は20日、福島第1原子力発電所の事故の影響で介護人材不足が続い
ている、同県南相馬市などにある施設への介護職員の派遣事業を、2016年3月末
まで1年間延長すると発表した。同事業では、全国の施設から応援を希望する介
護職員を募り、被災地の受け入れ施設のニーズとのマッチングを図っている。来
年度も引き続き、4施設で職員の不足が見込まれることから、事業の継続を決め
た。・・・・
・・・全国の施設に勤める介護職員の中から応援に行くことができる人を募り、
調整を行って応援職員を決めている。応援期間は2週間-3か月程度のサイクル
で、昨年末時点で延べ532人が派遣された。・・・・
今年1月から3月末までの期間については、南相馬市の「長寿荘」と「福寿園」、
「竹水園」(いずれも特別養護老人ホーム)、「長生院」(介護老人保健施設)、飯
舘村の「いいたてホーム」(特養)、広野町の「花ぶさ苑」(同)、いわき市の
「シーサイドパインビレッジ」(老健)の7施設で、計14-16人が常時不足し、全国
50の応援施設から延べ52人が派遣される見込み。これを合わせると、14年度の応
援者は延べ200人弱となり、前年度の実績より50人程度減ることになりそうだ。4
月以降は、「長寿荘」と「福寿園」、「いいたてホーム」、「花ぶさ苑」の4施
設で、職員不足が続く見込み。・・・」

17.「(国産無人機)<ドローン>南相馬で量産へ…復興への貢献期待」毎日
新聞?2月20日(金)21時22分配信
http://mainichi.jp/shimen/news/20150221ddm012020047000c.html
「総合試作メーカー「菊池製作所」(本社・東京都八王子市)は20日、東京電
力福島第1原発事故に伴い避難区域となっている福島県南相馬市小高区の工場
で、純国産の無人飛行機(ドローン)の量産に取り組むと発表した。同型機4機
が既に同原発構内で放射線量測定などに導入されており、廃炉促進と産業復興の
両面から、復興への貢献が期待される。無人飛行機は初の純国産で、千葉大の野
波健蔵特別教授(ロボット工学)らが開発した。・・・・同型機は受注生産の形
ですでに約100機生産され、農薬散布や鳥瞰(ちょうかん)撮影などにも利用
されている。野波特別教授によると、同原発では高濃度汚染水タンクなどの線量
測定に使われ、事故のあった原子炉建屋内に相当する放射線を72時間照射す
る実験でも、性能に問題がないことを確認したという。小高区の工場は、日中の
立ち入りはできる避難指示解除準備区域にあり、4月ごろから生産を始める。同
工場分を含め400機程度を量産・・・・」

18.「福島市新年度予算案は過去最大」NHK福島02月20日19時51分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055236451.html?t=1424463159217
「福島市の新年度の当初予算案は、住宅の除染を計画よりも前倒ししたことなど
から、一般会計の総額が2100億円あまりと、過去最大だった今年度をさらに
上回る規模となっています。・・・」

18’.「46都道府県が税収増=2015年度当初予算案―時事通信調べ」時事通信?2
月20日(金)16時13分配信
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015022000582&g=eco
47都道府県の2015年度一般会計当初予算案が20日、出そろった。・・・・景気回
復や地方消費税の増収などを反映して、福岡を除く46都道府県が地方税収の増加
を見込んだ。・・・東日本大震災の被災地では、震災と東京電力福島第1原発事
故からの復興加速に向け、福島が過去最大規模となった。」?

19.●●●「福島・南相馬「野生サル」セシウム影響、骨格筋に蓄積傾向」福島
民友02/20 09:50
全文「福島、南相馬の両市で2013(平成25)年以降に捕獲された野生のニ
ホンザルの体内組織を調べた結果、骨格を動かす筋肉の「骨格筋」に放射性セシ
ウムが蓄積する傾向があることが19日、東北大などの研究で分かった。成分が
近いカリウムなどと共に、セシウムが筋肉に交じりやすい性質を裏付けた。環境
省が都内で開いた野生動植物への放射線影響に関する意見交換会で、東北大加齢
医学研究所が報告した。野生のニホンザルは除染が進んでいない山林地帯に生息
し、内部と外部の両面で被ばく量が多いとみられる。サルの被ばく傾向を調べ、
ヒトへの健康影響の解明に役立てる。」
・・・・・こんな頃がわかっても、基準以下の食品の生産を今後も容認しますか?!

