Politique:第二次安倍内閣の女性閣僚関連記事
女性閣僚が過去最多タイで、ラガルドさんにも自慢しているようだが、よりにもよってこんな人達だったというのを、備忘録として記録しておきたい。
母乳強制、DV擁護、中絶禁止...安倍内閣・女性閣僚の「反女性」発言集
この記事の中で全部が正当な評価かというと、ちょっとこじつけているところもないわけではない。
しかし、酷い人達であることは確実である。
念の為に、小渕優子さんだけはここで槍玉に挙げられておらず、実際「親学」にも「日本会議」にも近づいてはいないようだ。十把一絡げに安倍内閣の女性閣僚としてくくられるのは気の毒である。
上記記事で挙げられている発言は以下のとおり。
・「性教育は結婚後に!」山谷えり子の頭の中にはちょうちょが飛んでいる?
教育再生担当として内閣総理大臣補佐官を務めていた際、「親学に関する緊急提言」を出そうとしたことが有名だが、これは「子守歌を聞かせ、母乳で育児」「授乳中はテレビをつけない」という、「教育再生でどうしてそれ?」と多くの人が首を傾げるシロモノ
「女性は女性らしく」「女性は母親という神聖な役割をになっている」ということを繰り返し主張
・「子どもができた」という言葉は禁止! 有村治子のオカルト的中絶反対論
例の、靖国神社で英霊様から教えてもらうという発言に関連してである。「女性問題に無関心な一方で有村は夫婦別姓や人工中絶に大反対している。」と評されている。
・婚外子の権利に「悔しい」発言 高市早苗は自分の権利を守りたいだけ?
最高裁判決による法改正に対しての発言である。
・「家族を崩壊させるからDVとかいうな!」稲田朋美の狙いは家父長制復活
極めつけの感のあるこの人だが、男女共同参画社会基本法にも反対のようである。
「いまや「DV」といえばすべてが正当化される。DV=被害者=救済とインプットされて、それに少しでも疑いを挟むようなものは、無慈悲で人権感覚に乏しい人非人といわんばかりである。まさに、そこのけそこのけDV様のお通りだ、お犬さまのごとしである」「DVという言葉が不当に独り歩きすれば、家族の崩壊を招きかねない」(「別冊正論」第7号/07年)
もうこれを活字媒体で残すというのが凄い。
女性問題にかぎらず、以下のような発言もまた、本当かと目を疑うような内容だ。
「正論」11年3月号に掲載された元空将・佐藤守との対談では、「日本独自の核保有を、単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべき」と主張。徴兵制にも高い関心を示し、対談相手の佐藤が現状では必要ないと言っているにもかかわらず、「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」と提案し、「「草食系」といわれる今の男子たちも背筋がビシッとするかもしれませんね」と締めくくっている。
核武装と徴兵制ですか。
菅官房長官がいつ頭痛を発症するか・・・。
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