<book25/2『戦争詩』(四國五郎:四國光編)>
★ 松岡 勲 さんから:
<book25/2『戦争詩』(四國五郎:四國光編)>
四國五郎著(四國光編)『戦争詩』(藤原書店)を図書館で借りて、読んだ。四國光さんは四國五郎の息子さんだ。私は先に四國光著『反戦平和の詩画人 四國五郎』(藤原書店)を読んでおり、趙博さんの公演「ヒロシマの母子像―四國五郎と弟・直登」とセットで光さんの講演を聞いている。私は父が中国で戦死していて、まもなく80年目の命日が来る。私の年齢でも(80歳だが)戦死した父の置かれていた状況やその時の父の姿を想像することは困難だ。にも関わらず、私よりうんと若い光さんが、お父さんが戦争中に置かれた状況やその姿を鮮やかに描き出される。すのことに強く感動した。この本は手元に置いておきたいので、購入しようと思う。
<生誕百年記念――幻の未公刊詩集を初出版!>
詩・散文・絵画のすべてを駆使して「反戦平和」を訴えた詩画人、四國五郎(1924-2014)。没後、膨大な遺品の中から、「戦争詩」と大書された一冊のノートが発見された。1944年の入営から抑留までの約1年、一兵卒として見届けた「戦争」が詩として刻みつけられている。1966年に執筆され、公刊を意識して清書までされながら、世に出されなかった幻の詩集を、生誕百年の本年、遂に公刊。当時の経験を描いた本人の挿画を添え立体的に構成!(藤原書店のサイトより)
(第5014日目☆原発とめよう!九電本店前ひろば★より)