20.●●●「「シロメバル」275日で半減 東京海洋大・セシウム濃度調査」福島
民友(02/20 09:50)
全文「東京海洋大は19日、富岡沖で採取したシロメバルの放射性セシウム濃度
を調べた結果、体内に取り込まれた放射性物質の量が半分に減るまでの時間(生
物学的半減期)は275日との推計結果を明らかにした。一般的な魚類は
50~100日程度で半減しており、シロメバルは2~5倍以上も長い。都内で
開かれた環境省の意見交換会で報告した。同大によると、体内に取り込まれた放
射性物質は、代謝や排せつによって体外に出されることで徐々に減る。シロメバ
ルは水温が上がるほどセシウムが減る傾向にあり、代謝が影響しているとみられ
る。体の大きさや性別で減少の速度に違いはなかった。」
・・・量の多少はあっても摂取すれば、体に蓄積することがこれでもわかります!!

21.「福島でのワイン、リキュール生産を三菱商事が支援へ 復興支援で」産
経新聞?2月20日(金)19時25分配信
http://www.sankei.com/economy/news/150220/ecn1502200039-n1.html
「三菱商事は20日、三菱商事復興支援財団を通じ福島県の郡山市と連携協定を
結び、ブドウなど福島産の果物を使ったワインやリキュールの生産事業を支援す
ると発表した。生産と加工や販売を連携させることで農産物の付加価値をあげる
六次産業化で雇用創出や農家の自立を支援する狙いがある。醸造所には見学コー
スも設け、周辺の観光地や温泉と連携し新観光名所に育てる。福島県の農業は原
発事故後の風評被害が復興の足かせで、国内外の販売ネットワークなど商社機能
を活用し復興支援に貢献する。品川萬里郡山市長は「果樹や園芸強化に強力な
助っ人。イノベーションにつなげたい」と期待感を示した。・・・・」

22.「震災後初アスパラ新品種 県「ふくきたる」開発 需要多い早春収穫」
福島民報?2月20日(金)11時53分配信
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022021078
福島県は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の発生後、初めてとなるアス
パラガス県オリジナル品種「ふくきたる」を開発した。日本の主力品種「ウェル
カム」に比べて露地、ハウス栽培ともに収穫時期が早く、需要が多い春先の市場
に参入できる。収量も2割ほど多い。・・・本県のアスパラガス生産額は震災
後、減少が続いている。20、21年は16億円、22年は15億円だったのに
対し、震災が起きた23年は13億円に減少、24年は12億円まで落ち込ん
だ。畠利行県農林水産部長は「福島のアスパラガスは市場で人気がある。県の主
力品種として広めていきたい」と話している。」 

23.「(飯館村)(プロメテウスの罠)宮司は残った:1 今年も静かな年明
け」朝日新聞デジタル?2月20日(金)16時0分配信 (有料記事)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11610874.html?iref=comtop_list_ren_n10
「◇No.1190 2014年の大みそか。深夜に入り、福島県飯舘村は雪が
しんしんと降り始めた。道は見る見るうちに白くなり、中央線の位置さえ分から
なくなった。福島第一原発から放射能が降り注ぎ、11年5月に全村避難が始
まった。それから3年7カ月。誰も住まない村は、静か過ぎる年末を迎えてい
た。誰もいないはずの、村役場の北約3キロにある綿津見(わたつみ)神社は、
拝殿や社務所に明かりがともっていた。参道の石畳は雪が掃き清められ、左右に
一対のかがり火が据えられた。拝殿では、白衣を着た氏子らが大小様々なお札を
神前に並べていた。・・・
神社の元日は普通、暗いうちから初詣の人たちが列をつくってさい銭を投げ、柏
手(かしわで)を打つ。しかし、綿津見神社は震災後、そんな風景とは無縁に
なった。多くの村民が避難する福島市からでも、山道を車で小一時間かかる。い
くら元旦でも、無人で真っ暗な村に帰るのは気がひけるらしい。しかし、多田は
あの日からずっと神社に住み続けている。「宮司が神様のところを離れるわけに
いかないでしょ」・・・飯舘村の神社にひとり残った宮司の暮らしを見つめます。」

