比治山大学の学生さんに講義をしました。
昨日は、午後6時から、比治山大学現代文化部子ども発達教育学科の主に一年生に話しに行きました。
毎年行っていますが、今年は昨年よりもさらにパーションアップして準備をしました。性被害ワンストップセンターのこととLGBTについて。この準備がなかなか大変で、時間がかかりました。
この学科の多くの学生が教師になります。自分自身のこれからと、教師になった時の教育について、双方を理解してもらうようにという話です。
2時間、びっちり話した後、司会の先生から「何か感想でも、質問でもありますか?」と学生に聞くと、サッと沢山の手が上がって、びっくりしました。学生たちはとても積極的です。こんなに手が上がるなんて考えていませんでしたので。さくらかと思って後で聞くと、全然そんなことはなく、全て学生たちの意志でのことだと。質問には、丁寧にお話しましたがとてもうれしかったですね。
さらにうれしかったこと。講義が済んで控室に帰った所、そのドアの前に二人の男性が立っていました。そして、「1年生の時に先生の話を聞きました。今は社会人になっています。教師をしています」と。「どこの学校ですか?」と尋ねると、「〇〇小学校です」と。「わあ、〇〇小学校は、かつて、とても積極的に性教育に取り組んだ学校ですよ。今は、その学校のOBの先生たちと一緒に性教育の勉強会をしていますよ。」と話しました。私の話を聞いた学生たちが、こうして現実に教師となって働いていることを知って、さらにうれしかったと言うことです。
今年も私を呼んで下さってありがとうございます。とあらためて先生方に感謝しました。私の話を聞いて下さった学生さんたちに幸あれ!
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