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みーぽんBLOG from カリフォルニア
カリフォルニアから時事、政治、環境、日米比較などランダムに綴ります
NHK 新経営委員長が安倍首相に近い古森氏に
メディアの本丸はもうネットに移ったな、という印象。たった今、夫と私でマイク・グラベルセカンド・ライフ内の選挙本部を訪れ、キャンペーン担当者とチャットしてきました。懸案となっている「国民医療システム」については、国民皆保険ではなく「バウチャー制」を取っているとの事。日本で選挙前にこんなこと、候補者の陣営のスタッフと気軽にできるなんてありえなーい、という感じです。

さて、今朝真っ先に気になったのはこちらのニュースでした。


東京新聞:政治との距離 疑問の声 NHK新経営委員長に古森氏   


二十六日開かれたNHKの経営委員会で、新委員長に古森重隆・富士フイルムホールディングス社長が選出された。経営委員会は、NHKの予算・事業計画を最終的に承認する機関。そのトップは強い権限を持っているが、古森氏は安倍晋三首相に近いとの見方もあり、「政治との距離」の点で、放送に詳しい有識者の間からは疑問の声も出ている。 


それでちょっとこの件についてどんなブログが書かれているか見てみようと思ったら、重大な事実を発見しました。


なんと、本来、NHKの経営委員長は互選されるべきはずが、すでに1ヶ月前には政府の方針で決まっていた、ということが、Rolling Beanさんのブログ(JCJ機関誌ブログからの転載)にのっていました。


5月18日付けの全国紙は、空席になっているNHK経営委員長に政府が富士フイルムホ-ルディングス社長の古森重隆氏を起用する方針を固めたと報道しました。この報道が事実とすれば、政府は放送法に違反することを承知のうえで、NHKの最高意思決定機関の長の選任にあからさまに介入したことを意味し、私たちは激しい憤りを禁じ得ません。





視聴者を代表しての署名活動が行われたようですが、残念ですがそのことさえ知らぬままに決まってしまいました。
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gonさん応援:「まだ見ぬ友人へ」
「そいつは帽子だ!」のgonさんが、ワシントン・ポストへの広告に対してアピールを書かれました。

賛同を評してこちらに全文転載させていただきます。

それから、拙いですが、英語の翻訳も載せます。
(どなたか間違いやよりよい表現があればご指摘いただければ幸いです。)英語版はわたくしの英語版MySpaceブログにも載せる予定です。
6月28日追加:以下の英訳はネイティブチェック済みです。
英語メディアへにご自由に転載していただいて結構です。
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マイケル・クレア ペンタゴン、グローバルな石油のガブ飲み屋
前回触れた、「血と油」の著者、マイケル・クレアのエッセイ「米国国防総省V.ピークオイル」を紹介します。

これを読むと、米軍の戦略が「アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ」を守るためだ、とよく大統領が言うとおり、石油資源の確保と結びついていること、しかしそれが逆に石油の大量消費につながっているばかりか、石油価格の上昇によって軍事予算も圧迫していることがわかります。

日本の対米依存も石油資源の問題と切り離して考えることはできません。また、今後もし自衛隊がさらに補強されるなら、日常の訓練のためだけでも、石油の消費量はさらに増えるでしょう。

この文で直接触れられてはいませんが、米国がことさらイランを敵視するのは、イランには豊富な石油資源がある、ということを念頭におくと一気にわかりやすくなります。

クレアが言いたいことは結局最後の文章に集約されています。

ちなみに前段の紹介文はトム・ディスパッチの編集者、トム・エンゲルハートによるものです。長いのでお時間があるときにどうぞ。
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アマゾン投票、立花隆、品川正治、イラクと石油その他
忙しいです。私の唯一の自由時間は通勤中の読書時間と昼休みぐらいなので、気になることは色々あっても書く時間がありません。なので今日は箇条書き。

1.気になっていること
政治資金規正法の改正の成立
G8への無関心
アマゾン憲法改正を問うアンケート

2.注目記事
月間現代7月号 立花隆 護憲論
週刊朝日 長妻議員とジャーナリスト岩瀬達哉の対談
Tom Dispatch 「血と油」マイケル・クレアのエッセイ「ペンタゴンこそ石油のガブ飲み」

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シビリアン・コントロールとは市民の管理?
自衛隊による市民運動の監視に関して、まっさきに思い浮かんだのは、9.11以来米国において「テロ捜査」の名目で、FBIが反戦団体や平和運動の監視や捜査ばかりしている件でした。わたしは無邪気なもので、「日本の平和運動はここまで監視の対象にはなってないだろうなあ」ぐらいに思っていたので、「シビリアン・コントロール」の元におかれるべき自衛隊シビリアンを監視するというここまでひどい越権行為をしていたのには、たいへんショックでした。

さらにそれを指摘された久間防衛大臣の答弁にもさらにびっくり。いったい自衛隊法のどこに、市民団体の監視を正当化する文言があるというのでしょう。
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テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

徴兵制が戦争する国家を招くのか
「マガ9」のリンクとかトップに貼っておいてなんたるタイトルか、という感じですが、教育勅語精神の復活とか、ボランティアの義務化(という論理破綻はおいといて)とか、大学の9月入学は徴兵制をもくろんでいるからじゃないか、という議論をときどき目にします。

最近は「平和のために小さな声を集めよう」の眠り猫さんが、自民党草案の憲法18条改正は戦争する国家を作りたい安倍政権が、徴兵制も狙っている証拠ではないかと指摘をされています。

わたしの政治的なスタンスは眠り猫さんと一緒だと思います。憲法もいじりたくないし、軍隊も持ちたくない。

だけれど、眠り猫さん自身がおっしゃるとおり、
>九条改憲に賛成の人たちの多くも、自分が戦場に送られるとは考えていない
と思っているのは、現在徴兵制がないからでもあります。
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国益のためなら腐敗は正当化されるべきなのか
松岡大臣の自殺はショッキングでしたが、「還元水」のみで死ぬわけは無く、また「安倍が辞任させなかった」こと以上に深い根っこの問題はあるわけで、ちょっと文章に落とせるほど消化するのに時間がかかりました。

松岡大臣の死がわたしに投げかけたおおいなる疑問は、「国益の保護」のためなら、談合も癒着も正当化されるべきものなのか、ということでした。

都会育ちのわたしにとって、自民党の議員が地元の企業から賄賂をもらい、地方に仕事を持ってきつつ、特殊法人の天下り先も確保する、、この構図にはずっと嫌悪感をもってきました。これがわたしが長いこと国内の政治に関心を持つことができなかった理由でした。

死の理由が自殺か他殺かということはどちらであれ、さまざまな記事を読むと、農政、そして農水族が市場開放の圧力にさらされて追い詰められていたことが伝わってきます。
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プロフィール

みーぽん

Author:みーぽん
複数の外資系秘書を経て英語通訳者に転身、2007年に夫の地元カリフォルニア州サンタクルーズに引っ越しました。
2年間こちらで環境金融の会社のアドミ&会計を担当した後、2009年からフリーで通訳・翻訳をしています。
TwitterのIDは@miepongです。



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