24.「(福島県)19日県内各地の放射性物質検査結果・県内13箇所の放射線
量測定値」福島民報2月20日朝刊紙面
http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
※ここにある数値は、モニタリングポストの周辺が除染された環境にある結果です。
※この紙面は、同じURLで毎日更新されています。
・・・・「放射性物質の検査結果(野菜・山菜・キノコ・穀類)」

25.「(栃木県)【全県】環境放射能の調査結果(原子力規制委発表)」下野
新聞2月20日17:30
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20150220/1876113
「▼空間放射線量率(20日午後5時。単位はすべてマイクロシーベルト/時。地上
1メートルで測定。宇都宮(下岡本町)のみ高さ20メートル)・・・・・・・」

26.●●●「福島事故放出セシウム 手賀沼など底土高濃度」東京新聞2015年2月20日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2015022002100008.html
「東京電力福島第一原発事故による首都圏の放射能汚染問題で、本紙は新たに千
葉、茨城両県にまたがる水郷地帯の湖沼を調べた。これまで調べた東京湾や主要
河川と比べ、大幅に高い濃度の放射性セシウムが検出された。水の入れ替わりが
少なく、流入したセシウムが抜けにくい地理的な特徴が影響していそうだ。・・・・
調査は一月二十六、二十七の両日、環境省の調査でも高濃度汚染が確認されてい
る手賀沼(千葉県)をはじめ、印旛沼(同)、茨城県内の霞ケ浦や牛久沼で行っ
た。流れ込む川がどう影響を与えているかに着目し、計三十二カ所で底土や河川
敷の土を採取。土は乾燥させた後、測定器で三時間以上かけてセシウム濃度を
測った。
 その結果、汚染が目立ったのは手賀沼で、沼の中心部や利根川につながる堰
(せき)内の底土の放射能濃度は、乾燥させた土一キログラム当たり一〇〇〇ベ
クレル超を計測。流入部から流出部まで高い値が出た。環境省の直近の調査で
は、三二五~三六〇〇ベクレルとさらに高い値も出ている。・・・
◆調査7回 各地の汚染今も 本紙は昨年五月から、福島第一原発事故による放
射性物質の汚染状況を調査しており、今回が七回目。福島県楢葉町の農地では水
源の深刻な汚染を明らかにしたほか、いわき市志田名(しだみょう)地区では表
土の除去が遅れ、農地の回復が遅れている現状を報じた。東京湾や首都圏の主要
河川でも要警戒レベルの汚染が続いている。」・・・詳細は検索してどうぞ。


原発立地地域、
27.(北海道)ヨウ素剤、住民に説明 泊原発5キロ圏、共和で開始」北海道
新聞(02/20 06:50)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/593509.html
「【共和】原発事故時の甲状腺被ばくを抑えるため服用する安定ヨウ素剤の住民
説明会が19日、北海道電力泊原発(後志管内泊村)に隣接する同管内共和町で
始まった。今後の配布に向けて効果や副作用を説明し、アレルギーの有無を確認
する目的で、道と同町が道内で初めて行った。ヨウ素剤を服用すると、まれに副
作用やアレルギー反応が起きる。このため原子力規制委員会は、全国の原発5キ
ロ圏の住民に対して事前の説明会を開くよう、関係自治体に求めている。道内で
は共和町と泊村の一部地域が5キロ圏内に該当する。説明会は、錠剤配布できな
い3歳未満を除く住民が対象で、共和町では約700世帯1500人。各世帯1
人以上の出席が求められ、発足(はったり)克雪管理センターで開かれた初
回は約90人が参加した。泊村も3歳以上の全村民約800世帯1700人を対
象に、21、22日と3月1日に計6回、説明会を開く。村はヨウ素剤を4月以
降に事前配布する予定だ。」
・・・飲まないでよいように、原発は廃炉を決めてください。

