携帯電話でANA実害
携帯電話で全日空遅れる(共同通信)
17日午前9時10分ごろ、長崎空港で羽田行き全日空662便ボーイング767(乗客乗員234人)が誘導路を走行中、無線装置が使えなくなり、駐機場へ引き返した。乗客の携帯電話使用が原因とみられ、同機は約45分遅れで出発した。初めは無線3系統のうち1系統が送信できなくなり、駐機場へ戻る途中すべてダウン。携帯電話電源を切るよう徹底すると正常に戻った。乗客1人が電源を入れていた。
この欄でもpeople空飛ぶ自己チューで呆れた乗客を紹介したが、毎週のように飛行機を利用していると、携帯中毒の老若男女を非常によく見かける。
CAに注意されてもどうしても切れないで、通路を逃げ回る馬鹿者を見たことがあるし、着陸したとたんに「もう落ちない」と思うのか電源を入れて、あまつさえ通話まで始める馬鹿者や、せっせとメールを始める馬鹿者、これから離陸という誘導路の段階で記念写真を撮ってる馬カップルもいた。
上記のようなことがあるのなら、こいつらは現実的な脅威でもある。
遅れで損害を被った乗客は、全員、この電源を入れていた馬鹿者に対して損害賠償を請求できるようにすべきである。
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コメント
携帯電話程度の無線出力で誤動作がおこる旅客機の電装品の脆弱さも批判されていいんじゃないでしょうか。
あの程度の小さな発信機で誤動作がおこるなら、テロ目的の電波発信機だって作れるに違いない。
投稿: Inoue | 2007/10/17 16:07
それは確かにいえますね。
脆弱なものだと再確認。
投稿: 町村 | 2007/10/17 16:15
通話してない状態で、飛行機の無線が不通になるというのは飛行機側の重大問題だと思います。
だいたい、飛行機の無線は不通のラジオ(AM)などでして、格別に高度な仕組みじゃない。
それが使えなくなったのは、無線ではなくて別の箇所の問題です。
それが、携帯電話の電源が入っているだけでダメでは、他の何でも同じようなものでしょう。
本来は飛行機の無線は独立して作動するべきで、携帯電話ごときで不通になっては困るんです。
投稿: 酔うぞ | 2007/10/18 15:32
携帯電話は電源を入れているだけで、定期的にIDと位置情報を基地局と自動交信しています。それに数百mWの低出力でも、電場と磁場の強さはアンテナと飛行機本体との距離の二乗に反比例するので、天井や床下のケーブル直近で利用すれば、混変調I、電磁誘導I……というインターフェアランスという障害が避けられないことがあります。
昔から、普通のFMラジオの局部発振器の数μWの電磁波が、飛行機のVORという方向探知機を誤動作させることが知られていたので、FMラジオの機内使用が禁止されてきた歴史すらあります。
飛行機の中では、たかが携帯電話とはいわないで、携帯電話も無線機の一種なのですから、安全のために電源を切っていただくようにお願いします。o(_ _*)o
ちなみに、レガシーで単純明快なAM変調方式は混変調やノイズにものすごく耐性が低いのですが、デジタル符号変調スペクトラム拡散方式が当たり前となった携帯電話時代の高度抗たん性に慣れると理解が難しいかも知れません。
投稿: ハスカップ | 2007/10/20 08:25
結局、マイクコードの破損が原因だったみたいっすね…そんなもんだよ原因なんて。難しいことじゃなくて単純。本当に携帯で飛行機が落ちるなら、持ち込み自体をNGにしないとだめでしょ。刃物やライターと同じように。テロに使えるって事でしょ?そこまでしないところを見ると、本当の原因は携帯ではないと、みんなが思ってるからじゃないのかな。
もし携帯電波によって飛行機が致命的なダメージを受けることが確証されたら、携帯電話が一個でも乗っているかもしれない飛行機には絶対に僕は乗りません。
投稿: QqQ | 2007/10/29 22:20