札響通算555回目の定期演奏会
今日の札響は、前半の初演2つが素晴らしかった。
パリー「ブラームスに寄せる哀歌」
ニールセン「クラリネット協奏曲 op.57」
クラリネットはドイツ人のセバスチャン・マンツ。この人のクラリネットは本当に素晴らしかった。
言葉は悪いが、大道芸のピエロが吹くような感じで、自由闊達にクラリネットを吹き、感動を与えてくれた。
実際、基本的に単音しかでないはずのクラリネットなのに、両手でピアノを引いているような感じの音を出し、ドラムや他のホーン・セクションとの掛け合いも抜群。
指揮者に近すぎて、叩かれるんじゃないかとヒヤヒヤしながら見ていたが、そんなこともなく。
この人は1986年生まれというから、我が息子より一つ年上なだけである。レコーディングも多彩だとパンフレットにはあるが、アマゾンではソロのCDがないようだ。
後半、ブラームスの交響曲1番は、間延びした残念な出来だった。
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