28.(宮城)「女川原発周辺5市町、東北電と安全協定締結へ」朝日デジタル
2015年2月21日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASH2L7FMXH2LUNHB00X.html
「東北電力女川原発周辺の5市町と東北電が近く、安全協定を結ぶことになっ
た。5市町の首長は20日、登米市内で会議を開き、協定案について合意した。
東北電も了承する意向を示した。5市町は、県を通じて再稼働への意見を伝える
ことができるようになる。5市町は、登米市、東松島市、涌谷町、美里町、南三
陸町。いずれも女川原発30キロ圏内にある。東北電はこれまで原発が立地する
自治体(県、女川町、石巻市)と協定を結び、再稼働の時には事前了解が必要と
定めていた。・・・・・・・・・・・」詳細は検索を。有料設定?

29.(静岡県)「浜岡再稼働の意見集約 静岡県知事「県民に聴くのが筋」」
静岡新聞(2015/2/20 07:54)
全文「川勝平太知事は19日の県議会2月定例会で、中部電力浜岡原発(御前崎
市佐倉)の再稼働に対する意見集約の方法について「県民に直接意見を聴くのが
筋で、それを拒んではならない」と述べ、県民投票の実施が望ましいとの考えを
あらためて示した。柏木健氏(無所属、磐田市)の一般質問に答えた。知事は
「原則論として主権は国民、県民にある。国民投票も憲法にうたわれているくら
いだ」と述べ、再稼働の是非を議論する段階で、県民の意向把握が不可欠との認
識を示した。
一方、「今は再稼働するような動きは全くないと見ている。そもそも使用済み核
燃料の処理方法も決まっていないし、置く所も実質ないに等しい」と説明。当面
は中電が実施する安全対策を注視する姿勢を見せた。」

30.「京都・舞鶴市、一般会計360億円 人口対策に重点」京都新聞?2月20
日(金)22時49分配信
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150220000168
「京都府舞鶴市は20日、一般会計360億1500万円、10特別・企業会計
を合わせた総額649億9200万円の2015年度当初予算案を発表し
た。・・・・・歳入は、市税収入を1・3%減の123億6400万円と想定。
市民に多い国家公務員の給与減額終了で市民税は2・8%増を見込むが、関西電
力舞鶴発電所の減価償却が響き、固定資産税を3・5%減と見積もった。原発周
辺自治体に配分される原発交付金は前年度同額の2億円で、主に公園などの整備
に充てる。」

30’.「京都・舞鶴市長 高浜原発再稼働の容認、議会に判断要請も」京都新
聞?2月20日(金)23時8分配信
全文「京都府舞鶴市の多々見良三市長は20日の定例会見で、関西電力高浜原発
(福井県高浜町)の再稼働を容認する条件として挙げた4条件について、満たし
たかどうかの判断を議会に求める可能性を示した。
多々見市長は再稼働の条件について、国の責任で再稼働▽実効性ある避難計画▽立
地自治体に準じた安全協定と覚書▽国の責任で説明会-の4条件をあらためて挙
げた。4条件が満たされたかどうかの判断については、川内原発(鹿児島県薩摩
川内市)の再稼働推進をめぐる陳情の議会議決後に首長が容認を表明した県と同
市を「一つの前例」とし、「府とのからみもあり、現時点では決めていないが、
可能性としてはありうる」と述べた。
また締結を予定する立地自治体に準じた安全協定と覚書について、関電側が今回
の高浜原発の再稼働は、事故後の運転再開などで行う事前説明には「該当しな
い」との考えを示していることに対し、「通常の定期点検ではない。特殊なケー
スだからものが言える」とした。同意権については「国が責任を持って(再稼働
を)決めたなら、なかなか難しい権利だ」と述べた。」

原発施設、
31.「原燃、活断層100m延長と報告 規制委、再検討を要請」共同通信
2015/02/20 17:43 http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015022001001894.html
「原子力規制委員会は20日の審査会合で、日本原燃の使用済み核燃料再処理工
場(青森県六ケ所村)の近くにある活断層「出戸西方断層」(長さ約10キロ)
の南端は、工場のある南側にさらに約100メートル延びるとした原燃の追加調
査結果を審議した。規制委側は、さらに南側に続く可能性がないかどうか再検討
するよう求めた。・・・・・・・」

電力、
32.「海輪東北電力社長、再値上げ回避へ効率化徹底」時事通信?2月20日
(金)20時0分配信
全文「東北電力 <9506> の海輪誠社長は20日、東京都内で記者会見し、東通原発
1号機(青森県)など保有原発の再稼働が遅れていることに伴う電気料金の再値
上げの可能性について、「効率化で(悪影響を)吸収して再値上げという事態に
至らないようにしたい」と、回避に全力を尽くす考えを示した。」
・・・・会社も原発再稼働なしでも値上げなしで頑張ると。

昨日、9.の記事で既報、
33.「東北電労組ベア要求へ 6年ぶり」河北新報?2月20日(金)13時25分配信
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150220_72029.html
「東北電力労働組合が今春闘で、東日本大震災以降で初めてベースアップ(ベ
ア)要求を行うことが19日、分かった。要求額は30歳モデルで月額3200円。24日
に要求書を提出する。業績回復を理由にしており、ベア要求は2009年以来6年ぶ
りとなる。・・・・
東北電は震災による設備被害と原発停止の影響で業績が悪化。13年には同9月の
電気料金引き上げに向けて、一般社員の基準内賃金を平均5%引き下げていた。
15年3月期連結決算は、料金引き上げに伴う増収効果などにより2期連続の黒字を
見込んでいる。?

34.「<発送電分離>電事連会長「実施前の検証次第では延期も」」毎日新
聞?2月20日(金)21時41分配信
http://mainichi.jp/shimen/news/20150221ddm008020077000c.html
「電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)は20日、電力会社から送配電
部門を切り離す「発送電分離」を巡り、実施前に電力需給状況などを検証する手
続きが盛り込まれたことについて、「我々の要望内容が記載された。問題が生じ
ている場合は、実施延期も含めて柔軟に改革を進めてほしい」と述べ
た。・・・・・」
・・・こちらの方は、いつもこのような態度ですね。

34’.「電事連会長、発送電分離に懸念示す 「安定供給維持に検証を」西日
本電子版2015年02月21日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/56385/1/

35.「1月の電力販売、9カ月連続減 産業用が前年下回る」西日本電子版
2015年02月20日 12時12分 更新
全文電気事業連合会が20日発表した1月の電力需要実績(速報)によると、電
力10社を合計した販売電力量は前年同月比0・3%減の801億7700万キ
ロワット時で、9カ月連続のマイナスとなった。産業用の「大口電力」が前年同
月の実績を下回ったのが主な要因。大口電力は1・8%減の211億200万キ
ロワット時で、前年を下回るのは9カ月連続。前年は消費税増税前の駆け込み需
要を見越した生産増により好調だった。この反動とみられ、電事連は「実際の生
産活動はそれほど弱くはない」と分析した。
家庭向けの「電灯」は0・9%増の335億6700万キロワット時で、9カ月
ぶりにプラスとなった。商業施設など「業務用」が1・1%減の158億
6400万キロワット時だった。電力各社によると、東京電力、関西電力、九州
電力を除く7社の販売電力量が増加した。」

自然エネルギー、
36.「(フロントランナー)佐藤裕之さん 「おらほの風車を見上げる日は、
そう遠くはない」」朝日デジタル2015年2月21日03時30分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11609584.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11609584
長い記事「・・・・そもそも、地方の地場工場で、発電用の風車造りは可能なの
でしょうか。もちろん、できます。今までは、欧州などの「風力先進国」で造ら
れた完成品を輸入してきましたが、風車の発電機や内部の部品は、自動車や飛行
機と似たようなものです。部品は数え方によって3万点とか5万点とか言われま
すが、ネジやボルトなど、そのまま転用できるものも少なくありません。福島県
の白河市から「うちの作ったブレーキも風車に使えるはずだ」とわざわざ秋田を
訪ねてくれた工場主もいたくらいです。・・・・・」

37.「青森・横浜に風力発電所 町が民間と共同出資」河北新報2015年02月20
日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150220_22032.html
「青森県横浜町は19日、くろしお風力発電(茨城県日立市)との共同出資で、
風力発電の特別目的会社を設立し、町内に風力発電所(最大出力3万2200キ
ロワット)を建設すると発表した。2018年1月の営業運転開始を目指
す。・・・・

海外で、首相が、
38.「日カタール首脳、LNG供給や対テロ協力で一致」読売新聞?2月20日
(金)23時30分配信
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150220-OYT1T50128.html
「安倍首相は20日、カタールのタミム首長と首相官邸で会談し、中東の安定に
向けテロ対策で協力を強化し、同国から日本への液化天然ガス(LNG)の安定
供給を続けることで一致した。原子力発電所の運転停止により、日本ではLNG
火力発電への依存が強まっており、タミム氏はLNG供給を「安定的で信頼でき
る方法」で拡大すると表明した。・・・・安倍首相は20日、カタールのタミム
首長と首相官邸で会談し、中東の安定に向けテロ対策で協力を強化し、同国から
日本への液化天然ガス(LNG)の安定供給を続けることで一致した。原子力発
電所の運転停止により、日本ではLNG火力発電への依存が強まっており、タミ
ム氏はLNG供給を「安定的で信頼できる方法」で拡大すると表明した。」
・・・首相の安易な表明、危ないですね。

参考記事、
39.「『東京ブラックアウト』若杉冽×古賀茂明 告発対談 「キャリア官僚
はメルトダウン中に再稼働を考え始める生き物です」」現代ビジネス?2月20日
(金)11時1分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150220-00042017-gendaibiz-bus_all
・・・・長~い記事です。時間のある時に検索してどうぞ。

40.「「廃炉ビジネスは原発地元に重要」 一橋大大学院教授が講演」福井新
聞ONLINE?2月20日(金)8時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150220-00010001-fukui-l18
「一橋大大学院の橘川武郎教授は19日、北陸経済連合会が福井市内のホテルで開
いた会員懇談会で「エネルギー政策と北陸経済」と題して講演。「廃炉ビジネス
は成長産業。原発の地元経済にとっては重要になる」と述べた。橘川氏は、資源
小国の日本では、原発を含むエネルギーの選択肢を安易に放棄すべきではないと
指摘。また「多くの政党は『原発ゼロ』のスローガンのみ。今ある使用済み核燃
料をどうするか答えていない」と述べた。使用済み核燃料の地層処分は、場所と
数万年にわたる管理の問題が解決できないとし「原発は人類にとって2050年ごろ
までの過渡的エネルギーにとどまるのではないか」と話した。・・・・」

41.「戦後70年・原子の森、深く:第2部・孤高の闘い/14 科学者は籠
もるな」毎日新聞 2015年02月20日東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20150220ddm002010053000c.html
「・・・・森さんは(旧)日米原子力協定の問題点として<協定中に実験用原子
炉すべてについての「情報交換」がうたわれているが、(略)実験炉でも秘密が
あるのだから(情報提供は)大して期待はできない。協力でつくった原子炉以外
の実験炉についても、情報を一方的に渡さねばならないのは不当であろう(略)
アメリカ民間産業との直接取引(略)は、日本のように国内体制の皆無のところ
では非常に危険である(略)アメリカが日本を原子力発電市場と考えているの
は、燃料資源の問題よりも(米企業)資本輸出に重点があることは明らか>。さ
らに、燃料の濃縮ウランを米国から借りた場合、<万一本当の事故がおきたと
き、燃料の分析を許されていない日本の科学者はどうすればよいのであろうか。
・・・・」
・・・・この記事、興味のある方は検索をして過去記事も含めて検索でしてどうぞ。

42.「BOOK:『しろさびとまっちゃん 福島の保護猫と松村さんの、いい
やんべぇな日々』=太田康介・著」毎日新聞 2015年02月21日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20150221ddm013040021000c.html
「福島県富岡町で暮らす白猫の「しろ」とさび柄猫の「さび」。2013年、子
猫だった2匹は保健所へ送られる直前に、まっちゃんこと「松村さん」に助けら
れた。松村さんは海外の報道では「福島のラストマン」と呼ばれる人物。東日本
大震災直後から福島第1原発の20キロ圏内にとどまり、取り残された牛など動
物たちの世話をしてきた。・・・・」

今朝届いた西日本新聞朝刊紙面では、
7面経済面に、34’.の記事。

今朝は以上です。(2.21.5:59)
※この新聞記事紹介は、次のフェイスブックにも毎日貼り付けています。 
⇒ https://www.facebook.com/yasuyuki.funatsu

★ 近藤 さんから:
《TBSニュース》より
 翁長知事は、前の知事が行った辺野古の埋め立て承認ついて、有職者でつくる
第三者委員会が夏ごろまでに出す検証結果をふまえて、承認の取り消し・撤回を
検討する考えを示しました。また、普天間基地の5年以内の運用停止も、引き続
き、政府に求める方針です。
 こうしたなか、国は辺野古移設に反対して座り込みを続ける市民らに対し、今
月26日までに基地のゲート前の歩道に設置したテントを撤去するよう指導しま
した。要請に従わない場合は、「道路法など関係法令に基づいて適切に対処す
る」としていて、テントの強制撤去も含めて検討しています。これに対し、座り
込みを続ける市民らは、要請に応じるつもりはないとして反発を強めています。
(19日20:56)

-----集会等のお知らせ------

【九電本店前ひろばテントから生まれたオリジナル曲】
    ●「きみへ」 さよなら原発!●
http://youtu.be/kCyPiK48E00
作詞・作曲者y.y 演奏・画像(池田制作)

「きみへ ~さよなら原発!福岡~ 」
http://youtu.be/WZb9zgoMY8s  
編曲・歌 荒木美帆(声楽家)

<私のフェイスブック>
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

●「さよなら原発!福岡」例会 2月23日(月)18時30分から●
福岡市人権啓発センター
場所:福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号(あいれふ8階)
  地図 http://www.kenkou-support.jp/access/
「さよなら原発!福岡」ホームページ
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

● さよなら原発!3・11福岡集会●
 <福島を忘れない・原発再稼働を許さない>
3月11日水曜日当日
第一部 集会 警固公園午後2時から3時 デモ3時から天神周辺
集会チラシ http://tinyurl.com/kka9263

第二部「日本と原発」の上映会
福岡市立中央市民センター 午後6時開場 上映6時30分
参加費:500円
上映会チラシ  http://tinyurl.com/lk26ckl

<託児室があります。>
事前予約申し込み連絡先 電話090-5721-6218(そがべ)
メール [email protected] (あさの)
<24時間以内に確認メールを送りますので、
このアドレスからのメールを受信できるように設定お願いします。>

● 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 ●
    判決公判 2015年3月20日(金)15時、佐賀地裁。
ホームページ http://www.facebook.com/genkai.genpatsu

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第12回裁判判 4月24日(金)14:00から 佐賀地裁
原告総数 原告総数 総数8962(1/29現在)
  ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html

○-----------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
      <九電本店前ひろば、2015年1月5日(月)から> 
  午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設) 
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
 場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
    ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
 <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

☆九電本店前ひろばカンパよろしくお願い致します☆
    【カンパ振込先 】
①<郵便振替>
    口座記号番号 01770-5-71599
    加入者名 さよなら原発!福岡
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平和な有明海

Author:平和な有明海
修の呟きにようこそ!
佐賀市在住です。平和や障がい者、有明海問題に強い関心を持っています。1950年生まれ。戦争法廃止、原発廃止、有明海再生、障害者と共生できる社会づくりを目指します。

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